新しいカレンダーサービスの登場
うちあわせCast 第百四十五回ということで 今回もゲストにたくさんお迎えして
おります よろしくお願いします
倉下 よろしくお願いします
おだしょー ライフワークニュース がいくつかありまして 小さいもの
から大きいもの いろいろあるんです けども 一個がHey!カレンダーの
続報ということで 二回ぐらい前 かな 前回かな Hey!っていう何やろう
あれは メールサービスかな 前回 僕聞いてなかったけど Hey!っていう
メールサービスのパッケージとして 一つカレンダーっていうのが増え
たという感じなんですよ これ別 アプリやと思ってたんですけど
Hey!メールを使うとHey!カレンダー も使えるみたいな感じっぽいですね
見た感じやと
おだしょー そうです なんか一体 みたいですよね Hey!カレンダー
使いたいなと思って あれすると たぶんHey!メール
も一緒にっていう感じで 年間で 99ドルとかやったかな おそらくそんな
感じで 一緒にパッケージングされて て つまり これはGoogleのGメールと
Googleカレンダーを そのおかぶを 奪おうとしてるような雰囲気を
感じるわけですが 前回のときは 確かAndroidアプリが出てて iOSアプリ
がまだやみたいな話してたんですけど どうもアプリの承認がなかなか
折れなかったというようなトラブル があったらしく そのごちゃごちゃ
一応 片付いてAppleのiOS版も出る ようというようなツイートか記事
化を見たんで 普通に使えるよう になりますが さっき言ったように
Hey!メールとセットのツールということで ございます あと カレンダー絡み
でもう1個 強な 突然見つけたんですけど Notionカレンダーというのが出た
らしく Notionにもカレンダーみたいな 表示させる機能はもちろんあるん
ですけども Notionカレンダーという 名前ですけど 一応 さっきとは別
で アプリケーションとしては別 ファービスとしては別の感じ Notion
のアカウントがあっても Notionカレンダー アカウントというのをまた別途
作る必要があるという感じ その Notionの中で その2つのサービス
とか Notionカレンダーのデータを 提携させて使うことができるという
形になっていて Notionがちょっと 前に 去年 2022年にChromeっていう
カレンダーサービスを買収して それが名前を変え 機能をちょっと
変えてNotionカレンダーというサービス に変わったっぽいです 僕 全然使
ってないんですけど Googleカレンダー とも連携できるし Notionカレンダー
のデータはNotionのデータベース とも連携できるということで ライフ
発行が好きな人は好きなんじゃない かなというような感じを受ける
サービスです
おだしょー 手を広げていきます ようになる
しばやん
しばやん その コングリマット 感というか コンプレックス感という
か どんどんでかなってますね 評価額 100億ドルとか書いてたんですけど
Notionっていう企業の だから もう とどまることを知らんという感じ
で 前回も何回か前にエバーノット が言う無料版がうんぬんかんぬん
という話になって おそらくNotion に流れた方も多いので 今後 発行
が進んでいくんだろうというところ で そのエバーノットのインターフェイス
がアップデートされたという話 で 僕 まだこのアップデート来てない
んで 見てないんですけど UIがちょっと 変わったという感じで 激しく配置
が変わったというよりは 細かい デザインが調整されて見やすく
なったというような話を聞きました それだけですね とりあえず
おだしょー これはちょっと前の アプリ版のエバーノートに似た
感じに戻ったようにも 見えなくもないんですけど こんなこともないん
ですかね
大平 そうですね 確かに 昔のOS版 内緒 iPadで表示させたときに ちょっと
似てるかなという雰囲気は受け ましたが ここ1週間ぐらい 僕 Twitter
でエバーノートをエゴサーチして るんですが 基本的に悪態が多い
ですね エバーノート 仕方がない ですけど 無料版で使ってて 突然
上限引っかかったという声が多 くて それはそうなるのは予想できた
ことですから エバーノート込み でやってるんでしょうけども ここ
からは 使う人と全く使わない 人がどんどん分かれていくんだろう
なというとこですね あともう1個 これ 結構大きいかなと思うんですけど
Zapierとワークロリの連携
ワークフローリーがZyperと連携 できるようになったということで
Zyperっていうのはごく簡単に言う と 超高機能なIFTTTなんですけども
このIFTTTって何かっていうのは Google っていただければいいんですけど
ZyperとIFTTTでGoogleっていただけ ればいいんですけど 二つのWebツール
サービスを連携させるための間 ブリッキングツールと呼ぼえる
ようなツールで これなぜIFTTTじゃなくて Zyperなのかがちょっと気になって
るんですけども
おだしょー Zapierですね
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー って読むのかな
おだしょー ちょっと分からない
おだしょー スペルがあれですね Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapier
おだしょー Zapierか IFTTTはすごく 簡単に二つのWebツールを設定で
大体 パコパコクリックしていたら 大体できるんですけど 細かい設定
ができると こっちは細かい設定 ができるけど ちょっと基礎知識
がいるという感じで 無料で使える 部分もあるんで もしかしたらアカウント
持ってる方多いと思うんですけど 今までワークロリってAPIが公開
されておらず ワークロリを開けて 使うしかなかったんですけど この
連携で送ることができるようになった という感じですね ワークロリから
受け取ることはできないんですけど ワークロリに向けて情報を送る
ことができるようになったんで 一応 今でもiOS版は共有っていうメニュー
からインボックスにデータを送る ことはできるんですけど それ以外
の道ができたと 例えば 繰り返し タスクとかをTo Do Listからワークロリ
に送るとか あと 強引な技では RSS の中身をワークロリに送るとか
っていうのも見ましたけど 公式 がいくつか記事書いて プーモン
さんが日本語版を訳されてたんで それ また見ていただければと思うん
ですけども ちょっとハッカブル なものが増えたかなという感じ
ですね
おだしょー そうですね ワークロリ はやっぱり自ら ノートアプリという
認識
三沢 感じはしますね 使い方の例 を見ると
おだしょー そうですね ということが だんだん分かってきたなっていう
感じがしますね 見てると
三沢 そうですね こういうのが 増えていく 例えば IFTTTとも連携
できるようになるとか APIが公開 される 共有メニューが使えたって
いうことは 外部に開かれた何か API 的なものが あらかじめ準備されて
たのは分かってたんですけども ここで公開されて あと 広がって
いくのかどうか 彼らの歩みの 慎重さから考えると 一気に展開
っていうことは多分ないとは思 うんですが
おだしょー そうですね
三沢 ジワジワいろいろやって おられるんです この辺の地道な
進み方をしてるのも 嬉しいところ ではあるかなと思います
おだしょー そうですね でも慎重に 吟味しながら ちょっとずつ広げ
てる感じはしますよね
三沢 そうですね この辺も珍しい ウェブ界隈では珍しい進み方ですね
おだしょー そうですね
三沢 どっちかな あと 僕がたまたま
タスク管理ツールの展開と妄想
トンネルチャンネルというニュース レターで 僕が考えた最強のタスク
管理ツールっていう投稿をしたん ですね それは結局 いろんな人が
理想的なタスク管理ツールの妄想 を語ることによって ツール開発者
も新しい刺激を受けるんではないか みたいなことを思ってたんですね
結局 最近は逆になってるという ツールがあって そのツールの中で
どう使うかの工夫ばっかりになってる よなと ちょうどヘイがメールとか
カレンダーを再定義したように 定義しようとしてるように ツール
でもまだ全然決定されてないっていう 感じを受けるんですね 新しい使い方
っていうのはまだ全然広がってる よっていう希望を見せてくれてる
と思うんですけど やっぱりその 使い方は ユーザーのほとんど妄想
とも言えるのが生み出すんじゃない かなと思って いろんなユーザー
の使い方とか こういうことがして みたいっていうのを もっと草の
レベルで出てきたらいいかなと思 って 起発題として記事書いたら
郷さんが僕の考えたタスク管理 ツールっていうのを記事を書いて
くださって 僕 それ読んだときに いかに自分の頭が固くなってる
かなと思ったんですけど 僕はデジタル 例えば自分のMacで使う最高のタスク
管理ツールっていうのを考えたん ですけど 郷さんはもうハードウェア
をイメージされてるんですね もう 僕はユーザーのイマジネーション
がとか言ってながら そもそもソフトウェア しか考えられてない時点で もう
硬直的だなと 例えば2010年頃 僕 例えばエバーノート専用端末が
あったらいいんじゃないかなみたいな ことを考えてたんですね 他は何も
できへんけど めっちゃ高速でエバーノート が使える端末があったら 売れる
か売れへんかは別にしても結構 いいんじゃないかみたいなこと
考えてたんですけど ここ10年でも その創造力が どうせ無理やろう
みたいなことに 背を張ってるな ということで やっぱりいろいろ
人の妄想を見てみると 自分の思考 の領域がどのぐらい狭いかなっていう
のは ちょっとこの記事を読んで 考えましたね
おだしょー 郷さんのすごいスモール トークを特製してるっていう
大平 まあ スモールトークは一番 ユーザーに開かれたプログラミング
環境っていうか そのものの中身 もスモールトークで書き換える
ことができるという意味で 一番 オープンやから そういう感じなんですよ
だから 要するにアウトライナー っていうか 思考のOSって言った
ときに それを極限の形まで突き詰め たものがスモールトークになって
それが載ってるハードウェアがあった としたら まさにその人の手帳になる
というか タスク管理ツールになって くれるだろうなという感じですね
おだしょー そうですね そもそも アラン・Kがダイナブックという
ハードウェアとともにスモールトーク もあったりしたわけで もともと
その辺はソフトウェアとハードウェア がセットであるっていう考え方
が 郷さん アラン・Kがすごく好きな 感じなので そういうところも多分
あるんだと思うんですけど 確かに 今のハードウェアに限定して考える
と それだけで枠がはまっちゃう ところがありますよね
おだしょー 枠がはまる分 現実的な ソリューションが出てきますけど
さっきの僕の話で言うと やっぱり 妄想の領域は狭まってますよね
当然のように
おだしょー そうですね
おだしょー もうちょっと開放した なか 確かに 郷さんが提示された
イメージでは ソフトウェアキーボード じゃなくて 下にブラックベリー
ツール開発とユーザーの声
みたいな感じのボタンが出てて でも ちゃんとペンで書けるっていう
昔の電子手帳っていうか PDAみたいな 感じですよ イメージとしては
おだしょー そうですね スタイラス も付いてるんですよね
おだしょー それの現在版で しかも インターネット繋がってて 例えば
クラウドツールとの連携ができる っていう意味で 現代的なツール
との連携もあって これがSF的な 一つのツール妄想だなという感じ
で そういうのもっとあってもいい でしょうね きっとね なんだかんだ
と ユーザーがツールを与えられる ことになりきって 与えられたツール
で何とかするというところはうま くなったけども 逆にイノベーション
の面みたいなのが出にくくなってる し 別にけなすわけではないですけど
極みが多分 ノーションみたいな ツールで 逆側がObsidianのような
ユーザー発のプラグインができて 見た目全然Obsidianじゃないやん
で できてしまうような開放性がある っていう だから 両方あっていい
と思うんですけど その片方側が ちょっと今 弱まっているなという
感じかな
廣瀬 そうですね
おだしょー 開発者がこんな使い方 すると思わなかったっていうような
使い方ができるものがあったほう が 生態系はいたかというような
気持ちにはなって ユーザー側にも ある程度リテラシーというかプログラミング
技術とかが求められるとは言いつ つも その境界線があやふやなところ
がこのソフトウェアというかパソコン の面白いところでもありますから
ね 基本的には
廣瀬 そうですね やっぱりユーザー 側の妄想っていうときに 個別の
機能のことを考えてしまうという か考えるのももちろん一つの方法
だし 逆にどれだけ 例えばこういう ものがあったら この一つのもので
あらゆることが叶えるんじゃないか みたいな方向の妄想もあり得る
と
おだしょー ありますね 確かに
廣瀬 多分 両方あって
おだしょー 確かに
廣瀬 しかも 結局 個別の機能の 妄想を開発側が取り入れようとし
ちゃうと 時代化していっちゃう わけなので そのままというより
も その両方あったうえで それを 吟味して バランスを取りながら
もしくは 吟味して インスパイア されるんだけど 全然違うもの
を作るみたいなこともあるだろう し いろんな妄想をみんなが公開
するというのがいいことですね
おだしょー そうだと思いますね だから こういう 最近 ツール開発
って Discordでコミュニティ作って っていうのがあるんですけど 効率
がいい意見の求め方として アンケート みたいな選択肢を示して そこで
ポチッと選ぶみたいなんで 上位 のものから実装しましょうみたいな
開発の工程をよく見かけるんですけど 別にユーザーの声を取り入れてる
こと自体は間違いないですが ちょっと 安直じゃないかなというような
その選択肢にどんな思いが込め られてるのかが 見て取れないわけ
ですから この機能が欲しいとい ったって どう欲しいのか どう使いたい
のかっていうところも踏まえて の それこそが真のユーザーアンケート
やなとは思いますし 初期のEvernote はそれを確かにしてたんですよ
ね あれは
おだしょー そうですね
おだしょー そこはやっぱり偉い なと思いますけど
おだしょー 初期のEvernoteは確かに そういうものでした
おだしょー そういうところ 時代 じゃないと言わればそうかもし
ませんけども ちょっとユーザー を巻き込んでっていうのはいい
ことです どう巻き込むのかという ところもちゃんと踏まえてデザイン
する必要がある それやってるツール は現状成功してるわけで 僕が何か
言うことではないですけど ユーザー にとっての使いやすいツールを
どうデザインしていくのかという 僕みたいにテキストボックスみたいな
僕しか使わへんツールやったら 別に簡単な話ですけど 100人 200人
どころじゃなくて 1万とか10万の 人が使うツールを設計するわけ
ですからね これは大変難しいデザイン やとは思いますけども
おだしょー そうですね でも 例えば ワークフローイみたいな
ものって 仮に専用端末があったら よりその思想が伝わりやすいな
とも思いますね
おだしょー いや もうなんかポメラ みたいな感じになるよね 要する
に
おだしょー そう ワークフローイ しか使えない端末
おだしょー まさにそういうツール ですもんね あれは
おだしょー そうなんだけど じゃあ アウトライン作りしかできない
かというと そうじゃないですよね いろんな工夫次第で上で
それが至高のOSだと思うんですけ ども いろんな妄想というのがあって
いいですよね
おだしょー そのほうが面白いですね それから出てくる何かももちろん
あるでしょうから だから やっぱり インターネットっていうものを
考えたときに 開発する人の声と 使う人の声が両方を乗っかるの
がよくて ある意味でブログ文化 はその一端を担ってたんではない
かなともちょっと思いますね ツイート ではやっぱ声の量が薄すぎる
というか 重いは乗ってるけども ちょっと意見としては短いもの
になりがちなので もうちょっと 文字数のあったユーザーの声っていう
のが出てきたほうがいい だから 逆に拾いにくくなってんのかな
今
おだしょー そうかもね
おだしょー 昔はだからエバーノート でググってるけど すげえマニアック
なやつがいくらでも見つかった けど みたいなことがなくなりつつ
あるのかもしれませんね
おだしょー そうですね
おだしょー もう一個 脱エバーノート の一環として 僕 最近AppNoteという
のを使い始めてるんですけど 最初期のエバーノートぐらいの機能
しかないやつなんですけど めちゃ くちゃ余計な機能がないから使いやすい
軽いっていうのもあるんですけど 何よりもノートの順番を入れ替え
られるというだけで もう全然違う 機能ですね
おだしょー そうですね
おだしょー もしエバーノートっぽい もので 月額100円ぐらい払っても
いいよという方はAppNote 非常に お勧めですね 記事を書こうとも
思っているぐらいいい機能だと思います
おだしょー ちょっと検討してます
おだしょー 所詮 エバーノート はあっという間そうですし 斬新
さはないんですけど もう入れ替え られるだけで 独特の使い勝手という
か ワークフローリーでやって たようなことの一部をこっちに
任せてもいいかなみたいな感じ を与えてくれるというですね 興味
があったら使ってくださいという のと これアナログの話なんですけ
ど メールの中でも紹介したトランジッション ノート術というのを何ていうんですか
本の反則ガールにノートで動かしたら 割と人気バズった手前ぐらいかな
ノート術の自由な使い方
いきまして 案外 こういう使い方 私もしてるっていう声をちらほら
見かけたんですよね トランジッション ノート術ってノート術って言って
ますけど 別にノート術ではなくて 各ページ違うように書いてもいい
よっていうような 何ていうんですか 心構えというか そういうもの
なんですけど 思い返してみると ノート術って こう書きなさいの
ノウハウが多かった中で あんまり 高らかに言わないノート術が案外
インターネットで受けているという のは面白いなと思って見てました
おだしょー 逆にそういうものも 多分 最近あまり目にしなかった
かもしれないですよね 何という か もっとこういうふうに使うん
だっていうのを 押しつけじゃない ですけど 押しつけというのもちょっと
言い方悪いですけど こういうふう に使うんだよっていうのが強い
方法論が多くて でも もっと自由に 使っていいんだよっていう
おだしょー そうですね 自由に 使っていいし
おだしょー そう 示してもらえる ようなものがあまりないという
か
おだしょー 何て言うんですかね 例えば 最近のノート術の一番の
曲はバレットジャーナルだと思 うんですけど YouTubeとかで何回か
バレットジャーナルみたいな動画 を見ると 次から次へとバレット
ジャーナル動画で放送出てくるんですけど 細かく 皆さん細かく書くんです
よね
おだしょー そうですね
おだしょー 細かく書くし 綺麗 に書くし 線もちゃんと引くし シール
もあるしって言って 別にノート は好きに使ったらいいんですけど
バレットジャーナルのコアの精神 性というか マインドセットから
逸脱してるところか 逆向いてる 気がするんですよね あれはその
集中できない人が限られた集中力 を対象に向かうために限定的に
書きましょうみたいな話だと思 うんですよ ノートに
おだしょー そうだと思います
おだしょー でも なんか すごい リッチになってきて その上がって
リッチになってノートを楽しむ のはいいんですけど あれ続けられる
人はそんなにいないと思うんですよ ね 僕は結構ノートを好きな人間
ですけど やっぱり例えば一冊ノート を買って 最初2ページ書いて それ
以降書かなかったみたいなことが 頻発的にあるんですよ それが普通
というか マジョリティじゃない かなと思うんですよね そういう
ときにもう3ページ目から別のことを 書いてもいいよっていう自由さ
とともに 変な話 別の使い方を してても同じノートを使ってる
以上 過去書いたものが目に入るん ですよね 1ページしか使わないノート
を本棚の引き出しに直しておく と 一生 そこの1ページは目に入らない
わけじゃないですか だから 一冊のノートに途中でもいいから
書き続けていくって 逆に過去の 情報を目に触れる可能性を上げて
いるんですよね だから 人間の 技術的なものを前提とした場合
こうやってどんどん使い方を変 えていいっていうノート術のほう
がむしろ広いですし 僕が最近やってる ことの大変って全部これに近い
というか テキストボックスも同じ なんですよね あれ 各ページが役割
違うっていうのも ほとんど同じ コンセプトなんですよ 来週違う
ことをしてるかもしれへんという ような思いでやってるんで だから
別に今キーワードして名言できません けど こういうもの まさにトランジッション
していくような人間の性質と合わせ たノウハウみたいなのが新しく
言えるんじゃないかなというのは ちょっと思いますね
おだしょー 結局 人は関心も移って いくし 飽きるし まして周りの状況
が変化していくんで そうなんですね でも 1年間同じノートの使い方が
有効だなんて分からないですよね そんなの
おだしょー そうですよね 例えば 何回か前にも言いますけど 1年間
僕 毎月 その月読んだ本のタイトル をスクラップボックスにメモして
たんですね だから 12ページあるん ですけど 12ページ 全部フォーマット
が違うんですね その書いた 結局 人間ってこういうことなんだろう
と思うんですよ もちろんフォーマット を決めてキリッとしたほうがデータ
入力も楽ですし 入力したデータ を後から解析して使うときにも
楽なんですけど そのために自分の 変わりゆくマインドをある程度
固定化させる必要があると このトレード風ですね データの利用度
スクリブナーの盛り上がり
を上げるたびに自分の心を合わせる ことを良しとするか データ利用
を諦めの代わりに好き勝手書ける ようにするかっていう どっちを
選ぶかって話なんですけど 個人 で扱ういわゆるライフログとか
ひよいログっていう的なものって そこまでデータとして利用しなくても
いいんではないかと思ったら その やっぱり毎月変わっていく書き方
っていうのが許容されたほうが 使いやすいかなとは思いますね
おだしょー そうだと思いますね フォーマットが決まってなきゃ
いけないかどうかって考えたときに 決まっていたほうが見た目的に
綺麗かっこいいように思えるという 以外の意味ってどれだけあるんだろう
っていうところありますよね それこそ データ分析をするときに
特定のフォーマットになってた ほうが処理しやすいっていうのは
あるけれども そんな高度な分析 を個人のロゴに対してする人が
どれだけいるのかって考えたときに 単純にテキストの検索ができれば
それでいいんじゃないかという 気もするんですよね
おだしょー そうですね そういう 感じはしますね そういうのが
必要な変な話 プロフェッショナル 的な人と そうじゃない個人ユーザー
っていうのを仮に考えた場合に 圧倒的にそうじゃない個人ユーザー
のほうが多い気はするんで だから そういう いわゆる普通のノート
術として考えたら フォーマット はそこまで定めてもいいけど変えて
もいいみたいな感じ リビジョン 的なあり方でいいんじゃないか
やっぱりフォーマットを決めた ほうが あとの自分が楽になるような
気がするんですよ イメージとして でも 結局 自分が変わっていく
から決まっているほうがしんど かったりするという逆説が起こ
ってしまうのを ある時期の1月1日 の自分はイメージできないんですね
結局 2月の自分が変わっている ことがイメージできないからフォーマット
を決めたほうが楽っていう感じ がするんですけど 実際はそう
です 少なくとも 僕の実体験から 言うと違うし 例えばツイートが
楽なのも結局そこなんですよね フォーマット がないというか 書き方のフォーマット
がなくて 多分 自分の1年間のツイート を見たら 似たことを書いてても
やっぱり違うと思うんですね 書き方 というか 文の出し方みたいな
ある時は似たテーマをハッシュタグ でつなげてるけど ある時はそんな
こと全然してないとか そういう 露点が普通に起こるし それをやっぱ
許容できるのがソフトウェアや と思うんですよ ソフトっていうこと
の意味やと思うんで そのソフト らしい使い方をできたらいいし
ワークフローリーも構造 アウトライン は全般ですけど 構造を変えるのが
楽っていうのも その時の気分とか 自分のアテンションとかに合わせて
変えていけるというところが強み ですから ソフトなノウハウっていう
のを あんまりかっこよくはない けど 使いやすいという意味での
ソフトなノウハウっていうのが 提唱できたらいいんかもしれない
ですね
おだしょー そうですね そうやって カチッとしたフォーマットを決めた
使い方 もしくはすごく凝った かっこいい使い方をするのは全然
いいし それで自分のモチベーション が保てるならば全然いいんですけど
そういう人ばっかり 例えば検索 して出てくると それだけでハードル
が上がっちゃって これはちょっと 自分には無理だって思っちゃったり
するっていうのが一番損失なので
三沢 そうなんですよ それはそう あって 結局 例えば僕がこのトランジション
ノートレースっていうのを仮に あえて ネーミングしないとしたら
毎月違うことやバイページごと 違うことを書いてるだけのノート
使い方で何ら発表するかしらない ように思えるんですよね 実際 自
体のことを使ってる人もいても それをわざわざ言うことじゃない
みたいな感じだと思うんですよ きっと 別にキリッとしたノウハウ
感がないから インターネットに 上がるっていうのは きちんと整える
のが好きな人がきちんと整えて すごいでしょうっていう発表が多い
わけですよね そこら辺に情報の偏り があるかなという感じがして あえて
こういう名前をつけて発表した というところなんですけども
おだしょー いや 大事なことですよ それは
おだしょー だから その柔らかい 側の発信も増えたらいいなあとは
人間って基本的に柔らかいし雑 だものなので それを肩にはめる
ときもありつつも そうじゃない やり方も引き出しに入れておき
たいというところですね ニュース というか ニュースの半分ぐらい
が本編なんですけども スクリブナー についてということで スクリブナー
は最近 たくさんがちょっと使い 始めてるみたいなことを何度も
言っていただいたと思うんですけど メインで取り上げたことって多分
ないかな
おだしょー ないんじゃないですか
ニュースで
おだしょー ないですね バッと見た ところないか 2010年ぐらいからライフ
バックに興味を持ってた方は知 ってるツールやと思うんですけど
スクリブナーといって Windows 版とMac 版があって iOS版もあんのかな
確か iOS版もあって 総合執筆環境 ツールというような呼び方をされる
ことが多く メモを書き留めたり とか 資料 情報を集めたりとか
フォートラインを考えたりとか 本文を書いたりとか 書いた本文
からPDFとかEPUBファイルを出力 するとか いわゆる書くことにまつわる
全てがこのツールで完結するぞ っていう力 気合の入った執筆ツール
がスクリブナーということで 2010年ごろに比べると そんなに日本
の界隈ではあんまり盛り上がって ないのが正直なところだと思います
おだしょー そうなんですかね そう か 昔のほうが盛り上がってた
のですかね
三沢 出たと思います 日本では スクリブナーの後にUlyssesがタイク
オーバーとして 結構 シンプル路線 に切り替えて ユーザーが結構増え
たんですけど Ulyssesもサブスクリプション になって以降 あんまり話題を聞かず
スクリブナーもUlyssesもあんまり がないなというところで 僕も
あんまり触ってなかったんです けども たくさんが 最近いろいろ
脱ワードというか ポストワード として使ってるということをおっしゃ
だられて ノート的に使えるんじゃない かみたいなことを考えてやったり
とかはしてたんですけど やっぱり うまいこといかずで 昨日 たまたま
アナログのノートに線を貼りながら 第2章っていうものの流れを検討
してたんですけど これ スクリブナー でできるんじゃないかなとか思って
スクリブナーというツールはいろいろ できることがあるんですけど その
機能の一つにWindows分割ツールという 機能がありまして VS CodeとかOCDだったら
当たり前にできますけど Windows分割ツールとかできまして 左と右側
に違う情報を出せるので 左側に アウトラインをカード表示したもの
を並べて 右側にそこの本文部分 を置いて 左を見ながら書くって
いうことをやってみたんですけど 思った以上にうまくいったんですよ
これ 不思議なことに 例えば 僕は 今まで左にアウトラインを並べて
右にエディターやとあんまりうまく いかないんですね うまくいくとき
もあるんですけど 毎回うまくはいかない 感じなんですけど 昨日やったとき
これはいけるなという感じがあって やっぱりカードの見た目ってすごい
なというのを 昨日思ってた次第 ですね
おだしょー カードの形だからかもしれない
三沢 カードの形だからでしょうね きっと あれは不思議ですね カード
の形 つまりカードの形なんで 縦一列 じゃなくて 二列に分かれて
あと縦にずっと並んでいくという 感じなんですけど やっぱりあの
カードの見た目やから あんまり 流れをそこで見ないんでしょうね
書くっていう順番を見ないで貼 っているだけという感じがする
からいけるんでしょうね 今まで 執筆はVS Codeでフォルダごとに
チャプターの管理みたいなことを してたんですけど 書くツールは
これでももしかしたらいけるかな というふうにちょっと揺れてる
おだしょー カードに書いてある ことっていうのは カードには何を
書いてるんですか その場合って 三沢 ちょっと待ってくださいね
カードには何を書いてるかっていう と 付箋に書いてるようなことですか
言いようがないんですけど 何て 言うのかな
おだしょー メモ的な
三沢 メモ的なことですね こういう のを この部分 このセクションでは
こういうのを書こうみたいなのを カードに書いてるんで これだから
中身は空っぽですね ここのセクション の中身は空っぽで カードの概要
ディスクリプションっていうのかな ここは ちょっと分かりませんが
に書いているだけ これはもともと さっき言った 付箋に書いたもの
を ここに転記した形ですね
おだしょー そうか さっきに付箋 に書いてあったわけですね
三沢 書いてあったから それを こっちにして 書き写したときに
まだ文章が長なったりはしました が 断定的に書いてたものは これ
でトピックを考えながら 次の 話題はどれがいいかなみたいな
のを付箋で整理してたんですけど それをそのままスクリプターに
スクリブナーの執筆機能
持っていって 僕の場合は これ固定 かな 自由配置じゃなくて 固定相当
固定相当で並べているだけですけど これだけでもやっぱり全然違います
ね 普通に VS Codeだとこれはできない ので さすがに 分割はできますけど
左にカード 右はってやろうと思 ったら 多分 何かしらのエクステンション
を使わないと無理だと思うんで これが すっとできるのは偉いかな
というところ スクリプターだと 当たり前の使い方に戻ってきた
っていう感じですけど
三沢 そうですね でも こういうことは スクリプターが想定している使い方
の一つですよね
おだしょー 全く思って やっぱり バインダーは閉じた方がいい バインダー
は閉じて 2画面だけでやっていく と 少なくとも 2章の執筆っていう
ところに結構意識がフォーカスできる 感じがありましたね これは意外な
発見というか 原点会議じゃない ですけど こういうシンプルな使い方
でいける やっぱりそうか シンプル な使い方っていうか スクリプター
を使うと そこにあるやつを何とか 使ってやろうみたいな欲が出て
きてたんですけど そういうのを 諦めて ただコルクボードプラス
エディターとして使ったからうまい ことっていう感じかもしれない
スクリブナーの適切な使い方
ですね
三沢 そうなんですね それがスクリプター を使うコツかもしれないんですよね
つい全機能を使おうとするんですけど 結構 これで矛盾する機能もあるん
で
おだしょー なるほど
三沢 あらゆる使い方に対応できる より作ってあるけど 全部使うより
は多分できてないんですよね
おだしょー なるほど
三沢 だから そうなんですよね いかに その中から自分が使いたい
機能だけピックアップして 自分の 欲しい見た目にして使うかっていう
のが割にコツかもしれない
おだしょー そうですね だから 逆説的に一回スクリプターの教科書
みたいな 全機能をさらっておいて ここ行けるなっていうのだけピック
スクリブナーの使い方
アップして使うというのができたら いいんでしょうね だから 例えば
Scrivenerっていうツールを使って いわゆるライフハッカーマインド
で記事を書こうとすると 全機能 を網羅して これがこうでこうで
っていうことを解説する記事を 書くわけですけど そうすると あたか
もこれらを使わなければならない というふうに 逆に自分が洗脳
されてしまうようなところがあるん ですけど ここ長い間 冷却期間
があったので そこを一回振り切って 新たにScrivenerと出会い直すことが
できたんじゃないかなという感じ をしてますね
おだしょー 面白いのは すごく 機能を絞って シンプルに使って
うまく機能してるなと思っている うちに ちょっとずつ違う機能を
使うようになってたりする
大平 なるほどね なるほど
おだしょー だから 最初からこの 全機能を使おうとすると 多分 機能
を使うことにも頭のリソースが 行ってしまって 書くことにも本当に
手が回らなくなりそうな このぐらい の数の機能がありますよね
おだしょー ありますね 今 画面 共有してて 聞いてる人は全く分からない
と思うんですけど ここに左側の コルクボードに並んでるのって
フォルダー ファイルか バインダー 開いていいな ファイル一覧なん
ですよね 僕 さっき言ったように ここに中身はないんですよ 今まで
の僕だったら これはたぶん耐え られないと思うんですよ
おだしょー はい わかります
おだしょー 例えば 1個目のカード は 前の章からの流れがあって 次
に書き留めないとどうなるかなん ですけど 書き留めないとどうなる
かは タイトルだけあって 中身 はないですね でも フォルダーファイル
の考え方でいうと 書き留めない とどうなるかの中に その文章
が入っているべきなんですよね この 辺が ここに来てるべきなんですよ
ね それが縦に並んでて 連結して 見えたら 一つの文章になります
よっていう そういうように使い ましょうというような促しがある
ように感じるんですよ 今までそう やってたんですね カードを作って
そこの中身を書くっていうこと をやってたんですけど それやと
うまくいかなかったんですが カード をカードとしてだけ使うようになる
と うまくいくんですね これがね ここがいろいろ矛盾じゃないですけ
ど 難しいのがいっぱい含まれてる 話やなと思いますけど
おだしょー そうですよね それこそ 聞いてる人 全然分からないかもしれない
ですけど スクリーンは結局 本文 とシノプシスか カードに書かれる
ものはシノプシスと呼ばれて 本文 とは別なんですよね
おだしょー そうですね
おだしょー 逆に言えば 本文とは 違うメモやノートを文章に組み
込んでおくことができる 今 暗石 さんがやってるのは 本文ではない
ところに書いたシノプシスを見 ながら 別の場所に本文を書くって
いうことですよね
おだしょー そうですね だから 純粋に想定しているScribnerの便利
な入れ替えとかMergeとかを一切 無視している 左側は ただカード
を慣れるだけにして使ってて それで うまくいっているというこの
難しさ 例えば 僕がScribner1年生 とかで この使い方にはたぶん
たどり着けなかったでしょうね きっと だって 何か間違ったこと
すれば引き締まるもん
おだしょー だから これ アナログ カードの使い方で 近い使い方
おだしょー そう 全くそうですよね カードを本当にカードとしてだけ
使う 本文を入れないシノプシス を書くためだけの場所とするっていう
使い方がうまくいくんだという のは やってみた人もわからない
しかも効率 非効率で言っても非効率 なんですよね ここ結局 例えば入れ替え
が別にできないわけですから カード を入れ替えと 本文は一律のただ
並んでるだけなので だからScribner の機能を活かしてはいないが でも
使えるみたいな こういう感じが いろんなとこにあるんだろうとは
ちょっと思いますね
おだしょー そうですね これも 段階があって これでいうと カード
を見ながら本文を書き起こしていく っていう段階があって
おだしょー はい ありました
おだしょー で 本文がいったん 書き起こされた後 どうするかっていう
のがまた別の話ですね
おだしょー 確かに そうですね
おだしょー 本文を切断して組み 替える機能を使うのか 使わないのか
っていう
おだしょー そうですね 使うことも できる 例えば ここの文章が1万
字とかになったら さっき言った 立てた見出しごとにスプリット
して入れ替えるみたいなことも やるでしょうし 5000字以内であれば
もうコピペ前提で移動させるって こともできるっていうことですね
おだしょー はい
おだしょー 確かに
おだしょー そうです
おだしょー だから 今までは後から 動かすに決まってるから カード
的に分割してファイルごとに書こう みたいなことが無意識に擦り込ま
れてたわけですけど ワンステップ あとで分割することもできるよ
と思ったら もうちょっと自由な 使い方ができるようになるんか
だから これはちょっと個人的には 面白い発見でしたね
おだしょー そうですね だから いろいろそういう まだ掘り起こ
せてない自分に適した使い方っていう のもいろいろあるかもしれない
ですね 確かにあると思いますね あと 文字数が普通に下に出てくる
のも この位置いいなっていう ちょっと
おだしょー 真下に出てくるんですね
おだしょー そうそう エディターごとに文字数は大体
出てくるんですけど どこに表示される のかが微妙に違うんですよね 右下
であったり 真ん中であったり 右上 であったりするんですけど エディター
の真ん中 直下に出るのはいいな というか この辺は年季が入った
ツールの良さかなというところ はしますか どうですかね たくさん
最近のスクリブナーは
おだしょー 僕はさっきも倉下さん 言われてたように 今までのワード
の位置の代わりにスクリブナー を持ってきているので まず 短い
文章ではそんなに使っていない ですよね 長い文章で今まで ドラフト
ができるぐらいまでの段階は普通 にプロセス型のアウトライナー
を使って そこからワードという名の プロダクト型アウトライナー
に移るという考え方だったんですけど そのワードの代わりにスクリブナー
をその段階に持ってきているという 感じなので 既に本文はもうかなり
書かれていると その書かれた後 さらにそれに手を入れていく段階
にスクリブナーを使っているという 感じなので 今 倉下さんが言って
た使い方とは真逆というか かなり 違う場所で違うように使ってる
感じ
おだしょー もうプロセス型上で 本文を書くとしたら 一応その章
とか見出しとかで階層構造ができている って感じですかね
長瀬 一応そうですね 一応もう アウトラインというか そうですね
三段階ぐらいの見出し構造がもう できている できた後の段階
おだしょー それをその構造のまま スクリブナーにビッとコピーペ
する感じですか
長瀬 そうですね 全文を一つのノート にペタッとコピーしちゃった後
でスプリットしていく 切っていって 見出しをつけて そのアウトライン
の形に見出しをつけていく その後 コンパイルしてプリントアウト
するわけですよね あとは手書き でそこに書き加えていったり 線
引っ張って消したりして それを 反映して またコンパイルしてプリント
アウトしてっていうのを延々繰り返す みたいな場所でスクリブナー
を使っている
おだしょー スクリブナー上での 直接執筆作業ってほとんどない
ってことですか
長瀬 いや 直接っていうか 手書き で書き加えたものを
おだしょー ものを反映するっていう その編集反映はしても どこで
書き下ろすみたいなこと あんまり ない
スクリブナー上の編集作業
長瀬 あんまりないです ただ 編集 してるときに 新しく書くっていう
のは無数にありますけど
おだしょー でも だから もう大体 できちゃってる本文がそこにある
からそうなってるってことですよね その書き足すことがあんまり
長瀬 そうです そうですそうです っていうのがメインなのと あと
もう一つは本文じゃないものを 入れて 同じ場所に入れておく
おだしょー メモできる
長瀬 資料 メモもそうだし 資料 になる本からの抜き書きみたいな
ものを 要は文献カード的な感じで 作り場のバインダーのほうのリサーチ
っていうところの下に全部突っ込ん でおくと 未使用 僕 アウトライナー
である未使用っていうのを使わない パートをそこに入れておくんですけ
ど スクリブナー上では未使用も このリサーチの下に入れておく感じ
になりますね
おだしょー なるほど
スクリブナーを使った編集反映作業
長瀬 あと アウトラインの考え方 みたいな アウトラインそのもの
じゃなくて 文章で全体の流れを 書くんですよ 割に その全体の流れ
を書いた文章の書く段階みたいな ものも 全部 このリサーチのところ
に入れておいたりとか 本文じゃない いろんな情報を全部一緒にしておける
っていうのが楽といえば楽ですよ
おだしょー そうか そこで当然 スクリブナーなんですけど 順番
の入れ替えも別にできますし これ エヴァノートでやるところ 順番
の入れ替えができずに困ること になるんですけど ドラフトに
本文が入ると思うんですけど ドラフト の中のファイルフォルダー構造は
本文の階層構造とが一致させてる 感じですかね
長瀬 一致してます
おだしょー なるほど
長瀬 そうか
長瀬 だから やがて目的になる アウトラインが
おだしょー はいはい
長瀬 そうか
長瀬 バインダーの中にはある感じ ですね
おだしょー 例えば 全体に例えば 2章 3章とかの構造をぎゅっといじり
たくなったら スクリブナーでいじり ます もう1回戻ります ワークフローリ
とか アウトラインに戻ります アウトライナーに戻ります
長瀬 いや もうこの段階まで来たら スクリブナーでいじります
おだしょー そうかそうか
長瀬 それから バインダーの中で 入れ替えします
その段階までくれば もうそれで いける感じとかします
おだしょー 今 はい
長瀬 ごめんなさい
おだしょー どうぞ
おだしょー 個別の本文の中で ぐちゃ ぐちゃになっちゃって わけ
分かんなくなったときに 一旦 文章 だけ 例えば 4000字ぐらいボコッ
とコピーして アウトライナーに 貼り付けて 1回 アウトライナー
上でいじって また戻すみたいな ことはやるかもしれない
おだしょー 今 スクリブナーを使って いて ここ 物足りない 足りない
おだしょー 全体の構造のスナップショット が取れない
長瀬 そうか
おだしょー そうか
長瀬 要するに 個別の文章じゃなくて 何て言うんでしたっけ この一つ
一つのフォルダーとか バインダー のこの一つ一つの要素は
おだしょー 一応 ファイルかな
長瀬 フォルダーとファイルって 言ったほうが
おだしょー フォルダーとファイルですね
長瀬 そう フォルダーとかファイル 一つ一つのスナップショット
Scribnerの機能と使い勝手
が取れるんですけど 全体の構造 を変えたときに その変える前の
構造をスナップショットで取って おくことができないんですよね
スクリブナーのこと
おだしょー なるほどね
長瀬 それに関しては 長文を書く ツールとしていかがなものかっていう
のは思っていて そこだけはワード のほうが優れていますね
おだしょー なるほど
長瀬 ワードでそれができるということを そもそも知らない人もいるんですけど
よく法律文書とか契約書とかで 修正記録を使いますけど 修正記録
の形 修正記録をオンにしておけば 構造を入れ替えてもパドレルし
いわゆるよくリフを取るという 行為と同じことも前のバージョン
の文書と今のバージョンの文書を 比較して修正記録を新しく起こす
ようなこともできるし じゃあGit使いよっていう話もあるかもしれない
ですけど そうじゃないんだよって とこもあるんですよね
おだしょー そうかそうか なるほどね
直しながらその修正が記録として 反映されていくというのが結構
重要なこともあるんで 単純にファイル のバージョン管理をしたいわけ
じゃないと
長瀬 そうですね 確かに
おだしょー そこが多分テキスト エディターと文章エディターの
違いの一つだと思うんですけど そういうところはScrivenerは意外
に弱いとは思いますか
長瀬 あんまりだから全体の構造 後からガッシャンって変えることが
そもそもユースケアとして想定 されてないんでしょうね きっと
おだしょー いや そんなことはない じゃないですか この機能を見て
たら むしろドキュメントのスプリット していくらでも入れ替えられます
要はノンリニアに書けますよっていう 書き方をしてるんで Scrivenerの
候補用として歌っているんで WordProはベターとこのリニアに
WordProcessorで書くのと違う書き方 ができますよって言っているので
それを想定してないってことはない と思いますね
おだしょー そうか 難しい ファイル単位のスナップショット
っていうか ある時点のバックアップ を取ること自体はツール的には
難しくないですが その時点の構造 を残していくのはひねりがいるん
かな
おだしょー ひねりというか 結局 これってファイルシステム上では
結局一つ一つ細かいファイルの 集合体すぎないので
一つのものとして記録を取るって ことが多分できないな
おだしょー そう だから別だから ある順番が重要になってきますけど
あるタイムスタンプとデータの 中身だけ残せばバックアップになる
わけですから 軸がもう一つ増え ますよね 階層の順番っていうのを
記録せざるを得ない以上は
おだしょー そうですね そこが長文 執筆ツールとしては弱いです 弱い
と思います たぶん バックアップ はできるんですよね
おだしょー そうですね バックアップ はできるんですね 難しいな 昔は
長文執筆ツールとしてのScrivenerの弱点
とりあえず単一のツールで全てを こなそうみたいな勃起運が僕の中に
あって エヴァノートで執筆みたいな こともやってましたけども 今でも
文章とコーディングはVSCodeと適 コッドエディターがあればいいし
わざわざスクリブナー使わなくても いいかなというような思いは
あったんですけど このためだけに 使うというのもありなんでしょうね きっと
おだしょー でも やっぱり長い文章を書くときに 長くなればなるほど
本文以外の文章情報を保管しておく 必要が生じるんですよね
たとえば アウトラインは一種類 じゃないんですよね
おだしょー そうですね
おだしょー 本文をそのまま反映 したコードのアウトラインっていう
のが一つあるけれども そうじゃなくて こんなアウトラインはどうだろう
っていう いろんな頭の中で試行錯誤 するアウトラインの候補みたいな
ものって 実はたくさんあるし それを本当は一つのものとして
保管しておきたいというニーズもあるし 逆にアウトラインにしてしまうと
アウトラインに表示したいところに 全部見出しをつけなきゃいけなくなる
だけど 構造は把握しておきたいけど 本文上で見出し入れたくないこと
おだしょー ありますありますあります
おだしょー それができるんですよね
おだしょー できますね
おだしょー そういうアウトライン なんだけれども 必ずしも本文と対応
した 最終的に目次になるアウトライン だけじゃないっていうことが分かって
Scribnerの利点と適切な活用方法
いるというところはScribnerの偉い ところだし 文章を書くことをちゃんと
考えて作ってるなっていうところがあるし アウトラインだけじゃなくて
なんていうんでしょうね これは奥手直人さんが使ってた言葉ですけど
戦略 文章を書く戦略 ここではこういうことをやる
第1章ではこのことについて触れるけれども あえてあのことには触れずに
それは後ろに持っていくみたいなこと そういうメモ的なことを
アウトラインと一緒に管理しておけるみたいな
それもScribnerだとやろうのままできる
おだしょー そうですね それを逆に 例えばプロセス型アウトライン
だとどこに置いていいのかが迷う ことになりますね それは
おだしょー そうなんです だから そういう プロセス型アウトライン
だと全部アウトラインの中に混ぜる しかないんですけど プロセスを
考えてる段階では混ざっててもいいんですけど 後半のもうやがて目次になる
アウトラインの段階になると それは目次に入ってちゃいけないので
入れられないんですよね だけどできればギリギリまで
そういうものを使いたいというか このことは保留しておくみたいな
情報ってみんなどこに入れてるんだろうな と思うんですよね
おだしょー そうですね 僕の場合は大体 執筆をするとなったら
そこの専用のフォルダをMacの中に作って 真っ先にメモ.mdっていうファイル
作って そこに一応書こうとはしますね 忘れていくことは多々ありますね
おだしょー 忘れるんですよね そういうのを書く場所を作った
ということを忘れるし 執筆のときに そのファイルがあることを忘れて
全く見返さないこともあって これが難しいなと思うんですけど
おだしょー そうなんですよ そういういろんな願いを叶え
必ずしも成功してないかもしれないけれども 叶えようとする気持ちは感じている
というか
おだしょー そうですね
おだしょー いいとこ悪いとこある
おだしょー 自分もそうですね 難しいな だから この書き方について
これは間違いなくいいんですけど その他の機能 例えば別にPDFも
EPUBも作れますけど 細かいデザイン の指定っていうことがあんまり
できないので VS Code上だったら そのターミナルで自分が作った
Pythonとか走らせて PDFとかEPUB作る ことができて そういう意味でトータル
な機能性でいうと やっぱりVS Code に分が上がるんですけど 2画面で
片方に文章以外の情報を表示させ つつ書くっていうことだけに限る
と 圧倒的にこっちが勝つので やっぱり データを二つどこに持って
書くときと操作するときで分ける っていうことをするしかないな
っていう感じがしてますね
おだしょー だから意外にScrivenerでしかできないことってあるんですか
大平 ありますね で それできないことと 例えばVS Codeが全体でできる
機能性っていうのを天秤にかけた ときに 量で見るとやっぱりVS Code
天秤が傾くから 今までずっとVS Code 一択やったんですけど なんか
そうじゃないんかもなっていう ところを最近考えてますね
おだしょー 例えばVS Codeを使う っていうときに やっぱり肝心の
本文を書くというときのテキスト エディターとしての使い勝手は
当然VS Codeのほうがいいに決まってるんですよね
Scrivenerってテキストエディター としてはそんなに使い勝手が良くはない
大平 普通のリッチテキストエディターですね 全体
おだしょー そうなんですね Mac 版だとそのMac標準のテキスト
エンジンみたいなの 単に使ってる だけなので
大平 そうでしょうね きっと
おだしょー そうなんですね そういう ところを例えばVS Codeと比べちゃえば
全然比べ物にならないっていう ところもありますね
大平 まあでも変な話 そんなに 高度な機能が必要なのかっていう
必要なときもあるけども 大半はそんなにいらないのではないかなという
でも特に初回のざっとした書き 下ろしっていうことをするだけ
やったら別に何もいらないので そこだけで使ってもいいかもしれない
ね ここでパッとだけ書いて それをテキストファイルにコピー
してVS Codeで管理とかするみたいな ことのためだけに使っても別に
そんな手間でもないですね
おだしょー そうですね 面白いですよね 今の話だと
倉下さんはどっちかというとざっと書く 段階で使う
僕はどっちかというと管理する 段階で使うと言ってるんですよね
だからそういう 全然どっちもありだと思いますけど
ただScribnerの開発した側の意図としては
説明を読むとドラフトまでの間に 使うものだっていう感じが
ドラフトまでをScribnerで書き上げたら
ワードなり何なりに移して仕上げてください っていうのがどうも
開発者の人たちに予定している使い方 みたいで
おだしょー だからドックで書き出しができるのか
そうなんですよね
その割にはドラフトまでの間に
ぜひあってほしい機能がちょっと弱かったり するところが不思議だなと思いますけど
おだしょー そうなんやな 全然エクスポートの
エクスポートじゃなくてコンパイル コンパイルなんやな
そういえば コンパイルは出版の まだ一個手前ぐらいですよね 要するに
そうかそうか 最終的な完成までいくことは そこまで意識されてないんか
そうですね 結局コンパイルしてワードファイルにして
今度ワードで仕上げるみたいなこととか
EPUBとかだったらコンパイルしてそのまんま 完成っていうのもありかもしれないんですけど
だからどうでしょうね ちょっと使いどころが難しくもあるし
ハマる使いどころが人によって変わるような という感じはしますね
究極的にさっき僕が言った使い方って ほとんどScribnerの機能を活かしてないので
部分的に例えば自作ツールで再現することは できるだろうなと
別にコンパイルとかしたいわけではないので
要するに2画面で片方と左側と右側で 別の情報を載せられたら多分ハッピーで
しかもそれがカード型で自由に順番で 変えられるものであると
僕の執筆ニーズに応えてくれるんだろうから
簡単な話もScribnerじゃなければいけない っていうことではないですけど
現状 手持ちのツールで一番気持ち いいコストをしてくれるのは
こいつやなっていう感じですね
おだしょー Scribnerってタイプライター モードってありましたっけ
おだしょー あります
おだしょー ありますよね 確かに
おだしょー あります
おだしょー その意味でもちょっと使いやすいかな
ちなみにアップノートもあるんですよ タイプの記憶とか
おだしょー そうなんですね
おだしょー ただショートカットキーで 切り替えられないんですよね
設定画面からそれをオンにするか オフにするかを選ぶ
Scivenerの特徴と活用方法
オンにしたらずっとオンで オフにしたらずっと
おだしょー これはショートカットキー 欲しいなと思うんですけど
でもノートツールであるの珍しい
おだしょー 珍しいですね
おだしょー だから案外そこも面白いなと思ってます
おだしょー っていうことはある程度 ポジションを書くことを想定して
おだしょー 想定してるということですね きっとそういうことだと思います
おだしょー まあちょっとしばらくはこのScribner
ちょっと読めないけども カードを使ったライティングっていうのを
今までアナログ形式を併用してたんですけど
今はデジタルでやっていこうかなと 考えてるとこですね
おだしょー なるほど
おだしょー 話題としてはそんなもんかな
大体1時間で 連絡ではないんですが
Kindleのセールが何やったかな ビジネス書セールかな
が始まってまして いつまでやったかな
すげえあやふやなんですけど 再びリビジョンがセール対象に
選ばれておりまして
おだしょー そうなんですか
おだしょー 毎回セールのお誘いが来て
どれやどれやらなんですけど 1月25までになって半額で買えるらしいんで
リビジョンを読んだことがない方は この機会にご覧ください
おだしょー ご覧ください
ビジネス書なんですね あれはね
おだしょー ビジネス書じゃないですか ビジネス書だと思いますけどね
ノウハウ書ではあるでしょ でも
おだしょー そうですね
おだしょー ということはビジネス でもタスクリストで付いてるから
複大に これはもうビジネス書とい って過言ではないじゃないですか
そこに分類されることに意味がある とも思いますし
だから こういうとこからビジネス ユースを期待して買ったけど
なんか偉いこと語られてるなっていう 出会い方があったほうがいいので
いいんじゃないかなっていうところですが
おだしょー あれの類書はないでしょうか
おだしょー 類書はないでしょうね
僕らも続編は書けないと思いますけど 純粋な形での
リビジョン的なことは書けると思いますけど
あれはノート連載が本にした一回限りの 奇跡みたいなところがあるので
おだしょー いや本当にあれでも本当にもっと
賛否が分かれるものだと思ってましたけど
おだしょー 高評価ばっかりですね
おだしょー ありがたいことにそうなんですよね
高評価が多くて
おだしょー だからね 自分の本の評価は全く
当てにならないというようなところがありまして
ロギング仕事と同じことでしたけど
思った以上に評価してもらえるというところがあって
だから自分が良いと思っているセンスが
ちょっと世間とずれてるっていうところはあるでしょうから
きっと おだしょー そうなんですよね
Kindleのセール情報
おだしょー やっぱり自分のセンスだけで
本作りをしないほうがいいというのはあるでしょうね
おだしょー あとやっぱり一人で追求していくと
だんだん世間からずれていくっていう
おだしょー ありがとね
おだしょー それはやっぱり2人で連載やったから
ちょうどいいバランスがどこかで取れたっていうことでしょうね
きっと
おだしょー なるほど
おだしょー なんかたくさんからご連絡等とかありますかね
おだしょー 特に今回はないです
おだしょー はい じゃあ今回はこれまでにしたいと思いますが
僕も最近スクリプの扱ってるという方は
ハッシュタグ打ち合わせキャストひらがなで打ち合わせ
アルファベットキャストまでいただければ
クラッシャーからチェックしたいと思います
はい では今回はこれまでにしたいと思います
おつかれさまでした
おつかれさまでした