配信の再開と背景
みなさん、こんにちは。RaisePLAN たけだと申します。
本日は、2025年5月28日、水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、
キャンバロンの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさん、かなり久しぶりでございます。
ちょっと1週間ぐらい、配信を停止させていただいておりました。
大変申し訳ございませんでした。
いろいろとバタバタしておりまして、
ちょっとね、そのことの経緯だけサクッとお話しするならば、
22日の木曜日が研修。
21と22ですね。
オンラインで研修を行っておりまして、
積算研修並びに真実スキルアップ研修というのを終わらせて、
その足でですね、すぐ栃木県の方に向かいました。
23日の日に、安全大会がありまして、
セコ管理チャンネルさんの岩井社長と対談をさせていただきました。
その段階でですね、うちの祖母が亡くなってしまいまして、
そこから徳島県の方に走らなければいけないということで、
そこからまた終わって、次の日ですね、
弾丸でそちらの方に向かって、
お葬式だとかを済ませた上で、
27日、昨日ですね、昨日の夜に8時ぐらいですね、
ようやく北海道に戻ってきたということで、
もう数千キロをここで動き回ったということで、
もう全然配信なんてしてる余裕がなかったというのが、
正直なところでございます。
なかなか大変だったというふうに思いますが、
いずれにしても今日もね、また検証をやらなきゃいけないということがあったりしたので、
なんとか昨日の10時には戻らなきゃいけないということで、
もうグダグダの状態でなんとかこんとかこなしてきたという感じでございます。
悲しみもありましたが、でもそれよりも何よりも、
時間に追われ、交通機関に追われということで、
大変だったなというふうに感じております。
1週間ほど配信空いてしまいまして申し訳ございませんでした。
人口減少と建設業の未来
ここからきちんとまた配信を続けていきたいというふうに思いますので、
ぜひ楽しみにしていただければなというふうに思います。
今回安全大会で対談の話は後ほどさせていただきますが、
すごく面白かったなというふうに思っております。
安全大会って本当に安全安全したテーマで話をしていくことが多いと、
誰か消防署の人を呼んでとかっていうことが多いというふうに思うんですが、
それだけじゃなくて、せっかくたくさんの人が集まる機会なので、
こんな話してくれませんかというふうに今回、
マスブチ組さんという会社にお呼びいただいたんですが、
こういうふうに考える方たちも多いんじゃないかなと思いますので、
もしも僕の声が届いている範囲で、
それ面白そうだよねって言われる方は、
安全大会じゃなくてもただの講話とかでも構わないので、
ぜひいつでも呼んでいただければなというふうに思いますので、
よろしくお願いいたします。そのくらい良い経験でした。
ということで本日もスタートしていきますが、
皆さん準備の方はよろしいでしょうか。
それでは今日も立地禁止の向こう側へ行ってみましょう。
配信の途中ですが少しだけお知らせさせてください。
現場ラボが運営します施工管理のための基進人スキルアップ研修ですが、
2025年度からは建築に加えて土木の分野もスタートすることになりました。
一般的な建設業の研修とは全然違っていて、
実務で役に立つことに特化した研修となります。
もちろん現場での教育は大切ですが、
この知識だけならばオンラインでも十分に学ぶことはできます。
これにより先輩の教育負担を軽減し、
新人が即戦力として活躍できるようにサポートさせていただきます。
研修は4月スタートと6月スタートの大きく2つのコースをご用意しておりますので、
概要欄からアクセスしていただき、
ぜひ一度パンフレットをダウンロードして詳細をご確認いただければというふうに思っております。
それでは本編をお楽しみください。
皆さんこんにちは。ライトクラブ竹田と申します。
先日、栃木県の増淵組さんというジェネコンさんがあるんですが、
そちらでセコカンタンネルの岩井社長と一緒に対談をさせていただきました。
その時にいろんなお話があったんですが、
僕がしゃべるパートの部分でどういうようなお話をしたのかというのを、
今回開通まで皆さんにもお聞きいただきたいなというふうな趣旨で進めていきたいと思います。
テーマとしては建設業界、今後どうなっていくのかというその展望についてお話をさせていただいたんです。
やっぱり岩井社長の方は、いろんな文献だとかデータを出してきて、
それに対してこうだこうだというふうにいろいろとわかりやすく説明していただきました。
最終的には人が減っていくよね、採用に力を入れなきゃいけないよねというところが岩井社長の方のパートだったんですけども、
そこから人は減っていくよねというところで、
でもこういう方法がありませんかというふうに提示したのが僕のパートでございました。
今回これについて少し皆さんに共有させていただいて、
今後の未来と言いますか、じゃあ皆さんどうすべきなのかというところが考えられるような、
そんなお話を少しさせていただきたいというふうに思いますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思います。
今回のテーマは建設業界は今後どうなるのということでお話をさせていただきます。
ぜひ最後までご視聴ください。
この番組は北海道の地場で根込んで建築の現場観測を17年間やり、
その後独立起業した私、武田が建設業界の底上げになるような、
そして皆さんのスキルアップにつながるような、そんなお話をしていきますので、
ぜひ最後までご視聴いただければというふうに思っております。
はい、ということで改めまして進めていきましょう。
そうですね、建設業界とは言わず日本はですね、
今どんどんどんどん人間の数が減っていくというようなフェーズに入っております。
そういうふうに人口自体が減っていくということは当然ですが、
建設業界の人数も減っていって叱るべきだとはいうふうには思うんです。
なんかこう、人口は減っているのに建設業界がだけ膨れ上がるなんてことはなかなかありませんので、
それに頼んだって減っていくのは仕方ない部分だというふうに思います。
と言ったとしてもですよ。
だけど道路はじゃあ減らしましょうということにならないですよね。
田舎だったとしても人が住んでいる以上は下水道を切りましょうということにはならないわけです。
建物も道路もいわゆるインフラというもの、皆さんの生活を支えているものについては建設業界が担っていますので、
その安心・安全を、ということは捨たれるわけにはいかないというのは皆さんお分かりだというふうに思うんです。
だからね、どんどん人を入れましょうって言ったとしてもやっぱり人口は減っていっているので、
そのハードルはどんどん高くなり続けます。
じゃあどうすればいいのか。
デジタル技術の重要性
僕はですね、どういうふうに思うのかというと、やっぱりデジタルを味方につけましょう。
これがですね、僕の言っている、ずっと昔から言っている結論なんです。
結局のところ、デジタルにある程度仕事を任せてしまわないと、
今の人数が減っていく状態でも同じ仕事量をやっていくというふうにキープするためには、やっぱり効率を上げるしかないんですよ。
効率を上げるということは、人間の手ではない何かに手伝ってもらわなければいけないというふうに考えたときに、
やっぱりですね、デジタルというものをけぎらいしたりだとか、
人間の手が100%なんだというふうに考えるのではなく、
ちゃんと適所適所でデジタルというものを活用していく必要性があるんじゃないかというのが僕からのお話なんです。
こういうふうに話をしたときに、結局ですね、デジタル、じゃあ機械だとかロボットにね、
そういうふうに自分たちの領域を侵されるのはちょっと怖いというふうに思う気持ちもありますよね。
だからね、俺らは腕一本で成り上がってきたんだという気持ちをないがしろにするつもりはございません。
技術はやっぱりね、人間が紡いでいくものなんだというその気持ちは僕もですね、同じく思っているんです。
だけど人が減るよね。でも仕事量はキープしなきゃいけないよね。
そういうふうになったときにどうすればいいのかというと、やっぱりデジタルに頼るしかないんです。
デジタルに頼るってなったときに、皆さんの頭の中では仕事が置き換わるとか、
ロボットに奪われるとAIに奪われるっていう発想になるんですが違うんです。
そういうふうにデジタルを頼ることによって職人さんはより職人さんの仕事ができるようになりますし、
石膏管理はより技術に特化した仕事ができるというふうにどんどんと進化していくんだというふうに僕は思っています。
現時点で例えばね、石膏ボードを自動的に張りますよっていう機械、ロボットが出てきたりだとか、
あとは墨出しを自動的にやりますとか、タイルは自動的に貼りますとか、鉄筋の結束は全部自分自動でできますよみたいな、
そんなロボットがどんどん登場しております。
そういうふうにやったときに職人さんの皆さんはね、頭の中でこう思うんじゃないでしょうか。
そんなものを大きい面積でしか使えねえよとかって思いますよね。
多分石膏管理の人も同じです。デジタルの技術をやったって結局判断するのは人間しかできないよとか、
状況をちゃんとね、地区一致チェックするのは俺らしかできないんだっていうふうに思われると思うんです。
僕はですね、その考えには完全同意なんです。
その通り、今現時点の技術ではやっぱりね、ロボットに置き換わるって言ったってそれは限界があるよねって話なんです。
だから僕はですね、こうちょっと考えてみてほしいなというふうに思うんです。
石膏ボードを貼れる機械が向上しても大断面のところしか貼れないんだから、細かいところは人間がやるしかないだろうって思うのであれば、
おそらくその人間がやるしかないだろうと言っている領域が本当に技術が必要なところなんじゃないでしょうか。
要するに僕らの手で技術をしっかりと守っていかなければいけないというその気持ちは素晴らしいことだと思いますが、
それ以外に単純な作業ってありますよね。
単純に切らない石膏ボードをそのまま貼り付けるっていうのは、おそらく石膏ボード屋さんの中でもね、
多分、投入門というか、序盤戦にある程度できるようになっていて、
最終的には細かいところまでできる、収まりのレベルまで進めることができるっていうのが技術なわけじゃないですか。
であれば、入り口の部分のところはロボットに代替して、
デジタルと建設業の未来
要はね、大断面でバーッと貼ってくれるところだけはロボットに頼むことができれば、
僕らはその周りの一番脂っこいところですよね。
まずい、これは人間じゃないと、本当に熟練がなきゃできないよねっていうところは人間がやるんです。
それだけに集中することによって、
それ以外の単純なところは、こんなもん機械に任せとけばいいんだよっていう風に思えるようになったとしたら、
きっと人数は減らすことができるが、技術力は上がっていくっていうことにならないですかね。
これ石膏管理も全く一緒で、
例えば現場でね、なんか紙をラミネートに貼って掲示板に貼るなんていう作業って、
技術が果たして必要かと言われたらどうでしょうか。
多分技術力じゃなくて、高校生のアルバイトでもできるような単純作業なはずなんです。
そういう風に単純な作業で、皆さんがわざわざ皆さんの培ってきた技術力をそんなところに割り当てる必要性がないよねっていう風に、
単純なことはデジタルやAIやロボットに任せられる未来が来たとしたら、
皆さんの技術力っていうのは果たして伝われるんでしょうか。
おそらくそうではなくて、それに違うね、ちゃんと技術の方に集中できるということ、時間が取ることができるようになりますので、
おそらくもっともっと技術力って上がっていくんじゃないかっていう風に思うんです。
結局ですね、デジタルっていうのは敵じゃないんです。
それをしっかり味方につけて、余計なところというかね、今までは自分たちでやるのが当たり前だったかもしれませんが、
そうではなくて、もっともっと単純な作業とか繰り返しの作業とかちょっと教えればできるようなレベルのものっていうのは、
皆さんがやるんじゃなくて、皆さん以外のロボットか何かにやってもらう。
その代わり、僕らは技術がないとできないようなことに特化していくっていう風に考えれば、
きっとデジタルに仕事を奪われるではなくて、デジタルに仕事を手伝ってもらって、
僕らは僕らの仕事、デジタルはデジタルの仕事をしてもらえれば、きっと住み分けもできますし、皆さんの技術力が衰えるなんてことはない。
そして人間は減っていったとしても、ロボットによってそれを補える未来というのがね、どんどんどんどん進化してくるんじゃないかっていう風に思うんです。
そのために、ここからですね、皆さんはジャーン、こういう風な未来になっていくんだとしたら、皆さんは何をすべきなのかっていうとそんなに難しい話ではありません。
まずはデジタルっていうのは仕事を奪っていくものではなくて、皆さんの面倒くさいなとか、ここは誰かいてくれないかなとか、皆さんじゃなくてもできる領域についてはちょっとでもいいので、
デジタルっていうものがないのかなって探してみてほしいんです。できれば少しやってみてほしいんです。
例えばね、遠くの現場でそういうのを使ってやってるらしいぞとなったら、それをちょっと見に行ってみませんかっていうようなことです。
僕らの施工管理の領域でいきますと、例えばビムシムっていうのをやったとして全然意味がないぞってなるかもしれませんが、ビムシムっていうものの次なんです。
ビムシムができるようになったら、それにデータですからね、どんどんどんどん新しい、例えばドローンの空撮だとかのデータと比較して、
合ってるのか合ってないかっていう判別をサクッとできるようになってみたりだとかっていうのを進めることができるデジタルツインみたいなものをビムシムと掛け合わせてっていう風にその次の段階があるんで、
まずはちょっと触れてみる。ちょっとしたツールを導入してみる。ちょっとドローンを動かしてみる。ちょっとクラウドを入れてみる。ちょっとズームで打ち合わせをしてみる。
なんでもいいんです。どんなものでもいいので、嫌いするのではなくちょっとやってみましょうと。やってみて、良いところと悪いところを先入観なしで判別してみてください。
そうすればきっと皆さんの仕事の、それ無駄だったよね、ただわざわざ行って帰ってくるだけの時間って無駄だよねって思われるところがあったら、それはテクノロジーによって皆さんの仕事を助けたってことになりますよね。
それによって皆さんは集中できる時間が増えますよね。そして技術力を上げることができるという、そういう状況を作ることができるのはデジタルの良さだという風に思うんです。
改めてお話しします。人が減っていく未来、そして人がね、建設業界はなかなかこう体を使うんで、敬遠されがちな、そんな触手な人間が今後でも生き残らなきゃまずいよねという風に思うんであれば、
人がいなかったとしても少しでも効率化を進めるための方法というのはたくさんあるはずなんです。それをうまく選択しながら前に進んでいく。僕が描く未来はデジタルと人が共存して、デジタルはより効率が良く、そして人間はもっともっと技術力の高めるような、そういう風な形で僕らは支え合いながら進んでいく。
そしてそれを味方に、デジタルというものをしっかり味方につけていった会社がしっかりと業績を伸ばしていく、そんな未来を僕は想像しております。
50年後、100年後はもしかしたらAIとロボットによって建物が出来上がっているかもしれませんが、そこに至るも至らないも、結局皆さん少しでもそこに触れていって、少しでもデジタルに頼ってみるというか、手伝ってもらうというような感覚になれば、決して皆さんの敵ではないということが理解していただけるんじゃないかという風に思いましたので、
効率化と技術力の向上
今回講和ではそのようなお話をさせていただいたということでございます。ということで本日はこの辺にさせていただきましょう。建設業界の未来展望について僕はそんな未来を描いてますよということを共有させていただきまして、今回は終わりにさせていただきたいと思います。
改めまして今回の対談を企画していただきました増淵組さんの皆様、そして対談を一緒にしていただいた施工官チャンネルの岩井社長、改めましてありがとうございました。非常に楽しい対談だったなという風に思いますので、ぜひこういう風な感じで何かいつものような安全大会じゃなくて、何かちょっと違う人呼びたいなとか考えるのであれば、またお声掛けいただければありがたいなという風に思ったりしております。
はい、ということで本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。また次回の放送でお会いいたしましょう。それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。