かくれんぼしよう


ーーーーー


どうも、パーソナリティのまこです。

今回はミッシングチャイルドビデオテープを見ました。

Amazonプライムのサムネイルで完全に惹きつけられてしまいました。

見ちゃったよ。

最高に楽しかったよ。


楽しかったけど少し「惜しいな」とか思っちゃう自分がいましてね。

おこがましすぎるけど、そういうスタンスで語るのもまた楽しくて仕方ないのが映画談義。

赦してつかあさい。


最高に楽しいぶん、もう一歩こうしてほしい!

ってのがどうしても見えてくる。

それを語っていくと、やっぱりここに齟齬が出てくる、じゃあどうする?

そんなことの繰り返しが楽しいのよ。


語りを通して映画は再生産されていく。

そしてまた楽しみが生まれていく。


これが昨今のいうところの考察系ホラーの真骨頂なのだろうか?



ーーーーー


podcasterの まこ(@_macobana)が、メインチャンネル『ポケットに沼を』(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#ポケ沼⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ )では語り足りないアレコレを一人語りするポッドキャスト番組、『#よもやまこばなし 』(#まこばな )にて展開された映画談義がついに専門チャンネルに。

語りたい映画なんて尽きることない!

エピソードの公開は毎週or隔週となります。


ご感想は是非 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#リルパル #ReelPalツイートをお願いします。

いただいたツイートは番組の中で取り上げることがあります。

テーマトーク投稿フォームはこちら↓

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直接のメッセージを送る場合はこちらまで↓

⁠⁠yomoyamakobanashi@gmail.com⁠⁠


これからも番組をよろしくお願いします。



Let’s Play Hide-and-Seek

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Hey there, it’s your host Mako.
This time I watched Missing Child Videotape. Totally got sucked in just by the Amazon Prime thumbnail.
I clicked. I watched. And yeah—it was a blast.

But here’s the thing: as much fun as I had, part of me couldn’t help but think, “Man, it’s just a little shy of perfect.”
Sounds arrogant, I know. But honestly, that’s the joy of film talk—you get to love a movie to death while still picking at the seams. Forgive me, will ya?

The more fun a film is, the more I find myself wishing it had just taken one more step.
And once you start pulling on that thread—where does it snag, how could it be better—the whole cycle just becomes… well, ridiculously fun.

Through talking about it, the movie gets reproduced, reframed, reborn.
And that’s where new layers of enjoyment spring up.

Maybe that’s what people mean these days by “analytical horror.”

ーーー

This solo ramble from podcaster Mako (@_macobana)—usually co-host of the main channel Pocket ni Numa o (⁠#ポケ沼)—is part of my side show, Yomoyama Kobana-shi (#まこばな).
There’s never an end to the movies I wanna talk about, so here they are, spilling onto this channel. New episodes drop weekly or bi-weekly.

Got thoughts? Tweet them with #リルパル #ReelPal—I might feature your post on the show!
Submit your topic ideas here ↓
https://forms.gle/4PT2GBA7TY8vAoCx7

Or drop me a line directly at: yomoyamakobanashi@gmail.com

Thanks for sticking with the show—more movie chatter to come!

00:17
本日の話題は、この番組のお休みにお届けする、または、お伝えする日本語ポッドキャストの質問です。
それでは、本日の話題は、この番組のお休みにお届けする、または、お伝えする日本語ポッドキャストの質問です。
お相手はパーソナリティーのマコと
2章画にドハマリ中、大間です。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
このオープニングのセリフを喋っているときに大間が踊って
すごく笑ってしまうという現象がここ2回続いたのでね
今、手で隠すという秘書法をですね
編み出しましたので、今日は無事アナウンスすることができました。
ありがとうございます。
今日僕、じっとしてたよ。
絶対嘘じゃん。絶対嘘じゃんって。
ちょっと歌いはしたよ。口パクで歌ってたけど、じっとはしてたよ。
全くわかんないですけどね。本当かな。
まあまあいいですけどね。
今後もずっと隠しますので全然問題ないです。
寂しいじゃん。
紅生姜にドハマリ中ということですけど。
そうなんですよ。この間焼きそばを食ったときに
紅生姜が欲しいなってなって
スーパーとかにある小袋のやつを買ったんですよ。
なんか食ったらすげーうまく感じちゃって。
これはちょっと1回でかいの買おうつって言って
業務スーパーに行ったら中サイズと大サイズがあったんですよ。
やべーのあるよなあそこな。
中サイズを買ったのよ。
3日ぐらいでなくなって
次は大サイズだって大サイズ買ってきて
小分けにして冷凍庫に入れて
そしたら2週間足らずで大サイズがなくなりそうっていうね。
大丈夫かなあ。町内最近全市にしてるんじゃない?
わかんないけど紅生姜がうまくてたまんないんだよ。
生姜はうまいよね。
チューブ生姜とか自分で料理するときに何かって言うと入れちゃうんだよね。
でもチューブの生姜よりもやっぱり紅生姜の方がはるかにうまいのね。
うまいのよ。
結構ね、合わせてみたら意外といろんなものにあって
今日は唐揚げ食ったんだけど
僕は結構唐揚げにマヨネーズつけて食う派なんですけど
03:00
紅生姜マヨにして食ったりとか
あのね、わかる。
牛丼屋、なかんとか行くと唐揚げがあるんですよ。
唐揚げ頼んで紅生姜乗っけて食うとクソうまいんですよね。
うまいのよ。
大物に生姜っていうのがさっぱりして食えちゃうんだよね、いくらでも。
そうなんすよ。
あれ危険ですねっていう気がしてるのと
昨日なんか普通にただ焼いた肉に紅生姜乗っけて食ってたもん。
でもね、どうしたって合うよ。
てかね、たぶん肉に合うんだよ、生姜は。
肉に合うんだろうね。
肉にはね、生姜が合っちゃうんだよね。
だからなんかこう、牛丼屋でさ
紅生姜を味がわからなくなるぐらい山盛り乗っけて食べる人品がないみたいなさ、論調あるじゃない。
ただね、ちょっと多めに見てほしいって思っちゃう自分もいる。
僕はドッチャリ入れる派ですね。
さすがにね、追いかぶさるほどとは言わないけど
3盛りぐらい行きたくなっちゃうぐらい。
一口ごとに必ず合ってほしいみたいな。
だから僕は追いかぶさるとさ、ちょっとギョギョ悪く見えちゃうから
3口4口に1回紅生姜を足すっていうフェーズが挟まるよね。
なるほどね。そうすると別にそこまで気にならずみたいな。
そういう不思議はね、カレーの福神漬けでもあるのよ。
普通に普段家でカレー食うとき福神漬けなかったらないで全然我慢できるんだけど
外で食べるとテーブルの上に置いてあるじゃない。
ああいう環境にいると一口ごとに合ってくれないと嫌なもん。
わかる。ココイチのやつとかすげー食っちゃうよね。
一口ごとに必ず福神漬けがそこにいてくれないと困るみたいな精神になっちゃって
すげー食べちゃうからね。うまいんだよ、付け合わせって。
あともう止まらなくなると言えば一風呂のもやし。
あの手のやつは料理運ばれてくるまで暇つぶしに食ってる不思議もあるよ。
ラーメン来る前に一つも食べ終わるじゃん。
わかる。ちょっと気まずくなるんだよね。壺のおかわりって大丈夫かなって毎回ちょっと思っちゃうんだよね。
もう何も気にせず食らっちゃうじゃん!
貧乏根性じゃないですけど、ただで食えるってなるとなんか食っちゃうんですよね。
不思議とうめぇんだよ、そういうのが。
うめぇんだよ、うめぇんだよ。しょうがねえよ。
欲しいものばっかりどんどん口にしてしまって。
あ、そう。紅生姜で思い出したんだけどさ。
僕は串揚げの紅生姜が大好きなんですよ。
06:02
わかる。ペラペラのやつ。
紅生姜のフライ。あれめっちゃ美味いんだけど、こっちだとあんまりなくて。
確かにさ、串揚げそれこそ、大阪の串カツ屋さんあるじゃない?
あれがこっちに来るまではあんまり食べれなかったけど、俺福岡時代はなんか普通におやつとしてその辺のお惣菜屋さんに絶対あったらいいなって覚えがある
あとなんかもう真っ赤になるほど紅生姜が入ってるさつま揚げみたいなやつ、紅生姜天
あれもあんまりこっちじゃ見かけなくて 確かに確かに
なんかね意外とやっぱり食文化って差が地域によって出てくるみたいなところはあって、たまにすっごい口恋しくなってですね
串かつ屋さんとか行ったりだとかして、紅生姜成分を補給したりみたいなことよくありますね
もうやっぱりみんなねあの 業務スーパー行って
馬鹿みたいな量の紅生姜買うべきですよ そうですね
意外と無くなるから まあそう食生活が変わるというねその代わりね
豊かになる 豊かになるならいいんですけど、やっぱり監修みたいなものをしっかりと守りたい人はあえて手は出さない方がいいかもしれないですね
それで生活変わっちゃうから まあそうね、特に料理を作ってもらってる旦那様は
あんまりこの紅生姜をいろんなものに付け合わせすぎると嫌がる奥様もいらっしゃるからかもしれないしね
あまりその味変がちょっと嫌な奥様って結構世の中にいらっしゃるらしいじゃないですかツイッターとかで見ると
余計なことすなみたいなねありますからね はいはいはい
「うるせえ!」 うるせえ言われるなっていう強い意思を持った人だけが業務スーパーに行っていただければというようなところですか
今日なんかね非常にね、本題につなげにくいイントロなんですけど
どうしたらいいのかなっていう、今ちょっとこうどうしたらいいのかなっていう気持ちしかないんですけど
まあ… しょう…しょうがないね
もうね、今時ね、あの昭和おじも言わねえよそんなの
しょうがないねみたいなね、ちょっとこうわかりやすいように区切って言っちゃうとかいうそういうところもちょっとまた昭和感があって素晴らしいんですけど
まあ前回はね、バックトゥーザフューチャーで世代間ギャップみたいなお話をいたしましたけれども
今回はですね、土着のね、まあ習俗であったりだとか
あるいは地域の慣習みたいなところが多少なりとも関わってくるような
まあトークになってくるんじゃないかなというふうには思いますけれどもね
そんなお話ができたらなと思いつつ早速本題に進んでいきたいと思います
09:05
よろしいですか?こんなところで OKです
次回はもうちょっとスムーズにね、気持ちよい感じでこうヌルッと入りたいんで
ちょっと反省しながら本日も参りましょう
BGM
はいということでね、大間がメモの準備をしているので気持ちよくテーマの発表にいきたいと思います
本日のテーマは真夏のホラー映画特集その3?ですね
日本ホラー映画大賞受賞監督デビュー作ミッシング・チャイルドビデオテープ
山は神か、あるいは鬼か、です
横見ですね
はいということでね、参りたいと思います
ということでね、今回ミッシング・チャイルドビデオテープっていう作品が
フライムビデオで見られるようになっていたので、ちょっと見させていただきました
どうもですね、これが日本ホラー映画大賞っていうコンペの受賞作品らしいんですけどもね
短編作品を投稿して受賞した作品に関しては長編映画として監督デビューができるみたいな
若手映画監督の登竜門的な形で、しかもホラーっていうニッチなジャンルの中でそれを行っていくっていうふうなところで
ミッシング・チャイルドビデオテープっていう短編が受賞し、この度長編として撮影が行われたというふうな背景がそうです
なるほどね、でもちょっとそれですごい納得したわ、無駄なシーン多すぎるね
そんなわけでね、ちょっと新鮮のですね、新しくこれから制作をしてね、映像表現っていうものを積み重ねていくであろう監督のデビュー作ということで
ミッシング・チャイルドビデオテープを見させていただきました。というわけでね、早速ですがまずはあらすじ紹介から参りたいと思います
じゃあいきますよ、よーいどん はいということでね、今回紹介するのは日本のジャパニーズホラー映画
ミッシング・チャイルドビデオテープです。 主人公はケータという青年、子供の頃ですね、弟日向と共に出かけた山で
弟が失踪してしまったという過去を持っています。 それはですね、彼の視点から描かれる導入からスタート
大人になったケータはですね、今も行方不明者を探すボランティアを続けることで自分自身を罰するあるいは食材の日々を送っています
ある日ですね、そんな彼の元に母親から古いVHSテープが届きます。 そこに映っていたのは日向がいなくなる瞬間を撮影していた
自分自身、幼い頃の自分自身が撮った映像。 ざらついた映像の向こう側でですね、過去が現在という舞台の中で再生されていきます。
12:03
彼の同居人の天の司は見える体質の人間です。 彼はですね、テープそのものからもすでにただならぬ気配を感じ、ケータに不快リオスしないように
忠告しますが、ケータはですね、罪の意識もありつつ、いまわしい過去の真相を辿るために、
過去を探っていくことになります。 そんなところにですね、ケータを新聞記者、見事を含まれてですね、少しずつ山のもっている
秘密、神聖みたいなものが見え隠れしてきます。 かつて山中でですね、同様に見つからない廃墟というものに到達して失踪した三角部の話や
地元の老婆がその孫に語った山のエピソードなど、様々なね、逸話から山の実像が少しずつ見えていきます。
そんな中ですね、三人はいよいよ改めて弟が消えた山へと踏み入っていく。 彼らは廃墟に到達することができるのか、またそれを通してですね、山に隠された秘密を
暴くことができるのか。随所にね、見られるホラー的な演出からじわりじわりと
迫ってくるような恐怖を味わえるような作品になっております。 皆さんもですね、ぜひご覧になった上でですね、山の真実を見抜いてください。
ちょっと引き逃したね。
ちょっとね、難しかったですね。 短くまとめすぎちゃったね。
いやていうかね、さっきもちらっと言ったけど、ショートフィルムっていうことにすごく僕は納得したんですけど、
これね、30分にできるなってちょっと見ながらずっと思ってたんですよ。 その節はある。
けど、 けど
うーん、 あくまでね、僕らみたいな別にそれを作ってるわけでもない立場で自分勝手なことを言わせてもらうと、
2時間で 味がありつつ
骨のあるホラーに演出することもきっとできると思う。
ただなんかあのー 30分にできるけど
日本のホラーってあのちょっとしたダラダラ感というか、 あのダラダラ感があるからこそダラダラ怖くなれるっていう
これもちょっと難しいところだなっていう。 まあそうね、だからやっぱその辺はさじ加減だと思うんですよ。
いわゆる緩急じゃないですけれども、 ダラダラと時間が過ぎていく、いったい何が起きるんだろう、いったいこの状況はどう打破されるんだろうっていう、
このなんか慣れてきたタイミングでガッと観客たちの心をつかむようなですね、展開の挟まれるっていうふうな感情の緩急が入ることで揺さぶられていくっていうふうな効果はあるので、
だからやっぱりこうダラダラがやっぱり過ぎてもダメなんでね、必要だけどね。
そこら辺はだから、どのタイミングでどういう演出を入れていくのかっていうところにより蹴りなのかなっていうふうには思うんだけれども、
15:03
まあちょっとジャブ的なお話になりますが、いわゆるですね、考察系ホラーだと思うんですね。
でね、この度ですね、僕はこの作品を見る前段階として、ちょっと知人からですね、
婚姻にしている知人からですね、ホラー小説をお勧められたんですよ。
近畿地方のある場所についてっていう。
なんかツイッターとかで流行ったよね、それね。
そうこれね、ちょっとだいぶ話題になったみたいで、もともとなんか小説家になろう的な、
書く読むっていう、要は無料で投稿ができるね、小説サイトに投稿された作品らしくて、
今でも多分無料で読めるんじゃないかなと思うんですよ。
瀬須寺さんっていう方が書いていて。
で、はい、瀬須寺さん、瀬須寺ピンではなくて、その瀬須寺さんが書いたそこの作品がだいぶ話題になって、
まあ書籍化され、今はまた映像化されている。
はい、今映画館で見れるみたいなんですけれども、これを読ませていただいたんですね。
はいはいはい。
怖いから代わりに読んでみたいな感じで。
本当?
代わりにじゃないか。最後のページは怖くて開けないから、一緒に読んでもらった上で一緒に見たいみたいな話がありまして、
ちょいちょい読むわっつって読んでみたんですけど、これがですね、いわゆるその考察系ホラーだったんですね。
この考察系ホラーって一体何なのかっていう話になるんですけど、
ホラーとかいわゆる怪談の類って、なんだかんだでよくわからないからこそ怖いみたいな節もあるわけですよ。
幽霊の正体を見たり枯れお花じゃないですけれども、
全てが明らかになると、かえって怖くなくなってしまうっていう、そういうものもあると思うんですね。
そういったホラーの持ってる欠陥みたいな部分を上手に回避するのがこの点の考察系ホラーだと思っていて、
すなわちどういうことかっていうと、描写の中で全てが明らかにならないんですね。
いくつかのパズルピースが、さもその背景の何かによって繋がっているかのように描かれる。
それはおそらく一定の実像を持っていそうなんだけれども、ところどころ描写がブレていて、他の解釈もできるようになっている。
だから最終的に本当の真相っていうものがどこにあるのかっていうのは、
絶対にさまざまな読者あるいは鑑賞者の中で一つの答えにはたどり着かない、みたいな。
つまり何が言いたいかっていうと、いわゆるエンタメとアートの狭間的なところにあって、
ホラーというジャンルであるんだけれども、そこに解釈によって成立がするゾーンっていうものを一部用意してあるわけですよ、背景として。
だから読み手が一定の答えにたどり着くんじゃなくて、ある程度ここら辺のゾーンにはたどり着けるけれども、
18:07
そのゾーンの先に関しては、あえて明らかにしないでぼかしておくことで、読み手たちが勝手にそこを推察して、ああでもない、こうでもないって語る。
その語りが楽しみ方のもう一つのステージになっている。
そういう話で言うと、映画って見て楽しむものではあるんだけれども、見た後に語らう楽しさっていうものは確かにあるんだよね。
ただ、今回のこの考察系ホラーっていうのは、まさにそこを主戦場にしているタイプのホラー。
だから小説に関しても読んで終わりじゃなくて、読んだ後これをどう解釈するかっていうのをホラーファンタジーが語り合って、ああでもない、こうでもないするっていうのをむしろ主戦場にしている。
そういうタイプのホラーが実は今、主流になってきているという。
この流れって結構面白いなって僕は個人的に思ってるのね。
一体何かっていうと、階段の類って江戸時代の頃のものっていうのはやっぱり背景がはっきりしてるんですね。
人の恨みだったりだとか、恨みを買うことによってそれが自分に返ってくるみたいな。
人を呪わば穴二つ的なね、あるいは因果応報的な構造をしているのが古くから親しまれてきた階段なんだけれども、
現代階段っていうものが新耳袋あたりから広がっていく中で、むしろ理不尽な回位っていうものがむしろ主流になっていく。
これは一体何があるのかっていうと背景には、おそらくは人間社会が変わったことなんだよね。
つまりは例えば大家族で、なおかつ集落、村社会っていうものが機能していた時代においては、人と人との関わりっていうものこそが恐ろしさを生む。
誰かとどう関わるかっていうことが非常に恨みを生み出す可能性があるから。
人間対人間と深く関わるのが当たり前だから、その中で円滑なコミュニケーションが取れなくなること、あるいはその中で祖母が生まれてしまって人から恨まれることへの恐怖っていうものが、
おそらく階段に結びついていたんじゃないのかと。ところが現代になってくると、むしろそこらへんは希薄化していくんだよね。
つまり相手のことを対して知らなくても別に社会は成り立っていくわけで、各家族化し社会構成も飛騨化することで一つ一つの繋がりが希薄化していくわけだ。
そうすると別に繋がりに対する恐怖はないわけよ、別に繋がってなくても社会は動いていくから。
じゃあ何に恐怖するかっていうと、自分に何の日もないのに襲いかかってくるものへの恐怖になる。
このあたりはおそらく1990年代あたりから連続殺人みたいな
シリアルキラーの問題とかが出てくるわけですよね
21:02
要するに何の恨みもないけれどもみたいな
バータリー的な殺害みたいなことが起きたりしてくるみたいな
そんな社会的な出来事っていうのが広く知れ渡ることによって
人と人との関わりを深く持っていく中で生まれる祖語よりも
何の関わりもないところから何の日もないのに襲いかかってくる
理不尽な恐怖っていうものこそが怖いんだっていう風なイメージが
おそらく生まれてきたのがこの時代だと思います
一方でエンタメ会談の中でやっぱりゲームチェンジャーが一人いて
これがリングなんですよ
これは以前にですね前番組ですね
こちらの前身の番組のマコバナの方で取り扱ったことはありますけれども
リングは爆発的に日本でヒットしたんですけれども
リングはホラー小説の中でものすごい特性を持っていて
これは何かっていうとミステリー要素があったということ
つまり謎解きですね
怪異っていうものがそこに存在してその怪異の理不尽な
これもやっぱり理不尽なんですよビデオを見たら死ぬっていう
別にビデオを見たという繋がりしかないのに死ななきゃいけないっていう
ものすごい理不尽があるんだけれども
この理不尽の裏側には一体何があるのか
この怪異はどうして生まれたのかっていう
ミステリー要素っていうものを持たせたことによって
削撃にすごい緩急が生まれるわけですよね
ただ襲われて死ぬ怖いじゃなくて
これは一体どこから来たの?
じゃあこの呪いを解く方法はあるのか
あるとしたら一体どうやってやっていけばいいのか
どこに向かえばいいんだみたいなことを
いろいろと社会文化とつなげながら描いていくことで
ミステリ的な楽しみを持たせたということで
リングがその時代のホラーをまた変えたんですよ
だからこっからホラー小説の文脈っていうのが
少しずつそういう背景に何が眠るのかを探っていく楽しさみたいな
そんなものを盛り込まなければいけないような雰囲気を作った
だからエンタメホラーってかなりこういうものが増えていったって言われてるんですよね
ところがやっぱりそれもある程度言ってくると
逆に全部明らかになるって
もったいなくないっていう感じになってくるわけですよ
さっきも言ったようにね
全部明らかになると分かってしまうから全てが構造が
構造が分かると結局僕らが普段感じている恐怖の根幹っていうのは
理解できないものへの恐怖なわけだから
理解してしまったら恐怖の持っている魅力が失われるわけだ
じゃあどうするかある程度探れるけれども
真相は明らかにしなくていい
それで連中はよだれを垂らして考察しまくって語らってくれるからと
なるほど
そういうことなんでしょうね
だからこそ今現在は考察系ホラーっていうのが一つ主戦場になりつつあるんです
ホラーの
ミシングチャイルドビデオテープですよ
そういう視点で見るとまさにそうじゃないですか
完璧な解釈っていうか一つの答えっていうものを最後に提示はしないんだけれども
24:01
何かは見えるよねっていう風な見せ方をして
あとは観客の皆さん自分でどう考えるかお互いに語らってみてくださいねみたいな構造をしてるなっていうのを
僕が今回見て一番初めに思いました
確かにねそうだよね
しかもその最後の最後に
ワッっていうシーンを3連続でポンポンポンってやって
はいよしはいって感じだもんね
そのあたりから皆さんちょっと考えてくださいねって言うんだったらそれはもう
オカルト好きかつ神話好きかつ民族学好き
オウマと語るしかないでしょうと
いやもうこれは楽しかったね
ということで今回持ちかけさせていただいた次第なんですけど
僕も一応ちゃんと負けないように準備はしましたんで
ちょっと前提知識を共有してから
この映画ちょっと語った方がいいかなと思うので
ちょっと待って
ジャブはある?
どうなんとかここいいよね
それの前にまず前提知識必要
ジャブ的なところから言うと
新聞記者いらんな
新聞記者ね
あれ俺思ったんだけど
ちょっと無理やりねじ込んできた感がすごいあるから
これ短編の時こいついなかったんちゃうかって
あーなるほどね
ちょっと見比べてみても面白いかもしれないね
ちょっとなんか短編の方見てみたい
短編の方見て次回のオープニングトークに差し挟んでもいいかもしれないしね
これなんか見れるのかねどっかで
YouTubeとかにあるのかな
Amazonプライムでそれこそ
ホラー映画大賞受賞の短編の方も公開された気がするんだよね
そうなんだちょっと見てみたいね
見てみましょうかね
僕も同じこと思ったんですよ新聞記者
作品の中で新聞記者が出てきて
その新聞記者も会議に巻き込まれていくみたいな感じなんですけど
女の新聞記者に関しては会議に巻き込まれていくのかと思ったら
結局最終的に巻き込まれたのか込まれてないのかよくわからないオチで終わっていくし
彼女の先輩が重要キャラみたいな感じで
結構大事なカセットテープを渡してくるんですね
このカセットテープっていうのが
かつて同じ山で失踪した山岳部が
登山中に録音したテープを渡してくるんですけれども
その時の説明がどういう経緯で録音されたものかはわからない
27:01
かつ失踪の時に残していたカセットテープで重要証拠品だけど
まあつてでちょっとねみたいな
あのさあっていう
もうね乱暴
あれは冷めるのよ
2ch階段の寺生まれのTさん並みに冷めるのよ
小取箱のね
もうそういうのいらんのよっていうのをちょっと感じさせられて
あれは冷めた瞬間ではありますね
俺ねそれ以上に冷めた瞬間があって
俺ここまでね会議というものを真正面から映像化しないっていうことで
っていう意味で僕はこの映画をものすごく評価してたんですよ
なるほど何か言いたいことが分かってきたようになりましたね
あの女性記者だけ実際に手をつかまれて話せっていう
クッソ無駄なシーンがあるんですね
あれをやっちゃったらさ他のホラーと同じなのよ
まあそうね
あれはいらない
あのシーン本当にフルカットでいい
だとしたら俺あの主人公が宿屋であった
あのお母さんの霊もいらないと思ってますから
それもいらないねあれ本当にいらなかったな
まんま幽霊ですみたいな
はいこんにちは幽霊ですみたいな感じの
ノイズ混じりお母さんこんにちはみたいな
あれもいらんなあっていう
だったらなんかあのなんだっけ
ひとしじゃなくてふとしじゃなくて親友
つかさね
あつかさだ
つかさみたいな感じでなんか電話かかってきて
普通になんか電話してたらそういうふうな会話になりましたよ
だったらまだいいと思うし
そうね
あのシーンはすげえよかったと思う
二重でさ新聞記者とつかさが喋ってて
つかさが喋ってることと新聞記者の方にシーンが移り変わったら
全然違うこと言ってるみたいなシーンがあったじゃない
あれがいいねすごい思ったんだけど
なんかそこまでいいシーン作れるんだったら
おかんと手はまじでいらん
そうねお母さんを回遺として描くんだったら
やっぱりお母さんの死体発見をもう少し遅らせて
で主人公がそれこそお母さんと当たり前のように電話で話してるけど
実はお母さんは死んでたみたいな
棒は恐れているみたいなね
そういう後からそういう事実が明らかになって
背筋が寒くなるみたいな
そういう演出でもってカバーできるんじゃないのかっていう気はするよね
ラストカットでさ映画の本当に終わりで
30:02
この家の前に警察が来てなんか捜査してて
でカメラだけがスーッと動いて2階行ったら
その警察が捜査してる中で首を吊ってるお母さんがパッて吊って終わるぐらいのさ
そんなふんわり感でもよかった気がする
全然いい気がする
だからそのあたりはもう一歩かなっていう気はどうしてもしてしまった感はありましたね
ただ今回僕は自分の説の中で
そこら辺をどうやったらもっと魅力的になるのかなっていうのを
おこがましくも考えたところがあるので
その辺はちゃんと説明も入れながら何とかしていきたいなというふうに思っていますけど
あとなんかジャブあります?
僕藤井隆がやっぱ真面目に演技してるのっていいなっていう
でもあの人ほんとに多才だよね
いやそうね藤井隆はねいいですよ
あの人は本当になんていうのかな
なんだろうね
なんなんだろうねあの人ね
わかんない
いや真面目なんだろうなって気がしますね
たぶん本当に真面目なんだと思う
真面目だからこそなんだかんだが面白いし
そうね真面目だからこそなんだよね
でもあの人本当にテレビ初めて出てきたときはちょっと大丈夫かこの人って思ったけどね
世も末だなって思ったけど
正直ね
でもあの人すごいよやっぱ
でもいい俳優というか
彼自身も作品に出る以上はですね
邪魔にならないようにしたいと
いうふうに言っていますけれども
全然邪魔になっていなかったし
いい味出していました
なんなら一番演技うまかったし
可能性はあります
全然可能性ありますそれは
それはちょっと思いました
全然思いましたけどね
そんなところか
いいですか
本題に行きましょう
今日どっちから行こうか
まず前提知識
前提知識か
怖いな
これで1時間くらい絡まれるのかな
前提知識としてね
やっぱり土着信仰っていうところ
日本の各地で
いろんなね
昔話的に語られるものだったりとか
昔からこういうふうに言い伝えられてるよみたいなことっていうところの話っていうのは
結構類似性がある話っていうのは日本てんてんと残ってたりして
今回の映画の中で
その数ある中からピックアップしていくとすると
3つちょっとピックアップして
これに関してはちょっとある程度知っておいてねっていうところからスタートしたいんですけども
一つは迷いが
33:01
一つは禁足地
もう一つが奪捨て
この3つに関してはちょっとね
基本知識としてちょっと知っておいてから見るとよりちょっと面白くなるよっていうところですね
まず迷いがっていう
ミスの迷いに家と書いて迷いが
特にね
シューティングゲームの東宝好きな人とかはね
よく迷いがって出てくると思うし
アニメで迷いがっていうアニメがあるらしいんですけど
僕見たことないけど
ハコベルに聞いた方が早いかもしれない
迷いが本当だ
なんかそうでいろいろちょっと語られるんですけども
これ基本的にはその東北地方の岩手県青森県とか
あと関東地方とかによく使われている山中で山中の
に出てくる幻の家っていう伝承なんですね
基本的なストーリーっていうのはそんなどこもあんまり変わらなくて
山の中で迷っていたらある家があったと
家には東北地方だと家に家人がいたりとかっていうこともあったりもするけれども
ちょっと様々なんだけども
贅沢な暮らしがされているご飯はいっぱいあるし
調度品はものすごく綺麗だし
そこの宝だったり道具っていうのを一つだけ
持ち帰れば幸福っていうものを得られるんだけれども
持ち帰らなければ別に何も得られないと
でもう一回ちょっと行ってみようかなっていうと
二度と訪れられないよっていうのが基本の話
ちょっと場所によっては持ち帰ると不幸が起こるみたいなところも
あのどこだっけな
長野県だったかどっかはそういう風な信仰があるっていう
その言い伝えがあるっていう話はあるんですけれども
基本的には何か何か1個持ち帰るといいことあるよみたいなところが言われているんですね
あの塔の物語とかでも
いっぱい持って帰るとこう失敗しましたよみたいな例が書かれているらしいです
僕読んだことないから知らんけど
柳田邦夫ですよね
僕はもう塔の物語好きすぎて塔の実際に足を運んだ人間なので
そうだよねカッパ釣りに行ったもんね
カッパを見つけに行ってクソビビって帰ってきたっていうだけの話なんですけど
ちょっと実際読んでないんだけどその塔の物語の迷いがどんな感じで書かれてるんですか
覚えてないですよそんなの全部
僕は本当にあの一番衝撃を受けたオシラ様の話はもう細かく覚えてますけど
女の子すごいなっていう話は覚えてますね
あとは座敷原氏の話あとはカッパの話その辺やっぱりメジャーどころですよね
36:01
迷いがについてはあんまり全然記憶してないですね
確かにねその辺のなんかがっつりした回というわけでもないし
結構何て言うんだろうな害を及ぼすタイプの回ではあんまりなかったりするので
マイナっちゃマイナーな回の一つではあるけれども
なぜか日本全国どこでも迷いがと言われるような伝承
その迷いがに近いような伝承っていうのは結構淡々とあるっていうところが面白いところだな
あれですよね特定の手順を踏まなければとか条件付きで行くことができる
でも普通はいけないよみたいなそういういわゆる卑怯の地みたいな伝承っていうのは
日本に限らず世界中にもあるよね
日本で言ったら例えば浦島太郎の竜宮城もそのうちの一つだと思うし
あれも元は中国から伝承として伝わってきているはずだし
あとまあそうだな例えば何があったっけな
でもそれで言うと中国で言うと蓬莱山とかもそうじゃない
だからいわゆる桃源郷とかもそうだよね
そういうところに多分つながっているのは卑怯伝承みたいなもののうちの一つとして
その迷いがっていうものが設定されているのかなって気がしましたね今聞いていた
そうだねあとは結構ヨーロッパ地方とかだと
妖精の国っていうのはよく出てくるかなと思うんですよね
次ちょっと山岳信仰とかの話にちょっと移っていくんですけども
やっぱり日本で山がやっぱり多いので
日本で古来から山っていうのは神の宿る聖地っていう風にされていて
登山とかっていうようなものっていうのでレジャーとして楽しまれるのって結構最近だったんですよね
それまではどうされてたかっていうとやっぱり崇拝とか修行の対象っていう風なところになってましたと
やっぱり信仰としてはやっぱり有名なところで言うとやっぱり富士山であったりとか
立山連邦だったり白山とか熊野山山とか吉野とか大宝とかっていうようなところが
実際に神様として信仰されているし今でも守玄道っていうね
ところの修行場としてもやっぱり使われていると
山頂とか特定の地域っていうのは神域っていう風にされていて
立山寺の立ち入りが禁じられるような禁則地っていうところも多かったりするんですね
例としては奈良の大社の神宮の奥神宮とか
勝賀大社の御二山って言うんだっけな
あるいは大原山とかっていうところが挙げられると思うんですけども
そういう風にやっぱりこの山っていうのは恐れの多い場所みたいなところで
神に神住まう場所というところが昔から言われていたと
39:08
奪捨山の伝説っていうところにちょっと禁則地すっ飛ばして奪捨山っていうところで言うんですけども
もともと奪捨の伝承っていうのは
例えば長野県だったり鳥取県奈良県みたいなあたりでよくされているんですけれども
今でいうとちょっと奪捨て信仰とか奪捨ての伝承っていうのは
すごいなんて残酷なことをするんだっていうような感覚に多分なると思うんですけれども
実は当時の感覚からすると僕の感覚
僕の論ですけどね勝手な論ですけども
そういう感覚ではなかったんじゃないかなともちろん口減らしのためっていう意味ももちろんあったと思うんですけれども
当時の山岳信仰が深く深く残ってた時代では
山っていうのは神が宿る神霊が宿る場所であるからこそ
死者の魂が帰っていく一番の近道でゴールデンロードだと
だから病に侵された人とかお年寄りっていうところを山に連れていくことで魂を帰りやすくする
っていうようなそういう山岳信仰の一環として行われているし
実際に昔々のところだけども奈良県だったりとか沖縄県だったりとかっていうところで言うと
死者が出た時に山の谷に死者を封葬したりとか
あるいは谷に捨てたりっていうようなことが行われているっていうような
山に帰すっていうような意識が非常に強かった
やっぱりこの山っていうのは境界領域でもありますし
人の住むところと神が住まうところっていうところの絶対的な狭間
だから山岳地域がよく残る地域ではある一定時期になると入山禁止っていって
締め縄をかけて入らないようにするとかっていうのが今でも結構行われてたりもしますね
だから映画の中でも小筒棒とかが投げられる場所なんだよみたいなことを言ってたから
映画の中では汚れが溜まった場所みたいなところで解釈されて乗っかってはいたんだけれども
実は元々の日本の山岳信仰からすると
山っていうのは汚れだったり不浄だったりとか不要だったりとかっていうものを浄化したりとか回収する場所として機能していたのだよっていうところも
ちょっと日本の民間伝承だったりとか歴史的な背景っていうところからは知っておいてほしいなっていうところですね
42:06
そもそも山で言ったら霊山とか霊峰っていう言葉がそもそもあるわけで
山がいわゆる山そのものがご神体となっているケース
あるいは山にある種異界につながる門としての機能があるケースみたいな形で
やっぱり神域としてSacred Placeとして取り扱われてきたっていう背景が日本にあるっていうのが
当たり前のように全国的に知られているわけですよね
あとウバステ山に関しては結局実際にそういう監修があったみたいな記録はないけれども
各地にそういう昔話という形で残っていると
ただウバステの最も有名なエピソードっていうのはそもそも捨てに行くのを息子がものすごい嫌がってる話なんで
だからいわゆる人情者として残っているみたいな形ではありますね
ただいわゆる口減らしのための集団の中で最も非常に難しいですけれども
集団の足を引っ張る可能性がある存在に関しては
口減らしのために命を奪わざるを得ないっていうふうな非常に極めてドライに移るような決断っていうものが
いわゆる狩猟採集民ぐらいの時代だと当たり前にあったと
これに関しては本当にあったかどうかっていうのは
ルイジン園じゃないけど
ホモエレクテスとかホモサピエスの超初期の原人に聞かないとわからないみたいなこと言うけれども
実際にどこの地方だったかな
アチャ族だかチャモ族だか名前忘れましたけど
狩猟採集生活を行っていた民族に
人類学の人がインタビューして聞いた話とか残ってたりするので
実際狩猟採集民の中では
そういう口減らしっていうものはどうしても必要だから
当たり前にやっぱり行っていたというふうな話がやっぱりあるので
オバステ山っていうふうに言われる地方もありますけど
そこらへんも結局そういう慣習があったからこそ生まれた昔話であるというふうに考えられると
これも結局世界に広げてみると
例えば有名なところでグリム童話で語られているヘンゼルとグレーテルとかもそうなんじゃないのかって気がするんですよね
あれも結局母親がとんでもない悪者として出てくるんですけれども
そもそもヘンゼルとグレーテルが森に連れて行かれたのは口減らしが目的なわけで
だから日本の場合は最も人々が生活する生活圏から最も近い異界のものが山だった
45:07
ただヨーロッパにおいてはそれが森だったっていう違いだと思うんですね
そこらへんに目を向けてみると結構日本と海外でもやっぱり感覚は似てるんだよね同じ人類だから
例えばヤマンバですね山に住んでいる悪いババアがいるんですけど
ひどくな包丁研ぎのおばあちゃんが
鬼の一種だとして語り継がれるわけだけれども
それこそヘンゼルとグレーテルっていうお菓子の家に住んでるババアなんてあれまさにヤマンバなんですよ
あとは伝承の一環っていうか解釈の一つとしては
奪捨てされた方々の集落みたいなのとかあるいはサンドの方々っていう人たちが
ヤマンバだったりとかヤマオニっていうふうに言われるっていう解釈もされてたりもする
特定の集落にコミュニティに入れないものとして描かれているっていうのはあるのかなって気がしますけど
結局海外においてもやっぱりそういう伝承が残っていることを考えると
古来人間が営んできたコミュニティの習俗っていうものにはある程度共通性があるんじゃないのかと
いずれにしても人間の生活圏から外れた
なおかつ方向性を見失いやすいような自然あふれる場所
それは例えば森や山っていうものは神聖が宿るあるいは魔が宿る
つまりはあくまで今我々が住んでる世界とは別の異界のものがあるっていうふうな捉え方が
昔からされてきたと日本においてはそれは山だったっていうところが
その辺から整理できるんじゃないのかっていうのが前提条件になっているのかなということですね
そうですね
あとちょっと最後にこの禁足地というところを言っておきたいんですけども
禁足地っていうのは伝承とか昔話とかで超えてはならない教会だよとか
関係性を断絶する場所だよっていうふうなことで言い伝えられて入るなよとか
あるいは特定の人しか入っちゃダメだよとか
特定の性別しか入っちゃダメだよっていうようなことで言われている土地で
例えばなんですけど
有名どころだけで言うと沖縄島福岡県とかは
あれは信仰の大将なんとか様とかいう信仰の大将があって
入ったり入ることはできるんですけれども
何者も持ち帰るなっていうのが原則のルール
っていう意味の禁足地になってますし
あとものすごく近場にも実は一軒あるんですね
東京都
48:01
東京大手山
大手山?大手山?大山?大手山?
大手町
大手町?
大手町
大手町?
大手町に有名な禁足地があるんですよ実は
皇居?
皇居のまどなりですね
え?
まさかど?
そうです。まさかど塚ですね
これはね本当にいろんな逸話があって
昔ここに文科省だったかな
大倉省だったかな
を戦前に建てようとしたけれども
まさかど塚のところでいろんな怪異が起こっちゃったから
工事が中止になったとかあるいはGHQが入ってきた時に
いろんな怪異があったから結局何も建てられなかったみたいな
あと今すごいでっかい三井ホールみたいなでっかいホールが建ってたりとか
すごいビールが建ってるんですけど
まさかど塚っていうお墓みたいなところが
もうボコーンって絶対こんなところ邪魔だろっていうところだけ
手つけてないんですけれども
やっぱり手つけると何かが起こるみたいな形で
ここはもう近足地として東京のど真ん中にある近足地として有名どころですね
爆笑問題の太田が首塚にドロップキックをしたって話がありますけど
わお
すごいですね
ちょっと気になりますね彼の最後が
そうですね
もしかしたら平安京あたりから首が飛んでったように
多分太田の首も奈良方面に飛んでいくんでしょうね
首が飛ぶみたいなところもこれ中国のほうの怪異からの影響なのかなとか
いろいろ考えると面白くなってきますけど
実際なんでここに首だけが来たのかっていうのはちょっと気になりますけどね
一晩の影響なのかなと思いますけど
近足地ね
意外とこういう有名どころだけじゃなくて
その辺にも近足地って結構いっぱいあったりもするんですよ実は
同じように工事とかしようとしたらどうしてもできなかったみたいなところで
残る場所っていうのは日本全国つつうらうら
本当にちょっとしたソフトっていうのは結構あったりして
電車とかで走ってると
なんでそこだけ一角だけ森になってるのみたいなところがあったりするじゃないですか
ああいうところをよくよくね到着進行とか調べてみると本当に近足地になってたとか
51:00
青や白になってるみたいなことっていうのは結構あったりするので
こういうところをちょいちょい調べるっていうのは楽しくてと思う
僕は幼少期はたまにブロック米の下の方に
赤いペンで鳥居のマークが書かれていることがあって
これはきっと何かしらの近足地にしかいないと思ったら
タチション避けっていうことが判明してすごく悲しい気持ちになった
鳥居におしっこかける気にならないよねっていう
日本人特有の生前説というか
バチ当たりにならないようにっていう
そういう感覚を利用したションベン避けですっていう
触っちゃダメですバッチリからね
たたりとかじゃなくてバッチリから触っちゃダメです
そんなところですか
楽しかったですね
終わってないですからこれからですね
もう1時間たとうとしますけどね
今回は説をそれぞれ展開したいと思うんですけど
今日はどっちからいきますか
僕からいいですか
結構さらっとした内容なので
お願いします
僕の説
ミッシングチャイルドビデオテープ
独裁スイッチ説
ドラえもんやん
ストーリー構造が全く一緒なんですよ
一応確認のためですね
ドラえもんの独裁スイッチの説明からお願いします
ドラえもんね有名なエピソードの一つに
独裁スイッチっていうものがあるんですけども
これ何かっていうと
ドラえもんから渡された道具の一つで
伸びたが消えてほしいなと思う人を
言うんだったか思うんだったかをしながら
スイッチを押すと実際その人っていうのが
存在しなかったことになるっていうようなスイッチなんですね
みんなからの記憶も消えるし
つまりいなかったことになるっていうような
伸びたが最初こそは
あいつ消えたら楽になるみたいな感じで
ポチポチポチポチ押していって
あるとき昼寝をしているときに
みんないなくなっちゃえばいいんだって言って
ポチって夢うつつに押しちゃったら
地球から全員消えて
じゃあ僕一人で豊かな生活だみたいな感じで
やり始めるんですけども
人が全員いないことに
恐怖感というか寂しさを覚えて
その時にドラえもんが出て
独裁者を殺しまえるスイッチだったんだよ
みたいなことを言って終わるっていう
もうね人の存在が消えるスイッチなんてものを
子供向けの漫画に出すなよって思うけど
さすがF先生だなってキレキレやなって思いますね
キレキレなんですよ
54:01
SF漫画
SF短編漫画読むとね
F先生がいかにキレキレな思想を持っていたか
っていうのがわかるんですけど
それがその片鱗が見えたドラえもんエピソードの
一つだと思っています
じゃあそれを受けて
この独裁スイッチでは
のび太が人の名前を言ってスイッチを押すと
人が消えるっていう構造になってるんですけども
今回この映画の中では
スイッチを押すっていうようなことだったりとか
あるいは消えてしまえみたいなことを
はっきり言うっていうのは
一部例外を除いてあまりはないんですね
基本的には主人公が無意識に
もういらないだとか
いうような感情だったりとか思いっていうのが
トリガーになって人が物理的にいなくなるとか
物事がいなくなるっていうような感じになってます
この映画の中で主人公関連で
主人公の関係上で消えていったっていうのが
あと司
あと宿の謎の男
のこの3人かなと思っております
どれもがちょっと主人公が直視したくない関係性とか
記憶だったりとかっていうものを象徴する存在であるかな
というところで
いうのをちょっと説明していきたいなと思います
なんかこのミッシングチャイルドで人が消える瞬間
っていうのはすごい無意識化されているんだけれども
これがなんかすごく投影っていうような心理状態にすごく近いな
っていうところがあって
それを山というものと
自分というものの関係性上で投影したのがこの映画の
基本構造になってるんじゃないかなと思っております
この3人消えた3人について
ちょっと深掘りしていくと弟なんでまず消えたかというと
父とキャッチボールする弟の姿っていうのがちょっと
羨ましく見てたりとかっていうところを見ている
でも主人公の目には
お父さんっていうのはお父さんがお父さんという役割を
演じているように見えてしまっていたからこそ
なんかこの家族のなんかの不自然さみたいなところを
直感的にこう感じ取っていてそれが
その主人公にとっての不安の
原因になっていた山で遊んでいる時にも
その弟の存在を鬱陶しいと感じた瞬間にその関係性が
切断されていなくなるだから
弟っていうのは純粋さだったり家族の絆っていう
ところの重荷の象徴になっていてそれに耐えられなくなった
主人公っていうのが消してしまう
つかさに関してなんですけども
つかさは自分が行っていた食材行為の無意味さを
知らしめてしまった人物なんですね
57:01
何かっていうとこれ迷子探しのボランティアを無価値にして
いる人物なんですよ
つかさっていうのが弟がまだ主人公にそばにずっといるんだよ
っていうことを知っていながらずっと黙っていた
で最終的な場面でお前そこにいるんだよ
っていうことをつかさなんだっけ主人公
ケーターだ
ケーターに言ったでその後につかさが消えちゃう
だからこのつかさの罪っていうものの根本っていうのは
本人も言ってたんだけども隠し事が増えるってことかな
っていうようなことを言ってたと思うんですけれども
つかさの心情を理解していながら
つかさに必要なピースを提供しなかった
ケーターね
ケーターねごめんね
ケーターに必要なピースっていうものむしろケーターが欲しがっていたピース
っていうのを提供しなかった人物でもあったと
で最後宿の男
っていうのがもうこれが一番なんかちょっと意味わかんない存在ではあるんだけれども
自分で説明してたように
月桂を捨てた祖母の孫っていう謎の存在
じゃあなんで生まれたんやっていう風なところなんだけれども
この人物がちょっとわかりにくいなっていうのは
僕があるからこれに関してはちょっとあやふやではあるんだけれども
まあおそらくはその血縁とか家系とかっていうところの
象徴になってるのかなと思っていて
だからその血縁があるとか
家族の繋がりがある自己矛盾を抱えた人間
っていうところで主人公が嫌だっていう風に感じたんではないかなっていうところ
で主人公っていうのがケーターさんが
誰を残すか誰を捨てるかっていうのを意識的に選んでいるわけではないんだけれども
心の奥でその拒絶感とか疲労感とか罪悪感っていう感情が蓄積して
それが山のなんかに感知されて
消えていってしまうっていうところ
独裁スイッチとの強烈な対比になってくるんですけど
独裁スイッチは自我が残るんですよ
つまり消したっていう罪っていうところが残っていくからこそ
そういうことは良くないよねっていう風になってくるんだけども
今回のこのビデオテープの方では消したっていう意識が一切ないんですね
自分が加害したっていう意識がなくて勝手にいなくなった
いなくなってしまったっていう
被害者感だけが残る構造になっている
1:00:00
これが一番の山の神が起こした罪なのではないかな
罪というか与えた罰なのではないかなっていう風に僕は思っていて
これっていうのは被害者になっていくことで
だんだんと孤立するっていうような構造が生まれていく
だから自分が関係性を保とうあるいは
関係性を持とうとするそこに必ず関係性を持つっていうことは圧力が生じる
圧力が生じてそれを解消していくことで人間というのを
関係性を深めていったりとかするんだけれどもその関係性の圧力が生まれた瞬間に
主人公の元から山を奪っていくっていうところ
のところがこの映画の中の
一番の面白いところかなと
途中まで僕ね主人公が最後消えるんじゃないかっていう風にちょっと思ってたんですけれども
見終わった後にそれは消えるはずではないよなっていうところがあって
何でかっていうと山が回収するのは捨てられる側であって
主人公は終始捨てる側の人間になってるんですよね
さっきも言ったけどもこの位置づけっていうのは一見安全に見えるんだけども実は最も残酷で
さっきも
独裁スイッチとかで言ったけども送り手で送ったよっていう風な意識を持てる人っていうのが
送った側の人たちが神だったりとかそれに対して
送り返してあげたんだよだったりとかあるいは
送ったことでその人が心の中に残って
他の人との関係性を築いていこうっていうようなことだったりとかっていう風に必ず
そこにレジリエンスの要素っていうところが含まれていくんだけれども
今回の主人公がどうなるかっていうと被害者であるっていう意識しか生まれていかないから
だんだん存在自体が効率していく
だからその外的な喪失感だけじゃなくて事故の断片化を引き起こしていって
他者っていうものを通じて人間を
事故を構成するっていうのが相互作用論で言われてるんですけども
この自分を投影する他者っていうものがどんどんどんどんいなくなっていくことで
逆に事故が規剥になっていく社会から取り残されるっていうだけではなくて
自分が認識する事故っていうものがだんだんなくなる
つまりは山に捨てられるのではなく
山から残されることで自分が自分が自分を
映しようで自分が消えるっていうような状況を作り出すっていうのが
この映画のすごいところだなと思うんですよ
だからなんかこのミシングチャイルドビデオテープっていうのが
1:03:00
日本の山岳信仰だったりとか金足地だったりウバステっていうようなところを
大元にしたところのテーマが
ホラー版独裁スイッチみたいなところの話ではあるんだけども
これ非常に残酷な内容で冒頭にちょっとチラッと話した
人との関係性が規剥になっていくよねっていうようなところ
すごく非常に深く絡んでいて
事故がどんどんどんどん埋没されて規剥化していくことによって
自分というものの確率っていうものがどんどんどんどんできなくなっている状況が
ここで描かれるっていうのがこの映画だったのではないかなというところ
しかもそれが自分では気づかないうちにどんどん進んでいるから
それって怖いよねっていうような構造になっているのではないかなっていうのが
この映画の中では
っていうような構造になっているのではないかなっていうのが
僕の言う独裁スイッチ説ですね
以上ですか 以上でございます
共感するところがめちゃくちゃあって
僕が今回持ってくる説も限りなく同一です
要不要っていうものが非常に関わってくるので
これはコメントするより僕の解釈をこのまま出していくのが
いいのかなというふうに思いますので 共通する部分はちょっと割愛しながらいきますけども
ミッシングチャイルドビデオテープ
ということでね
ちょっとトラブルが発生しまして
やりましたね 完全にやりましたね
リスナーの皆さんに状況がわかるように一旦説明をしますと ここまでお聞きいただいた内容っていうのが
先週末の段階で収録したものなんですね
その後も厚いトークが繰り広げられているんですけれども
もう収録用に使っているですね
SDカードのメモリがいっぱいいっぱいになっていたらしく
ここから残りの1時間 もうすでに1時間経ってるんですけど
2時間という厚みのあるトークを繰り広げたにも関わらず 後半1時間が全く収録できていなかったという事実が
終了と同時に発覚いたしまして
やらかしましたねっていうことで
もう一回やるかってなったんだけど さすがにその日中にやるのはきついよねと
もう深夜だしっていうことで次回ってなったんですが
もう何日経った?
1:06:03
1週間近く経っちゃってるんで 申し訳ないですけど前半何話したのか全然覚えてないよね
俺も覚えてないんだけど
とりあえずリスナーの皆さんはもう知ってると思うので
トークを繰り広げる前に前提知識としてみたいな形で
大間がいくつか山と神聖に関する
前知識をいくつか整理をするっていうフェーズがあり
その後大間からの解釈というか本作品の
簡単な概要プラスこういう
新説的な
何説だっけ? ホラー版独裁スイッチ説
そうですねホラー版独裁スイッチ説っていうお話をいただいた上で
ここでね僕からのお話っていう風なところまででちょうど切れてるような感じだったんですよ
多分
改めて僕の方から説をお話しするんですが
状況が状況なので一応確認しますと大間は一度聞いてます僕の説をすべて
で新鮮なリアクションしてくれていたんですけれども
今回はそれを2週目もっかい聞くことになるので
大間が都合よく全部記憶喪失していてくれた方がむしろいいリアクションで聞いてくれるんですけど
そういうわけにもいかないので多分こっからのリアクションは
極めて淡白
だよねみたいな感じになりかねないということだけ
しておきます一応確認しておきますただ一応僕は本気で
結構これはっていう感じのものをちょっと組み立ってきたのでちょっと
リスナーの皆さんは初耳というところなんですが大間は知った上で話していくことになります
申し訳ないですがねちょっとこういう状況で僕もなんだろうな
どう話していいか初めてのことでよくわからないですけど
そうですねしかも僕はこの後に苦痛な出来事があって
一回ネタバレしているギャグをもう一回話さなきゃいけないっていう
そうですねしかも僕の話の流れ的にちゃんとそれが
繋がるかどうかもよくわからないといううまくいってほしいですけどね
というわけでいきましょうというわけで今回僕が持ってきた説なんですけれども
ミッシングチャイルドビデオテープにおける山
不要品回収業者説です
やかましいね聞いてんだよもう本当に
ということで業者という話をしたんですけれども
業者という言葉に一体何を込めたかというと
1:09:03
人情みたいなものではなく定められた機能を
定められたように執行するものとしての役割としての業者
という言葉を使っています
町情緒あふれる業者さんじゃなくてもうマニュアル通りにはいはいいただきました
はいって感じの業者として不要品回収業者としてね
僕は解釈いたしましたということでお話していくんですけれども
とりあえずこの作品における山っていうのは不要物を受け取る神としての
機能を持っているんじゃないのかただここでちょっと僕が整理をしておきたいのは
神と鬼というこの2つの神聖に関するお話なんですけれども
もとより神とするものと鬼とするもの
これ両方とも言葉の意味合いとしては
時代性だったりだとかあるいは文脈によって全く異なる捉えられ方を
されることがあるんですけれども基本ですね
まだ宗教的な構図っていうものが完全に整理をされる前段階における
要はアニミズム的な世界観においては神と鬼っていうものって基本的にはあんまり
線引きがはっきりしていないものが多いですよっていう話を先週したんですけれども
改めてもう一回言いますすなわち
人間からすると理解ができないというか手が及ばない
超自然的な力あるいは自然そのものの力っていうものに対して
人間はそれに恐れっていうものを抱きつつも信仰という形へと高めていくと
ただその恐れっていうものはやはりですね
二通りあってすなわちですね恵みをもたらすものに関しては
これを神としあるいは災いをもたらすものを鬼と呼ぶ
どちらも基本的には大きな力人間に及ばない大きな力っていうところではイコールで結ばれるんだけれども
それが解釈者である人間がそれを恵みと見るか災いと見るかによって
神と鬼っていうのはどちらにも触れるんじゃないのかっていうふうなお話をさせていただいております
このあたりに関してはかつてですね僕がめちゃくちゃ大好きでよく見ていたですね
ダークサイドミステリーというBSでやってた素晴らしい番組があるんですね
実に素晴らしい番組ですねこれの中で鬼について語られた回があるんですけれども
ここでその神と鬼の極めてですねなんていうのかな
グレースケール的なというか明確な正義がないよねっていうところのお話は実はされていたりしたので
そこがですね僕はこの作品を見ていく中で非常にちらついた部分だったりするんですね
というのも今回のこの山ミシングチャイルドビデオテープの中では
舞台としてこの山が大きな意味合いを持ってくるんですけれども
本作における山っていうのは神という解釈もできれば鬼という解釈もできるのではないかと
いうふうな見立てなんですね
1:12:03
例えば山に関しては大間が大前提としてお話をしてくれたところでもあるんですけれども
いわゆる人里と異界とのちょうど境界にあるような機能を持っているのが山であり
だからこそ山にまつわるさまざまな言い伝えだったりだとか
いろいろな機能を持っているのが山であり
山にまつわるさまざまな言い伝えであったりだとかあるいは神話であったり
あるいはそれにまつわるような現象であったりっていうものが
日本各地でもたくさん見られるとそのうちの一つとして有名なのが
大間も話してくれたけど奪わせて山に見られるようないわゆる人間が都合良くですね
この山っていう何もかも隠してしまうような大きなる存在に対して
自らが持ち合わせているけがれであったりだとかあるいは秘密にまつわるようなものを送り出して
受け取ってもらうっていうふうなそういう機能ですね
例えば奪わせ伝説のような明確にこういった風習があったとされているものではなくて
古い民話だとか習俗としてこういうものがあったみたいなものを前提としたお話は残ってるんだけれども
ただこういうことっていうのはおおむねあっても何もおかしくはないよねと
この話もどこまでしたか全然覚えてないんだけどね
全然覚えてないんだけど覚えてないからもう一回繰り返しになっちゃうかもしれないけれども
狩猟祭習民俗においては口減らしのために集団の中で最もですね
集団への寄与するような力を持ち合わせていないものを切り捨てるっていうふうな判断っていうのは
極めて自然な形でというか
慣例的に行われてきていたっていうことがはっきりしています
これに関しては僕は最近読んだサピエンス全史という本の中で
一族だったかな人類学的なところで狩猟祭習の生活を依然として行っている民族に対する調査の中で
そういった種が見られるみたいなお話も出てきたような気がしますけれども
そういった中で日本の集落の中でも当然奪捨てっていうふうに年老いた女性っていうものに
この場合は限定されますけれども
それ以外にも口減らしのために生まれた赤子を早い段階でくびり殺してしまうみたいな
そんな判断もかつてされていたであろうことは自然と理解ができるし
そういった中で山っていう全てを覆い隠すような存在が
人間にとって都合よく扱われてきたっていう部分もあるんじゃないのかというふうなお話ですね
この場合の山っていうのは都合よく解釈すると人間としてはそれを神として
要するに神の一部として取り込んでもらった
あるいは全てを山のせいにして山によって取り立てられてしまった
1:15:03
つまり山を鬼として見立てて山に取られてしまったっていうふうな扱い方がされたのではないのか
いずれにしても起きている出来事は全く一緒なんだけれども
解釈者によってそれは神とされるか鬼とされるかっていうのは
簡単にコロコロと変わるようなものなんじゃないのかと
そのあたりがやっぱり日本の神の捉え方としては非常に面白くて
あらみ玉とにぎみ玉みたいなお話もあるように祀れば福の神だし
それを怠ればたたり神にもなり
当然神との対話の中で触るの神にたたりなしみたいな
そんな言葉が出てくるように神は絶対的なもののように描かれてはいるんだけれども
人間との距離感っていうものは結構生活の一部として機能しているし
なおかつ触れようとしなければ別に触れなくてもいいようなもののような
そんな扱い方もしていて結構この辺ってかなりファジーな関係性っていうものが
日本の場合はすごく構築されてきたんじゃないのかなっていう気がするんですね
つまり神の存在によって人間の行動が縛られるというよりは
神は神として機能しているし
それを人間がどう扱うかっていうものの主導権が結構人間に
あったりする部分もあるんじゃないのかっていうところが結構面白い側面なんじゃないのかなという気がしています
ここから本来的なミッシングチャイルドビデオテープのお話になってくるんだけれども
この子供の語りの中でそういった山の特性っていうものが一体どのように機能しているのかっていうことをちょっと整理していきたいんですね
山の中に消えていった人物っていうものがこの作品の中でいく人が出てくるんだけれども
特に中心になるのはやはり主人公の桂太と弟の日向です
桂太は話の冒頭で明らかにされるようにかつて山に踏み込んでいったと
その中で弟の日向がついてきたと
別に桂太が連れ込んだわけではないんだけれども日向がついてきてしまった
そしてその際のビデオテープっていうのを桂太自身が回していて
そのビデオテープがこの作品の冒頭部分で長回しで出てくるわけなんだけれども
ビデオテープの中での言動はかなりついてきてしまう弟に対して
それを邪剣にするような言動が表出しているわけですよね
こういった関係性っていうものって結構兄弟を持っている人からすると
あるよねみたいな感じで結構うんうんって感じになると思うんですよ
残念なことにですね僕は兄弟いるんですけれども下なので
上の兄弟じゃないので自分が下なんでね
そういうことねびっくりした
自分が下なので上がどういうふうに下を見ているのかっていうのを主体的な感覚で知ることはできない
1:18:08
そうですね
大間もそうですよね
僕も上ですね
上がいるけど自分は下ですよね
でなってくるとちょっとわからないけども下から上を見た時に
上が自分のことをちょっとやっかみも込めた目で見てきていたことはなんとなくわかるよね
それはあるだってティッシュ食わせたりとかさキャットフード食わせたりとかしてきたのあの人
これね別にね男女うんうん言いたくはないんですけど
姉弟の関係性における弟ってものすごい下なんですよ
多分兄弟よりも姉弟の方が弟の身分って低い気がする
そうなのよ
多分そんな気がする
あと兄妹と姉弟の場合その身分格差がかなり大きい気がするんですよ
妹はさ大事にされるじゃないですか
そう大事にされるイメージがあるわからないわからない世の中はわからないけど
知らんけど
僕の知り合いで兄を持ってる妹一人いますけど馬乗りになってタコ殴りにされたって言ってましたんで
そういうケースもあるのかもしれないんですけど
マジ?
そういうケースもあるかもしれないんだけれども
僕らの体感としてはちょっと姉が自分をすごく邪魔な存在として感じている
愛してはくれているんだけれども
その一部分としてちょっとこいつ邪魔だなって思ってる感じを
なんかこうひしひしと感じるようなケースはあったと思うんですよ
だからその感覚でこの作品を見ていくと
やっぱり兄が弟に対してかける言葉の一つ一つに
上の兄弟が持ってる下に対するちょっとやっかみだったりあるいはネタミシッドみたいな
そういった感覚っていうものがここに出てるのかなみたいな風に見て取れるわけだよね
結果として弟はそういったやり取りの中で山に徴収されたのかわからないけれども
忽然として姿を消してしまうわけだ
そこにさらに乗っかってくるのが
弟がいなくなった山のふもとに住んでいる青年の話に出てくる祖母の記憶としてのお話
祖母がその青年に対して話したことには
この山っていうものはいらなくなったものだったり神だったり
ありとあらゆるものを受け取ってくれる存在であるみたいなことが
この地域においては語られてきたと
その話を強化する背景として
実際に主人公たちはこの山の中で大量の骨粒を発見するんだけれども
地元警察はこの山ではよくあることですよみたいな感じで
別に特段大きな事件として取り扱わないわけだ
だから古くからこの山においてはそういった風習として山には不要物を捨てても良い
そしてそれは山が取り込んでくれるんだみたいな
そんな思想がこの地域には根付いていることが分かってくる
1:21:02
ただそれだけじゃなくてこの話の非常に不気味なところは
このおばあさんっていうのが第二次政治を迎えた際に
諸町で汚れた下着を山に捨てに行くわけだよね
彼女はその汚れた下着を人に見られてしまう
そしてからかわれたりするのが嫌だということで
山に汚れた下着を捨てに行くんだけれども
下着がなくなったという話ではなく
それ以来彼女には一切月景が来なかったんだっていうお話なわけです
ここでものすごく背筋がちょっと寒くなるというか
ううううってなるんですけど
これ表面的に見ると山が捨てる主体である者たちの思いを
拡大解釈してそれ以上のものを徴収していく
すなわち捨てた本人からすると災いとしか映らないわけですから
鬼としての機能を持っている山なんじゃないのかっていう風に
まず見て取れるんじゃないのかと
実際に僕もそう思ってはいたんですね
この時点では
すなわち主人公が弟に対してちょっとやっかみに思っている感覚
あるいはおばあさんの汚れた下着を見られたくないっていう感覚を
拡大解釈してそんなにおじゃけんにするなら弟いらないよね
じゃあもらっちゃいます
汚れた下着を見られたくない
だったらもう月景そのものをなくしちゃいましょうよ
ということで月のものを奪ってしまう
っていう風な山が主体として自ら意思を持ち
その者たちが意図していない形で拡大解釈して
ものを引き取ってしまうっていう風な
鬼としての側面がこの山にはあるんじゃないのかっていう
そういう邪悪な山としての恐怖みたいなものを
この時点では僕は感じていたんだけれども
ところが物語が展開していく中でもう少し整理していくと
いや山はやっぱり鬼ではなくて神だったんじゃないのかっていう風な視点に
たどり着いたわけですね
これは一体何かっていうとまずやっぱり主人公にとっての
良心の存在っていうものがどう見えていたのかっていうところなんですけれども
ケータはこの作品の中で結構複数回良心に言及しているわけですよね
特に独立すべきところとして良心が
良心に愛情をあまり感じないというか
それぞれの役割をただ演じているように見えるみたいな話をし始めるわけです
さらに今そのなんていうのかな
弟がいなくなってからの良心の言動も非常に違和感を覚えたと
弟の分もキャッチボールしなきゃなとか
あるいは弟がいなくなったにも関わらず毎年弟の誕生日を祝う良心
それが非常に不気味に感じていたみたいな
そんな話をし始めるんですけれども
ただ僕はこれをケータの口からそういうふうに聞くと
確かにそれってどうなのみたいなふうに感じるところもあるかもしれないんだけど
1:24:02
でも別に僕の感覚としては何もおかしくないんじゃないのかっていう気がしてしまうんですね
例えばの話なんだけれども
自分たちがその良心だったとして
兄が弟を山に連れて行って弟が消えてしまったっていうことについて
兄に対する責任みたいなものをやっぱり感じるわけだよね
お前が連れて行って弟をいなくならせたんだろうっていう思いは
たとえ良心であったとしてもどうしても心の奥底には感じるわけだ
でも自分たちがそれを感じるってことは多分兄はそれ以上に感じてるはずだよね
だとしたらせめてその兄自身に対しては
その罪に苛まれることなく大人になってほしいわけで
やっぱり弟がいなくなったことに対して兄を責めるわけではなく
あいつの分まで力強く生きてほしいみたいなメッセージを
その行動に持たせていた可能性は否定できないよね
ただ少なくともケータにはそれがそういうふうには伝わっていなかった
例えば弟の誕生日を毎年祝うことについても
自分を責めているように映っていたかもしれないし
何かと弟の話を出してくる父に対して
なんでそんなことを言うんだろうか
自分に対しては愛情を持っていないんじゃないだろうかみたいな
そんな疑心暗鬼みたいな感情がそこにあったからこそ
良心は自分たちの役割を演じているだけで
自分に対して愛を注いでくれていないんじゃないのかみたいな感覚が
その言動に映っているんじゃないのかっていう気がするわけです
すなわちこれを整理すると弟が生まれたことによって
親の愛情を独り占めできなくなってしまったことに対する不満
そしてそれがある意味山に入った時に
全て自分の心情の中に出てきてしまっていたんじゃないのかと
彼自身が弟の失踪後もまるで食材のように山に関わって
山で失踪しそうな子供たちを助けてきたことからも
自らの中にその瞬間で弟が消えた瞬間
隠しきれない弟に消えてほしいと願ってしまった心があったっていうことを
誰よりも自分が知っているからこそ
食材としてのそういう行動に繋がっていくんじゃないのか
っていうふうに考えられるんじゃないのかなと
だとすると山がしたことっていうのは極めて文字通り
ただ願いを叶えただけになるわけなんだよね
つまり弟に消えてほしいと願ってしまった桂太がそこにいる以上
不要品回収業者である山はそれを徴収することに
何の恐れもなければ何のためらいもないわけだよ
だって君が捨てたんでしょ
だから僕らはそれを受け取ったんですよっていうふうな
不要物を回収する神としての行動っていうものを
1:27:00
ただ山は行っただけなんじゃないかと
そしておばあさんの話に展開するんだけれども
おばあさんが下着を山に捨てた理由っていうのは
ここでもかなり青年が細かく説明をしてくれるんだけれども
村の男たちにからかわれたくなかったっていう思いがあったと
つまりはあそこの家の娘は女になったんだって言われたくない
だから下着を山に捨てに行ったっていう話があるんだよね
例えばなんだけれどもやっぱり思春期において
性に対する嫌悪感っていうものが極端に表出してくるケースっていうのも
全然珍しい話ではないわけじゃないですか
別に性っていうものが解放的な集落とかもあるわけなんだけれども
個々人に感覚っていうのは違うわけで
男たちから投げかけられる性的な視線っていうものに対する嫌悪感を
極端に強く持っていた場合
その当時のおばあさんの感情を支配していたものっていうのは
そういう性に対する嫌悪感だったのであれば
山が当然それをそのまま受け取って
つまり下着を捨てた時にこんな面倒なものなければいいのにって
おばあさんが心の底から思っていたのであれば
それをそのまま文字通り受け取って
じゃあそれをなくしてあげましょうという形で
願いを叶えたっていうふうに考えてやると
やっぱりこの場合でも山はあくまで
神としての機能を果たしているだけで
全くもって鬼としての機能は果たしていないんじゃないのかと
いうふうに思えてくるわけなんです
言うなればこれは人はですね
自らが持ってる感情を言語化してないわけだよね
例えば山に向かって弟いらないんでもらってくださいって言ったわけでも
好きなものない方がいいですって言ったわけでもないんだけれども
言わずとも心の中で思っていた
でも心の中で思うだけだからある意味その不要物を
取り立てられることに対する責任を曖昧化して
山にその機能を押し付けてるんだよね
山は最終的な決裁者として主体である人間が
不要であるっていうふうに考えていたものを
淡々と処理してくれている
ただその残酷なまでに淡々とした処理っていうものが
その捨てた主体である自分たちに降りかかってくるわけだ
つまりそっか自分はそれを捨ててしまったんだ
自分がそれをいらないって感じてしまったんだっていうことを
無条件にというか無慈悲にですね
それを捨てた本人たちにぶち当ててくるわけですよね
ここでちょっと僕がすごく気になったのが
つまり山が鬼じゃなかったんだとすると
一体誰が鬼だったのかっていうお話になってくるわけですよ
ここでですね僕がすごく注目したいのは
神隠しという言葉と隠れんぼという言葉なんですね
これからする話っていうのが
実際に先週お話したときに大間が
おおって言ってくれた内容なんですけど
今回どの程度おおって言ってくれるかわからないですが
1:30:00
ちょっと話しますね
神隠しっていう言葉なんですけれども
要は人が突然姿を消して行方がわからなくなってしまう現象のことを
現在も神隠しっていうふうに言うわけなんですけれども
神隠しっていう現象が一体どこで
鬼だったり起きてきたのかって言ったら
当然かつてそれは山あるいは山間坊を経由するような
旅路だったりしたわけですよね
そういった道すがらで人が
突然と姿を消してしまう
そういった場合に山に囚われてしまった
つまりは山が神聖としての機能を果たしているのであれば
神によって隠されてしまった
神が山そのものであるケースなんかでは
特にそうした背景で語られることが多かったはずです
例えばそれは天狗にさらわれたみたいな
言われ方をされたこともあるかもしれないけれども
要は山っていうところで人がいなくなるっていうのが
極めて日本においては自然だったからこそ
そういったお話が出てくるんじゃないのかっていうお話なんですね
ここら辺の話をするときに
先週は僕はヘンゼルとグレーテルの話とかもしたような気がするんですけど
してたね
してたよね
これどのタイミングでしてたかわかんないので
一応ここでも言っておくと
日本ではヤマンバっていうのがいるよねみたいな話もしたと思うんですね
ヘンゼルとグレーテルではお菓子の家に住んでる婆さんが
それに当たるわけなんだけれども
要は異界の入り口として何が身近だったかっていうと
ヨーロッパ圏内ではそれが森だったからこそ
森に口減らしに送られる男女としてのヘンゼルとグレーテル
森に住んでいる謎の人喰い婆さんこと
要はコミュニティから外された異業のものとか異界のものとしての存在が
それに反映されると
日本の場合はそれは森ではなく山だったよね
それは山が最も身近で最も異界の入り口として機能していたから
だからこそヤマンバっていうものは山に住んでるから
ヤマンバだしっていうふうな機能があったよねという話なんですけれども
ちょっと脱線しましたから戻しますが
神隠しっていうのは要するに神によって人が隠される現象のことを
神隠しというふうに呼んでいると
一方でこの作品の中で消えた弟は
かくれんぼの最中に姿を消していくわけなんですよね
もういいかいみたいなことをケータは言いながら探していくんだけれども
その中で弟は姿を消してしまうと
ここで重要なのがかくれんぼにおいては
神ではなく鬼が存在するということなんですね
日本における子どもたちの遊びっていうのは基本的に鬼が存在するわけだ
鬼ごっこなんかもそうだよね
鬼によって人が捕まるっていうふうな構図なんだけれども
かくれんぼは隠れている人間を鬼が見つけるっていうふうな構図になってるわけだ
つまりかくれんぼは鬼が隠れたものを探すゲーム
神が隠す神隠しと鬼が探すかくれんぼっていう
1:33:04
対比的な構図がここに存在するわけなんだよね
この映画の構図に落とし込んでいくと
何が神で何が鬼なのかっていうふうに考えると
弟を隠したのは神隠しの言葉通り山なわけだから
山はやっぱり神なんだよね
じゃあ弟を探し続けているのは一体誰なのかっていう話になるわけです
これは間違いなく孫小崎主人公のケータなわけなんですよ
ということはケータはまさに文字通り鬼であって
そして彼は自分自身が鬼であることから目を遠ざけてきたわけだと
最後の最後に弟の服を発見するんですねケータ
そこで自ら洞窟するわけです
あの叫びがなぜあそこまで悲痛で大きなものなのかっていうと
すなわち自らが弟を不要であると判断して
山に捨てた鬼そのものだったという事実を
ここで直視したからに他ならない洞窟があれなんじゃないのかと
いうことを僕はここに見出したわけなんですよね
おー
新鮮味がない
つらい
リスナーの皆さん代わりにおーって言ってください
これ本当にすごいと思ったのよ
同時に先週聞いてからちょっと思ってたんだけど
そういう補強が来るといいよね
そこでつかさが消えた理由っていうところもさ
結局はつかさがケータに対して隠し事をしていた
しかもケータにとっての人生の核となる部分
っていうものを
善意によって隠し事をしていた
ある意味ちょっと嘘をついてたみたいな部分にはなってくると思うんだけれども
そこをゲロったからこそつかさは不要物として山に捨てられたっていうところもあって
ここが僕が独裁スイッチっていった点でもあるし
まこちゃんが鬼っていった点でも繋がると思うんだけれども
実はケータって根本的には何も理解できてないっていうところが
一番怖いなって思ったんだよね
もしその洞窟っていうのが真にケータの中に響いて
人に対する思いっていうものがこんなにも残酷にもなってしまうものなのかっていうことが
少しでも理解できてるんであればつかさは消えなかったはずじゃない
だけどもその後につかさは消えてしまったってことは
あんだけわーとか言っときながら
心の底の状況ではつかさに対しては弟と全く同じことを繰り返し繰り返し行っているっていうのが
これすごい痛烈な皮肉だし
1:36:02
まこちゃんの説を考えてそこの部分を読み取るとものすごいこれ
用できてるなって気がするんだよね
つかさを捨てたのがケータであればそうだよね
僕自身もそう思ったんですよケータだろうなって思ったんだけど
人によっては見方に変わるから
つかさを捨てたのが一体誰だったのかっていうところも結構議論の余地がある部分かもしれないと
ゆきは知ってるんですよ
例えばつかさ自身がつかさを捨てたケースも考え得るんじゃないのかみたいな
ところもあったりすると思うんでね
つまりは結局ケータを一番近くにいながら一番理解してたつもりなのに
救いきれていないっていうことに対する絶望から自ら
なんて自分は使えないやつなんだみたいなふうに思っていたら
つかさ自身がつかさを捨てるっていうケースも考えられなくもない
この辺はちょっと僕も深めてないから何とも言えないんだけれども
この辺は要は山は捨てたものを引き受ける機能を持ってるっていうところは
たぶん誰しもが気づいて最終的に理解していく部分かなというふうに思うんだけれども
それ以外のところで一体誰が何を捨てたのかっていうところは結構
見方によって変わってくるような気がするよね
あとその山の中に捨てるっていうのが
僕はあれからちょっともう一回三角進行について調べ直してたんですよ
そしたら月経を捨てるって感覚とはちょっと別なんですけれども
忌み子屋とか忌み屋っていうようなものっていうのが江戸時代だったりとかっていうところぐらいから
かなり昔から古代 古代って言ってもそんな古代ではなかったと思うんですけど
僕が調べた文献の中で江戸時代にはそういう風習あったよっていうぐらいのところだったんだけど
月経中の女性が山に作られた小屋で月経中過ごすっていう風習は昔からあったみたいね
それは月経の織物を捨てるっていう感覚っていうよりかは
山に行くことで月経中っていうのは血がいっぱい出ている
つまり気が放出されているから体の中に気が足りないから
山に行って気を充足させながら体を休めましょうっていう風習はあったらしい
晴れと気の概念みたいなものがやっぱり日本には古くからあるわけで
血が出ていくっていうことに対する気を感じるところが多分あったのかもしれないし
それを神域としての機能を果たしている山に持ち込むことによって
それを引き取ってもらうみたいな多分発想なのかなって気はなんとなくするよね
1:39:04
だから非常に山の持ってる神聖みたいなものを上手に作劇の中に組み込んで
面白い展開を作ることに成功している作品ではあるんだけれども
今言ったお話っていうものがやっぱり一部全然合致しないところがやっぱりあって
そこがすごくノイズになってるよねっていうお話がやっぱり続くんですよ
この手のけなした話って前半部分でしたんだっけ
大間がちょっとけなして僕も同じところをけなし直すっていう展開がこの後あるんで
もう一回やりますそれを
僕何言ったっけ
だから三角部がなんかちょっと無理あるよみたいな話してなかったっけ
そうそうそうそう
だから独裁スイッチ的なあれがあるとしたらみたいな
三角部はちょっとよくわからないみたいな話になったと思うんですけど
僕もそれは本当に全く同じことを思っていて
要は全員失踪した三角部って一体なんだったみたいな話になるわけですよ
ここがすごく厄介で
ある種一つの集団が突然の姿を消したってなると
いわゆるホラー的な機能としては大いにいいものを持ってるわけじゃないですか
要は例えばマリーセレスト号の幽霊戦事件みたいな
いるべきはずの集団が全くいなくなっているっていうものは
ワクワクさせるわけですよ
コーヒーは雪を立てする
ノートには妻がみたいなね
謎の謎のみたいなやかましい
全部大体がテーマだったわけなんですけれども
とにかくこの三角部全員失踪はエピソードのパワーワードにはなるんだけれども
それが結果としてこの何ていうのかな
バーチャンの話だったりだとかあるいは
消えた地震に起きた出来事が描いてきた山の機能っていうのを
大いに混乱させる要素になってしまってるんじゃないのかっていうところ
失踪者がたくさん出てくるんですけれども
これを増やせば増やすほど山の判定
山岳何を不要と判定して引き受けているのかっていうところが
どんどんボケていってしまって
もやもや感というかむしろとっちらかり感というものを出してしまってるんじゃないのか
っていうのが結構課題としてあるんじゃないのかなっていうふうに感じているわけです
じゃあこれをどうしたらいいのかっていうのを俺なりに考えたっていうお話をこれからするんですけど
まあ早い話が一番楽ちんなのはもう三角部の下り全カットですね
いらないです
山は不要を集めるんだよ
不要なものを引き受けるんだよっていうところにガチなエピソード突っ込んでも
ボケるだけはいらないですと
ただねこれを徹底的に生かすなら一つ方法がありますよと
一つ方法があるんですよ
1:42:01
三角部のメンバーが全員消えたじゃなくて
たった一人を残して全員消えていたっていうふうにするといいんじゃないか
当初は全員消えたっていう話だったかと思いきや
実は一人行き通りがいたんだよねみたいな感じになって
それがなんと
藤井隆
もうねこれはねドンピシャだと思うんですね
ドンピシャですね
ドンピシャなんですよ
っていうのも今回この全員失踪した三角部の足取りを追うっていうフェーズになるときに
女性汽車ですねケータを追っている女性汽車の先輩として
我らが藤井隆さんがですね先輩汽車として出てくるわけじゃないですか
デスクなのかわかんないですけど
彼がですねこんなものがあるんだみたいなことを言って
その女性汽車にですねテープカセットテープですね
ちっちゃい方のカセットテープを出してですね
ここには三角部が失踪する直前まで収録していたものがあるんだと
話をするんだけれども
何のために取ったかもわからない
そしてこれは重要証拠品なのにもかかわらず
あるつてで手に入れたと
意味がわからない
めちゃくちゃなんですよこの辺の適当具合が
これも前回も言ったんですけど
2チャンネル怪談全盛期における寺生まれのTさん並みの
無理矢理説明
冷める
あとねごめん三角部でもう一個ね
先週話し終わった後に思い出してね
いやおかしいだろって思った点があったんだよ
これさケータと
なんだっけ弟?
弟は日向
日向か
日向がさ
たぶん小学校
中学年前後ぐらいですよねたぶんね
たぶんそうですね
大きめに見積もってもケータ高学年
日向低学年ぐらいの見た目
見た目ですよね
であの山の入り口にはさ絶対車で移動してたじゃない
家からですら車で移動してたじゃない
でも子供が行ける距離なんだよね
であの看板の標識がさ680mって書いてあったのね
あの手の標識って1キロ切らないとあんな刻みしないんだよ
ってすると
どっちかがおかしいのね
バケモンみたいな体力を持ってる小学生なのか
それとも
全長2キロぐらいの
もう何のために登るのか分かんないような
おきらくコースを登っている
1:45:02
山岳部なのか
校舎であったほしいな
セットテープの感じ的になんかちょっとガチ感ない山岳部だもんね
普段飲んでますみたいな
飲んでますね
テニス派みたいな
テニス?最後やったらいつだっけみたいな
登る途中までコクリートだから超楽ですみたいな
ちょっとなんかそんな気がしますけどね
でも2キロってさ
1時間はいすぎだな
2時間かかんないよ
ちょっと謎ですね
謎です
山岳部と名乗ってほしくはない
まあだからあれですよ
名乗るだけ名乗ってます的な
一応名乗らせてもらってますけどみたいな
一応でもあれは山岳部って言ってるけど全然あんま登んないし
基本みんな飲んでるだけだから
とりあえず仮に言うだけでもしてみない?みたいな感じで
新幹機関は結構言ってる感じの連中だと思いますよあの感じ
食堂の右奥山岳部だから
うるせえ
新入生に座っちゃうとさ
何にも言わないで荷物だけどんどん置いてくるのね
しかも超窓なりに置くのね
窓なりに置いてくるの大体連中は
だんだん締め出そうとしてくるっていう
演出なんだよ本当に
僕意地でも出なかったね
ちょっとねだんだん山岳部じゃなくて
テニサーあるあるみたいな話になってきちゃってる
ちょっとやめて
連中は外役なんでね消えてくれて構わないですけど
それはさておき
山岳部のメンバーが全員消えて
しかもその重要参考書類であるテープを
何かのつてで藤井隆が持ってるっていうのは
無理がありすぎて一気に冷めるから
これを一度に解決する方法っていうのが
藤井隆生存者説というか
これを設定に組み込むとちょっと面白くなるんじゃないかと
すなわち桂田にどんどん深入りしていく女性記者に対して
だんだんと顔色を悪くしていく藤井隆という
その藤井隆がなぜそんなにどんどん切れ味悪くなって
嫌な感じをしているのかっていうのが
そのカセットテープの登場によって分かってくると
実はみたいなところで藤井隆が自ら聞き出すのか分からないけれども
かつてあそこで自分自身も貝に飲み込まれた過去があるんだと
あの山には近づいていい場所じゃないと
これを聞いてくれれば分かるみたいなところで
カセットテープ出すこれは何ですかと
僕自身があそこに行った時に
頼まれて収録していたテープだと
そこら辺の背景はいろいろあるかもしれないね
例えば三角部結成何周年記念
1:48:00
トザンパーティーイェイみたいな感じは知らないけれども
お気楽ムードで収録していた音声だったとしよう
それに対して収録されている藤井隆の声は極めて
ノリが悪いというか
ちょっと連中から若干いじられてる感じだったりするともなおよいです
すなわちたった一人だけ下山できた藤井隆はどういう立場になるのかというと
藤井自身が鬼だったということになるわけですよね
つまりは三角部全員いなくなればいいのにって思ってしまった
思ってしまったからこそ三角部全員が消えてしまった
跡形もなく消えてしまった全員の三角部
そのうちでたった一人取り残された藤井は
自分自身の責任みたいなものを何となく実感してしまって
逃げるように下山していくと
その出来事っていうものは週刊誌には載ったものの
別に藤井自身が全員を消し去るなんていうことなんて
おそらく考えにくいから事件化されることもなく
藤井は何となく編集者になっていると
ただあの出来事を忘れることはできないし
カセットテープを捨てることもなぜかできないと
自らの食材のためか分からないけれども
カセットテープを後輩に渡して
後輩に託すと
してあげればカセットテープを藤井が持っていることもおかしくないし
三角部が消えた理由っていうのも藤井が
役者の場合
覚えてない
藤井隆はそんなことしてないですけど
藤井隆は音波と結婚しただけですけれども
藤井隆が三角部を切り捨てた人間であるってしてあげれば
三角部失踪の謎もちゃんと山の機能として
組み込むことができるんじゃないかということなんですよ
これができたら相当面白くなるんじゃないかなって気がするんですよね
あと加えてねもう二人あげたいんですよ僕
さらに言うと啓示と宿屋の
啓示ね
そうあのね
すっごいあれが特に啓示が分かりにくいんですよ
啓示は昔からああいう山だからっていうのを
二人とも分かってたからこそ
うんいいっしょ大丈夫っすみたいな感じで
事件化しようともせずにこう返そうとしたみたいな
多分設定だと思うんですよ
そこが非常に分かりにくすぎる
そうだからなんか
ちょっとうるさくなっちゃうかもしれないけど
主人公に対していろいろ
ここまでねあの登場人物を絞った映画にしてるんだったら
主人公に対して関わってくる人間全員鬼でもいいと思ってるの
だから啓示も実はその
何かを捨てた人間
で宿屋の兄ちゃんでも
母ちゃんでもどっちでもいいんだけど
それもどっちかが山に何かを捨てた人間
例えばその兄ちゃんの実は兄弟がいてとか
1:51:03
あるいは双子をはらんでたけども一人は流産したとか
あるいは流産経験があるとか
何でもいいと思うんだけど
そういう風な確実に鬼っていうのが
てんてんと脈々といてっていう
くだりを作ってもよかったと思うんだよね
ってすると本当に三学部の集団失踪謎だし
記事をめくってるときに2,3個集団失踪って書いてあったのよ
そうね
おかしいだろって
あの辺はやっぱりちょっと乱暴なのよね
乱暴だね
そうだから今回結局この作品を作っていく上で
山の機能っていうものとその山に関わることで
人間たちがどういう風な悲劇に生まれるのかっていうところを
あんまり詰めてないんだよね
たぶん
ここがちょっと厄介なところで
ちょっとお話したかもしれないけれども
ホラーのトレンドがどんどん変わってきて
今は本当に考察系ホラーの前世紀にあると
つまりは語りすぎず
あえて余白を残し
匂わせるだけにすることによって
見終わった後こうだったんじゃないか
だったんじゃないかっていう解釈が人によって分かれるから
そこを楽しみの主戦場にするっていう風なホラーのあり方
が今メインになってるよっていうお話をしたと思うんですね
この作品もまさにそれを狙っているとおぼしき演出が多いんだけれども
ただやっぱり表現者としてここは徹底してほしいなって思うのは
やっぱり唯一解に当たるものを
当人たちは持っていてほしいという風に思うんだよね
そのあたりがちょっと弱かったんじゃないのかなと
つまりは本当に言語化の患無しで
周囲の人たちにはこういう出来事があってっていうのを
詰め切ってない状態で
さまざまなパズルピースっていうものを散らばらせて
あとは皆さん拾っていろいろ考えてくださいねっていう
ことをしちゃってる部分があるんじゃないのかと
少なからずある程度はイメージあったからこそ
ケータの話だったりバーさんの話だったりってところが
ある程度辻褄があって
その辻褄があって
その辻褄があって
その辻褄があって
ある程度辻褄が合うような形では提示されてると思うんだけれども
例えば集団失踪の記事がいくつも出てきているけれども
その一つ一つにちゃんと背景を考えていたかどうかっていうと
多分考えてない気がするんだよね
だからそういうことがたくさん起きているっていう風に出すことで
山って怖いんだこの山は怖いんだみたいなことを
わかりやすく提示するっていう風なことをしてるんだけれども
それは本当にインスタントな恐怖の演出であって
奥行きを持たせる機能は持ってないよねと
熊除け鈴に関しても悪魔除けと誤読させることによって
1:54:00
あたかもケータがそれをつけていたからこそ
邪悪なもの、邪悪な山の存在っていうものを遠ざけてきたんじゃないのかみたいな
読みを持たせる割に
一方でじゃあ山の中で熊除け鈴の音が鳴り響くのは一体何なんだと
ケータがつけてるわけでもないとき
鈴の音ってむしろ自分たちを守るものじゃないのみたいな
そうじゃないのかなこの作品の中ではどっちなんだいみたいな
そういう三角信仰とか民間伝承的なものを拾ってくるんであれば
少なくともそれぐらいのところは拾ってほしかったし
鈴っていうものが日本でどう扱われてるかっていうと
波蛇になってくると思うんだよね
その弓の弦をシャンシャンやる
ぴょんぴょんやるっていうのとか
現状物語にも出てきますね
神社の神楽舞とかでよく鈴がいっぱいついて髪がフワーってやってるやつを
みこさんがやるっていうのはシャンシャンってやるやん
手首のスタッフ聞かせるやつ
神社とかで手パンパンする前に鐘を鳴らす
あれデカめの鈴ですよね
あれを鳴らして今からお前に話しかけるからちょっと聞いてねっていう合図
だから神を呼び寄せる存在としての鈴っていうものが
日本では使われてきてるわけだから
逆に桂太は鈴を手放してはいけなかったと思うんだよね
神を呼び寄せるものっていう
そもそものモチーフっていうものがあるんだから
そこからこの鈴を手放しちゃったら神を呼び寄せられることができないから
司が消えた理由っていうのもよくわかんなくなっちゃうっていう
そこまで細かに言うなよっていうツッコミは
天地で受け入れるけれども
でもあってもよかったんじゃないかなって
むしろあった方が面白みが増すよねっていうのは僕は思う
山を結局どうしたかったのかっていうところが
結局ふわっとしてしまっていて
だから桂太自身の責任みたいなものに注力をしたいのか
あるいは山を単純ないわゆる邪悪なものとして描きたかったのかと
後半の演出は山に邪悪な何かが宿っているみたいな
言動が目立つんだけど
それってちょっとやっぱ違うなって思っちゃう
そういう善悪の二元論みたいな神
いわゆる善なる神とあるいは悪としての悪魔
邪悪な者たちみたいな構図ってやっぱり西洋的な振興思想であって
日本においてはあんまり合致しないよねっていう
その部分がちょっとうーんって気がしていて
1:57:00
そこに落とし込んじゃうと
ここまで綺麗に丁寧に描いてきた山が持ってるそのファジーな部分ね
その人がどう解釈するかによって
善にも転ぶし悪にも転んでくるんじゃないのかっていう
しかもそれを決めてるのは人間だって彼らは何もしてないんだっていうところのイメージが
もうガラガラと音立てて崩れていっちゃうんだよあそこで
そこが本当に厄介で
何よりやっぱ新聞記者の女の子の腕にまとわりつく手ですよね
あれが一番良くない
あれが本当に一番良くないと思うんですよね
これは先週も力強く大間が言ってたんですけど
唯一幽霊っぽいものが出てくるっていうのが2箇所出てきて
まずはママがお化けになってなんか積極的なことを垂れて
弟は勝手に消えていくみたいな
あれのツッコミ一回置いておくとして
もし山に捨てる機能があるというふうなことが
大前提としてあるんだとすれば
新聞記者のあの女の子は話してって言ってるから
確実に拒絶を表しているわけではない
山のあの場所はおそらく迷いがあるみたいな場所において
話して拒絶捨てるっていうようなことを明確に打ち出しているのに
最後出てきた背後にいるのは誰だと
藤井隆か
あれ本当に厄介で
僕はすごくここも修正依頼を出したいのは
新聞記者の女に取り付いていた霊みたいなものを
いわゆる見える人としてこの作品を支えていた司が
冒頭で彼女がつけている防犯部罪に対して
それ意味ないですよと言うと
あなたにまとわりついているのはその人じゃないですと
だからそんなものをつけていても意味がないんだと
つまりは彼女は何かしら霊に取り付かれていて
それに悩まされているんだみたいなことは何となく言わされるわけですよね
そういった中でエンディングのところ
要するにクライマックスで彼女はその謎の廃墟にたどり着くわけですよ
この廃墟は行けたり行けなかったりする
ケイトの弟が消えた廃墟なんですけれども
その2階に上がろうとすると彼女の腕を何かしらが掴んでくると
ここで描かれる腕はもうザ・幽霊の手みたいな感じの
青白い気持ち悪い手なんですけれども
彼女が離してって言ったら忽然と消えるんですよね
彼女は何ら問題なく下山をするんですけれども
本当に物語のエンディングでなんか変な気配に気づいて
後ろを振り返って目を見開くだけみたいなカットが挟まれるんですが
これが全く意味不明なんですよね
もしも山が不要品回収業者としての機能を果たしているのであれば
彼女に取り付いていた霊がもうあれ以来完全にいなくなってくれれば辻妻は会うわけですよ
2:00:06
できることならね
実はその霊っていうのは彼女を助けるために機能していた素晴らしい存在だったらと
ものすごい皮肉が効いて気持ちがいいんですよ
そうね
しかももし霊がある意味矛盾はしてないんだよね
なぜなら弟は帰ってきてるわけだ霊になって
お化けだけは捨てられないよっていうのは確かに矛盾はしてないんだけど
でもそれって捨てたことになるのかなっていう
そこなんだよねこの作品が一番持っちゃってるのはそこだよね
日向帰ってきちゃってるんだよね霊体は
それはなんでっていう
ずっと君のそばにいたんだよみたいなその司のセリフね
あれを言いたいがための作品だったんだろうなって気がするんですけど
だとしたらこの山が持ってる機能は肉体としての死をもたらしただけなのかというと
一気に沈黙化するよね
そうなんだよね
ただこれがねこれがね面白いというか面白い解釈をするんだとすれば
あそこで着衣だけ残ってるんだよね
確かに
しかも着衣だけ残っていてなおかつその直前に消えたか原始したのかわからないけれども
血まみれで倒れている弟を見るんだよね
あれ一体何だったのかなっていう
しかもコートだけだもんね
ちょっとあれモンベル製ですよね
あのビデオの内容があるからどうしてもそういう方向に行かないんだけど
もしね実はケータが日向を殺してたらそれはそれで怖いなっていう気がしてたんですよ僕は
要するにあのビデオはフェイクで
もう突き落として
弟を実は殺してしまっていて
っていう感じだったらいいなと思ったけどちょっと難しいんだよね
ビデオの内容で
そうだね
でその事実を完全に自分は忘却していて
であそこで気づいたからこそ絶叫するみたいな展開でもそれはそれで面白いんじゃないかなって気がしたんだけど
だから山が奪っていたのは弟じゃなくて記憶だったっていう
罪の記憶を奪っていた
だから弟を殺して罪の記憶だけを失って
であたかも弟がいなくなったんだっていうふうに意識していたんだけれども
実際は弟を自ら手にかけてしまったという記憶そのものが奪われていただきだったみたいな風な展開でもそれはそれで面白かったんだけど
2:03:06
そうすると余計にいろんなことがよくわからなくなってくるから
それはもう別作品で仕上げていただきたいという気はしますね
そんな感じかな
この作品の中に幽霊が出てくるっていうのは
山と幽霊は別物であるっていうことの説明につながるのであればありかなって気がするんですね
山と幽霊は別物とは考えたいけども
そもそもの山の役割っていうところで言うと
コツツボを捨てているとか山に帰す信仰があったっていう話じゃん
そうすると幽霊が戻ってきちゃってる時点で山に帰れてないわけさ
でするとあの風習が残ってる意味もわからなくなっちゃうから
やっぱ幽霊は帰ってきちゃダメなんだと思う
もうないならないで幽霊カットを全部なくしてあげれば
見える恐怖じゃなくてあくまで見えないまとわりつく恐怖っていう
多分監督が一番描きたかったジャパニーズホラーが持ってるねっとり感みたいな
ものにしっかりとアクセスできたんじゃないかなって気はするよね
特にお母さんがすごいちょっとねもうがっくりきた
ザ・幽霊みたいなね
表現としてちょっと面白くあったよ
ザラついたビデオテープのようないるけどなんかキモいみたいな
他の空間とチャンネルが合ってないような感じの表現っていうのは
斬新で面白かったけどこの作品においてはちょっとうるさいねっていう
だったらビデオテープがあるんだったら
もう1回見直した時にお母さんの声が少し入ってたとか
あれこんな声入ってたっけぐらいでも良かったと思うし
お父さんの電話といいね
しかも先週も言ったけどさ
司が電話してる時に司が喋ってることと
新聞記者が聞こえてた声っていうのが別物だったわけじゃない
これすごい面白い演出だなってすごい思ったんだけど
だったらケータも母親と電話させれば良くないって
お母さん殺す意味もないし
お母さん普通に生きてて
お母さんは普通に
あんたたまには帰ってきてるのから家に来なさいよみたいなことを
言ってるんだけどもケータには弟はずっと待ってるなよ
みたいなことが聞こえてるみたいな
の方がもしかしたら面白かった気がするなって気がする
2:06:00
やっぱりお母さん問題っていうのは結構この作品においては付きまとっていて
お母さんの死みたいなものがもう少し上手に描けたかったのかなみたいな
お母さんは本当に最後の最後で初めて死んでいたことが明らかになるみたいなのが全然良かったし
一生生きているんだけれどもずっとすれ違い続けている
ケータ自身が自らの罪の過剰から完全に自分だけの世界に陥っているからみたいな
いろんな表現の仕方あったんだろうけれども
ちょっとお母さん幽霊はうるさかったよねっていうのもやっぱりどうしてもあったね
やっぱり見せない恐怖は見せない恐怖で突き詰めてほしいよね
これが入ってくることでちょっとうーんっていう感じになってしまう
もしお母さんを生き残らせるんだったら
僕だったら最後に司がお母さんに会うか電話するかして
母さん日向のとこ行ってみようかって言って山に連れて行こうとするみたいな
で終了するみたいな
司じゃなくてケータね
ケータだ
そういう連鎖が起きていくみたいな感じのも面白いかもしれないけれども
リングのラスト思いを起こす
まだ続くみたいな
どっちにしてもやっぱり山は一体何だったのかっていうところをしっかりと大事にして表現していてほしかったし
僕の解釈においてはやっぱりあくまでステル主体は人間であるという
自ら不要だと判断してしまうことの恐ろしさ
その人間の感情が持っているどこまでもドライな感覚
本来そんなことを考えるのはものすごく近畿的なというかさ
そんなことを考えるのってどうなのって思う自分がいるはずなのに邪魔だな要らないなっていう風に
一瞬でも純粋にしてしまうその感覚の恐ろしさみたいなものに
フォーカスをして描いていってくれた方が面白かったなっていうのは正直思いましたよということで
私からの山不要品回収業者説以上になります
ありがとうございます
というわけでこれでやっぱり1時間かかってるんですよね
かかりますね
ただやっぱりこの1時間かかるっていうことが
この作品は一応成功しているということの証でもあるかなという気がしますよ
いろんな解釈を生み出してそこから作品に通じつまがどうあってくるのかみたいなことを楽しむみたいな
この場でやってることっていうのはまさしく今全盛期を迎えている深読みホラー界隈の
狙っていることですから我々は今まさに手のひらの上で転がされてるわけですよね
嬉しいね
嬉しいですね
あとはあれですよ今絶賛上映中の近畿地方のある地域についてみたいなのも
深読みホラーになるので原作読んだ限りは深読みホラーだったので
2:09:05
いずれは我々もまたそれを見てですね深読み考察を展開したいなというふうに思っております
それにはあれでTさんは出てこないの
テラマレのTさんは出てくるかな
でも面白かったのは数々の怪異端がいっぱい出てくるんですよ
その一つ一つは別に特筆すべきものじゃなくてどっかで聞いたような話ばかりなんだけれども
そのいずれもがとある地域の近辺で起きていると
それらをすべて複合的に読み解いていくとどうも異なる怪異端じゃなくて
すべて同一の怪異が原因になってるんじゃないのかみたいなことが浮かび上がってくるという
この構図は見事だったので本当に面白い作品でしたよ原作読んだ限りでは
これはぜひ怖い話大好きマンからすると非常に面白い作品になると思うので
いずれは語っていきたいと思いますけれども
とりあえずミシング・チャイルドビデオテープに関しては以上でございます
じゃあ何かいいですか
もう特になければ最後に何か言い残したことあればいただこうかなと思いますけれども
そうですねその最後にというところで
もし皆さんがこの同じような怪異に出会ったときに言えばいい呪文を一つ授けます
それはバイオエン
ぷよぷよはもう伝わらないのよ
それも2回目なのよ
2回目はつらいのよ
ぷよぷよは伝わらない
リメイクして新しいのが出てたらしいよって話が一生懸命来てるんですよ
今の子たちにぷよぷよは伝わらないし
なんならぷよぷよが元々スピンオフですよっていうお話を僕が振ってですね
大間が知らない知らないってなって
で僕が魔道物語知らないのってなって
で大間がググって
いや魔道物語っていうのは女神転生とかあるいはウィザードリンみたいな超本格的な3D短冊系RPGでみたいな話してたら
いや最新作出てるよと
でキャラデザインが全然変わってるよと
でもスケトーダラは変わってないよみたいな
なんでここだけ詳しく覚えてるのかね
2:12:03
この映画で一番面白いところだったからね
違います
で一応このミッシングチャイルドビデオテープは
短編ですよというもともとは
映画対象の短編ということだったので
いずれはこの短編の方も見た上で
ドブかどっかでお話ができたらいいねみたいな
そんなお話をしたような気もしないでもないですね
そうですね
なんか言ってそういえば見なきゃっていうのを今思い出して
今慌ててプライムビデオを検索してます
なるほど
あそうだそうだ忘れてた
でですねこれは前回収録した時には触れてなかったんですけど
最近ですね
リールフレンズイン東京の
視聴者投稿というかリスナー投稿フォームに
いくつか投稿が入っておりましたので
そちらを紹介しつつですね
今日はエンディングを迎えていこうかなというふうに思ってるんですけどいいですか
はい
一応ですねまず触れておきたいのが
ナノハナカラシアイさんですね
はい
ナノハナカラシアイさんから
ありがとうございます
ありがとうございますナノハナカラシアイさん
渋いですね名前が
美味しそうですね
ナノハナカラシアイさんメッセージ
通勤電車の中虫になって聞くのが好きですありがとうございます
ありがとうございます
そういうシチュエーションで聞くのを僕らもちょっと期待しているので
ドップ車だったと思うんですね
で取り上げてほしい映画やテーマということでやっぱりグラディエーター
ぜひ語ってみてほしいですね
重厚で切ないドラマ何度見ても胸が熱くなりますということですありがとうございます
グラディエーターはラッセル・クロー主演の
歴史スペクタフルショーですね
そうですね
アカデミー主演男優勝を取ってたっけ
ホワキンフェニックスも出てました
ホワキンフェニックスがね
軟弱な皇帝若き新皇帝として出てますけども
最低なんですねあいつね
いやクズですよ
クズなんですよね最低なんですよ
俺も本当に昔見た時に虫頭が走るクズっているんだなみたいな
思ったんですけどそこもちょっと改めて見てですね
違う見え方がするかもしれないというちょっと期待しながら
展開してみたいと思いますということで
長原からしあやさんありがとうございますということで
次回はねグラディエーターについて語っていきたいなと思いつつ
ちょっとですねテーマリクエストではないところで
ちょっといただいた投稿がございますので
ちょっとそちらを紹介させていただきます
2:15:03
べっちさんどうもこんにちは
こんにちは
まこさん大間さんこんにちはこんにちは
いつも楽しく聞かせていただいています
ありがとうございます
お二人のお話を聞く限りおそらく同年代だろうということが
ぶしぶしに感じられ映画談議以外のところでも
大共感しながら聞いております
ありがとうございます
オープニングトークあたりとかね
特に世代バレする感じのお話ばかりしているので
そういうところでご共感いただいているかなと思いますけど
子育てが始まり映画を見る時間がなかなか取れない私にとって
通勤の車の中でお二人の映画談議や仮説を聞くことが
大きな癒しになっておりますありがとうございます
ありがたいですね
これありがたいですね
これめちゃめちゃ嬉しいですね
めっちゃ嬉しいですね
車の中で聞いていただけているっていうのが
ファントの声が身近になってるってことですね
イヤホンで聞くんじゃなくて車の中で聞いているところが
車の空間の中に僕らの声がこだわしているってことですから
ありがとうございます
取り上げてほしいテーマに
エイリアンシリーズと書きましたが
感謝を伝えられただけで満足なところがあります
もしお相手がありましたらご検討ください
私の日々の楽しみが一つ増えます
暑い日が続き感染症も流行っておりますので
体調にお気をつけて
次の配信も楽しみにしております
ということでね
エイリアンシリーズのリクエストもいただきました
がシリーズものなので
ちょっとベッチさんお時間ください
そうですね
ちょっとね
僕ら企画がちょっと
エイリアンシリーズはさ
グラディエーター多分僕ら1しか見ないけど
エイリアンシリーズは1だけ見て終わらせちゃダメなやつだから
そうなんですよね
ちゃんとマラソンしないとダメだと思うんよ
僕個人的に2まででいいかなって思ってるような作品ではあるんで
これをですねシリーズでちゃんと追っていった時に
確かにここは大事だなって見えるエピソードが出てくるんじゃないかな
っていう気がちょっと期待してます
プロメテウスあたりで僕は離れましたんでちょっと
わかんないけど
ターミネーター現象にならないことだけは願いたいよね
願いながら
ぜひベッチさん気長にお待ちいただけるとありがたいです
いずれは必ずエイリアンシリーズ
丁寧にお話しさせていただきたいと思っておりますので
お待ちください
もう1件だけですね
これちょっともう早急に触れておかないといけないやつがありまして
ちあやさんこんにちは
いつも楽しく聞いています
リスナーリクエスト第1弾のBTTFの愛ある大胆解釈もとっても面白かったです
ありがとうございます
バックトゥーザフューチャーね
脱線された話の中でスターウォーズの旧三部作に
2:18:02
黒人が一切出ないという話がありましたが
ランド・カルリジアンという超重要人気人気キャラがいます
その通りです
エピソード5で出てきました
言われてピンときましたね
ランドめっちゃ重要です
マジか
めっちゃ重要
ランド・カルリジアン
ランドスターウォーズで出るかしら
出る出る絶対出る
だってエピソード5で出てきたもん
めっちゃ重要人物じゃん
そうですね
さらにですね続きます
日本リスペクトだけど日本人を起用してないというのも確かにそうですが
最初ルーカスはミフネ・トシローにオビワン役のオファーを出し断られ
ダース・ベイダー役でオファーし直すもやはり断られるという経緯があります
次の配信も楽しみにしてますということで
謝罪案件です
僕の記憶が完全に抜け落ちていたために
長寿ルーカスには誹謗中傷となってしまいました
断然なる誹謗中傷です
これはもう何の申し開きようもございません
ごめんなさい
はいということで悔い改めようということですね
そうですね光あれ
ということでですね
今日はいくつもお便り紹介させていただきましたけれども
基本的にはリクエストいただいた内容については
リクエスト順に紹介していきたいなというふうに思っておりますので
とりあえずはですね
菜の花からしあやさんからいただいたグラディエーター
そして改めてホラー特集として
これはリクエストいただいておりません
大間が見たいと言ったので
やって次また改めてという形になっていくかと思います
真夏のオカルト特集としてね
宇宙人ものでエイリアンっていう
やってもいいかもしれないけどね
ちょっとねエイリアンシリーズの前にも
まだいくつかいただいているものがありますので
リクエスト
リクエストあります
他の方からいただいてるんで
人気だねこの番組
本当ですよ
皆さんも負けじとどんどん投稿しないと
聞きたいエピソード全然先の先に伸ばされちゃうんで
あとここまでお便りが来てるっていうの
僕正直ちょっと今日の今日まで知らなかったもんで
ぜひXとかにコメントしてくれたら
僕もこう意外と聞いてるんだ聞いてくれてるんだ
っていうことをちょっと認知できますので
ぜひねXだったりとか僕のね
2:21:00
アカウントもありますのでそちらにも
ご感想ね投稿いただけると
僕がポスターした時に来てくれるとね
詐欺の関係はいらないです
ということでよろしくお願いいたしますということで
今日はエンディングが長引いてしまったんで
テーマソングも終わっちゃいました
じゃあ終わりましょうかね
ということでお聞きいただきましたのは
Real Friends in Tokyo
真夏のホラー映画特集その3
日本ホラー映画大賞受賞監督デビュー作
ミシングチャイルドビデオテープ
山は神かあるいは鬼かでした
番組では皆様からのご感想をお待ちしております
リルパルをつけてポストしてください
なお公式エクサカウントはリールフレンズで検索すれば
多分出てくるはずです
どしどしフォローしてください
簡単な投稿フォームを用意しておりますので
そちらにもご感想いただければ幸いです
この番組はアップルポッドキャストをはじめとする
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本日のお相手は誠
大間でした
それじゃあまたね
またねー
東京のリルフレンズ
世界中の映画愛好者たちと一緒に
02:22:20

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