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はい、みなさんこんにちは。ライズプランの竹田と申します。 本日は2024年1月19日金曜日ということをお送りしていきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界へ現場ロボの提供をお送りさせていただきます。
ということで本日もスタートしていきますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
こちらのトータッチは晴れということで、まあ快晴ではない晴れですね。
ある程度気持ちのいいそんな朝になっておりますが、
今日はですね、ちょっととある会社の社長さんに呼ばれまして、
ちょっと現地調査行くぞって話になったんですけど、
なんかその、なんて言えばいいんでしょうか、
いわゆる協力業者さんだったんです。
僕の前の会社では協力業者さんだったんですけど、
そういう人たちの苦しみってあるよねってちょっと思うんですよね。
僕にですね、現場をちょっとやってくんないか、ちょっとしたもんなんだけどさっていうふうに
依頼をかけていただけるところって結構あるんですよ。
それなぜかっていうと、例えばですが、
リース屋さんを例にとればわかりやすいと思うんですけど、
リース屋さんって一社に対してリースの建物、建物じゃなかったものを下ろしてないじゃないですか。
例えばA社、B社、C社ってたくさんの会社がある中で、
いろんな会社さんをお客さんとして仕事をしているということになりますよね。
だからその仕事をしていると、
例えば自分の会社をもう少し大きくしたいとか修繕したいってなった時に、
いつもお世話になっている会社にお願いしようっていうことになるんですが、
A社にもB社にもC社にもお世話になっていると。
こうなった時、A社にちょっと仕事お願いしますってやっちゃうと、B社もC社も困ると。
かたって、大した工事でもないのに、
みんなに見積もりを取ってうんぬんっていうふうにフラットにやっていくっていうのも、
また忍びないなという部分もあったりしますね。
そう考えていくと、誰に頼んでいいかわかんないってなるんですよ。
その、やっぱちゃんとドンとね、でかい会社を建てますみたいなことだったら話は違うんだけど、
ちょっとした工事を誰に頼んでいいのかわからないと。
仕事につながるかどうかはわからないんだが、
お世話になっているゼネコンさんにね、
こんなちっちゃい仕事を付き合ってもらっていいのかどうかわかんねえみたいな、
そういう微妙なところってすごいいっぱいあるんだなってすごく感じたんです。
そういう微妙なところを拾う建設会社みたいなものを作ったら、
株式会社微妙ですよね。微妙建設。
そういう人を作ったら、もしかしたら結構ニーズあるんじゃないかなっていうぐらい、
ちょっと付き合ってくれないかなっていうその仕事がちょこちょことあるんだよね。
ということで、今回はね、延長させていただきたいなと思っております。
皆さんもね、こういう下請けというか協力業者というか、
そういう方たちには、その人たちなりの苦しみというものもあるんだと。
これを聞いてくれているのはあくまでゼネコンさんだとか、
施工管理の方が非常に多いんですけども、
そういう苦しみもあるんだぞということをちょっと理解していただけると、
そういうこと気にしないから手伝ってあげるよみたいなことが言えるようになったらね、
将来的には大きく飛躍する仕事になる会社になるかもしれませんのでね。
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その辺も頑張ってご努力をしていただければなというふうに思ったりしております。
はい、ということで今日は新しい言葉シリーズはやめときましょう。
もう3分になりましたね。
はい、ではここで進めていきたいと思います。
さあ、それでは皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、みなさんこんにちは。ライトプラン竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTube チャンネル建設業を持ち上げる TV を運営したり、
電波ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで今日のお話は何かと言いますと、
仕事の優先順位のつけ方ということでお話をさせていただきたいと思います。
特にですね、若手、新人の方はぜひ聞いていただきたい内容ですし、
ベテランの方だったとしてももう一度初心に立ち返るという意味合いにおいて、
自然とやられていることだとは思いますが、改めて言葉にしてお話をさせていただきたいと思いますので、
ぜひ今後の仕事の参考にしていただければなというふうに思っております。
さあ、ということで仕事には優先順位をつけていきましょうという言葉を聞いたことがあると思うんですが、
でも施工管理というこの仕事に関しましては、ものすごい膨大な量が日々降ってきます。
ずっとやり続けなければいけないような、ある程度期限が決まっているような仕事だったり、
その日に突発的に起きるトラブルの対処だとかも含めていくと、ものすごく仕事量がたくさんあるんです。
その中で、やらなきゃいけないものがどれなのか、全部が大事じゃないかみたいな状態になってしまって、
結局ですね、仕事がどんどんどんどん遅くなっていく、詰まっていくということってあり得ると思うんです。
だからこそ、この優先順位を頭の中で組み立てられるそのロジックというのをね、
しっかりと学んでいただくことによって仕事がスムーズに流せるようになるというふうに思いますので、
まずはご理解をした上で、仕事業務を遂行していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
まずは、仕事の優先順位をつけるにあたって、この施工管理という仕事は一体どういう仕事なのかというのをおさらいしとく必要性があるんです。
これがわからないと、優先順位を間違えてしまう可能性があるんですよ。
だから改めて、施工管理とはどういう仕事なのかというお話からになりますが、
まず施工管理というのは、基本的なものは僕らは作りません。
どちらかというと、作ってもらう人に対して指示を出したりだとか、意見を言ったりだとか、そういうふうにして動いてもらうということが基本的な働き方だということになります。
じゃあ、僕らはゼロから何かを生み出したアイデアを伝えているのかというと、そういうことでもないんです。
設計事務所だとか、製修さんがこんなものにしたいといったアイデアを具現化するための方法に変換し、それを職人さんに渡すというような橋渡し的な仕事をしているというのが、僕らの仕事なんだということを抑えておいてください。
もう一回言いますよ。僕らの仕事というのは、自分で何かを作るのではなく、作ってもらうことが大前提になっている、そんな仕事なんだよというのをまずは抑えていただきたいと思います。
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さあ、その上で仕事の優先順位、どういうふうに考えていったらいいのかというところにフォーカスを当ててお話をしましょう。
結論からお話ししますが、人の仕事から先にやれです。わかりますか?
全部自分の仕事だと思いがちなんですが、基本的に僕らは仕事の特性上、他人の仕事をたくさんやっているということになります。このロジックというのをお話ししていきましょう。
まずはですね、僕がやる仕事がA、B、Cの3つがあったというふうに仮定しましょう。想像してくださいね。
Aという仕事を終わらせて、Bという仕事を終わらせて、Cという仕事を終わらせましょうとなったとしましょう。
ちなみにAという仕事はどういう仕事かというと、例えば安全日誌を書くとかね、そういうような自分が終わったら仕事は基本終わりですという仕事だったとしましょう。
Bはですね、僕が何かをやった後に、例えば施工図を書いた後に、それを鉄筋屋さんに渡します。鉄筋屋さんにその施工図が渡ったなら、それを鉄筋屋さんと大工さんに渡します。それで大工さん、鉄筋屋さんがその後仕事をしていきますというね、そういうような仕事だったとしましょう。
はい、次。B、A、B、CとかCね。Cの仕事は何かといいますと、Cの仕事というのは、例えば墨出しをします。墨出しをした後、軽量屋さんが軽量を立てます。その後、ボード屋さんがボードを張りますという仕事だったとしましょう。
こういうふうに、Aは自分一人で完結する仕事。Bは2社に、2社じゃなくてもいいや、鉄筋屋さんだけでいいや、鉄筋屋さんに渡して仕事が完了するもの。Cについては、僕の次に2人並んでいく仕事だったとしましょう。
じゃあ、問題はここからでございます。例えばですけど、僕がですね、A、B、Cの順番で行った場合、それぞれ僕のやる仕事というのは、1時間の仕事、1時間かかる仕事だったとしましょう。AもBもCもすべて1時間、1時間、1時間で終わらせる仕事だったとしましょう。
そして、そのバトンを受け取った職人さんも、それぞれ1時間仕事をすれば終わるというような、そんな仕事だったと仮定しましょう。そうした場合、いきますよ。1、A、B、Cの順番で行った場合どうなるのか。2、B、A、Cの順番で行ったらどうなるのか。
次、C、B、Aの順番で行ったらどうなるのか。これについて紐を解いていきましょう。まずは、A、いや、Aじゃない、1番目。A、B、Cの順番で行うとどうなるかというと、僕の仕事はAやって、Bやって、Cやる。これはね、変わらないです。だから結局、3時間で仕事は終わりますよねということになります。
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ところがどっこいい、僕らの仕事というのはバトンを渡す、渡される側がいるということになりますね。ということは、Aを僕らがやっているときはAの仕事しかやっていませんが、BをやっているときにはBの仕事、A、Bの仕事は僕らは1時間、1時間で終わらせました。
でも、僕らがCに移行したとき、Bの仕事のバトンを渡された職人さんは、僕らがCの仕事をしている最中に仕事をすることになりますね。そして、僕らがCが終わったならば、その後に軽量屋さん、ボード屋さんと1時間、1時間続いていくことになりますので、A、B、Cの順番で僕らが仕事をした場合、トータルで考えると5時間かかっているのがわかりますか。
クリティカルパスという感じなんですかね。僕らがA、B、Cを終わらせた、その後にバトンを受け取った、Cの仕事の後の2人が繋がっていった、トータル5時間かかりましたね。まずはこれを押さえておいてください。
次、2番目の仕事の仕方。B、A、Cの仕事で順番を変えてみたとしましょうか。そうするとどうなるかと言いますと、まずはBはやります。僕らがAの仕事をしているときに、Bをバトンを渡された職人さんは動き始めます。
僕はAの仕事をやっています。2時間目。3時間目のときに、僕らはCの仕事をしました。4時間目、5時間目でバトンを受け取った職人さんが動き出しましたということで、これがトータル5時間かかっていますね。これ、先ほどの位置と全く変わらないです。
じゃあ、3つ目のパターンに行きましょう。C、B、Aの順番で仕事をしたらどうなるでしょうか。もうそろそろわかってきましたね。まずは僕らがCの仕事をします。そして、終わらせたならば職人さんに渡しますよね。そしたら、次は僕らはBの仕事をし始めました。
そのとき、一方現場では何が起きているのかというと、軽量屋さんの仕事をやっているという仕事。並走することになりますね。僕はBの仕事をしていますから、次は僕がAの仕事に移行したときには、Cの仕事だった人はさらに次のバトンを渡します。Bの仕事のバトンを受け取った職人さんも僕らの仕事でやります。
そして、僕らが自分で完結する仕事を最後に回した場合、先に進んでいっている仕事がありますので、全部トータルして考えたとしても3時間で収まりましたということになります。お分かりいただけるでしょうか。僕はただ順番を変えただけなんです。僕らがやるべき仕事というのはあまり変わっていないですよね。
だけど、現場単位でとか、その後に繋がっていく仕事を考えたときに、Cが一番最後に、要は関連性の多い仕事を一番最後にしただけで、急に5時間の仕事が生まれてしまったんです。ところが、順番をうまく組み替えることによって、それが3時間で終わりましたよねって話になりますよね。これが日にち単位なのか、週間単位なのか、月単位なのかは分かりませんが、
少なくともですね、こういうふうに仕事の順番を組み替えるだけで、現場ってすごくスムーズにいくんだっていうことをちょっと理解していただければなというふうに思います。ちょっと数字が羅列していきましたので、わかりづらかったかもしれませんが、ここで改めてお話をしましょう。
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仕事の施工管理における仕事の優先順位の付け方というものは、基本的には他人の仕事から先にやれなんです。自分の仕事というのは、基本的には自分で仕事をして、それで終わりますという仕事。これはですね、基本的な後回しです。
じゃないと、施工管理はバトンを渡す仕事なので、箸渡しなんで、もらった仕事をとりあえずいっぱい貯まってはいるが、自分の仕事だけ先に優先しましょうみたいなことをやってしまうと、結局はですね、次の職人さんが動き出せないんです。
僕の仕事の後に、例えばね、起草伏せ図を描きました。その後に繋がるのは、例えば掘削をする人が起草伏せ図を見ながら掘りますよね。その後に鉄筋屋さん、片桶屋さんと繋がって、また土工屋さん来て、具体業者が来てっていう風にして、その後ずっと繋がっていく、その起草伏せ図を描くとかね、起草伏せ図をチェックするとかっていう仕事を一番後に回したらどうなると思います?
現場は1ミリも進まないまま、僕の仕事だけが進んでいくっていう状態になるんですよ。これだと現場って何にも意味がない状態になっちゃうじゃないですか。だからこそ優先順位のつけ方としましては、他人の仕事から先にやれなんですけども、その後に続く仕事がたくさんあればあるほど、それを先にやりましょうという風な優先順位をつけてみてください。
これをやるだけで、劇的に現場というのはスムーズに進み始めることになります。当然ね、仕事がどんどん重なっていく。僕は淡々と仕事をしているだけなんですが、その間に、例えば次の仕事をしているときに関連する業者さんはどんどん仕事を次に次に進めるような形になっていきますので、その人数だとか関わる人数というのはとにかく多くなります。これが効率的な仕事というやつなんですよ。
なんとなく理解していただけるでしょうか。仕事というのは基本的にはたくさんあるんです。施工管理は特にいろんな仕事が飛び交ってくるんですが、その仕事が来たときに一度問い正してみてほしいんです。
その仕事はあなたが完結する仕事ですか、それとも次で終わる仕事ですか、それともずっとバトンのように、たすきのようにつながっていくような仕事なんですか。これによって、じゃあ先に仕事を流しちゃわなきゃいけないものなのか、それとも今自分が完結させなきゃいけないものなのかという判別をつけることができるようになります。
とにかく自分が自分が自分が自分がではなくて、自分の次につながる人が困らないような仕事はどれだろうかという判別をしていきましょう。これによって仕事というのはうまく流れていきますし、その感覚がわかってくれば、一週間単位で見たときにこれを先にやるべきだなということもわかってきますし、一月単位で見たときにはこれをやるべきだ。
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現場後期単位で考えていくと、まずは挿し図チェックだなみたいなところを進めていかなきゃいけない、その感覚というのがわかってくるはずなんです。現場監督、施工管理は常に先読みなんです。その先を読まないで、今溜まって、今入ってきたから今の仕事をこなすというふうにやっていると、いつまで経っても仕事の能率は上がってきませんし、現場からクレームだらけの状態になってしまうと、職人さんからも文句を言われ続けるような、そんな現場運営になってしまいますので、
基本的には後の関連が高いものほど先にやりましょうという、そういう優先順位で進んでいただければ、基本的な仕事はうまく流れるということになりますので、ぜひ参考にしてみていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。なんか久しぶりに教育関連のお話をさせていただきましたが、このようにですね、仕事の仕方を少し変えるだけでという、そういうハック的なものだったり、皆さんのお役に立つようなそういう配信もこれからどんどんしていきたいというふうに思いますので、気になった方はぜひチャンネル登録、フォローしていただきまして、次回の放送に備えていただければと思います。
また、いいねとかコメントとか書いていただけますと僕の励みにもなりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします。はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。