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2020-06-23 21:31

鉄たび漫遊記 第15号 出発進行!新型新幹線「N700S」について

今回は「新型新幹線車両 N700S」についてお話しいたします。★新型新幹線車両「N700S」については→こちらへよろしくお願いいたします。◆Youtubeでもお聴きいただけます→こちらへチャンネル登録お願いします!tetsutabi_15.mp3
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鉄たび漫遊記 第15号 出発進行
毎度ご乗車ありがとうございます。
鉄たび漫遊記は、鉄王と旅好きのしんちゃんが、
鉄たびについてゆるーく語るポッドキャスト番組です。
鉄たび漫遊記
みなさん、こんにちは。
鉄たび漫遊記パーソナリティを務めさせていただきます。
しんちゃんと申します。よろしくお願いします。
6月も下旬となり、梅雨も本格的になり、
鬱陶しいお天気が続いていると思うんですけども、
ほんと梅雨ってじめじめして嫌ですよね。
それに近年では、
ゲリラ豪雨などのように、
短時間に大量の雨が降ることが多いですよね。
最近では、2018年7月の岡山県倉敷市、
眉地区の洪水被害などが、記憶に新しいかと思います。
この大雨で、茨鉄道も甚大な被害を受けてしまいました。
こういった洪水被害により、鉄道も大きな被害を受けることがたびたびあります。
リスナーのみなさんも、天気予報の大雨警報や注意報には、
十分気をつけて行動してくださいね。
さて、そんな梅雨の季節なんですけども、
今回は、7月1日からいよいよ運行開始する、
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待望の新型新幹線車両N700S系についてお話ししたいと思います。
では、詳しくは本編で。
では、本編です。
今回紹介するN700S系は、
JR東海が東海道新幹線にて、
今年2020年7月1日から運行開始予定の新型新幹線車両なんです。
東海道新幹線の新型車両は、
2007年、平成19年のN700系以来、13年ぶりの投入となります。
ちなみに、名前のN700S系のSは、
Supreme、最高のが由来だそうです。
安全性、安定性、快適性、環境性能のすべてを最高レベルで提供することがSに込められているそうです。
さて、N700S系の外観についてなんですけども、
カラーリングは、ゼロ系新幹線からの伝統の白いボディに青いラインとなります。
N700S系では、青いラインは運転席の窓下付近まで新たに一本付け加えてSを表現しているそうです。
でも、私にはどう見てもSかどうかわからないんですけども、Sに見えると言えば見えるかなという感じです。
同じ新幹線でも、JR東日本の東北新幹線や北陸新幹線、上越新幹線が
カラフルなカラーリングに対して、とても対照的なシンプルなカラーリングですよね。
デザインを監修した福田哲夫さんによれば、長年変わらない車体の色が安心感につながっているとおっしゃっているので、
デザインを大きく変えることは否定的な考えのようです。
話を元に戻しまして、車体側面には金色を使用し、高級感や上質感を表現し、スピード感あふれるかのようなSの字を大きく斜めにあしらったN700Sのロゴが描かれています。
車体のデザインなんですけども、正面からパッと見た感じは、現行のN700A系と非常によく似ています。
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しかし、よーく見るとですね、細かいところが色々違います。
例えば、先頭の形状なんですけども、鼻先ですね。
これは環境性能の向上に寄与するデュアルスプリームウィング型と呼ばれる新しい形状になりました。
現行のN700系のエアロダブルウィング系から左右を少し膨らましてエッジを立てた感じ、エラーが張ったような感じですね。
中央部の突起がシューッと鋭く見えるデザインなので、正面から見たらダブルみたいな形状に見えますね。
この新しい形状により、走行風を制御し、なおかつ、壁圧波、車外騒音、走行抵抗、最高比車両振動を低減させることに成功したそうです。
また、全焼頭も現行のN700系から2割ほど大きくなったので、運転手からの視認性も向上したそうです。
では次にN700S系の特徴について詳しくお話ししたいと思います。
N700S系より普通車にも電源コンセントが1隻ずつ設置されることになりました。
ヒジ掛け部分にそれぞれ備わって、今まで以上にスマホやパソコンの充電に便利になりましたね。
次は座面が沈むシートを採用しました。
座席はリクライニング機能を改良して、背もたれと連動して、腰の部分が沈むゆりかごのような動きになるように改良されました。
今までのはお尻を支点に体が傾いていましたが、今回改良されたシートでは、背もたれの角度に応じて座面が沈むので、足首を支点として傾くので、長時間座っていても疲れないようなシートになっています。
シートの生地が変更になりました。
座席のシートの色なんですけども、グリーン車は茶色で、普通車はブルーなんですけども、普通車のブルーは、現行のN700系よりも少し濃いめのブルーになっています。
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柄も今まで四角い模様が並んでいましたが、今回のN700S系では三角形の模様に変わりました。
また大きく変わったのはこのシートの生地なんですけども、水に濡れると柄が変化する素材になったそうで、車内清掃の効率化にも寄与するものと思われます。
特大荷物スペースと特大荷物コーナーの設置。
車両の端のスペースには、普通車、グリーン車とも大きなスーツケースなど置くための特大荷物スペースが新たに設けられました。
テッキ部には、手持ちのスイカなどICカードを鍵として大型スーツケースを置いておける特大荷物コーナーが完備されました。
特大荷物スペースは、すでに2020年5月20日から既存の新幹線とともに運用が開始されており予約制となっております。
また特大荷物コーナーにつきましては、2023年度から利用開始となっております。
情報ディスプレイが1.5倍に大きくなりました。
車内端部の情報ディスプレイがフルカラーの液晶パネルとなって、今までの1.5倍に大型化しました。
これにより表示できる情報量が増えたので、2から3段で表示も可能になり、また走行中の現在位置や停車期からの乗り換え案内などが今までよりもわかりやすく表示されるようになりました。
またスピーカーの位置が天井からディスプレイの左右に移動してしまいましたが、四向性のスピーカーを採用したので位置が変わっても車内放送の聞こえ方はあまり変わらないそうです。
アルミ並行リサイクルで引退した700系のアルミ素材を再利用。
N700S系では、今年2020年3月に引退した700系新幹線に使われていたアルミニウムを再利用して普通車の荷物棚などに使われているそうです。
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高速鉄道としては、世界で初めて新幹線から新幹線へ再利用するアルミ水平リサイクルが実現したそうです。
あ、そうそう、このN700S系の荷物棚なんですけども、忘れ物防止のために停車駅が近づくと明るくなるように照明が変わるそうです。
こういったきめ細かいサービスが新幹線の好評化につながるといいですよね。
安全対策の強化。防犯カメラを客室内1両あたりこれまでの2台から4台もしくは6台に増やしています。
緊急時には、防犯カメラの映像を自動的に指令所に送る仕組みも備わっているそうです。
防犯カメラの増設などにより、よりセキュリティの向上が図られています。
停電時にも安全な場所へ持送できるバッテリーを搭載しています。
停電時には16両編成のうち4両に内蔵したリチウムイオン電池から電力を供給し、最高時速30キロで持送が可能だそうです。
電池は通常時に河川からの電力で充電して、停電時に車両が例えばトンネル内や橋梁の上で止まったなど危険な場所で停止した場合に緊急避難をするために自走システムを使うそうです。
また、停電で乗客が缶詰状態になった場合でもトイレやエアコンを利用できるそうです。
揺れを低減させるフルアクティブ精神制御装置搭載。
グリーン車や先頭車両及びパンタグラフ搭載車には従来のセミアクティブダンパーに小型モーターとポンプを取り付けることによりフルアクティブ精神制御装置を搭載し、車体の揺れを大幅に抑えることで乗り心地を向上させることが可能だそうです。
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特にトンネル区間での揺れは半減するそうです。
重力量、8両など柔軟に編成を組める標準車両。
従来の東海道新幹線の車両編成は原則として重力量編成のみとなっているんですけども、
この度、N700S系では車両の床下に設置する機器を小型化や置き方を工夫して、6両や8両または12両など短い編成で運行できるようになるそうです。
この柔軟に編成が組める標準車両化なんですけども、あまり話題にはならないんですけども、これにより今まで以上にバリエーションに富んだ編成が組めることになると思うので、非常にですね、私は個人的には非常に期待している機能です。
以上がN700S系の特徴となります。
なお、N700S系なんですけども、運行開始の7月1日時点ではまだ4編成しかありません。
今年度中には12編成まで増やす予定だそうです。
来年度、再来年度にも14両編成ずつ増やしていき、2022年度には40編成になる計画だそうです。
まだまだ編成が少ないので、今年はね、乗れたらラッキーって感じでしょうけどもね。
一般的に走るまでは、まだまだ時間がかかりそうです。
皆さん、どうですか?このN700S系、乗ってみたいと思いませんか?
私もですね、できるだけ早い時期にですね、乗ってみたいんですけども、何せ編成がですね、少ないので、なかなか乗るのもね、難しいかと思うんですけども、とりあえず、まあ短い期間だけども、一度乗って乗り心地を確認してみたいと思います。
さて、そろそろお時間となりましたので、今回はこの辺にしたいと思います。では、エンディングです。
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では、エンディングです。今回の新型新幹線車両N700S系のお話はいかがでしたでしょうか?
本編でもお話したんですけども、この度のN700S系なんですが、安全性、安定性、快適性、環境性能、すべてにおいてアップグレードした車両だと思います。
一早く乗車してみたいんですけども、JR東海は3密を避けるために、7月1日の運行計画の発表はしないそうです。
まあね、この時期なので仕方ないですよね。
まあ、とりあえずは情報をですね、こまめに集めて、早い時期にできるだけ乗車したいと思っています。
また乗車した際には、この番組内で報告したいと思いますので、期待して待っていてくださいね。
さて、番組では皆様からのご意見や感想をお待ちしています。
ポッドキャストのレビューや、手伝い万有機のブログのコメント欄、またはツイッターにハッシュタグ、手伝い万有機とつけてツイートしていただければ、番組内で紹介させていただきます。
では今回はここまでにしたいと思います。
次回をお楽しみに。失礼いたします。
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長らくのご乗車お疲れ様でした。まもなく終点に到着いたします。
くれぐれもお忘れ物のないように、今一度お手回り品のご確認をお願いいたします。
ではまたのご乗車を心よりお待ちしております。ありがとうございました。
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