1. Ray Wow FM
  2. #191 アンラーニング(学習棄却..
2021-04-05 11:55

#191 アンラーニング(学習棄却)の技法

生涯学習にはアンラーニングが大切だとは言え、それって中々難しいと思います。そこで、効果的なアンラーニングの技法について話します
00:01
皆さん、こんにちは。Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
つい先日ですね、IMEMIのiOS委員会というものがあるんですけれども、そこで作成した新卒向けの研修プログラム、それをですね、Kiita上で公開して、その研修内容に関してはオープンソースという形で、誰もが利用可能な状態にしたんですけれども、
かなり反響があって、Twitterのリツイートもかなり、100ぐらいかな、分からないですが、ありましたし、Kiitaのですね、LGTMですね、いいねっていうのがいっぱいついて、400、500ぐらいついてるんですけれども、急上昇入りみたいな形になってました。
タイミングよくですね、4月の新卒向けの研修のタイミングっていうのもあったんですけれども、
やっぱりですね、こういう、
各社、
その、
研修というかね、
教える、
プログラム作りって結構困っている部分もあったんだなっていうふうに感じました。
これはですね、せっかくなんで、
他のグループですね、
Androidとか、
フロントエンドとか、
デザインとか、
サーバーサイドとか、
各グループのですね、
研修の学びの内容っていうのも、
どんどん公開していければなっていうふうに思いました。
本題なんですけれども、
Unlearningについてです。
Unlearningって聞いたことありますかね。
ちょっと難しい言葉だと思うんですね。
学習棄却とか、
とも呼ばれます。
もっと難しいですね。
学習棄却って、
どういうこと?って。
その、
忘れる?
学んだことを忘れるの?みたいな。
え?それやばくない?みたいなね。
あの、
まあその、
学び直しというかですね、
その、
新しい価値観をですね、
こう、
加えていくんですよね。
例えば、
今までね、
すごい重厚、
長大な産業で、
仕事をしてきて、
もうめちゃくちゃ事前のね、
分析とか、
リスク分析とか、
問題を回避するためのですね、
いろんなね、
二の手や三の手みたいな感じのね、
考えながら、
慎重に計画を立ててやるっていうパターンと、
いやもう、
やってみないとわからんと、
不確実性が高いと、
これ、
会社としても初めてのことやと、
いや、
そもそもこれもう、
業界でも初めてやと、
いうようなことはですね、
不確実性が高いので、
やりながら考えるってことになるんですよね。
このですね、
仕事の仕方というか、
もうその進め方っていうのが、
根本的に違う場合に、
ある意味こう、
全然違う価値観だと思うんですね。
仕事感。
で、
どちらか一方で、
めちゃくちゃこう、
染まって、
その価値観で、
ゴリゴリに染まった人がですね、
違う価値観の仕事感を持ってね、
やろうとするときって、
めちゃくちゃこう、
抵抗があると思うんですよ。
自分を否定しないといけない、
みたいな。
そのときに、
心のね、
その仕事感っていうものを、
03:00
手放していって、
新しい仕事感っていうものをですね、
身につけながら、
新しい仕事のやり方っていうのをですね、
学習していくっていうのが、
このアンラーニングなんですけれども、
特にですね、
ユメミの場合は、
少し特殊な、
その組織形態になっている。
ユメミが特殊っていうよりも、
他一般、
他の会社が特殊なんですけども、
ユメミにね、
他の会社でですね、
こう、
いろんな価値観をですね、
こう、
埋め込まれた中で、
ちょっとユメミに入ったときに、
なかなか、
それはなれないな、
っていう人もいるんですね。
典型的なのが、
Bad News Firstで、
悪い情報を共有するというか、
いち早く社内やお客さんにも、
共有するっていうの、
文化が、
徹底されているんですけれども、
そこって、
なかなかこう、
なれないんですよね、
多くの人。
特に中途入社ですね。
やっぱりこう、
自分のですね、
悪い、
失敗とかミスとか、
そういうものを共有すると、
うわ、
なんかあの人、
失敗したらしいで、
社内評価めっちゃ下げられたり、
噂に使われたり、
政治工作されたり、
みたいな、
そういう恐怖、
心配があってですね、
なかなかその、
出すことできないし、
ましてや、
耳のように、
それを披露するみたいな、
どうですか、
私こんな失敗しましたよ、
みたいな、
その失敗したことは、
さておき、
失敗という行為をですね、
しっかりとですね、
みんなに披露できることは、
どうですか、
いや、
素晴らしいね、
みたいな、
そういう文脈って、
普通の会社、
ありえないわけなんですよね。
なのでですね、
そうじゃないんですよね。
その、
そうじゃないと、
今までの価値観っていうのが、
それはそれで、
ある文脈とか、
ある状況とか、
ある会社とか、
ある場面においては、
正しいけれども、
場面が違えば、
違う価値観を、
持たないといけないんだな、
っていうので、
そこをですね、
やっていくっていうのは、
難しいんですよね。
で、
やり方って難しいなって、
いつも思ってたんですけれども、
まあ、
二つステップがあるっていうふうに、
分かったんですね。
で、
何かっていうと、
一つは、
そのやっぱり別の価値観は、
で、
状況、
場面によって、
大事なんだ、
それが、
やった、
うまくいったっていう、
成功体験と喜びがあるから、
よし、
Bad news first、
めっちゃええで、
っていう、
そういう価値観っていうのがですね、
培われたと思うんですね。
だとすると、
そのですね、
培われた経緯っていうのを、
たどってみる、
トレースしていく、
自分でもなぞってみる、
っていうのが、
重要だと思うんですよね。
なので、
聞いてみる。
まあ、
その価値観を持ってる会社の人なり、
しっかりとインタビューしてみる、
というか、
聞いてみる、
教わる。
なるほどね。
Bad news first。
まあ、
ここの、
あの、
Podcastでもですね、
過去のエピソードで話してるので、
ぜひ、
興味ある方は、
聞いてもらえればと思うんですけども、
なるほど、
そういうエピソードがあるから、
そのBad news first、
めっちゃ大事なんやな、
っていう風になったんやな、
っていう。
そこは、
そこで、
多分、
理解できる、
何かエピソードがあるんですよね。
そこをですね、
腹落ちさせるというか、
なるほどっていうので、
ただ、
一方で、
一方で、
全然違う価値観だから、
今までとは。
なるほど、
共感できて、
自分の、
その頭の中に、
その、
その価値観を、
一応、
一応、
置いとくことができましたと。
一応、
06:00
頭の中に置くことはできたけれども、
いや、
絶対、
この取り出さへんと。
やっぱり、
なかなか取り出すことできひん、
みたいな感じで、
その、
それを使うことはできないんですね。
一旦、
頭に入れたけど、
取り出すことは絶対無理、
みたいな。
でも、
やっぱりですね、
その、
既存の価値観ですね、
既存の価値観を利用するっていうのが、
大事だなあ、
っていうふうに、
思うんですよね。
例えばですね、
慎重にですね、
やっぱり、
考えて、
リスクをですね、
重視してですね、
やって、
重厚長大な会社で、
特にですね、
失敗とか、
失敗とかをですね、
あの、
ミスとかっていうのをね、
報告すると、
めっちゃ怒られたと。
で、
めっちゃ評価下げられるとか、
社内でも噂された、
みたいなね、
妄想ひどい、
経験した人にとってはですね、
そんな、
バッドニュースファーストを、
出すなんてやったら、
もう、
リスクでしかないと。
なるべくなるべく、
もう自分がですね、
こう、
抱え込んでというか、
ギリギリまで、
自分でできる、
ところまで頑張って、
もう、
どうしようもないとなったら、
もう誰かに頼ろう、
みたいな感じで、
やると思うんですけども、
まあ、
それってこうね、
手詰まりになってしまってね、
こう、
あと取り返しつかないことが、
なった時には、
もう大迷惑を、
しまうっていうわけじゃないですか。
で、
こういう人ってね、
ま、
ある意味ですね、
あの、
すごくね、
抱え込みがちな部分は、
あると思うんですよね。
自分で何とかしないといけない、
という責任感の強さ。
そう、
責任感の強さなんですよね。
みんなに迷惑をかけていけない。
自分でやれることは、
自分で最大限に努力するべきだ。
それが、
自分の価値観なんだ、
責任感なんだ、
自分らしさなんだ、
みたいな、
そういう価値観、
経験っていうところをですね、
持ってやることによってですね、
努力でやり遂げるよね。
あの人に任せれば、
本当に何でも解決してくれるよね。
みたいな、
そういう称賛とともにですね、
自分の価値観っていうのが、
めちゃくちゃ強化されてきたと、
思うんですよね。
ただですね、
その背景にあるのは、
その責任感であったりとか、
周りを守りたいっていう、
思いやりの心、
価値観だと思うんですよね。
だとすると、
そのですね、
既に持っている、
強固な価値観の上にですね、
上に、
そのBad News First的な、
別の価値観を、
乗っけるっていうですね、
この、
くっつける、
乗っける、
くっつけて乗っける、
みたいな、
そのアタッチメントっていう、
技法をですね、
僕は提唱したいですね。
何かっていうと、
なかなかミスとか、
自分で抱え込む、
身勝ちな人は、
価値観としては、
責任感とか、
周りへの思いやり配慮、
っていうのがあると思うんですよね。
一方で、
Bad News Firstっていうのは、
どうか、
私、
今度は失敗しました。
周りの皆さん、
助けてください。
っていう風に、
思うかもしれないけども、
よくよく、
Bad News Firstのエピソードを、
聞いてやれば、
なるほどなと、
早めに、
その問題っていうのをですね、
みんなに知らせておくことによって、
その結果として、
抱え込みすぎてしまって、
取り返しのことに、
つかないことになってしまって、
周りに迷惑をかけてしまうことを、
回避するための、
そういう、
賢いやり方なんだなと。
それはですね、
そのBad News Firstの背景には、
やっぱり、
自分なりの責任感や、
周りの思いやりという、
そういう価値観、
共通した価値観があるから、
そのBad News Firstとして、
09:00
悪い情報を披露するんだな、
っていうのをですね、
結びつけるんですね、
その行動。
だから行動だけ取ると、
あいつなんや、
すぐミスしたって言って、
周りに助けとるやん、
助けもらっとるやん、
ってなっちゃうんですけども、
その背景にある価値観をですね、
共通のものを見つけていって、
探っていって、
見つけていって、
自分が持っている、
既に持っている、
ちょっと抱え込みがちだけど、
その背景にある責任感、
思いやりと、
共通軸を作るんですね。
そうすることによって、
アタッチメントくっつける、
っていうことができてですね、
自分の強固な価値観の上、
持った上で、
Bad News Firstっていう行為を、
行うことができるんですね。
このですね、
やり方をすることによって、
徐々に徐々に、
新しいやり方、
Bad News Firstっていうのも、
できるようになると。
これはですね、
必ずしも、
学習棄却、
アンラーニングっていう感じで、
アンインストールする、
みたいなね、
そんなイメージあると思うんですけど、
ではないと、
アンインストールする人、
ないんですよ、
抱え込みがちなあなた、
その行為、
自分でやるという、
それアンインストールしなくていいんですよ、
と。
じゃなくて、
すぐミスをね、
ミスしました、
めっちゃ早く言う、
そのソフトを、
インストールしてください。
インストールして、
両方のソフトが、
インストールされてる状態なんですね、
パソコンに。
で、
その、
新しくインストールした、
Bad News First、
ミスを素早く披露する、
っていうものですね、
すでにもう、
めっちゃ使い込んだ、
もう使い込んで、
もう、
自分で抱え込みがちソフトの、
上に、
なんかこう、
上書きするというか、
アドオンで、
プラグインというか、
アドオンとかね、
あるじゃないですか、
付け加えるソフトみたいな。
そんな感じで、
アドオンするイメージなんですね。
で、
そうするとですね、
アンインストールする必要は、
ないんですよ、
結局。
今までの責任感ばっちり、
俺、
抱え込みがちやで、
みたいな、
ソフトを、
アンインストールする必要なくて、
もうそれを、
がっちり抱えたまま、
プラグインで、
新しくインストールした、
Bad News Firstを、
プラグインで、
付け加えるだけなんですよ。
アドオンするだけなんですよ。
ね。
そうすることによって、
使いこなせるわけなんですよね。
これってちょっとね、
アンラーニングっていうと、
アンインストールするみたいな、
学習棄却、
めっちゃ忘れるみたいな、
捨て去るみたいな、
いやいや、
無理すり、
無理無理、
捨てるっていう、
無理なんですよね。
だから、
上手く使うと、
土台にして、
上手くいけないみたいな。
昔のソフトを、
土台にして、
次の上に、
乗っかって、
その上で、
また新しいことを、
やっていくっていう、
飛び箱のように、
重ねていくんですよ。
一段、二段。
銃箱のように、
一段、二段、
重ねていくんですよ。
この考え方が、
僕は大事だなーって、
いうふうに思っていて、
これをですね、
アンラーニングのですね、
やり方っていうふうに、
提唱したいというかですね、
提示したいなー、
と思っております。
本日はですね、
アンラーニングについてでした
11:55

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