初めに焦らないことの重要性
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年8月25日月曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場のもの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
こことかちは曇りということで、もうね、8月の後半に入ってきましたので、秋でございます。
もう今後、30度にならないというような予報が出ておりますので、
僕らの方は涼しいですが、まだまだ残暑が残っているので、十分体調に気をつけていただきたいと思います。
先日ちょっとだけお話したような気もしますが、
親戚の家に行って、なんか家の調子が悪いということで呼ばれて行ってきました。
延広から札幌に向かって、昨日日帰りで行ってきたんですけど、
何言って、歩いた床がムニュムニュするっていうんですよ。
ムニュムニュってよくわかんないから、当時ですね、一回ちょっとだけ剥がしてみたら、
床材とね、ちょっと細かいことを言ってもしょうがないのかもしれないけど、
床の長尺シートと言われるシート材があるんですが、
そのシートを切って剥がしたらですね、中の中にコンパネが出てきました。
そのコンパネを指でグニュって押すとですね、ファッサファサになったような状態だったんです。
そのさらに下には何があるのかというと、コンクリートに対してベタッと、
そのコンパネを貼り付けているような、そんな施工方法だったんです。
何でそんなことをしたのかが全然理解はできないんですが、
ただそういう状況になっていたんです。
単純な話ですけど、コンクリートはですね、水とセメントと砂で出来上がるんです。
ザリも入ってますけどね。
硬化する過程では必ず水分が上がってくるわけですよ。
その時に上で例えばね、床材でベタッと貼っていれば、
上に水分が行かないという状態になるので、
逃げられないのでコンクリートの中に留まると、
そうすると硬化にその水分は使われることになるんですね。
一方、例えば木材を噛ませるとどうなるかというと、
コンパネを貼るとどうなるかというと、
スポンジの役割を果たすので、出てきた水分はコンパネに吸収されると。
その吸収された水分は上で床材で蓋されてますので、
どこに逃げることもできない。
つまりコンパネが腐食していくという状態になるわけです。
だから下に通気層だとかを設けて、
ちゃんと木床を組んであれば別に問題ないんですけど、
コンパネベダ割りって絶対やっちゃいけないでしょうという状態になってたんです。
それをあだこうだと調査して説明をして、
昨日剥がしていたんですが、
親族の方たちは言ってる通りだったらだったわと。
見てたのかって言うぐらいびっくりする。
その通りだったわ、さすがだねって言われて、
鼻を高くして戻ってきた竹田でございます。
見たらわかるんだけど、
言うても長く建築に携わってますし、
一応建築士の資格も持っている人間ということで、
知識は一応あるつもりなんです。
それが誰かの役に立つというのは嬉しいことだなと思いましたし、
尊敬されるとかってなると嬉しくなったなと感じた、
そんな人間的なお話でございました。
基礎を単品で学ぶ過程
本日もスタートしていきますが、
みなさん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り研修の向こう側へ行ってみましょう。
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それでは本編をお楽しみください。
はい、皆さんこんにちは。アタリティブラウン竹田と申します。
今日はですね、若手の皆さんになかなか成長できていないという感じ、
それはどこから来るのかというところをお話しさせていただきまして、
少し気持ちを楽に前に進めるようになっていただきたいというメッセージを
お伝えさせていただきたいと思います。
なかなか成長できないなというふうに感じる場面というのは、
特に若手ではあり得る話で、
僕もそうですし、何か新しいことを始めようと思った時って、
必ずこういうフェーズというものがあるんです。
まだそれを理解していただけますと、
今はしょうがない時期なんだと納得できるかもしれませんし、
もしかしたら少し楽になるかもしれませんので、
ぜひ僕のメッセージを聞いていただいて、
その上で日々頑張っていただきたいなというふうに思っております。
今回のテーマは、
焦らなくていいから単品で学べということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の千葉県内コンで建設の現場監督を17年間やり、
その後独立起業した私竹田がですね、建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるようなお話をしておりますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
はい、ということで改めまして進めていきましょう。
特にね、1年目からそうだな、5年目ぐらいにかけて、
なかなか頑張っているつもりなのに、
なんかこううまくいかないとか成長できている感じがしない。
日々なんかこうもやもやとし続けているみたいなので、あると思います。
もちろん僕もですね、若手の頃はそういうふうな感じを持っておりました。
ところがある時急にですね、
あ、なんかいろいろわかった気がするっていうふうに来る、
そんなタイミングがあったんです。
僕はですね、6年目ぐらいだったかなと思うんですが、
それまではやっぱりやってもやっても、
なんかこううまくいっている気がしないという感覚だったんです。
なのでそれをちょっと紐解いてみましょうということで、
例えばです。
例えば部活の野球をやろうとした時、
その一番最初の時って、
まずはとりあえずね、バッティングでいうと素振りをひたすらやるっていうことになりますね。
そうすると、まあめんどくせえなと思ってはいるが、
だけど素振りをやることによって振り方、振る時の力の入れ方がだんだんわかってくるよねということで、
振る行為というものを単品で覚えることになるんです。
一方でキャッチボールを続けると、
取ること、そして投げることっていうこの動作、
基本動作っていうのをひたすら覚えることになります。
これも単品ですね。
あとはそこから発生して、バットでノックを受けて、
それをキャッチして投げるの一連の動作というものを、
これもまた単品で覚えるようになっていくわけです。
最初の基礎のうちって、こういうようなことだとか、
あとは走り込みみたいな基礎体力をつけましょうということを、
ひたすら単品単品でやっていくんですが、
これをもしもやらないでいきなりスタートしたとしても、
当然試合が成り立つはずはないんです。
だからこそ、こういうふうに何か新しいことを始めた時に、
まず覚えるので、必ず単品単品単品で覚えていく。
そしてそれがそれぞれある程度一定量できるようになった段階で、
そこにルールというものをポンと放り込むと、
全部が線でつながっていくみたいな形になって、
結果試合が成り立つということになるわけです。
成長への道筋
なんとなくわかりますよね。
例えばコンビニのアルバイトをしましょうという時も、
基本的には同じなんです。
まずは単品で挨拶の仕方を覚えましょうとか、
そういう話がまずはあるはずなんです。
そしてレジ打ちの仕方を覚えましょう。
あとは陳列の仕方を覚えましょうといって、
それぞれ必ず単品単品でできるようになっていくところから始まるんです。
レジ打ちは上手いが陳列がわからないという状態も当然続いていくので、
全てがちぐはぐには思えるが、
でもそれを続けていくと、
それぞれ単品ではできるようになっていくという風になっていった時に、
じゃあ例えば品出しみたいなのをやってみましょうか。
品出しって言えば発注だとかも品出しって言うのかわからない。
発注だとかをやってみましょうかってなっても、
焦らずに基礎を学ぶ
結局今までやってきた基礎があるからこそ、
そういう意味なのねとわかってみたり、
それを応用する力というものが自然と身につくことになるんです。
こういう風に基本的にはまずは、
物事というのは全部で一気にということはできないんです。
だから単品で何かを覚えていき、
いずれ応用編が生まれてくるというこの流れは変わらないんです。
ところが問題がありまして、
例えばコンビニのアルバイトみたいな、
その単品自体が割と簡単にできるものであれば、
その単品同士が結びつくまでの時間というのも短くなっていくんですが、
施工管理の仕事はどうかというと、
一つ一つが非常にレベルの高い仕事だったりするんです。
かつ量も多いし種類も多いということになるので、
結局単品単品でなんとなくできるように、
例えば何かを手配することはできるようになったとか、
業者さんと打ち合わせができるようになったとか、
調令ができるようになった、安全書類チェックできるようになった、
一つ一つできるようなものがいっぱい増えてはいっているんだが、
ところがそのすべてが単品で結びつかないという状態が、
とにかく難しければ難しいほど長いんです。
とにかく施工管理はその期間が数年に及ぶことがあるということになるわけです。
だからこそ若手の皆さんは今、
単品単品でできるようになっている状態ではあるが、
結びついてはいないという状態にあるんだということを、
まずは理解すべきだというふうに思うんです。
要は焦らないでくださいということを今回言いたいわけですが、
ただそれをひたすらやり続けていくのって辛いんですよ。
だって仕事が楽しいと感じるわけじゃないです。
やっぱり球拾いばかりされていて試合に出してくれなかったらつまらないわけじゃないですか。
そのような状態に今はなっているんだというふうに理解をしてください。
その状態というのは一生続くわけじゃありません。
必ずどこかで自分の中で、
この中に学んだことがないはずのものでもスムーズにできるようになることがあるわけです。
例えば工程を管理しましょうとなったとしても、
工程ってなんだという言葉すら知らない状態では管理することなんて当然できませんね。
工程表をまずは読む力をつけていって、
そこから段取りする力をつけていって、
先読みができるようになって最終的に工事全体を見ながら、
現場をコントロールすることができるようになるわけじゃないですか。
というふうに単品単品で覚えている時期というのは、
まずは長くかかるんだということ、
そして施工管理の仕事量というのは非常に多いので、
この単品単品を覚えていく、自分の身にしていく時間が非常に長くなっていく。
だから成長してないような気がするんですが、大丈夫です。成長してるんです。
昨日できなかったことが今日できるようになる。
昨日喋れなかった職人さんと話すことができる。
ただそれだけで皆さんは生きてるだけで日々成長してるんです。
ところがそれ今まで成長してね、
学んだこと同士がただ繋がってないだけの時期なので、
まずは今やってることは間違ってはいないです。
成長してないわけでもないし、なかなかできるようにならないというふうに悩む必要もないんです。
未来への確かな成長
だから今を淡々と過ごしてください。
そしていずれですね、数年後にその単品を積み重ねていった先に、
ある時急に何かと何かが繋がる瞬間が出てくるというふうに思います。
実感としてあるかどうかは分かりませんが、
少なくとも後輩を見た時に、できない後輩ですよね。
その後輩、自分よりもできないと感じるということは自分は成長してる証拠なわけですから。
だから少なくとも日々きちんと現場にいるだけでまずは成長はしてます。
あとは自分で進んで学びに行けばもっともっと早く成長することもできるだろうし、
隙間時間を使って何かをっていうふうにやればもっとその成長は加速するが、
いずれにせよ時間のかかる作業でしょうがないものだというふうに理解していただき、
焦らなくていいんです。今は大変かもしれませんが。
でもいずれ一つずつ丁寧に行っていけば必ず未来のどこかで大きな力となって、
わっと点が線につながって大きな力となって発揮できるようになっていきますので、
焦ることなく今の状態を続けていけばきちんと皆さん立派な所長になることができるというふうに思いますので、
成長ができないなと感じている皆さん、焦らないで前に進んでいただきたいなというふうに思います。
今は非常に苦しいかとは思いますが、だけどきちんと成長できてますので、
その辺をしっかりと信じて前に進むのが一番いいんじゃないかなというふうに思いました。
成功管理に限らず全部の仕事である話ですが、でも共通してね、
そういう苦しい時期って必ずあるんですが意味がないわけじゃないんだということをね、
理解していただければというふうに思います。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
こうやってね、皆さんの成長につながるようなお話も少しさせていただきたいというふうに思いますし、
またね、建設業界を底上げするようなお話もこれからしていきますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録とフォローをよろしくお願いいたします。
また、いいねとかね、コメントなど書いていただけますと僕の励みにもなりますので、
そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はい、それでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、ありがとうございました。