1. 【建設業を持ち上げろ】立入禁止の向こう側
  2. #238 ◆次の現場でリセットされ..
こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えた【現場ラボ】のたけだです。

建設業に関する話題を中心に、現場監督目線でお届けいたします。建設業界を盛り上げるべく、日々活動しております。

◆コメントや感想、話して欲しいテーマのリクエストがあれば、TwitterのDMにお待ちしております!
@Takeda_Hiroki81

◆電子書籍出版しました!
【建設DX 11の実例〜僕が2100時間を削減できたワケ】Kindleからどうぞ!
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BF8N2MGM

◆【現場ラボアカデミー】
建設業を変えていく!そのために必要な要素を全て盛り込んだコミュニティです。中堅ベテランは変革を起こし、新人若手は学び成長する。
そこに集う人たちで、建設業を変えていこう!
https://genba-lab.com/genbalab-academy/

◇Youtubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】
https://www.youtube.com/c/nextconstruction

◆現場監督の働き方を、もっとスリムに。
【GENBA Lab.】現場ラボ
https://genba-lab.com/
・若手育成の研修実施
・施工図などのレクチャー動画
・働き方改革サポート など

番組に対するご感想→コメントお待ちしています。
◆DMはコチラから:
info@ht-raiseplan.com

◇Instagramでは、定期的に1,500文字のコラムを投稿。
https://www.instagram.com/genba.lab

#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
00:04
皆さん、おはようございます。ライズプラのTAKEDAと申します。
本日は2022年の10月5日、水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
本日につきましては、もう間もなくいろんなものが始まっていくんですけども、
今週の末頃かな、現場ラボアカデミーの第2期生募集開始ということで、
そこから約3週間くらいかけて、告知をしていくような格好になりますが、
随時動かしていきたいと思います。
セコ管理のコミュニティということで、今回の第1期につきましては、
学ぶ人と変えたい人と、コラボレーションというか、同じ部屋に閉じ込めると何が起きるのかみたいなところで、
価格反応を狙ってきました。そこからいろんなブラッシュアップをしていきまして、
次の第2期につきましては何かというと、今DXを楽しんでいる人が集まるコミュニティということで、
建設DXといって、ICTだとか、ドローン技術だとか、測量技術とか、3Dがどうのとかっていうのを、
技術がたくさん出てきておりますが、その中、そういうのを活用したいけど、
なかなか会社がうんって言わなかったり、あとは趣味でやってますみたいな人だったり、
そういうのを楽しんでDXを行っている人って世の中に結構いますよねというところから、
そこを大いに自慢できるような、そんな場にしたいなというのが一つ。
それと、構想も建設業界変えたいんだけど、新しい技術に触れたいっていう人たちがそこでコミュニティを形成すると、
いろんな学びになりますし、それを武器にすることもできますよねというのもあります。
あとは建設業を起点としまして、復業したいだとか、SNS発信をしていきたいだとかっていう、
新しい取り組みをやっていきたいという人を集めて、いろんな刺激的なというか、こういうことをやっていきましょうかっていうのを応援する。
要するに建設業界の中で変わりたいと思っている人たちが称賛される、新しいことをやるっていうことに対して過敏に反応して、
こんなことをやらない方がいいんじゃないかっていう、いわゆるドリームブレーカーみたいな人たちが多い建設業界において、
楽しいこと、新しいことを称賛する文化というのをここで根付かせましょうというような大枠で進めていきたいなというふうに思っておりますので、
ぜひ現場ラボアカデミー、もしも気になる方がいらっしゃれば参加していただきたいなというふうに思っております。
あともう一点、今もうすぐ始まる11月から本格的に稼働し始めますが、
来年度、2023年度の新人スキルアップ研修につきまして、オンライン上で開催していくというような、そういう研修を行っていきます。
まだ告知自体はしていないんですが、一応ホームページとしては存在はしています。
03:03
ただ明確にいつからやりますとか、どういうふうなカリキュラムで進んでいきますみたいなのを発表してはいないんですが、
ぼちぼちとお問い合わせをいただくようになってきました。
ここ1ヶ月で3件の会社さんからぜひということでお話をいただいておりまして、
いろんな会社さんが参加することによって、いろんな建築業、いろんな全国の建築業の施工管理のレベルがわかってくるというような、
仲間が全国にいるんだなという感覚をわかっていただけると思うので、
そういう面白い機会になっていくんじゃないかなと思います。
いろんな刺激が得られる新人スキルアップ研修、ぜひ参加していただきたいなというふうに思ったりしております。
そういうのをひたすら準備をして、昨日なんて一本も家から出なかったという状況になっておりますが、
なかなか地味な活動を日々させていただいているという次第でございます。
ということで、本日につきましてもいつも通り配信をスタートさせていただきたいと思いますので、
ぜひ最後までご視聴ください。
それではスタートしましょう。竹田の作業日報。
はい、ということで改めまして皆さんおはようございます。スライドプランの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
現場ラボというサイトでは若手の育成、若手の研修、働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなど、車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいております。
なので、ザーッという多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
というところで本日も本題に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、現場が変わるとリセットされる部下というようなお話をさせていただきたいと思います。
部下を育てる時の注意点みたいなところになると思いますが、
そういう部下っていますよねっていうようなところからお話を進めていきたいと思いますので、
ぜひ最後までお聞きいただければと思います。
ちょっと告知というか、お知らせを一つ挟ませていただきたいんですが、
今YouTubeで建設業を持ち上げるTVというYouTubeチャンネルを運営しているんですが、
そこのサブチャンネルでですね、教えて竹田先生というそういうチャンネルがもともと存在はしていたんです。
1本だけ動画を出してチャンネル登録者数53人という、特に何てこともないチャンネルだったんですが、
そこをですね、ちょっと組み替えまして、今までの研修だとかで、
生徒たちにというか受講生たちに教えていたところをちょきんちょきんと切り取って、
皆さんに少しでも役に立てればという内容をお送りさせていただきたいというふうに思っております。
06:03
非常に施工管理の、建築の施工管理の内部の方の話なので、
一般人が見ても何を言っているのかさっぱりわからないと思いますが、
でも若手にとってみると非常に役に立つ内容だというふうに思いますので、
少なくとも受講生たち側なんですかというふうに思ったところになるので、
少しでも勉強になればという意味で、その辺を少しずつ小出しにしていきたいなというふうに思いますので、
ぜひ調べてみてください。
竹田のラジャーを教えて竹田先生というね、そういうサブチャンネルになりますね。
一応建設業を持ち上げるTVのところからも移動することができますので、
ぜひお気に入りを見てみていただければなというふうに思います。
結構ね面白く作り替えておりますのでよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日も進めていきましょう。
現場が変わるとリセットされる部下っていうところのお話になるわけですが、
どうでしょう?皆さん部下育成、若手がね、新人がちょこちょこと今何ヶ月?半年以上経ちまして、
現場移動するみたいな場面になった時に何にも知らないっていう。
いちいち現場が変わるごとに今までの現場で学んだことはなかったかのような形で、
全部教えてくんに戻ってしまうと。
これやったことあるのか?あるっちゃあるんですけど分かってないですねみたいな。
分かんないですけど。
いちいちリセットされるなという蓄積されない方の部下っていないでしょうか?
僕の周りではですね結構そんな話を聞くんですよ。
3年経っても現場が変わるごとに今までの奴は学習というよりはなくなってしまって、
また新たな気持ちでスタートするんで全然成長してる感じがしないというようなところになったりします。
僕はこういう部下を目の当たりにもしましたし、そういう部下が大変なんですっていうことも結構聞くんですが、
こういうねいちいち現場が変わるごとにリセットされてしまう部下っていうものの原因は何なのかっていうと、
僕の考え方によると先輩が悪いです。
結局教え方が悪いなというふうに僕は感じているんですよ。
もう少し詳しくお話ししますが、
教え方っていうのは人それぞれいろんな方があるのかもしれませんし、
そもそも教えるつもりなんてない人もあっているのかもしれません。
なんで俺が教育しなきゃいけないんだよって思ってる人もいるのかもしれません。
でも教えてるつもりなんだけど全然育ってこないっていう人もいるかもしれません。
基本的にですね、仕事というものを教えるときには大枠の順番がありまして、
基本的にはその大きな部分から詳細に向かって進んでいかなければいけないと。
例えば施工管理って何の仕事なのか、何をする仕事なのかっていうことが全く分かっていない状態の中で、
住み出しの仕方を教えたところで、こんなもん何の役に立つんだよっていうふうに思っちゃうんです。
09:01
それはですね、小学校だとか中学校の時に、例えば法定式を習ったと。
こんなもん世の中の何に役に立つんだよっていうふうに思ってる状態。
要はそれがどう役に立っていくのか、何のために存在しているのかというのを分からないと、
勉強は勉強のまま丸暗記の状態で終わってしまうって話です。
だからまずは建築の工事ってこういうものなんだよ。
そこの中での施工管理の役割ってこういうものなんだよっていうこと。
今自分が何を目指していて、どこに今立っているのか。
だからどういうルートをたどっていくためにこれが必要なんだよっていうのを、
順番に大きなところからやっぱり分かっていただかないと、
自分がどこにいるというか、何のために存在しているのかっていうのは、
分からないままやれと言われたことをやるところから脱出できないっていう話になっちゃうんですよ。
なので何度も言いますが、まず教えなければいけないのは大枠。
大枠が分かったならば、そこから順番に太い部分から、
応用のできる範囲から少しずつ教えていって、
テクニックは一番最後。何ならもう2年生3年生になってからでいいよっていうレベルでいいと思うんですよ。
何せまずは把握するということがすごく重要なんじゃないかなというふうに僕は思っています。
だからこそ、その大枠の部分を教えずに、
細かいところだけ教えてしまったがゆえに、
リセットされる部下というのが生まれることになります。
例えばね、何にしよっかな。
掘削をする、土を掘る掘削作業、根切りという言い方をしますけどね。
掘削をするという場面、彼は何故掘削するのかも分かっていませんし、
例えば1メートル×1メートルというベースがあったとして、
その掘削範囲は2メートル×2メートルになるわけですよ。
だけどその2メートル×2メートルになる理由が全く分かっていない状態で、
2メートル×2メートルで掘れよという指示を部下に出します。
そうすると部下は何も考えずに2メートル×2メートルで掘るんだねっていう風に
指示を職人に与えることになるんですよ。
この時点で多分リセットされます。
次の現場では。
だって意味が分かってないから。
そこを教えずにテクニックの小手先の数字というところだけを教えてしまうと、
結局何の意味もないというか、
次に一切役立つことのない謎の知識が彼らの中に芽生えます。
次の現場に行って掘削になった時に、何歩で掘ればいいんですか?
っていう質問が出てくるんですよ。
で、先輩が思うんです。
前の現場で何やってたのよ?
いや、一応掘ってましたけど。
掘削経験したことあるよね?
あぁ、あります。
で、なんでそんな質問をするの?
っていうことになるんですよ。
はい、これでリセットされた部下が誕生です。
だからそういう小手先のこれをやれ、いいからやれとかね、
12:01
やり方だけを教えるとかね、
その意味が分かっていない状態をひたすら繰り返したとしても、
それはね、先輩を手伝っている。
先輩からすると部下を使っているに過ぎず、
成長させる目的で何かを教えるというようなことを基本してないんです。
だから、いつまで経っても毎回毎回リセットされる部下が出来上がるというようなお話になっていきます。
ほんで、結局何をしなければいけない?
何をしなければいけないのかっていうと、
何度も言っていますね。
大丈夫だと思いますが、意味を教えるんです。
なぜそれをやっているのか?
なぜあなたがやらなければいけないのか?
なぜこのタイミングなのか?
これはどういう意味があるのか?
こういうことをしっかりと教えるんですよ。
1メートル×1メートルのベースを埋めるために、
1メートル×1メートルで掘ったら、
どのように作業をされますか?という話になります。
だから、周りで型枠を付けたり、鉄筋を付けたり、
設置したりする人がいて、
その中で1メートル×1メートルを作らなければいけないということは、
周りで作業をしなければいけないよね、という。
作業スペースが必要だから、
ひと回り大きくするんです。
規定値でいくと50センチ大きくするということになっているんだけど、
という意味を理解すれば、
作業をする、掘削をするときには、
作業スペースが必要なんだな、ということが分かってきます。
その理解を踏まえて、次の現場に行くと、
自分で、この大きさということは、
作業スペースが必要だよな、
ということはこのくらいの大きさにしなければいけないよな、
おのずと意味が分かった状態で、
1つ学習した状態で、
1つ上の解釈によって仕事を進めることができるようになります。
結果、質問する内容も、
今回50センチの余幅でいいでしょうか、
少しレベルの高い質問が出てくるという話になっていきます。
そこからさらに応用していくと、
他の作業だって、基本的には、
作業するときには人間の立つスペースがなきゃいけない。
だから、どのくらい離したところに足場を設置しなきゃいけない、
そういうような感覚が出てくるという話になっていきます。
結局のところ、何度も言います。
小手先の数字とか、今やるべきこととか、
そのやり方みたいなところっていうのは、必要なんです。
業務としては最終的には必要なものなんですが、
1年生のうちからそれを覚えたところで成長はないです。
それを丸暗記しても意味が分かっていなければ、
何の意味もないからですよ。
意味がなければ意味がない。
意味を把握していない以上、
それを反復することも同じ数字で、
同じ場所で同じ場面であれば、
もしかしたら反復できるかもしれませんが、
現場は毎回違うじゃないですか。
だから、それをやっても意味がないんです。
そうじゃなくて、それがどういう意味があるのかっていうところを
15:03
一つ教えるだけで、
その人が学んだことというのは、
次回、もしくは次々回、
あらゆるものに対して応用することが可能になるんですよ。
テクニックのピンポイントのこと、
実際のテクニックやり方のところだけ教えると、
それは使い捨ての記憶になるんですが、
そのもう一個下がったなぜっていうところを教えると、
そこから波及する応用というのは、
10にも20にも100にも1000にもなるんですよ。
そのぐらい大切なことを一つ教えるだけで、
波及させることができるってことは、
仮にそこに1時間教えるのにかかっちゃったんだとしても、
その効果は何十時間何百時間にも及ぶっていう話です。
だからテクニックを教えるのに10分で終わったとしても、
その10分はかけ捨てだから、
その現場の中で100回10分を教えたら、
1000分がなくなってるわけです。
それを失って、次にも生きないという謎の時間が出来上がります。
それをやり続けると、
結局は毎回毎回リセットして、
一切成長しない部下が完成しますし、
それによって先輩たちも一切助かることもないですし、
いつまで経っても先輩方は忙しい、
そしていつまで経っても部下は育たないということになっていきます。
部下の育て方というのはテクニックのところも重要なのかもしれませんが、
それよりももっと序盤戦で大切なところというのは、
その意味を教えてあげる、
もしくは自分で考える癖を根付かせること、
ここに尽きるなというふうに思っております。
僕のやっている新人スキルアップ研修では、
当然テクニックのことも教えるんですが、
テクニックを聞き出すときに当然、
毎回なぜそう考えたんですかという質問を投げかけております。
それを解釈してもらったならば、
他の人にもこういう場合はどうなんでしょうかというのを振り分けていくことによって、
根本的なところを抑えるように仕向けて、
そういうような繰り返しを行っていく研修を行っておりますので、
多分僕の研修をクリアした人たちというのは、
ある程度応用力が効くようなポジションに立つのではないかなと思います。
教育ってなかなか結果の見えづらい部分ではありますが、
でもそういうふうな教え方というのはすごく重要だよということを
しっかり理解していただきたいなというふうに思った次第でございます。
ということで本日につきましては、
教育のお話をさせていただきました。
最近僕の後輩からそういう話を聞く場面が非常に多いので、
じゃあ聞きますが、それって誰のせいだと思います?
お前のせいだぞというふうに後輩に言ったりしてますという話でございました。
本日の放送につきましては以上にさせていただきます。
ぜひ参考にしてみてください。
それではまた明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
17:54

コメント

スクロール