ワインバーグの変革法の概要
今回は、ワインバーグのシステム 変革法について、話していきましょうと。
ソフトウェア文化をつくるの最終 間、シリーズ物理一番最後の完結編というか、最終間ですね。
今度こそ最終間なんですね。
最終間にして、何ページだ、500。付録がいつも通り充実して、ABCDEまであるんですけど、その付録の手前までエピローグが終わるのが483ページですね。
今までの1,2,3巻と比べると、というかだんだん長くなっていってます、もしかして。
だんだん長くなっていってますね。
最初はそもそも3巻で終わるはずだったのに、見積もり間違えちゃったってへえって言ってて、4巻目を書きましたって言ってて、
そう言っての4巻目だから、あと言いたかったことがもうちょっとだけあったから、同じ分量ないしはちょっと少ないんかな、ぐらいな気持ちにいたんですけど、
本を手に取ってみたら、あれ一番長いじゃないかっていう気持ちになって、相当何か言いたりなかったんだなっていう気持ちが伝わってきました、厚さだけで。
そうですね、だいぶ厚いし、読んでみると確かに今までとかなり目線が違うというか、内容っぽい話になっちゃいますけど、
パターン0から4、今まで散々出てきたのがあって、今回めちゃくちゃパターン4の話なんですよね。
今までそんなものを見たことありません、考えなくていいです的なノリで、スルーされてたと言っても過言ではない、
予知のパターンの組織についてちょっと考えていこうぜとか、システム変革法っていう今回のタイトルですけど、予知のパターンに向けてどうやって変革していくかみたいな話でしたね。
そうですね。
やっと予知の組織とはどういうパターンなのか、どういうモデルなのかっていうのがここにきてやっと分かるっていう。
ある種やっぱりそこが言えないと、これちょっとレベルとか次のステージじゃないという言い方を組織文化の足で言ってたけども、
やっぱり理想的な組織ってどうなってんの?変革したいと変えたいと思っても、どういう風に進んでって最終的にどうなってんだっけみたいなところのイメージがつかないと、
たぶん理想的にはみんなが生き生きとして働いてるとか、その場のなんとなくのイメージはできるかもしれないけど、そこでどういうプラクティスがあったりとか、どういうような働き方、管理の仕方とかをしてるのかっていうのが、
イメージつかないまま進んでしまうとまずいと思ったから、この本を4巻目を書いたのかなーみたいなちょっと今思ったりしましたね。
なんか似たような感想というか、そうなんですよね、結局よし頑張ろうぜみたいな話をしてたけど、あれ何に向かって頑張ってるんだっけっていうのが、ちゃんと真面目に向き合ってなくない?的なことに、
それこそワインバーグもその途中で一巻増やしたっていうのはそういうことなんじゃないかなっていう感じはしますよね。
第4巻の特徴と参考文献
そうですね。
で、観役者前書き見てみると、第4巻は第1巻から第3巻までの書類体制であるっていうようなことが書いてあって、いきなりこの巻読むんじゃなくて、前巻読破してから第4巻に当たるのが良いと強調しているっていうふうに書いてますね。
そうですね。
で、めちゃくちゃゲイさんと僕2人で笑ってたのが、この4巻だけで組織変革ができるようになるなどとは原著者は思ってもいない。
少なくともなお参考文献にある40巻ほどの著述を読み合わせて上記の辞書から一脱をこなしてほしいっていうのが原著者の願いであるって書いてあって、
だから我々はシリーズ通して4巻読み終わったちょっとスッキリしたなぐらいの気持ちになりたかったんですけど、ページ開いて前書きでいきなり参考文献のある40冊ぐらい読むっしょみたいなことが書いてあるから、はぁはぁって思いながら残りの500ページを読むという。
なんかこの前書きじゃなくてさ、後書きでそれ言ってさ、いやもうちょっと旅は続くんじゃみたいな感じかなと思ったら前書きでなんか出花くじに来るみたいなさ、すごいなぁと思いながら。
そうなんですよね、テーマ自体がすごい広大だし、本当にあらゆる武器いろいろ装備してやっと戦えるようになるよねっていうトピック分野なのは、まあまあそれはわかるみたいな気はするんで、
本気でこの分野をやってこうってなったら40冊ぐらいは確かに読むのは、もしかしたらそんなに大層なことじゃないかもなっていう気はしないではないけど。
でも実際多分じゃあソフトウェアエンジニアになってプロダクトの開発をするぞってやって、個人技のところはもちろんコード書いたりとか、いい設計ってなんだろうって勉強して、その後チームのことだったりとかを勉強したりとかプロダクトのこと勉強したりとかってやってたら、
その実際の本40冊とは言わなくてもいいんだけども、いろんなウェブのサイトだったりとか、カンファレンスの資料だったりとかを多分合わせてると気づいたら多分40冊ぐらいは言ってると思うんですよね。
しかもそれが例えば10年とかって考えたら年に4冊とかじゃないですか、読むったって。って考えると年に4冊だったら市販機に1冊?って考えたらそんなに大変じゃなさそうな気もしてくるし、なんかこの本読んだだけで、多分ワインバックとしてもこの本読んだだけでそんなすぐできるようになるわけじゃなくて、長く付き合っていくテーマだよという意味で40冊とか読むと、
読むってことはそれなりにいろんな経験だったり時間の使い方をしていって、いろんな視点が手に入ったりとか、うまいことをやったり失敗したりっていうところが手に入るんだよっていうことも含めて多分40冊ぐらい読んでねっていうことではもちろんあると思うので。
いやでもそうですね、なんか自分そういえばって今思ったのが、前田会社でスクラムとかアジャイルとかやろうってなった時に、多分アジャイルなんでXPとかリーンとか、あとチームビルリングとか振り返りとか、そこら辺の似たようなジャンルの本を合わせて多分50冊ぐらいはガーって読んでたので。
なんかまぁそんなもんかなっていう気はしますね。50冊以上は絶対読んでたというか、アドベントカレンダーを、なんか1エントリーで1冊の感想を書くってアドベントカレンダー2枚同時に回してたんで、5周は言ってる。
しかも金城さんあれじゃないですか、札幌の登壇で、昔マネージャーになった人に勧めたい本みたいな、なんか20何冊とかあげてましたよね。
あーそうあれはね、5分で25冊っていう数字出したら、LTタイトルとして面白いかなと思ったら、まんまと採択されてしまった。
って考えるとまぁ40冊って、その1ヶ月で全部読みなさいっていう話じゃないと思う。考えればまぁまぁそんなもんかなっていう気がしますね。
そうですね。で、ただあれなんですよね、参考文献みたいなのがまともって書かれてるわけではないんですよね。
そうですね。
注釈から拾えってことかな。
そうだと思いますね。注釈にいっぱい本だったりとか、あと翻訳されてないものもあったりするから、ちょっとその英語のタイトルのまんま載ってるものもいっぱいありますけど、
そっから拾って、まぁだいたいざっと40冊ぐらいあるんで、読んでねっていう、すごい軽い感じで言われてるみたいな。
でもまぁ参考書籍読んだらね、またその参考書籍みたいなのが出てくるからな。
そうなんですよね。芋づるしきに本って増えていくんですよね、そうやって。
ソフトウェア開発の進化と未来
そうなんですよね。なんかね、いや、参考文献、リストとしてまとまってたら、せっかくなんでげんえいさんとバーっと眺めて、
まぁ何十冊半分ぐらいは読んでるねみたいな話ができそうかなと思ってたんですけど、ないんだよなぁと。
ちょっとめんどくさいですね。
で、あとは全体メタ情報っぽい話で言うと、なんかあるかな。
デマルコ大井に語るの翻訳を行ったタバヤシさんがレビューチームに参加してるよっていうようなことが、役者あと書きに書いてありますね。
そうですね。
なぜソフトウェアが高くつくのかみたいな説、タイトルがあって、これデマルコじゃんみたいな気持ちになったんだよな。
まぁだからそこは翻訳のトーンが合ってるっていうことなんですね。
デマルコ大井に語るのね、原著のタイトルがホワイソフトウェアなぜソフトウェアが高くつくのかみたいなタイトルだったはずなんで。
そうですね。
ということで、内容入ってきますか。内容全体的なところで言うと、5部だてですね。
パート1からパート5があって、とはいえ第5部がエピローグなんで、実質4部だてですかね。
そうですね。
実質4部構成でそれぞれが、1部が変革の実現をモデル化する。
2部が予知組織の変革アートってやつですね。
3部が将来組織を計画する。
4部がどんな変革を起こすべきかっていうようなタイトルがついていて、全体のバランスとしてもあれなんですよね。
後ろに行けば行くほどページ数が長くなっていて。
シリーズ全体を通して。
シリーズ全体を通して。これはそういう傾向性が見てとるからね。
1部とかは50ページしかないんですよね。この本500ページ近くあって、1部は50ページだったりとかして、2部もそんなに長くない。
2部が一番短いまでかな。
でも同じくらいか50ページちょいか60ページくらい。
残りの3、4で400ページくらいあるっていう、すごい偏ってるんですよね、本のバランスが。
1部、2部が前提というか概念的な導入と、最終ゴールみたいな理念じゃないけど、そういう話をしていて。
3と4になっていくとちょっと具体っぽい話なんですよね。どういうふうにアクションしていくのとか、こういう時どうするみたいな。
だから結構細かく広くみたいな話になっていく具体によってるから、ページ数増えてるのかなっていう感じがするにせよ、バランスすごいなと思いましたけど。
最初読みながら1、2と読んでいって、ページ数だけ考えると、ここで半分まで来ちゃったけど大丈夫?みたいな気持ちにすごいなりましたね。
なんかね、この本だけでというか、多分第1から第3部までと第4部、上下間に分かれてても同じ、おかしくないんじゃないかぐらいの感じはするぐらい。
経路が違うんじゃないんですけど、1冊の構成として同じ分、同じ本にそれぞれの部がまとまってるんで。
ですけど、基礎編、実践編みたいな感じですよね。
そうそうそうそう。こういう方が大事なんですよね。
っていうような構造なんですけど、どうでした?全体読んでみての感想とか、ワインバグ完全に理解したか否かとか。
そうですね、この4巻目読んでて思ったのは、長いっていうのはさっき言った通りなんですけど。
それいつ気づきました?
本を手に持った瞬間と、第2部までを読んだ後からだんだん長いっていうのが気づきました。
僕第3部の前半ぐらいであれ長くないって思いました。
それとやっぱりちょっと、やっぱり現代のソフトウェア開発と当時のソフトウェア開発の差分みたいなところの大きさというか。
当時の人たちがどれぐらいの規模で、どれぐらいのソフトウェアの開発規模で、人数規模、予算とかいうところが、
どんな感じだったのかっていうところが、あんまりやっぱりどうしてもイメージがつかないので、
この問題ってよくあるよねみたいな気持ちにはなんとなくやっぱりなりづらくて。
現代のソフトウェア開発だと多分ゲームチェンジが何度もあって、一人一台マシンがあってとかクラウドがあってみたいな中で、
じゃあ今この本の中で通じるものって何なんだろうなっていうことをちょっと考えながら読んだんですけど、
なかなかその辺のイメージが湧きにくいなっていう感じがすごいしましたね。
文章としては読めるけど頭の中に入ってこないというか、どれだけこの問題が重要なんだろうっていうのがちょっと想像つきづらいなっていうような部分がありますよね。
そうですね。逆に言うとそれぐらいソフトウェアの世界ってこの本が97年って書いてあるんで、ざっとどれぐらい?
30年。
30年だったかい。
30年経ってるのか。30年の中ですごくいろいろ目まぐるしく変わってきたんだなっていうことはすごく実感できる。
できるがしかし活かそうと思うとちょっと、やっぱりこの30年経ってすごい違いが出たんだなっていう気持ちになりますね。
あとワインバーグが描いてた未来とか理想に近づいてる部分も少なからずあるなっていう感じがしますよね。
今となってはここら辺は本当にもう当たり前というか一般的に取り組まれてます、インストールされてますっていうような話が決して少なくないなっていう気はしていて。
ワインバーグが言ったからそうなったとまではもちろん言わないかもしれないんですけど、やっぱり技術も進化するし、コンピューターは物理的な面でも進化するし、
情報革命とかもあったりして、なんていうか良い方向に向かってるんだなっていうのも少し僕はこの本を読みながら感じたりもしましたね。
システム変革法の概要
そうですね、そこはすごくありましたね。やっぱ当時の制約上なかなかこういうのができなかったっていうことがたぶんいっぱいあると、本当はこうしたいんだけどうまくできないみたいなものがあったんだろうけど、
今となっては、例えばテストを早くテストしてシフトレフトして品質を考えましょうとかっていうようなことが当たり前のように言われるようになっているだろうし、
やっぱりここの中に出てくるもの、いろんなものがどんどんどんどんアップデートされていっているので、やっぱりより良い方向というか、あんまり悪い方向に行くことはないと思うんだけども、基本的には良い方向にちゃんと進んでるんだなっていうのがすごく感じられますね。
でもその一方で交渉ごととか人間の納得感みたいなところになると、うわー変わってないっていう比率は増えますね。やっぱりその人間のウェットウェアというか脳みそとか感情とかそういうのがやっぱり最後の敵かみたいな。
ちょっと今回扱い切れるかどうかわかんないけども、今AIの発展でもうちょっと人間減らしてもうまくいくんじゃないとか、逆に今人間がボトルネックになってきてるんじゃないかみたいな話まで言われてきたりもしているので、
なんかじゃあそのAIがどんどんどんどん発達していく中でワインバグが予知というようなことをキーワードにしてやってたことにどれだけまた近づいていくのか、もしくはその考え方からもう変えた方がいいんじゃないかっていう風になっていくかみたいなところを、もうなんか本当は結構話せたら面白いかもなっていうのはちょっと思ったりもしましたね。
うん、確かに面白そうですね。
また近づいていくのか、めっちゃ時間かかるから。もしかしたらアドバンスとかエクストラで撮るとかしましょうか。
じゃあ本編入っていきますか。第一部、変革の実現をモデル化するですね。これはあれなんですよね、システム変革法って言ってるけど、変革によってどういう状態を状態Aから状態Bに持っていくとしたらその状態Bってどういうものなのっていう話に入る前の
組織っていうのがどうやって変化していくのかっていうパターンですよね、モデル化って言ってるんで。この本一冊を変革させていくんだっていう話を展開していくにあたって、じゃあどういうモデルでその変革っていうのを捉えていくんですかっていうのをインストールするパートですね。
で、これ第二章だけ触れればいいかなとすら思っちゃったんですけど。
はい、同じ気持ちで。
よく知られた変革モデルっていう第一章から言っていて、いくつかじゃないか、三つのモデルが書かれてるんですけど、この本がこのモデルに基づいて話していきます。
っていうのがサティアの変革モデルってワインバーグが呼んでるモデルで、それが第二章使って書かれてるので、じゃあ第一章飛ばして第二章サティアの変革モデルちょっと概要とか触れつついきますか。
なんかサティアって名前はあれですよね、なんか前も出てきましたよね。
あれ交流モデルの人でしたっけ、あれは違う人?
その人だと思ってます、私は。
めっちゃ大好きじゃん。
そう、だからめっちゃそっからアイディアをもらってるんだなっていうのがまず最初、またここでもみたいな名前を見て思いましたね。
でもそういうことなんでしょうね、ソフトウェア開発とか工学的な話っていうよりかは人間とか人間関連また組織っていう複雑系に対してどう向き合うかっていうところのインスパイアじゃないですけど、それこそインテークだと思うんですけど。
そっちの見方から今俺たちがいる現場見たら何が起きてるのっていうのがすごいアイディアの厳選になってるなっていう感じはしますよね。
そうですね。
概要か。
で、サティアの変革モデルってじゃあどういうものなのっていうと、この本でいうと20ページに一応図が書いてあったりするんですけど、
テキストでいうと今までの状況、今ある状態があってそこから変革をしようってやると大体何ですかね、右往左往するみたいなカオスが訪れて、
これがある状況からカオスが起きますと。で、その次に統合と観光、それがだんだん安定化していくって感じですかね、イメージとしては。
次の当たり前になるみたいな感じですかね。
で、最後は新しい状況が生まれますよっていう風になっていって、この4つの主要なステージで変革が起きてるんですよ、このステージがあるんですよっていうような話をしてますね。
そうですね、こういう状態の変遷を辿っていくよねっていうような話があって、でそのステータス、フェーズ化が移行するときに何が起きてるのか、何がトリガーとなって次の段階に移行してるのかみたいなのがちょっと掘り下げて説明、紹介されてるっていう感じですかね。
なんとなくイメージと合うなみたいな気持ちになるなっていう風に思いましたね。
そうですね、非常に直感に合うというか、まあそうなりそうだなっていうとこですね。
見てると、アックマンモデルってよくチームが出来上がって形成機があって混乱機があって統一機があって機能していくフェーズがあってみたいな、グループがチームに変わっていきますよみたいな話の時のモデルとすごく似てるなって思ったんで、なんか知ってるやつかもみたいな気持ちになりました。
似てますね。アックマンモデルって状態を良くしていくみたいなチーム、グループがチームになっていく的なニュアンスを少し、ちょっと原点当たってないの分からないですけど、そういう雰囲気を僕は感じてるんですけど、サティアの変革モデル必ずしもプラスマイナスみたいな話じゃなさそうですもんね。
確かに確かに。
なんかより一般的な感じがする。
悪い状態なんだろう。転校生が、転入生がやってきてクラスが落ち着きなくなって、でもそれが今当たり前ですみたいな。ちょっとネガティブっぽい変革とかも多分同じモデルで、どう受け入れられていくかっていう話しかしてないので、扱えるんじゃないかなっていう気がしますね。
確かにそうですね。組織で何か新しい、今の状況を変えたいってなって、何か施策を打つと、この時どうなるんですか、あの時どうなるんですかみたいなカオスが生まれて、でだんだんそれが落ち着いていって、良い方向に行く場合もあれだろうし、悪い方向に行く場合もあれだろうしみたいな、そういう感じですよね。
なんかしかもどっちが良いか悪いかみたいなのってわかんないですもんね。昔はレビューとかなくてめっちゃバンバンデプロイしてたんだぜみたいな。昔は良かったなみたいな話もあるかもしれないし。
物語と変革の関係
それはたまたま事故にあってなかっただけではみたいな。
でもそうそう、ステージが変わる時に何がきっかけなんですかっていう話があって、今までの状況、真宙のうちの宙ですよね、現在いる場所からその次の段階カオスへと突入するきっかけとしてバランスを生み出すもの、外部要素っていうのがまずあります。
なんかの新しい遺分子というか、アクシデントとか、目を背けられなくするような状況っていうのがまずあって、っていうのがその段階1から段階2、カオスに突入するにあたってまず起きることとしてモデル化されてます。
ここには何かトリガーがちゃんとあるってことですね。
だから漫画の第一話で何か事件が起こるか事故が起こるか、キャラクターが増えるかしないと日常物になっちゃうんで。
もう一回主人公には死んでもらって、チャンスをもらったからもう一回生きねばみたいなことが起きたりとか。
あと10年前に別れたあいつがやってくるみたいな。
何かしら、まあでも物語ってそういうもんだよねみたいな気もするけど。
そうだから物語的な捉え方ができるっちゃできそうな気がしますよね。
気象転結とかシャアリーとか何でもいいと思うんですけど。
均衡が破れると、それでカオスが来ると。
このポッドキャスで何回か紹介したかもしれないけど、三宅龍太さんっていうスクリプトドクターって言って、脚本家のお医者さん、コンサルみたいなことをする人がいて。
だいたいその映画の脚本っていうのは型があってねみたいな話があって。
すごく単純化すると日常があって、その日常を変えるために旅に出る。
こういう旅に出るっていうのは日常から離れるっていう意味で、なんか比喩的なもんですけど。
旅に出た先で、普段の私ってこうだったんだみたいなことを息づいて、また帰ってきて新しい日常が始まるみたいな。
そんな風な脚本の説明をしていたんですけど、まさにそうだよねこれっていう感じがしますね。
そうですよね。カオスが訪れて出番。
そこで解決法を見出したりとか、なんやかんや慣れていくことによって統合と観光が始まって。
あれですよね、すげえでけえ人に襲われて困るんだってなってたのが、なんとか頑張ってでっかい壁作って壁の中で暮らす新しい日常が来ましたみたいな。
たまには壁の外に行って成果が上がったり上がらなかったりすると思うんですけど。
だいたい何の成果も得られませんでしたってやつしか見たことないんだけど。
それ言うとね、うちの息子はどうなったんですかって。
統合に成功してそれで新しい日常、新しいスタンダードが馴染んでくると、それで新しい状況になって。
新しい状況になってくると少しこの後どうするっていうのが見えてくるのかな。
それが次の今までの状況っていうステージ1にまた戻ってくるんだと思うんですけど。
っていうような話がありつつなんですけど、ゲイさんが言ってた映画の脚本とかでも同じようなことが起こるっていうのは第3章でまさに売れられてましたね。
32ページってメモってある。
32ページは。
アティアの変革モデルがほとんど全てのハリウッド映画で見られる標準プロットモデルにどう関連しているか、次のように書いている。
次のように書いているのを全て読み上げるのが大変そうなんで読まないですけど。
関連づけて考えられるというか非常に似た構図になってるっていうようなところですね。
これでもカウンセリングとかコーチングとかの文脈で、あとチェンジマネジメント的なところで英雄の物語、ヒーローズジャーニーっていうのが結構紹介されることがあって。
それが何かっていうと神話の研究かな?こうした人が全ての神話大体こういう構図になってモデル化できるんじゃない?的な話を知ってたのかなっていうのを元ネタとして。
組織変革とかだとAs is to beがあって現状だと満足いかないから新しい状態で生まれ変わりたいとか、カウンセリングだと何か今うまくいってないこととか飲み込めてないことをしっかり受け止めたいみたいな話になってくるかなと思うんですけど、
それやる時にその英雄の物語のパターンに照らし合わせて一つ一つ紐解いていくと、何があって今この状況なんだろうっていうのとか、この状況の後にどういう風になっていくんだろうか、今どういう状況なのだろうか的なものが考えやすくなるというか、
なんか非常に物語見出しやすくなるみたいな話があるよっていうようなのが。
この辺の話は結構横道に沿われちゃうからあんまり深掘りしないけど、すごい面白いなって思ってて、今たぶんジョーゼフ・キャンベルっていう人のやつだと思うんですけど、ヒーローズ・ジャーニー、元ネタっぽいのは。
神話の力っていう本があったりとかして、ちなみにその本、俺買って積んでてまだ読んでないんですけど、物語がある種類型化できるみたいな話はまさに本当にやっていて、映画の脚本とかで本当によく触れられるやつだったりもするし、
ちょっと今の話を聞きながら、知能防止さんっていう人が、なぜ物語が必要なのかみたいな人生を生きる上で、人はなぜ物語を求めるのかみたいな本を書いてたりとかもして、物語って、トーリーが世界を滅ぼすっていう本もあったりとかして。
聞いたことあるな、ありますね。
たぶん物語っていうものが人間が認知しやすいんだろうみたいな、いうようなことは思ったりもするなっていうのはさっきの話を聞いて思って、だからある種物語に乗せることによって人間が認知がしやすくなったりとか、
もしかしたら物語っていうものによって、今まで自分が思っていたものと違うような認識を得ることができて、問題が解決されていくとか、いうようなことっていうのはいっぱい、逆もしかりなんですけどね。
物語によって地球は実は平面でとか、陰謀論にハマってしまって、別のあんまり良くない方向に行ってしまうようなこともあったりとかもするんだろうなと思って。
そこが結構、良くも悪くもあり、人間って物語に結構駆動されているとか、物語をアナロジーとして捉えているってことがいっぱいあるんだろうなっていうのを聞きながら思ったりもしましたね。
動かす力みたいなところで本当に単独力なんでしょうね。
大統領選とか多分そういう、どういうような物語を作ってスピーチをするかとか、多分絶対あるはずなんですよね。
組織の変革の抵抗
でもあれですよ、僕が大学で習ったのは、とりあえず名前を連呼するCMを打つと当選できるよっていう話がありましたね。
まあ確かに。確かにそれもテクニックとしてありますね。
まあでもそうっすね、そんなところかな。大将さん変革に対する反応なかったっけ。
大将 そうですね、変革していこうねっていう話が基本的にみんな、うちの組織はダメで変えたいんだよねっていう話をするんだけど、
基本最初は拒否されますよっていう話が載ってたりとか、拒否されるから取り組むとすると失敗しがちなので、
慌てたりとか、あれもこれも変えていこうってやるとうまくいかないよみたいな話が確か載ってましたね。
でもまあ、そうだよねみたいな気持ちになりますね。
興味深いとしたら、図の3-1、40ページに変革プロセスを侵食するあるいは支援する多くの選択ポイントがあるっていうような図が載ってるんですけど、
古い状況から外的要因、外部要素が来て、そこからカオスに突入するっていうのはあるとして、ここでもちろんその外部要素を拒絶したら何も変わらないで古い状況に戻っていくよね。
まあまあそれはそうって感じなんですけど、外部要素を古いモデルに取り込もうとする。
要するに今までのやり方を基礎としたままで、ちょっとだけ新しい要素を入れてみるか、だと結局古い状況から大枠としては抜けてないよね。また弱戻りだね。
っていうような図になってて、そうじゃなくて古いモデルを外部要素を受け入れるように変換しようとするモデル、今まで使ってたモデル自体を変えようとするっていうのに成功すると、
カオスを次のステージに繋がるように抜けていけるんだ的なフローチャートになってますね。
そのためにアイディアの変革みたいなものが必要なんだよねとか、この図だけを見ても何もわからないんですけど、まあまあ。
どういう違いかみたいな。ただ新しいことをやって言いまかせばいいってわけでもなさそうだなっていうのは、非常にこの図から伝わってくるなとか思いました。
そうですね。実際そうですよね。なんか新しいことを取り込んできて、ちょっと試して、スクラムってやつがいいらしいからって言って取り組んでみて、
ミーティング多いなって言って拒否されて古い状況に戻ってみたいなことって、きっとあちこちで起きてたんだろうな、そして今でも起きてるんだろうなっていうのをちょっと思ったりしますね。
そうですね。ディレクターっていうのをプロダクトオーナーという呼び方に変えて、一周は僕が描いておくんでってなる。古い日常のままじゃんみたいな。
そうそうそう。
だから逆に言うと変革ってすごい大変なんだなっていう気がしますね。パラダイムシフトって言われるレベルのものにもなるかもしれないし、
アイディアの変革と必要性
今までの日常を一回ぶっ壊すって本当にそういうことなんだなっていう。
そうですね。あれでしたよね。前はどの本だったか忘れちゃったけど、オブジェクト思考を取り入れましょうって言った結果、難しすぎて諦めるみたいな話とかもありましたけど、
考え方も変えないといけないし、それについて十分に知っている人がいないと遂行できないしとかってやって、オブジェクト思考が入らなかったのは結局難しいからだっていう。
オブジェクト思考がスタート地点としてオブジェクト思考が当たり前だよねっていう人たちがだんだん増えてくると、そもそもの組織にいる割合、日常、古い状況がそもそものスタートがオブジェクト思考っていう考え方をインストールしているような人たちばっかになると、
やり方がまた変わってくるとか、人が変わるっていうだけ、個人が変わるだけ以外にも人が増えていくことによって変わるみたいな、外部要素を拒否しないようにするみたいなやり方とかきっとあるんだろうけど、常に新しいものを取り入れようとするとなかなかうまくいかないっていうのは直感にも合うし、やっぱ難しいですね。
それを受け入れてもらう必要もありますしね。
タイミングとしてどうするべきかっていう話もチラッと触れられてたりとか、変革介入のタイミングか。
まだこういう状況なのにえいって新しいことを取り入れようとしちゃうと反発硬直して逆戻りしちゃうよとか、一見需要されてるように見えて全然根底の部分が入れ替わってないから。
古い日常から古い日常ダッシュぐらいの変化しか起こせないよねとか、そんな話が書かれてたりしますね。
あとはこの辺の話を読んでて連想したことで言うと、あれを思い出しましたね。フェアレスチェンジとか、なぜこの組織は変われないのかとか、変わるのがいいことだよねっていうふうに思ったりはするんだけども、なかなかそう簡単に変わらんけど、
なぜ変われないのかっていう話もそうだし、変わるためにどういう風なステップを踏むかとか、どういうようなパターンを使って変えていくかみたいなことは、今現代においては色々本が出てたりとかやり方が紹介されてるっていうのはあったりしますよねっていうのは思ったりもしますね。
なんか一番詳しい人がまず必要だみたいな話で言うとね、フェアレスチェンジだとエヴァンジリストのパターンとかちょっと近いなとか。
そうですね、そうですね。
あとはメタ変革みたいな話、学習の重要性とかね、面白いなと思ったけど、次行きますか、第2部行きますか。
行きますか。