上司の期待と成長
皆さんこんにちは、ライズプラン TAKEDAと申します。
本日は2024年6月20日、木曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきまして、本当にありがとうございます。
昨日の放送でですね、どんどん車の掃除をしていて、ぎっくり腰もどきなんですみたいな話をさせていただいたんですが、
もどきじゃなかったですね。なりましたね。
もう全然動けない。
いや動けないけど、劇的にピクリとも動けませんというような状態ではないんですけども、
あることはできますが、かなり厳しい状態となっております。
来週はいろんなところに飛び回らなければいけないという状況なのにもかかわらず、
この厳しい環境下、なんとか頑張っていきたいなというふうに思っております。
やっぱりね、ぎっくり腰は癖になるとよく言われますが、
もう本当に完全に癖になっているなというふうに心から感じておりますし、
なんて言うんでしょうか、情けない。
昨日は妖怪号認定ですよ。
下の床に落ちているものを取れないんです。
曲げられないから。
だからどうしようもないから、そこに靴下あるから取ってくれないって言われて、
いいよって娘に取ってくれたわけですよ。
ちょっと待ってよく考えたら靴下履けないんじゃないかと思って、
ちょっと悪い、靴下履かせてくださいって言って、
なんなのって言いながらね、でもね、にやにやしながら、
靴下を履かせていただくことにできました。
人生で初めてかもしれないな、他人に靴下を履かせてもらったのって。
いや、すげえ恥ずかしいけど、
でもね、二ついいことが分かりました。
一つ目は、娘は意外と協力的に動いてくれるということ。
そして二つ目は、強制的に休むことができるということ。
昨日本当に、夜にミーティングだったんですけど、
座り続けるのがちょっと苦しかったんで、
現場ラボの戦略会議というのをいつもやってるんですが、
それをちょっと中止しましょうというふうに話し合ったんですが、
何せつらかった、いや、まあでもしんどかったけど、
とりあえずいろんな良いこともありつつ、悪いこともありつつ、
これからも頑張っていかなきゃいけないなというふうに思ったというところでございます。
今週はそんなに張り切って動くまわるのではなくて、
今日は午後から研修はあるんですけども、
それをなんとかクリアして、穏やかに仕事をしていきたいなというふうに思いますので、
頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。
はあ、頑張りましょう。
はい、ということで本日もスタートしていきますが、
みなさん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、みなさんこんにちは。ライズプラン武田と申します。
どうでしょうか、みなさん。
成長したいと思いませんか。
もしくは成長したんであれば、せっかく成長したならやっぱり周りに認められたくないですか。
ということでね、世の中にはどんなに努力をしても全然成長していかない人もいます。
いくら成長したとしても周りには一切認められていませんという人だって存在しますよね。
こういうふうになりたくないじゃないですか。
だからこそ、今回ですね、みなさんに成長していくための考え方とコツみたいなところ、
そしてどうやったらその成長をしっかり周りに認められるようなそういう雰囲気だとか環境ね、
作ることができるのか、これについてしっかりとみなさんにお伝えさせていただきたいというふうに思いますので、
ぜひですね、これからの仕事人生においてしっかりと確実に成長していけるための考え方、
しっかりインプットしていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
今回のテーマは、上司は少し上を期待するっていうテーマでお話しさせていただきたいと思います。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道のジボゼネコンで17年間建築の現場監督をやり、
その後独立起業した私武田がですね、建設業を持ち上げるような、そしてみなさんのスキルアップにつながるような配信をしておりますので、
ぜひですね、よろしければチャンネル登録そしてフォローしていただければありがたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
さあ、それでは改めまして進めていきましょう。
上司は少し上を期待するということで、みなさんがね、成長していきたいというふうには、
当然ね、仕事が全くできない状態で常に下っ端ですという仕事でつまんないじゃないですか。
やっぱり自分でね、バリバリ仕事をしていった方が仕事って楽しくなりますし、モチベーションもね、保ちやすくなるというふうに思うんです。
ところが、いくらやっても成長できない、いくらやっても認められないとは世の中にいますので、そうならないためにしっかりと頭にね、とどめといただきたい内容というのがあるんです。
それがまずは第一に、上司というのは仕事を任せる時に常に少し上を期待していますという、そんなお話になります。
要はね、これをやれと言われて、やりましたっていうことは、つまりは上司の期待に届いていないということになります。
だから、成長したと認められるにはちょっと遠いよねっていうことになっちゃうんです。
だから、まずはね、成長したと認められるためには、相手がどういうふうに感じるのかっていうところ、何を期待しているのかということをまずは汲み取らなければいけません。
その何を期待しているのかというのは、常に渡したものに対するプラスアルファをいつもできてくれたらいいなというふうに期待しながら皆さんに任せているんだという、ここをまずは理解していただきたいと思います。
じゃあ、もう少し段階を経てお話ししましょう。
もしもですね、これを頼むと言われたときに、要求以下だった場合どうなるかというと、これができない人間だというふうに認定されますので、当然要求は停滞していきます。
次から頼まれる仕事も、これができないんだったら、それ以上は進ませられないなということになるので、延々にそのレベルの低い仕事というものをその人に振り続けていって、おそらく仕事は延々つまんない状態になるということになりますので、まずはそこを理解してください。
じゃあ次、言われた通りのことを変えたとするとどうなるかというと、皆さんはできるようになることが増えていきますので、少しずつだけど要求の度合いは上がっていきますが、わーっと成長するにはほど遠い。
言われたことぐらいはできるやつなんだなということになるだけで認められるわけではない感じになります。
じゃあ期待値以上のことをやったらどうなるのかというと、当然喜ばれますし、一般的な速度での成長は見込めるというふうに思うんですが、でもこれを相手は期待しているわけですから、期待以上のことを常に期待しているってことは、つまりは期待通りのことをやってきたに過ぎないって話になるので、
まあまあそこそこできるやつだな。じゃあ次これやらせてみるかって、レベルは上がるにせよ成長速度は一般的っていう形になっていきます。
じゃあですね、期待をさらに超える、何かプラスアルファをやってのけるとどうなるのかというと、これで初めて認められるっていう状態になります。
あいつ仕事ができるぞっていう、そんな風になっていくんです。要はね、相手は常に要求の上を期待してるんです。
だから要求通りのことをやっていくと成長ができるよね、そんなことはないんです。相手の要求を常に少し超えることがフラット、イーブンな状態、当たり前の状態で、それをさらにもう一個超えていかなきゃいけないって話になるんです。
さあ、なかなか概念的な話をさせていただきましたので、ここから少しだけコツ、コツじゃなかった、具体的な事例を2つ出したいと思います。
成長の4つの段階
まずは1つ目、コピーをとっておいてっていう風に言われたとしましょう。この時に期待値以下、そして期待通り、期待の少し上、期待のさらに上っていうところ、これを4段階でお話しするならば、
1つ目、コピーとっておいてって言われた時に、すみません、コピーの取り方わかんないんです。これがですね、期待以下っていうことになります。
自分で調べるわけでもなく、何か取り掛かろうとしたわけでもなく、言われたからいきなりわかんないですって言ってしまった状態、これが期待以下だったんだよってことになる。
じゃあ2番目、期待通りというのは何なのかというと、コピーとっておいてくれ、しばらくして、コピーとりましたって言われました。これが期待通りでございます。
だってお願いしたことをまんまやってくれてますからね。だからこれはまあそうだな、普通よりもちょっと低い、ああまあこういうことはできるタイプなんだなって思われる程度です。
じゃあ3つ目、その期待以上というのは何なのかというと、これちょっとコピーとっておいてくれって言われた時に、
あ、これ災害防止協議会の資料ですよね、十分でいいですか?っていうふうに返された時、これが期待の少し上なんです。
あ、理解はしていて、ちゃんと自分の意思で仕事をしようとしてるんだなっていうことが見て取れますんで、
あ、こいつは使えるなというか、こいつは伸びていくなっていうふうに感じるところなので、少し期待の上を行きましたよねという話になります。
ここまでいければ、まずはね、普通の人、一般的に成長していく、まあね、これから順調に上がっていく人なんだろうなという判断になります。
じゃあ、仕事ができるなと思わせる、認めさせるためにはどうしたらいいのかというと、コピーとっておいての後に、
分かりましたとだけ言って、その仕事自体をこなしていきます。
まあ当然ね、分からないことがあれば、十分でいいんですか?のやりとりはあってもいいと思うんですが、その後です。
そしてその後に全部のコピーを取り寄べたら、当然災害防止協議会だということが理解しているわけですから、
何時からやるというのもね、その資料に当然書いてあるわけですよね。
であれば、そのコピーを取って、ちゃんとホッジキズ止めをして、この資料を机に並べる前に机を拭いて並べておくっていうところ。
多分ですが、コピーを取ってくれって言った後に、おそらく上司はその後に、
悪いけど机拭いといてくれないか、そして並べといてくれ、みたいな感じで指示を出すはずなんですが、
それを大きく先回りをして、並べておきましたんで、ということになると、機体の上のさらに上に行きましたね。
この状態、これがですね、あ、こいつはできるなというふうに認められるという状態になりますというところです。
なんとなく理解していただけたでしょうか。
もう一個行きましょうか。もう少しですね、大きな概念としまして、
具体的な事例
安全管理を任せる、お前にも安全管理を任せるからなと言われたとしましょう。
じゃあ一番最初は、一番最初ね、機体以下の人は何かというと、任せるというふうにもう言われているわけですから。
言ってしまえば何やったっていいんです。皆さんの判断でやってくれというふうに言われたんです。
じゃあ一番下、一番機体以下は何かというと、何から始めたらいいでしょうかって聞くっていう。
いやいや任されているのに考えもしねえのかよってことになっちゃうって話です。
じゃあ二番目、機体通りは何かというと、じゃあ今から安全計画先に立てますねっていうところ。
これが順番としては間違いないだろうねって思われる一番最低のラインということになります。
じゃあ次、機体以上というのは何かというと、自分がしっかり進めて、自分の考えで進めていくんですが、
その行動をすべて逐一報告していくっていう。
何々終わりました、何々やります、何々終わりました、何々行ってきます、何々見てきました、みたいなことを逐一報告する状態。
当然ですが、やらないよりはいいですし、ぴったりやるよりも自分で行動してるから自分の任せるのを期待にプラス報告だとか連絡がしっかりしているという期待値以上の成果を出しているのは間違いないんで、
ああまあ任せといても大丈夫だなという安心感は芽生えます。
じゃあその上はどうなるのかっていうと、基本的には報告しないっていう状態がおそらくですが一番上司が煩わしくないんです。
でもちゃんと問題が起こりそうな時にだけは事前に相談があり報告があるっていうことで上司は安心して見てられるどころか、
こいつはもうこのレベルじゃないなというふうに認めざるを得ない状態になっていくんですよ。
だからね、いちいち報告する、報告しろよ、連絡しろよ、相談しろよ、よく言われますが、でも実際の仕事の業務ですべてのことを報告されるとめちゃくちゃ邪魔くさいんですよ。
だから、もうね、報告しないよりはいいです。
ただし、実際に本当に任されるっていう仕事っていうのは任された時に自分が手に負えないだとか、
自分が分からないっていう風になった時にだけそれが始まる前にしっかりと事前に相談をし、それを実行していくことができれば、
ピンポイントで分かんないところだけ聞いてくるってことはこいつにはもう全然任せといても大丈夫だ。
上司の期待値
何なら他の仕事もいけるんじゃないかという風に認めざるを得ないという状況にまで行ってしまうということになるんです。
はい、ということで2つの事例をお伝えさせていただきましたが、何となく理解できましたかね。
何となくですけども、まずはね、期待値以下だと話になりません。
期待通りでも全然ダメなんで、ダメとは言わないですよ。
まあ普通です。
で、期待よりもちょっとプラスアルファで返すっていうことが何よりも平々凡々です。
一般的な成長速度で登っていくんで、まあこれでも問題はないでしょうが、
皆さんがもしも成長していきたいとか、周りに自分の実力を認められたいとか、そういう願望がもしもあるんであれば、
やるべきことというのは、そのさらに上に行かなければいけないという話です。
だけど竹田と、そんなことなんか簡単にできないだろうという風に思われる方もいるかもしれません。
その通り、簡単にはできないんです。
だけど日々の行動によってそれができるという風に人間になることだってできるんです。
じゃあここから最後にですね、皆さんには日々どういう風に考えて行動していくと、
こういうさらに上の要求を返すことができるようになっていくのか、
そのについて最後にお話しさせていただきます。
まずはですね、日々の行動の中で仕事を何か任された時に、その意図と目的。
なぜ自分に頼まれたのか、なぜこのタイミングなのかということ。
これは、そしてもう一点目的です。
これは何を目指しているのか。
何が欲しいから、どういう目的に向かっているのかというところ、これを常に意識しましょう。
頭の中でしっかり考えるんです。
何かを任されるということは、必ず何か目的があるはずなんです。
コピー取っておいてくれっていうのは、コピー自体が目的なわけないんですよ。
じゃなくて、会議を進めていく上の、業務の中のここだけを切り取って、ちょっと割りコピーしてくれないかって言われたんであって、
本来の仕事っていうのは、もっともっと大きくあるはずなんです。
ここを理解すれば、少なくとも、ここの仕事の先に何があるのかっていうことが見えてくるはずなんです。
だから、しっかりとその辺を考えなければいけないということです。
それが分かるようになってきたって言ったら、できるようにしましょう。
できるようになってきたなら、続きましては、言われる前に動きましょうという話です。
上司が言ってきたから動くではなくて、これやるべきだなと自分が思うから動くようになっていただきたいなというふうに思います。
分かりますかね?
行動への意識
これを日々意識して動くことができるようになれば、そうやって理由だとか目的だとかがしっかり分かれば、
じゃあ次は何をすべきなのか、もしくはその前段階での資料の作り方っていうのも、そこに答えがあるわけですから、
それは見ることだってできますし、自ら動くことができるようになるはずなんです。
できる範囲が少しずつ広がってきたならば、もうこれはできることとして皆さんはどんどん進めていきましょう。
次の現場で全く同じような場面がきっとあるはずなんです。
じゃあ、前にやったよなってなったんであれば、それは上司に言われる前に先回りをして、もう終わらせて行動しちゃいましょうというところです。
それは当たり前にできるようになってくれば、次にすべきことが何なのかが見えてきて、
それが分からないものであれば、じゃあ聞いて進めましょうとか、注意点を確認してから進めましょうというふうにできなかったことですら、
次に目的さえ分かれば多分これをやらなきゃいけないよな、でもやったことがないな、じゃあ聞いてみようということで、
一つ先回りをした質問をすることができるようになっていくって話です。
だから皆さんしっかり意識してください。
常に考えるということ、なぜ自分に振られたのか、自分がやらなきゃいけない理由、これは何を目指してやっている仕事なのか、
そこをしっかりと意識して、できる範囲をどんどんどんどん増やしていきましょう。
そして皆さんがやるべきは、できることは当たり前にやる、それに加えてできないことにどんどん進んで挑戦していく。
これを延々と繰り返すことができて、それがね、どんどんどんどんできる仕事が増えてきたら、皆さんがだんだん忙しくなってきます。
そしたらどんどんそのね、仕事が増えてきたと思ったら、多すぎる仕事は部下に振るとか、お金を払ってプロにやってもらうとか、
そういうような選択肢で自分の判断で動けるようになっていくと、結果その繰り返しで出来上がるのが、できる男、できる人ということになるわけです。
お分かりいただけたでしょうか。だからですね、皆さん常に仕事をするときに意識するべきは、何のためにやっているのかなということなんですが、
そしてもう一点、相手に認められたいと思うならば、まずはね、考え方としては次を意識する、目的を意識するということで皆さんは成長できます。
そして成長するのと同時に成長しているなと思わせるためには、上司が常に一つ上を要求しているんだということを理解した上で、
そのさらに先回りをするということを心がけていただければ、じたともに認める、できる人間というのが出来上がるという、完成するということになりますので、
ぜひこの辺を意識していただければなというふうに思っております。
はい、ということで少し長くなりましたが、今回も最後までご視聴いただきまして、本当にありがとうございました。
やっぱり皆さんのスキルアップにつながるようなお話、これからもどんどんしていきたいというふうに思いますので、
ぜひ気になった方はチャンネル登録そしてフォローをよろしくお願いいたします。
また、いいねとかコメントの動画で何か考えたとか意見・感想をいただけますと僕の励みにもなりますので、そちらの方もよろしくお願いいたします。
はい、ということで本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
はい、最後に少しだけ告知させてください。冒頭でも言ったんですけどね、
僕は今、研修事業の他に講演会・セミナーだとかね、あと講話をお願いしますと言われる機会が非常に増えてまいりました。
そんなこんなで、結構そっち側に力を入れ始めていますので、多くの人に僕の声を届けたいというような僕の趣旨と、
武田の喋っている内容をちょっとうちの他の人にも聞かせたいというニーズがどうやら合致し始めてきているのかなと勝手に思い込んでおりますが、
もしも皆さんの会合があるとか、集まりがあるとか、安全大会があるとか、そういうところで話す人を探しているということなんであれば、
ぜひですね、僕を頼っていただけても、武器にしていただいてもいいんじゃないかなというふうに思っております。
次はですね、僕は北海道の端っこの方に行きまして、DX化がもたらす安全ということで、安全大会の講話をさせていただこうと思っております。
皆さんが思い描いている超最先端なことを話すつもりは冒頭なくて、DX化によってどういう影響が現場にも起きるんだよ、だからどんどん推進していくべきなんだよというような、
そんなお話をさせていただきたいと思っております。
その人の話のレベルに合わせたと言ったら大騒がしいんですけども、その人たちの聞きやすいことを選定しながら、日々講演していきたいというふうに思っておりますので、
ぜひ竹田を武器にしていただければなというふうに思っております。
現場ラボ、現場ラボコンサルタント、どちらでも構いませんし、このDMでも構いませんので、何かしらで僕の方にアプローチしていただければ、
真摯にお答えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは本日の告知は以上です。本日もご安全に。