そんなこんな今日は水曜日なので、特に何ということもありません。通常通りの業務なんですけれども、
明日、明後日とまた研修が進んでいきます。研修については、ここの事務所でやるのは初めてなんです。
反響音がどのくらい研修に影響するのかというのは、いまいち未知数ではあるんですけれども、
反響を何とか抑えたいなとは思うんですが、一人で作業しているとこんなもんだよなとも思ったり、
いろんなものが増えて、人が増えてくれば皆さんが急温剤になりますので、だいぶ抑えられると思うんですけれども、
今現状だとほぼガランドの机があって、そしてミーティングテーブルがあって、以上みたいな状況なので、
これは反響を抑えるってなかなか厳しいだろうなとは思いながら、
でも、何とか極力機材の方で何とか皆さんに聞き苦しくないようにはしたいなというふうに思っておりますので、
ぜひ最後までご視聴いただける、このラジオも最後までご視聴いただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきましょう。準備はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、皆さんこんにちは。ライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
はい、ということで本日も本題の方に進めていきましょう。
今日のテーマは何かと言いますと、本当に苦しい時には切り捨てることも考えようということで、
お話をさせていただきたいというふうに思っております。
仕事をしている上で、いろんな責任を任されて大変なポジションである建設業の特に施工管理というポジションについて、
仕事の仕事柄、なかなか逃げるに逃げられないが、やり遂げなきゃいけないのは分かっているんだけど苦しいんだよねという、
その状況になった時に、皆さんはどのような考え方で仕事を進めていきますか、もしくは逃げますかというところで
お話をしていきたいなというふうに思いますので、ぜひ最後までご視聴いただければなというふうに思っております。
僕もそうだな、一番最初の初めての現場というのは、1億5000万円ぐらいのそこまで大きな仕事ではなかったんですけども、
だけど工期が極端に短くて、この配信では言えないぐらい、ものすごい短い工期の中で工事を進めざるを得なかったと。
僕の部下というのは、派遣社員が1名、そして1年生が1名ということで、トータル2名で動かしていたことになります。
実際は日曜日だとか、もうその関係ないというような状態で進めざるを得なくなって、予算もないし、工期もないし、部下も教えないと動いてくれないしというところで、
いろんなことをやらなきゃいけない、交渉するのも初めてですし、利益を出せるかどうかというのも分からないみたいな、そんな状況下で時間もないというようなところが大変苦しかったなというふうに思っております。
その時に、僕の体験談はその時唯一の救いというものがあったんです。その救いは何かというと、先輩からの一言だったんですよ。
当時、僕の上には工事長という人がたまに現場を見に来てくれたりだとか、あとは僕が相談をする相手になってくれたりだとかというような先輩がいたんです。
その先輩に、いろんな大変なんですよねという話をいろいろさせていただいたら、その先輩はこう言ったんです。
予算のことはもういい。だから、とにかく現場を終わらせというようなお話を僕にさせてくれました。
実際には予算がいいということはないんです。予算がダメになると赤字になってしまうということは会社的にもまずいですし、本来はダメなんです。
ダメなんだけど、要は先輩は何を言いたかったのかというと、あれもこれも欲張るなと。たぶんそういうことだったんじゃないかなと今になって思ったりしております。
要は二党を追うものを一党も得ずという考え方がありますが、時間も欲しい、お金も欲しい、仕事もうまくなりたい、後輩も育てたい、みたいな全部うまくやろうとすると結局パンクするんですよ。
パンクすると、結局全部一つも成果を得ることができないということになってしまいます。
そういう時に何かを本当に苦しい、本当に大変だと思った時に、僕らは何をしなきゃいけないのかというと、その中でも捨てたくないものって何ですかっていうところを考えるきっかけを持つことが大事なんだと思うんです。
僕の場合は予算はもう仮に赤字になったとしてもいいからと、まずは現場に集中しろというふうに現場を終わらせないと話にならないというふうに言ってくれたその先輩の一言で、ふわっと楽になった感じがしました。
そこから考えていくと、この仕事に限っていくと、例えば予算はうまくいかなかったが現場はきちんと終わらせたという最終的なゴールがいいのか、現場はぐちゃぐちゃだったが利益は出たというふうに言われるのがいいのか、
確かに今現在苦しい状況というのはわかるんだが、その先ですね、竣工した後、自分にはどのような価値を残したいのか、自分はどのような評価を得たいのかみたいなところを考えていったときに、
結局どれもこれもうまくいくっていうことがもう現状無理ですっていうふうに弱音を吐きかけてるんであれば、やっぱりどこか切り捨てる先というのを考えなければいけないんじゃないかなというふうに思うんです。
切り捨てるっていうのはなんかあまり良くないような印象になるイメージもあるんですけども、そうじゃなくて、切り捨てることによって他を生かすなんです。
結局例えば10人溺れてますって言ったときに10個分の浮き輪がない、もしくはそんな時間がないと言ったときにね、全員を見捨てるっていう状態、全員溺れてみんな助けようぜってやったんだけど、
自分がボーンって飛び込んだんだけど、結局全員溺れ過ぎて死んでしまったというような状況になるとまずいんですよ。
せめてこの人とこの人だけは生かそうっていうふうに取れば、少なくとも成果って上げることはできると思うんです。
ちょっと今溺れる例があまりよろしくなかったなというふうに反省しておりますが、
だけど仕事においては少なくともたくさんの要素があって、それを切っていったセグメントで分けていったときにね、
どれが自分にとって一番欲しい評価なのか、評価って別に他者からの評価じゃないです。
自分は少なくともこれはやり遂げたと言える何か、その何かっていうのはあなたにとって何なんですかっていうことを、
今この苦しい時だからこそ一度考えて切り捨てるべきはどれなのかっていうところを明確にしておくこと。
これがですね、僕の中では一番重要なんじゃないかなっていうふうに思うんです。
まあ切り捨てると言っても気持ちの中では切り捨てるが、でも実際にはね、本当に切り捨ててチャランポランなことなんて多分皆さんはできないんです。
できないから苦しんでるはずなんですよ。苦しんでるってことは切り捨てることが本来できないんだが、
でも気持ちの中でせめて絶対にやり遂げなきゃいけないことはここなんですっていうポイント、的を絞った上で、
それ以外はね、仮に上手くいかなかったとして、仮に会社からの評価が下がったとして、仮に納得いかない部分があったとして、
でも少なくとも俺はここだけはやり切ったんだというポイント、ここをしっかりと押さえて、
それ以外のことはまあ上手くいきゃラッキーかなというような感覚になるだけで、気持ちはすごく楽になるんじゃないかなっていうふうに思ったりします。
まあ別にね、仕事に限ったことじゃなく、プライベートでも一緒なんです。
時間なのかお金なのか、友達、人間関係なのかみたいな、そういう選択に迫られる場面ってありませんかね。
なんかうまく例えが出てくる気がしないんでお話はしませんが、皆さんで考えてみてください。
お金なのか時間なのか、それとも自分の成長なのか人間関係なのか、いろんなところに迷う場面っていうのが出てくると思うんです。
その時にどれもこれもっていう話になると、やっぱりね、うまくいかない場面っていうのはたくさん出てくると思うんです。
だからこそ、どれかを思いっきりフォーカスするんであれば、やっぱりどれかを気にしてるっていう選択も大事なんじゃないかなっていうふうに思うんです。
人生はですね、割と長いんです。長いからこそ、今一気に全部を手に入れるっていうことは無理なんだとして、
今回はこれ、そして次回はこれっていうふうに一個ずつ積み上げていくことによってきちんとね、皆さんのスキルとしてもしくは成長として何かしら得るものが順番に出てきますんで、
今回うまくいかなかったから人生おしまいなんですと、そんなことは絶対にありえません。
今回うまくいかなかったものは次回うまくいくように頑張ればいいんですよ。
今回4つの要素があってね、4つの要素中1個しかうまくいかなかったならば、次回は2つにしてみよう。
その次は3つにしてみようっていうふうに1個ずつ増やせばいいんです。
これっきりの人生じゃありませんから、もしもこの会社の中で悪評価になれば、特に施工管理という仕事だったり建設業にいる人たちにとってみると、
現在は引く手余ったですから、評価してくれる会社に移るという選択肢もいいでしょう。
ただその時に自分の中の武器は何なのか、切り捨てたものが何なのか、そういうところを明確にしておくことによって、
いろんな意味で自信を持って自分はここは頑張ったんです。
ただここはうまくいきませんでした。ここが自分の課題なんですっていうところを明確に歌うことによって、
皆さんの明確なしきちんとした成長につながっていくというふうに思います。