1. うちあわせCast
  2. 第七回:Tak.さんとタスク管理..
2019-05-09 1:01:07

第七回:Tak.さんとタスク管理とアウトライナー

第七回:Tak.さんとタスク管理とアウトライナー
00:01
スピーカー 1
というわけで、うちはうちあわせCast第7回ということで、今回もゲストにたくさんお迎えしております。よろしくお願いします。
今回はタスク管理とアウトライナーというテーマでお送りしたいんですけども、つい最近発売されたバレットジャーナルの人生を変えるノートズって、これまたすごいタイトルがついてるんですけども、独利をしまして。
バレットジャーナルについては公式サイトで読んでたんですけども、どんな入力形式があるのかっていうのは知ってたんですけど、それがどのような思想に支えられてるのかっていうのは結構流してたんで、
この本を読んでじっくり理解できて、しかも別にアナログツールじゃなくてもいいなと、この方法は。
っていうので、一応僕が普段使ってるEvernoteとScrapboxでやってみようっていう記事を書いて、しばらくのち、つい先日なんですけども、ワークフローリ、アウトライナーでもできるんではないかと。
っていうので、方法論を考えてみたところ、これ思った以上に良さそうだなっていう感覚を得たんですね。
それを探求する前に、おそらく普段からアウトライナーでタスク管理をやられているであろう沢山に、どんな感じで進めているのかっていう話をまずお伺いできたらなと。
普段の仕事、日常的な仕事のいわゆるタスク管理ツールとしてアウトライナーを使っておられる。
スピーカー 2
使ってます。
スピーカー 1
それは要するに今日するタスクみたいなのを日付の項目に列挙するような形ですかね。
スピーカー 2
そうですね。今日の日付の項目を立てて、その下に今日やることを書いていくっていう非常にシンプルな方法ですね。
スピーカー 1
その場合、今ツールは全部ダイナリストなんですかね。
今ダイナリストです。
以前はワークフローリーでした?
スピーカー 2
以前はワークフローリーでした。その前は主にアウトライナーでした。
スピーカー 1
なるほど。そのダイナリストを使っている理由というか、使わざるを得なくなった理由というか。
スピーカー 2
そうですね。客観的に考えて今あるアウトライナーでは一番ダイナリストがいい、使いやすいだろうというのが一番の理由なんですけど。
あともう一つ、ダイナリストでいいのってドキュメント単位で扱うんですよね、アウトライナー。
アウトライナーの理念的にはワークフローリーの形にした全部を一つのアウトラインにするというのは非常にアウトライナーの特に、
僕はプロセス型アウトライナーというタイプのアウトライナーの理念をそのまま形にしたようなものなんですけど。
03:04
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ダイナリストの場合、そのドキュメント一つがワークフローリー一つに想像するみたいな。
スピーカー 1
そうですね、確かに確かに。
スピーカー 2
そういう感じなんですね。これをファイル単位に戻ったと見るのか、どうなのかっていうのはちょっと議論もあるところだと思うんだけど。
スピーカー 1
そうですね。だから複数のワークフローリーを持ってると見るのか、以前の管理体系に戻ったのかということですね、見方によっては。
スピーカー 2
で、なんか自分の感覚だと最初その複数のファイルに戻ったような気がしたんですけど、あれ実はダイナリストって左側にファイルペインみたいなのが出るじゃないですか。
右側にアウトラインがあると。
で、そのファイルペインのところにはドキュメントが並ぶんですけど、
そのドキュメントをトラックして引きずってアウトラインに持ってくるとそのままアウトラインの方向になるんですよね。
ほうほうほう。
で、アウトラインの1項目をトラックしてファイルペインに持ってくるとそのままドキュメントになるんですよ。
スピーカー 1
うんうんうんうんうん。
スピーカー 2
つまり、実質的にはこれ1つのアウトラインの項目の見せ方の違いだなという気がして。
あー、なるほど。
アウト中からしてきて、というか多分ダイナリストがこなれてきて、
はいはいはい。
そういう使い方がだんだんできるようになってきたというところもあるんですけど、
そう考えると逆にそのドキュメント単位でジャンプできたりとか、
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
あの、キー操作だけでジャンプできたりとか、
そういうその使い勝手が非常に生きてくるなと思って。
スピーカー 1
うーん、なるほど。
スピーカー 2
というようなことがいろいろある。
まあそのまま表で書いてないんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
全然書いてないんですけど。
スピーカー 1
というようなことがあって、今ダイナリストをメインにしている。
うーん。
ということはダイナリストを使って、いわゆるそのドキュメントをいくつか並べて使っておられる状態ですか。
スピーカー 2
そうですね。
あのー、なので具体的に言うと、
まあ去年、アウトライン・プロセッシング・ライフという本に書いたんですけれども、
はい。
えー、4つ項目を作りますと。
はい。
あのー、DaysとAllとBeatAsという項目があるんです。
はいはいはいはい。
まあ、Daysというのは日ごとの、その日ごとにやる項目を書くところ。
はい。
Allっていうのは、その日に限らず、今抱えているやることを全部追い込むところ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、BeatAsっていうのは、まああのー、
今日やることと今日に限らず、たくさんあるタスクの中のどれをやるかを選ぶ基準になることを書くところ。
はいはいはいはい。
まあそれが本の中では全部ワークフローに一つのアウトラインに入ってたんですけど、
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
今はですね、ダイナリストの中で一つ一つのドキュメントを持っています。
スピーカー 1
おおー。
スピーカー 2
Daysというドキュメント、Allというドキュメントみたいな感じで、
06:03
スピーカー 2
うんうんうん。
4つドキュメントが作ってあって、まあそれぞれの中にその中身が入っていると。
うーん。
そういう構造になってます。
スピーカー 1
それによって便利になった感覚みたいなのあります?
ありますね。
あーあるんや、やっぱし。
スピーカー 2
ありますね。明らかにありますね。
スピーカー 1
うーん。
スピーカー 2
あのー、要は、あのダイナリストの機能的にこのドキュメントをジャンプする機能があるんですね。
はい。
あのー、MacだとコマンドOか。
はい。
コマンド2O、えーとWindowsだと多分コントロール2Oだと思うんですけど。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
えーと、それを押すと、あのー、ドキュメントを開く、
あのー、一番最近開いたドキュメントが5つか6つくらい並ぶ画面が出てくる。
スピーカー 1
あー、なるほど。こういう画面か。はいはい、わかりました。
スピーカー 2
で、これを使うと、こう非常に楽にドキュメントの場合にジャンプできると。
スピーカー 1
あー、なるほど。ワークフローリーはそれはめんどくさいですよね。
スピーカー 2
そうなんです。ワークフローリーはその欠点をカバーするために、
ブックマーク、ブラウザーのブックマークを使ってみたいとか、
いろいろ皆さんやってたんですけど、
あのー、これに相当することがワークフローリーにはできなかったんですね。
あのー、一つのアウトラインというその、何だろう、理念を体現する代償として。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
えー、これができると非常に楽だと。
スピーカー 1
そうですね、これやと。
いわゆるその、深く入ったときに強大項目にジャンプするのが結構、
ワークフローリーはめんどくさいんですけど、
これは一瞬で飛べますね、なるほど。
で、これを機能させるためにはやっぱりドキュメント単位で分けておく必要があると。
スピーカー 2
そうですね。
だから、ファイル単位で分けているというよりも、この複数の。
スピーカー 1
ジャンプ単位で。
スピーカー 2
そうなんです。ジャンプしたい単位で分ける。
スピーカー 1
あー、はーはーはー。なるほど、なるほど、なるほど、なるほど。
スピーカー 2
で、多分ね、これファイル、昔のパソコンのファイルの間隔で
ドキュメントを分けてフォルダ整理したりすると、
しようとすると、多分ね、昔にもそのまま戻っちゃう感じになると思うんですけど。
スピーカー 1
その間隔は多分難しいでしょうね、きっと。
難しい。
スピーカー 2
まあ、もちろん使う目的にもよるので、一概にどれがいいとは言えないんですけど。
あー。
スピーカー 1
確かに便利やな、これ。
スピーカー 2
今の段階で、まだ書いてないな、まだ完成してないからなんですけど。
はい。
スピーカー 1
今の段階で一番いいなと思うのは、そのジャンプしたい単位でドキュメントを作る。
あー、確かにこれは便利ですね。
スピーカー 2
これ、アナログじゃないや、デジタルの良さが完全に発揮されてますね。
そうなんです。
スピーカー 1
このね、パッキー一つで最近開いたドキュメントの一覧が出てきて、ぽんとと。
これ、一番いいなと思うのは、構造を覚えておく必要がないんですよね。
09:00
スピーカー 2
そう。そうなんですね。
スピーカー 1
項目にダイレクトに飛べるということは、ツリー構造と無縁でいられるということなので、これは大きいですね。
スピーカー 2
アウトラインなんだけどツリー構造と無縁でいられるということ。
スピーカー 1
これは確かに新しい。僕も最近Evernoteはだいたいほとんど一つのノートブックで、ノート単位でジャンプして使ってるんですけど、これにかなり近い感じですね、ちょうど。
スピーカー 2
これに気づいた時に、ダイナリストよくできてるじゃないかと正直思ったんですね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
もともとダイナリストあんま好きじゃなかったんですよ。
スピーカー 1
僕も後追いやなと思ってずっと結構低い扱いをしてきたんですけど。
スピーカー 2
でもね、これを見た時にこいつ本気だなと思って。
スピーカー 1
確かに。最近ちょっと前に増えたひき書き括弧2つから項目へのリンクがすぐ作れるっていうのも相当便利ですけど、それより多分こっちの方が便利ですね、きっと。
スピーカー 2
だから実はさっきのファイルペインとアウトラインの間をドラッグで引きずって動かしたりはいたりできるっていうことと合わせると、
実はこれドキュメントっていう名前だからドキュメントだと思っちゃうんですけど、
はい。
リンクで作ればいいですよ、ジャンプしたり。
そのときに扱っている、よく開きたい部分だけ抜き出してファイルペインにドキュメントとして入れといて、終わったら元のアウトラインに戻すみたいなことをして。
スピーカー 1
うーん。
まあそうか、だから結局ワークフローリーのフェイバリットに近い形をファイル単位でやっていると。
そうです。
ちょっとこれはでも使ってみる気になりそうやな。
スピーカー 2
あっ、なっちゃった。
スピーカー 1
これはでも大きいですね。
はい、わかりますわ、これは。
スピーカー 2
この感覚って多分、まあ多分開発者さんたちが、
はい。
多分これって、わかんないですけど、プログラミング用のエディターで、
アトムとかサプライムテキストとか、
ああいう最近のやつの、いろいろその、なんだろう、コードの中をジャンプしたり、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
そういうのをUIに出る感じがして、多分そういうのをヒントに作ったんじゃないかなっていう感じがあるんですよ。
そういうものを本気で使ったことがないとわからないんですけど、
横目で見ながらこういうのって普通に文章を書くときに欲しいよなと思っていたようなものがちょっとこっちに取り入れられたという感じがして、
スピーカー 1
嬉しかったなって思います。
そうですね、ショートカット一発で直近のに移動できるっていうのは割りかし少ないです。
一応EvernoteもコマンドJかな、コマンドJっていうのを載せば似た画面が開いて、
12:05
スピーカー 1
検索でも行けますし、最近使ったタグとかノートブックとかにジャンプできるんですよ。
これも非常に便利で、さっき言ったように構造を意識しないでいいんですけど、
ノートブックとタグが両方出てしまうんですよね。別にそれはいいんですけど、両方あるから。
同じ扱いになってる。
最初に最近使ったタグ、最近検索したノートブックみたいな感じで並んでしまう。並んでしまうというか並ぶんですよね。
どっちかで多分人によってはいいんですよね、別に。
これを駆使生き生きしながら日頃のタスクを管理されていると思うんですけども、
1日のタスクを今日なら5月9日っていうページか項目かを立てて、そこに書き込まれると思うんですけど、
それを毎回書き下ろされてますか?それともテンプレーズ的なものがあったりなかったり。
スピーカー 2
両方ですね。これも本人に書いたときはやってなかったんですけど、
テンプレーズ的なものを作ってあって、必ずやること。
お皿を洗うとか、それに反省するとか、顔を洗うとか、
そういうやつ、1日の中で必ずやる項目だけ集めたテンプレートを作ってあって、
そこから毎回こそっとその日の分をコピーしてくる。コピーしてくるんですね。
スピーカー 1
それはダイナリストの中にあるわけですね。
スピーカー 2
ダイナリストの中にあります。それもテンプレートっていうドキュメントがありますね。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スピーカー 2
コピーしてきて、例えば今日だったら5月9日という項目を立てて、
そこにテンプレートからまず7、8項目あるのかな、それをコピーしてきて、
その前後に今日やることを書き出していくと。
スピーカー 1
それは思い出しながらというか、自分の頭に思い浮かぶことを書き下ろしていくということですね。
スピーカー 2
そうですね。今日はこれをやりましょうと。
そのときに昨日のリストを見て終わってないことをコピーして、
とりあえず今日これをやろう、これをやろうと全部書き出した後で、
実行順、一応自分の中で思う実行順に並べ替えますと。
スピーカー 1
なるほど。時間の見積もりとかはそこではないんですかね。
スピーカー 2
時間の見積もりはやると決まればやらないと決まります。
スピーカー 1
なるほど。今日でいうと5月8日の項目は上に並んでるんですかね。
下に並んでます。
下に並んでる。なるほど。
それももしかしたら本のときと逆になってるかもしれないですね。
これ上に並べるか下に並べるかってありますよね。
スピーカー 2
でも開くと上から開くんで、よく考えたら上に並べるとほぼ同じだなっていう。
スピーカー 1
まあそうですね。確かに。
15:00
スピーカー 2
上に並べていきますと。
実行順、よく考え方として重要な順に並べるとか、
実行順に並べるとかいろんな考え方があるんですけど、
結局それを決めちゃうとうまくいかなくなるというのが経験的に分かってるので、
その日に直感的に自分に使いやすいと思う並べ方をします。
なので日によって並び順の基準が変わるんですよ。
スピーカー 1
あーはいはい。分かりました。
実行順のときもあれば、今日は絶対これやらなきゃっていうのを一番上に持ってくるときもあれば、
スピーカー 2
それを決めずに日によって変えられるというのが多分、
特殊管理ツールじゃなくて汎用ツールを使う一番良いところだと思っているので。
スピーカー 1
まあそう。自主相当ですからね。どう並べようか勝手っていうのはありますよね。
ちなみに今日5月9日ですけど、5月10日の項目はすでにあるんですかね?
スピーカー 2
ないです。
スピーカー 1
あーやっぱしないんや。そうですよね。
それはそうだな。
スピーカー 2
寝かけに作ります。
スピーカー 1
例えば、じゃあ現時点で5月10日は別に、
11日に何かやらなければならないことがほぼ確定しているものがあったとしたらどうします?
スピーカー 2
それはカレンダーにしてます。
スピーカー 1
なるほどね。日付が変わるものは大体カレンダーに。
スピーカー 2
そうですね。日付、必ずこの日にやらなきゃいけないっていうこととか、
人との約束が今日だったらこのPodcastとか、
そういう忘れちゃいけない約束みたいなやつは全部カレンダー。
スピーカー 1
それはGoogleカレンダーですかね?
スピーカー 2
Googleカレンダーではないですね。これはMacの標準カレンダー。
スピーカー 1
標準カレンダーで。
スピーカー 2
Macのカレンダーです。
スピーカー 1
朝1時タスクリスト書き下ろすときにそのカレンダーを横目に入りつつっていうことですね。
スピーカー 2
そうですね。一応その日の最初期カレンダーを、
今日何か約束とかないかなっていうのだけ確認をして、
スピーカー 1
あとはほとんどカレンダーは無数に書きます。
2つ気になることがあって、
例えばオールはやるべきことやることが書かれてると思うんですけど、
例えば、旅行に行きたいみたいなとか、
もう少し実現性がまだ確定していないようなものはどこにあるんですかね?
スピーカー 1
そこなんですけど、そこも一番扱うのが難しいことですね。
そうですね。
スピーカー 2
それを入れる場所を昔からいろいろ考えてるんですけど、
結局、一番みんなが感動した解決策っていわゆるインボックスだと思うんですよ。
何を入れるか決まってないものを入れる場所がインボックスだと思うんですけど、
18:03
スピーカー 2
インボックスを作るとうまくいかないということが長年の間に分かってきたので、
今は何かそういう、何か思いついたら、
今日5月9日のかなおトライさっき作ったのがあるんですけど、
そのまつりに入れちゃいます。
スピーカー 1
その項目の頭に下向き三角印みたいなの付けて、
決まったマークを付けるんですけど、これはメモだよっていう印なんですけど、
スピーカー 2
ここに思いついたこと、思いついてまだ扱いが決まってないことは全部その形式で、
その1日のアウトラインのまつりに全部書いてしまう。
スピーカー 1
それはだからですね、タスク以外の思いついたメモとかも日付の項目に入っていくってことですね。
そうです。
だから実質的にインボックスに入れるようなものをその日付の項目にしたので、
スピーカー 2
タスクリストのまつりに書いてるっていう感じになります。
で、そのさっき倉下さんが言った、やりたいこと、やるって決まってないけどやりたいことみたいなのも、
例えば新しいカバンを買いたいと思ったりですね、
新しいカバンを買いたいと思ったら、まだ買うかどうかは決まってないんですけど、
昨日の日付のアウトラインのまつりに三角印を付けて、新しいカバンを買うってことですね。
スピーカー 1
それは後から検索で引っ張るっていう。
スピーカー 2
後から三角印を検索すると一覧が自動的に出てくるので。
なので実はその日ごとのアウトラインを作るときに、まずカレンダーありますよね。
カレンダーの次に三角印を検索して、
スピーカー 1
おおー、そういうことか。
スピーカー 2
そのメモの一覧を見て、この中で今日やることとかなんかないかなっていうのを一応確認して、
必要があればデータにオンラインに移すっていうこともそのときにやりますと。
スピーカー 1
移した後その三角の項目どうされます?
スピーカー 2
移したら消しますね。
位置付けが決まってないものが書いてあるので、
位置付けが決まってそこに移動したらもう消しちゃいます。
スピーカー 1
物の見事にインボックスなんですけど、
インボックスじゃないっていう面白さですよね。
インボックスじゃないんですよ。
スピーカー 2
なんでインボックスじゃないかというと、空にしなくていいからです。
スピーカー 1
そうですね、確かに。
スピーカー 2
インボックスは空にしないと絶対に破綻するんですよ。
でも、ここの書いてあるメモって例えば、
次に、今書いてる本じゃなくて、次に書く本でこんなこと書きたいなみたいな
スピーカー 1
映像が浮かんできたとすると。
スピーカー 2
それも書くわけですよね。
で、それをインボックスに入れてしまったとすると、
21:00
スピーカー 2
それを空にしなきゃならないって言われると、
すごく辛いことになるんです。
スピーカー 1
なりますね、わかりますわかります。
スピーカー 2
できないんですよ、空にできない。
空にできないものが溜まっていくと破綻する。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スピーカー 2
で、結構そういう、なんだろうな、
そういう破綻の仕方をしちゃってる人って多いんじゃないかなという。
スピーカー 1
たぶんあると思います。
インボックスに入れたものは必ず処理待ち、
処理待ちということなんですね、インボックスに入れるということは。
その処理が現時点ではどうしても不可能か、
不可能じゃない場合は、要するにいつかやることリストみたいなのに入れることなんですけど、
そのいつかやることリストって結局処理待ちリストのコピーでしかないんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
で、結局そこが非常に長くなるんですよ。
で、この前ちょっと知人と喋ってたんですけど、
そういうのが、やりたいことが日々増えていくと。
そのやりたいことっていうのにいつかやりたいことリストに入るのが日々増えていくと。
で、それは自分が実行できる量よりも多いとすると、
そういう不統合が機能しているときにGTEDのレビューが非常に苦行になってくるんですよね。
なりますね。
一定期間で減らへんから、一周レビューするたびに長くなっていくという地獄のような現象が訪れるんですね。
スピーカー 2
そうなんです。まさにそれです。
スピーカー 1
なるほどね、確かに。だから空にしなくていいっていうそういうのは大きいですね、確かに。
スピーカー 2
そうなんです。だから空にしないまんま日付の下に残ってるわけですね、永遠に。
スピーカー 1
はいはいはいはいはい。
スピーカー 2
で、なので、ただそれはその三角デルシを検索すればいつでも出てくるので。
はいはいはいはい。
折に触れて検索してその一覧を眺めていると、
時々4ヶ月ぐらい前のメモで、あ、これ今やってるアレンジがいいじゃないかみたいなものが出てきたりもするんですね。
スピーカー 1
ちなみに日付の項目のページ自体はずっと残ってるんですかね。
スピーカー 2
ずっと残ってるんですけど、残してるわけではなくて。
はい。
その下に何もなくなったら消しちゃう。
スピーカー 1
あー、そういうことか。はいはいはい。
スピーカー 2
その三角デルシのメモが残ってる日付はそのままずっと延々と残ってると。
スピーカー 1
うーん、そうか。
それはだからあれなんだよな、だから三角デルシがついてるのも要するに1項目ですよね、要するに。
そうです。
でもそれを例えば集める、コレクションするノードは、ノードじゃない、項目は立てないんですよね。
スピーカー 2
立てないですね。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
それもね、なんか立てるとうまくいかなく。
スピーカー 1
いかなそうな予感があるっていうんですよね、わかりますわかります。
24:01
スピーカー 1
あー、そうか。
だからまあその頭についてる記号がタグみたいなもんってことですね。
スピーカー 2
そうです。で、タグそうな、だからタグっていう機能があるじゃないですか、ちゃんと。
はいはいはいはい。
だからこれあるから必ず誘惑としてこのメモにタグをつけたくなるんです。
スピーカー 1
まあメモ、シャープメモみたいな感じで。
スピーカー 2
シャープメモもそうだし、もっと言ったらシャープアイリアとか。
スピーカー 1
まあ分類したくなってくる感じだね。
これをね、内容を別にタグを変えたくなるっていう仕組みがあるんですけど、
スピーカー 2
それで絶対やっちゃダメだと思うんですよ。
それが何であるか多分一覧を見たときにわかるんですよ。
はいはいはい。
それよりもそのタグが思い出せなくなったり、
検索タグ、例えばアイディアっていうタグを作った瞬間にアイディアじゃないものが出てこなくなるんで。
スピーカー 1
あーなるほど。
スピーカー 2
それよりももう全部三角印って決めちゃえば必ずリストは長くなるけど出てくるんですよ。
スピーカー 1
うーん、なるほど。
スピーカー 2
たぶん今のところ経験的にそれが一番埋もれてなくなる可能性は低い感じはします。
スピーカー 1
うーん、それ面白いな。
でも話を聞いてるとやっぱりバレットジャーナルと非常に似てるんですよね、やり方が。
スピーカー 2
たぶん似てると思いますよ。
たぶんバレットジャーナルって、まあアウトライナーじゃないかもしれないけれども、
はい。
コンピューターでやっていたようなことをアナログで、
なんか一度そのコンピューターを通過した頭でアナログの使い方を考え直したみたいなところがあるじゃないですか、なんかバレットジャーナル。
スピーカー 1
これどこが、まあそうかな、情報過剰に当てられて一旦スリー化したというか、デトックスしたというか、
さっき話し続けると、ちょっと一回戻るんですけど、似てるところが、記号をつけるところがまず似てるんですよね、頭に。
スピーカー 2
記号をつけますね、バレットジャーナルは。
スピーカー 1
バレットジャーナルのタスクのメモとイベントぐらいかな。
イベントっていうのは日付を絡む情報なんで、だからたくさんの場合はカレンダーに逃げてるような情報ですね。
逃げるっておかしいけど。
それはバレットジャーナルが中に入ってて、3種類の記号ぐらいで使い分けられてると。
で、インボックスを作らないっていうところも一緒なんですよ。日付に必ず書くっていう。
やっぱり主な日付に書くっていう、要するに時系列に並べるっていうのと等しくて、分類しなくていいんですよね。
分類というややこしい問題に取り組まなくても、自分にとってそのメモが何であるかが分かる。
どんな感触を持ってるか。
タスクではないものみたいな、それぐらいの緩い感じで書き込んでいけるっていうところが似てるんですよね。
で、デジタルの話に戻ると、デジタルだとキーボードで書けるじゃないですか。
27:06
スピーカー 1
さっきのタグとかもあって、情報が増えるんですよね。
過剰書きじゃなくて文章になってしまい、文章にタグを付けてしまう、複数付けてしまうっていうことになりがちなんですね。
それをアナログの場合って手間がかかるから、そもそもやってらんねーよってことになるんですよね。
必然的に情報が絞られると。
で、トジノートなんで、ルーズリーフみたいにあらかじめ箱を作って入れるってこともできないと。
時期への自覚しかないと。
いうところに、個別のコレクションっていう特別ワークページを使って、重要な情報だけは別立てする。
アウトライナーでいうと階層を一つ上げるような感覚。
スクラップボックスへとページを切り出すような感覚で扱っている。
情報を均一に捉えてないんですよね。
例えば、一冊のノートに書きなさいメソッドってあったじゃないですか。
あれは全ての情報がフラットに全部並んでるんですね。
でもバレットジャーナルは、デイリーに入っている雑多な情報と、
自分にとってちょっと重要なことがあるコレクションな情報っていう2段階あるんですよね。
これあるんですよ、人間の中でも。
特別に扱い入れたいものと、とりあえず書き留めたいものっていうのがあって。
それを均等に扱うとやっぱりややこしくなるんですよね。
スピーカー 2
そうか。
細かく分けてないけれども、大きくは分けてるっていうことね。
スピーカー 1
大きく分けられてて。
トップの最初の4ページにインデックスページっていうのを作って、
そこに日付のページ以外のコレクションページは書くんですよね。
日付のページがきっちり省かれてるところが僕は素敵やなと思って。
インデックスページから。
インデックスっていう名称はどうしても全網羅するっていうイメージがあるんですけど、そうではないと。
結局だからこれはショートカットでありフェイバリットなんですよね。
フェイバリットページなんです、要するにね。
そのような選別が必要なんですよね。
全部に対してのアクセスじゃなくて、
例えば直近の情報だけにアクセスするとか、
重要視したい情報だけにアクセスするっていう環境を作ることが、
実際一人の人間が一つの時間帯で扱える情報量に限りがあるんで、
全部あってもたぶん仕方がないんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
だから一握り、今でいうと一つのページとか、
30:01
スピーカー 1
一つのスクロールの中で重要なものが収まってたらそれでいい、
ぐらいの感覚で扱おうっていうのが逆にデジタル時代では必要ではないかなと。
スピーカー 2
面白いのはたぶん、
自分自身で本気で紙のノートでバレットジャーナルを運用してみたことがないんで、
どの程度それについて語れるかっていうと、
ほとんど語れないんですけど。
スピーカー 1
大丈夫です。
スピーカー 2
思うのはアナログであるがゆえに、
デジタルなら何でもかんでも取り込めるものを、
スピーカー 1
あえて取り込まずに選別するっていう特徴が発生するわけですよね。
スピーカー 2
アナログであるがゆえに。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
でもアナログであるがゆえに発生したそういうやり方とか考え方というのは、
実は今デジタルに対しても本当はそうあるべきなんじゃないかっていう、
向き合い方みたいなのを教えてくれるようなところがある。
スピーカー 1
僕は思います、これは。
すごい面白いですよね。
数列に感じましたね。
スピーカー 2
だから、逆にさっきの話にちょっと戻るんですけど、
今のバレットジャーナルの話を聞いたところでしたのは、
GTDっていうのは、
逆にアナログにデジタルでやっていたようなリストの作り方を、
アナログに当てはめたものなんじゃないかなと。
スピーカー 1
確かにそういう感覚はありますね。
スピーカー 2
でもGTDって、デビッド・アーレンさんの最初の本が出たのは、
たぶん1999年とか2000年頃だったと思うんで、
もう20年なんですよね、もうすぐ。
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
やっぱり環境って変わってきているし、
あの時にGTDで切り開かれたものというか、
ブレイクスルーしたものがもう黒工事になっちゃってて、
もう一回別のブレイクスルーが必要なんじゃないかな、
みたいなところに来ているのかもしれなくて。
スピーカー 1
それはあるでしょうね。
あの時代って要するにモバイルの距離でパソコンがなかった時代のノウハウなんで、
基本的には。
だから、あそこにある方法論の中で、
一つ一つの情報に対してこれは何かって向き合うっていう姿勢が、
多分汎用性のある方法論で、
それをなしでは多分タスクの整理みたいなのはまず行えないんですけど、
かといったレビューシステム全体をそのまま取り込めるかっていうと、
最近は結構難しくなってるんじゃないかなとは思いますね。
33:00
スピーカー 1
僕もインボックスっていうのは持ってますけど、
Evernoteがインボックスですけども、
かといってGDD的にやってるかっていうと、
コンテキスト別のリストっていうのは作ってないですからね。
結局。
作っても制御できないというか、
いちいち整備してられないというか。
そうですね。
スピーカー 2
コンテキストっていうのもその時代には意味があったかもしれないですね。
意味があったかもしれないけれども、
今コンテキストっていろんな考え方があるんですけど、
例えばデビッド・レンが提示していたコンテキストって、
電話。
スピーカー 1
電話、パソコン、外出とかですね。
スピーカー 2
そうすると電話、パソコン、
パソコンって結局メール書くとか書かないとかっていうのも、
スマホが今のモバイルの環境だと、
電話もパソコンも全部常に。
スピーカー 1
そうですね。
常にがあるんですね。
スピーカー 2
常に自分のそばになって、
そのコンテキストを分けるということがそもそもできなくなっているわけですよね。
スピーカー 1
分けたとしても特に意味はないでしょうね。
おそらく。
だから切り分け方っていうのはやっぱり、
今のところデイリー・タスクリスト的な一日で切るしかないでしょうね。
それだけは誰しもが持っている一つのコンテキストなんで、
一日っていうのは。
スピーカー 2
だから、
インボックスの辛さを回避するっていうのは、
日付ごとに書くっていうこと。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
ただもう一つ考えなきゃいけないのは、
これ日本に書いたことにもつながるんですけど、
これをデイリー・タスクリストだと思ってしまうと、
それはそれでまた別の地獄になる。
なるほど。
ここにデイリー・タスクリストって多分、
80年代ぐらいに生まれた概念なんですが、
今日やるタスクを全部。
要するにここに書いたことは、
スピーカー 1
今日やらなきゃいけないっていう。
スピーカー 2
そうですね。
高度なシステムだと、
当時流れていたプライオリティをつけるわけですよね。
A、B、Cとかっていう。
スピーカー 1
Aの1とかBの3とかっていうのも。
スピーカー 2
その日に絶対やらなきゃいけないのはAで、
できればやりたいのはBで、
スピーカー 1
やらなきゃいけないのはCみたいな機械を作って、
スピーカー 2
その中で1、2、3、4とか番号をつけて。
スピーカー 1
結局そういうやり方も90年代に破綻しちゃって、
Aとつけようが何をしようが終わらないものは終わらない。
スピーカー 2
なったわけですよね。
スピーカー 1
そうですね。それは間違いないですね。
スピーカー 2
結局デイリー・タスクリストってそういう考え方なんで、
ここに今日のタスクを全部、
今月9日の下に書こうとすると、
僕今暇、暇、暇って言っちゃいけないけど、
会社員じゃないんで、
基本的には自分が今日やるって決めたことをやればいいので、
書き出すと、今数えると15ぐらいなんですよ。
36:07
スピーカー 1
1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、僕12個ですね。
スピーカー 2
大体その中で10から15ぐらいになると思うんです。
これまだ知らないじゃないですか。
でもやっぱり会社員になってて、
自分の意思と関係なく振りかかってくる環境で
デイリー・タスクリストっていって運用すると、
スピーカー 1
平気で50とか60とか100とかいっちゃったりして、
スピーカー 2
そもそもそんなプライオリティつけてる暇もなくなる。
そうですね。
だからデイリー・タスクリストだと思うと非常に辛いことになると思っていて、
スピーカー 1
そうすると結局基準がいるわけですよね、この中から。
スピーカー 2
仮に30個書いたとしても全部はできないと。
じゃあ全部できないけれども、
できるだけやるとしたときにどれを選ぶかっていう仕組みが結局必要になって。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
仕組みっていうかそんな大げさなもんじゃなくて、
何を基準に選ぶかっていう。
その基準が必要になるわけですよね。
そうですね。
その基準をタスクっていうかやることとかは別に書き出しておくっていうだけのことなんですけれども、
スピーカー 1
はいはいはい。
それが僕の場合はBとかアズっていう名前のついたアウトラインが別にありまして、
スピーカー 2
そこにいろいろ書いてあるんですよね、
自分はどうやりたいかとか何がしたいかみたいなことが書いてあって、
スピーカー 1
人に見せると非常に恥ずかしいことが書いてあって、
スピーカー 2
恥ずかしいって本に書いちゃったんですけど。
そういう基準で、
これはやりたいよねっていうもの、
これはできなくてもしょうがないよねっていうものを、
なんとなく自分の中でリストを見たときに選別できるようにして、
スピーカー 1
それでその順番で並び替える。
スピーカー 2
どうしてもこれ今日やらなきゃいけない、やりたいっていうことは、
上の方に持ってくる。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ただもちろん上の方に持ってきたからといって一番先にできるわけではない。
先ではない、はい。
実行順に並べたときに、
1日の終わりが近づいてきたときに、
まだ仮にそれが終わってなかったとしたら順位を上げるわけです。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
順位を上げるっていうことは、ある項目の順位を上げるっていうことは、
それ以外の項目の順位が下がるっていうこと。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
アウトライナーって項目の順番を簡単に変えられるので、
そういう順位の上げ下げみたいなものが簡単にできるんですけど、
初者選択をやるべきものを上に持ってきた結果として、
他のものが落ちていくっていうフローが、
39:03
スピーカー 2
すごく自然にその1日のリストの中で出来上がっていくと。
うーん。
当たり前なので、1個の順位を上げれば他のものの順位が下がるので。
スピーカー 1
そうですね、確かに。
スピーカー 2
最終的に30個変えたけど10個しか終わりませんでしたと。
はい。
20個やら終わらないで残っているんだけれども、
それはそれでいいなと考えるわけですよね。
スピーカー 1
その考えるで考えられるのかという問題が。
スピーカー 2
そうですね。
そこ多分環境によって違っていて、
会社員をやっているときに、
今日納品のこれが終わってませんでしたけど、
いいことと考えましたっていうのは多分、
多分それもダメなんですね。
スピーカー 1
でしょうね。
スピーカー 2
なんですけど、だからそれは環境によって違う。
でも逆なんです。
それは今日終わってなきゃダメな納品物というのは、
それはもう終わらないと帰れないわけですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
でも終わらないと帰れないってことは、
それの順位に引き上げるわけですよね。
はいはいはい。
そうすると、他に書いてあった、
今日借り物して帰ろうっていう、
どっかにやって帰り物して帰ろうっていうことは、
当然下に落ちるわけですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
だから、その時の環境によって自然に、
何が上に引っ張り上げられるのかっていうのが決まってきて、
何か上に引っ張り上げれば自然に、
他のものは下に落ちていくと。
スピーカー 1
落ちていったものは自分が選ばなかったものっていうことになる。
そうですね、確かに。
スピーカー 2
選ばない、これをなんだろう、
選ばなくても良かったことにするので良いのかという疑問が湧いたとしても、
もう今日は終わっちゃって、
スピーカー 1
それは終わってないわけですよね。
はい、そうですね。
スピーカー 2
しょうがないですよね。
スピーカー 1
だってもう今日終わっちゃったから。
しょうがないですよね、確かに。
その通りですね。
スピーカー 2
それ、こないだ佐々木さん、
佐々木翔吾さんと話していて、
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
そういう考え方が実はすごく早速、
スピーカー 1
いや、まさにそれと全く同じだと思います。
その通りなんですよ。
スピーカー 2
何かに時間を使ったら、
他のごとりがその時間を使えないという、
すごく当たり前のことが。
でもこういう順番を自由に入れ替えられるリストなしで、
スピーカー 1
それを頭の中でやろうとするとできないんですよね。
まあ、そうですね。
そもそも人は時間を見えないし、
時間を使っている時間の量も見えないっていうのが、
一つの問題としてあるんですけど、
さっきの話に引き戻すと、
その優先順位っていうことをつけたときに、
さっき言ったように、
何かにAをつけたら、
何かがAじゃなくなるっていう現象が起こらないんですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
やろうと思えば全部Aでできてしまうんですよね。
スピーカー 2
だってみんな大事に決まってるじゃないですか。
42:00
スピーカー 1
だからそれは結局選別になってないんですよね、あれは。
選別のように見えて。
スピーカー 2
そうなんですよ。
だから優先順位というか、
プライオリティっていう名前の機能、
今でもタスク管理系のプレミアムにするんですけど、
あんまり意味がないなと思っていて。
スピーカー 1
実際意味があるとしたら1種類だけですよね。
今日絶対やるっていう、
それぐらいでしょ。
1個しかつけられない星マークみたいなのであれば意味あるでしょうけど。
スピーカー 2
そうですね。
それにデリッターでもどっかで言ってたと思うんですけど、
これを絶対やるっていう、
スピーカー 1
決めることに意味があるのかという質問をいっぱい受けたんです。
スピーカー 2
ないことはないけれども、
スピーカー 1
その通りにはできないから、
スピーカー 2
やるとすれば、
今日は絶対これをやるっていうことで星印をつけると。
つけるんだけれども、
もっと大事な何かが、
もっと優先順位の中に何かが来たら、
自由にその星をつけ直す。
そういう運用をしないと、
結局その星印の機能があったとしても意味がないよっていうのを言ってた。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
それはその通りだと思って。
スピーカー 1
うーん、そうか。
だから最初につけた優先順位があるとして、
何らかの変更で優先順位を変えたときに、
他の優先順位も変わらないと意味がないんですよね。
自動的に。
そうなんです。
スピーカー 2
で、そうなんです。
それ優先順位の話なんですけど、
ある優先順位を上げたときに、
他の優先順位が自動的に変わるものって何かっていうと、
結局それって実行順なんですよ。
スピーカー 1
そうですね。
リニアに並んでいるものは必ず変わりますからね。
自動的に。
スピーカー 2
そうなんです。
3に合ったものを2に持ってくれば、
今まで2だったものが3に落ちるわけですよね。
スピーカー 1
うん、確かに。
スピーカー 2
だから結局、
そういう、
全ての項目が相対的に、
並んだ優先順位のリストって、
はい。
実質的には実行順のリストと変わらないんですよね。
スピーカー 1
そうですね、確かに。
スピーカー 2
そう考えると、すごくつっきりするというか、
要するに、その時点の最新の実行順に更新したリストを作ればいいんだっていうことになる。
スピーカー 1
そうですね。
だから、マルキータスク処理ですね、それは。
スピーカー 2
タスク処理とは違うのは、
時間の概念になる。
スピーカー 1
内定ですね。
基本的な行動の捉え方、見方は一緒ですね、全く。
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
しかし、アウトラインを上げたら他が勝手に下がるっていうのは、
押し出しファイリングにもちょっと似てますよね。
スピーカー 2
同じですよね、多分。
スピーカー 1
何か右に持ってきたら必然的にその他が一つアンシフトするっていうことですからね。
スピーカー 2
だから、リニアなリストの順番を変えるっていうだけのことなんですよね。
45:01
スピーカー 1
そうですね、やってることはね。
そうか。
デイリータスクリストと思わない。
僕はデイリータスクリストと思ってるんですけど。
言いたいことは分からないですよ。
でもメモとかも普通に並んでるから、これはリストタスクリストじゃないと言われたらそうかもしれないってことなんですけど。
スピーカー 2
一番、ただそのデイリータスクリストと呼ばないっていう一番の意味は、
全部終わらなくてもいいっていう。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そう自分で納得するっていうことですよね、やっぱり。
スピーカー 1
to doっていう言い方をするときに、
to って強制的な意味合いがちょっとあるじゃないですか。
しなければならない的な。
マニュアルナの法則では確かに will do リストって言って、
やろうという意思を持っているものを並べるっていう意味で、
その実行の強制度がちょっと薄い言い方をしてるんですよね。
僕はその影響を受けて運用してるんですけど、
終わらない。
僕もデイリータスクリストの完成率なんて多分100%じゃないですかね。
多分80%ぐらいかもしれないけど。
柔軟この項目ですらそうですからね。
できないから仕方がない。
できないから仕方がないっていう、
こういうのを開き直りと言えば開き直りなんですけど、
現実ってそういうことはやめってことなんですけどね。
スピーカー 2
でも会社員に定時で帰るってそういうことですかね。
スピーカー 1
まあそうですよね、確かに。
スピーカー 2
定時だけど終わってないじゃないかって言うから残業するわけですよ。
スピーカー 1
そうですね。
ここは何が優先、優先の問題ですね。
スピーカー 2
だからその定時だけど終わってないじゃないかって残業する。
それがダメだって言われたら定時で終わるようにしなきゃいけないわけですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
定時で終わるようにするときに、
その定時、9時から5時までとかわかんないですけど、
その時間内に終わるようにするということは、
その時間内にやっていた他のことが外に出なきゃいけない。
スピーカー 1
出るっていう感じで普通は。
スピーカー 2
じゃあ会議出なくていいですかっていう話に本当はならなきゃいけない。
スピーカー 1
なるほどね。
でも日本人の場合は残業するというふうになるんですね、その場合は。
スピーカー 2
だからその時間の外、何かを言ったら何かが外に出るっていうことを考えないまま、
それをやろうとしても絶対に辛くなるだけ。
スピーカー 1
結局だから見えてないんですけども、仕事の時間を放り込んだおかげで、
例えば家族の時間が外に逃げてるわけなんですけど、
そうです。
その仕事のタイムラインでは見えないんですね、それが。
スピーカー 2
もちろん仕事の効率の問題というのはそれとは別に。
スピーカー 1
もちろんそうですけどね、ありますけど。
48:02
スピーカー 1
でも毎日2時間3時間を超えてるんであれば、そもそも仕事量の発生がおかしいですよね。
扱ってる項目の話にちょっとギュッと戻りたいんですけど、
プロジェクトみたいな長期的なコミットを必要とするものは別立てであるんですかね、ページが。
スピーカー 2
ありますね。
今、日付ごとに作るという話をしていたのが、
Keyという名前のアウトラインなんですけど、
それと対になる形でAllというアウトラインになりまして、
Allというのはそのアウトライン全部に書いてあると。
ここに、これがいわゆるGTDで言うプロジェクト、GTDで言うじゃないな、
普通に一般的に言うプロジェクトに該当するものだと思います。
ここに今抱えている仕事も全部書いてあるし、
実家の何とかをしなきゃいけないなみたいな話も書いてあるし、
ホームページのリニューアルをしなきゃいけないなみたいな話も書いてあるし、
そういうプロジェクトですよね。
複数のステップが必要なこと。
スピーカー 1
仮に仕事のプロジェクトページとして、そこのページには大体何が載ってます?
何が書かれてますかね、そのページには。
プロジェクトの中身ですね。
スピーカー 2
決まってないですね。
スピーカー 1
プロジェクト名しか書いてないこともあるし。
スピーカー 2
決めちゃうと必ず例外が発生するので。
例えばですね、
今書いている何とかの本みたいなプロジェクトのときは、
割にその下がタスクリストみたいなものになっていて、
これをやって、次にこれをやって、これをやってという人が書いてあるものもあります。
一方では、
実家の何とかを何とかしなきゃいけないというものに関しては、
具体的に何をするということも一つ二つ書いてありますけど、
それよりももう少し何というか、
マインドセット的なことがあります。
スピーカー 1
こういう考え方で読みたいみたいなことがあります。
例えば、デイリーのページに、
そのプロジェクトページへのページリンク?
URLを貼ったりはします?
スピーカー 2
しないです、基本的には。
51:01
スピーカー 1
じゃあその情報を参照するときは、わざわざその項目までジャンプする?
スピーカー 2
わざわざその項目までジャンプしますね。
スピーカー 1
作業しているときはどっちを開いてます?
日々のほうです。
スピーカー 2
今日ならこの5月9日のリストを作るときに、
まずカレンダーを見ますと。
その次に大体このオールをざっと見て、
この中で今日やることは何かなっていうのをピックアップして、
DAZEの中に転記するみたいな感じです。
スピーカー 1
やっぱり転記するんですよね。
スピーカー 2
コピーではないです。
スピーカー 1
例えばその作業をやったとするじゃないですか。
デイリーのほうにちょこちょこっとメモ書きしたとするじゃないですか。
それはどうされますかね。
スピーカー 2
それは次の日のDAZEを作るときに、
スピーカー 1
メモ書きには三角印が付いていて、
スピーカー 2
三角印を検索しますと。
三角印を検索した中に、このオールに入るべき何か、
例えばプロジェクト的なことを、
新しいプロジェクト的な思い付きが書いてあったとしたら、
そのメモ書きからコピーしてこのオールのほうに。
スピーカー 1
そうなるんや。なるほど。
そうか。
リンクにはしないんですね。
ダイナミストなのにリンクにしないっていう。
ついしたくなるんですけど。
スピーカー 2
ついしたくなるかもしれないですね。
スピーカー 1
そうかそうか。
スピーカー 2
してもあんまりリンクしているという以上の意味が、
もちろんそれ使い方によると思うんですけど、
あんまり意味がないかなっていう感じですか。
オールに大したこと書いてないっていうのもあるんですけど。
スピーカー 1
なるほどね。
僕は次にやるべきこととかをプロジェクトノートに書いてるんで、
スクラップボックスの話ですけど、
だから必ずそっちリンクは貼るんですけど、
プロジェクトノートへの。
スピーカー 2
デイリーからプロジェクトノートへの。
スピーカー 1
リンクを貼って、それをタスク名代わりにするってことですよね。
カーソル第3号を更新っていうページリンクが、
デイリータスクリストルページに載ってたら、
それが一つのタスクだということになるんですね。
作業するときは僕もデイリーを開いてるんですけど、
前回の情報で気になったことがあったら、
僕は日付のページじゃなくて、プロジェクトのページだと思うんですよね。
そこが違うところですね。
この作業はプロジェクトページにログが残っていくんで、
前のページ見てもほとんど何も書いてないんですよね。
そこが違いやなと。
それが本来のプロジェクトページのあるべきですよね。
54:02
スピーカー 2
まあまあかもしれないけどね。
プロジェクトページというからには多分そうであるはずです。
そういう意味ではALLってプロジェクトじゃないのかもしれないですね。
スピーカー 1
今こういうのがあるよっていう思いが気に過ぎないかもしれないかもしれません。
そうですね。プロジェクトというか気になっている、
流度の大きい気になっていることを一覧みたいなのがあるんですよね、きっと。
スピーカー 2
そうですね。
そうか。
これ多分会社員だったときにはやってなかったんで。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
もし今会社員だったらもっとこのALLのところには
プロジェクト的なことを、いわゆる仕事上のプロジェクトの項目があって、
その下にいろいろプロジェクトの打ち合わせ記録みたいなものも。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
もうちょっと使い方変わるかもしれないですね、もしかしたら。
スピーカー 1
うーん、そうか。
スピーカー 2
まあそうですね。
まあ今のこの使い方が理想なのかどうなのかと言われると、
あんまりよくわかんないですね。
このDAZEの使い方ほどこのALLの使い方には確信は持っていないですね。
スピーカー 1
あ、なるほどね。
スピーカー 2
DAZEはね、たぶん今までの中でもかなり有効な使い方だという感覚が自分であるんですけど、
ALLはそうではないですね。
スピーカー 1
まあだからDAZEは言ってしまえば毎日がフィードバックが発生しているので、
たぶん修正していきやすいですけど、ALLって扱いが難しいですね。
スピーカー 2
あと必ず二重に書いちゃう場合があるので、
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
ここは気をつけないといけないですね。
だからもうDAZEがせいだという感じになっちゃうんですね。
まあそうでしょうね、きっと。
スピーカー 1
でもやっぱりDAZE形式が一番ですよね、これはね。
スピーカー 2
基本的にやっぱりあまり決めすぎないスタイルですよね、たくさんはね。
スピーカー 1
決めないことに意味があると思っています。
なるほど。
スピーカー 2
確かにな。変えられなくなりますもんね、決めてしまうと。
あとアウトラインと同じで、決められちゃうと頭が働かなくなるっていう、
スピーカー 1
これはたぶん人によって違うと思うんですけど、
スピーカー 2
ほんと不思議で、ここにこれを書けって言われると書けなくなる。
ここに何でも書いていいって言われると書けることが、
同じ内容なのにここに今日のことを書けって言われると、
スピーカー 1
今日のことは書けなくなるっていう、何かの呪いかもしれないんですけど。
57:01
スピーカー 1
なるほどね。だから僕は似てますけど、
天の邪悪なんで、ここにこれを書けって言われるとこれじゃないものを書きたくなっちゃうんですけど。
より天の邪悪。
使いづらくはありますけどね。
そういう反応はあるんですよね。
インボックスを作らないっていうのも似てるんだろうな、きっとな。
スピーカー 2
スクラップノックスはどうですか?このままいけそうですか?
スピーカー 1
僕は結構さっき言った問題とか全部だいたい解消できてて、
デイリーに書いたものを、基本的にデイリーに書くんですよね。
デイリーに書いた後に他のページに追記っていうことがかなりしやすいんで、
コピペじゃなくて。だから今までデイリーとプロジェクトの重複問題とか、
むしろプロジェクトが空っぽになってしまう問題がずっとあったんですよ。開かないから。
それが解決されてるんで。
だからアウトライン的な、さっき言われた上下移動も別に可能だし、
だから特に不満はないっていうのと、あとカスタマイズが自分でしやすいんで、
機能的な。使い勝手をどんどん自分好みにカスタマイズできるんで、
便利かなと思いつつも、ワークフローリーのシステムもいいよなという。
スピーカー 2
一応言ったんですよね。
スピーカー 1
ところはありますね。固定ができるっていうところが大きくて、
順番入れ替えられるんで、例えば僕インデックスっていうのを一番上の項目に置いてるんですけど、
そこに今抱えてる案件の順番だけ並べてるんですけど、それを位置変えられると。
っていうとこは便利ですよね。そこら辺はスクラップボックスには直接はないんで。
スピーカー 2
インデックスって昔から作って、あれ、エヴァノートのときから作ってましたっけ?
スピーカー 1
インデックスっていうのは一番最初はなかったです。
スピーカー 2
エヴァノートはワンノートブック方式にしてから作ったのは。
スピーカー 1
ワンノートブック方式にすると必ずインデックスが必要になっちゃうんですよ。
これがすこぶる便利なんですよ。
さっき言ったようにアウトラインの構造を覚えてる必要、ツリーの構造を覚えてる必要はないんで。
やっぱり頻繁にアクセスすることは決まってるんで。
デイリーとプロジェクトなんですよ、基本的には。
そこら辺のアクセスを滑らかにしておけば、かなり使い勝手は上がりますね。
そうですね。
今回は大いに勉強に。インデックスを作らない方しか大いに勉強になりましたね。
でも、インボックスに苦しめられてる人って多いと思うんですよね。
多分、インボックスゼロの呪いにかかってると言うべきなんですけど、おそらくは。
1:00:06
スピーカー 2
インボックスゼロって考えてみたら、あれはメールを整理する方法ですか?
スピーカー 1
そうですね。メールを整理する方法なんですね。
それがすべてアイディアメモとかを引き付けてしまうようなのをインボックスに対してやると、非常にめんどくさいことになるよね。
めんどくさいだけじゃなくて、結構メンタル的によくなる気がします。
なるほど。
その辺はやっぱり情報整理についてもう一回考えます。
すべての情報が均一ではない。私にとって均一ではないんで。
スピーカー 2
プロジェクトにずっと書かれてますよね。
スピーカー 1
そこを踏まえた上での整理の形っていうのを作っていかへんと、どっかで相互が出てきますよね、それはね。
スピーカー 2
そうか。
スピーカー 1
とりあえず今日はこんな話を。
長いですね。
ちょっと長かったですね。
最長記録。
でも面白かったです。
ありがとうございました。
失礼します。
01:01:07

コメント

スクロール