1. 【建設業を持ち上げろ!】立入禁止の向こう側
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2025-04-25 26:13

#991 ◇【革新的】現場配置「コア・エンジニアモデル」を解説します!

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サマリー

今回のエピソードでは、建設業界の中小ゼネコンが直面している問題と、それを解決するための革新的な人員配置モデル「コア・エンジニアモデル」について詳しく解説しています。このモデルは、中核社員が多くの現場で効率的に機能できる仕組みを提案し、業界全体の人手不足に対処することを目指しています。コア・エンジニアモデルは現場での分業を提唱し、技術者がデスクワークに専念することで効率を向上させる仕組みです。これにより、現場の人々は安全や品質管理に集中でき、全体の業務効率が改善されます。また、コア・エンジニアモデルにより企業は技術の伝承や教育機会を向上させることができます。このアプローチにより、生産性の向上や採用機会の拡大が期待されています。

建設業界の現状と課題
みなさんこんにちは、Raise PLAN たけだと申します。
本日は2025年4月25日金曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界をワクワクする業界へ、現場ロボの提供でお送りさせていただきます。
ということでみなさん、いかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
こことかつは曇りということで、あまりいい天気ではありませんが、
頑張っていきたいなというふうに思っております。
まもなくゴールデンウィークがやってきますねということで、
この季節になってくると、
北海道ではようやく桜が生むというような話になるんですけども、
多分本週でこれを聞いている方はね、いつの話をしているんだろうと思うかもしれませんが、
日本って意外と大きかったらします。
なので、まだですね、実際とかつでは桜が咲いていない状態だというのが、
信じられるかどうかは、あなた次第でございます。
なんて言うんでしょう、昭和の日か。
4月29日、今年は火曜日なんですけども、
結果ですね、31日、2日という3日間が平日になっちゃうんですよね。
だから長期の春休みみたいな感じがしないんじゃないかと思います。
やっぱり最高なのは、この29日というのが金曜日、
そして同日挟んで30度って言ったでしょ。
2日は平日だけど、その2日さえ休めば、
3、4、5と休みが続くみたいな、
3、4、5の休みが続くみたいな。
で、火曜日って6日も休めれば、そのまま土日に入るみたいな、
そういう流れがですね、世の社会人の方を絶望していると思いますが、
残念ながら今年はあまり良い暦ではないというようなところでございます。
中途半端に出なきゃいけないと、義務が乗らないところもあるとは思いますが、
そこをね、ぐっとこらえて、何とか頑張っていただきたいなというふうに思います。
世の中建設業界はおそらく着工時期ということで、
今忙しくされている方もたくさんいるんじゃないでしょうか。
そして、新人さんたちは今ようやく会社の何たる矢が何となく分かってきたかな、
これから現場に出ていく人も多いんじゃないでしょうか。
いろんな不安を抱えながら、それでも時は進んでいきますので、
少しでも1日1日成長できるように頑張っていただければな、
なんていうふうに思っております。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
コア・エンジニアモデルの導入
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが、少しだけお知らせさせてください。
現場ラボが運営します施工管理のための既進人スキルアップ研修ですが、
2025年度からは建築に加えて土木の分野もスタートすることになりました。
一般的な建設業の研修とは全然違っていて、
実務で役に立つことに特化した研修となります。
もちろん現場での教育は大切ですが、基礎知識だけならばオンラインでも十分に学ぶことはできます。
これにより先輩の教育負担を軽減し、
新人が即戦力として活躍できるようにサポートさせていただきます。
研修は4月スタートと6月スタートの大きく2つのコースをご用意しておりますので、
概要欄からアクセスしていただき、
ぜひ一度パンフレットをダウンロードして詳細をご確認いただければというふうに思っております。
それでは本編をお楽しみください。
はい、皆さんこんにちは。ライトプラン竹田と申します。
前回はこの建設業界の人手が不足してますよねということで、
仕組みを変えていかなければいけないという話をさせていただきました。
その時に出てきたコアエンジニアモデルというのを、
今回は詳しく説明させていただきたいというふうに思います。
僕は以前、一つの現場で実際にこれに似たようなモデルを試験的に運用しまして、
一現場で2100時間、一人に換算すると丸1年間働く分ぐらいの時間を削減することができました。
それを元にどういうふうにやったらこれを仕組みにすることができるのか、
そして中小企業でもできるようなそんなものになるのかどうなのかというのをいろいろ検証しまして、
結果としてこのコアエンジニアモデルというものを作り出す仕組みとして考案することができたんです。
これは実践的に使えるというふうに僕は思ってますので、ぜひこの説明を聞いて、
もしも確かにというふうに思うことがあるのであれば採用してみていただきたいなというふうな趣旨で進めていきたいと思います。
今回のテーマはコアエンジニアモデルとは何かということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場ゼネコンで建築の現場監督を17年間やり、その後独立起業した私武田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるようなそんなお話をしていきますので、
気になる方はぜひチャンネル登録フォローをよろしくお願いいたします。
さあ改めまして進めていきましょう。
このコアエンジニアモデルっていうものはどういうものなのかっていうのをちょっと前段を含めながら進めていきたいというふうに思います。
まず見ていただきたいんですが、中小ゼネコンが抱える問題点っていうのをいくつかピックアップしてみました。
なんとなく思い当たる節はありますよね。
多分どれかに当てはまっていくというふうに思うんですが、
一つ目、技術者が高齢化している、やっぱり段階の世代と言われる人たちから連なっていく、たくさんの人数がいる人たちがやっぱ上にいますが、
一方中堅別の新人系統についてはやっぱり人数が圧倒的に足りてないという状況はありますよねと。
そして人手不足で長時間労働になってしまう、特に中小企業はそういう嫌いはあるんじゃないでしょうか。
そしてそれがたたってきて結果として若手が育たない、そして定着しないというような状況にもなってますよね。
あとは中堅社員に結局上の人たちは、あと俺たちは何年ぐらいで終わるんだからもうお前らの時代だろうというふうに少しずつ移行していっている。
また新人たちは教えてくださいという状態になりますので、中堅の社員の人たちへ利益を出さなきゃいけない、育てなきゃいけないみたいなところで負担が集中しているというのも現状としてあるんじゃないでしょうか。
結果として何が出てくるかというと、人が足りていないという状況なんだけど周りの仕事はたくさんある。
だから人さえいれば受注を伸ばすことができるというふうな状況になっているというふうに思うんです。
じゃあ現状、たくさんの現場が抱えているそういうふうな会社があったとして、どういうふうな感じで現場運用をしているのかというのをこちらで見ていただきたいと思います。
まずは大抵の場合は所長がいて、中核現場を実際に動かす主任みたいなポジションがいて、そしてその下に新人さんなり若手がついているという構図。
これが多分一般的なモデルだというふうに思うんです。
もしくは所長と係員だけとか、もしくは大きくなっていくと所長と中核社員が2人で係員という、そういうような構図になっていくんだというふうに思うんです。
こういうふうに考えていくと、やっぱり中核社員というところがたくさんいないと現場というのは回らないことになりますし、やっぱり利益を出して馬力を持って進めていく社員というのは非常に重要ではあるんですが、
その数分だけしか現場を抱えることができていないというのが今の現状なんだというふうに思うんです。
ちょっと考えていただきたいんですけれども、例えばベテラン社員とかを増やそうとなったときに、
例えば周りの小さな会社でそろそろ畳まなきゃいけないかなとか勢いがなくなってきたなというところと仮に合併したとすると、おそらく会社としてはベテラン社員が増えていくということになりますよね。
そして係員の人たちを増やしたいとなったときに、人を採用することのほかに派遣社員を利用するということもできますよね。
そういうことでベテランだとか係員というのは基本的には実質的に増やすことというのは可能なんじゃないかというふうに思うんです。
ところが中核を担う、いわゆる30代、40代、50代という今非常に貴重だと言われている人材は、そう簡単に増やすことができません。
やっぱりいろんな現場を経験して育て上げてきちんと一人前として働けるようになるまでってものすごい時間がかかりますし、
その前段階で辞めてしまったりだとかすることもあるわけで、本当はここが一番欲しいところが一番細っているというような形になっていると思うんです。
つまり受注できる現場の数イコール中核社員、これが現在の形だというふうに思うんです。
ベテランだとか派遣だとかをどんなに登用したとしても、結局この中核を握れる、グリップできる社員というのが限られてくると運営できる現場数というのは限定されていきます。
新人がどんなに増えたとしてもやっぱり限界があるという話なんです。
そこで無理して受注しなければいけないとか、なかなか利益を出せないんでというふうにやっていくと何が起こるのかというと、
中核の社員、中堅の社員が掛け持ちをせざるを得なくなっていき、結果ブラック化していくという、そういう状況が見て取れるというふうに思うんです。
つまりこれで解決しなければいけないことというのは、現場数も増やすことができ、そして必要な人も減って、
労働時間もさらにこのご時世ですから減っていき、かつ若手の教育もできるという、そういう施策が必要な時代なんだというふうに思うんです。
モデルの効果と今後の展望
そんなものは無理だろうというふうに鷹をくくって今のままやるしかないというふうに思っているかもしれませんが、
僕はここで提案をさせていただきたいと思うんです。
そんな中小ゼネコンの悩みを解決する突破口として僕が考えた革命的な革新的な人員配置モデルというのがコアエンジニアモデルというものなんです。
じゃあコアエンジニアモデルってどういうものなのかというのはまずは簡単にご説明いたします。
それは通常は所長と中研と係員みたいなワンセットで進まなければいけない形になったので、
この中核を担う人が足りていない、今中核の数分しか受けることができなかった。
であればこの中核の一番油が乗っていて一番馬力があって一番頭も回転するこの中核の僕はコアというふうに名付けましたが、
その社員が本当一つの現場に留まるのはもったいないと。
そうではなくて多くの現場のために働くことができるようになれば現場としては所長と係員もしくは所長のみみたいなね。
もしくはちょっとまだ未熟かな際どいぞっていうような若手もちょっと冒険して現場の担当させる現場代理にさせるっていうこともできるようになるんじゃないかと思ったんです。
なぜならその後ろ側には技術を司る中核社員というものが控えることができるからなんです。
この中核社員にデスクワークと言われるところを集中させて、
そして現地にいるスタッフにはデスクワーク以外の実際の現場のコントロールというところに集中してもらう。
そういうふうにうまく分業ができるとすればきっとですねこのコアエンジニアモデルというのは解決していくことができるというふうに思うんです。
現場としては現場の仕事に集中する。
基本的には現場で安全管理をする、品質管理をする、そして工程をコントロールしていくというね。
そういうところは現場に任せましょう。
その代わりコアになっている中核は何をやるのかというと現場のことはやらなくていいです。
でも図面を書いてもらったりだとか、図面をチェックしたりだとか、そして大枠の段取りをしていったりだとか、
そういうような本当のコアになる部分の技術というのは外に出してしまって、
一箇所で多くの現場を技術者として担当していくということがすごく重要になってくるんだというふうに思うんです。
貴重な貴重なこれによって貴重な中核社員というものの数×2現場とか×3現場とか、
そのぐらいの数を運用することができるようになります。
そして、そうなると所長とか係員だって足りなくなるだろうって言いたくなるかもしれませんが、先ほどお話ししました。
例えば、ちょっと馬力はもう失われてきてはいるんだが技術力はあるとか知識はある、そして人脈はあるよねっていう、
そういう会社と今はM&Aみたいな合併みたいなものが増えていくことになっていますが、
でもそれをやったからといって、まあでもな、年上ばっかりが増えていくよねっていうことになるんですが、
それでいいんですっていうような考え方もできるようになります。
一方、係員が足りなくなるじゃないかっていうのは、
それは派遣社員で代替することができるじゃないですかというふうに現場を運用することができるんで、
結果として中核社員の数が少なかったとしても受注の数を増やすことができるよねっていう、そういうような仕組みになるんです。
その単純な話、育成に最も大変な中核っていうもの、育成が最も大変な、
どうやっても育ててもなかなかいなくなってしまうようなその中核っていうのが、
今このモデルでは仮に4現場を所長と係員だけで回して、その4現場を中核に1人に任せたとしましょうか。
そうするとどうなるかっていうと、中核社員が3人減った、でも4現場回すことができているよねっていうのが、
現実的に可能になっていくモデル、これがコアエンジニアモデルというものなんです。
現場運営の効率化
ちょっとなかなかそれが信憑性がないと、それどうなのっていうか、本当にできるのっていうふうに思われる方もいるかもしれません。
ちょっとこの質問に答えてほしいんです。
もしも今聞いている方が、見ている方が、中核現場の主任クラスで、実際に現場運動を栽培している人だったとしましょう。
もしもそんな方に質問です。
現場での仕事は一切しなくていいです。電話を受け付けなくてもいいです。
現場には基本的には行かなくてもいいです。
その代わり、施工図とか工程表とか長期的な段取りだとか、そういうデスクワークだけでいいよって言われたら楽になりませんか。
僕がやっていたのは、そういうリモート、現場監督のリモートという形をとってみました。
そうすると少なくともまず楽になるのはわかりますよね。
現場に出たりだとか、現場にいるとどうしても職人さんからいろいろ聞かれたりしなければいけないし、
その間に図面チェックに集中していたのに、いちいち集中力が途切られるということもあるわけじゃないですか。
そういうのが一切なくなって、デスクワークに集中していいよという状況をもしも作ったとしたら、めちゃくちゃ楽になるんです。
僕も実際に他の業務をしながら、1つの7億円くらいの現場をこの立場で運用していたんですが、
3分の1から4分の1くらいの労力で、一切集中力を途切らせることなく、チェックに専念できる、書くことに専念できるということができたので、
結果、めちゃくちゃ楽だったというふうに感じました。
一方、ベテランの所長だとか、もしくは少し不安だなみたいな新米所長の方、そんな人たちに質問です。
施工図のチェックだとか工程表は別でやってくれます。
現場の仕事に集中していいよ、予算も基本的にはこっちでやるからというふうになった場合、どうでしょうか?楽ですか?
現場では短期的な段取り、今の人数が足りないから調整をするだとか、品質管理、安全管理みたいなところに集中できて、
基本的には現場でやる仕事はあなたに任せますが、それ以外のデスクワークは基本的に他の人がやってくれるなら、不安は減りますよね。
そして多分、結構早く帰れるようになるんじゃないでしょうか。職人さんが帰ったら帰ることができますからね。
そのぐらいのことであれば、多分色々と楽になっていくというふうに思うんです。
そうすると、ベテランの人たちはきっと新米の、もしくは係員の人たちに教えてあげようかなという気力も出てくるんじゃないですか?
忙しくて謀殺されるのではなくて、そっち側に集中できるとしたら、育成ぐらいはそんなに難しくないんじゃないかとでも考えられるような、
集中して進み出しというようなことを教えることができるようになりますよね。
そういうようなものを解決できる策があるとするならば、僕はこのコアエンジニアモデルという形以外には、今のところは思いついてはいないんです。
だからこそ、ぜひこれをやっていただきたいと思います。
ざっくり言うと、このコアエンジニアモデルの良いところというのは、結局、例えば他の現場を駆け持ちするというふうになったりするとか、
あとは工事長として現場を回るみたいな時にでも、結局それを移動するだけに時間をめちゃくちゃ取られてますよね。
その時間が基本的には削減されます。
そして業務に集中できる、電話は来ない、デスクワークに集中してくれ、
もしくは現場の人たちはデスクワークはやらなくていい、基本的には現場に集中してくれというふうに、
一つのことに集中できる環境を作り出すことができる、これがコアエンジニアモデルの素晴らしいところだというふうに思うんです。
じゃあこれを叶えるためにはどうしたらいいのかというと、大きくは2つです。
まずは全体的な業務量を減らしていきましょう。
これはやらなくてもいいよねということは極力、まず今無駄だと言われるような仕事は一旦整理整頓して、
まずは全体の業務量を一旦減らすということを目標に仕分けをしていく必要があります。
その後に現場の仕事とデスクワークとに大きく分けるという、この分業を完成させることができれば、
基本的にはコアエンジニアモデルは完成することができます。
どんなに規模が大きかろうと小さかろうと、基本的にはこれを叶えることができるようになるんです。
徹底していただきたい、コアエンジニアモデルをやろうと思ったときに中途半端にしちゃダメなんです。
徹底しなければいけないのは、この中核にあたるいわゆる中堅社員に関しては、
利点と改善点
基本的には一切現場の仕事を与えてはいけないというふうに考えましょう。
逆に言うと、中核が担っている図面だとか工程表だとかそういうのを決めたのであれば、
それは一切現場には仕事を振らないというふうに決めてください。
こういうふうに完全に分業化することによって、コアの人間はたくさんの現場を支援することができますし、
現場の人たちは早く帰ることができるようになるというふうになります。
こういうふうにやることによって、コアエンジニアモデルというのは完成していくんだというふうに考えていただきたいんです。
以前僕が現場の2,100時間の削減を達成しました。正確に言うと2,117時間なんですが、
その削減を達成したために11の試作ということで、以前全て包み隠さず皆さんにお伝えしております。
いろんな動画だとかを見ていただきたいんですが、その試作、あれは何のためにやっていたのかというと、
このモデルというものを完成させるために本当にできるのかというのを実際に実験していたんです。
それが、現場監督の半リモート化。1週間に1回か2回しか現場にはいかないで、
基本は家で仕事をするというのができるのかという、それをやるためにまずはクラウドでデータ共有して、
いつでもデータを見られるように、共有できるようにしましょう。
そして会議は定期的に行うだとか、気軽にできるようにしっかりズームというものは当たり前に使えるようにしましょう。
そして僕が家にいたとしても現場の状況がなんとなくわかるというレベルの現場のライブ配信は行いましょう。
この3つをやることによって現場監督の半リモート化というのは基本的にコアの人間は完成させることができるんです。
それ以外の作戦もたくさん打ち出してきたんですが、
それというのは現場監督が半リモート化したときにたくさんの書類仕事をやらなければいけない。
やっぱり一人でこなすのは大変だから、それを半リモートをしている側の方で、
例えばオンライン事務員さんを採用してやることによって現場に書類仕事は基本的にはほとんど振らないという、
そういうようなやり口をうまく進めるためにやってきたんですが、
これも結局実質の稼働は3分の1ぐらいで、これらの業務というのはすべて稼働することができました。
これは事実として僕はお伝えしておりますので、こういうやり方をすれば基本的にはうまくいくというところになるんです。
それでは改めてメリットなどその辺を整理して終わりにしたいと思いますが、
まずは育成に時間のかかるこの中核という人たち、この人たちの効率というものが最大化します。
要は技術力の持っていて馬力のある人間をよりたくさんの現場で、
その馬力だとかその技術力を享受させることができるその効率を最大化するために、
その核になる人たちを配置するということができるようになるんです。
これによって教育負担を軽減することができますし、業務の効率化というのを進めることができるようになります。
そしてベテラン層だとか係員だとか、そういうところを増員することができれば受注量を増加できますよねということになりますので、
これはもう完全に生産力を向上できるという話になるんです。
そして現場ではデスクワークをしなくていいということになったので、だいぶ気持ちとしても労力的にも楽になるはずです。
そうするとベテランで現地にいる人たちは昔ながらのやり方だとか考え方とか現場の進め方、
コア・エンジニアモデルのメリット
それを一緒にいる若手の人に伝承する、その時間を確保することができるようになるんです。
これで技術の伝承だとか教育機会を増加させることができるってことになりますよね。
そして5分の1が5人に1人ですね。5人に1人の中核が育てば、
それでコアチームというのは稼働することができるんです。
やっぱり人には個人差があります。できる人、できない人もいるでしょう。
だけど5人採用して、そのうち1人でもこれは核になれるなっていう人間を育てることができれば、
コアチームっていうものを組むことができますので、こういうふうにやっていくと、
全員に何とかなってもらわなきゃ困るんだというふうなプレッシャーから解放されて、
教育負担を軽減することもできます。
そして社員側の負担もすごい期待されてるんだけど、なかなかできないっていうことでギスギスしちゃうところも
軽減されるんじゃないかなっていうふうに思ったりするんです。
そして中核社員が仮に少なかったとしても、今現状そうですよね。
30代、40代、50代、この一番おいしい時期の人がいなかったとしても、
少なかったとしても、でも現場数を変わらずに進めることができる。
もしくは何ら増やすことだってできますよねっていうことになりますので、
モデルの実施と今後の展望
生産性は圧倒的に向上しますし、教育業務効率化も進めていくことができるんじゃないでしょうか。
あとは現地の採用っていうことに今までは縛られてましたが、
先ほど言っていたジムのオンラインで採用するっていうことも選択肢に入ってきます。
そもそも現場ではないところで仕事をするっていうことは、
会社じゃなくたって自宅だって、そして全国どこでも仕事ができるようになるわけじゃないですか。
そういう意味で採用機会をどんどん増やすことができるということにもなりますし、
業務形態っていうものが家で仕事したいならしてもいいよとか、
現地に行きたいんだったら行ってもいいよみたいな、
そういうふうな業務形態を多様化させることもできるよねって意味では
時代に即しているんじゃないかっていうふうに思うんです。
僕は2019年にコアモデルっていうのを検討させていただきまして、
実質的にいろんなことを進めるという、そういう方向に進んできました。
そして2021年の時に実際の現場で試験運用をしていきました。
そして2022年にこの理論だとかを実現が可能だということを判断しまして、
これを皆さんの方に伝えるということをしてきたということになるんです。
実際にいろんな質問があるというふうに思います。
気になるところもあるでしょう。
本当にこれはできるのかっていうところもあるかもしれません。
だけど実際僕はそれを運用してきて、
そしてこれを実際に実現するとしたらっていうことをもともと想定してましたので、
極力あまり高度なものは使わなかったとしてもできる、
その仕組みを作る方法を立案してきました。
なのでこういうふうにモデルとしてはこういうふうにやるんだよということを皆さんにお伝えしてきましたが、
これからはどんどんと本当にできるのかできないのかみたいなところ、
皆さんの疑問を今度解消しながらより深掘りした配信を今後ともやっていきたいと思いますので、
以後、僕のチャンネルの配信をぜひ見ていただければなというふうに思っておりますので、
お付き合いいただければと思います。
また気になることがあればぜひコメント欄でシェアしていただけますと
幸いでございます。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
こうやって中小企業でもまだまだ生産性を上げていくことができますし、
生産力を上げて人数が減ったとしても対応ができるような、
そんな状態をこれからも作れるような仕組みを皆さんにお伝えさせていただきますので、
気になる方はぜひチャンネル登録フォローをよろしくお願いします。
またいいねとかコメントなどを書いていただけますと僕の励みにもなりますので、
そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
26:13

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