2025-08-27 1:48:59

【Replay】ジャパニーズホラー『#リング』日本のホラーが持つ強みってなぁに? [Replay] Japanese Horror “#Ring” – What Makes J-Horror So Damn Good?

殺しても、殺しても、しぶとく生きるという印象がどうも拭い切れない。

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映画談義ポッドキャストパーソナリティまこです。

今回は #ローテナントのラジオ局より #ムムサノピーノ さん、 #ポケ沼 よりオーマを迎えての収録です。

#リング  について。

ホラー映画については語ってきましたが、原作小説も含めてのトークは初めて。

ホラー小説?というよりもミステリのような展開をもつリング。

この物語の恐怖の正体はなんなのか。面白さの根源はどこにあるのか?

映画と小説、異なる媒体によって描かれることによって、得られるものと失われるものは何か。

三人で語ると視点も増えて、「なるほどな」って思わず頷くシーンが多かったです。

盛り上がると自然とながびきもしますよね。

そういうわけなんで2時間お付き合いください。

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podcasterの まこ(@_macobana)が、メインチャンネル『ポケットに沼を』(⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#ポケ沼⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ )では語り足りないアレコレを一人語りするポッドキャスト番組、『#よもやまこばなし 』(#まこばな )にて展開された映画談義がついに専門チャンネルに。

語りたい映画なんて尽きることない!

エピソードの公開は毎週or隔週となります。


ご感想は是非 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#リルパル #ReelPalツイートをお願いします。

いただいたツイートは番組の中で取り上げることがあります。

テーマトーク投稿フォームはこちら↓

https://forms.gle/4PT2GBA7TY8vAoCx7


直接のメッセージを送る場合はこちらまで↓

⁠⁠yomoyamakobanashi@gmail.com⁠⁠


これからも番組をよろしくお願いします。

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No matter how many times you kill it, it just keeps coming back—like it’s got nine lives and then some.

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Hey, it’s Mako, your friendly neighborhood film-talk podcaster.
This time, I’m joined by Mumusano Pino from Rōtenant’s Radio Station and my buddy Oma from #PokéNuma.
We’re diving into #Ring.

I’ve talked about horror films plenty before, but this is actually the first time we’ve tackled it including the original novel.
And honestly, “horror novel” doesn’t even quite fit—Ring plays out almost like a mystery.

So what exactly is the true source of fear in this story? Where does its thrill really come from?
And when the same tale is told through different mediums—film and novel—what do we gain, and what do we lose?

With three of us in the room, the perspectives just multiplied, and there were so many “Ah, I see what you mean” moments.
Of course, once the conversation got going, it… well, let’s just say it ran long.

So, buckle up for a full two hours with us.

Hosted by Mako (@_macobana),
#YomoyamaKobanashi (#まこばな) is the spin-off podcast where I go deep on all the movie talk I can’t fit into my main channel, Pocket ni Numa o (#ポケ沼).
There’s never a shortage of films to rant—or rave—about!

Episodes drop weekly or biweekly.

Got thoughts? Tweet them with #ReelPal and we might just read them on the show.
Send in your topic ideas here: https://forms.gle/4PT2GBA7TY8vAoCx7
Or shoot us a direct message: yomoyamakobanashi@gmail.com

Thanks for listening, and stick around—there’s always more to come.


00:04
Reel Friends in TOKYO バックナンバー 過去のエピソードをプレイバック!
はい、ということで本日のテーマは、【Ring】日本のホラーが持つ強みってなぁに、です。
- あ、待って待って待って待って。 – あ、そうなんすね?そうなんすね?
- ちょっと待って。日本の? – ホラーが持つ強みってなぁに、です。
- この今聞かされるスタイル何なんですか? – これ一応定番になっておりまして、ゲストに対しても一切の忖度をしないという。
ちなみに僕も答えはいつも用意してないので、話しながらだんだんちょっと見えてきたらいいなっていうところですね。
- じゃあそんなわけで、はいどうぞ。 – だからこの【Ring】、マコバナが映画番組になりかけてるじゃないですか。
- ただ一応ポケットに沼をの公式裏番組なんですよね。 – そうなんですよ。
- だから僕が今回リクエストしまして、ポケットに沼をで中庭でやった最高の本で、マコさんが紹介してくれた【Ring】を読んできて、で映画見てきました。
- 完璧です。本当にありがたいことにですね、元よりこの番組の趣旨は、本筋として表番組で語り残したことを語るための場なんですよ。
- そこを今回は複合型ということで、ピーヨさんが【Ring】をなんと僕の熱いプレゼンを聞いて読んでくださったということで、そこでちょっと語り残したじゃないですけれども、読んでみて感じたことっていうのをちょっとここで出してくれると。
- じゃあ映画も見ていただこうかなっていう話の流れの中で、じゃあ大間も映画見ればいいじゃんっていうところで、今回ちょっと複合型でいきますから。まずですね、一応整理しておきます。
小説版の【Ring】と映画版の【Ring】は結構大規模な改編が行われているので、ここをですね、同時進行で話しておくのちょっと厳しいんですよ。
- はい。
- ちなみに、まずピーヨさんがどういう感想を抱いているかわかんないですけど、僕結構映画版【Ring】は、映画版【Ring】だけで見たら楽しいかなって思うんだけど、小説版読んでから見ると、何ぞこれって思う部分がいくつかあるんで、多分結構腐すと思うんですよ。
- というところから考えると、まずは大間にもこの小説の素晴らしさを伝えたいなとか、こういうところ面白いよねっていうのを伝えたいんで、まず前半戦としてピーヨさんも読んでくださって感想も多分新鮮なところだと思いますから、ちょっと【Ring】に関してですね、まず小説版からちょっと語っていきたいなと思います。
03:03
- そうなんですね、先小説なんですね。
- どっちですか?
- 僕、映画が先がいいなって思ってたんで。
- じゃあ映画でいきましょう。
- すみません。
- じゃあ映画でいきましょう。
- 映画でいきましょう。
- ここで。
- じゃあ映画からいくならばということで、もう大間がですね、いきなりタイマーを掲げてるんですけど、一応お馴染みになっております。2分間ぶっつけあらすじ紹介いきたいと思います。
- すごい、もうやる気満々。
- きついな。
- いくよ。
- よーい、どん。
- はい、ということで映画リングですね、についてお話ししていきたいと思います。今先ほどの話にもあったように、鈴木浩二の書いた小説リングをベースに作られた日本のホラー映画になります。原作から設定はいくつか改変されているんですけれども、話としては見たら死ぬ呪いのビデオというものがこの話の中心に据えられています。
とある若者グループがそれを見たことによって命を落としてしまう。そこから話が展開していくんですけれども、主人公は女性の記者で、彼女の妹子?だったっけ?
- いや、息子だよ。
- いえいえ、妹子でしょ。
- 妹子、妹子。
- 妹子がその若者グループの一人として亡くなってしまうところから物語がスタートする。
彼女はそのビデオの存在を知り、そのビデオの呪いを解くために取材を始めていくんですけれども、その中で自分の息子までもそのビデオを見てしまい、タイムリミットが迫ってくる中、この謎の呪いのビデオに残された映像記録から呪いの正体を突き止めて、1週間以内にその呪いを解かなければいけないというような、
タイムリミットが迫る中での推理を展開させていくようなホラー映画になっております。
そんな中で主人公が一人の男に助けを求めるんですが、それが元夫である教授の名前を忘れたけどかっこいい真田博之です。
最終的に呪いは解けたかみたいな感じになるんですけれども、最後にどんでん返しとして主人公は解けたのになぜかみたいなことが起きます。
そこから本当の呪いの正体というものが見えてくるのですが、リンゴは単なるホラーではなく推理小説的なアプローチも込みでエンタメ作品として仕上がっておりますので、テレビから出てくる貞子だけでなくストーリー展開も含めてお楽しみいただけたらと思います。
すごー。
おだしょー きついわ。
ちょっと応募したな。
おだしょー してないから0.4だから。お前のとこ毎回遅れてるんだって絶対。どんびしゃで喋ってるから毎回。
また褒めてるからちょっと遅れてる。
おだしょー そんなわけでお話しさせていただきました。補足とかあります?
サスキー役はリュウジですね。
おだしょー 元夫のリュウジが出てきますよね。リュウジがしかも超能力者ですよね。
06:03
サイコメトラーエイジだったよね。
おだしょー サイコメトラーエイジだったね。
サイコメトラーエイジがわからないんですけど、脳裏にいろんなものが浮かんでくるってことですね。
触れると記憶を読み取ったりすることができるような奇妙な能力があってみたいな、そんな設定もありつつ。
今説明の中に全然貞子に触れてなかったんですけど、びっくりすることにですね。
リングといえば貞子みたいな感じで、後の世の中ではものすごいアイコンとして親しまれる形にはなったんですけれども、
確かに作品の中で貞子っていうのは一応キーキャラクターとしては機能するんだけれども、
言うほど貞子、なんて言えばいいんだろうね。
おだしょー でもサブキャラだったよね。
そうなんだよね、基本は。
基本はサブキャラだし、多分貞子といえばテレビから出てくるやつみたいな感じになってるけど。
おだしょー 僕はリング見たことなかったんですけど、貞子はテレビから出てくるってことだけ知ってた。
ですよね、そうなんですよ。下手したらドラえもんは机から出てくると同じようなニュアンスですよね。
ああはいはい、テレビから出てくるやつでしょうみたいな感じになってるんだけど、それは本当にわずか数行というかわずかワンシーンだし。
そこよりもやっぱり呪いの正体ですね、目に見えない呪いっていうものが一体どういった仕組みで起きてるのかっていうのを突き止めていくっていうところが本当に話の主軸にあるので、
そこを知らずして貞子がテレビから出てくるホラー映画っていうふうに思ってる人はぜひ一回見てほしいなというふうに思っているんですよ。
おだしょー そうですね。
どうでした実際その、全くなんていうのかな、ちょっと一応整理しますけど、僕とピーノさんは小説先に読んで映画見てますよね。
ピーノ はい、そうです。
オウマは?
ピーノ 小説は読んでない。
読んでなくて映画だけ見てるんだよね。
ピーノ 映画だけ見てる。今回初めて見た。
その本当に真っさらな状態で見たオウマは何を感じたのかっていうところから聞いたほうが一番いいですよね。
ピーノ そこを聞きたいですね。
そこを聞きたいんです。
ピーノ まずマコちゃんが前の最高の一冊っていうところで、これはミステリー小説だみたいなことを言ってたじゃない。
で、映画見て、あ、なるほどなと思って、僕本当に怖い映画が苦手で、この間騙されて見たチャッキーぐらいは本当に見てないし。
騙された。
おだしょー 騙してはないけど。
ピーノ まあまああれはコメディーだからいいけど。
あともう本当に他何見たって言ったらグレアウェイチプロジェクトと学校の階段シリーズぐらいしか本当に見てないので。
なるほど。
ピーノ 結果、今回もちょっとまあピーノさんが参戦してくださるってことで、じゃあ頑張ってみるかってすっごい憂鬱になりながらちょっと見たんですけど。
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でも全然割と見れて、っていうのもやっぱりこのサスペンスの要素がすごく強いから、確かに怖いシーンっていうのはいっぱいあるんだけれども、
それって本当にサブ要素になっていて、じゃあこの一連の流れの歴史だったりとか人物参加っていうのがどうなってるのかっていう、そこに幽霊っていう存在が入ったよっていうだけだったので、割としっかり見れたなっていうのがあったし、
僕は映画単品でしか見てないけれどもかなり面白かったっていうのが正直な感想ですね。
怖くはなかった?
怖かったのは、
怖かったのは、でもラスト15分くらいかな。
その貞子がテレビから出てくるあたり、リュウジが死ぬぞっていう、あのあたりはイーッて思いながら見てたんだよね。
でも通勤の途中で見てたんで、両隣の人と見守られながら貞子と一緒に見たし、
今日も見直して行きの新幹線で隣になった外国人と一緒に見たから、そこも全然みんな仲間だねって感じで見れたんで、大丈夫だった。
勝手に映画館を開かないでほしいんですけど。
いやでもなんか、謎を解くっていう感じのストーリー展開だから、なんかワクワクしますよね、変な話。
せっぱ詰まっちゃいるんだけど、見たら7日後に死ぬとか、何やにしたら死ぬ系の会談ってリング以前にもやっぱりありましたよね。
紫鏡とか、知らないですか?紫鏡って知ってるっていう風に、小学校ぐらいの時流行ったよね。
ピノさん紫鏡って知ってます?
ピノ いや知らないです。
紫鏡っていう言葉を20歳になるまでに忘れなきゃ死ぬんですよ。
ピノ え?もうなってる20歳?
ピノ っていうそういう中身がないんですよ。
本当はもともと中身もあったタイプの話もあるんですけど、タイトルがあって、一応中身もあって、最終的に怖い話のタイトルを忘れなかったら死ぬぜみたいなこと言われるみたいなのとか、
そういうリミットを設定して、すると死ぬ、しないと死ぬみたいな、会談の作りとしてはチープっちゃチープなんですよ。
だってもう死ぬっていう、分かりやすすぎるじゃないですか。
でもそこにリミットみたいなものを見える形で設定されると、脅迫感に駆られるみたいな、そういう怖さを作るすごくシンプルな構造がそこにあって、
12:02
リンゴはだからそれをエンタメに消化してくれている。
この何々しないと死ぬのを、死ぬがもしもガチだったらっていう。
本気で死ぬって分かってしまったら、やっぱりそこと向き合わざるを得ないっていう。
そのタイムリミットに向けて何かが運んでいくっていうのって、物語作りとしては非常に分かりやすい構図になるからいいよねっていう。
上手にそこら辺を料理したなっていう気はしていて。
あと映画版はすごく、何日目みたいな感じで出してたっけ?何月何日か。
日付が出てた。
日付が出てたよね。日付も分かりやすい形でドンって出してくれるから、
すごい刻一刻と死が迫ってくる感じみたいなものは表現できてたなっていうふうに思いますね。
怖くはないよねって思っちゃう。
そうなんですよ。
だから妻が昔見たことがあったらしくて、一緒に見るって聞いても見ない怖いって言うし、
僕が本読んでてここ面白いよって話をしようとしても、妻はすごい思い出すから嫌だって言われるんですけど。
そんなに言うなら何?って思って映画をつい最近見たんですけど、
え?どこが怖いの?っていう感じ。面白いの方が上回るというか。
多分時代もあるのかなっていう気はしていて、映像表現的な部分も。
あらゆる芸術の中でも映像芸術って歴史が浅いから、ちょっと時代を遡るだけで、
別に歴史が浅いから進化してないってわけじゃなくて、浅い分、
例えば写真だったり演劇だったりとか、絵画だったりっていろんなアートの蓄積してきたものを複合的に活用して、
ものすごい爆速で進化してると思うんですよ。
進化のスピードが速い分、ちょっと遡るだけで、
全然手法とか描写がちょっと古く感じるっていうのもあるのかなっていう風に思っている。
リングが何年の作品だったかっていうと何年?
98年です。
98年、もう結構前ですよ。2000年ミレニアムより前ですから。
バックストリートボーイズがブイブイ言わせてた時代ですね。まだミレニアムを発売する前です。
まだ逮捕されてない時だね。
逮捕されてたっけバックストリートボーイズ?
逮捕されたらシャブで捕まったよ。
え?ちょっと話逸れるんで置いときますけど、嘘だと思って、後で調べるわ。
結構時間流れてるんで、恐怖の演出っていうところもちょっと古いかなっていう気はします。
一人目というか、あの子死んじゃうじゃないですか。一番初めての女子高生。
あれ怖くないよね。反転するやつ。
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逆にあの反転の仕方を出されると、その時何かが起こるみたいな。
現代で言うコメディ色なんだよね。
下手したらコメディっていうよりもお昼の再現Vだよね。
逆に言うとそれぐらいリングをみんな見てたから、その演出が他にも転用されたってことですか?
そういうことだと思います。降りてくるというか。
やっぱりこう何か先進的な表現っていうのは、初めのうちは誰もやってないんだけど、それが結局汎用化するとどんどん一般層まで降りてくる。
それが結局そういう再現Vレベルまで降りてくるってことでしょうね。
それは感じてしまうけど、でもじゃあ、そういう構図だなって分かってたら怖がれるかっていうと、また余計に怖がれないというか。
当時の感覚には戻れないから。
そうですね。
やっぱり見るとちょっと古臭いなというふうに思ってしまう感じはありますよね。
恐怖の本質みたいなものを考えた時に、ドッキリみたいな感じはあんまりなかったんで、そこは何か潔いなっていう気はしていて。
ホラー映画のよくあるのって、やっぱりでかい音とびっくり演出で怖がらせるみたいなのって結構多いじゃないですか。
なんかそれって僕はアメリカ映画の方がその系は強いなと思ってるんだよね。
なんかやっぱりその、俺なんか本質の方にちょっと被ってきそうだけどさ、日本の映画ってこうじわじわ来る感じが強くて、
なんかこう、わーっていう感じの境界ではなくて、わーっていう感じで、アメリカ映画の方はわーっていう感じ。
ニュアンスとしてはね。
突然襲われるんですよね。
どっちかというと恐怖っていうよりびっくりに近い。
そうですね。
そんなイメージ。
前にDon't Breatheってホラー映画あるじゃないですか。
ありますね。
あれ僕映画館で見たんですけど、映画館で見に行った時に、まだ屋敷に入る前、外に若者がいる時点で近くに大型犬がワンって吠えるっていうシーン。
そのシーンだけで僕の前の席にいた女性がチャーって言ったんですよ。
もうこの人、この後ずーっとこうじゃんって思って。
ホラー映画。
全然集中できない。この人がずっと驚き続けるから。
そのレベルの人はもう驚きたくて言ってる節ありますよね。
そのキャーがやりたくて言ってるみたいなところあるかもしれない。
それは果たして怖いって言えるのかみたいなところはあって。
でもそれを楽しめる人もいるわけだから、全然それはエンタメとしては成功してるとは言えるんだけど。
でも確かに日本のホラーが目指している怖さってそういうところじゃないのかもしれないねっていう感じはちょっとしますよね。
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さだこ、どう語ればいいのこの映画をっていう気はしていて。
ちょっと俺、くさしたくなってきちゃうから。
もうでもくさし始めていいんじゃないですか。
始めていいですか。
じゃあその前にちょっと。
ピーノさんにはちょっと説明しておきたいんですけど。
大間は一応僕の中学時代の同級生で、当時からオカルトマニアのところがありまして。
多分リングなんかは格好の餌なんですよね。
ワクワクしてすぐフィッシュしちゃうようなものがいっぱい散りばめられてるんで。
多分結構見ながらニヤニヤしてたんじゃないのかなと思うんですけど。
どうでしたか大間。
ちょっとその話に入ると1個だけね。
僕が一番わーってなったシーンがあって。
松茂さんが若すぎるなっていう。
そうなんですよそうなんですよ。
これ松茂だかってちょっと。
本当に松茂さんだよなと思って調べて。
僕もエンドロールで出てきて、やっぱりそうだって確認しました。
この頃だったらいっぱい食えそうだなと思って。
なるほどね。
やっぱ時流れてますから。
そうね。それは今日絶対言いたかったの。
確かに思いました。
今回の僕が語りたいところの一つになってくるんですけど。
今回やっぱりオカルト心霊実験みたいなところが話の本筋に入ってくるんですけども。
これもねなかなかこう歴史があるんですよ。
時が遡り。
まずその明治期に超能力実験っていうのは結構盛んに行われてるんですよね。
そこの歴史をひもとくんにはまずはねちょっとね1948年フォックス姉妹のアメリカの歴史をちょっと語らなきゃいけなくて。
フォックス姉妹っていう人が霊的なノック音っていう今でいうラップ音っていうところがあって。
それを使って霊と交信するっていうのが私たちできるよっていうのを言い始めたのがきっかけて。
霊媒みたいなことをやりながら死者の世界みたいなと交信してみようみたいなのをやり始めたっていうのからオカルト実験ブームっていうのがちょっと始まっていってるんですね。
実はこのフォックス姉妹は後にこのトリックでしたよってことはゲロるんですけども。
でもそれでも全然それを信じずに本当にはできてたんじゃないかっていっていろんな実験がやってます。
21:04
ピノさん大好きなコナン・ドイルも心霊実験は大好きな人だったんですよ実は。
研究給力とかは別にしてないんですけれども。
結構やらかしてますよね。
心霊実験系でいろんなやらかしをやりまして、これは本当だみたいな論評をめちゃめちゃ書きまくってめちゃめちゃ叩かれまくるっていうのを繰り返してるっていうのが実はコンランドイルの一面でもあったっていうようなところもあって。
フォックス姉妹の流れからやってきて、明治期に日本にも心霊系とかあるいは超能力っていうものが日本人もちょこちょこいるよ。
それをちょっと科学的に証明しようじゃないかみたいなところがやってきましたと。
リンクの方でも語られてたんですけども、その心霊実験を行う博士みたいな人がいらっしゃったんですけども。
おそらくこれのモデルとなっている人が福来智一っていう東京帝国大学の女教授、今で言うと純教授の先生なんですけども。
これ多分まこちゃん前にチラッとだけ語ってたんですけども、もともとは哲学とか心理学の学んでて、この催眠療法のスペシャリストだった人なんですけれども。
その超能力実験もその催眠療法の一環としてちょっと始まっていったっていうので、この人が一番有名な実験をやってますね。
やっぱり超能力実験としては三船千鶴子、高橋貞子、永尾育子、このトップ3を外せないですよね。
知らんがなってやつですけど、五三家としておりましょうか。
そんな有名なんですか?
僕らの界隈では結構有名です。
まこさんが保健沼でセンリガン事件の話をしてくれたから、僕はちょっとこの名前には触れました、知られました。
それが三船千鶴子のセンリガン事件ですね。
その3人の実験を通して1914年に『投資と念写』っていう本を出版して、
帝国大学を追放され、以降寂しい晩年を送るっていう、そういう科学者の人ですね。
センリガン事件の三船千鶴子の方は、ちょっとまこちゃんが語ってたから、
じゃあ他の2人の方にもちょっと語っていきたいんですけども、まずは永尾育子。
能力上は千鶴子に劣ってるっていうふうには言われてたんですけれども、念写と投資ができたよっていうふうなことを言われています。
当時のフィルム的なものに金とかを念写してみたり、金っていう文字を念写してみたりとか、なんだっけな。
今年の金ね。
そう、あ、今年の金字だ。本当だ。
今、いらんこと言ったの?
なんか難しい金字を念写したっていうのの、実際のフィルムの画像も残ってたりもして、
24:02
だけど、不正なんじゃないのこれっていうような状況が後々結構発見されるとかして、
まさもっこみからすごい批判が出たりして、その批判を受けて永尾はもう実験参加しないですって言ってたら、
風邪で請求されちゃったっていう、結構謎の深い人物が永尾育子ですね。
で、これ公式には否定されてるんですけれども、
貞子の名前この人から取ったんじゃないのって僕が勝手に思ってるのが高橋貞子さん。
で、この高橋貞子さんっていうのはそのフクライの実験のかなり後期、
もう本当に終わりも終わりで追放される一歩手前ぐらいの時の念能力者で、
念写とか投資とかをやっていたし、あとその心霊治療みたいなのができて、
晩年はその地方の方で心霊治療をずっとやってたよっていうような記録もあるような形です。
で、この人がちょっと他の2人と違うのが、ただの超能力じゃなくて、
高齢能力を使って超能力を発揮してますよっていうような手段を取っていたっていうのが高橋貞子っていう人なんですね。
で、何度かやっぱり実験を成功させてるんですけれども、
その時にこのフクライがインチキ野郎だっていう風なことがマスコミに結構言われていたんで、
もう実験の協力者及び立ち合い者もいなかった状況があったんで、
成功したよって言ってんだけれども、誰も立ち会ってないからお前、
もう全然バカにされちゃってたっていうところがありましたよっていうところで、
結構そのリングの中で語られてたこの博士だったりとか、
その貞子だったりとか千鶴子だったり、ちょっとあの人間の関係性みたいなところはちょっと違うんだけれども、
一連のフクライ・トモキチっていうのをかなりモデルに使ったんじゃないかなっていうところあたりは、
僕はこうにまにまにしながら見てましたね。
フクライ・トモキチさん。
そう。
フクライさん。
マコちゃんがちらっと言ってた、兄弟と東大の争いみたいなところもあって、
実は東大側は心霊実験なんて嘘っぱちやろっていうところをかなり歌ってて、
でも兄弟のほうは、いやもしかしたらそんなこともあるかもしれないよって言って、
一応その兄弟のほうの何とかって言ったら、今村新吉さん。
今村新吉と共同研究もやってたんで、一応兄弟と東大の共同研究でもあったんですよね。
ただ、やっぱりその実験の精度が悪いよっていうところがあって、
最終的には兄弟も東大もいや嘘やなっていう話になっちゃったっていうところが悲しい結果ですよね。
まあ、嘘でしょうしね。
27:08
ここの難しいところが、フクライ自身はおそらく本気で信じてたであろう。
分かんないからね。結局真相のことは分からないからなんとも言えないけど、
純粋すぎる教授がトリックにやられたっていうところがあるのかもしれないっていうのを、
僕はそれこそ先ほど名前があったコナンドウェルからちょっと感じちゃうわけですよ。
コナンドウェルもあれだけ小説でもって名声を手にしながら、
イギリスだかどっかの田舎の娘っ子が撮影したよっていう妖精と遊ぶ写真っていう、
今現代人が見たらこんなもんに騙されるやつおらんやろっていうような写真を、
これは本物だ!って感動してそれを紹介しちゃうみたいな。
本当に純粋な心を持ったまま大人になってしまう。
しかもある一定の分野においては非常に功績を上げている人でも、
そういうものを疑うことを実は知らないできている人っていうのはやっぱりいるんじゃないのか。
そういう点で言うと福良はまさにそういう人物で盲目的にそこを信じてしまったがために、
自らのキャリアも台無しにしてしまったんじゃないのかっていうふうに思ったりはするわけですね。
怖いのは下手したら誰も悪意を持ってないけどっていうところもあるのかなっていう。
悪意があるとしたらやっぱりそういうトリックを仕込んでる人なんで。
しかもその超能力者とされてた女性たち自身が仕込んでたわけじゃないかもしれないしね。
わかんないじゃないですか。彼女たちは自分の力を信じてたかもしれないし、
そこに目をつけた家の誰かとかが彼女たちの超能力とやらを実は陰ながらサポートしていたのかもしれない。
本人も知らないところでとか。いろんな考察の余地がある。
がゆえにやっぱりリングっていう作品が成り立つっていう感じですよね。
ああ、そうか。
ああ、そうかって。
すごい。
何かしらちょっと考えておられるようですね。
めっちゃ今目元に流したね。
めっちゃ早口でしゃべっちゃった。
やっぱりこういう科学と超常現象っていうものの境界線が曖昧な時代っていうのがあったっていう。
やっぱりその事実を知った上で作品を読み解くとやっぱり面白くなってくるというか。
30:03
やっぱそれってやっぱあったんだろうね。
回遺って、回遺の方が科学よりも歴史は深いわけですよ。
そうね。
人間からすると。
結局こう世界を見るときにわからないものがあったときに、それを理解できるものにするために回遺っていう存在がおそらくは設定されていた。
例えば、何でかわかんないけど、今朝めちゃくちゃすげえだるくて、体がちょっと重くて、出勤するの遅れたわっていうときに、ちょっとなんか狐につかれてみたいな。
って言ったら許された時代があったと。
今でもちょっとね。
病気とかがそのまま狐つきだったりとか、っていう風に言われてた時代もあって。
それこそ多分今で言う自閉症であったりとか、ターナーだったりとかダウンだったりとかっていうことで、昔は神語とか忌み語とか、あるいはオリ語みたいなことを言われていて。
おそらく多分伝聞の内容を読んでいくと、そういう遺伝子症の子供だったりとか、あるいは転観であったりとか。
転観も昔は狐つきって言われてましたし。
そういう病気の一種のことを、何かにつかれたみたいなことを言ってるような時代っていうところもあったと思うよね。
だからその病気が、原因が何かっていうところがわかんない時代からすると、何か悪さをする、何か恐れみたいなのが体に取り付くから、巫女さんに取り払ってもらおうみたいな。
そういうところもあるだろうしね。
だからやっぱり暮らしと怪異っていうものが共存していた時代に、そこに科学が入ってきたらどういうことが起きるかって言ったら、やっぱりこういう科学の力でもってそれらの存在を証明しようっていうふうな考え方になるっていうのは、
僕らの感覚だとちょっといまいちピンとこないけど、そういう時系列で考えると割とピンとくる考え方ではあるのかなっていう気はするよね。
で、まあそれを一生懸命やろうとした人たちが実はいたんだぜっていう。
面白いなって。
まあイカ様だろうけどね。
思っちゃいますけどね。
この間でもね、本当にいろんな聴能力者の実験がされてて、このふくらい以外にも有名どころで言うと、おさなみとしえさんっていう。
知らねえな。
最初千人みたいな人で水にするのは水とさつまいもしか食わねえって言って、ストイックに生きてた人なんですけど。
清水事件っていうのが結構有名だったりするね、この人のやつは。
清水事件。
本当になんか物全然食わないぞって言って、じゃあ監獄に閉じ込めてみようって言ったら普通に生きてて、
33:03
で、この人が万能薬と言われる清水を出せると言って、
じゃあ監獄に閉じ込めてお前清水出せよって言って出したら黄色い水が出てきたって言って。
おしっこじゃねえか。
ただのおしっこじゃねえかっていう。
なんかちょっとね、まあでも世の中には変わった紳士たちがそれを本当に清水って呼ぶっていう界隈があるらしいですけど。
まあそれはさておきですね。
その心霊ブームみたいなのはその時期が一番ピークなんですか?
あとは平成の初期にも明治時代と同じぐらいのブームが実は来てて、
僕らの幼少期って結構心霊番組ってすごい盛んに行われてたじゃないですか。
ありましたね。
あった記憶がありますよ。
特命放送なんとか。
特命リサーチ2000Xね。
あとUSOとかね。
USO覚えてます、見てました。
アンビニバフォームを定期的にやってましたよね、心霊として。
やっぱりあの辺っていうのはユリギラーの影響もあって、
その超能力とマジックの境っていうのがすごく曖昧だった時期に、
その超能力者と言われる人たちがよりネットワークが単純に広くできるようになったから、
ここにも超能力者がいた、予知能力者がいた、戦利眼の人がいたみたいな感じで、
実際にその辺の実験みたいなのっていうのが国を挙げてやってたりっていうのも実はあったりして。
あの頃あったんですね。
そうそう。
それこそアメリカでは超能力養成所みたいなところが実際に本当に機関として動いてたりとか、
国の機関で動いてたりとかっていうのもあって、
本当に投資のためのなんとかカードとかいうやつがあって、星型とか。
ESPカードね。
あ、ESPカード。
なんですぐ出てくるんですか。
ESPカード、誰しも幼少期憧れるものじゃないですか。
なんかね、そういうのをやって、
実際に結構その手の番組で戦利眼を持つ人が、
実際の事件の謎を読み解くみたいなのが結構流行って、
それを本当に実証実験してみようみたいな感じのテレビ番組が主体にはなってるけれども、
それの実験系のことを心理学者だったりとか社会学者がやってるっていうことも実際にはその青少期にはありましたね。
まあやっぱそれを大きく受けてるのがポケモンのエスパータイプですよね。
エスパータイプだけ異常じゃないですか。
異常に強いし。
エスパータイプのエスパーってESPカードのESPから取ってるわけですけど、
ESPにERがついてエスパーなんですけど、
やっぱりそういうものに焦点が当たって結構語られることが多かったっていうのはあるのかもしれないですよね。
36:07
最近はもうすっかりそういうのもなくなってきたので、
みんな我に変えたんですかね。
でもまあなんかあれだよね、口裂け女とか人面剣とかいうそういう都市伝説と呼ばれるようなものが、
伝聞でブワッと広がったりみたいなこともやっぱり過去にはあったわけで。
確かに。
なんかこう、人はやっぱ怪異が好きなんでしょうかね。
やっぱ惹かれる楽しいんだよ。
みんなも惹かれるとハマろうぜ。
何でも調べればわかるようになった時代において、
やっぱり何かまだ全くわかってないものがあるぜっていうのが入ってくるとちょっとワクワクするっていう気持ちはあるよね。
うん、それが楽しいね。
それはいいかなって気がするね。
はいはいはい。
面白い面白い。
大間も映画もそろそろ小説の方にシフトして、小説の堅持から映画を草したいんですけど。
大間どうですか?映画についてはもう語り切りました?まだあります?なんかこれ言っておきたいなーとか。
いやあとなんかあのちょこちょこ、
僕のいつもの手法で言う、貞子を心理学的に何のメタファーにしているのかなっていうところがちょこちょこ挟み込めれば、
貞子を通して何を言いたかったのかなみたいなところを言えれば、僕はそこでまだわからん。
ちょっともう小説の方にシフトしていきますかピーノさん。
はい、お願いします。
はい、どうぞピーノさん。
ポケ沼の中庭を収録してから、
ブックオフにあるよって言ってたじゃないですか。
ブックオフにすぐ探しに行ったけどなかったんですよ。
え?なかったんですか?
なくて、このぐらい水の底からとか別のスイッチポーリー作品はあったんですけどなくて、でツーマンサイトで買ったんですよね。
で、届いたんですよ。これなんですけど。
で、確かに表紙がちょっと怖い。
で、妻からこれ本当に必要なものなのって言われて。
じわじわ来るボディーブローですね。
これ何がいいかっていうと、1998年づりの文庫本で定価540円なんですよ。
今ありえないじゃないですか。
中古だから、98年づりの中古だからページが基板出て。
なんかいいっすね逆に。
より雰囲気が出るんですよね。
これは電子書籍にはできないですよ。
確かに。それはできない。
非常用ゼルカのような。
39:05
本当個人的な話で。
これリングを読み始める前に一つ前に読んでた本が、
セオマイコさんのそしてバトマは渡されたっていう、映画にもらった作品なんですけど。
本屋大賞かな何か賞取ってて。
女の子が何人もの子を親に育てられる話で、家族愛あふれるすっごい爽やかな話を読んだ後にこのリングだから。
その鈴木浩二の何かこう、得体の知れない恐怖に襲われるような文章みたいな。
この落差が僕の目にすごかったっていう。
そうですね。
何でしょうねこの人の文体は。
なんか嫌な感じですよね。
もうすごいねめちゃめちゃくるんですよ。
リアルに夜中に読んでて後ろを振り返るのはちょっと嫌になるぐらいの怖さがある文章の書き方上手いですよね。
そうですね何か何だろうな。
さっき大間が地面とした感じの嫌さみたいなのが日本のホラーっていう風に言ってたんですけど、この人の文章は確かに嫌な感じだけど。
ザラッとした嫌さなんだよね俺の中では。
なんかちょっと渇いてるんだけどなんかっていう感じのなんか嫌さっていうのを結構やってくれて。
ストーリー展開はやっぱり地面と嫌なんですよ。
そうですね。
ラストの井戸のシーンの息苦しい感じも文章の方がすごい来るんですよ。苦しくなる。
苦しくなりますね。
孤独感と、あとはもうとにかく気持ち悪さも強いですしね。
あと時間との戦いもあるし。
そうそうそうそう。
小説の面白さってやっぱそこにあるのかなって。
時間の間隔っていうのが映像よりもいくらでも引き延ばせるというか。
実際には数分の出来事っていうのはやっぱり映像で表現する上ではやっぱり数分間で描きたくなっちゃうし、そうじゃないとなんかちょっと違和感が勝っちゃうんだけど。
やっぱりわずか数分の出来事をここまでしっかりと描写して、読者に分からせることができるっていうのは結構文章の面白いところなのかなっていうふうには思いましたね。
どうですかピーノさん、あとなんか。
大間さんに向けていくつか補足しておかなきゃなと思ったところがあって。
お願いします。
小説の朝川は男性です。
朝川って誰でしたっけ?
主人公。
主人公。
え?
松島七子じゃないです。
42:01
え、どゆこと?
そうなんですよ、これが。
ここがまず驚きですよね。
めちゃくちゃしかも重要。
リュウジはだから元夫ではなく学生時代の同級生なんです。
リュウジは男性なんです、だからそのまんま。
男性と男性なんです。
そう。
だからいいんですよ。
朝川は奥さんがいるんですけど、男二人で妻に隠れてビデオテープを見ているっていうこの状況が面白いんですよ。
そこなのよ。
で、妻と息子がやっぱり見ちゃうんですけど。
妻と息子が見ちゃうんですけど。
娘ですね。
妻と娘が見ちゃうんだけど、見た経緯っていうのも、なんか夫が下品な男友達と夜中にビデオテープをこっそり見ていたと。
で、そのテープがなんか夫の部屋にポツンと置いてあると。
そりゃ妻見るよねっていう。
必然性があるの?
必然性がある。
そりゃ絶対なんかちょっといかがわしいビデオかなんかじゃないのかしらこれみたいな。
なんなの?みたいな感じで。
そりゃ見るよねっていう。
そしたら息子が呪われたように見たっていうシーンがあったじゃないですか。
そう、映画では。
ね。
あれ、なんか唐突だなってすごい思った。
そうなんですよ。
無理がありますよね。
あの年の子が一人でビデオテープを夜中に回し始めるっていうのは。
ね。
なんか友ちゃんが見ろって言ったの?みたいなこと出た。
そうそう。
いや、友ちゃん、友ちゃんと違うの?みたいな。
そうですよね。
そういうサイドかよって思って。
すげーなこれ。
なんでこっちなんですけど。
そういうことだったんだ。
実際やっぱりリングの映画は2時間の枠の中に収めるために結構思い切った改編がいくつかされていて、
やっぱり友ちゃんに呼ばれてビデオを一人で見る息子もそうだし、
あとはやっぱりリュウジのサイコメトラー化もそうなんですよ。
え?
そう、俺もそれね小説読んでないから聞きたかったの。
サイコメトリング唐突すぎて。
そんな伏線今までなかったじゃん。
いやそうなんですよ。
いきなり俺実はサイコメトリングできるからみたいなことを言い始めた。
え?
小説でこれ、実はそれの背景がとうとうと語られてるのかなと思ったら、ないんだ。
リュウジはとにかく頭がいいだけです。
とにかく頭がいい。
45:00
頭が良すぎるがゆえに人間環境を上手に構築することができないような人間なんですよね。
主人公の朝川と男性同士で友達なんだけれども、結構対照的な人間として描かれていて、
一杯一杯ですぐ必死になる朝川と緊張感ある場面でもひょうひょうとしながら、それで確信をついてくるリュウジとっていう結構いいバディが組めてたりするんだよね。
とにかくだからやっぱり推理をしていくわけですよ。
もう本当に論理的ですよ。
そう、本当に。本当に論理的に。
あんな突然ふつま開けて、あの鏡だとかないですよ。
もうねちょっとすごいことになってるなっていうのはやっぱり見て思ってしまうし、死んだ後は布被って出てきたりとかしないですから。
あれもねちょっとリングの映画の唐突さですよね。
最終的にリュウジ、元夫リュウジは死んだ後なぜか布被って出てきてビデオデッキ指さすんですよね。
もうちょっと巻き戻しちゃったもん。え?
そう、なんでもありになっちゃってるんですよね。
そう、なんでもありになっちゃってて、全然そんなことはないんですよね。
小説版だと彼は最後の最後死ぬ前に電話で恋人っていうか、あれはなんていう関係?
教え子だったり恋人だったりわからない存在ですよね。
一応先生って呼んでるから教え子なのかもしれない。
教え子なんだけどお互いを思いやってることをお互いに意識してるような存在がいるんだけど、
その子に電話をして絶命するわけですよ。
で、その子に電話をしたという事実が朝川が最終的な答えに迫る鍵になってくるわけなんですよね。
死の間際に誰かに電話をする。
じゃあなんでだよっていう。
まあまあまあ、読めばわかるんで。
とにかくサイコメトラーじゃないです。
っていうところですよね。
で、その朝川豊二が手がかりを追っていくんですけど、そもそもビデオテープが出てくるまでも長いですよね。
長いですね、本当に。
映画は最初からビデオテープがビデオテープがって言ってるから、ロッジに行ってすぐビデオテープ回すじゃないですか。
テレビを見るじゃないですか。
そこにロッジに入って、このロッジの何なんだっていう隅から隅まで調べるところから始まるんですよね。
48:09
ビデオテープにたどり着くまでも長いし。
そのビデオテープの映像を見て、その後リュウジが解析するシーンがあって、全部で12個シーンがあって。
そこいいっすよね。
計算したんですけど、ビデオテープの内容は20分です。
ちゃんとそこを計算したんですね。
計算しました、計算しました。
秒数書いてあるんですよ。
だから僕このビデオテープの内容が映画だったらどう表現されてるんだってことが気になったのに、
全然映画でそれが再現されてなかったから。
そうなんだ。
はい。がっかりしたんです。
言っちゃった、言っちゃった。
小説版ではどういう表現というか、どういう内容がビデオに載ってるよって言われてるんですか?
ちょうどリュウジが、まとめたリュウジがタイトルをつけてるんですよ。
イントロ、赤い色の流出、三原山、三原山の噴火、漢字の山の文字。
サイコロ、老婆、赤ん坊、無数の顔、古いテレビ、男の顔、ラストっていう。
全然違うじゃん。
これ12個のシーン、どれもなかったですよね。
12のシーンがあって、しかもそれらの秒数まで全部リュウジがまとめてくれているので、
それを計算するとちょうど20分。
20分。
2時間のうちの20分を呪いのビデオで締めるのは限界ありますって。
それは無理ですよ。
何だったら、見に来た人にビデオ配って、別に先に見といてくださいの形式かもしれないし。
いいですね。今ならそれが予告編としてできるじゃないですか。
今後ソラー映画やりますよっていう。
YouTubeで。
この謎が劇場で明らかに宣伝ができるから、今できるかもしれない。
でも三原山を指差してたりとか、人が這いつくばってたりとかするシーンがあったじゃないですか。呪いのビデオの内容で。
あれって本編中に関わる何かではある?
三原山そのものが思いっきり関わってくる。
繋がりますよ。
何島でしたっけ。
51:00
小道島じゃなくて。
伊豆大島。
伊豆大島に行くじゃないですか。その伊豆大島に行くまでがいろいろあるだけで、行き先は同じですよ。伊豆大島に行くんですね。
で、やっぱり足止めを食らうんですよ。
嵐で。
でも別に足止めを食らったからといって、俺が船売らすみたいな激発シーンもないし。
やっぱりあのジジイもいないんだ。
元夫と毛布にくるまって、ちょっといい感じになる男女シーンみたいな、そんなもんねえかなっていう。
もうね、俺が一番チンプに感じたのはあそこなんだよね。
そうなんですね。
もうさ、いらんてってなっちゃうわけ。
さっきピーノさんも言ってたんだけど、結局リュウジと浅川の関係性っていうのが限りなく、本当に今の世の中で言うのもあれですけど、
男性同士で作られるコミュニティの強みみたいなものを結構表に出してるわけなんですよ。
挫けそうになった時に、愛とはまた違う力で、結局振り立たせてくれる相手っていうのが、
同性の中で作られると、確かにこういう感じだよなっていうような。
そのやりとりも軽妙だし、すごく頼もしさを浅川がリュウジに対して感じている。
憎からず思っているっていうのは、すごく手に取るように感じられるんですよね。
それが映画になって、ものすごく浅い描写で描かれた男女の愛に落とし込まれて、
ちょっと残念に思ったのがすごく強くて、別にそんなものを見たかったわけじゃねえんだよなみたいな。
実は主人公が男だったっていうのに、ものすごい納得したシーンが1個あって。
男女で、バケツで水汲もうと思わんやろうと思って。
男同士だったら、どっちも力があるから、あのシーンは納得できるんだけど、
片っぽが女性だったら、あれの発想にまずならんから2人で降りてないし、男が降りてガサガサ漁れよって。
足つくぐらいだったら、普通になんか潜るなりなんなりなんとでもなるだろうって思ってたんだけど、
それはそういうことだったのね。
確かにね。それはその通りだわ。あれは無理があるわ。
そうですね。
それは疲れるよって思ったもんね。
一番現実味のないシーンだったもん、あれ。
だってそれバケツ落として俺を殺す気かーとか言って怒ってるけど、上でバケツ引っ張ってんの女性だぞと。
54:02
あんなバケツをさ、あの高さまで引き上げるのを何往復もできるわけないからね、どう考えても。
言うてやるなよって思っちゃったもん。
それはもう霊長類最強女子だけだと思うから、ほんとに。
あれはちょっと無理があるよな、どう考えても。
やっぱりそういうところに出てきちゃうんだよね、総合がどうしても。
なんで総までして男女逆転させなきゃいけなかったのかっていうのはちょっと謎だなと思ってしまうんですけど。
僕、ピーノさんにリングをめっちゃ勧めた立場の人間なんで。
楽しんでいただけましたか?
はい、めちゃくちゃ楽しくて。
ここからちょっと僕の話したいこと持ってていいですか?
はい、どんどん言っちゃってください。
朝川が雑誌記者なので、自分の体験を編集長に話すんですけど。
編集長はそういうオカルトとかを信じない人。
そこの描写で、何を話してもこの人は絶対否定してくるから、最初から否定して書かればあらゆるものは自分の論理で配列されて納得のいくように変形されてしまうっていう文章があるんですよ。
だったりとか、リュウジが何かビデオから手がかりを見つけたぞっていう時も、リュウジは何を見つけたか言ってくれないんです。
お前これ見てどう思うしか言わないんです。
教えてくれよって言っても、俺が先に結論を与えると直感が鈍ってしまって、一旦思い込むとあらゆる事象をねじ曲げてでも自分の結論を正当化する方に寄せてしまうんだっていうんですよ。
こういう描写がまさに今の情報社会とかの思い込み、いろんな情報とかデマとかも含めて思い込みを自覚できていない今の現代人にも刺さるとこだなと思ってて。
もっと柔軟、自分の意見を固執しないことだったり、もっと柔軟性を持たせることっていうのが必要だなっていうトークンになってると思うんですよね。
そのシーン僕も好きなんですよ。 リュウジが朝川をちゃんとリスペクトしてるっていうことも感じられるし、同時にリュウジが本当に真実を探る上で大事なものが何かを分かってる。
自分の直感が正しいかどうかっていうのに自分の中では自信は持っているんだけれども、そこで盲目にならないために客観的な知見を求めているシーンなんですよ。
57:01
さっきのリュウジの言葉っていうのは要するに先に結論を当てがったら、相手はそこに繋げるための理解のプロセスを組もうとしてしまうから、あくまでどう思うっていう。
俺の中では答えはあるんだけど、お前はこの事実をどう思うんだっていうふうに聞いてくるっていう。
かっけえなこいつっていうシーンなんですよ。
このかっけえなこいつっていうのをサイコメトラにすんなよっていう。
そうなんですよね。
サイコメトリーかっけえじゃねえんだよっていう。
思考できる男っていうところの強み、そこがリュウジの魅力なんじゃないかって思うから、豪快な人間なんだけれども、そういう場面ではすごく繊細に物事を確かめていこうとする姿勢っていうのに結構惚れるんですよね。
いくま博士の過去の話のシーンとかでも、日本の国民すべてが私の研究結果を踏みにじろうとしている。
心霊事件に失敗したとかっていうことで、そのマスコミがどんどんそういうふうに誘導するから、
世論が一方向に流れ始めると、マスコミは多くの国民が望むこと以外、口にしなくなっちゃうよっていうセリフがあるんですよ。
これもまさにそうやって、今のイデオロギーが自分の中にあると、もうそれ以外のものになびけなくなっちゃうじゃないですか。
これがまさに僕は、ファクトフルネスって流行ったビジネス文化あるじゃないですか。
しーくんも言ってたね、ファクトフルネス。
本当ですか。
ハンス・ロスリングっていう学者が書いて、たぶん2021年かな。
コロナ禍で一番売れたビジネス文化で、僕読んだときに、どんな事実が証明されたら自分の意見が変えられるかってことを決めておかなきゃいけないって書いてあるんですよ。
じゃないと、さっき言ったみたいに自分の意見に寄せてしか受け取れなくなっちゃうんですよね。
そこをすごく認識させられる、この3ヶ所ですね。
編集長の場面とリュウジの場面と生駒博士の場面。
確かに生駒博士もファクトフルネスを読んでたら、もう超能力実験から離れることができてたかもしれない。
そうそうそう。
でも、98年の作品だから、ちょうど96年前か。
僕らが10歳くらいの時ってこと?
そういうことになりますよね。
年齢バレる?まずいや。
別にいいですけど。
1:00:01
別に全然大丈夫なんですけど、アイドルじゃないんで。
でもその頃ってちょうど、ポケベルとかが流行った時期になるのか。
まあそうだよね。
でも携帯とか、今ほど情報が得やすい時代ではなかったにせよ、
今みたいな世の中になるんじゃないかっていうところを、
たぶんある意味継承として考えてたからこそ描けたってすると、
すごい先進の目があるよね。
そうなんですよ。
まあ確かにそうよね。
人の関心だったり、何て言えばいいんだろうな。
でも人間集団心理って結構時に残酷ですよねっていうようなところも結構大事になっていて、
やっぱり貞子の呪いの一番根源はそこにある気がするんですよね。
貞子がなぜ落ち着いて生きることができなかったかっていうと、
静かに暮らすことができないような人々の好奇心がそこにあったからっていうものもありますし、
その分、結局人の好奇心を食い物にして増殖する呪いを残している。
やっぱりそれを彼女が一番呪ってたからなんじゃないのかっていう。
好奇心の食い物にされて、彼女は結局最終的に不幸な人生を送ったから、
だったらその好奇心が餌になって広がっていくような呪いを残そうっていうような、そんな力が働いているのかなっていうと、
あと一番大事なところが映画では抜けてて、
結構いろんな場面でウイルスの話がされていて、
そもそも朝川は、
普段のですね、要するに突然死した若者たちの接点っていうのが、
とあるキャビンに、
彼が一番初めに立てた仮説はウイルス説なんですよ。
未知のウイルスによって彼らは死んだんじゃないのかっていう仮説を立ててそこに行くんですよね。
だから初めに彼らが死んだというのは、
彼らが死んだというのは、
彼らが死んだというのは、
彼らが死んだというのは、
未知のウイルスによって彼らは死んだんじゃないのかっていう仮説を立ててそこに行くんですよね。
だから初めのうちはそのビデオの存在を知らないって今さっきピーノさん言ってたんですけど、
その通りでだからすげえ戦々恐々としながら手袋とかつけて、
キャビンの中を捜索したりするっていうシーンもあったりするんです。
さらに物語が進んでいくと、結局その呪いの正体はビデオテープだったってことが分かって、
そのウイルスの話は一旦吹き飛ぶんですけれども、
最終的にですね、
1:03:01
貞子は記録に残ってない、
日本で最後の天然痘患者だったってことが分かるんですよ。
この辺もですね、最後の謎解明パートで結構明らかになっていくんですけれど、
要するに彼女は一番最後、人生の最後の場面でですね、
とある男に襲われて、
おそらく背景を考えると、証言とかを考えると、
襲わせたとも取れるんですけれども、
天然痘ウイルスを持った最後の患者に侵されて死んでいくんですが、
その際に天然痘のウイルスをもらっていると。
彼女の呪いの意識と、
そして人間によって封殺されて消え行こうとしている、
その天然痘のウイルスとっていうものが複合されて、
呪いに消化されていっている。
だからこのビデオテープの呪いも、
人間を介して、それそのものは生物ではない。
それそのものは生物ではないのに、
生物を介して、まるで生物のように増殖して、
広がっていくっていう性質を持っている。
ウイルスがモチーフになっているんです、この呪いは。
結構すごい重要なところなんだけれども、
そこに広げると多分収集つかないと思ったというか、
映画はもう全カットです。
一切出てこなかったよね。
そうなんです。
しかもウイルスの特徴っていうのは、
継がいを持たなくても増殖ができるってことなんですね。
山村貞子は、原作では結構細かく描かれているんですけれども、
なんていう疾患でしたっけ。
先天性汎用じゃなかったっけ。
えっとね、なんだっけね。
あれでしょ、ちょっと前にオリンピックで出てた人と一緒だよ。
性分化疾患だよ。
そうそう、なんかなんちゃらかんちゃら、なんちゃらかんちゃらかんちゃら。
女性性を持つんだけれども、文化的に生命の発言的に、
男性の男性気の方の発言が出てしまうっていう症状だね。
はいはいはい。
いわゆる太なりってやつ。
弾もついてるっていう状況ですよね。
彼女は非常に美しいんですけれども、
生殖能力はおそらく持たなかったであろうと。
彼女は子供は欲しかったはずだけれども、
子供を残すことは自分自身ではできないっていう。
それもだから彼女にとってのビデオテープっていうのが、
ウイルスの形で広がっていく、ある種彼女の子供でもあるっていうようなところに
1:06:04
やっぱりつながっていく。
結構だからそのモチーフがいっぱいあって、
呪いの正体を知ろうっていう、
呪いの解き方を知ろうとして、この1週間のレースが始まっていくんだけれども、
最終的にたどり着くのが、
貞子の子供が欲しいっていう願い。
非常に女性的なといったら、今時あれかもしれないですけど、
女性的な願いがモチーフになって、
それがウイルスと結びついて、
あんな形の呪いになっていくっていうところが非常に面白いんですよ。
呪いのテープっていうキャッチーなところだけじゃなくて、
その正体っていうのが、
彼女の子供への渇望みたいな、
生きた証の渇望みたいなところにつながってくるところが、
すっげえ気持ちいいんですよ。
だから、かやことバトルとかする映画撮ってる場合じゃないですよ。
4時間もの、6時間ものでいいから、
完全版リングみたいなものを作ってもいいんじゃないかと。
そうですね。
ビデオテープ20分のね。
ビデオテープ20分は別録にしましょう。
話を追ってくる中で、20分間見させられるつらいですって。
しかもリュウジは繰り返し何回も出すから。
そう、リュウジは繰り返し見るから。
緊急電話で見るから。
3回見たら1時間経ちよ。
映画ではビデオテープをダビングして、
他の人に見せればいいっていうところで終わるじゃないですか。
で、実家の親にビデオをダビングして見せようって決めたところで終わっちゃうじゃないですか。
で、大間さん、それでそんなことでいいのって思わないですか?
いや、あの映画の終わり方が一番しっくりこなくて、
何、親父殺して終わり?って。
なっちゃいますよね。
だし、これが深い意味を持たすとしたら、
自分の生命を生きながられるために、
あるいは自分の守りたいものだけを守るために、
どう他者を犠牲にするかみたいなことを問うてるのかなとか深読みしたんですけど、
その辺は小説でもどう語るんですか?
小説も一番最後なんですけど、
妻と娘が見ちゃってるので、2人分のダビングテープが必要なんですよね。
で、その2つ分のテープを自分の実家のお父さんとお母さんに見せる。
これを見せたらどうなる?って考えるんですよ。
コピーして見せるだけで危険を回避できるんだったら、それはみんなやると。
1:09:04
1週間っていう猶予は噂が広まるうちに多分短縮されるだろう。
そうやってどんどんどんどん繰り返しダビングされていったテープは、
疫病のようにすぐに広まる。
ここでウイルスと絡むんですよ。
ウイルス化してるっていう。
さらにここから、
人の恐怖は2人以上に広めなければいけないみたいなデマが起こりうる。
その中で何人か犠牲者が出ると、さらにパニックを引き起こして、さらに早く広まる。
っていう思考に朝川は至るんですよ。
これすごいピンときますよね。
ついね、直近何年かに起こった。
そうなんですよ。
僕らはこれを見たことがあるんですよ。
その手の話ってかなり社会学でも語られることが多くて、
そのパンデミックの方法みたいなところって、結構社会学者がすごく
いろんなところで実験だったりとかっていうのをしていて、
ちょっと前に、それこそまだガラケー時代にチェーンメールって流行ったじゃないですか。
あれの一部って社会学の実験だったっていう話もあったりもして、
実際にそのチェーンメールがどういうふうに拡散されて、
どの程度のスピードで何人に拡散されるのかっていうのを
測定した社会学者がいたりとか、
なんだっけな、ちょっと名前忘れちゃったんですけど、
オンラインゲーム上でそのパンデミックのような状況が起こったっていうのがあって、
それめちゃめちゃこの疫学だったりとかで研究材料にされていて、
そのオンラインゲームの中で一人バグが起こって、そのバグを写すことができて、
ある人はみんなにこのバグ危ないからみんなでちょっと落ち着いて対処しようっていう人もいれば、
面白がっていろんな人にこのバグを写し合う人もいるし、
途中からやけになって、みんなにもう感染してしまえみたいな感じで、
積極的になる人もいるみたいなのが、いろんな様相がこのオンラインゲームの中で行われていたから、
これがそのパンデミックが起こった時の人間の動きによく近くなるよねっていうことで、
疫学でよく研究されているってなんだっけな、ちょっと忘れてたんですけど、
それと本当に似ているような状況っていうところが、このビデオで言われているって面白いなと思って。
実際、この直近の数年の中で、リアルウイルスで同じようなリアクションをみんなしていたので、
1:12:05
戦犬の目、バリチバチなところがあるんですよね。
すごいんですよ。これが90年代に描いていることが。
人間が恐怖と向き合った時にどういうリアクションをするのかっていうところの、
いろんな予想っていうものをこの小説の中ではすごく示してくれていて、
なんか絶妙なんですよね、本当に。
朝川とリュウジは共に怪異と向き合って、その死という恐怖とどう対峙していくのかっていうところを探って、
実際立ち向かう2人なんだけど、姿勢は全然違ったりするし。
妻なんかはね、ちょっとなんかふわっとしてるし。
本当に恐怖がそこにあるから立ち向かわないといけない、恐怖がそこにあるから今は見ないふりをしたいだとか、
恐怖が目の前にあるんだったらそれを念のため必要以上のことをしたいとか、いろんな人が出てくるんだろう。
ビデオテープを1人にダビングすればいいのに、2個やらないといけないっていうふうなデーマが起きるのもまさにそこだとは思うんですよね。
マスクを2枚重ね、3枚重ねにしたくなるのと同じようなことになるのかなっていう気はするんですよ。
でもそれって本当に現実的に起こりうる話で、やっぱりそれがこのリングの描いている恐怖の本質なんじゃないのかと、
恐怖そのものではなく恐怖に直面した人間っていうものもまた恐怖の対象だよねっていう、
そういう二層構造になってるんじゃないのかっていう気はしております。
面白いね。
いやだからね、読んでよこれって。
すごい面白いんですよ。
改めて読む。僕はもう読破した上でまた改めて読んだ人間なので。
改めて読むとこれ導入というか、導入だなこれ、第1章の20ページ。
いいんですよ、朝川がこの回に巻き込まれるに至った理由っていうのが、とあるタクシーを拾ったところからなんですよ。
このタクシーを拾ったシーンで、朝川の乗ったタクシーの運転手さんは、冒頭に死んだ若者グループのうちの1人が自分の真横で死んだっていう。
止めてるタクシーの横でバイクに乗ったあんちゃんが死んだという、それを目撃した人間なんですよ。
で、それをそのタクシーのあんちゃんが朝川に話すシーンがあるんだけれども、
ちょっと軽くこんな変なことあってねみたいな話をした後、朝川がもっと詳しく聞かせてくださいって言ってくるから、それに対して
1:15:07
えー構いませんよって言うんだけど、木村は嬉しそうに言った。なぜかそうするのが自分の使命に思われるっていう。
だからこの時点でタクシーのあんちゃんも回遺に巻き込まれてるから、もうすでに呪いの一部が多分作用してるんですよね。
この事実を人に広めなければいけないっていうか、下手したらこのままだと、貞子の呪いは終わっちゃうんですよ。
見た人たち全員死んじゃってるから。本来だったらこの見たものを誰かにダビングをするっていうところから、この貞子の呪いは爆発的な広がりを見せていくんだけれども、
非常に不都合なことに、初回見た人たち全員死んじゃってるんです。
誰かがこの死に疑問を持ってビデオテープを見つけ出さないと、貞子は自分のことも広げていくことができないわけですよね。
この時点で、回遺を広めて誰かにビデオテープを見つけさせようっていう力が、おそらく木村、ただ回遺による死を目撃した人にも、ちょっとそれが作用してるんじゃないかみたいなのを匂わせてるんじゃないのかみたいな、そんなのが挟み込まれてくるんですよね。
改めて読み返すと、結構そういう散りばめられているものがあったりだとか、あとやっぱり物を考えるとはどういうことなのかみたいなことに関する、かっこいい記述が結構いっぱいあったりして、
例えば35ページに、どれほど科学的な知識を身につけようと、根本的なところで人間は科学の法則で説明できないある存在を信じているとか、
あとは、僕が好きだったのは55ページ。
分からないものを分からない言葉で論じても仕方がない。分からないものは分かる言葉に置き換えていかねばならない。
もうなんかね、字の文が結構面白いんですよね。
ここがまたね、いいなっていう気がするんですよ。だからこそ皆さんにはぜひこれを本で読んでいただきたいなと。
映像で楽しんでからでも全然いいと思うんだよね。
映像で興味を持ってっていう、やっぱり興味の持ちやすさ、その手軽さ、気軽さっていうところはやっぱり映像の強みだと思うし、
映像だと現実ではないっていう部分が分かっているからこそ、衝撃的なシーンも割と飲み込むことができるみたいな、そんな作用もあるので、
映像で軽く楽しんで、その後、文章を読んでですね、世界観をより深めていってもらえたらなぁということも考えたりはします。
1:18:08
さて、フィンドさんどうですか?まだ語り残したこととかあります?
そうですね。朝川が自分の命だけじゃなくて、自分が死んだ後、妻と娘はどうするんだとか、最初考えるわけですよ。
この時はまだ妻と娘がビデオを見る前だったのかな。
もし自分が死んだらどうするかっていうことを思い描くシーンがあって、
自分が死んで、両親に娘の面倒を見てもらいながら仕事に出る妻の顔が生き生きと輝いていることを無理にイメージしましたって書いてある。
自分がいなくなった後、生き地獄に陥る妻と娘を想像するのは耐えられない。
こういう家族愛的な部分があるんですよ。
自分の住んでるマンションは売れるだろうと。
生命保険も確認しておこうと。
必要なことはメモに残しておかなきゃってしていくんですね。
この後の文章で、朝川は自分のいなくなった世界にまで影響を及ぼそうとって書いてある。
やってること、貞子と一緒なんですよ。
結局。
さっき言ってた、リュウジが死ぬ時も誰かに電話して何かを残そうとしてたとか。
みんな人はそうするんだっていうことなんですよね。
人間が持っている死への恐怖ってやっぱりそこなのかもしれないよね。
世界に対する影響力を持てなくなること。
誰かと繋がることができなくなることをやっぱり恐怖しているのかもしれない。
だからこそ死を目の前にすると何かを残そうとしてしまうっていう。
なんかいいですね。
面白い、面白いですね。
でもそうすると貞子の作った呪いってさ、
この疫学から考えると非常に不完全なんだよね。
ウイルスっていうところを言うとさ、
SARSの例が一番わかりやすいんだけど、
SARSって一瞬ものすごくバーって流行ったんですけど、
一気に弱毒化したんですよ。
あれ何でかっていうと、
最初の頃は、かかったら死ぬっていうぐらいの
強い感染性と激症化をするウイルスだったんだけれども、
対象が死ぬと広まらなくなっちゃうわけよ。
だからウイルスとして生き残る道でいうと、
弱毒化して広まっていく。
だからただの風邪、
病気としての風邪ぐらいのレベルに落とし込んでいくっていうことで
感染性を持ったっていう。
今回のコロナでいうと、
感染力はものすごく強かったけれども、
症状が強く出る人と強く出ない人両方いるよっていう状況だからこそ、
1:21:04
今回ものすごく世界的に広まったっていう状況があるから、
貞子の呪いって必ず死んじゃうじゃない。
そうするとウイルスっていう面で考えると、
非常に生き残りにくいウイルスの形態をしているから、
もうちょっと和らげてあげた方が貞子の呪いって、
もうちょっと思ったようにできたんじゃないかなって、
ちょっとふと思っちゃった。
リュウジがちょっとそれに触れるところがあるんですよ。
あるんですね。
この事件の裏で手を引いているのはひょっとして悪魔かもしれないって言って、
悪魔は決して人間を死滅に追いやることはない。
人間がいなければ奴らも存在できない。
ペストの話をしたりエイズの話をしたりするんですけど、
ウイルスも宿主である細胞が滅んでしまったら、
もはや生きられないっていうところには増えてて、
ところが人間は天然とウイルスを死滅に追いやったっていう。
僕は貞子の呪いはよくできていると思っていて、
オウマの言ってる通りで確実に死滅してしまう、
しかも症状が出るのが早いウイルスっていうのはやっぱり、
最終的に自滅してしまうっていう弱みがあってっていうのは、
実際医学的にもずっと言われていることですし、
実際それで全然広がりきらなかった。
話題にはものすごいなったけど、
割と早い段階で終結するようなことっていうのは今までにもあったっていうのは分かるんですけど、
それでも貞子はこれで大丈夫だって考えてるんですよ。
それはやっぱり彼女が、
人間のエゴイズムみたいなものを何よりも理解しているから。
つまり、自分の身を守るっていうこと。
他者を犠牲にしてでも自分は生きたいっていうふうに思う、
人間の本質的な恐怖に対するそのリアクションを彼女は理解しているから、
1週間後に死ぬかもしれない。
かもしれないで十分なんですよ。
実際に1人死んでしまえば、
もうそこから先は恐怖の力によって人間は自分の身を守るために、
いくらでも何でもやるんじゃないかっていうことをおそらく貞子は理解をしている。
だからこれで十分だと思っている。
これも僕も面白いなと思ったシーンが247ページにあって、
これは確か井戸を掘り始めているシーンかな。
朝川が幼い頃、横穴を掘って友達と遊んだ時の記憶が蘇ってくるんですよ。
1:24:03
これ、貞子の記憶ではなく朝川の記憶なんですけど、
横穴を掘って一生懸命掘っていったら結構でかい穴ができて、
みんなでその中に入ったと。
それで結構楽しいねみたいな感じで微笑ましくいたら、
そこに近所のおばさんが覗いてくるんです。
こんなところに穴なんか掘って、
勢いよくなったら気持ち悪いじゃないって言ってくるんですね。
このセリフって朝川がその後に言ってるんだけれども、
小学生であっても注意の仕方のおかしさに気づいた。
危険だからやめなさいではなく、こんなところでイケメンになって死んでしまうと
近所に住む私としては気味が悪い。だからやめて。
と全く自分の立場だけから注意を与えている。
えーと朝川は友人たちに笑いかけた。
おばさんの黒い顔は家芸のように手口を抑えた。
人間って本質的にそういう部分抱えてませんかっていう。
呪いのビデオも結局自分を守る術はある。
でもそのためには誰かを犠牲にしなければならない。
でも自分は助かるっていう構造を持っていて。
さだこがそういう特性を持たせたのも、
やっぱり人間はそういう生き物でしょっていう。
その裏を見透かしてるから、
呪いの内容がそうなってんじゃないのかなっていう気はするんですよね。
それも呪いのビデオの内容が結構詳しく描かれてるからこそ、
そういう風なのが見えてくるんで。
映画だときついなっていう話にやっぱり戻ってきちゃうんですよ。
ぜひ小説読んでほしいなっていう。
そこに最後戻ってきちゃうんだよなこれ。
あとちょっと外国人と一緒に読むか。
それは難しい。一番難しい。
あと大間さんに教えておきたいのは、
小説のさだこは画面から出てきません。
は?
これが一番の衝撃かもしれないね。
画面から出ようとして、あっあっあっってなるわけ?
パントマイムとかないから、バリアードみたいな動きないから。
ない?
ないです。
そもそも出てくる。
今の話から出てくる必要ないじゃん。
だってビデオを見たら死ぬんでしょ?
7日後に死ぬんでしょ?死ぬだけだから別に。
何かが迫ってくる感じがして死ぬだけだから。
別にテレビから出てくる必要ないじゃん。
恐怖の顔を浮かべて死なないの?
恐怖の顔を浮かべて死ぬよ。
なんで?
何かわかんないの。
何かが迫ってくる。
何かが迫ってくる。
何かがそこにいる感じがする。
1:27:00
で、死ぬんですよ。
来る、きっと来る。
来る、きっと来るだけどそれは貞子じゃないんですよ。
だから俺がリングの小説を読んだのは、
テレビから貞子が出てくるっていうイメージを持って、
映画は見てない状態で読んだから、混乱するよね。
いつ出てくるんだろうって思ったら終わったんですよ。
でも全然納得できるというか、
これ出る必要はないしっていう。
すっげえ面白い小説じゃんと思って映画を見ると、
なんか面白く感じたところが徹底的に削られて、
よくわかんない男女のイチャコラが描かれて、
空気工事はこれでいいんですか?
最後に貞子テレビから出てくるし、
なんなん?みたいな感じになっちゃうんですよね。
映画だけ見たらこういうホラー映画ね、
確かにちょっと怖いな、気持ち悪いな、になるんだけど、
小説から入ると親っていう別作品に見えてきちゃうところがあるので、
別作品として楽しむが正解なのかもしれないですけど。
ただテレビから出てくるっていうのが、
貞子っていうものの恐怖が続編とか他にもいっぱい派生してるって、
まこさんも言ってたじゃないですか。
そういういろんなものに外に派生していくっていう意味では、
あのテレビから出るっていう演出は大発明だったんじゃないかと。
そうですね。間違いなく大発明だったし、
それによって本当に現実社会で貞子が増殖しているわけですから。
知らない人いないんだからっていう。
貞子の本界は遂げられてるんです、現代社会において。
でも当時のテレビってさ、ちっちゃいじゃん。
あの大きさのテレビが置いてあるって、結構お金持ちの家じゃなかった?
当時のテレビもっとちっちゃかったよ。
そうかな。
ブラウン管でも結構でかいのはあったよ、普通。
君ん家は割とお金持ちだからね。
そんなことないって。そんなことはないって。
もうかい?
もう98年ぐらいだったらまあまあでかかったんじゃない?
だってブラウン管でも平面のテレビもね、結構一般化されつつある段階だったよ。
うち導入されたことないですよ。
局面画面でしたから。
でもまあそういう想像はちょっとしたよね。
なんかちっちゃいテレビでやったらミニサダコ出てくるんじゃないのかとか。
そういうね、ちっちゃかったら逆にかわいいんじゃないかみたいな。
ちょっと考えましたよ。
今ここでも僕らサダコサダコって喋っていますけど、
小説の中で作中ひたすら山村サダコ山村サダコってフルネームで呼ばれるんですよ。
1:30:00
これ何なんすかね。
日本人がフルネームで呼ぶって特別感ない。
たしかに。
いい意味のときにフルネームで呼ぶってあんまりなくないですか。
なんかすごくこの人尊敬していますみたいなときに
野口秀夫は、野口秀夫はってあんまり言わないじゃないですか。
野口はとか秀夫はとかって相性、愛着を持って下の名前であえて呼んでみるとかっていうのはあるけども、
アドルフヒトラーは、アドルフヒトラーはって言ったら
ちょっとなんかくさしてるんじゃないかなみたいな雰囲気を感じるから。
まあなんか距離を取りたいときとかにも使うよね、フルネーム。
ああそうだね。
ちょっとよそよそしい感じは出るよね。
貞子っていう存在をちょっと遠ざけておきたいっていう意図がそこにあるのかもしれないし。
一方でもう、映画においては貞子がキャッチーな存在になってるから。
貞子っていう感じになるのかもしれないしね。
そうね、キャラクターからしちゃってるところもありますよね。
あと最後にちょっと、またちょっとオカルトというか僕の存在を
さっきちょっと調べたら、光眼性女性化症候群っていう風に、
あ、出ました出ました。
本質的に貞子男なの?
男なんです。
身体的特徴としては女性なんだけど、生物学的には男性で光眼がついてるっていう。
なるほど。
それがあれば、
あとは、
アドルフヒトラーは女性で、
身体的特徴としては女性なんだけど、生物学的には男性で甲側がついてるっていう。
あ、じゃあ僕がさっき言ったの逆だったね。
そう、だから子供みたいです。
そう、それって結構神話の世界ではよく出てくる存在なんですよ。
有名なところで言うと、みんなでも分かるようなところで言うと、
ヘルメスっていう神様とアフロティテっていうギリシャ神話の神様の2人の子供がいるんですけども、
ヘルマプロディトスっていう神様がいて、
それも繁栄を男性と女性両方の特徴を持つっていうのがいて、
それがアフロティテとサルナントカっていう人がいて、
サルナントカ?
サルナントカがいて、ヘルマプロディトスと恋をして、
一緒になろうぜって思った結果、両性雇用の姿になって合体しましたよっていうやつなんだけども、
1:33:02
それが教会を超えた存在だったりとかっていうようなモチーフになってたりとかして、
あとは有名なところで言うとキヤマト?メソポダミア神話の。
なんか聞いたことはある?
あんまない。
あんまないね。
そういうメソポダミア神話のキヤマトっていう神様がいて、
これが混沌の象徴なんよね。
混沌の神様であって、だから混沌からの生命の創造であったりとか、
原初の生命の源とは何かみたいなところの力をつかさざる神様で、
そういうところをそこに乗っけてきてるのかなと思うと、
ちょっとその辺の神話マニアからもニヤニヤ案件があるよっていうところも合わせて。
神話ですね。
そうなんですよ。
両性雇用と神話は結構ね、切っても切り離せないんで。
それもね、原作でリュウジが言ってんのよ。
言ってんのよ。
これすごくね?
リュウジが全部言ってくれてるから、
多分読んだら嬉しくなるよきっと。
それこそ今の話で多分出てきた、
ヘルマフロディトス像っていうのについても研究してるんですよ。
バフォルディテがヘルメスと交わって生まれたヘルマフロディトスの石像。
寝っ転がってて、有名なフィレンツェにあるやつ。
寝っ転がってて、もう女性の体つきでうつ伏せに寝てんすけど、
おちんちんついてるやつなんですよね。
これについても結構話がちょっと触れられてるはず。
両方を持ってるっていうのに神聖が宿るっていう。
日本においてもそういう何かしらの危険だったり、
身体の身体の異常があるような実感に対して、
何かしらの神を見るっていうような。
サダコの持ってるミステリアスな雰囲気であったり、
なおかつ人知を超えた超能力っていうところがある。
そういうのもやっぱりしっかり作り込まれてるんだよね。
だから小説読んで、何回言えるんだよって話なんですけど、
やっぱりね最高の一冊なんで、僕からすると。
ウイルスとか呪いの広がりと同じように、
根拠不明なデマが一瞬で広がって、
情報の拡散にもこのまま触れてて、
そういういろんな独立根拠のあらゆる情報の中から、
正しそうなものを辿っていくしかないっていう、
僕らそうするしかないじゃないですか、今も。
まさにメディアとの向き合い方みたいな話で、
デマは何十倍広がりやすいのか、
1:36:00
デマは何十倍広がりやすいのか、
デマは何十倍広がりやすいのか、
デマは何十倍広がりやすいのか、
デマは何十倍広がりやすいのかっていう話があるじゃないですか。
本当にウイルスが広まることと同じくらい、デマって広がりやすい。
それは僕は思うに、
アテンションエコノミー、
関心経済、
って言われますけど、
YouTuberでも何でもいいんですけど、
センセーショナルなタイトルをつけて、これ見てねっていう、
面白そうなこと、意外性があって、面白いものがどんどん拡散されるじゃないですか。
さっきまさに都市伝説の話の中でも、
オカルトはまろうぜって楽しいし、
分かってないものってワクワクするよねっていうところから、
そういう人の好奇心をくすぐるものに、
人はなびかれやすいし、
そうやって広まりやすいんだろうなっていうことをすごく考えましたね、読みながら。
やっぱりキャッチですからね、
センセーショナルな事実とされるものが、
たとえそれが全くエビデンスがなかったとしても。
なんとかの真実って書いてあると。
それはやっぱり間違いでしたっていう動画を出したとしても、
多分再生数半分もいかないですから。
やっぱりね、
ポッドでの何かしらそれらしい、
それでいて衝撃的な事実、
たとえそれが事実じゃなかったとしても、
そういったものの方が人間は食いつくし、
細かな、もっともらしい説明、
およそみんなが想像もつくような内容に関しては、
やっぱり興味を示さないっていうのがあるので。
だからおそらくデマっていうのは広がりやすい。
だからやっぱり今の世の中において、
貞子がもしも命を落としたら、
確実にSNSを活用した呪いを残していくんですよ。
ユーチューバー貞子。
そう、ユーチューバー貞子になる。
ヒトラーがユーチューバーになる映画ありましたね。
帰ってきたヒトラー。
あれも絶妙な作品でね。
また現代社会に対する風刺がめっちゃ効いてるんですよね。
素晴らしい作品ですから。
あれもいつかやりたいね。
やりたいですね。
やってください、やってください。
あれやりたいですね。
原作も面白いんで読んでください。
原作は全然僕触れてないので。
原作がドイツでベストセラーになって、その後に映画化してるんですね。
帰ってきたムッソリーにも何かありますよね、映画で。
いろんな人帰ってくるんだ。
いろんな人帰ってきちゃうから。
1:39:01
サバイコンも帰ってくるかもしれない。
帰ってくるかもしれないですから。
帰ってきたとしてもマスコットキャラクターとして帰ってくるだけなんで。
僕がこんなに声を高らかにして言いたいのは、ネットフリックスでの映像作品っていうのが盛り上がってるんで。
ネットフリックスオリジナルドラマでリングを原作めっちゃ意識して作っていただきたいなと。
2時間におさまい必要がなくなるから。
しかも7日間あるんだから7話構成にするとか。
そうですよ。
ネットフリックスオリジナルはワンクールとか気にしないで作ってるからね。
そうそうそう。
っていう風にちょっとこうね、デイ1からやっていってほしいわけなんですよ。
いいですね。
っていうね、野望があるんで。
どうか企画ネットフリックスさんよろしくお願いします。
お願いします。
というわけで、そろそろ収束させていかないといけないんですけれど。
結構しゃべりましたからね。
ピーノさん止まってる?
ピーノさんちょっと止まってますね。
ちょっとピーノさんが帰ってくるまで、今日の結論を考えていきたいと思いますが。
日本のホラーが持つ強みって一体何なのかということですね。
ここです。
多分ピーノさんもうじき帰ってくるんで。
なんだろうね。
ほら、ピーノさんおかえりなさい。
すいませんすいません。
大丈夫。
おかえりなさい。
もういろいろですね。
ここからはあれですか。
通信回線のために顔を出しなしでいく感じですか。
いやいや。
よかったです。
ちょっとね、今日の。
最後一個だけ僕は分かってないことがあって。
あるんですね。
リングっていうタイトル何ですか?
何がリングですかっていう。
分かんない。
みんなリングって思ってるのに誰も何も。
確かにリングについて何の説明もないまま話は終わっていくんですよ。
でもこれ続編が螺旋で、次がループなんですよ。
とにかく円環っていうものが非常にモチーフとして描かれているので。
そこに一体何を見るのかっていうことにはなってくるんですけれど。
あとあれじゃない?
リングがさ、螺旋状に連なってさ、ループしていけばさ、
それは鎖になるじゃん。
はいはいはい。
だからこの呪縛的なさ、縛るものみたいな。
1:42:00
ああ、逃れられないモチーフみたいな。
みたいなところもあるのかなとか。
今ちょっとかっこいいこと考えたな今。
まあね、これちょっと気になりますね。
何だろうね。
みんなリング、貞子って思ってるのにリングが何か誰も分かってない。
小説でいろんなことに言及してるのにリングに言及してない。
やっぱあれじゃないですか。
貞子は生まれつき子供を作れない。
そんな体で生まれてしまいっていうところがあり、
やっぱりこう、一般的な何かしら家庭を持って子供を見たかった。
貞子が一番欲しかったのは幸せのリングだったのかなみたいな。
あれだけ男女愛に落とし込んだクソ映画みたいなこと言っといて、
めちゃくちゃしょうもないこと言ってますね。
あとあれかな、貞子が最後に見たのって上を向いて死んだじゃん。
ってことは井戸の電話を見たとすると、これもリングじゃない?
そうですね。
だとしたら三原山の河口もリングですね。
母が見投げした。
電話の音もリングかもしれないね。
リングリングリング。
いいオチがついたところでみたいな感じになっちゃうんですけど、
ちょっとリスナーの皆さんの意見も聞きたいんですけどね。
特に反響はないですが、こぼれぞっていうのがあれば聞いてみたいところです。
これは知りたいです。
じゃあ一応最後になりますけど、
日本のホラーが持つ強みって一体何なのかしらっていうのを最後に皆さん聞いてください。
いきなり最後の最後のいきなり帰ってきますからね。
日本のホラーの持つ強みって何ですかっていう。
大間からいきますか。
僕が日本の映画を見れない一番の理由ってとこなんですけども、
余白の長さ。
アメリカ映画って全部余白がないんだよね。
はいビビらせます。
はい来ましたっていう感じなんだけど、
日本のって来るかもしれない。
あっ来なかった。
えー来るかもしれない。
うわー来たーみたいな。
どっちなのどっちなのみたいな心をざわつかせる長さが
日本の映画の手法の話にはなってくるんだけども、
強みの部分なんじゃないかなって思います。
1:45:04
大間さんどうですか。
見えないってことじゃないですかね。
恐怖は見えないっていうところが日本のホラーっぽい。
さっきこのリングの冒頭も女子高生が襲われるところからですけど、
もう何かが来てるけど何かがわからない。
そのままやめてやめてって苦しんで死ぬっていう。
ずっと見えないんですよね。ウイルスも見えないし、
テンネントも見えないし、
見えないものが恐怖として襲ってくるのが日本のホラーなのかなっていう。
大間さんの話にも繋がりますけどね。
海外だとやっぱり見えてくる。
その場でバーっと襲ってくるっていうのが怖い。
もっと比べると日本のホラーは映画化すべきじゃないっていう。
まあ確かにね。
僕もちょっとそこ繋がるような気はするんですけど、
結局日本のホラーっていうか、
日本人が一番恐怖してるのはやっぱり何より人間なんだろうなっていう。
対象が幽霊だとしても結局本質的には人間そのものを恐怖してる感はあるんですよね。
亡くなった人の怨念みたいな。
邪悪な何か、人間でないものがどうのこうのって言われてもやっぱりピンとこなくて。
どっちかというとやっぱり人間が一番怖いものなんだっていう。
そういう意識を根底で持ってるんじゃないのかっていうふうに考えると、
やっぱり日本のホラーが持つ強みって、
やっぱり人間像をガッツリ描いてくることなんじゃないのかなっていう気がするんですよ。
多分海外のホラーって別に人間像を深めなくてもいいんですよ。
ワーキャーが上手な人とヒーロー的な存在がいれば、
あとはもうなんとなくボコスコやってれば成り立つところはあるんだけど。
ひどい言い訳。
実際そうよ。ほとんどそうだもん。
あの手この手でいろいろやってるけど。
大概ね、キャンプ場にちょっとバカっぽい大学生が来るみたいなさ。
だいたいもうずっと擦られてますし、でもそれも成り立つんですよね。
日本のホラーってやっぱり強みとしてやっぱり人間の怖さ、
人間が持ってる情だったり念の怖さっていうものをやっぱり描こうとする分、
やっぱり幽霊だったら幽霊の背景をしっかり描いてくる。
怪異だったら怪異の背景に一体何があったのかっていうのをものすごくつぶさに描いてくる。
そこがやっぱり日本のホラーが持ってる強みなんじゃないのかと。
そこなんじゃないのかなって。
そこに頂点を当てるとやっぱりどこかしらミステリ化してくる。
リングはそこを本当に本気出してやった作品なんじゃないのかなっていうふうに思いました。
1:48:05
そんな感じで。
じゃあもうこれで終わりにしようかなと思いますので。
何か言い残したことはないですか?
ピノさんないですか?
CMの後で一個だけやらせてください。
大間、何かあります?
最後にちょっと一言っていうところなんですけど、
この映画はある意味僕の人生を変えた映画の一本だったなと思ってて。
何かというと、たぶんおそらくなんですけど、
この先僕人生の中でどんなことがあっても、
伊豆のバンガローに泊まることは一生ありません。
01:48:59

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