今年の読書活動
おだしょー はい、じゃあここから後半戦で、今回はちょっと本読んできたではなくて、読んだ本お互いになんか紹介し合うというか、一方的にゲインさんを紹介するみたいな感じになりそうだけども、今年ちょっと読んで面白かった本みたいなのを、いくつか紹介したいなと思ってますと。
いくつかっていう分量のリストじゃないんですよね。ちょっとだからタイムマネジメントをしっかりやらないと。
おだしょー そうですね。どうしようかな。
実績的な今の時点で、今11月11日ですけど、今年何冊読んでるんですか。
おだしょー 要は、自分が読んだってことにした本たちは、これコミックも含んでるんであれなんですけど、ブックログを見ると138って書いてありますね。
でもコミック入れたら、僕も言ってるかもな。ライアーゲームも一貫性全部読んでるからな。
本はライアーゲームも全部読んでるので、それだけで20冊ぐらい稼がれてるみたいな感じは。
おだしょー 多分同じ時期でしょうね。何か関係があったんでしょうね。
何が一体何があったんでしょうねっていうぐらい。
だいたい毎年、たぶん漫画除いて100冊ぐらい読んでるんですよ。
おだしょー え、じゃあ漫画除いて100冊読んでライアーゲームで20冊読んだってことは、18冊ぐらいしか漫画を読んでない。
多分自分はあんまり漫画そんなに読まないので。
おだしょー あ、そうなんだ。
読み返してるみたいなのがあるんですよね。なんか名探偵コーナーめっちゃ何回も何回も読んでたり。
おだしょー 一周が長いな。
だいたい読むのは、あとはブルジャイアントとか。
観光フェイスがちょっと。 深海良かったんだけど。
おだしょー 深海マジで良かった。
ここで取り上げると、良かったなとしか言わないまま終わってしまうので。
おだしょー しかも収録終わった後絶対読み返したので。
そうそうそう。
だいたい観光フェイスがそういうような漫画しか読んでないんで、そんなにはたくさん読んでなくて。
だいたい100冊ぐらい。読んだことにしてるので、厳密には実際全部読んでなかったりとかはするんですけど。
だいたい100冊ぐらい読んでて。
その中でちょっと、あんまり人が紹介してなさそうだったりとか。
自分は結構読んで面白かったなって思って、技術賞を除いて極力選ぶようにちょっとしてみたんですけど。
と言いながら1冊目がいきなりIT関係の本なんですけど。
直近読んだITエンジニアの転職学っていう、もう本当に出たばっかみたいな本ですけど、これ結構面白かったですね。
これ、そうですよね。人事業界の中の人が書いた本ですよね。
そうですそうです。ITエンジニアの転職相談とかキャリア相談みたいなことをやってる人が、いろんな人と会ってきて、
年収が600万以上にいく人とか1000万以上にいく人っていうのはどういう傾向があるのかみたいなところを分析して本にしたっていうところがあって。
一応2万人の選択から見れたって書いてあるんで、多分2万人ぐらい。会った人が全員に会ってるってわけじゃなくて、たぶん統計データも含めとかだと思うんですけど、
そういうところからエンジニアってどういうふうに年収が決まってるのかとか、キャリアを考える上で今後600万とか1000万目指したい人がどうすればいいのかみたいなことを書いてる本で。
転職学って書いてあるんで、転職を考えた時に読もうかなって思っちゃうような本かもしれないんですけど、
ITエンジニアとしてやっていく上で、結構自分のキャリア今後どうしようかなって考えるときに、どういうところを伸ばしていこうかとか、
マネジメントを伸ばすのか技術を伸ばすのか、技術の中でもインフラなのかアプリケーションなのか、フロントエンドなのかバックエンドなのかとか、
多分いろんな情報観点があると思うんで、それって結構自分でゼロから考えると難しいんで、
どういうところ伸ばしたらいいかとかって考えるときにこの本を読むと、結構いろんな指標みたいなことを考えてくれているので、
結構参考になりそうだなっていうのがあって、なんかとても良いなと思いましたね。
これはそっか、読んだってことですもんね。
書庫を建てる
そうですそうです、読みました。
なんか全然、ランクというか年次というか、初めて転職するぜみたいな人じゃなくても良いのではっていう感じなんですか。
そうですね、そうですね。最初は一番よくわかりやすいのは初めて転職する人だよ。
じゃあ転職する活動をする前にまず読んでみて、IT業界って今どうなってんだっけとか、
自分が評価される場所とか、給与これぐらい欲しいんだけど、どれぐらいスキルがないといけないのかなとか、
いうことを考える上で、読むでもいいと思うんですけど、でもやっぱりその後、じゃあもうちょっとお金が欲しい、
100万、1000万、1500万とかなっていった時に、どうやってそもそもお給与って決まってるんだっけとか、
同じ人でも、この本の最初の方の例で、同じ人でもある会社では給与が800万とか900万とかって評価されて、
他の会社だと1400万になりましたみたいなのがあって、その人自身の給与っていうのは必ずしも面接を受けて、
受け答えの中で全部が決まるわけじゃなくて、その会社がどれぐらい払えるかとかっていう部分だったりとか、
いうのがちゃんとあるから、単純にいい評価が出たからこの会社にパッと転職しようってやってもいいんだけども、
もうちょっとお給与っていうものを大事にしたいんだったら、いろいろ受けてみたりとか、いろんな選択肢を考えてみるとか、
お給与欲しいんだったらじゃあどういうところを狙って行った方がいいのかとか、そういうような参考情報もあったりするんで、
なんか必ずしもその1回目の転職の人がとか、まあ要は若い人がっていうには限らないかなっていう気がしますね。
なるほど。でもそうですよね、確かに同じ会の転職活動でも結構10%、20%とか定時額変わったりしますもんね、平気で。
逆に言うと多分今までこういう本ってあんまりなかったと思うんですよね。
転職の…なるほど、ないのか、ないかも。
就活本ってめちゃくちゃ世の中にあるじゃないですか。転職活動本があんまりない?
多分あんまりない気がしていて、なんか一応厳密には転職学とかで検索するとIT業界以外の本が出てきたりとかしたんですけど。
じゃあそういう学問はあるのか、それに。
学問というか研究というか、そういうのは一応あるみたいですけど、今までやっぱりそういう本がなかった。
逆に言うとこういう本が今出てきたってことは、やっぱりITエンジニアの業界っていうのは歴史を重ねてったりとかして、
ある種今すごく注目されていて、人が流動的で、かつある程度お金が高級が払われるような状態にどんどんなってきたんだなっていうことが
分かるというか、結局そのITエンジニアが転職することによってエージェントが儲かる、別にこれはすごく悪いことではないというか、悪く言ってるつもりではないけども、
エージェントが儲かったりするっていう状況があるってことは、そこに市場があって、転職とか引き合いがあるっていう、転職市場が活発ってことはある程度そこにやっぱり人がいないとそもそもそうならないので、
今ITエンジニアっていうのはそれなりにホットな業界なんだなってことがすごく、こういう本が出たことによってもやっぱ分かるなっていうのがあったりとかして、
結構この本っていうのは後から振り返った時にも、ある種当時の状況ってこうだったんだなみたいなのが分かる面白い本だなっていうのがあったりします。
話聞いてるとあれですよね、マネージャーとか実際採用をやる側の人も読むと、市場感のつかみ方とか、就職してる人、転職しようとしてる人ってこういうところを考えてるよねみたいな、戦略立てやすくなりそうですね。
大体そうだと思いますし、ここで転職をするためにこういうことをやっておきましょうみたいな話が、今ちゃんと準備しましょうとか、リファレンスチェックするときに頼れる人を考えておきましょうとか、いろいろあるんですけど、
そういうようなところを読むと、今転職するときって他の会社っていうのはこういうことやってるんだなとか、だんだんそれがスタンダードになってきてるんだなとか、ちゃんと準備してくる人っていうのはここに書いてあるような、この本に書いてあるようなことがちゃんとできるようになってるんだなとか、
逆に言うとそれ準備してないってことは、この人あんまり転職に力入れてないのかなとか、そういう人が仕事をする上でちゃんと準備ってどれぐらいしてくれるんだろうかなっていうのがもしかしたら分かるかもしれないみたいな、
いうような意味でも採用する側が読むっていうのでも全然役に立つ本だなって思いましたね。
EMとかやってたりしてキャリア相談みたいなことされるときも、別に転職進めるってことはあまり積極的にはないかもしれないけども、その人の今後のキャリアを、ジュニアとかのキャリアを考えるときに、じゃあ何伸ばそうかとかどういうことを考えていこうかっていったときの参考にもなるかなって思いましたね。
マネージャーをやったときに、キャリアとか全然わからないなと思って、エドガー社員のキャリアアンカーとか呼んだりはしたんですけど、普通にキャリアカウンセリング的な知識とか技法とか欲しいなって思ったりするぐらいには、
キャリアデザインとかわからんし、わかった方が絶対に話の幅広がるから、人を助けるには良いよなーって思ったりしたんで、今、なるほどなーって思いながら聞いてました。
ぜひ買いですっていうところで、ちょっと一冊にいっぱいあるから、いっそ前に時間かけてると大変なんで、じゃあ次紹介すると。
一尺冊あるからね。
次は書庫を建てるっていう本ですね。
ついに建てたんですか?
建てたいなと思って手に取りました。
本をストックしていくところの本の書庫ですね。
そうです。この本は別に最近出た本ではなくて、2014年に出た本なんで、もう結構10年以上経ってる本なんですけど、
去年出た本で、図書館を、自宅を図書館のように言って図書館に暮らすみたいな本が去年出たりもして、
やっぱり本の収納みたいなところ、どうやったらいっぱい本をため込めるかみたいなところはちょっと自分気になってて。
書庫を建ててるような人ってそんなにいっぱい本は出てないやろうと思って、一応探して、増床が増えて大変ですみたいな本はいっぱいあったんですけど、
今回紹介したのは書庫を建てるっていうので、本を1万冊の本を収めるためにすごい積層住宅、すごい狭いところに家を建てましたっていう本で、
これがね、やっぱりなんですかね、面白くてですね、建てたいなって思えるっていう本でもあるんですけど、
この本の始まりがちょっと面白くて、本を別に最初からやっぱり書庫を建てようって考えてたわけではなくて、
たまたま実家の父母が亡くなって、空き家になってしまって、その家を手放すみたいなことから始まって、
どうにかでもその家を手放して、そこにあった物談をどうにか募集したいみたいな、どこかに納めたいんだけどもどうしたらいいだろうかっていうところから始まって、
その家の話と実際、この著者は東京に住んでるんですけど、東京で暮らしてるこの人がどうやって家を建てていけばいいのかっていうようなところを、
家づくりの出会い
何ですかね、なんか行ったり来たりしながら話が進んでいって、実際いい建築家と出会って、本と物談を収納したいんだけどどうやったらいいだろうかっていうのを、
建築家と相談しながら建てていくっていう、家づくりを一緒にやっていくっていう、プロジェクトを一緒にやっていくっていうことが国名に描かれていて、
自分が家を建てる、本を書庫を建てるってなった時には、やっぱりそういう人との出会いが大事なんだろうなっていうことをちょっと思わされるような本でしたね。
自分が書庫を建てるってなった時には、イフがすごい狭くないですか。
狭いけども、東京に建てるのは多分無理だけども、ゆっくり本書庫を建てないと床が抜ける心配をずっとし続けるっていうのは、体に悪いということが他の本を読みながら思ったりもしていて。
でもあれですね、これ、著者二人いるじゃないですか。これホリベさんって方ですか、一名。
放送大学のテキストを出してますね。これからの住まいと建築。ガチっていうのは失礼ですけど、建築についての論語をお持ちの方なんですね。
これからの住まいと建築。
しかももう一方の松原さんって方が建築を、家を建てたいって言ってたんですけど、家にいっぱい本がある理由は大学で先生をやってるからっていう感じで。
その繋がりなんですかね、アカデミック系の。
一応、自宅を建てるのに依頼をしたみたいなところが過去にあって、そういう繋がりからお願いをしましたみたいな話が途中に出てきたりもしていたので。
アカデミックってよりも、
普通に家欲しい人と家作れるよっていう繋がり。
その繋がりが元々あって、それも前の建築のギャラリーを見に行ったかなんかで、すごくいいなって松原さんの奥さんが思って、あの人にお願いしたいみたいなことがあったっていうのが確か中に書かれてましたね。
なるほどな。
だからすごくこれやっぱり縁だなって思いましたね。
ですね、なるほど。
やっぱ本を大量に抱えたい。
で、実際この家は中が円形にあってるんですけど、
そういうもので建てられる人ってなかなかいなかったりとか、そういうアイディアを出してくれる人とかって、
やっぱり作家性がある人じゃない人とかがあるし、家を建てるって決まった寸法でこれで建てましょうって、
コピペしたような家を建てるとかって多分一番やりやすいはずなんですけど、
そうではなくてちゃんとクライアントが何を求めていて、それの要件にちゃんと応えられるようなものを提案してくれるという人をやっぱり探すっていうのが一番大事なんだろうなっていうのがあったりとかして、
そういう人に出会えるかどうかってやっぱり縁だなっていう感じがあるんですよね。
なるほどな。
はい、というのが2冊目でした。
マンションポエムの分析
すごいな、まだ2冊なのにすごい振り幅が。
で、あともう1、2冊ぐらいちょっと紹介したいんですけど、
はい、これもう今年ベスト本じゃないかっていうぐらい面白いんですけど、マンションポエム東京論っていう遠山健さんの本ですね。
そこがベストになるのか。
いやー、でこれもね、ゆる言語学ラジオで水野さんが紹介したりとか、結構あちこちで話題になっているはず、多分なっている本なんですけど、
元々マンションポエムの話って、デイリーポータルZでこの視聴者の大山健さんがマンションポエムを分析するっていうようなことをやっていて、
それで記事で知っていて、それがとうとう本になるぞっていうところで、発売日に本屋に行って買いに行きました、私はこれを。
発売日に。
発売日にちゃんと。
で、何が面白いかって、みんなマンションポエム広告のいろいろキャッチをいじるんですけど、やっぱりそこをもうちょっと深掘りしていって、マンションポエムっていうのは何を描いているのかみたいな話をしてくれるんですよね、この本では。
で、マンションポエムって面白いのが、そのマンションの説明を何もしないんですよ。
どっかで聞いたな。
で、不思議じゃないですか、だって物を売りたいときにその物について話すっていうのは普通なんだけども、マンションの場合はマンションについて言わないっていう風になっていて、なんかおかしいんですよね。
でもよくよく考えると、これから建つマンションについてマンションポエムって書かれるんで、マンションについて言いたくてもマンションについて言えないんですよね。
どんな内装になってるかとかって見せられないから。
で、結局じゃあ何をアピールするかっていうと、いかにこのマンションっていうのは都心にあるかとか、西条というエリアにあるかとか、
武蔵野を越えて静寂の森みたいなとか、結局地域みたいなエリアみたいな話をするしかなかったりとか、
そのマンションの取り変わっている環境について結局喋るしかないってなるんですよね。
で、さらにそこから面白いのが、結局じゃあそこで語られるイメージっていうものは、みんなが東京だったりその街をどうやって捉えてるかっていうことを表彰してるっていうことなんですよね。
つまりそれはその西条ってエリアは高くて入りそうな人が住んでるとかみたいなイメージがあるからこそそのポエムが機能するのであって、
別にその街知らねえよだったら、そもそもそこで書かれたポエムっていうものは全く機能しないっていう風になっちゃうので、
結局ここに出てるコピーっていうのはみんながそのエリアに対してどう思ってるかっていうことを表しているっていうものなんで、
実はそのマンションポエムっていうものを分析していくと、東京っていう街がどういう風に見られているか、東京のエリアっていうもの、各エリアがどういう風に見られているかっていうことを表しているんだっていう風なことを言っていて、
全然そんなことを最初は思わずにマンションポエムって面白いなっていう風に自分は見ていて、この本を読んで、やっぱマンションポエムってただ面白おかしく見る対象ではなくて、
東京って街をどういう風にみんなが見ているのかっていうことが分かるという意味で、やっぱり面白いなっていう風になりましたね。
東京イメージのギャップ
すごいな、まるで都市論のようですね。
そうなんですよ。
いやー素晴らしいな。
完全に同じ話を聞いたな昨日。
そう、あれなんです。ギルゲン岡ラジオで同じような話してるんですよね。先を起こされたと言いながら。
デイリーポータルの記事がなかなか、僕はもちろんデイリーポータルZで知ってたんで、インパクトありますよね。
地味にテキストを全部文字起こしして、K1コーダーっていう自然言語処理できるやつで、私も一瞬分析してとかってやってて、すごいなと本当に思いますね。
いやーすごいよな、すごいよな。その記事書いてる時点でコツカツと収集してきたポイントの数を調べてみた。なんと1000超えてた。
普通に生活してたら新築のマンション1000個出会わないじゃないですか。1000個、子立てじゃないから子じゃないのか。
まあ、と、なんて書いてあるかな。
かなり意図的に収集しないと集まんないですよね。
そうですね。どっかに書いてありまして、無理矢理展示会にモデルルームのとこに行くみたいな話を、頑張って集めてますみたいなことがどっかコラムのあたりに書いてあった気がしますね。
これを読むと、結構たまに人と話すんですけど、どこまでが東京なんだろうねっていう話をたまにするんですよ、自分は。
これは何かっていうと、地理的な意味での東京はもちろんそうなんだけど、よく八王子は東京じゃないよとか、多摩は東京じゃないよとか、別にこれは例で出してるだけで、八王子とか多摩にいないし、何も私は思ってませんけど。
でも東京ディズニーランドって言い方をしますよねとか、ダラポート東京ベイとかって言いますよねとか。
東京ドイツ村とかね、新東東国際空港はもうなくなりましたけど、いますからね。
結局自分たちが使ってる言葉使いと地理的なものっていうのはギャップがあって。
で、なんでそこにギャップがあるのかみたいなところで考えると、みんなが思ってる東京ってエリアっていうものと、実際の地理ってものはやっぱギャップがある。
で、じゃあみんながここまでは東京だって言える分ってギリギリは境界はどこなんだろうかとか、っていうことって何によって規定されてるのかとか、
多分交通手段の便がいいとか、アクセスの距離と時間が短いとかだと思うんですよね、ある程度は。
山手線に住むか山手線で住むかみたいな話ですか?
それはまさにゆるげんよいラジオのやつだけど。
でもそうだと思いますよ、実際。
なんかあれですよね、多分千葉、今例にもあった通りだし、
なんか埼玉側にも東京のアクセス便利みたいな感じしますけど、多分横浜は横浜に住みたいっていうブランドで売れてますよね。
そうですね、そうですね。
売れてる、売る、売るポテンシャルというありますよね。
そう、私東京の人がたまに池袋のこと、あれは埼玉ですとかって言ったりとかもするし、
だからやっぱりその辺って自分たちがどこまでを東京と思えるかみたいな話っていうのは、多分時代によっても違うだろうし、
例えば昔はその東側が、山手線の東側ってエリアがすごく中心となって考えられるような場所だったんだけども、
気づいたら新宿、渋谷、池袋みたいなところにこういうでかいターミナル駅ができたりとか、人が詰まるとかっていうことが起きていたりとかっていうのもあったりとかして、
その辺ってじゃあなんでそういうことが起きてるんだっけとかっていうことを含めていろいろ考えるときに、
やっぱり実はマンションポイントっていうものは結構機能してるんじゃないかっていうのもあって、これは結構面白いなと思いましたね。
おだしょー ゲインさん好きそうだなって思いました。
ゲイン そうなんです、好きなんですこういう話が。
どっかの飲み会でも、皆さん東京ってどこまでだと思いますって聞いたことあります、エンジニアの飲み会で。
やっぱりそこで帰ってくるのは、電車で2時間ぐらいで行ける場所はギリ東京なんじゃないみたいな話とかもありましたね。
電車で2時間って結構ですからね。
おだしょー そう、新幹線とか特急に乗らずに2時間っていう話でしたね、そこの中では。
もちろんもちろん。2時間どこら辺、栃木までは行かない?
おだしょー 栃木とか群馬とかギリ。
行きますよね。
おだしょー 松山、新宿くらいになったらギリギリ行ける。
また日帰りしようと思えば行ける範囲って多分それぐらいだと思うんですよね。
うん。
おだしょー で考えると結構広いよねって感覚にもなるし、それが東京かって言われるとうーんみたいな感じもあるし。
うん、難しいですね東京が。
おだしょー 東京難しいんですよ。たぶんみんなあるタイミングでは山手線の内側のことを拒否言ってる時もあるしね。
うん、でもっと海沿いが明るいとな、本当に東京駅付近とか丸の内周辺が東京で、渋谷と東京遠いよねみたいな。
おだしょー うん、いやなのでぜひこれねちょっとね上下2段組でページ数もめちゃくちゃ分厚くて。
あ、そんなにどれもあるんだ。
本の紹介と特徴
おだしょー そう、340ページぐらい。まあワインバグ読んでた我々はそんなもんじゃないっていう気持ちになるかもしれないけど。
我々もうあれですか、21世紀に書かれた本だったらそんなにいけるっしょってなる。
おだしょー いけるっしょってなるから。けどまあ、なんかまあ全部読まなくてもね、全然面白そうだなと思えるところからピックアップしながら読んでいってもらっても楽しめる本だと思うんで。
ぜひあの年末のねお供に読んでもらいたいなっていう暗銃の本でしたと。
これあとあれなんですよね、その本のリードというか概要みたいなものがすげえマンションポエム風の文体で書かれてて、おしゃれだなあと思って。
おだしょー そうですね。
東京はポエムでできているってね書いてあって。
おだしょー いや本当ポエムでできてます東京は。言い過ぎっていう。
おだしょー 面白い。
で、まあちょっといっぱい喋ったので、やべえもう30分ぐらい喋ってるの。
おだしょー じゃあちょっと読んだ本でラスト紹介したいのが、翻訳者の全技術っていう本で。
これ気になってる。
おだしょー これなんか別のポッドキャストでもなんか紹介されてるのを聞いた気が、これも紹介されてた気がしますけど、山形博夫さんのエッセイですね。
山形博夫さんっていうと技術書だったり経済学の本だったりとか、結構いろんな、本当にいろんな本の翻訳をやっている人で、
年何冊翻訳してんだよっていうぐらい本が出てたりするんですけど、でもこの著者の人って、同時にシンクタンクの研究員というか、いうような仕事もしてて、翻訳っていうのは副業でやってるんですよね。
おだしょー え?そうだったんですか。だいぶ名前聞くじゃないですか。
めちゃくちゃ名前聞きます。だから普通に仕事しながら飛行機の移動中とかに翻訳してるみたいでやってて、普通にその英語を読みながら、読むスピードで翻訳ができるんで、そういうメモ書きを貯めてって公開していて、出版していたら出すよみたいな感じでやってたりとかして。
おだしょー なるほどな。なんか昔電車の中で通勤中にスマホアプリ作ってるみたいな人いるんですけど、それを商業出版に耐えるレベルの翻訳でやってるってことですか。
そうですね。そうですね。で、もちろん山形さんの翻訳が好きとか嫌いとか合わないみたいなので、あの翻訳はうんっていう人もいるし、面白いから読みやすくていいよねっていう人もいたりとかするぐらい、ちょっと別れるぐらいには名前が売れてるというか、逆に言うと。
そういう人が翻訳のやり方みたいなものを公開してるし、仕事の中でこういうことが起きたんだよねみたいなちょっと面白いエピソードみたいなのがたくさん載ってたりとかして、普通に笑えるエッセイというか。
で、この本はなんか普通に書いたっていうよりは取材を元に書き起こした本だったりするんで、結構なんていうんですかね、面白トークをしたものが文字起こしになってるので、本当に楽しく読めるっていうような本だったりしますね。
そういう感じの本だったのか。
買って読んだら多分すぐ読めると思います。で、あとなんかこのポッドキャストのつながり的に言うと、そのコンサルタントのこのことは全部。
どこどこですか。
山形さん自身がそのコンサルタント教のものはワインバーグで学んだって書いてありましたね。なのでワインバーグつながりでぜひ読んでもらえると、これも読んでもらえるといいなって。本当にちょっとしか言及ないんで別にそんなにたくさんあるわけですけど。
翻訳のスタイルと影響
なるほど。買ったほうがいいですか。でも今年の本なんだ。
そうですね。今年の本ですね。私、エンジニア人とかだとあれですかね、ガラントバザールとかあの辺の翻訳をやってるのは実は山形さんだったりするんで、そういう辺もあったりするんで、どういう人が翻訳してたんだなっていうのを見るという意味でも読んでみるといいんじゃないでしょうか。
すごい今この本のKindle版のページ開いてみたら、この商品には出版社独自のフォントが実装されています。より良い読書体験を得るためにはiOS Android端末での出力を推奨しますって書いてあって、初めてこの注意書き見た気がする。
こんなのあったかな。あんまり紙で読んだからか意識しなかったですね。正解写真書だとちょっとたまに変わった表紙を作りしたりとかデカデカと文字出したりとかするから、もしかしたらそういうのがあるのかもしれないですね。
なるほどな。
まだ紹介した本はいっぱいあるんですけど、いったんこんな感じですかね。
はい。