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2022-07-11 56:23

第71回(2)『哭悲/THE SADNESS』細部は問うな!残虐描写で突き抜けろ!

『 哭悲/THE SADNESS』の話をしました。

エクストリームなゴア描写と、一方での人間描写の解像度の低さなどについて話しています。

サムネール怖すぎますが、話してる内容はそんなに怖くないと思います!

■メンバー ・山口 ・原口 ・まえだ ・マリオン

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00:00
今日のテーマは、『哭悲・THE SADNESS』です。 前野さん、解説お願いします。
映画ドットコムより、人間の凶暴性を助長するウイルスが蔓延した台湾を舞台に、地獄絵図と化した街で再開しようと
混争する男女の運命を容赦ない語話描写で描いたパニックホラー。台湾で感染拡大していた謎のウイルスが突然変異を起こし、人間の脳に作用して凶暴性を助長する恐ろしい疫病が発生した。
感染者たちは罪悪感に苦しみながらも暴力衝動に抗えず、街中に殺人と拷問が横行する事態に、感染者の殺意からどうにか逃げ延びたカイティンは数少ない生存者と共に病院に立てこもる。
カイティンから連絡を受けたジュン・ジョーは、生きて彼女と再会するため狂気に満ちた街へ一人乗り出していく。
本作が長編デビューとなるロブ・ジャバスが監督、脚本編集を手がけた。
では、ここからネタバレな話に入っていきたいと思いますので、見てから聞きたいという方がいらっしゃったら、一度聞くのを止めていただけたらなと思います。
では、おのおののサワリの感想を伺っていこうかなと思います。
原口さん、本作どのようにご覧になられました?
サワリ、予告編の段階から人がおかしく凶暴化していく姿が、漫画の方のI am a heroのテイストがあるなと思って、
っていう前提を置いて、まあエグい内容なのでも基本これは映画だと思って、割と冷静になって見てましたっていうところですかね、まずサワリとしては。
前野さんは本作どのように?
いや、私はもう映像に関しては大満足ですね。これを見に来たって感じです。
ただその語話描写が本当に良かった分、ストーリーもうひとひねりあったら天下取れたのになっていう、そこが逆にもったいなく感じるぐらい映像表現が素晴らしかったと思います。
なるほどね。
前野さんはどうですか?
そうですね、確かに本当にここまでのグロテスクな描写とか、暴虐とか悪意に満ちた映像というか行いというか、そういうのがいっぱい出てて、
確かに最悪なものが見れるという意味ではこの映画って本当にすごかったなというふうに思いましたね。
やっぱりあと今世界で起こっているいろんな事象とかもすごく取り入れられているのも、やっぱり今この映画が作られているっていう意義をめっちゃ感じたんですけど、
まあでもあんま好きじゃないですね。
そもそも好きじゃねえな、これっていう。
正直見終わった後になんか結構感情的に無でしたね。
なんかすごかったけど、で?みたいな感じ。
あまりこれを楽しめなかったですね。
あんま好きじゃないなっていうふうに思いました。
僕はですね、ついさっき見てきたところなんですけど、
そうなんですか?
はい、ついさっき見てきて。
羨ましい。
ホカホカですよ、今。
で、さわりの感想としては、
03:01
まあエグい話を思いついたからエグい描写で撮ろうぜだけの話かなと思って。
で、まあそういう映画はそういうものとしていいかなとは思うんですね。
それなりに楽しんだかなっていう感じですけど、
なんかこの後深掘りしながら話していく中で、
解像度高まっていったらここがダメ、ここがダメって言っていきそうな気はするんですよね。
今解像度が低いからまあ良かったねって言ってるんですけど、
多分解像度上がるともっとやれたやろってなるんじゃないかなって気はしてます。
はい、じゃあ深掘りしていこうかなと思うんですが、
まず原草ここっていうトリピックありますか?
てか、ゴア描写系で結局、
去年目の手術をしたこともあり、
目への攻撃のシーンが見てるのが本当に辛いんですよ。
痛かったね、親指で目くりーとかね。
辛すぎて、それを見るのがもうしんどくて、できるだけ冷静に言おうとしてた。
確かにリアリティあるのが一番痛いですよね。
今回やったら傘で目つくとかだし、
あと今年全体で一番痛かったのって、
チタンで乳首に引っかかるところだと思うんですよね。
乳首噛むところとかね。
痛い痛い、思い出しただけで痛い。
リアリティというかリアリズムがあるのが一番痛いなと思って、
傘が一番リアリティある痛さやった気がしますね、本作で言うと。
確かにな。
話とかでここって意図があります?
話というか、凶暴になっていく前の一瞬涙が出るっていうのが、
あれが象徴的かなっていう。
あそこで人間性が消えるかどうかの境目なのかなと思って。
だからそれこそラストで男性の純情も、
あ、お前もかっていうのが切ないなっていうのがある。
あそこね、結構良かったんですけど、
もっとやれた感があるんですよね、あそこ。
もっとエモくやれたやろうっていうのが。
野相、野相。
あ、お前もかで結局、恐ろしくなった人同じく目が真っ黒になっていくっていうね。
感染した人の目が真っ黒になってるっていう、
あれだけ異常に不気味だなっていうビジュアルだなって思って、
思いついたのがすごく良いなって思ったんですよね。
俺、相談会で中学の社会科の先生に教わったのは、
人肉を食ったら目がキラキラしてるっていうのを教わったことがあって。
どういう文脈で教わったんですか?
多分戦時中の運動の話でよく聞いてんす、その話を。
伸びるみたいな話ってことですね。
なんでキラキラするのかよく知らないんだけど、
06:00
それに近いとこがあんのかなって目が真っ黒になるっていうのが。
だから、一応今回の狂犬病の変異種ウイルスってことなんですか?
だから、そもそも日本で狂犬病ウイルスってなくなってるし、
人間かかったら死ぬって言われてるんだけど、
犬って結局どうなるのって思いながらも、犬って思いながら。
あ、そっち?犬の方?
犬の方。
やっぱり黒くなる由来を考えるとそっちもあんのかなって思ったりしながら。
その方向で考えてなかったの?
一応俺理系なので、そうなる理由っていうのは気になってあるようする。
ちょっと深掘りはできてないんだけども。
一応そういう意味で最初の細胞分裂でタンパク質追従が大きくなっていくのは
結構恐竜学校は見てるんだけど理系してるんだよ。
オープニングのウイルスとか細胞らしき描写の、
なんかよくわからないCGのおもちゃ感、独特の味わいやりましたね、あそこ。
なんか特撮怪獣みたいやなって思いながら。
ああいうのホラー映画でありますよね、よく。
ホラー映画でよく見る感じする、あれは。
それはいいな。
そう、だからあの細胞分裂を行なえてる核融合的なシーンが、
あれが本当に生物の中の話なんかを見ながら何やろうなと思いながら、
いきなり最初から始まったんだよね。
あとはあれかな、国の大統領と軍のトップか、
あの辺のとこは結構好きではあるんだけど、
ああ、だから総統か。
総統は男性で、そこアッシュルーダードッカーンなんやな、思いながら。
もうあの辺りマーズアタックみたいな感じですよね、もう。
ああ、はいはいはい。
悪趣味というか、もう悪いジョークでしかないじゃないですか、あれは。
うん。
もう悪趣味なコメディ映画みたいな感じでしたね。
うん。
正直だいぶ喋るの難しい作品では。
はい。
いろいろ思いついたところ喋ってたんですけど、
どういうのかってとこなんだよね、男の作品。
もう一回パン回しましょうか。
流れの中でいきましょうか。
はい。
はいお願いします、もう。
うん。
じゃあ前田さん、本作についてトピックがあれば。
いや、私はもうさっきも言ってたんですけど、
いや、ダメ出ししたくなる気持ちもむちゃ分かるんですよ。
逆になんかこう、もっといけるやんっていうのがあるんで。
うんうんうん。
で、この映画って、マリオさんとかもおっしゃってましたけど、
何も残らないっていうのが、
人間の凶暴性は描いてるけど、本当の悪意って実は描いてないんですよ。
そう。
あー。
そう。
そうです。
登場人物に、誰にも共感できないんですよ。
共感できないというか、気持ちが乗れないまま死んでいくから、
大して悲しくないんですよ。
うんうんうん。
で、あの主人公のカップルですら、
賞味どうでもいいっていうか、
なんであんなに登場人物に気持ちを乗せれない作りになってるのかは、
逆に興味あるぐらいなんですけど、
そこが一番のポイントというか、
逆にでも、そこに見てる人がめちゃくちゃ、
09:02
主人公たちに気持ちが入る状態で見れたとしたら、
だいぶ見れない映画になったんじゃないかなっていうところで、
ある意味バランスは良かったかもしれないかなと思ってて、
グロ描写と。
私の胸くそ映画ではないと思ってるんですよ、この作品は。
やっぱり見てる人の命の重みっていうのが重ければ重いほど、
やっぱり嫌な気持ちになっていくので、
そういう意味では本当に、
自称としての嫌さしかなかったかなと思ってて、
その上でも、やっぱり良かった部分、
映像というか、語話描写の一言に尽きるんですけど、
最初、白いババアが、
あれはおばあちゃんとかじゃない、あれもババアやと思うんですけど、
そういう概念ですね。
入ってきて、みんなが朝食食べてるところに。
一発目。
一発目からもう良かったと思うんですよね。
フライぶつけるところね。
逆に言ったら、
結局主人公に感情輸入できなかったので、
最初の20分ほんまいらんかったなと思ってて。
カップルの。
カップルがちょっと喧嘩とかするシーンとか、
何か意味あったんかっていう。
あれは確かに。
日常を描いてる感じかな。
特に絡んでは来ないですよね。
あそこ全カットで、
いきなりババアちゃんのシーンからでも良かったぐらいだったんですけど、
私からしたら。
一発目の深みがすごい良かった。
じわじわ見せるとか、
小出しに見せるとかじゃなくて、
いきなり全力で全部いくっていうのが、
やっぱりこんだけ予告とかで期待させたりして、
そこを期待は裏切らなかったかなと思います。
個人的にすごい、
一番嫌だったのが電車のシーンなんですけど、
正直、ウイルスに感染してるとか感染してないとか関係なく、
実際の事件でもありえそうって思ってしまう。
電車の中で誰かが誰かを刺し始めたりっていうことが、
やっぱり最近リアルに思い浮かべてしまう部分があるので、
電車っていうのが逃げられない密室っていう扱いなのは、
やっぱりもうめちゃくちゃ嫌でしたね。
血の量もすごかったですし。
やっぱ電車のシーンは思い出しますよね。
そういう小田急線とか京王線とかの事件は、
やっぱり連想しますよね。
あのシーンだけ私は生々しかったというか、
結構リアルと結びつけて連想してしまったので、
だいぶ嫌度は高かったなと。
個人的には、
もっとこうした方がいいんじゃないかっていうストーリーも、
今日考えてきたんですよ。
ぜひぜひ。びっくりしました。
でも皆さんのちゃんとした感想を聞いてからにしようと思って。
じゃあトリに置いておきましょうか。
アナザーストーリーも考えてきましたので。
じゃあもう赤ペン入れてもらいましょう前田さんに。
じゃあマリオさんトピックがあれば。
そうですね。
やっぱりグロービョーシャは、
まあもう皆さん言われている通りやっぱりすさまじくて、
でもなんか何が一番こう辛かったって、
グロービョーシャよりも、
人のなんか内に秘めてる悪意みたいなものが溢れ出ちゃうことで、
それが発生しているみたいな風に見えるっていうのが一番なんか辛いんじゃないかなって思って。
12:02
まあ人間理性とか倫理観っていうもので、
そういったものをそれはダメだよって抑えてるけど、
実はそういったものが誰しもそういったものが内に秘めてるものがあって、
抑えが効かなくなったらそれが出ていってしまうみたいな。
なんかそういった風な作り方になってるっていうのが結構心理的に辛いところというか、
どんなに優しい人でもやましいこととかひどいこと考えてるんでしょみたいな。
人間ってそんなもんでしょみたいな。
いう風な感じでやっぱり描いてるっていうのが結構辛いなっていう風にやっぱり見える。
一番なんか見てて辛かったのはやっぱそこですかね。
っていう風に見てて思いましたね。
なんかそこね、もっと掘り下げれたかなと思ってて、
最後の方で説明ありますけど、
ひどいと思うことに想像力が働くので、
そのひどいことをしてしまうっていう説明があったじゃないですか。
あそこね、文字通りの説明なんですよね。
あれって描写で伝えないとダメだと思うんですよね。
だから普通に日常を過ごしてる人が、
ちょっと想像してしまう残虐なことみたいなのが匂わされてて、
その人が実際にそれをしてしまうみたいなのが、
もっとあったらよかったのかなって思ったんですよね。
だから隣のおじさんいたじゃないですか。
家庭サインで育ててて、隣人としては気のいいおじさんだけど、
政治とかマスメディアとかに文句を言ってるおじさん。
だからあのおじさんは社会的な生き物としていろいろ抑え込んでて、
で、内側に持ってる凶暴性がありますみたいな。
で、それが出てきちゃいますみたいなのが、
ちょっと表現されてるキャラクターだったかなと思うんですよね。
で、実際あのおじさんが襲ってきたら、
お前の彼女をどうこうとか言ってるじゃないですか。
でもその展開にするんだったら、
例えばね、あのおじさんと話しするときに、
彼女のことをもうちょっとじろじろって見るとかね。
体を舐め回すようにして。
だからこのおじさんは彼女のことをちょっと性的に見てるみたいな匂わせがあることで、
後々そのおじさんの良くない性的な衝動が、
暴力として発露しちゃいましたみたいなのがわかるじゃないですか。
そうしたらよかったなと思うんですよ。
で、例えばその電車の中で、
いっぱい無差別に人を刺した若者がいましたけど、
新記録かみたいなことを言ってたじゃないですか。
なんかそういう、あの若者の前のエピソードみたいな、
普通に過ごしてた時のエピソードで、
一応ちゃんと社会の中で生きてるけど、
人を殺したい願望がちょっとあるみたいなの匂わせ。
でもそれはしない。なぜなら理性のある人間だからです。
でもその理性壊れちゃいますみたいな。
その人が持ってた暴力性みたいなのと、
それでもそれを抑えてちゃんと生きてた日常みたいなの、
前で描かれてたらむちゃくちゃ嫌だと思うんですよ、あのシーン。
ギリギリ抑えてたのに出ちゃったみたいなのがなると思うんですけど、
たぶんいきなり暴力装置として現れるから、
なんかせやな、みたいな。
そういう現象やからな、みたいな感じはしてしまうっていうのがあって。
前田さんがさっき言ってた本当の悪意とか描いてないって、
15:03
そこかなと思うんですよ。
単にこれはそういう現象ですってなってたと思うんですよね。
でもこの暴力性ってもともとみんな持ってました。
抑えてましたけどっていう。
それが発露してしまうものなんですよっていう。
そもそも現実の危うさみたいなとこまで踏み込んでないと思うんですよね。
踏み込みかけてるんですよ、電車の中のおじさんとか。
この人、若者とか女性のこと見下してるな、みたいな。
その見下してたのが実際に出てきたな、みたいな。
あのおじさんの悪意とか差別意識みたいなものが
暴力として出てくるみたいなのがこの話全体にあったら
むっちゃ良かったと思うんですよね。
あのおじさんは結構いいキャラでしたからね、最初から。
あのおじさんはいいんですよ。
あのおじさんがやっぱり一番怖いというか、
感染する前の時点で一番あのシーンが怖くないですか?
そうそう、あそこが一番嫌なの。
劇中のどこまで行っても追いかけてくるよりも、
あとネチネチとした喋り方で距離詰めてくる方の方が一番怖かったっていう。
そういうとこはありますよね。
本当、山口さんが言ってたように
なんか、悪意の解釈が薄いというのは本当に思ったんですよね、やっぱり。
誰かで構わず誰かに暴力を振りたいじゃないよね、悪意ってっていう。
なんか職場で上司がムカつくとか、
そういったものがあって初めて悪意が発揮できますよって時になって
その人に向かってぶちまけるとか、
それなりの理由とかあるはずなんですよね。
それがなんか本能だとか言われるかもしれないですけど、
本能でもちゃんとそれは理由があるので、
なんかそういう意味でも薄いなってやっぱ思っちゃったので、
やっぱ見終わった後で?みたいな気持ちになってしまうっていうのはそういうとこですね、本当に。
何も残らないというか。
だから、全世界というか全員に向けてしまうものって
暴力性ではあるけど悪意ではないんですよね。
やっぱり悪意って特定の誰かに向けているからこそ悪意であって、
だからこそあのおじさんのキャラは立ってたわけですよ。
あのおじさんが他の人を誰から構わずっていうよりかは、
主人公の彼女に執着してた。
それが自分が仲良くなれると思ったのに
邪剣に扱われたと思ったっていうこの理不尽さも含めて
悪意ってのが際立ってたかなと思ってて。
他のキャラクターはそれがなかったのがちょっとやっぱり残念だし、
やっぱりその見てて自分たちがこんな風になるってやっぱ思っちゃうじゃないですか。
自分がかかったとしてこうなるかなって。
それよりかはやっぱり各々が特定のムカつく人に対して
急にっていう方がやっぱり良かったかなと思います。
そう。
なんかね、一個一個の暴力に対する理由付けがもう少しあるように見えた方が
この話むちゃくちゃ面白かったと思うんですよね。
軽食屋さんのお店の人になぜ油かける理由があったのかとかないじゃないですか。
あのおばあさんが油かける理由。
そのおばあさんに何かを吐きかけられて感染した若者が
18:01
友達を襲う理由って何だったんだろうとか
もっと匂わせてもよかったと思うんですよ。
ちょっと友達にイラついてたみたいな描写あってもいいし
例えばあのおばあさんがホームレスだったとしたら
食べ物恵んでって言いに来たけど断られたみたいな描写が前にあったら
このおばあさんがお店の人殺す理由あるなとか
友達を殺す理由あるなとかなっていくと思うんですけど
単に暴力なんですよね。
ただ暴力なので何も感じるものはそんなないですよねっていう。
だから皆さんそんな風に思ってるんやったら
ちょっとほっとしたというか
なんというかこの映画見て何も無のような感情だったので正直
これを楽しむ楽しみ方がわからないというか
感じになってしまってなんというか
前田さんにとってのカモンカモンみたいな
映画だったんですけど正直。
これ。
そこかー。なるほど。
わかりやすい。
これ何が面白いんですかみたいなというか
何もなんか感じ取れるものがないと言いますか
これでなんか悪意どーんって出して
悪意やら暴力性出して
これが人間の真理ですよみたいな風な感じなのも
いやそうじゃないだろみたいにしかならないので
そうそう。
やっぱり恐怖の牙付く罪の一つに
やっぱその罪悪感みたいなものってあるかなと思ってて
だからこそ自分が襲われる側の理由を作ってしまうっていうこと
に対する恐怖ももうちょっと欲しかったかなっていう
そうですね。
ただなんか言ってもこの映画って
いわゆるゾンビモノじゃないですか
ゾンビモノで言ったら別に
だいたいこんな話じゃないですか
理由もなく人が人を襲って
みたいな基本的なゾンビモノの子だと思うんで
それでもやっぱここまで言いたくなるっていうのは
それだけやっぱり語話描写がすごかったからだと思うんですよね
だからこそ物申したくなるっていうか
そこがぬるかったら別に
普通のゾンビモノだったねで終わったと思うんですけど
なんか一個わからなかったのが
携帯化してくれた人いたじゃないですか
病院で
まず主人公の彼女が
あの人にだけすごい当たりきついのも
ちょっとよくわからなかったし
待ち受けがアニメの画像だったから何なのかも
あの人のキャラクターに何を持たせたいのかもよくわかんなくて
別に良い人でも悪い人でもない扱いだったのが
あそこら辺が私ちょっとよくわからなかった
だからあれ地下鉄から脱出しようとしてる時に
シャッター閉められてたから
何すんだてめえみたいな感じになってたんじゃないの
それは閉めるやろ
あるんですけど
なんというかこの映画の男性像って
もうやっぱ露骨にみんなみそ地に持ってますよ
みたいな描き方してるじゃないですか
そうだね
それもなんか露骨やなというか
なんかでもあの人に関しては
女の子が悪い感じがすごい
普通に携帯貸してくれていいというのに
21:03
あんまりその待ち受けというか
アニメの待ち受けが映したいともちょっとよくわかんなくて
だから何みたいな
アニメを待ち受けにしてるような男って
あんなんですよねなんか貴重いですよねみたいな感じの
薄っぺらい感じっていうのが僕は受けるんで
その描き方も嫌やなと思う
オタクなり少女性愛したお互いがあるよねこの人みたいな
みたいなステレオタイプというか
男ってみんなみそ地にこじらせてるんでしょみたいな
そうですかっていう
なんかみそ地にとそこが一緒じゃない気がするんですよね
その属性が
かといってそれ以上あの人がロリコンっぽかったり
キモく描いてる感じもなく
ちょっと気が弱い人ではありましたけど
なんかすごい中途半端なキャラやったな
僕あの人の扱いに関しては
もうちょっとやり終わったかなっていうところは思ってて
あの人に限らずなんですけど
この話男性側の暴力に至る感情の流れみたいなのの
解像度の高さに対して
女性側の感染者の暴力に至る感情の流れの解像度
めちゃくちゃ低いと思うんですよね
男性側は声かけた女の人が
なんか釣れなかったからムカつく
殺したい犯したいみたいな感じだったりとかあるけど
女の人側の感染者が単に暴力振るったり
単に無機動にセックスするみたいな感じになってて
なんか女性側の悪意の解像度低すぎないって思ったんですよ
単に冒頭じゃないですか
あのおじさんとかの解像度高えなってなるけど
もう女の人扱い困ってるじゃないですか
扱い困ったからもうなんかその血だらけで
セックスしてますみたいなサバトみたいな愛になってて
もうなんかこれ単に処理できてないだけやろみたいになってたんですよ
あとまあみんなで輪になって
人の腕折るシーンに女の人いたりとかね
でも基本的にこの話全体的に暴力の主体
男性側の方が描きやすかった感はあるんですよね見てて
だから男性の方が性暴力につなげられるから
イコール悪意って処理しやすかったんだと思うんですけど
女性側の感染者も処理しきれてない感じがあって
例えばですけど女性側の悪意みたいなのを
もうちょっと解像度高めれたんじゃないかなと思って
この描き方が正しいだなんて未知も思わないですけど
あのアニメの待ち受けしてた人
背が低いし太ってて
人からバカにされそうみたいなのがあったと思うんで
例えばですけど女性の感染者が
あの男の人を嘲笑うようないじめ方
虐待をするっていうのがあったりとかね
あってもいいかなと思ったんですよ
その描写がいいと思わないですよ
ある種の女性に対する良くないステレオタイプに乗ってる気もするので
それがあったらいいと思わないんですけど
にしても女性側の感染者の解像度低すぎたと思うんですよ
24:00
男性側の悪意とか暴力があるんだったら
女性側の暴力っていうのもあるんじゃないのっていうのを思って
単に走らせて扱い困ってるだろうみたいなのがね
だって本当にあの男の人が
いかにもモテなさそうな感じとかのキャラにしてたのが
意味がわからないんですよ本当に
いい人やんって思って
単に死んで困らないとか上がってるだけみたいな感じがして
いい人のままよりはこういう属性ある方が
死んでもしょうがないかなって思うよねみたいな
そういうイメージ足されてるのかなみたいな
もはやそれなんかの差別でしょみたいな感じに見えてしまうというか
あの人も多分この世の中で生きていくの
なんかしんどいなって思いしてたからこそ
なんかちょっと弱気だったり
不的されてる感じがあったりすると思うんで
彼が苦しめられてた社会の圧とか
嫌な部分みたいなのに
具体的に彼がついに殺されてしまうみたいな展開にしても
よかったと思うんですよ
女性にモテないっていう思いを感じてたんだったら
最後性的な不満を持てあそばれたまま
女性の感染者に殺されるとか
自分より優れてると思ってる男性に
劣等感を感じてたんだとしたら
そういういかにも優れた男性像みたいなやつに
殺されるみたいなね
そういう描き方もできたと思うんですけど
なんかね
これはこれは
逆に
逆に
逆に
女性の感染者に犯されて
一人だけなんかちょっと幸せな感じで死んじゃうとか
嫌やけどちょっとだけ最後なんか
ちょっとした救いではないけど
なんかちょっとしたラッキーみたいな感じで
一人だけ複雑すぎるか
そんな感情複雑すぎますか
ちょっと面白いけど
女性側がそこに至る理由がわからなくなる今度は
感染してるから
感染してる
女性感染者側の悪意のあり方が
その展開に主体がためだけのものに見えてしまうというか
ただ嫌な描写というか
ただの暴力描写っていう意味では
そうかやっぱ話せば話すほど解像度低かったな
みたいな話になってしまうなこれ
そうなんかあの描写の解像度が高い分
コンストラストが効きすぎてるんですよね
やっぱそうですよね
いややっぱウイルスものだから
どうしてもコロナ禍の世界とかも
伝送したりとか
なんか色々今の世界どういう風なことが問題になってるとか
どういう状況かみたいなのを反映させようとしてるってのは
すごく出てると思うんですけどこれって
けどなんか全部側だけと言いますか
それっぽいの散りばめたらそれっぽく見えますよね
みたいなものにしかなってないのかな
っていう風に今話してると
ちょっと思えてきちゃうというか
そうですね
なんかどんどんこれダメかったかも
みたいなのしか出てこなくなってしまうのが
もともとそんな好きじゃなかったけれど
27:01
もうちょっと魅力はあったはずやと思っていたんですけど
私見た後これみんな大丈夫かなと思って
ブラックフォンに変えないですかって
ちょっとDMしようかなって迷いましたもん
みんなのためを思って
ブラックフォンにしませんかって
言おうと悩んだぐらいです
ここまで言ってるのは
設定は結構面白そうだからと思うんですよね
想像力が残ってるゾンビモノって
あんまなかったと思うんですよ
自我が残ってるゾンビモノってあったと思うんですけど
一番ひどいことしちゃうみたいなのって
設定めっちゃおもろいと思うんですよ
作中でもあったけど
赤ん坊を殺しちゃうみたいなね
直接描写はなかったけど
ベビーカーの中が血だらけになってるのが
道端の描写であって
赤ん坊の死体そのままは描かれてないけど
赤ん坊がひどい殺され方したっていうことは
間違いなく描写されてるんですよ
それってものすごいひどいことじゃないですか
そういう本当に人間の想像できる範囲で
一番ひどいことをみんながしちゃいます
みたいな話として
本当に倫理規定ギリギリみたいな話として
見れたと思うんですけど
単にひどい奴らですみたいな話だから
ちゃうねんもっと惚れたよっていう
その思いがどうしても生まれてしまうっていう
お前もっと飛べたよそこっていう
そうですね
なんかねパンフレット話を出してありますけど
監督のインタビューが載ってて
コロナのあれでやっぱり
パンデミックを描こうとしたんだけども
作品が社会問題にはならない程度の
エグさを描こうとしたらこうなったらしい
あんまりそこを踏み込むつもりは
監督はなかったんですね
あくまでゴアで行って
でも社会問題にはしないでっていう
それはね
いたるところに現れてたと思います
僕エンディングの入りの
メタルが流れたとこで
ああそういうつもりねって思いました
そういうつもりで作ってらっしゃったのねって思って
ただやりたかっただけですってことね
なんか事前に結構
ツイッターとかで
フラッシュがきついんで気をつけてくださいとか
そこはね
告知結構流れてきてて
そうそう冒頭にあったね
最後そこかいって思いましたもん
思いました
そこかいって思った
あれはあれできついんだけど
そこフラッシュさせんくてもよくないかと思って
一応日本の上映の方式だと
やっぱり言わんとあかんから
フラッシュをさせなくてよかったんじゃないかなって思いました
私もっと作品の都合上
ストーリー上仕方のない
光の点滅かと思ったんで
タイトルかいと思って
面白かった
そんなリスク背けてまで光らせんでやるみたいな
あのね
コクヒーってまじガビガビガビって
揺れて
デスメタルが流れ始めた時
はいはいそういうつもりですねみたいな
30:00
そういう
血がいっぱい出るのと同じ感じで
エンディング流してますよねみたいな感じになって
悪意とかの改造とか
言ってるこっちがダメですよねみたいな感じになって
あーそっかー
楽しみ方を間違えて良かったかもしれないですね
だからなんかその辺は
いわゆるギャスパーノエがやってるような
点滅2まではせんかったんやな思いながら
あーまあでも
ギャスパーノエの作品意識してたでしょうね
うん
あーそうですね
クライマックスとかね
暴力戦とかね
とか
アレックスとかいろいろ
消火器ガンガンってやるとこと
うん
まあね
そっか
ちょっとあれですね
そういう方をちょっと間違えてたかもしれないですね
はい
まあでも
うーん
まあまあ初監督ですもんねこれ
長編初監督とかでしたよね確か
そうそうそう
いや日誌上もこれほどの完成度はやっぱないなとはやっぱ思いますよ
うん
まあでもね
だからそれまではなんか短編のアニメーションとか
YouTubeとか上がってるらしいねどうやら
ねー
あー
まあまあ
確かにね長編1作目ってすごいですねこれ
そう長編1作目でこれとかやったら
この2作目もこんな感じだと思いますけどね
この監督なら
まあもっとこれからどんどんブラッシュアップしていくかもしれないし
ブラッシュアップしていくよ
いやでもああいう映画ってもう本当に人の腹技見たい人が見に行くもんですからね
まあね
てか私結構死体が並んでて腸がちょっと出てるシーンすごいいいなと思いました
なんかやっぱりアジアの人が死んでるのってめっちゃ嫌だよねと思って
うーん
人種が近いと本当に
あー
気持ち悪さが等しいというか
ちょっとリアルに見えてしまう作り物でも
そうですね
なんかわざわざ腸が出るように殺してるじゃないですかあの辺りのって
うーん
もう絶対あれやったやつゾンビ映画とか好きやったやつやと思うんですよ
いやーもうやっぱ殺すんやったら腸とか出すように殺さなあかんわって感じでやったからあんだけ腸が出てたと思うんですよね
それは僕は気持ちわかります
死体残すんだったら腸出るように殺したいなって僕やったら思うと思うんで
確かに腸見えてるの一番嫌だ
僕が感染したら多分こうやってお腹かっさばいてね
飼料の餌食みたいにしたいなって思うと思うんですよねやっぱり
ていうか感染者同士ってどういう扱いなのって見ながらルール微妙やなって
あーそれそこも曖昧でしたね結局
うーん
一致団結したり競ったりするじゃないですか
うーん
感染者同士でセックスしたりするし
ん?ってなる
なんかその辺りも絵が先にあるなって思うんですよね全体的に
まあ絵が先にあるでしょそれは
こういうもうひどいことやりたいですの一点で特化してるんだなっていう
そっかそうやなやっぱちょっと
監督が感染してますよね
確かに
ひどいもん撮りてーっていう
てーっていうこういうことを頭では考えたけどっていうのを映像化しましたっていう
33:03
ちょっともう解像度かもしれないな
電車で首刺したときの血の出方がそうはでんやろっていう
あーね天井向かってブシャーっていう
水柱のように
どんな高血圧の人やねんと思う
そうやななかなか他のバイオレン生活では見ない出方してたよね
いや血の量はすごかったですねどんだけ発注ミスでもしたんかなっていう
血の入りの量?
たまにコンビニとかでなんか発注ミスしたんでみんな買ってくださいみたいなのあるじゃないですか
スタッフが発注ミスして全部使わなあかんかったんかなみたいな
そうやなだから裏側でホースビッシャーやってたよな
あのねあの血の入りの量もね
良い面と悪い面両面があるなと思って
良い面としてはとにかく景気がいい
とにかく景気が良くって
もう祭りだ祭りだーって感じじゃないですか
血がブシャブシャブシャーってなるし
もう全身血だらけになるともはやグロくないなと思って
本当に天気を被った人に見えるっていう
ただ天気を被った人でしかないっていう風に見えるから
でそこが逆に悪い面でもあるなと思って
なんかもう怖くないわと思って
これただの天気やわって見えちゃったから
主人公の女の人がおじさん殺した後はもう全身真っ赤やけど
もはやそれ血じゃないでしょって普通に
天気上から欠けたでしょって見えてたし
電車の中とかもね
そんだけ血出らへんやろって
もうそれあのスタッフが
まんべんなく血まいたから広がってる血の量でしょって見えてたから
そのリアルな血じゃなくなって
どんどん怖くなくなっていくんですよね
そこはまあよしよしかなとは
楽しく見れるっていう部分はあったと思います
私なんかやっぱりあのおじさん
おじさんすごい主役級に良かったんですけど
私が作るんだったら
彼氏が感染してたっていうのは
大体予想つくしベタじゃないですか
だからもう彼氏はめっちゃ早いこと感染させたっていいと思うんですよね
で、あの電車の中のおじさんが
あの電車の中の嫌な絡みの下りは
まああっていいと思うんですけど
その彼氏から彼女を守るっていう
あのおじさんが彼氏を殺すっていうとこまであってほしいんですよね
その上で彼女にもう一回擦り寄ってほしいんです
それでも彼女はそれでも嫌だって拒絶をするわけですよ
で、そこで命を助けたのにも関わらず拒絶をされるわけですよ
それはおじさんにも分があるというか利が一理あるじゃないですか
で、そこでおじさんは感染してないんだけど
彼女をめっただしにしちゃうんですよ
感染した人に混ざって
で、最後おじさんだけが助かるっていうエンド
それいいでしょ
すげーバッドエンド
で、そこで最後病院のシーンでそれやって
おじさんが最後あの扉を開けて
おじさんだけちゃんと助けられていくっていうエンドが良かったなと
それだったら2も作りやすいしね
おじさん出てくるから
お前らさん作ればいいじゃん
36:00
めちゃくちゃいいそれ
作ればいいじゃんっていう
やっぱあのおじさんの気持ち分かるわけじゃないんですけど
あのおじさんも別に悪意が最初からあったわけじゃなくて
ちょっとウザいっていうか
ウザくて迷惑な人っていう
その本人からしたら
よくある話しかけたり褒めたりしただけで
セクハラになるんかみたいな
っていう
ある種のちょっと本心
誰かは感じてる本心の部分みたいなところを
もうちょっと膨らませて
本当にそこの嫌さももうちょっと出してほしかったな
っていうのもあるんですよね
単にあれだけでキモい扱いっていうことじゃなくて
もうちょっとおじさんもおじさんも傷ついてる上での逆切れ
っていうところが見たかった
それはね確かにあるなと思って
あのおじさんって感染しても多分
罪悪感感じてなかったような気はしてるんですよね
だって元から結構攻めてきてるじゃないですか
あのおじさん
だからもう感染しても
程度問題でしかないじゃないですか
もともと女の人舐め腐った状態で擦り寄ってくるのは
殺しに来てるか言い寄ってきてるかの
程度問題でしかないというか
あのおじさん本質的にそんだけ変わってない気がするんですよ
あのおじさんがちゃんと感染して
ちゃんとフェーズが切り替わった感は
あったほうが良かった気はして
あのおじさんは別に
この話が感染に関する話じゃなくても
普通にホラーになり得るから
あのおじさんだけで
だからあえて感染させずに
また感染者に混じって
ひどいことを理性を持ったままするキャラクターっていうのは
ちょっと入れたかったな
あとやっぱり最初に出てきた
あのババアがもったいないんですよね
あれで終わっちゃうのが
ビジュアル的にすごい生きてたんで
最後あそこで対決するとかね
それも大怪獣
どっちを応援したらいいかもわからんけど
大怪獣決戦じゃないですかそれ
それぐらいやるんやったら
むちゃくちゃにしてほしかったなっていう
良いキャラをちょっと
使い方もったいなかったなと思って
あのバーチャンに関しては
僕なりのあのおじさんに対するアイデアいいですか?
僕バージョンのアイディアなんですけど
あのおじさんが
普段から主人公女の人を畳に見てて
ちゃんとちょっと好きみたいな描写があっても良かったかなと思って
だからあのめっちゃセクハラ地味に言い寄ってくるのも
割と本人的にはちゃんと告白ぐらいのつもりで言ってたみたいな
それがないがしろにされたみたいな
じゃあもう殺すしかないみたいな感じの方が
ストーカーでいいのかな?一応それは
そのフェーズが切り替わるきっかけとしての
ウイルス感染っていうのがあって
もう殺しますみたいな感じになるとかね
やっぱあのおじさん自体の解像度を
さらに上げれた気がするんですよ
だってもう単に嫌なおじさんじゃないですか
別にあの人は感染しなくても
単に嫌なおじさんなんですよ
あのおじさんの良さが描かれることでなんですよ
39:03
良さが描かれるから
良さが出てってなおキモいっていうのがいいんですよ
そう、そうです
悲しきモンスターみたいな感じにしてくれても良かったですよね
あのおじさんはね本当に良かったですよ
この作品に欠けてたもの
あのおじさんだけは持ってたなって思います
でもあのおじさんもまた70点ぐらいだと思うんですよ
あのおじさん90点までいけたはず
いいですね
一応あのおじさん演じた方は台湾では
テレビ映画で活躍するベテラン俳優らしいです
良かったですよ
もうベテランの感力が出てましたよ
めちゃくちゃ良かったですもんあのおじさん
国村順とかそんな感じなんですかね
こっちで言ったら
かなひょっとしたらね
遠藤健一みたいな
いやもうめちゃくちゃやっぱ印象には残りますもん
ああいう時って台本渡されて
なんかああいうひばいなセリフとかめっちゃ書いてて
これを読むんですか
ならないのかなってちょっといつも想像したんですよね
ちょっと恥ずかしくないですかみたいな
いやもうプロなんで
アドリブやったりするのかな
あとあのおじさんが観戦というか覚醒するシーン
というか覚醒シークエンスなんですけど
あのおじさん黄色いネクタイ着けてたじゃないですか
そうですはい
真っ黄色のネクタイ
帰り地を浴びて
スーツは真っ黒になるし
シャツの部分は真っ赤になるんですよね
でネクタイも黒く見えるようになって
悪魔になったみたいな感じに見えるんですよね
であれは帰り地とかじゃなくて
完全に染まってたと思うんですよ
少なくともあのこう
胸から上のカットでは
もう完全にその服装の色が変わったみたいな感じになってて
おじさん悪魔誕生みたいな感じになってたのは
すごい良かったなと思って
なんだろうなあの
性暴力もできるジョーカーみたいな感じやったじゃないですか
あーうん
なんかやりたいことは
最悪やね
服装の雰囲気がね
あー
こうホラーに性暴力絡むのって
めちゃくちゃきついなって見てて思ったんですよ
辛かったですね
ゾンビモノってやっぱり
字がなくなるから
性暴力の方にはいかないですよね
でジェイソンとかマイケルも別に
レイプはしないわけですよ
フレディとかチャッキーとかはね
元が結構下品な人間なので
レイプとかしそうなやつらですけど
それでもあくまで作中で描かれるのは
殺人だけなので
そこまで清潔感ないなって感じはないんですけど
フレディとかチャッキー清潔感ないですけどね
言動とか
でもやっぱね
性暴力って見ててね
清潔感がなくてきついんですよね
しかもこれ本作って
性欲というよりも
相手の尊厳をないがしろにするための
42:00
性暴力なんですよね
だから悪意発なんですよね
暴力のあり方が悪意から走ってるので
やっぱりあえて男をレイプするとかもあったし
なんかねやだなって思って
ここは結構ね
そこまでやらんでも良くないというか
自我があるゾンビ程度でも良かったんじゃないかな
って気はせんでもないんですよ
別に食われます殺されますだけでも
良いような気はして
なんかね
嫌なもん見たなって感じはあるっちゃあるんですよね
やっぱり
そこはちょっと
撮りたかったからしょうがないのかなっていう
これが撮りたかったんだよっていう
嫌なもん撮りたいんだよっていうの撮ってるだろうから
言ってもせんないことかもしんないですけど
なんかね
殺人よりレイプの方が悪く見えるじゃないですか
フィクションって
確かに嫌な気持ちになりますね
さっき原口さんに点滅の話
ギャスパーノイの話
そっかこの監督結構ギャスパーノイ好きなんじゃないかなって
なんか思ったんですよね
だから結構そういう
結構ちゃいますけど
なんかちょっと通ずるもんあるなって思ったり
あえてレイプシーンとかそういうの入れるのも
最後光らすのとか絶対そうな気してきましたもん
あんな点滅してるのギャスパーノイの作品以外で見たことないもん
まあ確かにないですよね
でもなんかこうやってできたものに対してはいろいろ
アイディア浮かぶけど
自分で一から作るってなったらやっぱり
人を怖がらせるのって一番難しいと思うんで
いつも考えるんですけど
ホラー映画自分が作るならって思うんですけど
やっぱりこういうベースがあって
それに対して考えていくのはできても
なかなか一から考えるってやっぱ難しいですよね
いやでも皆さんの僕の考える最強の国旗みたいなの
聞くのめっちゃ面白かったですけどね
もう僕この映画に対してなんか無だったので
そんなこと考える余地も余裕もないというか
特に何もないですって感じだったので
めちゃくちゃ面白かったですよ今聞いてて
いやこの子はもっとできる子って思いながら見てましたよ僕
そうなんですよね
でも監督脚本編集やってるじゃないですか
はいですね
すごいですよね
なんかちょっと変な言い方しますけど
こうやってほしいっていうのをやってくれてるっていうか
もう監督のものって感じですからね本当に
そう次回作にも来たい
なんか変にね悪意の改造動画とかっていうのを
聞かずに突っ走ってほしい気もしますね
聞いてないと思いますけどね
聞いてないですよねって
またパンフレットの話あれなんですけど
なんか次回作品で一個アクションホラーで
もう一個が子供を持つことへの恐怖を
題材にした作品を考えてると
もう次決まってるんや
考えてるやつで例えば子供がいないことから
老後でも人生の目的がなくなって
45:00
世界から置いていかれたような気持ちになる姿や
子供のいない主人公は子供にいる人と友達になる話
であとバンパイア絡みの話とか色々考えてみたいです
ちょっとまだそんな複雑な話やるのは
早いんじゃないかなって気はするんですけど
いや思いましたよ
僕今その子供の話聞いて
その話まだ早いなっていうか
ダメやろそれって感じ
まだまだ青いやろその考え
って思いながら見てましたよ
めっちゃ辛口マリオンさん
おいおいおいって
まぁとりあえずそういうのを全部
バンパイア物にぶち込もうとしてる感じやって
そういうのバンパイア物にぶち込むの?
うん
子供を持つことについての話を
やばいちょっともう好きかもしれへん
思いついたことを作るっていう行動力
バンパイアのように人間の生きる気力や希望を擦り取る子供
どんな話?
でもめっちゃいいかもしれへん
まとまるかなそれって
すげーな
あとは表現力が追いついてくれれば
そうですね
それを台湾でやっちゃうのがすげーぞって思うけどな
台湾だからできるとかもあるんですかね
あれぐらいの規模で撮影とかも自由そうやし
台湾はメジャーな文化もインディペンテントな文化にも支援してる国なんで
試写の段階で見せてほしいです
本で私たちの意見を取り入れていただいて
もうそうですね
私たちを脚本がチームに入れてもらった方がいいですよねっていう
なんでズーズー死んだっていう
ちょっとスクリプトドクターチームもできな
一人で作るんじゃなくてみんなで作りましょう脚本みたいな
でもいいですね
さっき話聞いてて思ったんですけど
山口さんの視点って
山口さんのロマンチストなところがちょっと入ってるっていうか
ロマンチストさと悪意を結びつけるのってめっちゃいいなと思って
それはそうかもしれないですね
それはあるかも
楽しみになってきた
我々参加できないですからね
参加できる気持ちになってきた
それでもクラウドファンディング出資した人にアイデア言える権があるとか
本当に悪いことは言わないちょっと聞いてくださいって感じですよね
ちなみにこのポッドキャストって
台湾の音楽配信プラットフォームにも配信されてるんですよ
よく言ってたね
やめろやめろ
台湾の人って日本語を話せる方いらっしゃるじゃないですか
昔からあるからね
台湾の方にもこの回聞かれる可能性がゼロではないんですよ
だからどうしたっていう話ですけど
監督に届くかも
でも国費っていう漢字を出したら全然いけるやろうね
ちゃんと台湾の表記を文中に埋め込んどいたら
台湾側からの検索に引っかかるわけですよ
日本語がわかる人は聞けるわけですよ
漢字はちゃんといけるか
パンフレットに言語読みのこと書いてて
台湾中国を学んでる妻に聞いたら全然読める字らしいので
じゃあもう検索引っかかりますよ今回
48:00
台湾でクーペ言ってるらしいねんけど
聞かれて
だからどうしたって話ですけどね本当に
届け
分からんで確かにそれ引っかかるかもね
日本の映画オトクがなんか言ってるぜ
母みたいな風に思ってるかもしれないですよ
それこそ翻訳ツールとか作られたらすごいかもね向こうの
向こうはITが進んでるので
なんか当初想定してたよりは話せたような気はします
初めどうしようかなと思ってました
オクライリーにはなったんですけど
新事故物件回以来の
喋ることが困る感じ
あれなんでオクライリーになったんでしたっけ
撮れてなかったんでしたっけ
あのちょっと録音が
そっかだからあれ呪われて回やったやな思いながら
これも撮れてなかったりして
大丈夫だと思います
大丈夫
まぁ何でしょう
次回作期待しときますか
期待してます
どんなエクストリームなものが出るのか
また期待してます
絶対見に行くと思いますし
行くのね
行きますよ
映画は好きじゃないけど
別に監督が嫌いとかじゃないので
そこは別に勘違いしないでほしいんですけど
はい
じゃあそんな感じで
コクヒの話は終わっておこうかなと思います
次回どうしましょう
どうしよっか
次回何がありますか
今週公開作もいいし
先週公開作品がむちゃくちゃ
目玉ぞろいなので
そっちからでもありですよね
今週末大きいのだと
ソウとかXとかかな
大体あるところは
大きいのとしては
さすがにX続けるのは
なしでいいんじゃないでしょうか
僕もちょっとXは見ますけど
喋るのはいいかなみたいな
なんか今回と同じようなことが続く可能性
ゼロではないですからね
そうそうそう
まあまあ
あのじいちゃばあちゃんエグいって話です
いやXはね
もうちょっとちゃんとしてるって言ったら怒られるけど
結構悪魔の生贄でリスペクト作品とは聞いてるんで
まあそうですね
私は最悪ね
興味はあるんですけど
なんか本気でガチでモロで
喰らいそうなんて見れないです絶対
可能性はありますよ
可能性ありますよ
めちゃくちゃ喰らう可能性ありますね
ちなみに前田さんが
エルヴィスを拒否したのは長いからって意味?
いやなんか特に
エルヴィスプレスリーに
思い出もないしなって思っただけ
いやそこへんは良かったっすよ
僕はそうでもいいんですけど
多分皆さんの熱量あんま高くないと思うので
優先順位低くていいです
まあそうは言っても
対カワイティなおでやっぱし
優しみがあるよ
まあねまだそう
楽しみにはしてるんですけど
どんな感じになるのかな
もうあのそうはね
予告見るたびに
ナタリー・ポートマンの三角巾の
立派さに惚れ惚れするんですよね
51:00
よくぞここまでと思って
よくぞここまで鍛え上げたなと
ビコリスピザも気になってるんですけど
なんか素直にいい青春映画って感じの評判が
聞こえてきてるので
まあまあそうですね
あえて語る必要がないっていうような気が
するっちゃしてるんですよね
その意味では
私は最悪は結構いいなと思ってます
やばい
なんか山口さんとかマリオンさんのやつ
ツイッター読んでるだけでなんかちょっと
喰らいましたもんね
やめろやって思いました
やめろやって
しかも30歳も超えとんねんと思って
やめろやって
いやもう多分
前田さんにも刺さる話やろうな
とは思いますけど
まあでも確かに話しがいはありそうですね
私がずっと泣いてる回になるかもしれないですけど
もうそこまで喰らうんやったら
もはやありでしょ
そこまで入り込めるんやったら
もうありでしょそれは
やばいでしょ
もうずっと喋ってもらってもいいですよっていう
カウンセリング回になってもいいですよ
ただの
なるでしょ
3人は見てるんでしたっけ
見てます
見てます
私は最悪るか
最悪
すでになんか
すでにもう辛い
すでに辛い
すでに辛い
私は最悪にしましょうか
じゃあいきますか
私は最悪
じゃあもうどちらさんもヨゴさんですね
では
大丈夫です
次回は
私は最悪で
はいいきましょう
ではお知らせになります
7月も映画の話したすぎるバーを開催する予定です
場所は大阪の南森町にあり
日刈りイベント型カフェバー週間回り
日時は7月31日日曜日
オープン19時クローズが23時となっております
今回初めての日曜開催となっておりまして
ちょっと遅くまで居残りにくい曜日かと思うんですが
これまで来れなかった方など
お越しいただけたら嬉しいかなと思います
はいまたこの番組では
リスナーの皆様からお便りを募集しています
番組の感想
次回テーマ作品の感想など
ご自由にお送りいただけると幸いです
受付先は番組説明文をご確認ください
また次回バー開催情報
ポッドキャスト
次回テーマ作品の告知も行っておりますので
ツイッターのフォローもよろしくお願いいたします
あとこの番組のイメージキャラクター
映画の話したすぎる猫
かっこ狩りをあしらったグッズの販売も開始しております
よかったら購入いただけたらなと思います
イラストを描いた前田さんからもありますか?
え?はず
いやでもなんかあの人が来てるところを見たいので
ぜひ来てきてください
あれみんなで来てたらなんか
なんかすでにちらほらと購入者さんがいるんですよね
4枚購入されてます今
おー
はい
ありがとうございます
54:00
すごい
よかったら買っていただけたらなと
もうその4人とバンドクみたい
あのふと思ったんですけど
あのキャラクターの名前を募集するとかあり?
と思って工房というか
あー
今狩りだから
いいかもしれないですけど
送ってくる人いる?
ね、まぁそんなんだねと思いながら
そもそもいるかなっていう
あのいつまで狩りでいるんだ問題だけどね
今なんか狩りっていうのもちょっと可愛いかなと思ってますけど
いつまでも狩りだからいいかもしれないじゃないですか
永遠のベータ版で
かっこいいなんか
そう、いつまでも狩りでいくっていう
ケンチャーラーメンがいつまでも新発売みたいな
誰にも通じなかった
俺わかるぜ
はい、あとマリオさんからお知らせいただいていいですか
はい、僕の友人の方が企画している
バーブ&スタービスタデルマールへ行く
夏休み上映会企画のお知らせです
バーブ&スタービスタデルマールへ行くという
ブライズメイズ史上最悪のウェディングプランの
クリステミグとアニマモロ主演の
ドタバタコメディーで
残念ながら日本で劇場未公開になっている
コメディー映画を関東と関西で
それぞれ1回ずつ限定上映するという企画になっています
日時は8月5日の金曜日の夜に
塚口さんさん劇場
8月12日金曜日の夜に
横浜シネマリンという劇場でやることになっています
また12日の横浜シネマリンでの上映会の時には
映画ライターの村山明さんのトークイベントも
開催する予定となっています
詳しくは公式ツイッターと公式サイトがありますので
そちらの方で確認していただけたらなと思います
ワーブアンドスターで検索したら
おそらく出ると思いますので
これ貴重な機会になると思いますので
ぜひ皆さん足を運んでいただけたら幸いです
それでは映画の話ししたすぎるラジオ
リニューアル第71回
コクヒ・サトネスの回を終わりたいと思います
それではまたお会いしましょう
さよなら
さよなら
さよなら
56:23

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