1. 【建設業を持ち上げろ!】立入禁止の向こう側
  2. #1086 ◆「教えてあげる」こと..
2025-11-25 12:10

#1086 ◆「教えてあげる」ことの残酷さ

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サマリー

「教えてあげる」という行為の残酷さについて、特に部下育成の観点から考察されます。優しさに見える行動が、長期的には相手を困難に直面させる可能性があることが、魚釣りの例えを通じて説明されます。教育における「教えてあげる」ことの影響についての話が展開され、短期的には優しさと思われる行為が実は長期的な成長を妨げる可能性が指摘されます。育成においては、自ら考え行動する機会を与えることが重要であり、これが個々の成長につながると説かれています。

番組概要と政治的話題
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。本日は、2025年11月25日、火曜日ということをお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界、ワクワクする業界へ、バラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
こことかちは、もうね、ここは今夜になってしまったんですけども、今日もいい天気でした、というところでございます。
世間では、コロナとインフルエンザとアデノウイルスだか、そういうのが流行っているということになりますので、
みなさん、うがいて洗いしっかり行っていただきたいと思います。
昨日、勤労感謝の日の振替休日だって、みなさん知ってました?
全然知らないまま、普通に仕事をしてたんですけども、気をつけなきゃな、というふうに思ったんですけど。
ちょっとですね、世間では、政治の話をあまり僕はしないんですけども、
中国に対する高市首相の発言により、結構、やいのやいのなっているなというふうな印象なんですけども、
たまにね、フェイジに関するTikTokとか、そういうショート動画の中でデマ情報が拡散されるということがありますので、
みなさん、本当に注意してください。
僕がパッと見かけたのはですね、高市首相が中国に対して長期の国債みたいなものを一部凍結するじゃないですけども、
購入停止しますと、無期限購入停止みたいなことを行います。
それによって、中国の銀行が、400銀行が倒産に追い込まれるだろう、
1万何千企業が倒産になるだろう、みたいなことが報道されているかのように拡散されているのを見たんです。
僕、これを見たときに、え?って思って、そんなわけなくねえか、そんなわけなくねえか、でも本当?って思って、
まずは検索AI側の方でザーッと、その主要な部分をバッとコピーして、
このソースをチェックしてって送ったんです。
そしたら、わーっと考えていったあげくに出てきた答えがですね、
そんな公式情報は一つもありませんっていう、そんな見解が出てきました。
これが一つのですね、検索AIと言われるものの使い方だったりもするんですが、サクッと調べることができるんです。
なんかこれは、うわー、いいねーとか、これはすごいなーとか、これダメだろう、みたいなことを、
ちょっとね、センシティブな内容であればあるほど、
一回そういうソースチェックと言われるものをですね、くぐすかどうかだけでも、
だいぶ情報というものの取り方って変わってくると思いますので、
皆さん、デマ情報みたいなものを拡散する側にカタンして、
余計なことにならないように十分注意していただきたいと思います。
ページに関することっていうのは、非常にセンシティブな部分がありますので、
バズり狙いの誰かが嘘をついたんでしょうけども、そういうことに乗っかることのないように、
しっかりと情報社会を生き抜いてほしいなというふうに思いました、ということです。
教えてあげることの残酷さ
はい、ということで本日もスタートしていきますが、皆さん準備のほうはよろしいでしょうか。
それでは、今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが、少しだけPRさせてください。
セコカミのeラーニング、えりゅうけんをご存知でしょうか。
現場が忙しくて新人教育に時間が取れない、研修が導入したくてもコストがかかりすぎる、
そんな課題を解決するために作られたのが、このえりゅうけんというものです。
図面の読み方や工程表の書き方など、セコカミに必要な知識を厳選し、
短い動画にまとめた、月学生の動画配信サービスになります。
スマホでもパソコンでも、ちょっとした空き時間で現場の知識を学ぶことができ、
また社員の学習状況も確認できる機能がありますので、
社内教育にも活用することができます。もちろん個人でも活用が可能です。
現在40社以上の会社に導入いただいているサービスで、
今、建築だけじゃなく土木施工管理のためのコンテンツも随時作成中ということになります。
詳しくは概要欄からアクセスいただき、まずは14日間の無料トライアルをお試しいただければと思います。
それでは本編をお楽しみください。
はい、みなさんこんにちは。ライフプラン竹田と申します。
今回は、教えてあげるということの残酷さについて、ちょっとお話をさせていただければと思います。
これは部下育成に通じる話なんですけども、
僕はオンラインで新人スキルアップ研修という、新人さんに対しての研修を行っているんですよ。
たまに見かける場面として、僕が質問を投げかけて分からないっていう風になった時に、
同じね、多分室内にいる方がですね、小声で何かがなかったよ、みたいな。
その答えを教えてあげるっていうのがあって、それをね、答えるっていう、そんな感じのことをやっている方がいらっしゃるんです。
で、これね、一見優しさに見えるかもしれませんが、これこそが非常に残酷な行為だということを、
多分認識していないんだという風に思うんです。
なので、みなさんはそうならないようにするために、教えてあげるということの残酷さ、
しっかりとね、理解していただきたいという風に思いますので、ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場で寝込んで、建築の現場監督を17年間やり、
女子独立機器を育ててあげたがですね、建設業界の底上げになるような、
そしてみなさんのスキルアップにつながるようなお話をしていきますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
さあ、改めまして進めていきましょう。
このね、教えてあげることの残酷さみたいなのを語る時によく使われる例え話というものがあるんですが、
それがですね、魚を釣った魚をあげるのか、釣り方を教えるのかっていう議論があるんですよ。
例えばですね、この話は無人島に、例えばとある親子が流れてきました。
子供とお父さんが流れてきました。
その時に一方の釣竿があります。
で、子供に対して魚を釣ってあげて、その魚を食べなさいという風に子供に教えるのが優しさなのか、
それとも、なかなか釣れはしないかもしれないが、それでもどうやったら魚を釣ることができるのかをしっかりと時間をかけて教えていくことが優しさなのか。
この話っていうのがよく出てくるんですが、結局その場しのぎっていう風な感覚になってしまいやしないかというその観点をですね、よく考えていただきたいんです。
もちろん魚を釣り方がまだわからない子供に対して、自分が釣ってあげるというのは優しさに見えるかもしれませんが、
ただ、そんなお父さんと子供、どっちが先に亡くなってしまうでしょうか。
そういうことを考えると、もしもその子がね、一人になった時に魚の釣り方がわからない状態からスタートしてしまうことって、実は残酷なことなんじゃないかっていうふうに思うんです。
こういう一見優しさには見えるが、実は長い目で見た時に優しさではない行為になってしまう。これっていうのが部下育成にね、へつずる部分だというふうに思うんです。
で、その研修の話っていうのはね、小声で答えを教えてあげるっていう行為が、まさにこれに該当するんじゃないかっていうふうに思うわけです。
魚釣りの例え話
魚を釣ってあげる行為と、魚の釣り方を教えてあげる行為というものには、似て非なるものがあるんですね。要は大きな違いがあるということを理解してください。
優しさなのか、残酷さなのかっていうのは、今のこの瞬間の話ではなくて、ここから先続いていく長い道のりの自分で行動できるために何をすべきなのかっていうところなんだというふうに思うんですよ。
皆さんが目指すのは、必ず一人前になること。仕事においても、もしくは人間としても一人前になることが大事なんだと思うんです。
一人前っていうのは、他者の支えを借りずに自分の力で歩んでいくこと、自分の判断で進んでいくことがおそらく一人前であり、自立だというふうに思うんですが、
答えを教えてもらう、魚を釣った魚をもらうという、その行為っていうのは結局一見楽そうには見えるんだが、いざ自分の足で立とうと思ったときにやり方がわからないところから出発してしまうというのは、非常に危うい行為なんではないかというふうに思うんです。
どうしても成長していく過程には、迷いがあったり、痛みがあったり、悩みがあったり、そういうものの中で自分で必死で考えて判断し、行動をしてみて、でも失敗してみたいな、そういうプロセスっていうのはどうしても欠かせないものがあるわけです。
にもかかわらず、端的にこういうふうにやりなさいとか、こういうふうにやればいいよ、こういう時はこう答えなさいというふうに考え方ややり方ではなくて、どうすればいいのかの答えだけを教えてしまうっていう、そういう行為、皆さんやってないでしょうか。
それをやり続けると、親切な優しさに見えるかもしれませんが、だけど結局本人が考えるという機会を失ってしまい、判断力というものを育てることにはなりません。結果、今はいいかもしれないが、未来のどこかでこれどうしていいのかわからないという場面に遭遇することになるんです。
今だったら、まだ横に寄り添ってあげられる中で、本当に困った、どうしたらいいかわからないって言った時には、寄り添ってあげることができるかもしれません。だけど、いざ一人前というかね、もうお前は大丈夫だって放り出された時に、結果、考え方のプロセスがわからない、その時には誰も助けてくれる人がいないというような状態を作り出してしまうことになったわけです。
だからこそ、本当にその人の成長、未来を思うのならば、やるべきことは突き放すとまでは言っていませんが、そっと見守ってあげるということが多分必要なんじゃないかというふうに思うわけです。
改めまして、失敗というものが良くないことだというふうに思われがちですが、やっぱりね、成長のためには重要なことだというふうに思います。そのために失敗を許すということ、そして考える余白を残してあげるということ、そうやって自分で考えるということをですね、そのプロセスを経験させてあげること、これが成長につながっていくんじゃないかというふうに思うわけです。
目先の正解を教えるという行為がいかに残酷なものなのか、それは今ではなく、長い目で見たときに世間に放り出されたときに自分で歩けるのか、それとも立ち止まってしまうのか。
今はね、確かにちょっとね、冷たい人に思われるかもしれないが、結局回り回ってそれが一番の優しさなんじゃないかということをちょっと頭に入れた上で部下育成をしていただけると、優しさと優しさじゃない行為、残酷な行為というものがしっかりと見極めることができるはずなんです。
教えてあげるという行為の裏側に潜む残酷さというのを、今回お話をさせていただきましたが、結局自分が考えて判断するしかないという場面になったときにどうなのかを考えた上で、教育部下育成というのをしていただけますとですね、きっと立派な成長を促すような、そんな上司に、そしてそんな先輩になっていくことができるんじゃないかというふうに思いましたので、今回お話をさせていただきました。
見守るってなかなか難しいんですよ。聞き話すみたいなところも、時には必要だというのを理解をした上で、しっかりとですね、時には悪者になるような教育というのも必要なんじゃないかということで今回共有させていただきました。ぜひ参考にしてみていただければと思います。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。こうやって部下育成についての考え方みたいなところも時々お話をさせていただきますので、気になる方はぜひチャンネル登録、フォローよろしくお願いします。
またね、いいねとかコメントとかを書いていただけますと僕のアニメにもなりますので、そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はい、それでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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