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みなさん、こんにちは。Rayです。
Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
毎日、納豆を食べているんですけれども、
タレとか、からしとか、
結構、変な成分が入っているのは、ちょっと嫌で、
タレは、醤油麹。
からしは、ターメリックですね。ウコンのパウダーを使ったりしています。
それにですね、アマニウとオリーブオイルをかけたりするんですけれども、
オリーブオイルですね、酸化がちょっと気になったりするんですけれども、
めちゃくちゃ小さい小瓶のオリーブオイルが見つかって、
最近、それにハマっています。
本題なんですけれども、
社内のビジネスチャットツールにおけるコミュニケーションガイドラインについてです。
最近ですね、とある人事とかマネジメント系のコミュニティに入って、
500人くらいの人がやりとりしているんですけれども、
そこでですね、結構よくあるあるなのが、
スラックとかチームズとか、そういうSNSでですね、
社内のSNSで、例えば雑談チャンネルがなかなか盛り上がらない、
みたいな話があったりします。
確かにですね、雑談チャンネル盛り上がらないって、
結構よく聞くんですよね。
なんかめちゃくちゃ盛り上がって、
なんかもう仕事と関係ない話ばっかり、
何やってんねんお前ら、みたいな。
なんかそういう空気がちょっとでもあると、
なんか雑談やってる人ってアホみたいな。
あいつらめっちゃ暇やぞ、みたいな。
そういう風に思われかねないですよね。
これって結構、そのあるあるかなと思ってるんですけども、
逆にですね、僕からすると、
うーん、その段階かっていう風に、
ちょっとこう残念だなっていう風に思ってしまうんですよね。
例えばスラック社。
スラック社のですね、思想僕好きなんですけれども、
スラックってレフォルトで、
ランダムチャンネルっていうのが用意されてるんですね。
ランダムチャンネル。
これ、ジェネラルチャンネルとランダムチャンネル、
2つがですね、必ず、
スラックでですね、ワークスペースと呼ばれるですね、
企業のですね、スペースを作ると、
この2つが必ず、デフォルトで、
最初からくっついてくるんですよ。
ランダムって何かなっていうと、
雑談なんですよね。
仕事以外のこと、何でも話していいよっていう、
そういうチャンネルなんですよね。
これってすごいなっていう風に思っていて、
ビジネスチャットツールでありながら、
雑談的なものをですね、話そうっていうのがですね、
最初から設計されているっていうのが、
すごいスラックの思想として素晴らしいなっていう風に思っていて、
だから、スラックで雑談チャンネルですよね。
そういうものを普通にやっていくと、
まあまあ、そうだよね、雑談話すよねってなるはずなんですけども、
それがならないっていうのは、おそらくですね、
そのスラックの思想を体現するような、
企業のコミュニケーション文脈ですよね。
大前提にちょっと課題があるんだなと思うんですよね。
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それはおそらくですね、公式・暗黙・非公式のですね、
評価ですよね。
あるべき姿っていうもののですね、
考え方が根強くあるんですよね。
つまり、業務時間中に、
仕事の話しかしてはいけないとか、
雑談をするっていうのは、無駄な時間であり、
非生産的であり、ビジネスマンとしては、
カッコ悪いよねとか、
まあそういうふうにですね、
評価を低く見られてしまうっていうのがあるんですよね。
これってやっぱりこう、本当は違うんですよね。
あの、科学的にもですね、違いますし、
あの、
まあつまりですね、
いろんな科学的なエビデンスもあるんですけれども、
例えばですね、あるそのコールセンターでですね、
あの、
生産性が高いチームがいたと。
で、そこはですね、
なぜかなっていうふうにですね、分析すると、
なんかこう、
お昼のランチをですね、みんなで行っていると。
うん。あ、なるほど。
お昼のランチに行って、
そのチーム内で、
このコールセンターのですね、受け答えのナレッジとかをね、
共有して、だから生産性高いんだみたいなね、
と思ったらですね、全然そんなことないと。
その全くそのやり取り、
普段やり取りしないチームメンバー同士がですね、ランチに行ってるから、
全然ですね、そのナレッジの共有もしてないし、
なんならそんな仕事の話もしてないとと。
じゃあ、なんでお昼にランチ行くチームが生産性高いの?っていう話になったときに、
単純にですね、人と会話をするとですね、
社会的動物としての人間っていうのはですね、
そういう人との社会的つながりがあるっていうことで、
安心感を覚えたりとか、
あるいはですね、幸福感を覚えたり、
あるいは交感神経がですね、有意になってですね、
脳が活性化するという形でですね、
そもそもそのホルモン的な観点で、
効果があるっていうことなんですよね。
なので、そういう雑談っていうのはですね、ある意味重要である。
なので、僕の場合もですね、
なるべく午後に会議を入れたりとかをして、
まあその疲れが溜まってきたりとか、
疲労が溜まってくる午後にですね、
交感神経を有意にして、
より生産性低下っていうのを防いだりするんですけれども、
そういう時間って多分大事なんです。
あとはですね、いわゆるですね、
協力的な行動ですね。
信頼関係なんですけども、
ある人に何かを頼んでも、
きっと答えてくれるっていうふうに信じられる状態。
これを信頼と定義したときにですね、
まあ、人に頼むじゃないですか。
ちょっと山田さん、
ちょっとわからない資料作成についての話があるんですけど、
お願いしていいですか。
これね、山田さんがその資料作成することについて、
指導する役割だったら、
もちろんお願いしやすいですよね。
でも全然関係ない。
そんな役割でもない。
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なんなら全然違う部署の人とか。
全然なんかもうその、
営業企画でもなく、
経理の人ですみたいな、例えばね。
そうすると、その経理の人、山田さんがね、
例えば営業資料のね、
資料作りに対してアドバイスしても、
評価の得にもならないわけですよ。
でもね、あの山田さんならきっとね、
相談すると答えてくれる。
きっとね、手助けしてくれるっていうふうに信じられる状態っていうのが、
信頼なんですね。
役割として、
営業企画、営業推進っていうのはね、
そういう、例えば、
提案資料作成についてサポートする役割。
そういう人にお願いして、
きっと、その役割としてね、
答えてくれるっていうのは信用なんですけども。
このね、信頼っていうのは要するにですね、
俺、私の守備班じゃないのに、
手伝ってあげるよっていうことが、
期待できるっていうことなんですよ。
ある意味ですね、ちょっと矛盾しますよね。
本来、組織においてはですね、
自分の守備班ってのが決まっていて、
その守備班以外のことって、
普通はやんないですよね。
うん。
でも、なんでやるのっていうのはやっぱり、
それが信頼なんですよね。
まあ、自分ができることであれば、
その役割範囲でも手助けがね、
しますよっていうことを信じられる状態。
まあ、結局ですね、そのきっちりきっちりで、
守備範囲っていうのを決めてですね、
全部うまいようにいければいいんですけど、
そんな決められないですよね。
こうね、守備範囲の守備範囲の間に、
ボールがこぼれ落ちたときに、
誰が拾う問題みたいな、よくあるじゃないですか。
そういう部分でですね、やっぱり、
その組織の隙間と隙間を埋める、
役割範囲の守備範囲の隙間を埋めるには、
この信頼っていうのが大事なんですよね。
で、これをやっていくのって、
ま、ある意味ですね、その、
自分が損することなんですね。
守備範囲外のことをするってのは損する。
つまりですね、信頼っていうのは、
自分、相手に相談しても、
私のためにあの人は損してくれるみたいな、
きっと損してくれるっていうね、
ちょっとおかしいですよね、それ。
頭おかしいの?みたいな話だと思うんですけども、
いや、損してくれる、絶対にっていう、
そういう行動が期待できるんですよね。
で、ある意味、この雑談とかって、
そういうことなんですよ。
なんかもう、めっちゃ無駄な話してると。
非生産的な話、どうでもいい話をお互いしてると。
これって、ある意味客観的に見ると、
貴重な自分の命を使って、
無駄な話、何も、
甲斐や生産性、
成果を生み出さない行為を使っている。
つまりこれってですね、
別の見方からすると、
目の前にいる、雑談に楽しそうに答えてくれる人は、
自分の命を犠牲にしてまで、
私に対して向き合ってくれる。
つまり、私に対して損をしてくれる人なんだ。
自損行為をしてくれる人なんだ。
っていうふうに捉えてですね、
この人は何かあれば自分のために損をしてくれる。
つまり、守備範囲外のことを答えてくれる、
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信頼がおける人だっていうふうになるんですよね。
これはですね、やっぱり真理ですよね。
だから、この雑談しましょうっていう形でですね、
業務として雑談しましょうってやっちゃうとですね、
それは役割の範囲、役割範囲として、
雑談をすることになるので、
信頼にはならない。
自損行為にはならないんですよね。
だから、雑談しましょうっていうことがですね、
そういうことなんですよね。
このあたりですね、
コミュニケーション設計っていうのをですね、
どういうふうに組み立てるかっていうのを
しっかりやらないと、
上手いこと雑談っていうのがですね、
起こらないんですよね。
でもですね、やっぱり大事なのは、
この上司であったりとか、
企業のトップであるとか、
そういう人がですね、
振る舞う行動っていうのが、
暗黙的にその企業における、
見習うべき行動っていうふうに、
着目されるんですね。
そういうその、
着目される人自身がですね、
手本見本を示すって意味でですね、
ランダムチャンネルですよね。
雑談チャンネルで、
めっちゃくだらない発言をするっていうのは、
やっぱり大事なことなんですよね。
一方でですね、やっぱりこれって、
なかなか難しいんですよね。
特にですね、人が多くなってくるとですね、
その雑談チャンネルっていうのはですね、
やっぱり28の法則というかですね、
もっとやっぱり、少数の人がですね、
その発言の多くを占めてしまって、
結局のところ、
他の人はですね、
話しにくい雰囲気っていうのが出来上がってしまう。
これはもうコミュニケーション設計の
あるあるなんですよね。
なので大事なのが、耳でも行っているように、
個人個人の雑談チャンネルみたいなものを作ったりする。
あるいはグループごととか、
部署ごととか、事業部ごととか、
そういう単位での、
雑談チャンネルを個別に作っていくっていう形で、
雑談の場をですね、
その、階層的あるいは、
細分化してですね、
いろんな場で用意していくっていうのが大切なんですよね。
一番裾野が広い、
部分の、
土台にあたる部分っていうのが、
個人個人のチャンネル。
そのチャンネルにおいて、雑談というか、
くだらない話をしてもいいですよ。
むしろ、そういう話をする。
それを受け入れる。
雑談、聞きますよ。
むしろリアクションしたり、返事したり、
乗っかりますよっていうのがあると、
さっきほど話したように、信頼ですよね。
自尊行為。
なるほど、あの人は守備範囲外のことも
やってくれるんだっていうので、
雑談しやすくなるんですよね。
はい、という形でですね、
雑談をどう捉えるかっていうのはですね、
結構重要で、
これはですね、やっぱり、
以前から私が話しているように、
シャドウにも相当するんですよね。
つまり、自分が否定してきた自分。
例えばですね、なんだろう、
真面目に、
振る舞わないといけないとか、
やっぱりね、そういう風に雑談、
不真面目なっていう風に捉えてしまうっていうのをですね、
現体験として、
やっぱり真面目に振る舞うっていうことを、
一方でですね、
不真面目というかですね、だらしないっていう自分を
否定してきたっていうのがあると、
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やっぱりちょっと真面目すぎる
リーダーっていう風になってしまって、
それがね、
そういう振る舞いをですね、
案に示したりっていうことでですね、
それが正しいんだ、
企業のビジネスチャットにおいてふざけて
発言をしてはいけない、
無駄なことをしてはいけない、
っていう風になってしまうと、
みんなめっちゃ話しづらい空気になってしまうので、
ちゃんとしたガイドラインをしっかりと設計して、
なぜ雑談が重要なのか、
ということをですね、
科学的にもですね、
根拠を示す、
それプラス、
その手本を示すっていうのをですね、
やりながら、
設計としても、一つの雑談チャンネルじゃなくて、
個人ごとであったり、グループであったり、
いろんなところでですね、
雑談が溶け込み合うような、
そういう風に設定していくっていうことによって、
全体として、
活発になるんですよね、コミュニケーションが。
こういう形をですね、
しっかりとですね、考えていくことで、
雑談っていうのが、
まずですね、
なかなかされないっていう企業は、
解決していくのかなと思うんですけども、
これはね、ぶっちゃけ、
基礎中の基礎ですね。
はい、基礎中の基礎。
ここを踏まえて、
そこからさらに雑談ではなくですね、
自己開示、
雑談ではなくて、
自分の否定的な感情とか、
辛い、悲しい、イライラする、不満がある、もやもや、
そういうものもですね、自己開示して、
活かしていけるようにするっていうのが、
心理的安全性の確保であり、
リモートワークによって、
対面で接することができない状況においてですね、
いろんな人たちの状況っていうのをですね、
知ることになる。
そういうことがですね、
本当は大事なんですけれども、
なかなかそこには、
多くの企業は、
まだまだ至らないのかなと思っているんですけども、
まずは雑談ですね。
この雑談、できるようにしていきましょう。
本日はですね、
ビジネスチャットにおけるコミュニケーションガイドライン、
雑談や信頼の重要性についてでした。