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はい、みなさんおはようございます。【HT RaisePLAN】のTAKEDAと申します。
この番組は、建設業アップデート、一人でご現場花唄混じりに駆け持つ時代、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
本日は2022年7月13日の水曜日ということでお送りいたしましょう。
月曜日に、おととい現場ラボアカデミーという施工管理のコミュニティを運営しているんですが、
その中で未来改革会議ということで、参加者の人たちがZoom上に集まっていただいて、今後の建設業に関して議論するというようなものを、
夜9時半から11時ぐらいまで話をさせていただいたんですよ。
それが事の他に盛り上がりまして、非常に有意義な議論をさせてもらったんですね。
その1時間半の動画というものを、僕の方でザザザっと30分ぐらいにまとめて編集してですね、
現場ラボのアカデミーの中で共有させてもらったんですよ。
そしたら非常に、中には14人ぐらいいるんですけども、その人たちの中で非常に有意義だということで、反響がありました。
参加されたのが7名なので半分ぐらいの方は参加してたんですけど、それ以外の方も見て、面白い感想を持ったなというようなところでございます。
中には、これYouTubeにアップした方がいいんじゃないですか、みたいなところもあったりして、
ただ、YouTubeにアップするにしては内容が濃すぎてですね、多分周りの人があまりついてこれないような感じがするっていうのが1点。
それと、結構プライバシー部分、会社の上司の愚痴みたいなところも含めて結構あるんで、僕はね、別にいいんです。
1人でやってますんで、ただ他の人は万が一上司が見た時に、いざこざになるというようなところを少し防止しなければいけないんで、
アップするとなると若干手を加えなければいけない部分もあるんで、その辺をちょっと注意しながら皆さんの意見を聞いて方向性を決めていきたいなというふうに思います。
これこそが現場ラマアカデミー、やりたいことをやりたいようにやるという、みんながね、みんな意志を持って意見を出していくみたいな、
そういう活性化されたコミュニティになっているというのが非常にいいなというふうに思いました。
なので今後もね、どういう活動をしていくのかっていうのは、僕の方である程度主導する部分はありますが、
その中から明日の方がいいんじゃない、こうした方がいいんじゃないは、どんどんどんどんその意見を吸い上げて変化していく、まさにラボ、研究所のスタイルを貫いていきたいなというふうに思っておりますので、
今後の活動につきましても注目していただければなというふうに思ったりしております。
で明日ですけども、明日明後日木曜日金曜日か、につきましては新人スキルアップ研修と若手基礎力アップ研修ということで、
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1年生から上は10年生までというような感じになるんですが、基礎物質の見方とかそういうところを含め、
今後の未来を切り開いていくその考え方についてのお話をしていこうというふうに思っております。
なので、午前中はちょっと潰れるものですから、放送につきましては午後の配信になりますので、その辺もご了承いただきたいというふうに思います。
いずれにせよ、いろいろな活動をしていく上で、いろんな人とコミュニケーションを取るような場がどんどん生まれてきているというのは非常にありがたいことですし、
それに伴って事業の方も少しずつ成長させていただければなというふうに思っております。
収益化できるようなものとそうじゃないものというのが大きく分かれていまして、収益化できる方で僕はご飯を食べていくと、
収益化できないところでは建設業の見識を広げて、持ち上げていこうぜというその潮流を作り出すべく邁進していくというような大きく2極に分かれて活動しているわけですが、
これからもどんどん新しいことはないんだけど、建設業界に周りの業界のものを持ってきて結果、建設業界がアップデートできるような、そんな方向に僕の微力ながら貢献したいなというふうに思っております。
はい、ということで本日も本題の方に進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
それでは進めていきましょう。
竹田の作業日報
はい、改めまして皆さんおはようございます。ライズプランの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、現場ラボというサイトで若手育成、現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題、部下育成、働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなどを車で運転する空き時間を使ってお送りしております。
なので多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。
ということで本日も本題の方に進めていきましょう。
今日の本題は何かと言いますと、成長を階段上で共有しようというようなお話になっていきます。
何のことかわからないかもしれませんが、教育というものの仕組みづくりってすごい大事なんだよというような話になっていきますので、
特に先輩上司の方につきましては最後まで聞いていただければ学びになるんじゃないかなと思いますのでよろしくお願いいたします。
本題に入る前に少しだけ告知をさせてください。
今現在現場ラボアカデミーの方で、その中で現場ラボアカデミーという施工管理のコミュニティを形成させていただきまして、
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その中で若手は成長できるように、そして中堅ベテランは建設業界を変える取り組みを本気で議論していくというようなコンテンツのもと進めているわけですが、
その中で今ね、計画はまだ内部の方には出してはいないんですが、ここから出していきたいなと思っているものが一つありまして、それは何かというと職人の写真コンテストというのをやりたいと思っているんですよ。
職人さんのかっこいいシーンを写真に収めて、誰が一番かっこいい写真を用意できるかというようなところなんです。
現場監督はね、現場に行く時には必ずカメラを持ってますし、そこのその先には常に職人さんが山のようにいるわけですよ。
そういう中で職人さんでかっこいいよねっていうところを世に知らしめるべく、かっこいい写真を現場監督が本気で撮ったらすげーんだよっていう。
一現場で2万枚くらい撮りますからね。そこらのカメラマンなんかよりも圧倒的に写真の数を撮ってるわけですよ。
だったらかっこいい写真だって撮れるでしょというようなそんなコンセプトで、裏側にはちょっといろんな意図もありますが、いずれにせよかっこいい職人の写真をどんどんとアップしていき、かっこよさを決めていくというような、そんなコンテストをちょっと開催したいと思ってます。
それが終わりましたら、YouTubeを使って他の方向に一般からもちょっと応募するとどうなるのかな、どのぐらいアカデミーの中で盛り上がるのかっていうところから踏まえてちょっとやってみたいなと思いますので、もしも参加されたいという方がいれば楽しみにしていただければなというふうに思います。
はい、ということで今回も本題に入っていきましょう。仕事の成長は階段状にし共有しましょうというようなお話になっていきます。
何度もですね、僕の放送では配信では結構いろんなところで言ってはいるんですけど、部下の成長っていうものをしっかりとプロデュースしていかないとこの時代戦っていけないよっていうようなところから、教育システムをしっかりと整備しましょうというようなお話を何度もさせていただいてるんですよ。
僕が今ね、部下育成の話をひたすらにしていく最終目標は何って、各会社みんなこの教育のシステムというのを持っていただきたいというふうに思ってるんです。
僕が思っている教育のシステムを作らなきゃダメだよっていうんじゃなくて、作らないことによるデメリットっていうのがものすごい増えてきてるなというふうに感じるわけです。
だからそのデメリットを払拭するためにも、しっかりとやっぱり仕組みは作っていかなきゃいけないと思いますよと。
それはね、僕が作ってみなさんに提供するというよりは、みなさんの会社に合わせてカスタマイズしなければいけないものなので、そこを今後プログラムとこういう段階で作っていきましょうねというところをプログラムでみなさんに講習というセミナーというような形でやろうと思ってはいるんですが、
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その前段階で少しだけそんな話をさせてもらいたいと思ってます。
まずは、みなさん先輩方を見た時に噂に騙されてませんかっていうようなお話です。
新人が入ってきました。一現場目終わりました。Aというね、所長の下について新人が稼働したとするじゃないですか。
そうすると、Aさんと言われるね、その所長の新人を見る目が素晴らしいのかどうなのかはわかりません。
そっちのね、見る目側の方の能力値もわからないわけですよ。でもその所長は、あいつすごいよっていう、めっちゃできるわっていうふうに言ったとするじゃないですか。
そしたら次の所長さんBの現場にね、今度はAさん、Aさんじゃなかったら新人君は配属されたとします。
そうすると、所長自体にあいつできるよっていうふうに言われた言葉をある程度鵜呑みにして、ちょっとハイレベルのことをやらせてみる。
当然ね、その新人君だって任せられりゃ頑張るしかないわけね。
そんな中、一応なんとかこなしていくよねって話になると、Bさんの所長でも割りかし上手く立ち回った結果、確かにこいつはできるなってなったとするじゃないですか。
そしたら今度Cさんの所長のところでは、そういう噂が出回っているということになりますので、当然もう少しハイレベルな、通常であれば主任ぐらいのことやるんじゃない、できるんじゃないの?って言ってちょっとポイントを投げてみる。
そうすると、なんか割りかし上手くいったよねみたいなところから、あいつできるって話になるんです。
さあその後ですね、1年ぐらい経過して、2年ぐらい経過して、その新人君は若手社員となり成長してきたわけです。
ただし、あいつできるよ、あいつできるよという噂だけが先行していて、結局は社員にとってみると、それをこなしていくしかないような状況になっているわけですよ。
でね、次のDと言われるその所長の下に着いた時に、じゃあちょっと今回はそのレベルを上げるんじゃなくて、基礎的なことを一回やらせてみるかって話になって、
これぐらいはもうあそこができるんだから、このぐらいできるでしょうというような感覚で、その新人君に話をしたとします。
そうすると、新人君が全然できないというふうなことになるわけです。
その時にD所長はどう思うかというと、えっ、なんでこんなこともできないの?って話になるんですよ。
こういうようなエピソードってね、実際のところ結構あって、要は課題評価をしているだけなんですよ。
その新人が何が悪いわけじゃない、所長が何が悪いわけじゃない。
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だけど勝手に成長の感覚というものが独り歩きしてしまった結果、本来はそんな能力値がないにもかかわらず、まるで能力値が高いかのように扱われてしまい、
本来基礎として1年間2年間しっかり学ばなければいけない、そういうものたちが全てないがしろにされ応用編ばかりをやらされたという格好になるんです。
わかりますね。これはどういうことかというと、例えるならば、足し算とか引き算はなんとなくは分かった状態で入社した。
足し算、引き算、掛け算、割り算ぐらいは分かった状態で入社しました。本来はその後ね、小数点がどうのとか、分数があーだとか、体積の求め方がどうだとかっていうことを経て最終的に法定式が解けるようにならなきゃいけないよねっていう段階がなければいけないんです。
だけど法定式の単体のやり方を、まあ、マニュアルと言いますか、テンプレートに沿ってやると、たぶんね、小学生でも法定式を解くことができると思うんですよ。そればかり教えればね。
なんだけど、それを教えて教えていくと、おお、意外とできるんじゃないかとは思ったが、じゃあちょっと立ち戻って、
割りこの分数、ちょっとこの問題解いてみてくれない?って言うと、え、すいません、全然わかんないですって話になって、え、お前分数もわからないで今まで生きてきたの?みたいなことになっちゃうんですよ。
これはね、何が悪いのかというと、結局勝手な評価をした結果、そしてその噂を鵜呑みにした結果、
あたかも仕事ができるという風になってしまった、えっと、新人君の末路みたいなお話になっていくんですよ。
わかりますかね?結局のところ、本当はそんなことはしちゃいけないんです。やっぱり1年生、2年生のうちに基礎的な知識というものをしっかり学ばなければいけなくて、
その基礎を使って初めて応用編というかね、状況判断みたいなものができるようになってくるってことなんですよ。
にもかかわらず、できそうな気がするからとかっていう理由で、そういう仕事をね、上の方の仕事をさせてしまった。
例えば、CADっていうものを実は動かせないということがわかってない状態で、CAD以外のハイレベルな仕事をさせていく。
その仕事はなんとかこなしたが、さあ立ち戻って3年目くらいになってやってみたときに、すいません、CADのいじり方が実はわからないんですって話になると、
わーってなっちゃうんですよ。そういうような状況が各社、いろんなところで繰り広げられてるんじゃないかなというふうに思うんです。
で、結局これをね、まあ結局ばっかり言ってるかな。これの悪影響は何かというと、新人からしてみると、まあ教えられてるわけだから、
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それが正しいと思って覚えていった結果、3年目くらいでなぜかみんなに落胆されるという状況になるんです。
当然レベルが高いっていうことは、まあ分かってか知ってか知らずか、必死でついていくっていうのは、それはね、若者だから、
入ったばっかりだから頑張らなきゃダメだよねというところで、まあがむしゃらについてきたことになるんです。
だけどそのがむしゃらな努力、実は行き過ぎたものであり、全然基礎ができてない、上に成り立っていたということが分かってくると、
また一から学び直しだよねってことになるんで、結果周りの同期の人からすると判例になってしまうんですね。
自分があたかも全然できない、要は3年生なのに1年生のことができないって話になっちゃうんです。
5年生6年生のことをやらされていたにもかかわらず、1年生のことができないというできないところに当然目は集まりますので、
だったらお前は1年生レベルだということに、まあ自分でも感じてしまいますし、周りもそういうふうに一気に転落するという話になっちゃうんです。
これだとやる気を失いますし、ものすごい辞めたくなりますよね。
だって周りの評価だけが高い状態ですごい期待されている状況で、自分の実力が全然ないみたいなことになっちゃうから。
でもそれは新人だけが悪いんじゃなくて、デメリットは新人だけじゃなくて、
せっかく期待をかけて育てていたつもりだった戦力がいきなりゼロに戻ってしまうというようなことにもなるので、
いろんな落胆とかっていう意味だったり、いろんな労力というものがすべて無駄になってしまうという可能性もある先輩側から取ってみると痛手なわけですよ。
結局ね、勝手な評価をするとか、ちゃんとした成長させないとかっていうことっていうのは双方にメリットが少ないんですよ。
メチャクチャということになるので、やっぱり基礎って大事だよねってところなんです。
基礎から順番にしっかりと教えていって、ここができる、次はここができる、これができたら次これができる、これができたらこれができるっていうのを基本的には階段状に作っていかなければいけないんですよ。
その階段を一個一個クリアする必要性はないかもしれないが、2段飛ばしぐらいで進んだとしても取りこぼしがあるなら拾っていって、
ある程度その会社に即した方法というか、成長するためのノウハウというものを基礎の部分はしっかり叩き込まなければいけないっていうのはやっぱりどの業界だろうと人間である以上は必ずあると思うんですよ。
当然その会社によってどこまでを良しとするっていうところのラインはあるんで、やっぱり会社ごとにそれは整備しなきゃいけないんですが、
少なくとも成長していって、基礎がわかって、ある程度先輩の下で自分の判断ができるようになったその先でようやく、じゃあそろそろ自分で独り立ちしてみるかっていうふうな状態になるわけじゃないですか。
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その独り立ちしてみるかの時にはもう基本的な部分はもうほぼわかっている状況になるし、あとはほっといても自分で学んだり新たな経験をしていって、どんどん自分の中で成長するということができるようになってくるんです。
だけど1年生2年生の段階で勝手に成長するってことはそれは難しいことなので、
僕は0.8人前って呼んでるんですけど、1人前までいかなくていい。
0.8人前ぐらいまでは、要は会社の中でここまでは最低限覚えろって理解して使いこなせるようになれという能力値を準備して、そこに至るまでの教育は僕は会社の責任においてやるべきだと思います。
それが1年でできようが5年かかろうが関係なくできるまでそこはねしっかりシステムの中でちゃんとお金をかけてでもやらなきゃいけないよねっていうふうに僕は思うんです。
でその先、そこに到達したならば、そこから先はもうベースができてるわけだから、あとは本人の頑張り次第だよねっていうところにまでは少なくとも誘導してほしいなと。
なのでその階段上にしっかりとね成長というものを誰もが判断できるような判断基準によって作っていってそれをしっかり登っていってる、俺は成長してるんだという自覚を持たせてあげてほしいなというふうに思うんです。
でそれができるようになったならば、会社としてねそういう仕組みが出来上がったならば必ずAという所長の下で1段目2段目3段目ができるようになったよって話なんであれば次Bの所長の時には1段目2段目3段目ができる子なんだなっていう
誤った認識ではなく明確な階段が見えている状態でじゃあ次は4段目から始めてみようかっていう風にして村のある学びではなく
しっかりと基礎を作りながら上の方に上がっていくその階段というもので用意してあげてほしいなというふうに僕は思うんです
ということで今回はちょっと長くなってしまいましたし、席をむせてしまって非常に申し訳ありませんでした
そういう成長の階段というのは非常に必要ですし、それを作らないことによるデメリットがたくさんあるということを理解していただけだと思うんですが
今後もこういうような成長するための仕組みというものを、じゃあどうやって作っていくのっていう部分についても少しずつ触れていきたいなというふうに思います
ただこれはしっかりセミナーという形で教育担当者の人たちにしっかりと教えられるようなそんなコンテンツを今後作っていって
皆さんにお披露目するようなそんな時期が11月12月ぐらいには来るんじゃないかなというふうに思いますので
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そこまでいろんな準備をしていきたいと思いますが、でもこの仕組み作りっていうのは非常に重要ですし
それは若者にとっても安心感につながる部分になっていくので
誰が成長して誰が成長していないのか、それを比べるのではなくその人に合ったスピード感で進めていくっていうので大事だよねっていうお話になっていきます
はいということで今回は教育の成長の階段というものを用意して全員で共有しましょうねというお話をさせていただきました
最後までご視聴いただきまして本当にありがとうございます
また明日もそんな放送をさせていただきたいというふうに思いますのでぜひ本当楽しみにお待ちいただければと思います
はいということで全国の建設業の皆様本日もご安全に