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2023-09-22 08:06

お客様視点が消えちゃう話

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こちらのネタも鉄板でもありますが、不思議でもあります。
ビジネスや商売をすると、お客さんのためにと思っていても、そのお客さんが消えちゃうんですね。消えるとはその「視点」が消えちゃうということです。不思議です。

ビジネスは誰かのために、お客さんのためにやってるんですが、商品があるサービスがあると、それを売りたくなる。まさに「買いたい」でなく「売りたい」のですね。それが主語、視点が提供者側、サービス側、事業者側にあるという恒例です。いつ切り替わったか分かりますか?

あなたが言葉で「売りたい」とかっていったら注意です。売りたいのは分かるんですよ。ただ、それはお客さんからすれば「買いたい」かどうかだけなのでそれだけです。

そういう意味で裏にあるストーリーとか、色々な話も実はノイズかもしれないってのは一理あって。それが良いなら買うのは確かです。ただ「買う」前にその品質が分かるわけではないから、そこにリスクが生じますよね。

自分が買う立場であることは山程体験している、経験していても全て忘れちゃうんですね(笑)不思議です。ただ、それは人が思考する中で、視点移動をするコストが思ったよりかかる(抽象化や具体化なども)んじゃないか。それをサボるためにそう考えない、つまり、視点が消える、盲点として自分が売りたいことばかり考える。そんな風に僕は理解しています。

なぜお客様視点が消えるか。これについて何か知っていたり研究などがあれば知りたいので教えてください。めちゃくちゃ気になるので(笑)

#お客様視点 #消える #盲点 #ビジネス #商売
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サマリー

ビジネスアイディアを考える際、事業者側の視点が強くなり、お客様視点が消えてしまうことについて話しています。

ビジネスアイディアを考える際の盲点
シゴクリラジオ
おはようございます。シゴクリラジオの大橋です。
今回はですね、ビジネスアイディアを考えるときにですね、
もしくはやっている、実行しているときにもそうですが、
事業者、サービス側、提供者側ですね、の視点が強くなってしまう。
要はお客様視点が消えてしまうということについて、
また考える機会があったので、少し共有していきたいと思います。
今回もどうぞよろしくお願いいたします。
はい、シゴクリラジオの大橋です。
今回はですね、ビジネス、もしくはビジネスアイディアを考えるときが多いと思うんですが、
その提供者側ですね、ビジネスを考える側、やる側の視点が強くなりすぎてしまって、
その購入する側ですね、お客様側ですね、お客様視点が消えてしまうという現象。
これですね、僕は思考の盲点とか、事業者側の盲点なんて勝手に呼んでいるんですが、
心当たりある人いますでしょうか。
新しい事業をやるとか、ビジネスを立ち上げるとかね、
そういうことをやっている人はもしかしたらあるかもしれませんし、
これから何か起業したいという人もですね、そういう罠があるんだよね。
実際にやってみると罠にはまるんですが、あるかもなぐらいで聞いていただければと思います。
例えば目の前にラムネがあるので、ラムネを作りたいとしましょう。
ラムネってブドウ糖の方のラムネですね。
これを個人で作るのは大変かもしれないんですが、
自分が体験でブドウ糖ってもっと良いものに作れないかなと思ったんです。
ブドウ糖アレルギーがあるかどうかは分かりませんが、
ブドウ糖って色を変えたりとか、着色料でもいいですし、楽しみ方がいろいろあるよねと。
炭酸に入れるとか、そういういろんな楽しみ方があるよということを伝えたいみたいなことを思ったとするじゃないですか。
例えばですよ、課題ってあまりないかもしれないですけど、楽しいものを提供するとか。
お客さんがどういう人に売るかって、今フワッとしてるんですが、
その状態でも自分がラムネをお菓子として楽しんでもらいたいという思いが強いわけですよ。
分かりますかね。
そうするとお客さんが本当にいなくても、こんなの絶対いらないよって思ってないからやるんですけど、
そう思ったとしたら、それが売れないじゃないですか。
ここが難しいんですけど、正解がないんですよ。
つまりこのブドウ糖が売れる売れないが、このアイデアレベルで、もしくは色々検証してどこで判断するかが非常に難しい。
難しいというのは、正解がないから、合ってる合ってないが言えないんですよね。
どういうことかというと、例えば資金、事業資金がそこについたら終わりというふうにすると、
ラムネを作って、いわゆるランニングコスト、いわゆる運転資金というのがあったときに、
例えば100万円でやったんだけど、100万円がついたら終わりですって言ったら、それで終わりですよね。
でも100万円がつかなかったら、継続できるわけですよね。
ビジネスや商売におけるお客様視点の重要性
ブドウ糖とラムネですよね。これをどう売っていくかとか、作りたいのか、それともその技術を提供したいのか。
このあたりの提供方法とか、もしくは継続できるかどうか、お客さんに聞いてどうですか、新作みたいなふうに試せるかどうか。
本当にいろんなことが必要なんで、文字通りいろんなことが必要なんで、あげられないんですよね。
ぶっちゃけ。なんでまとめてるんですよね。
つまり、あなたがラムネを作って売りたいという人だとしたときに、それが売れるかどうかなんてわからないんですよね。
それでお客さんがいるいないも正直わからないです。
でも、そうやってわからないからやりませんってなると話が止まってしまうんで、
これを食べたい人はどういう人かって考えていったときに、本当に誰もいないなら諦めるしかないかなと思ったりします。
ただ、そのときにリスナーのあなたが、このラムネが必要なんだと思うのは何なんですかと。
美味しいからですか。美味しかったら別にこの人も美味しいかと思うかもしれないんで、
カラフルなもので賑やかになって気分が上がるとかね、そういうのが全然いいと思うんですよ。
あとは、自分がご自身がいいなと思ったのは全然いいと思うんですよ。
ただ、ここが今回のポイントなんですが、自分がいいと思ったものをお客さんがいいと思うかは別ということが理解できるかですよね。
自分がいいと思ったものは人なんで、他の人もいいと思う可能性はあるんですが、絶対ではないですね。
今回の話として重要なのが、事業者であるラムネを作るあなたがいて、それを私が食べるお客さんのときに、
お客さんである私の視点は消えていませんか。
例えばですよ、ものすごい大きなサイズの15cmくらいの丸いラムネを作ったとすると食べれないですよね。
持ち運べます?どこで売ります?ってなってきて、それは大きすぎませんか?みたいな。
でも、これは極端な話ですけど、それくらいの15cmくらいの大きさじゃないと意味がないんだってあなたが思っていたら、
それは押し付けじゃないですか?って思えるかどうかなんですよ。
これは笑い話で思っていただいてもいいんですけど、事業者の立場になると本当にそれが、
15cmじゃないとダメでしょ、もっと20cmもいいかもしれない、逆もあると思うんですよ。
細かいのがいいと思う。1cmじゃダメだ、5mmだとか。
それを自分が設定して挑戦していくのは全然いいと思うんですよ。
ただ、ビジネスとか商売として誰かに売るっていうことは、お客さんがいるんですよね。
お客さんがいるので、事業者の立場であるあなたとお客さんの立場は違うんですよね。
お客さんの立場が分かる事業者であればいいだけなんで、そこをどう理解していくか。
これは盲点というか、分からなくなるのは僕もそうなので、
僕が手前味噌なんですが、ビジネス支援とかお客様の話を聞いて客観的にもしくは冷静に、
お客さんの立場として変わるならこういうふうに言えるかもしれませんねというのは、
価値が何かあるとするならばそこなんだろうなということをしみじみ思った次第です。
なのでですね、やりたいことがあればそれを形にしていって試すのが全然いいし、それを繰り返しなんですよね。
ただ、ビジネスとか商売であればお客さんがいるので、そのお客さんの視点がどこまで見えるか。
非常にそれがポイントかなと思いました。
今回は以上となります。職業ラジオ大勝でした。
ここまでお聞きいただきましてありがとうございました。
以上失礼いたします。
08:06

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