エピソードの導入
はい、みなさんこんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は2025年8月13日、水曜日でございます。お送りしていきましょう。
この場合は建設業界のワクワクする業界へ、
ゲマラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
いつもお聞きいただきましてありがとうございます。
今日からかな、一般的にはお盆と言われる日程に入ろうかというふうに思います。
ほとんどの方はね、今日からお休みという方が多いんじゃないかというふうに思うんですが、
みなさん、くれぐれも交通事故には気をつけていただきたいなというふうに思います。
僕はですね、基本的には一人で仕事をしているので、
休もうかなと思ったときに休むというような状態ではあるんですが、
皆さんにどうでもいい話をするならば、
僕、この祝日とか土曜日とかに仕事をするのって、割と嫌いではないんです。
なんか落ち着いているじゃないですか。あまり電話が来ないし。
というのがあったので、施工管理時代から、
結構、休日出勤という認識ではなくて、
きちんと向き合って仕事ができる時間という落ち着いた時間というのを、
割と大切にしていた側だったりします。
結果、家族にはちょっと苦労をかけたかもしれませんが、
でも仕事大好きだったんで、許していただければなと思っているんですけど。
僕の休日じゃないな、半休日、こういう祝日とか周りが休んでいる日とかって落ち着いているときに、
何をやろうかっていつも考えるんですけど、
大抵の場合は、周りがどうせ休んでいるっていう大前提で考えることが多くて、
そうすると、じゃあボーナス的に何か進めるべきなんじゃないかって思っちゃうんです。
要は他の人がやっているときに自分もやるのは当たり前じゃないですか。
だけど他の人がやっていないときに、自分が何かプラスアルファでやっていこうと思ったときに、
いつも休日だとか、何しようかなって思うときに必ずやるのが整理整頓なんです。
別に部屋の掃除をするわけじゃなくて、今やっている仕事を一旦バラバラにカテゴリー分けしていくんです。
自分プライベートのこととか、現場のこととか、工程のこととか、品質のこととか、設計図とか装置の構造とか、
そういうふうにカテゴリー分けしていって、これからどういうふうに進んでいったら効率よく進めるのかなとか、
何が優先順位が高いのかなみたいなところを整理する時間というのに当てたりします。
今も企業をしていろんな事業を回していますが、その事業を一歩進めるためには次何をやるべきなのかということを
まんべんなく考えていって、じゃあ優先順位これかなというのをゆっくりと考える時間に当てるというのは、
僕の中ではすごく大切な時間だったりするので、そういうふうな使い方をしています。
ぜひ皆さんも半休日みたいな状態になったときに、いつも皆さんどんなことをしていますかというのを
ちょっと共有していただけるとありがたいなというふうに思ったりします。
皆さんの声を僕に届けていただければ、僕の方で他の人にも共有させていただきたいと思いますので、
ぜひその辺のご意見お待ちしております。
それでは本日もスタートしていきますが、皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
職人と施工管理の視点の違い
それでは今日も立入禁止の向こう側へ行ってみましょう。
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現場が忙しくて新人教育に時間が取れない、研修が導入したくてもコストがかかりすぎる、
そんな課題を解決するために作られたのがこのエリュウ研というものです。
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それでは本編をお楽しみください。
皆さんこんにちは。ライフプラン竹田と申します。
先日、僕がすごく若い頃お世話になった職人さんが、
またまた、うちの事務所に遊びに来てくれまして、
いろいろお話をさせていただきました。
その中で、やっぱり職人さんと施工管理というのは、
考え方、視点だとかを変えなきゃいけないんだなというふうに、
改めて学ばせていただいた部分がありますので、
それを共有させていただきたいと思います。
要するに仕事では、やっぱりそれぞれの立場があって役割があると、
その違いが分かっていない人があまりに多いなというふうに、
改めて感じましたので、ここで一旦頭の中整理しましょうというような内容で、
お話をさせていただきたいというふうに思います。
ぜひ最後までご視聴いただきまして、
自分の見ている場所というのは本当に合っているんだろうかというところを、
ちょっと認識していただけるとありがたいなというふうに思いますので、
よろしくお願いします。
今回のテーマは、職人と施工管理の視野の違いということで、
お話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は、北海道の地場ゼネコンで建築の現場監督を17年間やり、
その後、独立企業総裁竹田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるようなお話をしていきますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローをよろしくお願いいたします。
ということで、改めて進めていきましょう。
職人さんが不満に思うポイントってありますよね。
一方で施工管理が不満に思うポイントがあると思うんですが、
同じタイミングで不満を抱えたとしても、多分見ているものが違うんです。
例えば職人さんは、自分で仕事をしていたときに、
次、あっちに進みたいのに、なんかあっちに行けと言われていると、
また段取り替えになっちゃうから、大変じゃないかというふうに不満を持っていた。
一方で施工管理は、全体を見たときに、こっちに進んでもらいたいのは山々なんだが、
だけどここの作業はまだ終わっていないから、
次、効率よくいくためには、一旦段取り替えをしてでも、
あっちに行ってもらわなきゃいけない。
何をそんなに不満を言うんだというふうに思う部分もあると思うんです。
これが要するに視点の違い、視野の違いだというふうに思うんです。
社長は俺たちのことは全然わかっていない、みたいなことをたまに聞きますが、
それも同じで、視点が違う、視野が違うんです。
高さがね、高さというか、仕事で見ている場所が違うんだということを、
改めて理解していただきたいと思うんです。
僕は施工管理出身なので、施工管理側の視点でお話をさせていただきますが、
まず職人さんというのは、基本的に自分たちのテリトリーの仕事をするプロだと思ってください。
そして施工管理というのは、基本的にバランスを整えるプロだというふうに理解していただきたいと思うんです。
工程表があります。この工程表を決めるのは誰ですか。施工管理なんです。
施工管理が基本的にですね、全体のバランスを見ながら、
この日にちはオーバーしちゃいけない、だからこっちのラインで抑えておかなきゃいけない、
ちょっときつくなるかもしれないけどというふうにバランスを整えながら進みました。
一方、職人さんには5日で終わらせてくださいねというところから始まるんです。
わかりますね。職人さんは5日でどうやって終わらせるのかという視点です。
ところが僕らは、その5日という日数を根拠立てて生み出すのが仕事なんです。
わかりますか。この視点の違いというのは、要するにですね、僕たち自分たちのテリトリーの仕事、
範囲というものを明確にしていけば、この中で与えられた5日間というものの中で組み立てようとするというこの視野なんです。
ところが施工管理は5日じゃなくて6日でもいいわけですね。
4日でもいいわけです。工程表情は。
でもそれを一番分バランスとしてね、こっちを増やしたらこっちが減るわけですから、
そういう視野を持ってバランスを整えていく視点に立たなければいけないので、
職人さんと同じ不満を持っているの時点でですね、
視野が一緒になってしまっているということに気づいていただかなければいけないんだというふうに思うんです。
作業視点の重要性
職人さんがね、何かこう例えば作業してます。
なんや、はつってますや。
はつり作業をガーッとやっているときに、職人さんはどこを見ているのかというと、
当然ここから目を離すと危険ですからね、その手元を見ているんです。
はつっている相手のコンクリートと言われるものが硬いのかやわいのか、向こうに鉄筋があるのか、
どっちに進むのが効率がいいのかということを考えながら進んでいくんです。
僕らもそこを見ていたとしたらどうなると思います?
もしかしたらそのはつりをやっているコードを誰かが引っ掛ける危険性みたいなのに気づくことができないんです。
僕らは一歩引いた、もしくは二歩三歩引いた目線から、
それが合っているのかどうなのかっていうのを逐一チェックするということが大事なんです。
もしくは職人さんがね、ここから左に向かっていくっていう、
その先には何があるのかを改めて自分の目で確かめていくっていうことが必要なんです。
そもそも職人さんがそこで仕事をするかどうかっていうところもきちんとコントロールしなければいけないんです。
そしてそこには必ず根拠というものがなければいけないんですよ。
なぜここに行くのか、なぜここからこっちに含むのかっていうことをきちんと説明できる根拠があった上で、
職人さんにここからここまでを5日間で終わらせてくださいというふうに言うんです。
そして職人さんは自分のテリトリーを見たときに5日じゃ終わらないだろうというときに文句を言います。
なんで5日なんだよ。もう1週間以上絶対かかるぞって言われたときに、
いや、こういう理論があるんで5日なんですということが言えるようになってなければいけないんです。
改めて言いますが、職人さんは必ず自分がどうなのかという視点を見ます。
それは良いことか悪いことかっていうことではなくて、そういう役割なんです。
自分一人もしくはチームでやっているのであればチームの動きを考えたときに、
それが妥当かどうか、それが効率的か非効率なのかということをジャッジします。
でも僕らはそこの視点で考えてはいけないんです。
なぜなら、例えば職人さんがね、ちょっときついから工程を伸ばしてくれと2日伸ばしてほしいんだというふうに言われたとしましょう。
職人さんの視点から見ると妥当な判断なんです。そんなもん土台できるわけないだろうというような感じだったり、
人が増やせる状況じゃないということだったり、次に繋がるんだったらとか、いろんなことを自分の視点で考えていくんですが、
僕らが2日伸ばしてくれと言われたときには必ず考えなければいけないことがあるんですよ。
それは誰かが2日伸びると、誰かの2日が縮まるという考え方。
一概に2者しかいないわけではないので、段階的に調整をかけていくべきなんですが、
でもそういう視点なんです。誰かが増えたら、誰かを非意気したら、誰かが板出をこむるということを常に考えた上で、
それが良いのか悪いのか、税賀費でもそこで解決しなきゃいけないのか、後で調節すべきなのか、
それら全てそこの目線ではなくて、引いた目線で他の業者さんとの兼ね合いだとかを考えながら、常に動きが終わらなければいけないということです。
こういうふうに日程の話をしましたが、品質に関しても同じなんです。
誰かがものすごいこだわりを持って進めていっていただくのは構わないんだが、今回は日数がない。
だからある程度あらあらでもいいから、さっと進んでもらわないと次に繋がらないんだというところもバランスですし、
俺は適当な仕事は、適当な仕事はしないね。雑な仕事でスピードが命なんだっていう人に対して、
今回は丁寧さが何せ大事なんだということをきちんと止めなきゃいけないのも、それもこれも他の人とのバランスを考えた時に、
そしてゴールを見据えた時に、僕らは一体どういうジャッジをすべきなのかというのを根拠立てて説明ができる状況を作ること。
この根拠を持って理屈を吐き出す、答えを吐き出す、この行動のことを僕らは技術というふうに呼ぶんです。
なんとなく書いた工程表なんてものに技術は宿りません。職人さんに聞かれたことに答えることができないというのは、そもそも根拠がなかったからだよねってことになるんです。
それは技術屋とは言えないわけです。常に僕らは根拠と隣り合わせになります。
じゃあその根拠になるものは何なのか。もちろん設計図とか見積もり書とか、そういう物理的なものもありますが、
何よりも重要視しなきゃいけないのは他の職人さんとのバランス、他の仕上がりとのバランス。
他がうまくやっているのにこの人だけ非力するっていうことは、つまり他の人全員が迷惑になってしまう可能性はないか。
この人が右に行ってくれと言ったのに左に進んだ。その先には何があるのかっていうのを常に考えた上で、こういう理由なのでこっち側に進んでください。
多少やりづらいと思いますが、何とかお願いしますよっていう風に眺めて、付加していろいろやっていくのは結局大元の根拠がしっかりしてるから、
自信が乗ってしっかりとお話しすることができて、そして説得することもできれば納得してもらうこともできる。
その前段階で必ず存在するのは根拠というものなんです。もちろん職人さんには根拠がないと言っているわけではなくて、
人を納得させる。僕らはバランスですから、全業者、まんべんなくという風に考えていかなければいけないので、そのバランスを整えるためにはその前提としてやっぱり知識が必要で、
そして数字的根拠が必要で、そしてバランスを整えるという仕事であるこのね、段取り屋である施工管理の目線というものを間違ってしまうと、
職人さんとぶつかることにもなりますし、職人さん、誰かの職人さん、仲の良い職人さんを引きすることにもなってしまうので、そういうことにはならないように、
ぜひ皆さん、バランス、何かが減ったら何かが増えるんです。そのバランスというものをしっかりと考えた上で、ぜひ施工管理に当たっていただければなという風に思っております。
施工管理におけるバランス
ちょっと思いっきり喋りましたのでしどろもどろになってしまいましたが、こういう風に少しでも皆さんの考える、今後のヒントになるようなお話もしていきたいという風に思いますので、
ぜひ気になる方はチャンネル登録、フォローよろしくお願いいたします。またね、いいねとかコメントなど書いていただけますと、僕の励みにもなりますので、そちらの方もぜひよろしくお願いいたします。
はい、それでは本日は以上にさせていただきます。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。