1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #469 ◇ 経験を未来に「繋げない..
2023-06-04 14:05

#469 ◇ 経験を未来に「繋げない」業界【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側

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はい、みなさんおはようございまーす。ライズプランのTakedaと申します。
本日は、2023年の6月4日、日曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日もスタートしていきますが、
今日は日曜日なので、肩肘張らずに進めたいなと思っているんですけど、
思いっきり寝起きなんで、若干の鼻声と、なんかね、まだね、喉の調子があんまり良くないんですよね。
痛いんですよね。
なので、ちょっとなんかいつもと違う声かもしれませんが、ご容赦いただきたいなというふうに思っております。
昨日は、うちの子供たちの運動会でしてっていう話をね、昨日させていただいたと思ったんですけども、
まあその後、いろいろとテンションが上がったままゲームをして、
なかなか楽しい一日を過ごしたなというふうに思っておりますが、
あの、昨日、ん?昨日だったかな?昨日ですね。
うちの子供たちのね、お小遣いの仕組みってなんか話したことありましたっけ?
なんかあったような、なかったような、なんですけども、
うちの子供たちは小学校4年生になると、基本的なお小遣いをあげますっていうことにはなってます。
ただ、うちの子供たちに僕らはお小遣いをあげてないんですよ。
お小遣いをあげるんじゃなくて、商売をしなさいというふうに進めております。
というか、反強制的にやってるんですけども。
僕はですね、毎日必ずコーヒーを2、3杯飲むんですよ。
それを、あんたたち作って親に売れっていう、そういう仕組みを取らせていただいております。
意味わかりますかね?
で、その販売して出た利益について、自分のお小遣いにしていいよっていうふうにしてるんですよ。
で、お客さんはですね、うちのお父さん、
彼らにとってのお父さんとお母さん、そして隣に住んでいるうちの妻のですね、お父さん、お母さん、要はジージとバーバですよ。
4人に対して商売をしなさいというような形になってます。
もしもお客さんが来た時には、コーヒーを作って出してくれれば、そりゃ親が払うよというような、そんな仕組みにもなっているんで、
要は頑張れば頑張っただけ稼ぐことは可能ですよというような仕組みにしてます。
逆に言うと、サボればサボっただけ、全然お金にはならんよというような仕組みにしてるんですよ。
でね、一応仕組みを少し細かく言うならば、まずは100円で、1杯100円で売りますが前提です。
なおかつ、豆を買ってきて、コーヒー豆を買ってきて、それをミルでゴリゴリゴリゴリひくんですよ。
ミルをひいて、それをちゃんとコーヒーでドリップして、それを提供するということ。
自分で買わなきゃいけないんでね、コーヒー豆代というのは自分で実費なんです。
スタートはまず赤字からスタートしていくというような形になっていて、利益を上げていく。
いっぱい売っていくことによって利益を上げていくというような仕組みなんです。
あとはコーヒーカップとかもちゃんと自分で100均で買ってきなさいと。
終わったらちゃんと自分で洗って拭くところまで、拭いて片付けるところまでを全部やらないとお金を払えませんというような仕組みにしています。
要は労働対価というよりも報酬制なので、時給とかそういうような月々いくらもらえますよなんていう決まりは全くないんです。
もしかしたら4,5千円もんかるかもしれません。
でも0円、むしろマイナスになることがあるかもしれませんというような仕組みになっているんですよ。
なぜこういう仕組みにしたのかというと、僕の考えからするとこれからは組織で戦う時代ではなくなってくるだろうと。
個人で力をつけていくようなことが実質的にもうすでに可能になっているので、
これからの社会って、良い大学に行って良い会社に就職するのが必ずしも正規ルートではないというような状況になってきます。
なので、自分で稼ぐということだって選択肢の一つでいいと思うんですよ。
昔はいきなり起業するなんていうのはめちゃくちゃハードルの高いことだったが、結構フランクにできちゃうと。
だったら仕組みを知っていて、いろんな選択肢の中から就職したいと思えばすればいいし、自分でやりたいと思えばやればいいしっていう風に好きに選べる状態にするのがおそらく今後行きやすい社会なんじゃないかなと僕は思うんです。
だから小さい時からそういうお金の仕組みということも足し算引き算ができれば基本的には商売は成り立つわけで、その辺を感覚的に分かっていただきたいなというところからそれをやっているんですよ。
それに伴って毎月必ず決算というか精算をするんですよ。
勉強会での経理トレーニング
1月どうだったのかっていうのを全部足し算して、豆はどのくらい減ったのかっていうのをカウントして、一杯あたりの単価を計算してみたりね、そういうようなことをやっているんです。
最初のうちは分からないからホワイトボードを使いながら今日の勉強会やりますよって子供たちに対して今200gの豆を買ったでしょと。
それで今4月分でどのくらい使ったでしょうみたいなことをやって、一杯あたりいくらですかっていうのを計算させるわけです。
一杯あたり4.3gの豆を使っていて、原価は25円ぐらいでしたというところが分かったわけです。
いつもはここまでなんですけど順番に少しずつステップアップするんですが、じゃあなんでこんなことをしているのかっていうのを分かってもらうために、
例えば残った豆であとどのくらい売ることができますかっていうのをやっていくと、その4.3gだから一杯あたりね、あと残った分で割り算すればいけるよねとか、
じゃあ新たに500gの豆を買ってきた場合どのくらい売り続けることができますかって言ったら3ヶ月ぐらいいけるよねみたいな計算をして、
いくらぐらいの利益が出ますかっていうと、あと3ヶ月でいくらぐらいまでいけるかな、結構いけんじゃん、あれ買えるなみたいな、そういうような計算を子どもたちがするようになるんです。
そこまではよく小学校4年生でこんなことやってるなって個人的には思うんだけど、でも教えればちゃんと分かるんですよっていうのは分かってきましたという感じです。
ここからです。ここから昨日子どもたちにした話は何かというと、なんで今までの過程を勉強してというか、わざわざ数値で、要は数ヶ月間かかって販売してきた。
最初はどのくらい使うのかわからないからとりあえず買ってとりあえず売るっていう計算をやっていた。
たまにこういうふうに今までの分がどうだったのかっていうのを改めて計算すると、いっぱいあたりいくらだよねとか、いっぱいあたりどのぐらいの利益がもらえるよねっていう計算をすることができる。
じゃあ問題です。それを皆さん算数で習ってますが、これ何のためにやってると思う?って聞いたんです。
そしたらお金は欲しいからみたいな答えになるんですけど、それを僕は一応買いつまんで小学校4年生と小学校6年生相手に話をしたんですが、
なぜ君たちが算数を習っているのか?それは今までのことを、今までやってきたコーヒーをいくら売ったとか、そういう計算をできるようになるためなんです。
ただ、じゃあなんでわざわざそんな計算をしなければいけないのか?なんとなく生きていくことはできるよね。
だけど、算数っていうのは、もしもこの算数ができるようになると何ができるのかっていうと、今先ほど計算した通り、3ヶ月後にこの豆がなくなるっていうことがわかったでしょ?
今まではどのぐらいでなくなるのかってふわっとしかわからなかったし、明確にいついつなくなりますっていうことを言うことは絶対にできなかったじゃないですか。
経験を未来に繋げることの重要性
これが算数の力なんだよ。要するに算数を一生懸命勉強するというのは、今のことではなく、つまり未来を予知すること、未来予知ができるようになること。
これが算数のものすごい力なんだよ。だから今のことを一生懸命やるっていうのは、つまりは未来どうなっていくのかっていうのをあらかじめ予想して動くことができるようになるために、
君たちは今算数を学んだり、あとは学校で歴史みたいなのを学んだり、それをやることによってじゃあ未来どうなっていくのかっていうことがわかるようになるでしょ?
成長って言うんだよっていうようなお話を昨日したんです。まあそこまではいいや、そういうような話を淡々としたんですけども、ここからですよ。
要はそういう話をしたんですけど、子供にしたのはそこまでなんですけど、これってね、みんな同じなんです。僕もそうですし、今一生懸命がむしゃらに最初はわからないことってやるしかないんですけど、
やっていって、ある程度のところで一旦内容を整理するとか、一旦今までのことをちょっと数値に落としましょうとか、そういうことをやるかやらないか、それは人それぞれなんです。
やってもいいし、やらなくてもいいんですよ。で、それをね、やることによって何ができるのかっていうのって、まさに今子供に言った通りで、
やってもやらなくてもいいんですけど、やらなかった人っていうのは常に今この瞬間を生きていくしかないっていう状態になるんです。だってわかんないからね。
整理整頓されたデータというものが頭の中に蓄積されていないから、今のことをやり続けるしかないんです。
だけど、よく考えて、今までやってきた何か経験値だとかをきっちりと整理することさえできれば、未来これからね、これを続けていったときに、
どのぐらいのペースで進むのかとか、どう成長していくのかとか、未来ってどうなるのかっていうのって予測つくじゃないですか。
わかりますよね。自分がやってきた経験値を蓄積することっていうのは、つまり未来を予測することなんです。これからこのまま続けていくと何が起こるのかっていうことを予測し続けることなんです。
行動することの重要性
予測したならば、1年後自分はここまで5年間かけてここまで成長してきた、だったら1年後こうなってるよなとか、このデータを使ったらこういうことに使えるよなってことは、
これからこういうふうになっていくよなっていうことが予測つくわけです。身の回りを見てみてください。僕が入社したときにもう既に言ってましたが、これから職人が減っていく。
まさに減ってきてますよねと。これから建設業界厳しくなる。厳しくなってますよねというふうに、みんなこうなるだろうっていう予測はできてたんです。
じゃあなんでそういう予測をしなきゃいけないのかっていうと、その予測がうまくいくんであれば、じゃあもっと力を入れていこうぜって話になるし、うまくいかないということなんであれば、どうしたらうまくいくようになるのかの工夫だとか改善することができるようになる。
これが一番未来予測としては大事なことだったんです。なのに分かっちゃいるが手を打たないとか、分かっているのにどうしようかなって思い続けて今に至るとか、
そういうふうな状況に今の業界ってなってませんかねっていう話なんです。今時代は動いてますよね。こういうふうな方向にシフトしてますよねっていうのってもうだいぶ見えてきている部分ってあるじゃないですか。
このまま10年間進んでいくときっとこういう社会になるよね。こういう世界になるよねっていうのは完璧に分からないまでも今までの経験則から言って分かるじゃないですか。
でもそれを見て見ぬふりをしてそうなっていくが、俺たちは俺たちで良くねえかっていうふうに思っているのってなんか変じゃないですかっていうふうに僕は思うんです。
子供にでもこのままいくとどうなるのかが分かるんですよ。それでお金が足りないとお小遣いをもっと欲しいって言うんであれば、じゃあもっと売るためにはどうするのかっていう手を打つことができるはずなんです。
子供にもできるのに、なぜ僕らができないのかっていう。要は過去の経験を無駄にしているんじゃないのかっていう。過去の経験だけで食っていこうとしてるんじゃないのかっていう。
これから起きていく事象がもう分かっているにもかかわらず一歩踏み出さないっていうのはそれはね過去の経験に失礼ですし、先人たちのやってくれて積み上げてくれたことに対して
一歩も成長しない状態でキープするのってすごく失礼な話なんじゃないのかなって思うんです。
人間は日々成長していかなければいけないですし、過去を経験した結果未来をより良くしていかなければいけないというふうに思うんです。
なのに今に留まってまずいよなとか言ってる場合じゃないんですよ。やっぱり一歩踏み出さなきゃいけないよなっていうふうに思ったんです。
過去の経験が蓄積されてきた今であれば少なくともこれから10年後どういう風になっていくのか分かるじゃないですか。
それが正解か正解じゃないのかって少しずつ見えてきてる部分ってありますよね。
正解な部分はそのまま残せばいいんですが、そうじゃない部分に関しては改善しなきゃダメなんですよ。
だから僕らがやるべきことっていうのは過去に学ぶこと、そしてそれを学んだならば未来に生かすことであってこれ以上でもこれ以下でもないんじゃないかなっていう風に思います。
日々少しずつでもいいから何かしらの改善をして、要は未来予知をしてデータを整理して未来予知をするんです。
未来投資としてのデータ整理
それに対してどうすべきなのかっていうのを先の行動を決めていく、こういうふうなことを繰り返すことが自分の成長にもつながりますし、
なおかつ業界の未来投資にもつながっていくんじゃないかなというふうに思いましたので、今回そんなようなお話をさせていただきました。
日曜日なのに熱い話をさせていただきましたのですみませんでした。
また明日から頑張っていきたいと思いますので、引き続き聞いていただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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