1. 世界のクリエイティブ思考
  2. #058 「ニュースコネクト」コ..
2023-12-12 28:08

#058 「ニュースコネクト」コラボ企画 〜創業者が会社をスケールアップするには?〜

第58回は、「News Connect ~あなたと経済をつなぐ5分間~」とのスペシャルコラボエピソードをお届けします。ニュースコネクトのプロデューサーで「Podcast Studio Chronicle」を経営する野村高文さんが現在、直面している「創業者が会社をスケールアップするにはどうすれば良いか?」という質問に、レイ・イナモトが自分自身の経験を踏まえ、具体的にアドバイス。クリエイティブ思考を武器に21世紀を生き抜くヒントを紹介します。


◆「News Connect ~あなたと経済をつなぐ5分間~」にレイ・イナモトがコラボ出演

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サマリー

ニュースコネクトとのスペシャルコラボバージョンでは、創業者が会社をスケールアップする際のお悩みについて取り上げられます。創業者自身が自分のブランドを確立し、差別化ポイントや視覚的な認識に注力することが成功の一歩となります。創業者は会社をスケールアップするためには、人材の選択や伝え方が重要であることが示されています。ニュースコネクトとレイナモトのスペシャルコラボバージョンの最後のエピソードでは、創業者が会社をスケールアップするための課題について話し合われました。その中で、組織の共通言語を作り、目に見えない絆を築くことが重要であると述べられています。

創業者のブランディング
This is Reina Moro's podcast. 世界のクリエイティブ思考
Hi, everyone. This is Reina Moro. 皆さん、こんにちは。
ニューヨークと東京を拠点にするグローバルインベーションファーム、I&CO共同創業パートナーのReina Moroです。
この番組では、世界で活躍するトップランナーのクリエイティブ思考に迫り、21世紀を生き抜くヒントを探ります。
今回も前回に引き続き、ポッドキャスト番組ニュースコネクトとのスペシャルコラボバージョンです。
今日も番組を一緒にお届けするのは、プロデューサーの竹村郁子さんです。竹村さん、よろしくお願いします。
はい、レイさん、よろしくお願いします。
ニュースコネクトの野村貴文さんは、クロニクルというポッドキャストの制作会社も経営されていて、
ニュースコネクト以外にもたくさんの教養系番組をプロデュースされているので、前回のポッドキャスト番組とブランディングの話、とても盛り上がりましたね。
そうですね。僕もこの世界のクリエイティブ思考を始めて、
1年が経ち、野村さんと話していて、改めて大切だなと気づいたのは、やっぱりなぜこれをやっているかっていうところの軸をちゃんと持っているのは大事だなと思いました。
それが最初からない場合もあるんですが、我々の場合は結構そこが最初からはっきりしていて、番組の企画とかはいろいろこうしこう作をして変えてはいるんですが、
なぜやっているかっていうところは触れずに進めてこれたのかなと思います。
はい。
今回は起業されて2年が経つ野村さんからの経営者としてのお悩み。
創業者が会社をスケールアップするには、についてお届けしようと思います。
では、始めましょう。
ちょっと次に伺いたいことがあるんですけど、先日ニュースコネクトにレイさんに出演いただいて、キャリアヒストリーをずっと伺ってきたんですね。
それも非常に面白くて時間が足りないぐらいだったんですけど、そこで1個、すごいどうしても聞きたいなってことが出てしまったんですけど、
レイさん独立されて、
はい。
16年独立されて、今東京にもオフィスを展開されて、社員の方々が今、先日伺ったら20人ぐらい。
東京は今、正式で22人ぐらいいて、契約社員の方たちも含めると25人から30人ぐらいいて、ニューヨークはちょっとちっちゃいんですけど、全体で言うと多分40人ぐらい。
40人ぐらいですね。わかりました。本当にごめんなさい、駆け出しの私がこんな質問をするのも大先輩に恐縮なんですけど、これ多分クリエイターが独立した場合に割と直面することかなと思うんですけど。
直面することかなと思うんですけど、流し入れたクリエイターが独立すると、その方に仕事が集まることが起きると思っていて、いろんなクライアントさんがその方と基本的には仕事をしたいと。
もちろんありがたいお話で、基本的には超ウェルカムなお話で、一生懸命多分そのクリエイターの方はクライアントのために尽くすと思うんですよね。
ただ、そうすると会社としての成長っていうのは、そのクリエイター、トップクリエイターの方の時間に依存するというか、そこが上限になる。
上限になるなっていうことを思っていて。もちろんいろんなプロセスにおいて分担していくっていうのは当然やっていくということなんですけど、ただそれでも大体の案件がトップのクリエイターとやりたいってことになってくると、やっぱり限界があると思うんですよね。
そういう壁をどういうふうに乗り越えられているのかっていうところを伺いたいなと思いました。
ありがとうございます。僕の会社でもそれはまだまだ課題ではあるんですが、
必然的にその壁はある程度越えなきゃいけなかったのかなっていうのは思うんですね。
ニュースコネクトの方でも話させていただきましたけれども、以前は何百人、そして2000人ぐらいになった組織で、何百人というチームのトップとして立っていたので、
それこそ僕が知らない人が間接的な部下だったりとかっていうのも多々あったんですね。
独立しまして、特に最初の数年っていうのはやっぱり自分の名前でっていうところもありましたし、
僕がかなりガッツリ入ってやってる案件がほとんどで、今もそういうところもあるんですが、
どんどんどんどんその割合を減らしていかないと、どうしても回っていかないっていうことにもなりますと。
特に海を越えて、国境を越えて、時差を越えて仕事をしていると、それはもう完全に必然的なところではあるんですが、
結論から言うと、宗教がまさしくそれなんですよ。
宗教ですか。
っていうのは、仏教もキリスト教も誰かがトップにいるわけなんですよね。
仏教で言えばブッダがいる。キリスト教で言えばイエス・キリストがいますと。
でも彼らが、これどこまで意識的なのかわからないですけども、
会社のビジネスを作っていくっていうのも、宗教の方法論っていうのはある程度通用するのかなと思ってます。
何かというと、教えというのを名文化する言葉にして、それを共通言語として使っていくっていうのが必要になるわけで、
聖書っていうバイブルがありますけども、あれは後々できたものではあると思うんですけども、
やっぱりこういう考えなんだみたいな法則みたいのが、すごく明確になってると思うんですよね。
もっと身近なところで、ある程度のスケールっていうんですかね。
個人ブランドでスケールができているなと思うのは、コンマリさん?
コンドマリさん。
はいはいはい、確かに。
コンドマリさんは、僕すごく面白い例だなと思いまして、
特に個人のブランディングというところと、
それもある程度、宗教の法則に基づいてできていると思うんですけども、
彼女が最初に成功したところで上手かったのは、
これも後になって気づかれたかもしれないんですが、
まず本を出されたじゃないですか。
その中にコンマリメソッドということで、
7つのステップの整理整頓の仕方みたいなのを、すごく明確に打ち出されているんですよね。
その中にも大事なのが、やっぱり他とは違う、
彼女なりの整理整頓の仕方っていうのがあって、
やっぱりそこは差別化っていうところになると思うんですけど、
まず自分が、例えば野村さんだったら野村さんが提供されていることが、
どういう需要があるのかっていうのがまず一つ大切になりますと。
そうした時に、それをどういう形で提供するかっていうのを、
ある程度、方法論、法則、もしくは文章として書き起こしますと。
その次に大事なのが、じゃあどこが違うか。
他とどこが違うかですね。
はい。
小森さんの例で言うと、違うのは、
例えばその整理整頓っていうことは昔からあったことだから別に新しいことじゃないですか。
はい。
でも彼女が新しかったのは、ときめくかっていうことを、ちょっと変だけど、
でも確かに、なんかこれがね、このここにあるものが本当に自分にとって大事なものか、
それをとっておくべきかみたいなところを決める時に、
例えばその整理整頓していて、このシャツが大事なのかって、
ときめくかっていうのは、すごい曖昧なところではあるんですが、
誰も言ってなかった。
うん。
ことで、それを正式に方法論として組み込まれた。
うん。
個人ブランドの構築
で、ビジネスにして、で、あと彼女の場合は、
その目に見えるブランディングっていうところで言うと、
同じ髪型なんですよ、ずっと。
あー、そうですね。
10年以上、黒髪で。
黒髪で、すごく綺麗な清潔感のある髪型じゃないですか。
それずっと保ってる人じゃないですか。
はい。
で、僕も自分も悲しい恐縮なんですけども、
星マークのシャツをずっと着て、
あれはですね、
最初からその自分のブランドにしようっていうのは全くなかったんですけども、
もう15年くらい前に着始めて、
なんかそれが定着して、自然とそうなったっていうところなんですけども、
その視覚的に認識できるものがあるかっていうのは、
結構強いと思うんですね。
ロゴじゃなくてもいいと思うんですけども、
その髪型だったりとか、
僕の場合はマークなんですけど、マークだったりとか、
そういうのがあると、
で、ただ、野村さんの場合は音声メディアなので、
音だけでもブランディングになると思うんですけども、
最終的にはその目にこう、パッと見て覚えやすい、
何かがあるかっていうのは、
そしてそれが一貫してできてるかっていうのは、
重要だと思ってました。
だからちょっとまとめると、
需要が何か、
それをこう、名文化、文章にできるか、
そして差別化、差別ポイントは何か、
そしてそれを視覚的に認識されるか、
この4つを押さえておくと、
一番基本的なブランディングの仕方として、
一番最初のお悩みの、
自分の個人としてのスケールを超えられないところの、
次にいけると思うんです。
で、小丸さんの例で言うと、
そのコンマリメソッドとして、
コンマリさんの生理生徒の方法を取得して、
そしてまたビジネスになってるじゃないですか。
そうですね。
そういう方々がいっぱいいるもんね。
そうそうそうそう。
だからコンドマリエさんの教会を超えて、
スケールしてると。
でもあれって、
さっきの最初の宗教の話と一緒で、
キリスト教もイエスキリスト教の話がありましたと。
で、十字架っていうシンボルがありましたね。
そうですね、確かに。
で、仏教は、
そのブッダっていう、
座禅をしている。
ポーズみたいなのがあるじゃないですか。
そういうのがあったりとか。
そういう一貫してるものがあると思うんですよね。
ブランディングの重要性
それさえ、
時間はかかると思うんですけども、
確立できていけば、
それがお作法となって、
次の人に渡していける。
ありがとうございます。
そういうことですね。
だからお坊さんがいて、
お坊さんがブッダが書いたものを伝えて、
そしてこういうお作法があってみたいな、
ところが共通してるから、
広がってると思うんですよね。
ありがとうございます。
すごくなんかもう、
今のが答えな感じがしましたけど。
いえいえいえ。
そうするとやっぱり、
頭の内で知らず知らずやってること、
自分が多分それが価値が出せていることっていうのを、
まず言語化していくっていうのが、
最初の一歩になるわけですよね。
その言語化したものも、
自分が多分一番うまくやれるんですけど、
その差別化ポイントであるとか、
スタイルとか、
そういうものを付加することによって、
いろんな方が、
それができるようになっていくっていうことなんですかね。
そうすると、
例えば、
トップ個人と仕事をしたいじゃなくて、
このスタイルを持っている、
この会社と仕事をしたいというふうに、
変わっていくわけですか。
そうですね。
僕の会社で言うと、
実は一番最初に立ち上げたときには、
稲本&子で始めたんですね。
で、東京にオフィスを立ち上げるときに、
意識的にアイ&子にしたんですよ。
そうなんですか。
それも理由があって、
一番最初に立ち上げたときに、
実は僕は、
自分の名前で、
やりたくないと思っていて、
一番最初。
一番最初。
で、僕のパートナーが、
レムレイノズって名前なんですけども、
稲本&レイノズだとなんか長いし、
なんかちょっと嫌だなっていうのがあって、
名前はやめようっていうふうに話したんですけども、
いろいろこういう名前の試行錯誤をして、
で、彼の方から、
僕のパートナーの方から、
いや、例の名前の方が、
少なくとも知られてるんだから、
で、我々には今それしかないと。
今まで経験を積んできたけども、
独立しちゃったら、
会社の名前も使えないし、
できないと。
だったら、例の名前使うしか手がないんじゃない?
って彼が言ってくれて、
いや、でもそうすると、
僕の会社みたいになっちゃうけど、
いいの?っていうふうに言って、
でもそれしか今ないんだから、
アセットしてないから、
稲本だけだと、
あれだから稲本&子っていうふうにしようっていうふうに言って、
しましたと。
で、ただ東京に立ち上げた途端に、
僕がこっちにいないっていう状況ができますし、
あとですね、
やっぱりアメリカでも、
稲本&子でやってた時に、
最初の数年で、
あの、
俺、稲本はどこなんだ?
出てこないのか?
っていうふうに言われたことが何回かあった。
会社の成長に合わせた人材の選択
そうなんですね。
だから意識的に、
東京立ち上げるタイミングで、
稲本を消して、
アイ&子に入りしましたと。
で、まあ知ってる人は、
その稲本さんっていう名前で来たんだなっていうのは、
知ってる人は多いんですけど、
でも、
多分今もう、
知らない人の方が多くて、
アイ&子のアイって何なんですか?
っていうふうに聞かれることは、
そうなんですね。
が多くて、
で、だから僕が出ていかなくても、
回ってる案件っていうのはもう半分以上、
っていうかその方が全然過半数なんで、
はいはい。
なのでその辺は結構こう、
意識的に、
最初はやっぱりそこに頼って、
やり始めて、
で、
東京に立ち上げるっていうのも、
後から分かったことですけども、
そのタイミングとして、
名前を変えようっていうふうにして、
で、今では、
その、
稲本っていう個人的なところから、
少しこう、
いい距離は受けて、
できるようになってきたのかなっていうのが思います。
そういうことですね。
それって、
あの、
独立されて、
だいたいどれくらい、
何年くらい、
で、
そういう状態に。
えっと、
僕らの場合は、
えっと、
2016年に発表して、
日本、
3年ですね。
3年ですか。
ちょうど3年でした。
3年ちょいでした。
じゃあもう3年後には、
レイさんという、
必ずしもその、
そこにいなくても、
もうあの、
アイアンドコー的な。
いやでもやっぱり、
その時には、
まだまだ結構出なきゃいけない時があって、
で、
その後やっぱ1、
2年はかかりましたね。
で、あと、
これは全然偶然なので、
これは全く役に立たない情報かもしれないんですけど、
コロナになったじゃないですか。
2020年から。
だから僕、
来れなくなったんですよね。
物理的にそうですね。
そう。
だから出れない場面が増えちゃったっていうのが、
正直あって。
もちろんそのオンラインとかではできましたけども、
そういうのもあったので、
で、
特に日本の場合は、
やっぱりその対面で会わないと、
みたいなところが、
敷き足りというか、
分割してあるので、
それはそれでハードルではあったんですけども、
まあ必然的に、
その、
来れなくなっちゃったっていう、
バリアも、
はい。
まあ、
後になっては、
悪くはなかったのかなっていうのは、
思いますし、
確かに。
はいはい。
人は増えてるので、
そこのところは、
現場の人間が頑張ってくれて、
そういうことですね。
親分がいなくても、
飛ばさなきゃいけないっていうのがあったと。
まあでも確かにその、
時代の風潮の変化で、
あのそれがこう許される、
空にはなっていきましたよね。
ってことですね。
ありがとうございます。
そうすると、
あともう一個は、
まあレイさんのその存在感っていうのを、
徐々にこう相対的に減らしていくっていうところが、
まず一個あるんですけど、
それと同時に、
同じくレイさんと同じ強度で、
そのプロジェクトを遂行できる方、
っていうのを集めるっていうことも、
必要になってくるわけじゃないですか。
それっていうのは、
もう結構初期の頃からされていたんですか。
しましたね。
あの、
そもそも僕が独立する前に、
組織を作るっていうところが、
自分の責任の大きいところで、
何百人という組織だったので、
もう常に人を探してるっていう状況ではあったんですね。
特に海外の場合だと、
人がボンボンボンボンやめてっちゃうんで、
あのもうほんとずっと集め続けないと、
間に合わないんですけど、
僕の場合は、
一人は仕事をしていたことがあるメンバーだったんですね。
高宮っていうのがいて、
彼とは、
アンエンドコの外部の人間ではあったんですけど、
頼んでたんですね、仕事を。
そうですね。
なので、
多分結果、
2年以上一緒に仕事をしていて、
そうですか。
ある程度お互いのお作法みたいなのが分かっていましたと。
もう一人のマザワというのがいるんですが、
その彼らが共同代表で、
最初立ち上げた時に、
役に雇ったんですが、
もう一人のマザワはですね、
完全に飛び込みで、
2017年ぐらいの時に、
それこそインフォアとメールをくれたんですよ。
僕はその最初数回無視したらしい。
4回目の時に、
お願いだから例に見てくれっていう風に頼んで、
受け取ったのが、
うちの会社のオフィスマネージャーだったんですけど、
その彼女が、
どうしても見てほしいよって言ってるよって見てあげて、
っていう風に言われて、
ようやく見て、
で、
まあでもじゃあ、
会ってみようかなと思って、
日本に来た時に会って、
で、その時には、
高宮とマザワは全然全く知らない状態だったんですね。
でもその時にちょうどやっぱり、
日本の案件も増えてるし、
僕もその1、2ヶ月に1回ぐらい、
年に10回ぐらい日本に来てるっていう仕事が大変だったので、
ちょっとそろそろ、
東京にもオフィスをっていうことを考え始めて、
で、まず高宮の方に、
これこれこういう人がいるんだけど、
会ってくれませんかと。
で、同じことを、
マザワの方にも行って、
これこれこういう人がいてっていうことで、
お見合いをさせたんですよ。
あ、そのお二人をそれぞれなんですか。
そう。
で、立ち上げる時に、
東京オフィスを立ち上げる時に、
その前職で、
いろんなところに行って、
いろんなオフィスを立ち上げるってことは経験してたので、
で、失敗もいっぱいしてたので、
で、実は前職の時に、
東京オフィスにも立ち上げたんですけど、
失敗だったんですよ。
あ、そうですか。
で、やっぱりその最初の立ち上げとか、
最初のコアになる、
中学になるメンバーっていうのはすごく、
もう細胞みたいなもので、
やっぱりその中心から細胞が出てきて、
またどんどんどんどん増えていくわけじゃないですか。
だからそこがしっかりしておかないと、
結局組織が大きくなったとしても、
ダメなんですよね。
はい。
で、その失敗経験が何回もあったので、
どういう人材であるべきかっていうのは、
結構分かってたというか、
勉強にはなっていて、
で、この二人だったら、
一人は仕事をしていたので、
大体どんな仕事ができるかっていうのは分かったんですけど、
もう一人は全く、
もう外からの飛び込みだったので全く知らないですし、
でもまあ、印象的、直感的には、
大丈夫なんじゃないかなっていうのはあって、
で、最初からこの二人っていうのは結構僕の中で決めていて、
立ち上げるんだったら、
こう二人で立ち上げてもらって、
僕自分の会社もあったので、
そこのテンプレートをもとに、
うまくいったところを理解しながら、
じゃあこういうテンプレートでやろうっていうのは決まっていたので、
で、その二人をこう合わせてみて、
お見合いがうまくいって、
だらやってみますっていうことに、
お互い言ってくれて、
で、東京オフィスも立ち上げたっていう感じなので、
その自分の分身になるような人が誰なのか、
で、その人をどうサポートするかっていうのを、
結構しっかり考えるのが必要かなとは思いますね。
そうですよね。
それで言うと、
さっきの一つ前でおっしゃっていただいた、
そのレイさんの思考パターンであるとか、
出している価値っていうのを結構言語化して、
その二人には伝えていただけますか。
えっとですね、うちは二つあってですね、
一つは行動指針みたいな、
マクシムっていう言葉で言って、
どう行動したらいいかとか、
どうやってその物事を決めるときに、
どう考えたらいいかみたいな、
会社の中の法則が八つあるんですね。
それはですね、
創業したときに、2016年のときに、
東京オフィスの立ち上げと人材の集め方
その正直、
さっきお伝えしたこのブランディングの四段階みたいなことがあるじゃないですか。
その一つのステップとして、
文章に落とすっていうことは、
今になってかっこよく言ってるんですけど、
その創業したときにあんまり意識してなかったんですよ。
でもたまたま、
やっぱりその会社のあり方、
やったとしてどうありたいかっていうのを文章にはしてて、
それを早い段階にやってて、
3年後に東京オフィスをローンチするときには、
マクシムっていうのがすごく一つのアセットとしてあったのが、
今でも結構それはすごく会社として軸になっていて、
それがありましたと。
あと、我々の場合は資料とかが結構あるので、
最終的にできるものだけではなくて、
どうやってアイデアを固めてプレゼンしたかっていうところは、
それもアセット、
アセットとして残っているので、
その辺の掛け合わせですかね。
だからプロセスとして。
なるほど。
結構人に何かを伝えていくときって、
抽象的な概念、
目指すべき方向っていうのを伝えていく場合と、
あとその方法論ですね。
だからもうそれこそ私の業界で言うと、
編集ソフトの使い方みたいな、
そういうレベルのやつと、
あと最後アウトプットを示して、
このレベルまで持っていくっていうのが大事なんだっていう風に言うっていう、
多分その3つぐらいあると思って、
お話を伺ってると、
レイさんの場合はどこに向かうかっていうものと、
あとアウトプットっていうのは明確に伝えていると。
ただ、じゃあ分かんないですけど、
その間のすごい細かい、
何かハウツー的なものっていうのは、
あんまり伝えずにお二人に任せてるっていう。
アウトプットの明確な伝え方とプロセスの柔軟性
ないですよ。
どうしてかっていうと、
決められない部分もあって、
それも2つあって、
1つは我々のやることってすごく幅が広くて、
曖昧なことをどうやって具現化していくかっていうところなので、
何のツールを使ったり、
いいかとかっていうのが案件ごとに変わるんですよね。
案件っていうのも、
別にこれをやってくださいって頼まれる場合もあれば、
こうやった方がいいんじゃないですかっていう案件になる場合も結構あって、
最終的なアウトプットの形って、
うちって結構バラバラなんですよ。
そうなると、
その制作のプロセスが全く変わってくるわけで、
なかなかこれだからこうしてくださいっていうのが言えないっていうのと、
あとやっぱりその変化も激しいので、
僕も今これ起業して7、8年目になるんですけど、
やっぱり使われてるんですよ。
使われてるツールも2週ぐらい変わっちゃってるんですよ。
例えばアプリとか作るのって、
起業した時にはなかったものが今だいぶ王道として使われてるので、
そこもあまりガチガチにしちゃうと、
ただやっぱり現場レベルでは、
チームごとでは、
例えばデザイナーの間ではこういうのってのがありますけども、
経営としてはそこはあんまりガチっとはしないですね。
ってことですね。
そっか。
そうするとやっぱりある程度余して、
ただ大事な部分はブレがないように、
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
そうです。
記者としての品質が保たれるように、
大事な部分は抑えてっていうことをされているってことですか。
そうですね。
ブランドの形成
だから野村さんの全部見えてないところもあるとは思うんですけど、
そのポドキャストっていう音声メディアっていうところが軸がありますと、
さっきおっしゃられた書籍だったり文章にするところだったりとか、
あと多分僕だったら野村さんだったらやるなと思うのは、
動画もいいと思うんですけど、
動画って結構大変じゃないですか。
はい。
作るのが。
そうですね。
っていうよりかは、
僕だったらイベントにすると思います。
ああ、そうですか。
イベントだと思います。
で、20人ぐらいのイベントでもやっぱりそのつながりがすごい濃いので、
そこでちゃんとオーディエンスのコアのところの人たちとつながっていければ、
それはそれですごく深いつながりがあると思うので、
音声メディアを軸に書籍みたいな文章にするのをビジネスにして、
イベントビジネスみたいにもできるんじゃないかなと思いますね。
ありがとうございます。
非常に、すいません、発展系まで考えていただいて、
ちょっとすぐやりたいと思います。
はい。
ありがとうございます。
はい。
いや、そうですね。
なんとなく感じられたと思いますけど、
今伺ったことっていうのは、私がまさに直面していることでして、
で、何でしょうね。
ありがたいことに、最初立ち上がるっていう段階は多分できたんだろうなとは思うんですけど、
ただそうすると、その後発展していくためには、
今のやり方ではダメなんだろうなっていうことをすごく思っていて、
で、結構具体的にレイさんが何をされているのかっていうのを今回伺えたんで、
今日伺った話は全部やってみようかなっていうふうに思いました。
だからあと、ビジネスの先にどういう、
例えば本当のメディアビジネスになりたいのか、
もっとB2Bの企業のサポートになるのかとか、
いろいろ方向はあると思うんですけど、
これ、オア、これっていう、
そういう白黒はっきりした話でもないと思うんですけども、
可能性としてはいろんな方向に行けると思いますんで、
何かね、先天があればご一緒するとかっていうのもあると思いますので、
ぜひぜひ。
ぜひ、非常にありがたいことです。
こちらこそ。
はい。
ありがとうございました。
はい。ありがとうございました。
さて、ここまでお送りしてきました、
レイナモトの世界のクリエイティブ思考。
今回もニュースコネクトとのスペシャルコラボバージョンをお送りしました。
今回は野村さんご自身のキャリア相談っていう感じになりましたね。
そうですね。
レイさんもコラボということで、
ニュースコネクトの土曜版に出演されて、
創業時のお話などをされたわけなんですが、
やっぱり会社として起業して、
行動指針を決めて、
スタッフを育てていく、
一連のプロセス、
大変だったりしたんですか?
そうですね。
僕は自分の会社を始める前に、
10年以上所属していた会社があって、
そこはですね、
最初参加したときは、
200人ぐらいの、
そこそこ大きい会社ではあったんですが、
僕がいたその10年から11年ぐらいの間にですね、
200人から2000人になったんですね。
最初はその3個のオフィスしかない会社だったんですが、
僕がその会社を辞めたときには、
14個のオフィスがあって、
おー!
スケールアップしてますね。
そうなんですよ。
だから200人の会社から2000人の会社になって、
僕もその見る組織がですね、
その1つのオフィスっていうところから、
その14個のオフィスを直接的、
そしてまさか間接的に、
リードしていかなきゃいけないという立場になったので、
どう考えても全部の人のことを知るのは不可能ですし、
どう考えても全てのプロジェクトに携わることは全く無理だったので、
じゃあその会社のリーダーの一人として、
どうやって引っ張っていこうかっていうことが、
もう痛いほど教訓になったんですよね。
おー!
なので、自分の会社を立ち上げたときは、
逆にそのゼロに戻って、
またそこまでスケールアップをしないとしても、
でもやっぱりそうやってどうやって自分の考えが皆さんが共感できるように、
そしてそれをどう伝授していこうかっていうところがすごく課題になるので、
やっぱりその自分の知ってる人に何らかを教えていくのは、
それはそれである程度で、
できるんですけども、
知らない人にも自分の存在を知ってもらって、
その考えを伝達するっていうのは、
もう本当言葉を使って、
どうやってその時空を越えてリーダーシップを発揮しなきゃいけないっていうのは、
これはある程度学んできたことではあるんですが、
いまだにその課題として持っています。
なるほど。
あのこの質問は、
もう野村さんが今今困っている問題だから、
レイさん教えてくださいみたいな雰囲気、
すごい熱意を感じて、
感じました。
非常に切実な課題として野村さんが抱えてらっしゃるようで、
でも僕もやっぱりそれはずっとつきまとう課題で、
組織が一人だろうが、
5人だろうが、
50人だろうが、
500人だろうが、
まあスケールが違うだけで、
やっていかなきゃいけないことは結構似てると思うんですよね。
そうなんですね。
はい。
組織のスケールアップ
で、僕も通ってきた道ですし、
これもそのエピソードの中で野村さんとも共有したことなんですが、
例えばそれを宗教に例えたときに、
イエス・キリストが、
自分のブランドとして、
イエス・キリストとして、
そこだけを伝えていくのか、
そうじゃなくて、
キリスト教として、
もしくは仏教だったら、
ブッダと仏教の違いで、
例えばその聖書だったりとか、
そういう教えを言葉に落として、
そして誰でも同じ言語で理解をできるようなものにして、
それがその会社の組織の、
まあそれが組織というと、
なんかすごく大きい感じかもしれないんですけど、
2人でも3人でも、
やっぱりその共通言語があることで、
目に見えない絆っていうのができてくると思うんですよね。
そしてそれが会社になり、
個人の課題
組織になり、
そしてブランドになるっていうことだと思います。
ニュースコネクトの土曜版に、
レイさんが出演されたときは、
かなり詳しいキャリアヒストリーをお話しされてましたけど、
野村さんと話してみていかがでしたか?
そうですね、
なんか自分のことを聞かれることはそこそこあるんですが、
結構詳しく聞いてくださって、
それこそどこで生まれたかとか、
どことか、
こういったかとか、
どういう仕事をしてきたかっていうことを、
かなり詳しく聞いてくださって、
なんか忘れていたことだったりとか、
なかなか話していなかったこととかも、
聞き出してくださって、
その辺はやっぱりさすが、
音声プロデューサーだなっていうのは感じました。
こちらもね、
ぜひ聞いてほしいですよね。
そうですね、
ニュースコネクトの土曜版として、
出演させていただいたので、
ぜひぜひ聞いてください。
レイさんが野村さんの番組に出演された回というのも、
すでに配信されてますので、
皆さんぜひですね、
レイさんのすごい詳しいキャリアヒストリー、
Spotify、Apple Podcast、Amazon Musicなどで聞いてみてください。
ニュースコネクトで検索すると出てきます。
そして次回はコラボ企画の最終回。
結構具体的なトピックで、
教養系ポドキャストがリスナーを増やす方法についてお届けします。
どうぞ次回もお楽しみに。
世界のプレゼント志向、お相手はレイナモトと、
竹村ゆき子でした。
デジタルガレージは、
危険な海に最初に飛び込む、
ファーストペンギンスピリットを、
創業以来大事にし続けています。
これから来るWeb3、
オープンソース時代を見据えた、
テクノロジーで新たなビジネスを生み出す仲間を募集しています。
番組詳細欄にあるリンクより、ぜひご覧ください。
28:08

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