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ヤマモトユウトのラジオトユウト
どうも皆様こんにちは、声優のヤマモトユウトでございます。
日曜日恒例の日朝の回、仮面ライダーギーツの感想回でございます。よろしくお願いします。
さあ、今日は仮面ライダーギーツ第11話ということで、
いろいろすっ飛ばしてまず言いたいのがですね、
面白い、面白いですね、ギーツね。
今週はサブキャラたちの見せ場もありね。
設定的に大事な部分がいっぱい明かされたりだとか、
あと邪魔との存在のどこから来るのか、
みたいなところが分かったりだとか、
いろいろブーストがかかっているというのはもちろん分かってるんですけど、
それを差し引いても、最近のギーツは見応えがある感じになってますね。
特に今の暴略編っていうんですかね、第2部的な感じのものが始まってからは、
地盤が固まったのが非常に見やすくなっていて、
今週もすごく良かったなと思うわけですよ。
やっぱね、現行でやってる仮面ライダーが面白いと人生が豊かになると言いますかね。
これは仮面ライダー長いこと見ていらっしゃる方やったらね、
そううなずいてくれると思うんですけど、
私もそのタッチでして、毎日が楽しいですよ。
そんな今回、仮面ライダーギーツが第11話、
暴略編その2ということでございまして、
今回はまずちょっとここからかな。
仮面ライダーケイロ・タンバ一徹さんというね、
劇中であまりフルネームは呼ばれないんですけど、
ケイロのおじいちゃんの話をちょっとしたくてですね。
いやーちょっと俺は、今週このおじいちゃんに軽く泣かされたというか、
今週のギーツ見て、ケイロのおじいちゃん好きにならんやつおるんかっていうぐらい
今週かっこよかったですよね。
若者たちを守るために、明らかに不利だっていうのは分かってはいるけれども、
仮面ライダーに変身して戦いに行くおじいちゃんっていうさ、
あなたこそ真の仮面ライダーやなって思いましたね。
ヒーローに年齢性別は関係ないというかさ、
誰しも大事なものを守るために一歩変身したときは、それはヒーローやと。
決死の覚悟で顔つきがちょっとキリッと変わるのもやっぱかっこよかったりなんかしてね。
そこはやっぱ大ベテランの役者さんがお芝居されてるだけあって、
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やっぱ切り替えが上手いというか、ぐっと覚悟を決まってからのケイロがめちゃめちゃかっこよくて。
特に前回が頼りないおじいちゃん。
どっちかと言うとギャグっぽいキャラなのかな、このおじいちゃんって思わせてたからさ。
より今回が際立っているというか、打って変わってすごい男を見せてくれたというかね。
その辺がいいなと思いますし。
今回のケイロの見せ場に至るまでも、一般人の巻き込まれてしまった子供たちを気遣ったりだとかさ。
あと思わず愚痴ってしまうケイワに対して助言というか、叱咤激励というかしたりなんか。
いろいろ心優しい年長者、高校屋と言いましょうか。
いいおじいちゃんだよっていう、人生の先輩として周りを気遣うみたいなシーンが散りばめられていてね。
だからこそ、この決死の変身シーンがより映えるというかさ。
今週はなんか、なんだろうな。
技術ってずっとカメラワークとかも斬新だし、飽きないようにずっと30分見せてくれるんだけど。
今週は特にすごくよくできていたような気がして。
で、これもうまいなと思ったのは、ケイロのおじいちゃんの願いはさ、若返ることっていう。
非常に俗っぽいし、ある意味では自分の欲に忠実なね、すごいエゴがある願いだなとも取れるんですけれども。
この若返ることを願いにしているおじいちゃんが、だけど年老いていく自分を受け入れてもいるみたいな描写がちらほらあって。
ここにすごい人間を感じるというか、何とも言えない良さがあるんですよね。
キャラがすごく生きてるというか。
これは私の持論とお芝居の勉強をしているところから来てるんですけど。
キャラクターが矛盾をはらみ出したときは、そのキャラクターが人間臭くなっていくということの表れなんですけど。
ケイロのおじいちゃんは、自分の一番の願いは若返ること。
だけれども、だけど自分が老人であることはしかと受け入れていて、
そのためには若いやつより先に自分の身を差し出すことも厭わないというこの辺りのバランスがめちゃめちゃよく生きてたなって思ってね。
キャラクターがすごい良いなと思うわけですよ。
こういうふうに、いろいろうまくキャラが付けができてたりだとか。
あと、若いやつのために必死に変身してボロボロになっても戦いに行くみたいな。
ああいうシーンがあるとさ、やっぱこう他人数ライダーでいっぱい仮面ライダー出てくるけど、
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まあついつい愛着が湧いてしまうというか。
この仮面ライダー技術はさ、メインの4人もそうなんだけど、いっぱい仮面ライダーが出てきて、
いつ退場してしまうか。
なんなら死ぬ可能性の方が高い世界ってシビアな世界観だからもっとさ、
こうやって、ああこのキャラクターいいなって思うライダーが出てきたら死なないでくれっていう視聴者の願いというかさ、
そういう感情移入できるキャラもちらほら出てくるのがいいなと思っていて。
で、他人数ライダーだとそれがいかにうまく出せるかっていうのが、
まあある種そのシリーズの腕の見せどころだと思うんだけど。
ギーツの場合はこれが毎度うまいなと思うんですよね。
まあメリーのおじさんとかもめちゃめちゃ悪酷い、どうしようもねえやつってなってから惜しくも退場しちゃったし。
で、ダパーンともさ、実は現実の世界ではめちゃめちゃ悲しい寂しいやつだったみたいな。
だからああいう破滅的な願いを書いちゃって、こいつ救えないのかって思ってるまんま退場しちゃうみたいな。
今あいつどうしてんのかなって考えちゃうみたいな。
この辺りの味付けうまいなと思うわけですよ。
で、悲しいのが、ケイロのおじいちゃんもそうなんだけど。
まあ言ってみればモブキャラの仮面ライダーなわけじゃないですか。
スーツの使い回しだしさ。
ってことは、まあ悲しいから多分どこかで退場してしまうとは思うんだけど。
まあやっぱそれがすごくこう、惜しく感じられますよね。
いや、メタ的に言えば退場しちゃうんだろうけど、でもどうにか生き残ってほしいなみたいな。
をついつい視聴者に思わせてしまう。
非常にうまいなあと思いますね。
いやマジでね、邪魔と怪人たちにケイロのおじいちゃんがボコボコにされてるとき、マジ泣きそうになりましたからね。
いや、死なないでくれと思って、こんなかっこよく身体張ってるおじいちゃんがこんなとこで死んだらあかんみたいな。
したらボコボコにされて変身解除になっちゃったけど、何とか生き残って、本当に良かったなと。
あそこは、技術もいいんだよな、声をかける。
死を覚悟するな、みたいなね。
何としても勝ちをもぎ取れというか。
死ぬ方に行くなと。
どうにかしてでも勝ち取れっていう。
あのおじいちゃん相手に葉っぱかけるところもすごい良かったし。
そのおじいちゃんの様子と技術のそのセリフを受けて、ちょっと性格が変わってしまった桜井慶和が思うところがあるみたいな。
っていうところがめっちゃ良かったな。
キャラの作用もすごい今週は良かったと思うんですよ。
みんながみんな上手い具合にお互いのキャラに影響を与えていて、
あいつがこう言ったからこっちはこうなる、みたいなのがすごく上手くできていてね。
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いやマジでね、今週全体的にキレキレだったんだよな。
演出とかもそうだし、ストーリーもそうやし、お芝居もめっちゃ良くて。
今んとこ一番好きな回かもしれない。
何気に貴重な並んでの同時変身も見れましたしね。
アベンジャーズの映画を彷彿とさせるようなヒーローがエンジンを組んで変身するっていうシーン。
ああいうのやっぱ良いよな。
おじいちゃんとパンクジャックの変身ポーズも初めて見れましたし。
すごく見どころがある良い回だったなと思うわけですよ。
今回強敵として出てきたのはジャマトライダーっていうね。
敵が変身する仮面ライダーなんだけど。
これがめっちゃまた良いですね。
とにかくかっこいい。めっちゃかっこいい。
怪人なのにちゃんとベルトとバックルを使って変身するのが個人的にはすごくツボでして。
こっちと同じシステムでベルトとアイテムで変身するっていうのがなんだろうな。
同じシステム使って変身する敵みたいなやつ好きなんですよ。
もしくは限りなく似たシステムで変身するやつ。
平成ライダーで言うなら仮面ライダーゴーストとかダークネクロムっていう連中がいたりだとか。
他にもビルドでヘルブロスとか。
同じボトルで変身するんだけど変身アイテムはスチームガンだったりだとかね。
ブラッドスタークとかナイトローブとかかっこいいやついっぱいいましたけど。
あとはゼロワンにもいたな。
変身って言わないんだよね。実装とか言うんだよね。
ああいうのかっこいいよな。
上血とかね。
ジャマトライダーに関してはジャマトの怪人なのに変身って言ってたけど。
やっぱああいうのいいんだよな。
今回は敵のライダーがこっちのシステム使うっていう感じだったけど。
やっぱ仮面ライダーの昭和の1号の原点の一つやと思うんですよ。
相手と同じシステムで変身してその力で戦うっていうのは本郷武の魂だと俺は思っているので。
やっぱそのあたりはライダーで出てくるとやっぱおおって引き寄せられるものがあるというか。
デザインもやっぱかっこいいんだよな。
ジャマトライダーって。
トゲトゲしていて。
ツタみたいなのに覆われていて。
全体的に仮面ライダーたちと比べるとマガマガしさ、怖さとかっこよさを両立してるみたいなダークな感じが非常にいいですし。
なのにアンダースーツは仮面ライダー、ギーツたちと共通っていうのも設定がめっちゃちゃんと生きてるのですごくいいですね。
しかもこのジャマトライダーがまあまあ強いっていうのもいいですね。
敵の仮面ライダーっていうのは最近のライダーだともう外せない要素ですけれども、せっかく敵も変身するのにそんな強くないのかっていう残念なところはまあなくもなかったりするんだけど、
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ジャマトライダーに関しては結構強いのでそれがまた物語に緊張感を与えていいなと思うわけですよ。
シリアスなドラマの中の強敵としても役立っているというか、一個エッセンスとして入れられていいなと思いますし。
今回1体カラクも倒しましたけど、倒した後に落ちたベルトとアイテムでまた別のジャマトが変身してたんで、
多分誰でも怪人だったら変身できてしまうと。
だからなおさら緊張感がまたピリッと張り直したところはすごくいいなと思いましたね。
あれは多分プレバンに行くんでしょうね。
ジャマトバックルですかね。
でもあれもコレクター要素としては結構心をくすぐるというか、なかなか熱いものがあれだとか思ったりするわけなんですけど。
店場でいうと今回は新アイテムも出てきましたね。
運営から仕方なくというか不良の事態なので送ったと言われているフィーバーバックルというスロットみたいなバックル。
パッと見はハイパー無敵かなと思ったんですけど、高橋企画本だしね。
ゲーム要素で金ピカでピカピカした強化アイテムというの。
やっぱハイパー無敵ガシャットかなと思っちゃうんだけど。
このフィーバーバックルもなかなか今回良い要素だなと思ったのが、
これを使うとアーマーが上下で一緒になるっていうのは意外とありそうでなかった要素ですよね。
ありそうでなかった上下同じシステムのフォームっていうのはなかなか最高だと思うわけですよ。
みんな思ったと思うんだよな。
例えばバッファってゾンビフォームっていう基本上半身だけで使ってますけど、
元々デザインがめっちゃトゲトゲしくてゴツくてかっこいいんだけど、
たまーにリボルブオンして下半身だけになった時に、
あの下半身もあれはあれですごくかっこいいじゃないですか。
トゲトゲしくて毒毒しくてかっこいいなーってバッファのパープルにめっちゃ合ってんだと思うんだけど、
あれを上下でつけたとこをちょっと見てみたいけど、
やっぱそれはなんかこうボーイズトイのフィギュアだったり、
フィギュアーツとか騒動でしかできない要素なのかな?とか思っていたら、
ここに来て上下にできるアイテムが出てくるっていう。
いやこれもね、もうなんだろうなーオタク心をくるというか、
非常にファンの魂をわかってるなと。公式がね。
で、このギーツのね、なんでしょう、ブーストブーストフォームでいいんですかね。
上下同じ色のやつが、かなりマッシブで全身赤っていうのがめちゃめちゃ活かしますね。
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ギーツって結構スタイリッシュというか細身でね、
ひらっとして戦う機敏であんまりこうマッシブマッシブって印象がなかったと思うんですけど、
このブーストっていう割とごっついフォームが上と下に付くことによって、
ちょっと今までと違った印象、割とこうごっつい赤い主人公という印象、
ザ主人公みたいな見た目になってね、これはこれでめちゃめちゃかっこいいなと。
なんか個人的には腕にも足にもあの焼け焦げたブースターが付いているのがですね、非常に好みやなと。
ライダーキックの時にちゃんと両手両足からブーストを放っているのが杉原監督めちゃめちゃよくわかっているなと思いましたね。
あれでやっぱり都市空拳で格闘しだすのはやっぱりめちゃめちゃいいなと。
で、見せ場も最高に良かったな。
バイクを召喚してさ、あの狭い室内をこうバイクでガンガンに大暴れして、
最近の仮面ライダーってバイクに乗らねえだと、めちゃくちゃバイク見せてやるよっていう杉原監督の魂を感じるというかさ。
で、ゴリゴリ見せてからの、キキーって止まるところはアキラのバイクの止まり方ね。
あれ俺絶対監督の趣味やと思うんですよ。杉原監督はアニメがかなりお好きな方なんで多分そっから来てると思うんだけど。
で、空のバイクでライダーキックバーンって放って、まずその仮面ライダーの王道としての必殺技をぶち込んだ後に、
そこからどうするかと思ったら、変形したバイクをそのまま手で掴んで相手に叩きつけるっていうその、
多分初だと思うんですよね。自分の持っているバイクを変形させて叩きつけてドンキとしてハンマーのように相手を倒すっていう。
自分のバイク、まあ変形するバイクは歴代山ほどあるし、乗っかったりとか飛んだりとかいっぱいしてるんだけど、
バイクを変形させてドンキみたいにして直接武器として使うっていうのは、多分初じゃないのかな。
俺初めて見た気がするんですよ。すげー斬新で。あ、そうするってちょっと叫んじゃったっていうか。
非常に良かったなと思いますね。そこに至るギーツの大活躍の前に、さっき言ったケイロおじいちゃんとのやり取りがあって、
競馬もあってこう思う部分があったからこそ、いけーギーツってなるっていうかさ、頑張れって素直になれるというか。
やっぱ今週はマジで演出キレキレでしたね。ちゃんと全部繋がってるというか、非常に良かったなと。
で、来週またこのフィーバーフォームがいっぱい出るっぽいんだけど、上下モンスターをつけたパンクジャックとか、
上下ビートをつけたナーゴとかね、上下ゾンビのバッファー、一番見たかったやつ。
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あと上下が真っ白なマグナムのガンダムみたいなめっちゃかっこいいギーツとかね。非常に楽しみですよ。
いやーこれはね、この勢いのまま丁寧に仮面ライダーギーツを走り抜けていってほしいなと。
で、まあ多分退場してしまうんだろうけど、ケイロのおじいちゃんにはどうにか長生きしてほしいなって思ったっていう。
で、今週第11話は個人的には非常に大満足の回でございました。そんな感じでね、今日は終わりたいと思います。
最後まで聞いていただきありがとうございました。お相手は山本優斗でした。さよなら、さよなら。