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  2. #276 デザイン・アティテュー..
2021-06-30 07:08

#276 デザイン・アティテュードの大切さ

ミヒレウキスがデザイン組織における文化の背景には、一貫したデザイナーが持つ態度、姿勢があるとしています。今回はデザインアティテュードについて。
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みなさんこんにちは、Rayです。
Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
イメミのデザイン組織の特徴として、
あらゆる組織にデザインという機能とか考え方が浸透している状態を目指す、
そのためにデザイナーが支援や伴奏するっていうのがあるんですけれども、
それがプロダクト開発だけではなくて、
管理部門を含めたあらゆる組織に文字通りに浸透しているっていうものを目指すんですけれども、
デザインという機能だけではなくてですね、
考え方や思想とか、そういうものも含めて浸透するって目指すんですけども、
それをより具体的に表現したのが、デザイン・アティテュードなのかなというふうに思っています。
要するにデザイナーとしての態度、
っていうものが浸透している、
そういうものが望ましい状態だというふうに思っています。
実際にデザインのプロフェッショナルの文化を明らかにした、
ミヒレ・ウキスという方がいるんですけれども、
ミヒレ・ウキス、いくつかの要素を指摘しています。
これがデザイン・アティテュードなんだ。
いくつかちょっとピックアップしようと思うんですけれども、
5つあるらしいですね。
一つ目が不確実性、曖昧性を受け入れる。
デザイナーさんっていうのは、
ある意味、プロトタイプ作りとかもそうだと思うんですけれども、
曖昧の中で一旦形にするっていう上で、
まだ不確実性がある状況っていうところを楽しむというか、
そこをしっかりと受け入れられるっていうところがあるなというふうに思っていて、
これが確実性を好む人だ。
そういう人だと、ちゃんと要件明確にしてくるよみたいな形で、
結構毛嫌いしたりすると思うんですけれども、
そこの曖昧な中っていうところですね、
センスや共感っていうところも含めてなんですけれども、
まず受け入れるっていう、そういう態度、姿勢があるなというふうに思っています。
二つ目が深い共感に従う。
これは分かりやすいなというふうに思っているんですけれども、
やっぱりユーザーとかお客さんの生活とか、理解ですね。
そこに特化していく。
飛び込んでいくっていう勇気と正直さっていうのがあるなっていうふうに思っていて、
いわゆるユーザーの理解を理解する。
お客様の理解を理解するっていう意味で、
幅広い専門的な知識がなくても、
そこに理解するっていう態度っていうのがあって、
そこで共感っていっても、感情的に共感するっていうよりは、
深さですよね。理解の深さっていうところですね。
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そういうのがあるなっていうふうに思っていて、
コーチングとかだとその人の関心、その人の関心領域に関心を持つっていうのがあるんですけれども、
そこに近い部分もあるなと思っていて、
ユーザーの理解に対しての理解をするっていう意味で、
深い共感があるなっていうふうに思っています。
三つ目が互換をフル活用する。
これは確かにそうだなっていうふうに思っていて、
デザイナーさんっていうのは、視覚とか中心ではあるかもしれないんですけれども、
視覚とか聴覚だけではなくて、いろんなさまざまな互換っていうところを生かして、
まさに美しさっていうものを感じ取る。
まさにそういう日頃からそういうトレーニングをしている部分もあると思うんですけれども、
そういう部分を持っている。互換をフル活用しているなっていうのが三つ目になっています。
四つ目が遊び心を持って物事に息を吹き込む。
これかっこいいな。息を吹き込むってかっこいいなと思うんですけれども、
デザイナーの方っていうのは、その態度っていうのは、
遊び心とかユーモアっていうのがまず態度姿勢としてあってですね、
ある意味ですね、直線的であったりとか、
型にはまった物事の見方をしない。いろんな側面で物事を見れる。
これは少しプランナーとかリサーチャーの方とも近いなと思っているんですけれども、
そういうですね、遊び心を持った上で新しいものに意味をつけたりとか、
新しい観点を作ることができる、新しい見立てを作ることができるっていうような、
そういう柔軟性があるんだなと思うんですけれども、
その根本的な態度っていうところは、遊び心やユーモアっていうふうに言っています。
最後五つ目がですね、複雑性から新たな意味を想像する。
複雑性から新たな意味を想像するっていうことですね。
これはいわゆる意味のイノベーションの文脈でもあるんですけれども、
あるいはそのデザインっていうのは、物に意味を与えることであるという、
こともあるんですけれども、まさにですね、
今複雑性が高い時代において、新たな意味をですね、
見出すっていうことが重要な要素になっていくんですけれども、
そういった意味でですね、スタイリングとしてのデザインっていうだけではなくて、
意味をですね、想像する。
これはプロダクトだけではなくて、ビジネスの戦略とか、そういう様々なレイヤーで、
いろんな価値ある意味をですね、新しい意味を想像するっていうような、
そういう想像性ある態度。
態度というよりは、ちょっとスキルに近いのかもしれないんですけれども、
そうですね、そういった意味ではですね、
いわゆる戦略からサービスから、あるいはその衣装、スタイリングっていうところまで、
どういった形で守備一貫した、一貫した体験とか、
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一貫した価値を提供していこうっていうような部分で、
ここではですね、調和。
調和をさせる。
一見複雑に見えるものにも共通点を生み出して、
そこに調和っていうものを生み出そうとする。
そういう態度・姿勢っていうのがあるんじゃないかなっていう風に書かれています。
以上がですね、そのデザイン・アティテュードとして、
5つの要素を見入れを期すっていう方が書かれていたんですけども、
必ずしも、これが全てではないという、
これが全てではないとは思うんですけれども、
重要なのは、デザイン組織の中で、
この文化を生み出すデザイナーの態度・姿勢っていうものが大事であり、
これが全組織に浸透しているっていうものが、
ある意味究極の目標なのかなっていう風に思っています。
これ恐らく、企業によっても様々なデザイン文化、
デザイン・アティテュードっていうのはあるはずなので、
改めてイメミにおいても、
我々イメミとしてのデザイン、
アティテュードはこうだっていうものを、
ちょっと定義してみようという風に思いました。
本日はデザイン・アティテュードについて、
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