現場自責の役割
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年10月2日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
こことかちは晴天ということで、今日は良い天気でございます。
が、1週間ぐらいちょっと配信を止めさせていただきました。
何があったかって、この年になってですね、39度の熱が出まして、
ところが病院に行くと、インフルエンザでもない、コロナでもないと、
何だかよくわかりませんというような形で、
結論、何かしらの感染症なんでしょうということで、
療養をさせていただいておりました。
仕事はほとんどやっていない。
最適な対応だけはさせていただいたんですが、
なかなかしんどかったなぁと。
この年になってくるとね、重いね、いろいろなものがね、
関節は痛いし、腰は痛いし、もう何か動く気がしないというような状態で
過ごさせていただきました。
今日からエンジン全開頑張っていきたいなというふうに思っております。
塗装工をしているうちにですね、先日からお話ししております、
石膏管理技術者のキャリアとモチベーションに関する調査ということで、
588名の方に佐渡株式会社さんの主導の下、アンケートを行って、
それを分析して、ホワイトペーパーにまとめて、
皆さん無料でダウンロードして、会社に役立ててくださいね、
自責の醍醐味
というようなことをやっているんですが、
それが着々とダウンロードされていくという状態になっております。
ダウンロードされると、僕の方に通知が来るようになっているので、
目に見えるとわかるんですが、非常にありがたいなというふうに思っております。
一生懸命時間をかけて分析しておりますので、
そして皆さんがきっと興味があるだろうなというようなところを中心にですね、
いろんな角度から評価してみなさんにお伝えしておりますので、
ぜひですね、みなさんまだダウンロードされていない方は無料ですので、
別に何ってことはありませんので、
ぜひダウンロードしてみていただければなというふうに思っております。
いろんな見識も出てくると思いますし、
あ、そうなんだと思うところも結構ありますのでね、
ぜひご活用いただければというふうに思っております。
ということで本日もスタートしていきますが、
みなさん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが少しだけPRさせてください。
セコカリのeラーニング、エリュケンをご存知でしょうか。
現場が忙しくて新人教育に時間が取れない、
研修が導入したくてもコストがかかりすぎる、
そんな課題を解決するために作られたのがこのエリュケンというものです。
図面の読み方や工程表の書き方などセコカリに必要な知識を厳選し、
短い動画にまとめた月学生の動画配信サービスになります。
スマホでもパソコンでもちょっとした空き時間で現場の知識を学ぶことができ、
また社員の学習状況も確認できる機能がありますので、
社内教育にも活用することができます。
もちろん個人でも活用が可能です。
現在40社以上の会社に導入いただいているサービスで、
今建築だけじゃなく土木施工管理のためのコンテンツも
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詳しくは概要欄からアクセスいただき、
まずは14日間の無料トライアルをお試しいただければと思います。
それでは本編をお楽しみください。
皆さんこんにちは。ライズプラン竹田と申します。
建設現場というのは基本的に組織で運営しております。
所長がいて、自責がいて、係員がいて、
この人数はそれぞれ何人いるかは分かりませんが、
基本的にはこういうようなポジションで進めていくことになろうかというふうに思います。
僕はですね、やっぱり現場で動くにあたっては、
この自責が一番面白いなというふうに思ったりするんです。
現場の顔というのが所長なのであれば、
自責というのは技術全てを司ることができる。
つまり現場を実際にコントロールするのは、
この自責の実力以下にかかっているよねということで、
お金だとかそういうことはあまり気にせずに、
現場に集中することができるという意味では、
僕は一番面白いなというふうに思うわけでございます。
今回はですね、その自責にちょっとフォーカスをしまして、
自責を全うするための醍醐味やり方というよりは、
その良さというか面白さというのはどこにあるのかというところについて、
僕の持論を皆さんにぶつけたいというふうに思いますので、
気になる方はぜひお付き合いいただきたいというふうに思います。
今回のテーマは、現場自責の醍醐味ということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場で根込んで建築の現場監督を17年間やり、
その後独立企業と私竹田がですね、建設業界の床上げになるような
そして皆さんのスキルアップにつながるようなお話をしていきますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローよろしくお願いいたします。
さあ、改めまして進めていきましょう。
現場自責のポジションというのは、先ほども言いました技術のすべてを司っていると
僕は自分で感じているところでございます。
所長の手を煩わせないようにしていくというのも一つの面白さだというふうに思うんですが、
ここでですね、僕が思う現場自責の醍醐味、これができたら面白いよねというところの
僕が考えるところを結論としてお話します。
2番手、自責の醍醐味の理想系というのは、
所長にうんいいよ以外の言葉を吐かせないこと。
信頼を得るための条件
これがですね、自責としての醍醐味なんじゃないかというふうに思ったりします。
それができた時に、2番手というのは現場の技術と信頼を同時に握っていると言っても過言ではないんじゃないかと思うぐらい
ここが重要なんだというふうに思うわけです。
なんか簡単そうに聞こえるでしょ。でもそんなことはございません。
これをね、もう少し深掘りしていきましょう。
うんいいよっていうね、この一言に全てが集約されている。
これがなぜ理想なのかというと、大きく2つの理由がございます。
まずは一つ目、所長の方針と一致しているというふうに
自分の説明だとかこういうふうにしてもいいでしょうかというふうにお伺いを立てた時に
うんいいよというふうに、その一言で終わるということは
合致しているということが確信ができるからということになりますよね。
つまり、所長は基本的には現場を一つ一つ細かく見ているわけではないです。
現場の全体だとかを見ているというのもありますし
そもそもね、現場の始まる前段階でこういうふうに進めていこうというのが
頭に入った状態でスタートを切っているわけでございます。
つまり、こういうふうに進めていこうという方針と
2番手の判断というのが合致しているということは
つまり、自分が考えていることを動いてくれる人なんだと
完全にね、右腕になっているんだというふうに
迷うことがないからうんいいよという一言にすると
変えることができるという話になるわけです。
これが1つ目の理由。そして2つ目の理由は
なぜそれが理想なのかというと
2番手、そもそも信頼があるからというところになるわけですよ。
まあね、いろんな説明が長々とあったわけではないかもしれないが
そもそもそいつがやるんだから
仮にね、ミスがあったとしても自分で何とかするんでしょっていうところも
含めての信頼というものがある。
こいつなら、こいつの言ってることなら何とかするんでしょ?
うん、いいよ、自由にやってくれというニュアンスも含めた
安心感のもと、この一言が出てくるわけです。
肩書とかではなくてその人が持っている実績とか行動力とか
リカバリ力みたいなところがあって初めて成立する。
つまり、うんいいよの一言に込められているのは
自分の考えとある程度合致していること
それとその人に対する信頼がある
一言で済ませることができるということになります。
ということはね、つまり技術と信頼が詰まっている
それで初めて成立するっていうのは
なんとなくお分かりいただけたんじゃないでしょうか。
具体例で言うならば、例えば所長がね
この所長に対して、実績が今回こういう風な方針で
進めていこうと思いますっていう風に話した時に
うんいいよっていう風に言っていたとしましょうか。
そうすると、その一言を得るためには当然ですが
一言を得る前段階に自分の中では
計画を細かく立てておかなければいけません。
だって何を突っ込まれても大丈夫な状態にしなければいけないし
そもそも現場をスムーズに進めるために
計画がありきなのはわかりきっていることですね。
だから計画がしっかり立てれていて
信頼と自由の醍醐味
工程だとか段取りだとかその辺もね
事前に把握した上で決断をしたというのが前提になければいけません。
当然計画を立てただけではなくてシミュレーションをして
トラブルが起きそうな部分だとかも洗い出す必要があります。
どういうリスクが眠っているのかもわかった上で
段取りを踏んでいかなければいけません。
その上で自分で結論を出します。
こういう風な方針で進める。
それをやっていくということで
うんいいよと言われたらそれで終わりではなくて当然ですが
それに対して行動をしっかりと起こしていって
もしも本線からずれそうなのであれば
本線に戻すにはリカバリーしていく。
ミスが起きたり職人さんが何か閉じてしまったりしたとしても
それを自分の実力能力でリカバリーすることができるというのも
しっかりと責任を持って逃げることなく
全うすることも重要なんです。
そういうことを小さいことから大きな段取りまで
少しずつ積み重ねていって
初めて信頼というものを勝ち取ることができるわけです。
こういうのを昔から
ちょっとずつしっかりとやってきたからこそ
信頼が勝ち得ていて
信頼があるからこそ
うんいいよという
そういう一言が生まれるということはお分かりでしょうか。
なんとなくうんいいよという言葉を引き出すのは
そんなに難しくないとお考えかもしれませんが
残念ながら所長というのは
なかなかに経験値が豊富な人がたくさんいらっしゃいます。
なので一言を言ったりだとか
言葉の揺らぎを見た時に
大丈夫かなというふうに思う節があるわけです。
そういうふうに感じさせないくらいの自信と
そしてその計画だとか技術だとか
そういうものに下打ちされて
裏打ちされている状態になっていること
そしてそもそもその人間が逃げ出さずに
投げ出さずにしっかり全うできる
自信のある人間であるという信頼があること
こういうところを踏まえた時に
初めて所長は何かこういう提案をしてきた時に
うんいいよという一言で終わるわけです。
つまりこのうんいいよという一言を
毎回毎回引き出すことができるというのは
つまり自責にとってみると
自由にやることができているという状況なわけで
それはそれは楽しいに決まってるじゃないですか。
自分がやりたいようにやって
そして上司の信頼も勝ち得た上で
自由にやらせていただき
しかも最終的には立派な建物が
立派な道路が立派な橋が出来上がっていくというので
そんなものを醍醐味に決まってるじゃないですか
というふうに僕は感じるわけでございます。
一見ただの一言に見えるかもしれませんが
その裏側には努力と信頼の歴史があるということになります。
だからこそこのうんいいよって言われたこと
これにこの瞬間
2番手にしか味わえないなんていうのかな
なんとも言えない高揚感と言いますか
安心感じゃないな自信と言いますか
そういうものが見えてくるということになるわけです。
ちょっとまとめますが要はね
うんいいよっていう言葉以外を所長に吐かせないようにすること
これが自責の自責たる技術やたる
の醍醐味なんじゃないかというふうに思います。
この究極にシンプルな言葉こそ
2番手としての役割の真髄であり
その努力の積み重ねをやったからこそ
勝ち得たポジションになるわけですから
そこに到達するためにぜひ皆さん
このポジションを完璧に全うして
所長にはうんいいよ以外の言葉を言わせないぞという
意気込みで一回現場に臨んでみていただきたいというふうに思います。
仕事が自分の舞台に変わっていくという
その面白さというのをぜひ味わっていただきたいなというふうに思いますし
次席としての責任
やっぱ2番手って面白いなというふうに
感じていただけるんじゃないでしょうか。
もちろん苦しいです。苦しいですし
自分が予期せぬことが部下がミスをしたりだとかするのも
すべて皆さんの責任において進めなければいけません。
それをいちいちすいませんこんなこと起きちゃったです
どうしたらいいですかって所長にあげたらうんいいよで済まさるわけがないですね。
だからこういうトラブルが起きたんでこういうふうな対処をします。
つきましてはこのぐらいの金額かかっちゃうんですが
ここで長尻合わせることができるんですけど
そういう方針で言ってもいいですかって言ったらもう信頼側ではね
うんいいよっていうふうに言うしかないじゃないですか。
だってやっちまったものはしょうがないからねっていうふうに思わせる
その信頼関係そして裏打ちされた技術
それを稼げるべく皆さんぜひ頑張っていただければというふうに思います。
はいということで本日は本日も最後までご視聴いただきました。
ありがとうございました。
こうやって皆さんの仕事とはどういうものなのかとか
どういう楽しみがあるのかみたいなところをね
皆さんにお伝えできればいいなというふうに思ったりもしますので
ぜひ気になる方はチャンネル登録フォローをよろしくお願いいたします。
またねいいねとかコメントを書いていただけますと僕の励みにもなりますので
そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はいそれでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様本日も
ご安全に。