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2021-03-10 31:40

音声023:倉下忠憲さんに「DoMA」について聞く(原点を辿る)

倉下忠憲さん(@rashita2)をお招きし、引き続き「DoMA(ドマ)」についてお聞きしました。

前回の「実践編」に続き、今回は「DoMAの原点を辿る」というテーマでお送りします。

▼こんなお話をしています

* DoMAの何がいいのか?

* 静的なリストと動的なリスト

* 検索すれば見つかる → 検索はめんどくさい

* 「絶対」と「絶対に近い」の違い

* 買った本=記録は動的でもOK

* タスクリストは動的ではダメ

* 動的なリスト=テンポラリなリスト

* タスクシュートのタスクリストは「イージーオーダー」

* 一度決めたタスクリスト通りに過ごさなければならないのは息苦しい

* ドラえもんの「スケジュールどけい」

* TaskChuteのプロトタイプとなるデイリータスクリストは実績時間の入力が独特だった

* 秘書いらず

* DoMAの原点はEvernoteの「大目次ノート」

▼関連リンク

* DoMA - 倉下忠憲の発想工房(倉下さんご本人によるDoMA関連記事リンク集)

▼次回予告

引き続き倉下さんとの対談を大橋の最新のDoMAのスクリーンショットとともにお送りします。

↑ 「大橋の最新のDoMA」は今回盛り込む予定でしたが、その前段階の話だけで終わってしまいました。すみません! 次回までお待ちください。

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今回も引き続き、倉下さんとドマについて お話をしていければと思っています。
今、最初の問いかけとして、倉下さんからですね、 ドマの何がいいのかということで、
beforeはどうだったのかという問いかけがあって、 ちょうど僕自身が今、ワークフローをメインで使っているんですけど、
Dynalistを以前使っていたので、Dynalistの方がですね、 まさにbeforeの状態を保持しているので、それを見ていたんですけど、
そうすると気づいたのが、ドマにあたるこの、 今ここを見ればいいという場所がないと。
はい。
一応、この進行中というリンクを作ることによって、 進行中を押せばですね、横断でね、進行中のものは見られるんで、
これが動的なドマではあったんですけど、 なんでいけないんだろうなというのもちょっとね、
やっぱりこのスタティックなね、 ちゃんと動的なものじゃなくて、動かない何か、
まさにドマが必要だったんだなということに、 ドマを使って分かってきたという感じかもしれないですね。
デジタルツールあるあるいというか、 エバーノートの時からよく感じるんですけど、
検索したら見つかるっていうことは分かってても、 検索がちょっと言葉が強いですけど、
めんどくさいって思う時があって、 めんどくさいとは思ってないんですけど、
やろうと思わないという感じがあって。
最初は、エバーノートの検索が重いからやろうというような、
エバーノートしか使ってなかったから分からなかったんで、 そういう仮説もあったんですけど、
やっぱりそうではないなと。
検索せずに目視で探したりとか、 ノートブックから順々にたどっていったりする方が、
時間がかかるにしてもやっぱり検索の方が 遠い感じがするんですよね。
おだしょーさん、保存された検索は使ってます?
昔は使ってましたけど、 もう最近は全く使ってないですね。
まさに保存された検索っていうのも動的なものだから、
なんとなく保存された検索を実行すれば、 あるべきものがあるっていうのは分かるんだけど、
保証されてないというかね。
そこから最新の状態が得られる代わりに、
何らかの手違いかなんかで、 あるべきものがなくなってしまうという不安というか、
信頼性が100%ではないみたいなところがあって、
そこは手動であってもちゃんとノートに、 目次ノートみたいなの作るじゃないですか。
そういうものがあった方が、 安心感が増すんだろうなって気はしますね。
安心感なんですけど、
人間の認知ってよく100%と99.99%は、
03:01
0.0%以上の差があるということを よく言われるんですけど、
絶対っていうことと、
絶対に近いけど絶対じゃないっていうのは 全然違うという話で、
先ほど言った検索って絶対に見つかるかどうかも 分からないこと以上に、
検索した後にもう一回探さなあかん っていうことが起こるんですよね。
検索結果からもう一回探すっていう、 2段階の距離があるっていうか、
2ホップっていう感じがあるんですよね。
例えば適切に管理されている人は 1ステップなんですよ。
ここの差が僕が言う距離感、
面倒くさいっていうのは割に遠い っていう感じがするんですけど、
心理的な距離と操作のステップ感が 相関しているぐらいのことがあって、
そういうことを考えるようになったら、 以前目の前に書いたんですけど、
検索っていうものがいろいろできたら、
わざわざリストを作らなくても いいんではないかっていう、
ラディカルな発想にたどり着きまして、
検索結果で出てくる臨時的な、瞬間的なリストと、
固定的なリスト、つまり普通のリストですよね。
例えば何でもいいの、EvernoteでもVS Codeでも、
Obsidianでもいいんですけど、検索した結果が だいたいリストに並びますよね。
ずーっとリスト形式になりますよね。
ということは、測定の引っ張り出したい情報、 例えばタスクやったらTOとかにしておいて、
TOという記号を頭につけておけば、
そのTOという記号で検索したら、
タスクリストを作らなくてもリストっぽいものが 瞬間瞬間にできる上に、
言ったら動的に情報が追加されていく、 手動で作らなくても。
だからこっちのほうが全然便利ではないか っていうことにたどり着いて、
一度全部それにしてみたんですよ。
つまりリストを作らない、テンポラリーなリストで やったらどうなるかっていうのをやったんですけど、
やっぱり違うんですよね、それは。
おだしょー それもしかして今、画面に
2020年12月中旬。
ベータベースのアクセスにはクエリというものがあって、
これはだからまさに動的にその場で 生成されるんですよね。
おだしょー そうですね。だからこれをすると、言ったら自分、
連続的な記録とは別の場所に、動的な、固定的な、
じゃあ静的なリストを作るっていう、
我々の普通、これまでのアナログの管理って、まずリストを作る
っていうところからが始まったのか、逆に検索結果からリストを
テンポラリー生成するっていうことができるんで、
効率的というか、そのほうが統合的な気がしたんですね。
実際に例えば、ここのってわからないな、画像で出てる
ブックバイト買った本のリストみたいなのはこれでいいんですよ。
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でもタスクリストはこれではダメっていうことに 再観として気づいたんですよね。
おだしょー それはやっぱり増え続けるからですかね。
おだしょー というか、変化するからですね、要するに。
つまり、買った本っていうものを振り返るときに、
買った本はログなので絶対に動かないじゃないですか。
動いたらまずいですよね。で、タスクっていうのは
例えばある段階で、僕が何かをしようと思った
一つのログとは言えますよね、一応。その時ごときに
これをしようと思った記録がタスクとして抽出されるんですけど
それは変化するんですよね。で、変化するっていうのは
例えば実行して終わるっていうこともありますし、例えば
黒砂糖を買いに行ったけど売り切れてたから白砂糖を買ったっていう風に
タスクのそのものが変わってしまうこともありますし
やらなくて良くなったとか、いろいろ状況の変化によって
自分があるとき思ったことをそのまますればいいっていうものではなくなる
って変化もありますし、全てのやることのリストを
振り返って、自分はこんなやることを思ったんだって
楽しむためのリストじゃなくて、実行が必要ですよね。
タスクのリストっていうのは。実行っていうのは選択と
選択、価値判断、重みづけが必要で、そのために操作が必要なんですね。
並べているだけではダメ。リスト上に
機械的に並んでいるだけではダメだということなんですね。
自分の意思によってそれを多少なりとも
入れ替えたりとか消したりとか操作ができないと
使い物にならないというか。だから
タスクシュートも基本的にリピートが上がってきますけど
変更できるじゃないですか。実行を考えて。
それできなかったら最悪ですよみたいな。
タスクっていうものを実行に関する情報を扱う上では
テンポラリーなリストではダメだっていうのがまず一つなんですね。
もう一個はテンポラリーなリストっていうのは毎回いいんですけど
毎回場所が変わるんですね。当たり前ですけど。例えば検索結果で
1番目に表示されてたものが2回目検索したらそれが3番目に
移るとかいうことになってしまうんですね。人間の認知っていうのは
空間と時間っていうのがわりと強いと
カントさんは言っておられるんですけども。だいたい
僕たちの実感でも、この本を読んだのは
あの本よりは前やけどこの本よりは後みたいな大雑把な
捉え方、フレームがありますよね。
それは間違ってるか正しさにしろ
時間的な感覚を記憶の中に持ってることは確かなんですよね。
もう一個は場所なんですけど。場所って面白いんですけど
例えばEvernoteをずっと使ってるじゃないですか。あるときインボックスが
これまで一番上にあったのになんか表紙で一番下に書いたとするじゃないですか。
次の日にインボックス触ろうとすると間違いなく一番上のノートブックを
09:02
最初にクリックするんですよね。これは結局ここに
ラベルを読んでるわけじゃなくて場所で覚えてるってことなんですよね。
アイフォンのホーム画面もそうですよね。
ごタップしますよね。色が似てるともっと最悪なことが
起こるんですけど。結局僕たちが情報を
言ったら自分の
普段使うものの領域の中ではわりかしの位置、
場所で把握してることが多いんですよね。
こういうワークフローリーのような
仕事とかで使う情報は自分の中に
あって、その場所を把握しておくことで
すぐさまアクセスできるようになるし
情報も変えやすくなると。
変えたらまたアクセスは変わるんですけど
逆にその場所によって何があるか覚えてるんですね。
ドマも一番上に今日入れるべきことっていうのを置くわけですね。
位置って結構重要なんで。テンポラリーリストで
位置が発生しないでダメなんですよね。
だからどうしてもある情報を触るときに動的なものを
切断して静的にするっていうことが必要で
だからアウトライナーの完全な代替って
実はないんですよね。アウトライナーができるツールであったとしても
アウトライナーはやっぱりアウトライナーなんですよね。
Evernoteにしろ他に通常にしろ
ノートが新しく追加されるとその度ごとに勝手に順番が変わってしまうんで。
だからそれはさっき言った
どこにあるかが時間が経ったら自分では位置が把握できなくなるということなんで
ノートブックリストは固定で
ノートブックリストをクリックした後に探すじゃないですか。
その探すって行為は身体的な場所の空間の把握よりも
外に出る行為なんですよね。だから行きたくないっていう
距離があるっていう操作的なめんどくささを感じるっていう
こういうのがあってだからアーカイブは別にいいんですよ。
でも使う情報を
ワークスペースに置いておきたいものはできれば
場所が固定されていて自分の意思に応じて
その順番を変えられるものであるのが望ましいっていうのが
僕の非リスト的体験から学んだことですね。
いわゆる検索し見つかる
リストってスマートリストって何かあるんですかね。
リストってスマートリストって呼ばれたりしますよね。
そういうアーカイブはスマートでいいんだけど
これから使うリストはスマートじゃなくていいと。
スマートじゃないほうがいいですね。
どろくさいって英語で何て言うんでしょう。
12:02
マニファクチャリストとか。
それはまた別の意味になりそうだけど。
操作しなければいけないリストかな。
だから僕がドマ好きが実現できるのは
ワークフローリーとかアウトライナー的ツールだけなんですよね。
でもたまたま
ドマっていう字は土という言葉を含んでいてね。
どろくさいっていうのと相性がいいなと思って。
確かに。しかも実際の地面の高さと一緒っていう
地位についてるかも。
だけどスマートリストはドマを上がってね。
ちゃんと靴下を履いて綺麗な感じで過ごすところだから
そこはスマートでいいんですよね。
だから案外そういう
ものすごいアナログな発想なんですけど
その部分って主導費スマートなんで。
僕が言う話はたぶん
言論戦記っていう本で
紙のファイルを作らなければ一回作っとかなあかんっていう話に似てて
情報構造を頭に身体地として焼き込むっていうことは
1万とか2万の情報に対しては無理ですけど
普段使いの情報に対してその領域を確保しておいた方が
使い勝手はいいし
自分の構造を立ち上げると
使いやすいんではないだろうかと。
言論戦記僕も読んだんですけど
コンピューターの中に入ってたのは分かってたんですよね。
だけどあれをあえてファイルに打ち出すことによって
初めてこうなっていたのかというプロセスでしたよね。
身体地ってよく言われる。身体的な感覚って何かっていうと
手の場所を意識しなくても上げられるように
自分の中にある地と外にある地があって
デジタルは今まで外にある地の管理は
スマートに任せていいですよって言われたんですけど
内側の扱いについては実はあまり掘り下げられてなくて
たくさんの本とかがようやくそういうのに注目してるかな
というぐらいなんじゃないですかね。
だから結局僕も毎朝タスクシュートでリストが出来上がってきて
その出来上がってきた状態では当然そのまま実行するのは難しいので
手を加えるわけですよね。だけどそれを
全くゼロベースで白紙からやるのはすごく大変なので
ある程度昨日までの感じからいくとこういう感じだよねっていう
Easy Orderみたいな感じですね。
だからそんなに外してないんだけどでも今日はこうだからっていう感じで
今日のカスタマイズを加えていくわけですよね。
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質問なんですけど例えばパーフェクトAIみたいなのがあって
完璧なタスクシュートを与えられると。ただし
一切の改変は認められへんっていう世界とそのようなAIが
消え去ってもうタスクシュートもなくなって仕方なく毎回朝1
自分でゼロからリストを作っていかなきゃ世界線やったらどちらを選びます?
それは究極ですね。どっちかしか選べないですよね。
どっちか選べないとしてください。
ゼロベースだろうな。
でも僕としてはゼロベースで作ったとしても今日を乗り切れば
今日のリストが残るのでそしたらそれを
翌朝にコピーしていじると。
だからそうやって立ち上げていくものの結果としてできあがる
一日の仮テンプレートなんですね。
あまりタスクシュートが息苦しいという人は僕が言ったら
前者のようなイメージで捉えられてるんじゃないかなと思うんですよ。
いつか完璧なリストで全く手を加えなくても済むようなリストが
できあがってくるのではないかという期待みたいなものがある?
その通りにしなければならないっていうような
期待感と義務感の両方が入り混じってる感覚で
自分のリピートの中で自分でこうすればうまくいくだろう
という傾向に基づいたリストが提案されるんですよ
と思ってないんじゃないですかね。
タスクシュートみたいなことをするようになってからドラえもんという漫画があってね。
ドラえもんという漫画は僕がたぶん小学生とか
それぐらいに読んだ漫画ですけど
話の中に一日の予定を完全に立てるという道具だか何だか
ちょっと記憶が定かじゃないんだけどね。
完全にAIで組まれた予定ができて
結局それはなぜそんなものが必要だったかというと
のび太が宿題をしないといけなかったと思うんでね。
だから完全な計画を作る秘密道具をドラえもんが出してきて
本当はのび太に適用しようとしたんだけれども
よくあることだけどなぜかドラえもんが
適用されてしまって
でもドラえもんはそこに書かれている通りに
一日を過ごさなきゃいけなくなって
その中の一つに何時からトイレという予定があったらしくて
そこの時間だったらもう駒を言わさずトイレに行かなきゃいけないと。
ドラえもんはトイレに立って、でもトイレに行きたくないんですよそのタイミングで。
だけど別に用を足す必要もないのに
こんなところに立っているのは何ともなしでいいことかみたいなことをつぶやいているコマがあってね。
そのコマが強烈にこの記憶に残っていて
さっきのその通りにやらなきゃいけないっていうのと
今の自分との状況の不一致みたいなもので違和感を感じるっていうのは
まさにそのコマなんですよね。
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そうじゃなくて当然ですけどその日とかその状況に合わせて
リスト変えていいんだけども変えられないとしたら
本当にそれは不自由だよなと思う。
例えば一時にトイレって仮に書いてあったとして
それは大体いつも自分がその時間帯にトイレに行く
バイオリズムで生きているからそこにリピートされるわけですね。
だからその一時に自分がトイレに行こうと意志を持って
そこに入れてるわけではないんですよね。
そこはね多分あまり体感、理解されていない
スタッフシュートに拘束的なイメージを持つ人はそこの辺がね
伝わってないんじゃないかなと僕は思うんですけど。
一方で最近iPhoneがショートカットというものを
実装したことによっていつもそこのタイミングで
このショートカットを実行するっていうのをiPhoneは見てるわけですよ。
そうすると時々今このタイミングで
このショートカットを実行したいよねみたいな感じで
それが当たってることもあるんだけど
それは昨日たまたまやっただけだからっていう風に言い返すというかね。
というとこもあってなかなかAIは難しいだろうなと思うんですよ。
だからいわゆる過剰な学習っていうのが起きてしまうんですよね。
一回きりとかのものを。だから人間がある程度
本当にフィードバックを与えられないとダメなんですよね。
だからそのフィードバックっていうのがいわゆるリストの位置付けっていう行為に
多分近いんですよね。だからアルゴリズムの順位付けを変えてるってことであって。
だから何かし一種を発露するものがないと
時間が経つごとに使いづらくなっていくというか。
そういう意味ではリストを無心にいじってるわけですよね。ワークフロー以上で。
そうするといじればいじるほど見た目が変わるというフィードバックが得られるので
それがいいのかもしれないなと思って。
タスクシュートも同じでリスト変えればこれだっていう
並び順が決まる瞬間があるんですよ。
そういう意味なんですよね。プロジェクトのリストもこの並びが違うなっていうのは
確かにあるんですよね。
3月のライオンっていうアニメを見るようになって
将棋というものに興味を持ってね。知らなかった多いじゃないけど
改めて将棋のことについて調べたりするわけですよ。
そうすると将棋っていうのは実際に手を進めていくと
初めてこういう風に指すとこうなるのかっていう
その局面になって初めて気づくことっていうか見えてくる風景があってね。
それを多分プロの人は見えてるんだと思うんですよね。
おそらくはね。
だけど僕コンピューター将棋とかをやったりするわけですよ。
そうすると見事に取られていくので
いやーとか思うんだけど、でもそれはやっぱりこうね。
指す前の盤面からは見えないわけですよ。
21:00
あのところでこの手を刺さなかったからこうなったのかっていう
フィードバックが得られるので、そこが非常にこの
ワクロイでリストを操作しているときと同じ感覚だなと思って。
ちなみにお会いしたのは全部デジタルなんで、いわゆるバレットジャーナル的なことってやられたことは?
紙の手帳を使っていた時期が僕にもありましたけれども
その時は、でも書いてましたね。
どんな風に書いてました?どんな風とかしか。
ちょうどそういう記事はかつて書いたんですけど
この自分の書いたブログを自分でキーワードを探しながら振り返るという
僕もよくやりますけど
スクラップボックスだったらもうちょっと別の方法から探せるんですけどね。
キーワードを見つけないと見つからないんですよね。
だから思いつくキーワードはあまりにも一般的すぎてね。
そうそうそうそう。
あ、あった。これです。
なるほど。
やることを左側に書き出して、いつやるかわかんないんで
いつやるかはここに時間軸に線を引いていくの。
なるほどなるほど。
でね、このハイフン1個が15分なんだけど
ハイフンの数をカウントしてこっちに何時間っていうのがわかるように。
あーなるほどね。
だからまあこれは縦軸横軸が逆ですけど
でもこれがタスク手段の原点なんですよね。
ほんとなくあの、何やったかな。
エンジニアのための時間管理術っていう本で
なんか表組、作業リストと時間と完了した時刻から書くやつがあって
それにちょっと近しいですけど
表組でやってた。
これ、えーと、普段のメモとかは
手帳とかノートに書いてた時代ってあります?
大学生以降で。
それは、あのね、会社で配布される英語版、英語サイズの
夏のあれは手帳。
はい、手帳。
手帳で前半がスケジュールで後半がメモっていうありがちなね。
そのメモ欄に書いてましたね。メモページに。
なんかその仕事で、いわゆるプロジェクトと言いますけど
その連続的な情報を必要とするものの管理はどんな感じでした?
それはね、大学ノートなんだよね。
いや、それはね、会社で先輩が大学ノートを使ってたんですよ。
あーなるほど。
大学ノートに、バレットジャーナルではないですよ。
つまり目次ページみたいなのはなかったからね。
はいはいはい。
単純に日付を書いて、ピッと線を引いて
で、そこからは今日っていうことでね。
もう何でもかんでもそこに書いていくんですよ。
あーそういう感じか。
プロジェクトごとにノートを分けるとかではなくて
分けない。
仕事ノートみたいな感じで。
そうそうそうそう。
非常にだから今思うと危険で
そのノート無くしたら終わりなんていう。
いっぱいになったら機械的に次のノートを書き出すというね。
24:02
だからしばらくノートなさず持ち歩いてましたね。
あーわかります。そうなりますよね。絶対。
だから案外その自分が扱いたい情報を
どのような構造化で分類したらいいのかって
あんまり教えてもらわないというか
教えない?そもそもない?
だからそもそもないからGDDとかを教わったときに
それをすぐに使ってしまうんかな。
いやでもね当時はプロジェクトが
1つか多くても3つぐらいだったので
それだからノートでいけたという気がします。
だってこんなに毎日のように
TwitterとかWebニュースとか見なかったもん。
もしそれやったらノートすぐいっぱいになっちゃいますよ。
そっかでも会社の仕事の前しかも短期間で
優先順位がくるくる変わったりもしないですもんね基本的には。
そうですね。システム開発を粛々と。
ある程度そんなに操作できなくても別に問題はないと。
だから現代的な問題ということか。
だって付箋を貼っとくだけで終わったりするからね。
そうですよね昔は。
あとは野口幸男さんが提案していた
秘書いらずというね。
入ってますね。
ご存知ですか。
もちろん彼の本は多分全部読んでるんで大丈夫ですよ。
秘書いらずは非常にプライベートでは使ってました。
そっか。
そこに付箋をいっぱい貼って
4証言に分けるんですよね。
そうですね。
あれは実践で活用できてましたよ。
僕はあれは試したけど結局続かなかったですね。
そうですか。
そもそもコンビニ自体どうやってタスク管理してたかも
思い出せないですけどあんまり。
コンビニはというか僕はだって家だから
そっかそっかそっか。
落ち着いて開けるけど
いつお客さん来るか分かんないという状況が難しい。
そうですね。
デスクワーク半分、店内ワーク半分ぐらいですからね大体。
アウトライナーをパッと与えられたときに
どうやって自分の情報分類。
だから結局エヴァノートも一緒か。
エヴァノートもだからいきなり使ったときに
どうやってノートブック作ったらいいのかって
全く情報がないんですよね基本的には。
自分勝手に自分でやってくださいってことなんですけども。
デジタルツールの難しさって
でもそこに何かしらの構造を与えないと
ある段階から使いにくくなるんですよね。
数が増えてきて。
そう。ノートは簡単というか
多分だからこれは
小学1年生からノートを使うじゃないですか。
はい。
だからその経験が何か活かせるんだと思うんですよ。
そうですね、確かに。
けどエヴァノートとかアウトライナーって
使ったことないから
どうしていいか分かんないっていうのはあるかもしれない。
ノート、バインダーのルーズリフノートと
同じような考え方で使うことになる。
デジタルベースの発想じゃなくて
アナログのメタファーのままでいってしまうっていうのは
あるでしょうねきっと。
大学入ってからルーズリフというものを知って
使って
27:00
そこでそれを学びましたよね。
めっちゃ便利じゃんと思いましたもん。
でもバインダーとエヴァノートの違い
これはアウトライナーとの違いですけど
結局固定と入れ替えができないですよね。
これがねやっぱり一番大きいですよね。
インボックスもそうなんです。
インボックスも
インボックスというか
ドマでいうと入り口のところも
フローのままやと困れがしないですけど
ちょっと物足りないというか
上げ下げしたいんですよね。
あの中で。
インボックスをゼロにすべきやから
それはいいけど
ある期間今に注目を向けたい情報のリストっていうのは
操作したい感じがあって
これはだから
デジタルのフローでは
物足りないというか
だからエヴァノートが使い切れないの
多分その辺なんでしょうねきっと。
そうですね基本的に
どんどん積み重なっていってしまうという
ノートブックのわけでも
なんかあの
なんていうのキリがないというかね。
そうですね。
だからせめてスクラップボックスに
ピン止めができたら
まだちょっとだけマシですけど
ピン止めしたノートの中で
ノートリンクを貼っていけば
リストっぽくなるんで
そうすればもうちょっとエヴァノートの
アーカイブじゃなくて
ワーキングスペースとしての利用度も
もうちょっと上がるかもしれませんけど
やっぱり時間が経つと
どんどん押し流されていって
自分が望む構造がそこに立ち上がられてこないんで
普段使いとしてはやっぱり使いづらいし
その意味では
ノーションはわからないですけど
ワークローリーの方がいいですね僕としても。
かしこたんがエヴァノートに出身だった頃
出身だった頃というか
結構リンクを活用されてたじゃないですか
はい、そうですね
それがまさに今の発想ですよね
まさにそうですね
僕はリンクができるのは分かるんだけど
リンクをクリックしてから開くまでに
待たされたりとかね
あとウィンドウサイズが
勝手に変わったりとかするのが
困りますねあれは
困りますよね
困ります
だからちょっと嫌だなと思って
使わなくなったというね
だからできるけどなんか嫌っていうことも
結構障害になるんですよね
だからその頃はもう
その頃っていうかだいぶ前から
ノートブックリストはいらんっていう発想が
もう常々ありまして
スクロールボックスの影響なんですけど
必要なノート
センターになるノート
なんて言ったんやろ
大目次ノートっていうのを作って
その中で
注目次ノートのようなリンクが
貼ったんですね大目次ノートには
でその例えば
大目次ノートにはプロジェクトっていう
ノートへのノートリンクがあって
そのプロジェクトのノートをクリックしたら
プロジェクトリストになってる
各プロジェクトのノートリンクが貼ったある
別のノートにジャンプして
そこからプロジェクトっていう風に
30:01
リンクしていくので
それを最初の
大目次ノートを
独立表示させておくんですよね
なるほど
それしか見ないっていう
メインの
普通のクライアントじゃなくて
独立操作したノートで
ノートリンクをクリックするのと
あと戻るキーコマンド
後ろ矢印で
ブラザーバックするんで
それで行ったり来たりして
ノートを使うっていうのは
快適でしたね
でもそれ
意味ではその大目次ノートが
ドマだったんですね
そうですねたぶんはい
そうかやっぱりだから
プロトタイプというか原点はありますね
うんそれがだから
でもやっぱり言われたように
ちょっと無理してる感じは
あったので
やっぱりリンクを
加えたり消したりするとか
めんどくさいし
1回ノートリンク作った後に
そのノートのタイトルを変えると
その
合致しなくなるんで
リンクは繋がってるけど
あれこのノート
ちゃうかったってことになってしまうんで
スクラップボックスは
すごくめちゃくちゃ偉いんですけど
そうですね
あれはすごい
だからその辺で
エヴァノートに期待するとしたら
本当にノートリンクベースで
情報を繋いでいけるノートになったら
最強のデジタルノートという気はするんですけど
でもね今聞いてて思ったんですけど
その
大目次ノートがあって
っていうのって結局アウトライナーでやった方が
早いじゃんっていう
そうです
気がしました
だからあの
ミラーがなかった頃は
まだちょっとゴブゴブ感はありましたけど
もうミラーが出てきたらそうやろうなと
思いますね今は
そしたらですね
ちょっと掘り返しで
今のドマなんですけど
はいこんな感じになりました
31:40

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