1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #470 ◇教えられたこと、そのま..
こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。
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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
教育における「教えられたことを教えることなかれ」
みなさんこんにちは、ライズプランのTakedaと申します。
本日は2023年6月5日月曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は建設業界、ワクワクする業界へ、ギャラマラボンの提供でお送りさせていただきます。
ということで、鼻声が抜けない、そして喉の咳が止まらないということで、なかなか調子が非常に良くない状態ではありますが、
何とか進めていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
昨日、全然私事なのであれなんですけども、
6月4日を自分の父が亡くなった目にしということで、
21年くらいになりますが、僕が大学卒業してまさに就職するというタイミングで亡くなってしまったんですが、
その時のことをいろいろ思い出しながら、時間を使わせていただいたわけですけども、
なかなかに出来た男だったなというふうに、
改めて今、親父の年齢にだいぶ近づいてきましたが、非常に感じるところではありますが、
追いつかなければいけないというのを自分の使命にして進めていっているような状況でございます。
本日のトカジにつきましては、現在17度ということで、今朝の9時くらいなんですけども、
17度ということで、非常に暖かい日になりそうだなという予報でございます。
非常に大気も安定しておりまして、
昨日、たつまきが発生しましたというのが全国ニュースに出ていましたけども、
たつまき辺りからドシャーと降ってまた晴れてみたいなのを繰り返して、
昨日も、よく分からないけど、すさまじい雨が降った後にスパーンと晴れて、
でっかい虹ができてということで、子どもたちはキャキャキャキャキャとはしゃぎますけど、
大人にとってみると、おいおいおいという感じがしましたけどね。
そんな感じで、一日をスタートさせるということになります。
今週をスタートさせるということになりますので、皆さん頑張っていきましょうね。
体調がついてこられていないような感じもしますが、今週も頑張っていきたいと思います。
今週につきましては、僕はですね、法人化が一応完了しまして、
株式会社ライズブランというものが立ち上がりました。
ここから税務だとかね、そういうものの各届出書を出していかなければいけないというフェーズになっていくのと、
今日はね、あまり体調がよろしくないので、派手に動き回らずに、
部屋の中でひっそりとしていようかなと思ってはいるんですけども、
そんな感じでできる限り、内勤側のほうの作業をしていきたいなというふうに思っておりますので、
頑張っていきましょう。
あとは何かな、現場ラバーアカデミー側の業者は若干止まり気味ではありますが、
その辺を含めて一旦整理する一日に当てていきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで本日につきましてもスタートしていきましょう。
準備はよろしいでしょうか。
それでは本日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、改めまして皆さんこんにちは。ライズブランの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていっちゃう問題の方に入っていきましょう。
今日の問題は何かと言いますと、
教えられたことを教えることなかれということでお話をしていきたいという風に思っております。
これはね、教育だとか部下育成の話になっていくと思いますので、
是非ね、最後までご視聴いただければなという風に思っております。
特にね、若い人に起動しなという風な内容だったりもするのでよろしくお願いいたします。
この番組は建設業界の様々な話題や部下育成の話、
働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいという風に思っております。
はい、ということで進めていきましょう。
改めまして、教えられたことを教えることなかれということで、
今回のお話はですね、読んで字のごとくでもあったりするんですけども、
結局のところですね、結論から言いますと、
自分が教えられた通りに後輩に教えるっていうことをやると止まりますよっていう、
そんなお話をさせていただきたいなという風に思いますので、よろしくお願いいたします。
でね、理屈的にはわかると思うんですけども、時代が止まっているならいいんです。
時代が動いている今この世の中において、
自分が生きてきた、自分が成長することのできた手順っていうのがあると思うんですよ。
皆さんの中でね、1年生の時にこれを教えてもらった、2年生ではこういうことを教えてもらった、
現場を持たされる手前にはこういうことを教えてもらって、
現場を持たされるようになってからこういうことを教えてもらってみたいな、
そういう自分が学んできた道筋っていうのがあると思うんですよ。
それを自分がこういう風に教えられたからといって、
今じゃあ1年生が入ってきましたってなった時に、
自分が教えられた通りのことをやれば、
確かに皆さんと同じタイミングで皆さんと同じレベルに到達するかもしれないです。
ただ、これをやってしまうと時代が回り始めちゃうんです。
その会社の中でと言いますかね、あなたと後輩の中だけで、
これのやり方をしてしまうと、
時代というのは同じところをぐるぐるぐるぐる回って、
結局は周りとかけ離れた、
そういうようなことになってしまいませんかっていう話になっていくんです。
だから、教え方というのはそうじゃないですよって話なんですよ。
建設業界への取り組み
例えばですが、僕が経験した話でいきますと、
まずは積算をします。
コンクリートを拾いましょうとか、内装を拾いましょうとか、
そういうようなことを皆さんできるようになってきてるんじゃないですかね。
いや、分かんないです。人によりますけども。
だけど、僕が辿ってきた道のりっていうのはどういうものだったのかというと、
まず一番最初は積算なんてものには触れさせられませんでした。
先輩たちが手書きで何かける何っていうのをひたすら書いていくんです。
それを拾い作業と言うんですけど、ざーっと拾っていくんですけど、
その掛け算はやらない。電卓を叩くような作業は基本的にはやらずに、
数式ばかりが書かれたものが僕の手元にポンポンポンポンくるわけです。
僕は何のことやら分からずに、その数式をはじいて答えを出す。
数式をはじいて答えを出す。
数式をはじいて答えを出すということを何度も何度も繰り返して縦列で足し算をしていく。
縦列の足し算は必ず2回やらなきゃダメだぞみたいなことを言われつつ、
そんなことをやっていったのが一番最初1年生の頃だったと思います。
そこから気がつけばコンクリートを拾ってみろと言われて、積算用紙に手書きで書いていく。
それができるようになってきたら今度は集計してみろと言われて集計をする。
それができるようになったら内装を拾っていくという感じで、
気がついたら最終的には全部できるようになっていたんですが、
スタートしては全て手書きでやってみろだったんです。
実際それが全部できるようになってからようやくエクセルを使わせてもらえてですね、
エクセルに数式を入れ、数式なかった数字を打ち込んでいくと、数式が入っている用紙があります。
それが自動的にポンと算出される。
そうすると計算のミスも少なくなってきますよねという順番になります。
続きましては積算のソフトというものを使えるようになってくるので、
当然ソフトを入力していけば自ずと全ての答えが出ていくというような、
そういうような順番で僕は教えられてきましたって話です。
わかりますね。
僕は1年生の時何をやっていたのかというと、単純にただ計算をさせられていたわけですよ。
じゃあ今ですね、僕の元に1年生が入ってきたとしましょう。
そうすると僕が教えられたものっていうのは、
手書きで計算式を渡されたものをただただ電卓を叩くというような、そういう作業をしていたんです。
だからまずは1年生はこういうふうにやるべきだ。
なぜなら僕がそう教えられたからっていう。
これは正解でしょうか?間違いでしょうか?
答えは間違いなんですよ。
教育方法の改善
わかりますかね。
もっと正確に言うと間違いではないんです。間違いではないんですが、
皆さん事実としてですよ、今自分の手元で何をやっていますか。
自分が今やってきたことを無視して、やっていることは何ですかっていうことをやっていくと、
多分ですけども、今まで1年生から積み上げてきたことの中で一番効率の良い動き方って知ってませんかね。
わかります?
だからその効率の良いやり方というのを皆さんも知っているんです。
知っているにも関わらず、じゃあ1年生が入ってきましたって言った時に、
いきなりまずは一番効率の悪いやり方っていうのを教えるということはですよ、
すなわち自分の年齢になって初めてそのやり方ができるようになるということで、
それよりは1年生から10年間かかってできるようになったことがあったとしましょう。
そうすると新たに入ってきた1年生は10年後に今に到達するってことになるんですよ。
そうなると時代ってずっとループしますよね。
多分20年後には所長になり、30年後には課長になりみたいなわからないけど、
そのルートを延々とたどり続けて、結局会社としては10年経っても20年経っても30年経っても、
前と同じことばっかりやり続けるというような会社になりやしませんかね、というのが今回のお話ということになるんです。
自分が教えられたことを人に、新人に教えることなかれ、まさにその通りで、
自分が教えられたまんまのことをやっていては、今の時代、周りの時代が動いてないならいいんですよ。
そのままで繰り返せばいいんだけど、時代が動いちゃってるんです。どんどん進化しちゃってるんです。
だったら進化のスピードに合わせて、新人に教えるべきことだって進化させていかなければいけないという話になるんですよ。
じゃあどうすればいいのかっていう話をね、ここからお話ししていきますが、
結論としましては、自分が教えられたことを教えるのではなく、自分が感じたことを教えろなんです。
ちょっとまだ喉の調子が直ってないんですよ。
ということで、教えられた通りに教えるのではなく、教えられた後に自分がどう感じたのか、
このやり方いらないよなっていうならば切り捨てた方がいいです。
でも自分が今やってることっていうのは、ここの知識は必要だよなっていうふうに思うものであれば、
それは教えるべきかなというふうに思うんですよ。
というふうに、教えられた通りに教科書通りに教えるということではなくて、
自分がその時どう感じたのかっていうことを加味して教えるんですよ。
そうすると何が起きるかって、10教えるべきことが自分にはあったと。
だけどこれいらんよな、これいるよなっていうふうに精査していくと、
多分ですけど、5とか6とか、下手したら4とかぐらいの教え方でいいことになるんですよ。
そうすると10の労力のうち半分ぐらいになったとしたら、残り半分で何をするのかっていうと、
さらに新しいことを教えるもしくは考える時間に当てることができるようになるんです。
これが進化です。分かりますか?
新時代への対応
僕らが5年かかってできたものを、彼らは2年かかってできるようになってくれないと、
残りの余剰分、新しい時代に当てなければいけないんですよ。
そういうふうに回していかないと、周りの進化についていけなくなるんです。
5年生になったらこのぐらいはやってもらわないとっていうものを皆さんが持っているのであれば、
5年生になってそのレベルになってもらったら困るんですよ。
だって時代は進化してるからね。
5年生ではなく4年生、4年生ではなく3年生ぐらいで、
彼らが今の5年生と同じぐらいできるようになるとしたら、
どういうふうにやっていかなければいけないのかっていうふうなことを前向きに考えていかないと、
次の時代のことを教えることってできないじゃないですか。
ずっとループすることになっちゃうんですよ。
だから関さんは電卓で弾けって言うんですけど、電卓なんて使ってます?
使ってるな。たまには使うんだけど、電卓を関さんがちんこで使ってないじゃないですか。
そもそも関さんソフトを使ってやってるんであれば、
皆さんが教えるべきことっていうのは、まずは関さんソフトなんだと思うんですね。
その使い方がわかったら、そのチェックの仕方っていうのを教えればいいわけですよね。
わかりますね。わざわざ電卓を叩く必要性はないんです。
わざわざスマホがこの時代にあるのに、わざわざポケベルの使い方を教えないじゃないですか。
そういうようなもんで、結局はできりゃいいんです。
っていうことを、どこまで古い時代を切り捨てて、
新しいやり方をどんどん乗せることができるのかっていうのをやっていくことが、
おそらくですが、この時代の進化のスピードについて来れる唯一の方法なんじゃないかなというふうに思うんです。
改めて言いますが、皆さんがやってきたこと、その道のりを否定しているつもりはありませんが、
そのやってきたまんま教えるというのは、基本的なナンセンスです。
そうではなくて、自分が教えられたのはこうだが、その時に感じたことだとかを、
ちゃんと加味して、自分の中で答えを出して、教えていくっていう、
そのプロセスをしていかない限り、あなたも昔の人に比べると進化してますからね。
その進化を自分の台で止めないでください。
新しい時代に対応するための教育
ちゃんと自分の中で咀嚼して10を教えるんじゃなくて、
10の中で7でも十分に進むことができるぞっていうのが分かっているならば、
ちゃんと7を教えてあげてほしいんです。
で、残りの3は何?って、新しい知識に使ってほしいですし、
新しい時代の発想にも使ってほしいですし、
若い力を無駄に使わないでいただきたいというふうに思っております。
少なくとも、周りがどんどん進化している世の中においては、
新しいことにチャレンジする、その余白を残しておかなければいけないんです。
その余白はどうやって残すのかっていうと、
皆さんが日々やってきた効率的な働き方によって時間を生み出す。
生み出したことによってそこに新たな考え方というのを乗せていく、
その余白をしっかりと設計してあげるというのが、
今の時代の教育なのではないかなというふうに思いましたので、
今回お話をさせていただきました。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
今日は教育のお話ということで、
自分が教えられたことをそのまま教えてはダメだよというようなお話をさせていただきました。
はい、ということで本日の放送につきましては以上にさせていただきます。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
15:06

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