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鉄たび漫遊記 第14号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
みなさんこんにちは。
鉄たび漫遊記パーソナリティーを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
6月も半ばになり、梅雨の季節になってきましたけども、
私が住んでいる近畿地方も梅雨入りしてしまいました。
みなさんのお住まいの地域はいかがでしょうか。
梅雨になるとジメジメして、雨ばっかりなので、
あまり好きな季節ではないんですけども、
この時期ならではの、
紫陽花が綺麗に咲き誇るところへ行ってみたいなと思うんですけども、
今年はコロナの影響で難しいですかね。
紫陽花と列車といえば、
箱根登山鉄道の紫陽花電車が有名ですが、
今年は残念ながら、昨年の台風19号の被災で、
現在も運休中ということで中止となっております。
気になる復旧工事もだんだん進んでおり、
今年2020年の7月下旬には全線運転再開の予定になっているそうです。
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来年こそは紫陽花電車に乗りに行ってみたいものです。
さて今回のテーマなんですけども、
前々回、前回に引き続き、
アフターコロナ後にぜひ乗りに行きたい列車があるので、
今回もまたまた紹介したいと思います。
その列車は四国とさ、時の夜明けの物語という列車です。
さあどんな列車でしょうか。
詳しくは本編で。
では本編です。
今回紹介する列車は四国とさ、時の夜明けの物語という列車です。
この列車はJR四国が今年2020年7月4日から運行開始する新しい観光列車です。
当初は4月18日に運行開始の予定だったんですが、
新型コロナウイルスの感染拡大で延期されて、
ようやく2ヶ月半遅れでデビューとなります。
JR四国の観光列車物語列車シリーズとしては、
イオナタ物語四国真ん中千年物語に続く3番目の観光列車となります。
この列車のコンセプトは志をつなぐ明日への物語、
未来夢見し水平線の彼方へとなっています。
日本の未来を思い描き時代を描いた土佐の偉人、
それらを育んだスケールの大きな自然と風土、
偉人を支え活躍した女性と土佐流のおもてなしとのことです。
まず車両についてお話ししたいんですけども、
四国土佐時の夜明けの物語の車両なんですが、
この車両は四国真ん中千年物語と同様にキハ185系を改造した車両となります。
車両は2両編成で全席グリーン席となります。
デザインはJRの社員さんが担当されたそうです。
他社の観光列車などは有名デザイナーさんに依頼することが多いんですが、
JR四国さんはほとんどの車両が車内でデザインされています。
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やはり外注するとですね、費用がその分増えますので、
そこらは経費節減ということなのでしょうか。
でも負けずをとらず素晴らしいデザインの車両となっています。
とりわけ私が気に入ったのは、車両の正面についているヘッドマークですね。
これがですね、めちゃめちゃかっこいいんです。
ヘッドマークなんですけども、太陽を表すデザインだそうです。
坂本家の家紋を模した組合格の中に船の舵を配置し、
周辺には列車名にもある時を刻む時計をモチーフにした正方形を散りばめたデザインとなっております。
これがね、ほんまかっこいいんですよね。
早速車両本体について説明しますと、
1号車は外観は蒸気船をモチーフにした焦げ茶色の外装に金色の模様をあしらった外観となっています。
側面には水平線の先を見つめる龍馬像のデザインとなっております。
相性がですね、黒船と名付けられています。
次に2号車の外観なんですけども、夜明けをイメージし、1号車とは対照的に白をベースに金色の模様をあしらった外観となっています。
側面には太陽がデザインされています。
相性は空船と名付けられています。
気になる内装なんですけども、1号車黒船は大海を行く蒸気船をモチーフにし、
19世紀末の芸術をイメージした木目調の温かみのあるデザインとなっています。
それに対して2号車ソロ船は未来への夢をコンセプトにしたレトロSF小説を描いた空想科学上の宇宙船をイメージし、
白を基調にした明るいデザインとなっています。
座席のレイアウトなんですけども、1号車黒船はですね、
土佐弁で宴会を意味する言葉、お客をイメージし、一部の座席は3名から4名で利用できるボックス席となっています。
残りの座席は窓向きの座席レイアウトとなっています。
続きまして2号車ソロ船の座席レイアウトなんですけども、全席が窓向きの座席レイアウトとなっています。
店員につきましては1号車黒船が28名で、2号車ソロ船は19名となっており、合計47名となっています。
さて次は運航ダイヤと乗車料金についてお話しします。
まず運航計画なんですけども、金曜日と同日祝日を中心に土山線の高知駅から四万都町の久保川駅を1日1往復で運航する予定です。
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では詳しくダイヤについてお話しします。
この四国都差、時の夜明けの物語なんですけども、1号2号という数字で号数を表していなくて、下り列車が立市の省、上り列車は開花の省となっています。
では下り列車の立市の省からダイヤについてお話ししたいと思います。
始発駅、高知駅を12時4分に発車し、途中、都差呉駅に14時13分に到着します。
終点久保川駅には14時43分着となっています。
乗車時間は2時間39分となります。
上り列車の開花の省につきましては、始発駅、久保川駅を15時10分に発車し、途中、都差呉駅には15時46分に到着します。
終点高知駅には17時56分着となります。
乗車時間は2時間46分となります。
この列車は観光列車なので、途中の新宿川橋梁などでは、景観の良い地点などでは速度を落としてゆっくり運転してくれるそうです。
では料金なんですけども、始発駅、高知から終点の久保川まで、全工程を乗車した場合なんですけども、
まず乗車運賃が1470円、特急料金が1200円、グリーン料金が1300円で、合計3970円となります。
また、途中停車駅の都差呉駅でしたら、乗車運賃が1100円、特急料金が1200円、グリーン料金が1300円の3610円となります。
続きましてサービス面についてなんですけども、四国都差時の夜明けの物語には、他の物語列車と同様に専属アテンダントさんが乗車しておりまして、色々なお持ち話を受けることができます。
特定日には地元の高校生や大学生らによる沿線ガイドや車内販売も行われるそうです。
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こういったですね地元地域の人との触れ合いっていうのもね旅の一つの楽しみなんでとても良いことですよね。
さて次は食事についてお話ししたいと思います。
この四国都差時の夜明けの物語なんですけども、事前予約せになるんですけども料理も提供されます。
まず下り列車立志の章なんですけども、こちらはですね地元の料理店による都差の伝統料理、沢地料理を洋風にアレンジした創作料理が提供されます。
高知ならではの食材を洋風の繊細な調理に仕上げ、都差の伝統料理、沢地風に豪華に盛り付けたオリジナルの料理となっています。
では上りの列車、開花の章では、高知へは満喫、都差流のおもてなしコースという高知県の海、山、川の恵まれた素材を生かした料理で物語性のあるお料理を提供してくれます。
こちらなんですけども器がですね高知の山が育んだシマントスギを使った器で目にもとても優しい木の風合いを生かした料理となっています。
料金の方なんですけども、下り列車立志の章、上り列車開花の章ともどちらも5000円となっております。
さてこの四国都差、時の夜明けの物語なんですけども、南国都差の景色、いだかな食、温かな人情を感じることのできる観光列車だと思います。
皆さんはどうですか?乗ってみたいと思いませんか?私はですね、ぜひ乗ってみたい列車だと思います。
またまた今回もいろいろと厚く語ってしまいましたけども、今回はこの辺にしたいと思います。ではエンディングです。
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今回の四国都差、時の夜明けの物語のお話はいかがでしたでしょうか。
私も過去JR四国の観光列車にはいろいろと乗車しました。これからもまた乗車しに行きたいと思っています。
JR四国は他のJR各社に比べたら非常に厳しい経営状況だと思います。そんな中、物語列車シリーズなどいろいろな観光列車を運行しています。
観光列車や新型車両などハード面は充実してきたと思います。あとはそれらを活かすためのソフト面の充実が大切だと思います。
観光列車の運行に際し、卑怯駅や絶景の駅などへの停車や、沿線地域ならではの特産品の販売など乗客に楽しんでもらい、また来たいなと思えるような列車にしてほしいんですけども、四国には数多くの観光スポットやおいしい食べ物がいっぱいあります。
観光列車に乗客が乗ってもらってもですね、その移動した先に移動手段が少ないのが何があると感じています。
JR四国だけでなく、地域の自治体や他の交通機関との連携を強化し、観光客をスムーズに目的地、観光スポットですね、移動できるようにシステムを確立してほしいものですね。
そう簡単にはいかないと思いますけども、JR四国にはこれからも頑張っていってほしいと思います。
さて、番組では皆様からのご意見や感想をお待ちしています。
また、次回をお楽しみに。失礼いたします。
長らくのご乗車、お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。
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くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
では、またのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。