00:03
きんじょうひでき
これ、まあでも2つ目のエッセイは、まあ面白かったなと思うんで、ちょっとピックアップしたいんですけど。
げんえい
うんうん。
きんじょうひでき
すごいタイトルですよね。計測で気が触れたっていうエッセイですね。
げんえい
危ない感じがしますね、タイトルから。
きんじょうひでき
タイトル危ない感じしますし、これでしたっけ、ページ数がバカみたいなの。
げんえい
あ、そうですね。
きんじょうひでき
46ページありますね。
げんえい
そうですね、突然多いなっていう感じの、そうですね。
きんじょうひでき
これはでも、昔行われたとある国際会議での基調講演でのベースにして書いたエッセイですって書いてあったので、
真面目にやってるっていうのと、ボリュームをそれなりにあるっていう感じですかね。
そうですね。
どういう話でしたっけ、タイトルで想像した通りですよって言っていいと思うんですけど、
何か3行まとめていきますか。
げんえい
3行まとめ、難しいっすね。
いや、ちょっと。
きんじょうひでき
思い出さないとな。
読んで思い出さないとな、みたいな。
この本、やっぱりカロリーは高めの本なんですよね。
そうそうそう。
計測って血まのこになって一生懸命になってますけど、
それで本当に本質的なものが見つかりましたか、幸せになりましたか、
あなたたちはその計測なる悪魔にたぶらかされているんだ、みたいな話ですかね。
げんえい
そうですね。
きんじょうひでき
合ってるかな。
だいぶ自分の妄想でしかないかもしれないですけど。
うんうんうん。
そうですね。
計測っていうものが本当に価値のあるものになっているだろうかっていうところの、
何て言うんだ、疑問を呈するじゃないですけど、
ちょっと問いかけているような講演だったはずですね。
げんえい
そうですね。
まあ、だから計測すること自体が悪いっていう話じゃなくて、
ただ計測をしようと思った時に何を計測すべきなのかとか、
どれぐらい計測すればいいのかとか、
何でもかんでも計測してやろうってやるのは危ないよっていう、
そういうことに対して疑問を投げかける話かなと思いますね。
きんじょうひでき
そうですね。
あとは数字っていうのは一人歩きして悪用されやすいよみたいな話があるから、
何だろうな、客観的に何か物事を見るために数量か定量か計測っていうのを、
最初は取り組んでたかもしれないけど、
知らんと目的が逆転っていうのもあるし、
数字に踊らされるっていう話ですよね。
国民総コレステロール党みたいな説があったりして、
03:09
きんじょうひでき
コレステロールっていうのが問題になっているっていう、
アメリカかな?で、一時期チャンペーンがあって、
コレステロールが高いもの、食品、食事っていうのを控えましょうみたいなこと言われたけど、
デマルコはそれによって美味しいものがどんどん食べられなくなって、
コレステロールよりもっと病気とか死因につながってるものあるじゃねえかって、
ぶち切れてるふたりがありますね。
げんえい
そうですよね。
それを制限して長生きできるかどうかわからないけど、
長生きできるよって言われてやったけど、
長生きしても楽しみが減ってるんだったら、
それは人生幸せなのかなとかって疑問をどっかで持たないとさ、
ただ単に辛い修行をこなすと、
徳が詰めて最後いい人生だったねって振り返れます。
ダキ割れでもちょっとねっていう感じはしますもんね。
きんじょうひでき
罪深く微妙なるチーズケーキとか、チョコレートによるシートとか、
なんか最近のSNSかなみたいな表現になったらしいですけどね。
げんえい
そうですね。
きんじょうひでき
ギルティーなものは食べちゃよくないみたいな。
っていうのがエコのショーですが、中でも面白いエッセイでしたよねこれは。
げんえい
そうそう。
きんじょうひでき
お気に入りポイントとかありますか?
げんえい
これ多分どっかに書いてあるはずで、
俺はそこから取ってきたはずなんですけど、
計測できないものはコントロールできないっていう話がどっかにあったはずで、
それを聞いて思ったのが、
エンジニア的に言えば、
推測するな、計測せよってやつで、
結局推測でやってる問題の一個として、
何条件を変えていろんなあの手この手をやっても、
早くなったかもしれない。
それってコントロールできてないわけですよね。
目の前の問題を。
というところを連想して、
そこが基本中の基本だよねみたいな。
すごく思い返すような感じはありましたね。
きんじょうひでき
21ページに、
計測できないものは制御できない、
というよく引用される私自身の言葉も、
舵取りするためには計測せよという意味である、
というふうに記述されてますね。
っていうか、計測できないものは制御できないって、
元ネタトムデマルコなんですか?
げんえい
これね、調べたんだけどちょっとパッと出てこなかったんですよね。
きんじょうひでき
で、ただこれゲイさんに悪いニュースなんですけど、
06:00
きんじょうひでき
舵取りするためには計測せよという意味である、
の続いている一文が、
だが私にはこれが少し怪しくなってきたのだ、
ですね。
あれ?っていう感じですね。
これで、制御のために計測をするんじゃないですよ、
っていう話をしてるはず。
発見するために計測を使いなさい、
っていう話ですね。
だから本当に、
ベロシティを測って、
君たちのチームは、
スプリントごとの消費ストーリーポイント数を、
あと10ポイントぐらい高めなきゃいけないね、
みたいな話をする、
っていうのはやっぱり制御のための計測だと思うんですけど、
なんかそうじゃなくて、
ベロシティがこんなにぶれるっていうことは、
一体我々のプロセスによって何が起きてるんだろうか、
っていう眼差しを向けるため、
何か問題があったら反応する数字であって、
事実を作るための計測とか数字っていうのを作るんじゃない、
みたいな話じゃないかなって思ってるんですけど、
それにしたって計測できないものは制御できない、
っていうのは別に否定されるものではないかな、
っていう気はしたりしますけどね。
げんえい
そうですね。
だから計測したものをどう使うかっていうところはすごく、
つまり計測してればもう全て大丈夫みたいな、
そういう安心感でいるとちょっと危ないよっていうことですね。
きんじょうひでき
そうですね。
従業員サーベイやって、
UPS、エンゲージメントを高めましょうみたいな話をすると、
お前らがそういう態度だからみたいな気持ちに、
やっぱり中間管理職になってくるわけじゃないですか。
げんえい
そうですね。
きんじょうひでき
自然と生き生きとする仕組みっていうのを
くれてないことが問題なのでやってみたいなと。
げんえい
本当はだから、
数値どうですかって聞くよりはね、
無意識にトラッキングしたいんですよね、本当はできれば。
すごいですね、オブザーバビリティみたいな話です。
きんじょうひでき
モニタリングじゃなくてオブザーバビリティみたいな。
げんえい
でもいくるこう、何ていうか、
産業観察とやっぱり通常の観察違うんで、
みたいなこういうところもあったりとかしますね。
きんじょうひでき
あとまあそうか、計測の罠みたいなところで言うと、
あ、あれですね、これ、
いやでも本に書いてあるから、
普通に会社名言いますけど、ひたちの霊が書いてあって、
品質サークルの話、前もしてたよな。
書き工程において検査され、
ソフトウェア開発の書き工程、フェーズにおいて検査した数、
09:01
きんじょうひでき
そこから見つかった欠陥、バグの数、
最終的にどのくらいバグが生まれるかみたいなのが
予測が立てられるだろうみたいな話でしたっけ。
潜在性欠陥みたいなアプローチを
実際に取り入れてやってみました、
みたいな話があるんですけど、
そうすると何がいいかっていうと、
開発フェーズの序盤ですね、
仕様定義とか要求定義とか上流に近いところ、
そういうフェーズで欠陥が見つかると、
この時点でバグが10個見つかってるってことは、
最終的には1万個のバグになるはずだから、
ちょっと本気で見つけに行かなきゃいけないね、
みたいなプレッシャーが高まる状態。
逆に言うと、同じ数10個のバグっていうのが
テストフェーズとか受け入れテストのフェーズとかで見つかると、
ここからそんなに増えることはないでしょ、
みたいなちょっと気楽な気持ちになる、
みたいな心理が働いてしまって、
何が起きたかっていうと、
バグなんてありません、開発は完璧です、みたいな感じで、
蓋をして、蓋をして、蓋をして、
で、ただ最後の最後に、
見てくださいよ、課長、バグを見つけまして、
俺が直しときました、みたいな感じで、
なんか自作自演じゃないですけど、
見つけた時には黙っておいて、
後々のフェーズでけがらとして報告して、
みたいな悪循環になっちゃって、
これって計測による機能不全だよね、みたいな話があって、
計測で気が触れたってそういうことか、みたいな。
げんえい
そうですね、やっぱ数値はハックされるってことですよね。
なんかたぶん似たような話で、バグハンティングみたいなやつで、
数値を見つけたら評価が上がるみたいなのを、
社内の制度で発信した結果、テスターとエンジニアが手を組んで、
丁寧にバグを仕込んで、
テスターに見つけてもらい、
報奨金を折半する、みたいな。
そういうことが起きたみたいなのを昔なんかで読んで、
やっぱ上手くいかねえな、みたいな。
きんじょうひでき
なるほどね。
げんえい
たぶんマイクロソフトだったかな。
何かの本で読んだときに出てきて、
まあでも確かに合理的に行こうとしたらこうなるよな、
みたいな気持ちになって、
きんじょうひでき
なかなか上手くいかないですねっていうことがあったね。
じゃあどういうのがプロフェッショナルなんだっけ、みたいな話も出てきますね。
31ページに、しかし彼らはプロの仕事をしなかったんだっていう説があって、
そうですね、プロとは何ぞや、みたいな。
12:04
げんえい
またやっぱここでデミング博士が出てくるわけですよね。
出てきますね、モチベーション理論でおなじみの。
インセンティブとモチベーション。
きんじょうひでき
すごいな、モチベーターの話があって、目標管理の話があって、品質の話もあって。
あとちょっと本の話とはずれるんですけど、
なんかげんえいさんは会社で何かこうなんだろうな、
ソフトウェア開発とか品質みたいなもので、
何か計測してる指標とかありますか。
っていうのを聞いてみたいなと思って、メモってました。
げんえい
今は、ベロシティは自動でジラを使っているので、出てくるので、
一応そのジラのポイントをストーリーポイントがどれぐらい、
1スプリントあたり消化できているか、ポイントが積まれているかを見ながら、
次のスプリント計画を参考値にしたりとか、見積もりをして今後作るものの、
このボリュームがこれぐらい、100ポイントだったら、
1スプリントで今大体20ポイント消化しているので、
5スプリントぐらいでできそうですかね、みたいな。
これはもちろん本当にそうかどうかは分からないけども、参考値とするみたいなのを見てたりしますね。
他は、改善のサイクルを回すために数値を測っていて、
例えばCIの時間が今どれぐらいですかとか、
じゃあこいつをもうちょっと短くして早くなったっていうためには、
どこがボトルネック、いろんな分割されているCIの中でどれが一番遅いのか、
こいつをうまいことやらなきゃ、他改善したとって早くならないので、
そこを改善していきましょうねとか、
そういうふうなボトルネックを見つけるみたいなところで、
数値が欲しいな、じゃあ取るか、みたいなことをやったりとかしてますね。
きんじょうひでき
今話聞いてて思ったのは、一口に計測とか測量とか言っても、
健全性、アノマリーな状態っていうのを見つけるための計測、
健康診断みたいなものと、
あと能力ですかね、ケーパビリティ、
いかに開発レベルが高い状態になってきているか、みたいなところを測るもの、
っていうのが結構別の性質としてありそうだなとか、
15:03
きんじょうひでき
なんかCIは短ければ短いほどいいじゃないですか。
げんえい
いいですね。
きんじょうひでき
いや、CIで回してるテストの数が多ければ多いほどいいのか微妙なんですけど、
でも逆にね、ベロシティとかっていうのは別に高ければ偉いかっていうと、
いやいやいやってなると思うので。
げんえい
他で言えば、アクセスログ周りでどういう機能が使われてますかとか、
そういう数値を取ったりとか。
確かにアクティブユーザー数とか取るもんだ。
多分この辺は各社みんな、
プロッキングしたいと思ってみんな仕込むみたいなのは多分いろいろやってると思うし。
まあでも、アクセラレート分というか、
きんじょうひでき
高いパフォーマンスを持つ開発組織ってのはどんなケイパビリティを身につけていて、
じゃあそれはメトリクスとして表現、一般化できるとしたらどんなものかって話だったんで、
やっぱり身につけたいケイパビリティ、
パフォーマンスを上げていく、高いパフォーマンスであるっていうのを定義するみたいな話。
ベロシティとかっていうのはまた違うかって思ったりしました。
あとなんかこう、ちょっとその話に関して逆に
助けてほしいとか聞いてみたいなと思うのが、
何かアクティブユーザーの人たちが、
アクティブユーザーの人たちが、
げんえい
アクティブユーザーの人たちが、
聞いてみたいなと思うのが、
何を計測したらいいかわかんないときって、
とりあえず全部収集するぞみたいになっちゃうんですけど、
あと、目的が先にあって、
その目的のために数値を取るが、
正しいと思うんですよね、絶対。わけわかんないことになっちゃうんで。
でも一方で、これから何が起きるかわかんないから、
それに備えていっぱい数値を取っておきたい、最初はみたいな。
新しく機能をバーンと出すっていうときに、
どこでユーザーが止まってるかもわかんないしとか、
どの機能が当たるかわかんないから、
とりあえず全部ログ仕込んでおきたいみたいなことになったことがあるんですよね、過去。
げんえい
正論を言う自分としては、
データを立てて、ちゃんとそれに従ってデータを取るべきだ、
っていう自分と、一回リリースしたら、
それを変更するのに、それはアプリだったんで、
ストアに反映されるまで2週間とか、
それぐらいかかるってなったときに、すぐは変えられない。
だから今、設定しておかないと大変なんだっていう場合があって、
こういうのってどうしたらいいんだろうなって思ったりしたことがあるんですよね。
18:02
きんじょうひでき
どうするかな?
履かれてないほうが嫌だなって、
僕は思っちゃいますよね。
解析ツール作ってる会社に行ったしな、解析したいもんな。
でも1個あるのは、
ケースバイケースだと思うんですよね。
どれくらい改善サイクル回せる組織、環境なのか、
っていう話とかもあるし、
改善して、改善することが必ずしも
プロダクトの価値向上とか、ユーザー数に繋がらない
アプリのサービスの種類とか、
ページとかっていうのもあると思うので、
一概にこれはこうすればいいっていうのは言えないと思うんですけど、
ちょっとメタっぽい発言になっちゃいますけど、
そう言えることがないっていう状況に対して、
僕が割と好きなのは、一概っていうのを組織の中で
自分たちの言葉で定義してしまえみたいな気持ちがあって、
新機能を作る時にこういうポイントで計測しましょう、
みたいなガイドラインを社内で作っておくと、
一定安心できる。
ガイドラインに従って実装されたものがあれば、
どういう風に繋がったかっていうプラクティスみたいなものもどんどん積まれていくはずなので、
じゃあこれは使えるねとか、
これはあまり意味ないのかもねっていうふうな
ガイドライン自体の改善にも繋がる気がしますし、
何を測ればいいんだろう、測った後にどうすればいいんだろうっていうのが
個人なのかチームなのか組織全体なのか
っていうのはあるにせよ、もやもやしていることだとしたら、
もやもやしていることに対してはみんなで言葉にして入ってみて、
話し合ってみて、仮決めでもいいから
ベースライン作ってみればいいんじゃないっていう風に
僕は思いがちなので、そういう意味で
こういうポイントは計測しましょう、
これをやっておくとこういうリスクもしくはポテンシャルを
発見する機会に繋がりやすいですよって
自分たちのルールを決めちゃえばいいんじゃないかなっていう風な
気がします。計測っていうのが
グロースとかマーケティング的なものかもしれないし
UX改善みたいなものかもしれないし、
げんえい
システムオペレーションみたいな話かもしれないですけど
きんじょうひでき
一番怖いのはSaaS使ってると
ログってただじゃないんだよなみたいな、そこが一番怖いですね
げんえい
そうですね、現代の
トラッキングツール系はログの行数だったり
21:02
げんえい
サイズだったり、ポイントって言い換えてあったりとかして
すごい大きいお金がかかって
後で辛い思いをするっていうのはありますね
でもそうなんですよね、逆に予算が決まってるとか
あまりにも高いお金になるから
もうちょっと何にフォーカスするんだっけって頭が働きやすくなるんですけど
そういう制約があった方がある意味では
Googleアナリティクスとかって、今ちょっと
GA4になってから自分は使ってないんですけど、以前のやつとかは
無料でバンバン売れてたので、何でもかんでも埋めるぞみたいになりがちで
結局誰も見てない数値が出来上がるとか
っていうことはあったりとかして
不安だから取りたくなる気持ちもあるんだけど
取った結果その不安は解消されたけど
不安だけ解消されて問題は解決してないみたいな
いうことはあったなーとか思ったりとかして
この辺はやっぱり経験積んできたから
そういう失敗、経験をしてきたから
最近はあんまり迷わなくなってきたんですけど
カビソン性質が変わったからとかね
そういうのもあるかもしれないけど
昔前はどうしていいのかな、分かんないな
とりあえずこことここに埋めましょうって言って
他の人にどう相談しても
とりあえず埋めとくが安心だよねみたいなことになって
誰もストッパーがいないみたいなことが起きたりとかして
きんじょうひでき
そこから3年ぐらい経ってきた時に
プラットフォームチームとかSREsとかの人が
このログ見てないなら消していいですかっていうめちゃくちゃさない政治を
げんえい
頑張らなきゃいけないという
きんじょうひでき
一回やっちゃうとログ消すの大変ですからね
げんえい
そうなんですよね
消した後にあれあったからあれ使いたいと思って
きんじょうひでき
ないみたいなことが起きたりするし
そういう意味でもやっぱりプロジェクトランゲージってほどじゃないですけど
自分たちの中で
いいプラクティスいいパターンっていうのを築いていくみたいなのは
やれると楽かなっていう気がしますね
いいヒントもらえましたありがとうございます
げんえい
まあまあまあ計測で気が振れる前にどうにかしたいですね
きんじょうひでき
そうですね
じゃあ次いきますか
結構ですねマストで読みたいなって僕思ってたのが
割と1章1章1章なのかな
1つ目2つ目の今取り扱ったエッセイだったりはしたんですけど
24:02
きんじょうひでき
なんか次取り上げたいの
げんえい
そうですね
ちょっとタイトルが面白かったからなんですけど
5章の裸で雪の中に立ちつくんだってやつが
なんか分かったような分かんないような
みたいな感じがあって
ちょっとこれ喋ってみたいなって思ったりしましたね
きんじょうひでき
この本だんだん分かったような分かんないような
っていう感覚が強くなって最後は本当になんだこいつみたいな
気持ちになる感じがありますよね
いや面白いよな
これは裸で雪の中に立ちつくんでは
新任マネージャーみたいな感じでしたよね
げんえい
最初面白いなと思ったのは
これがあれなんですよねこの元の論文
裸で雪の中に立ちつくんでっていうのが
もともと日本人が書いた
論文が元になっていてそれに対する
アンサーというかいうような
きんじょうひでき
ものだったりするんですよね
げんえい
なんか全然日本人の名前が
バンバンってことじゃないけどさっき日立の名前が出てきたりとか
ここでは山浦さんって名前なんですけど
山浦さんの論文が出てきたりとかでそもそも日本人がこんなに
海外に対して影響力持ってた
今は持ってるわからないですけど
っていうところが面白いなって思ったっていうのが
このショーの中で一番気になったというところだったりもするんですよね
この山浦さんも日立の方ですね
きんじょうひでき
デマ旅行が行った時日立ソフトウェア
エンジニアリング内部事情ってことじゃないか
ちょっと詳しかったし
詳しいとか以上になかなか興味深いと思って
観察してたってことなんですかね
げんえい
そうですよね上手くいってるなのかどうか
わかんないですけど面白い対象だと少なくとも彼は思っていた
というところがあったというところですよね
きんじょうひでき
裸で雪の中に立ちすくんでは
他にも興味を引いたポイントがあったんですか
げんえい
一番そこだったんですけど
多分ここでこのショーの
裸で雪の中に立ちすくんでっていうところは
つまりマネージャーになったんだけど何やっていいかわからんみたいな
裸で雪の中に立ちすくんでるようですよ
で会ってて
27:02
げんえい
最近EMみたいな話とか
エンジニアのキャリアパスみたいなところって
あちこち何ですかねただ単にマネージャーに上がっていく
だけではなくてICだったりとかエクリートEM
スタッフいろいろあると思うんですけど
じゃあエンジニア以外ってどうなのかなとか
それこそ人たちのQC
品質の人たちって
マネージャーになっていく中でまた
別のキャリアパスみたいなものは今現代においては整備されてたり
するのかなとかそういうようなところちょっとこの本から
外れてしまうんですけどそんな延長線上に
20年30年経った今どうなってるのかなみたいなちょっと喋ったら面白いかな
きんじょうひでき
って思ったりしましたという感じですか
なるほどこれ確かに全然
わからんですねプロダクト寄りになっていくみたいな
本当に最近のウェーブ系
っぽいものとしてはプロダクトマネージャー
プロダクトオーナーみたいなところとかもしかしたら
あるかもしれないんですけど
プログラマー以外もやっぱりピープルマネジメント
組織マネジメントプロジェクトマネジメントと
自分の力でプロダクト作る力と
肩やいろいろな問題に駆けつけるソロバーとして
動くみたいなものとかって
どの職種でも一定の専門職だったらありそうだな
みたいな気はしますよね
そういうのがあるんだったら似たような構造になるんじゃないかな
みたいな気はするんですけど
金払いの問題は別として
げんえい
どうなんですかね
自分たちはエンジニアで身の周りにEMっていう人が
当たり前のようにいたりとか
イベントに行けばEMやってますテックリでやってますみたいな人はいるけど
例えばカスタマーサクセス
CSカスタマーサポートなのかカスタマーエンジニアイベントなのか
諸説いろいろありますが
そういう人たちってどういうキャリアを歩んでるのかなとか
セールスの中でもどういう風にキャリアを歩んでいくのか
それこそ未だに雪の中に放り投げられて
マネージャーをやらされるのが当たり前なのか
もうちょっとどうなんですかねみたいなところは
最近思ってるのは
30:00
げんえい
出世する子でいうのは
ラダーが上がるとか
ぐらいな感じに思ってもらったらいいんですけど
一人の力で大きい成果を生むっていうのは
だんだん難しくなっていくようなものになってくると
複数人を束ねて大きな成果を上げるってことが必要になっていく
つまりそれはマネージャーに上がるんだみたいなことになっているのかなと思っていて
それをエンジニアの場合は
エンジニアの場合は一人が影響を与える範囲をもっとICだったりしても
広く取れるからうまくいくのかもしれないけど
セールスとかは一人で売り上げが突然他の人の100倍売り上げるとかって結構難しいよなと思うと
そうすると単純に組織のマネージャーの方に進んでいくしかないのかなって思ったりしてたんですよね
営業やってない人に近所さんは別に答えを持っているとは思ってないので
きんじょうひでき
雑談レベルで喋ってみたいなとかって思ったりとか
セールスの方でも力が上がったから契約数を100倍
本当に100人力の契約数って意味で獲得数って意味で100人力になれるとか
そういう話では確かになさそうだなっていう気はしつつ
でも担当するクライアントのランクが変わっていったりとか
VizDev方面に行ったりとかっていうのはもしかしたらあるかもしれないなとか
あとクリエイティブ寄りの仕事なんだろうコピーライターとか
だといろいろこうエンジニアみたい
エンジニアっておるじゃないのかなちょっと職種の斜め移動みたいなありますよね
やっぱりアニメ業界とかで白箱とかアニメタとか見てると
アニメタって漫画僕はめちゃくちゃ好きなんですけど
げんえい
だんだん演出とか監督とかになっていくじゃないですか
きんじょうひでき
みたいな話があるんですかね
なんか話で難しいなって思ったのが
なんか自分の職業だけやたら解像度高すぎて
他がマジで何も自信がないあたりにしかならんぞって一発思ったんですけど
げんえい
ある種既存のキャリアパス
ここでいう既存のっていうのは自分たちが就職する頃に思っていた
例えばエンジニアだったらテスターがあってその次プログラマーになって
SEになってみたいなパスがそんなに枝分かれしてない
33:00
げんえい
みたいな時代っていうのは多分他の職業もそうだと思うんですけど
割とあったはずで
一方でそこのパスがこんなに広がっているっていうのは
なんかエンジニアだけなのかそうでもないのかみたいな
いうところとかは結構他の人たちはどうなってんだろうなっていうのを思ったりとかして
パスが枝分かれしてないんだったら今でもやっぱりマネージャーとして結構大変
今までやってきたことと全然いきなり違うことをやらされて
成果出せって言われて大変なんだろうなって思ったりとかしたりしてますね
きんじょうひでき
いわゆる管理職みたいなところに本当にダザーを上がっていくっていうイメージであるんじゃないかなっていう気はしますけど
あれですよね本の話で言うと模範指導型っていう表現だったっけ
出てきてこうやるべきだとかこれが正解だみたいな模範を示していくような
マネジメントというか指導をするのはこれだ
模範指導型の管理は管理でもなんでもないという視点であるっていう
めちゃくちゃそこまで言うのはちょっと気が引けるなみたいな感じはあるんですけど
きんじょうひでき
調子乗ったものの言い方っぽく聞こえちゃうかもしれないんですけど
模範指導型の管理っていうのが合う職種とか官僚とそうじゃなくてこれが本当にアンチパターンとして現れてくるような
組織官僚職種っていうのもしかしたらあるのかもなーみたいな気はちょっとしたりしましたけど
セールスでもプレイヤーとして優秀だけどあいつマネージャーになってから本当にムカつくおっさんでしかないみたいな話は
身の回りでも聞いたりするな
げんえい
どうなんですかねチャリアの対応化みたいなのはやっぱりあるんじゃないかなと思いますけど
ないとちょっと辛いですよね結局じゃあ会社を変えるかみたいな選択肢がなくなっちゃうと
きんじょうひでき
会社変えたとてこのぐらいのお釣りを出してあなたを雇うにはあなたでマネージメントやってもらうしかないんですみたいな話に結局なっちゃうので
げんえい
あとはまだ契約数が取れてないスタートアップに行くとガンガン打ってきてくださいが
エンジニアとマネージメントやりたくないからガンガンコードかけるところでスタートアップで
きんじょうひでき
今は何かそのこと言わずに来るしかないみたいな環境に点々としていくみたいな
36:07
きんじょうひでき
入社してみたい名刺もらったら気づいたらCOOって書いてあるみたいなそういうスタートアップとかありそうですけど
そうそうそういう選択肢しかないとかそうなっていくのかなとか思ったりとか
ああでもそっかちょっと本の内容に戻るというか
この裸で雪の中に立ちすくんでっていうエッセイはなんかこの本の中でもピカイチのデマルコ的な優しさみたいなのが
すごい溢れてる話だなーって思って
やっぱりピープルウェア書いた人だなーみたいな中間管理職の味方
デマルコ最高みたいな気持ちになったりして
それが何かっていうと本当に普通にプレイヤーからマネージャーになったっていうのは裸で雪の中に立ちすくんでいるようなもんだみたいな話がある中で
でもやっていくしかないってなった時にじゃあ最初に何をすればいいのかとか
そもそも管理とはどういうものなのだろうかみたいな話がページ的には短いですけど書かれているエッセイですね
マネージャーになって最初の日に何をするのかみたいなね
最初にこれをすべきだっていうところは全然踏み込んで書いてないんですけど
げんえい
でもそれはみんなすごい立ちすくんでしまうぐらい悩む話なんだよみたいなことが書かれてますね
ここはやっぱ結構タイトルがタイトルなのして結構印象的でしたね
きんじょうひでき
なんかエッセイっぽいエッセイでもありますよね
そうそう
げんえい
というようなところがちょっと喋ってみたいなって思ったところです
きんじょうひでき
そうですね
じゃあ別の話いきますか
げんえい
いきますか
きんじょうひでき
意外と時間経ってるな