どうも皆様、こんにちは。エンタメ探究家、ヤマモトユウトです。
ヤマモトユウトのラジ推し、この番組は、古今東西のエンタメを勝手な視点で語る、
まっさらな状態で聞いてもワクワクできる、熱いけど耳心地が良い、そんな番組です。
よろしくお願いします。
さあ今日はですね、この後メイントークでは、映画のプロジェクト・ヘイル・メアリーのネタバレありの感想を喋っていくという、
そんな回になっております。こちらね、プロジェクト・ヘイル・メアリーは、
原作である小説版をですね、ネタバレがないように、このラジ推しでも紹介したことがある作品で、
私もちょっとひと際ね、喋りたいことがいっぱいあるという、そんな作品。
今回やっとこのネタバレ解禁会ということでね、
このプロジェクト・ヘイル・メアリーは、小説の時にめっちゃ言われてたんだけど、
とにかくネタバレがダメだと。今時珍しいぐらい、とにかく読めっていう、ちょっと無茶な部分。
強引な感じもありつつ、でもやっぱりその面白さがあって、みたいな作品だったんですけど、
それが劇場版になったことによって一体どうなったのかっていう、これがね、今日のメインテーマなわけなんですけれども、
それはそれとしてですね、今回のこういうプロジェクト・ヘイル・メアリー、映画の感想なんかもそうなんですけど、
なんかこう、私はこのポッドキャストは結構コンテンツ語りと言いますか、
いわゆるそういうジャンルのものだと自分では認識しているんですが、
映画だったり、演劇だったり、ゲームだったり、イベントだったり、
自分が体感したり、自分が見に行ったりしたものの感想というものを結構このポッドキャストでは喋っているわけなんですよ。
で、気がつけばもう6年ほど配信してるんですが、実はこの何かに対する感想を語っていくっていうスタンスは、
初期の頃からあまり変わっていない部分があって、で、
都度都度このゲームだったり、都度都度映画だったりを語っていたりするわけなんだけど、
ふと過去の回を聞き直してみるとですね、意外と記憶から抜け落ちてる作品が多いんですよね。
特にこれは映画がそうで、
あ、この映画って俺見てたんだとかさ、あ、こんな映画そういえばあったなみたいな回を過去の感想を見返す、聞き返すことで発見したりもあったりなんかして、
で、これで本当に私感じるんですけど、やっぱり人間の記憶力っていうのは本当にいい加減なもんで、
見たものとか自分であれだけ感動して体感したみたいなものでも本当に覚えてないですね。
全くと言っていいほど記憶にないし、だけどこういうポッドキャストっていう日常のある種音声ブログというか日記みたいなもんですか?をやっておくと、
あ、そういえばなんか俺これ見たんだったなあ、この時期かって思い返すひとつのきっかけにもなったりなんかして、
なんかいろんな理由で今私はこのポッドキャスト配信というものを続けているんですけど、
過去の自分に立ち返ってその時どう思ってたかがリアルタイムのその空気感というか、
感じられるのもひとつポッドキャストを続けている理由なのかななんてことを思ったりなんかして、
なんで今回のこの回もですね、何年か後に聞き返した時に、そういえば俺ヘイルメアリーを見た時にこんな感想を抱いていたんだな、
今だとちょっと違うかもな、みたいなものを楽しめるんじゃないかなと、そんな気分でやっていこうかなと思います。よろしくお願いします。
この番組はRoom Supporterチームラジオ氏の皆様のご協力で運営しております。
さあここからはですね、映画プロジェクトヘイルメアリーの話をしていこうかなと思うんですけれども、
私は公開してすぐその次の日ですかねに見に行ったんですけれども、
これまたいい映画の視聴体験というかができたなという感じでございまして、
これさ、まずね、私に関して言うとプロジェクトヘイルメアリーの小説を上下とも読んでいる状態で見に行ったんですよ。
で、そのヘイルメアリーの映画自体は、俺は間違いなく傑作に入る方の映画だと思う。
それこそ、なんかこの後の、まあなんというかこう映画をさ、なんかオススメのない?みたいなって言われた時に、
じゃあ令和の宇宙のSFものっていうのの代表作の一つ、
まあエポックメイキングとかよく言ったりするけどの一つになるくらいには、
俺はすごくよくできてて面白い映画だったなと思うわけです、ヘイルメアリーは。
なんですけど、小説を読んでから行くと、あれなんかちょっと違うなっていう部分もあって、
そこの微妙な違いがですね、私は結構楽しめたと言いますか。
これはね、どういうところが違ったかっていう話で言うと、
まず私が原作のプロジェクトヘイルメアリーがめちゃめちゃおもろいなって熱くなった部分の話をするとですね、
原作は上下感に分かれておりまして、で、私は特に上感が大好きなんですね。
で、これ何でかって言うと、その上感の始まり方がまず結構特徴的で、
その記憶喪失の青年がふと目覚めると、そしたら無機質な空間にロボットのアームが出てくるような場所に取り残されていると。
で、自分には記憶がない。で、なぜこのロボットアームみたいなのがあるかもよくわからないし、
この白い空間は一体何なんだろう。でももしかしたらこのロボットアームが自分に危害を加えるかもしれない。
なんでまず自分の安全性を取り戻すべく一旦逃げるかと。だけどベッドにまた戻されてみたいな。
で、動こうとするんだけどなんだか体の筋肉がずっとこわばっていて、体が思うように動かない。
一体ここは何なんだみたいな。
その映画で見てみるとプロジェクトヘイルメアリーっていうのはすごく胸打たれるような熱いバディもののSFという感じなんですが、
小説の上巻の一番最初のスタートを見てみると、どっちかっていうと結構ミステリーものというか、かなりシリアスな始まり方で、
自分が何者かもわからない。で、ここが一体何なのかもわからない。
自分が何をしていいかすらわからない。そんな中、主人公の過去をちょっとずつ思い出していって、
こう徐々に徐々にわかってくるみたいな感じで進んでいくから、最初俺ヘイルメアリーを読み始めた時は、
なんかそうなら、映画で言うとソウとか、あのホラーのソウシリーズとかの、なんかちょっと怖いじゃないけどさ、
すごいシリアスな宇宙でこうどうやって生きてくんだよっていうこうヒリヒリする感じの物語かなと思って読み進めてみると、
どうやらそのいた場所は宇宙空間で、自分はどうやら宇宙船にいると。
で、じゃあ今度宇宙船にいるってことは一体何なんだみたいな。とか何とか言っていたら、なんか乗組員っぽい人の死体が二つ残っていると。
この人たちは一体何なんだみたいな。遺体が残っているっていう部分でもちょっとソウっぽい部分もあるなーなんて思ったりなんかして。
で、読んでいると徐々にその一緒に亡くなってしまっていた二人が、未来になってしまった二人が、実は一緒に乗ってた乗組員だっていうことがわかり、
自分だけが運良く生き残っているっていう状況がわかり、孤独がより強調され。
さらに話が進んでいくと、どうやらこの宇宙船片道切符だと。地球に帰る手段がない。
つまりもう神風特攻隊じゃないけど、自分らが行って死ぬことが確定している船だと。
一体どうすればいいんだみたいな感じの超シリアスな状態で上巻は進んでいくわけですよ。
主人公は様々なきっかけで記憶を辿りつつ、プロジェクトヘイルメアリーというその計画自体の話をちょっとずつ思い出していくんだけど、
思い出すほどに良い情報が全然ないというか、もう地球がピンチであることは記憶が戻れば戻るほどより鮮明になっていくし、
じゃあその地球がピンチな状態、太陽がなくなり、地球の気温が下がってしまう。どうやって解決すればいいんだろうってなった時の解決策が、
今まさに乗っているこのプロジェクトヘイルメアリーのこの船で、自分はもう死ぬことが確定している。
だけどその、何か対処手段になるかもしれない細胞というか、なんか物体があるぞと、アストロファージという、
その太陽を食っている原因、太陽を食らうことで温度を下げている原因、
こいつに対抗する手段を何とかこのヘイルメアリー号に乗っている間に見つけなきゃいけないんだ。
でもどうやってすればいいんだろうか、自分は一人だろうっていう感じで進んでいくんだけど、
そこまでは私の視点もそうなんだけど、その読者視点だとすごくシリアスな中で、結構科学の話とかも出てきて、
とにかく主人公がめっちゃ絶望的な状況にいるっていうことが割と突きつけられる小説の中では。
なんだけど主人公は結構明るいキャラクターで、これは書いてる著者のアンディ・ウィアーが多分陽キャだから、
主人公も自動的にちょっと陽キャ気味なんだけど、小説読んでると結構OKって出てくるから、OKとかYEAHとか出てくるから、
絶望的な状況ながらも、主人公の前向きでちょっとチャラい感じのところに救われつつ読んでいくと。
で、上巻の中盤あたりですね、私が一番好きなところなんだけど、そこでそのヘイルメアリー号でちょっと動いてみるんだけれども、
なんか向こうに謎の巨大な物体が近づいてくると。これは後に宇宙船であることがわかるんだけど。
自分のヘイルメアリー号以外の宇宙船があると。で、なんだこれはと。
で、その宇宙船がなんと自分の宇宙船であるヘイルメアリー号にパイプというかホールを繋いできて移動できるようにしてしまったと。
何かわからない謎の宇宙船らしきものが自分のヘイルメアリー号に突然接続されると。
これめちゃめちゃ怖いじゃないですか。一体どうなるんやと。
で、しかもその自分は今片道切符のミッション中で一人しかいないから、もし万が一なんかあったら地球もやばいし。
で、何よりまず主人公であるグレース博士。これグレースであることがわかるのも結構小説だと遅いんだよね。
ギリギリ途中まで読んでやっとわかるんだけど。で、どうなるんやっていう時に恐ろ恐ろそのパイプをね。
まあほっとくわけにもいかないし。見に行くとなんか向こう側から何か気配を感じると。
で、コンコンコンってこっちから試しにガラスのような部分を叩いてみると向こうからコンコンコンって反応が返ってくると。
まあこのやりとりの前に宇宙船から宇宙船に向かってカプセルを投げつけあってちょっとこのコミュニケーションを取るみたいな部分があったりするから。
もしかしたら向こうにもなんか有機生命体的なものが乗ってるんじゃないかみたいなところがあって、そこの小説版の畳みかけがめちゃくちゃすごいんですよね。
ずっとシリアスでともすればホラーなんじゃないか、SFホラーなんじゃないかなっていうちょっと張り詰めたところからなんか他の宇宙船が来てみたいな。
で、なんかどうやら向こうにも生きた生命体がいるっぽいぞみたいな。
で、後々この生きた生命体が今回の相棒であるロッキーであるっていうのが判明するんだけど、
その未知なる宇宙人に開講するときのその緊張感とワクワクのところが本当に好きで私は。
本当にページをめくる手が止まらないっていうのはこういうことだなっていう。
すごい読み進めてみたいな。
で、その小説版だと岩石の雲みたいな。岩石の雲から生々しい足が5本生えてるみたいな。
もうパッと頭に浮かばないようなビジュアルの謎の宇宙人が出てきてみたいな。
で、これ一体どうなるんだみたいな。
なんてことを言ってるとその宇宙人との交流が始まりっていうのが小説上巻の俺のすごい好きな部分で。
で、今長々喋ったんだけど、ここにおいて何が俺の心をそんなに引き付けたかっていうと、
やっぱり途中でジャンルのどんでん返しが起こっているわけですよ、これって。
最初は本当自分のこともわからない、場所もわからない、目的もわからない、なんだここはっていう、
ある種謎解きのようなシリアスな部分で進んでいき、
そういう小説なのかな、結構科学の部分もたくさん出てきて記憶もよみがえり、
どこかでバチッとはまる小説なのかなと思いきや、
そっちの記憶部分はあくまで導入に過ぎず、
本ちゃんはその宇宙人とのファーストコンタクトっていう方のジャンル、
こっちが本番だったんだっていうことのどんでん返し、
これが俺めちゃくちゃ面白いなって思ってて小説は。
で、すごく巷で言われていたネタバレを一切見ずに、
ヘイルメアリーを読めって言われてる部分の大部分がここなんだよね。
映画で言うと告知の時点でロッキーが出てくるんだよ。
だから全く小説を知らずにヘイルメアリーの予告だけ見た人は、
なんか岩石みたいな相棒と地球をどうにかする話なんだなっていうところにすっと入ってくんだけど、
小説だけ読んでると、なんかわからんシリアスな状況から、
いきなりロッキーっていう宇宙人が出てくるっていう状態で、
その読んでる間はね、全くそんな感じがないんだよ。
宇宙人とのバディを組んで、ましてお互いの故郷を救うなんて話になるなんて、
最初は全く思わないんですよ。
そのジャンルの変更の感じと、最初別のジャンルだよって読ませていくこの感じの巧みさが、
本当に俺は大好きで。
で、これがあるからこそ、ネタバレなしで読めってみんな言うんだよね。
そのロッキーがいるっていうところを頭に入れた状態で読んだら、
多分面白さがだいぶ半減してしまうんだよ、本だと。
なんで、俺はここの部分も大好きで。
で、お互いに文化も違う、そもそも星も違う。
だけど、なんとなくはコミュニケーション取れると。
そのコミュニケーションの取り方とか、
どうやって向こうはなんか音色で喋ってんのか音でやってんのかみたいな感じで、
イルカみたいなエコーロケーションで喋ってるっぽいぞみたいな。
目もないしみたいな。
で、どこで見てるんだろう。
そもそも手足、手足が5本生えてるぞみたいなこの、
どっから触っていいかわかんないけど、
でもお互いにこの興味があって、
未知との遭遇を楽しんでいる感じがめちゃめちゃいいんだよ小説版は。
で、お互いのことを知った上で、
どうやらお互いにちょっと立場が似てると。
故郷の星がピンチで、
自分以外の乗組員がみんな死んでしまっている。
残ったのは俺たちだけ。
で、お互いにどうやら助け合った方が利があるぞと。
だから、一緒に星を救おうぜっていう、
今度は熱いね、
ほんとジャンプ漫画とか少年漫画のような、
バディの熱さに繋がっていくわけで、
このジャンルのどんでん返しの変更が数回あるっていうのが、
やっぱり俺小説版だと大好きなわけですよ。
で、それなんだけど、
これをですね、今度映画の話に持っていくと、
映画のプロジェクトヘイルメアリーは、
この部分は結構はしょってんなっていうか、
どうやったって無理だろうなっていう部分が、
ちょっと感じられたのよ。
俺そこはちょっと拍子抜けだったんだよね、どうしても。
やっぱり俺がプロジェクトヘイルメアリーという作品が、
すごく今好きで、
これはいいなと思って、
2,3週くらい小説読んでるんだけど、
そこのこの良さっていうのは、
今言ったジャンルの変更どんでん返しと、
最後には熱い王道展開でかっこよく終わっていく、
じんわり終わっていくってとこが大好きなのよ。
なんだけど、
これ全部映画にするっていうのはやっぱり無理やと。
そもそも映画版だと、やっぱりどっか要素を抽出しなきゃいけないわけで。
で、制作側、そして原作のアンディ・ウィアーも映画には関わってるから。
で、どうやろうかって考えた結果が、
孤独な青年の地球人と宇宙人とのバディものっていう、
ここにやっぱ落ち着くわけですね。
で、俺は映画のこのアプローチもかなり大好きなのよ。
やっぱりこう、すごく熱い友情、
その世界も地球も越えた、
星も越えた熱い友情っていう部分は、
やっぱハリウッド的でありながらもエンタメとしてはすごく王道だし、
私は本当このライランド・グレイス博士とロッキーの友情の部分、
自分のさ、星を捨ててでも相棒であるロッキーを助けに行く部分とかは、
令和のETみたいなぐらいには行ってもいいと思うんですよね。
ロッキーを助けに行く部分、最後終盤の大詰めのところもさ、
あれ小説版の方が結構切羽詰まってるんですよね。
そのロッキーとグレイス博士がそれぞれ問題が解決できそうだと、
じゃあ俺たちは任務が終わったからそれぞれの星に帰ろうと。
で、星に帰るにも本当は片道切符だったグレイス博士が、
ロッキーの船からアストロファージをもらうことによって燃料問題も解決したと。
で、じゃあ帰るんだけど、帰るにもやっぱりそんなすぐには帰れないと。
やっぱ何年っていう時間が必要だと。
そんな時にグレイス博士はもう片道分の食料しかないぞと。
食料問題がかなり深刻だぞということがあり、
もう戻る分ぐらいの食料しかないと、どうしようかなとなっていると。
で、まあとはいえもうこの任務が終わったら一周まっすぐ帰るだけだからまあいいやろと。
で、悲しい別れですよ。
宇宙で出会ったお互いの星も違うけれども、
ちょっと意気投合した宇宙人のバディとお互いにさよならっつって別れていくわけで。
で、じゃあグレイス博士は地球に戻ろうとするわけなんだけれども、
地球に戻る途中でちょっとトラブルが起きて、
そのアストロファージっていうのを食べてくれるタウメーバっていう解決策ですよ。
解決策がちょっと思わぬ方向にやや失敗していて、
脱走してたと。タウメーバっていうアメーバが脱走しちゃったぞと。
で、どうやら調べてみるとキセノナイトっていうロッキーがいた星の物質は簡単にすり抜けてしまうようだと。
で、やばいと。そこで気づく。
バイバイしたロッキーはキセノナイトでできたもので船が動いてるわけだから、
どうやったって向こうはタウメーバがちょっとやばい。なくなる可能性があるし。
で、ロッキー自身も赤外線の向こうは放射能っていう知識がなかったから、
放射能でロッキーやばいぞとなってしまうわけで。
ここで主人公のグレイス博士は二択を迫られるわけですね。
で、映画だとここの流れあるんだけど、小説版だとその二択を迫られたときに食糧問題も乗ってくるからより切実なんだよね。
っていうのもこれ、ロッキーの方に戻ってしまうと地球に帰るまでの食糧が足りなくなってしまうので、
どっちにしたって死ぬんだよ。
でもロッキーを救わずに地球に帰るという手段ももちろんある。
さあどうするっていう部分が小説版は結構強調されてて。
だけどまあご存知ロッキーを選んでみたいな感じの話になっていて。
この状況的にめちゃめちゃやばいんだけど、
でもあの時一緒にある種戦ったバディの方に飛んでいくっていうのはすごく王道でやっぱりすげえグッとくるというか。
やっぱいいなと思いましたし。
映画はこっちのロッキーとの絆。
主人公のグレース博士がなんか小説版よりももっと陰気な性格かなり孤独で暗い性格になっていたので、
だからこそ宇宙で見つけた地球人とは違う信頼できるバディのものに飛んでいくっていうふうに説得力が乗っかっているのかななんて思ったりもしたんだけれども。
まあいろいろ喋ったんだけど、原作はそのジャンルのどんでん返しがめちゃめちゃ面白くて、
でも映画版はどっちかっていうとその孤独な青年と宇宙人のバディものに持って行ってるっていう部分で、
俺はまた違う作品として見れるのが面白いなと思いましたね。
原作者が映画版もかなり関わっている以上、別作品とまでは言わないんだけれども、
またこの再解釈したプロジェクトヘイルメアリーとして映画は非常によくできていたなと思います。
だから俺は見終わった後に思ったんだけど、私は小説から読んで映画に行ったんだけど、
逆に映画見た後に小説に行くのも結構ありなんじゃないかなと思ったんですよね。
特に映画版だとどうしてもちょっとコマゴマとして表現とかが難しくなってくる。
科学のどうのこうのの理屈のお話だったりだとか、
あとそのグレイス博士が地球に行った時のいろいろとやばい実験の話だとか、
なんか核の爆弾の実験をしてみたりだとか、
あと自分の上官的なポジションにいたストラット博士、エヴァストラットが、
小説版の方がよりガン決まった感じになっているので、
もう腹決めすぎててめちゃめちゃ怖い人になっているのよ。
その辺の話があったりだとか。
小説版のエヴァストラットは多分みんなの場でカラオケなんか歌わないだろうなっていう、
その辺のキャラの変化を楽しめるので、
映画初めて見て面白いなって思った人は、
小説版に戻っていくじゃないけど、
別のストーリーとして見に行くのもなんだかすごくいいんじゃないかなとは思いましたね。
そういう意味ではすごいよくできてるなと思ったし。
で、多分映画だけ見た人が信じられないのが、
途中でそのグレイス博士が地球にいる時に、
ちょっといい感じに仲良くしてくれたカールっていう体のでかい黒人のお兄さんがいたんだけど、
あれカールって完全オリジナルキャラっすよね。
信じられないよね、あれね。
あんなにいい感じにさ、
あのグレイス博士のこと助けてくれたのに、
あの人小説版にいないんだよね。
俺何度も読み返したんだよ、見た後に。
あんないい感じの人いたっけと思って。
いないんだよね。
だからカールと一緒に楽しそうにコストコみたいなとこでショッピングするシーンとか、
あれ小説にないんだよね。
でもあれがあることによってほっこりするというかさ。
カールがいることによってやっぱり裏切られて、
ヘイルメアリーにぶち込まれてしまうかわいそうさというか無情さというか、
地球のやつマジどうしようもねえな、
でも気持ちわからんでもないがちょっとグレイス博士かわいそうだろが強調されているというか。
カールはオリジナルキャラなんだけど結構必要な存在ではあったなと思ったりして。
あとは映画ならではの表現の部分で言うと、
俺はすごく音楽が印象的、劇版ですかが印象的な映画だったなと思いますね。
あとはBGMもそうなんだけど、
俺無音で結構見せる演出が多かったのが、
これはね宇宙を使ったSFならではで、これはなかなか見どころだなと感じましたね。
やっぱりこの地上と違って宇宙空間はもちろん音がないわけだから、
あえてそこを利用してちょっとサイレントでコントをするみたいな部分が、
ヘイルメアリーの映画版は結構おしゃれで、
思わずちょっとくすりとしてしまうところもあって、すごい良かったね。
であれ初めてロッキーの船を見たとき、ブリップAって呼ばれてたけど、
ブリップAが主人公のいるヘイルメアリーの船の近くにドンって現れたときに、
もちろん最初はわかんないから、グレース博士は逃げようとするわけじゃん。
おいちょっと待ってくれ、なんかめちゃめちゃでかい針みたいなでっかい、
これなんだ宇宙船?何これ?何これ?とにかく近づかれるとやばい逃げなきゃみたいな。
ででっかい船が近づいてくんだけど、そのままヘイルメアリーは平行に逃げて、
で逃げるんだけど、ほぼ同じスピードでまた後ろからブリップAっていうでかい船が追っかけてくんだよ。
でそれがしばらく無音で続くんだよね。
あれはね、すごい面白いアプローチやなぁと思いましたね。
なんか、あれたぶん地上だとさ、まあカーチェイスとかな飛行機とかになるのかな。
絶対効果音が入る部分だと思うんだけど、宇宙だからこそ無音でやるからこそのシュールさというか。
で、あんだけビタ付きでついてくるからこそ、なんかこの宇宙船というか、その時点ではわかんないんだけどこのでかい船みたいなやつには何かしらの音楽があるってこう、
これからのストーリーの広がりも予感させるシーンになっていて、
あれはうまいなぁと思いましたね。
BGMといい、音楽自体がすげえ印象的に使われてて、
高豪しい音楽であえてコメディやるみたいなとことか、印象的にBGMが使われつつも、
でも無音部分もむちゃくちゃ極上に仕上がってんのがすごい一流の映画だなって俺は思って。
ああいう映画ってなかなかないんだよなぁ。
ミュージカルとかの映画だったらさ、もちろん歌とか曲があるから当然耳に残るんだけど、
なんかヘイルメアリーってそこの部分は別に強力にプッシュしてるわけじゃないと思うんだけど、
本当にBGMがすごいよくて、あとビートルズの曲がめっちゃいいっすね。
なんで劇場で聴くビートルズってあんなにいいんだろうとか。
カラオケのシーンもそうだし、宇宙空間の真空の無音の演出も相まって、
BGMが非常に効果的に使われている。
いい映画の作り方してんなぁって。
映画館で聴いた時の音で心をざわめかせる感じがヘイルメアリーはずっとあるから、
そこは小説では味わえない。映画ならではの作り方の部分で。
非常に興奮しましたね。
あとはやっぱりライアン・ゴズリング。このライランド・グレイス大主人公を演じるライアン・ゴズリング。
やっぱ彼はいいですね。
本当にセクシーで、あんなに髪がクシャクシャでもセクシーな男ってのはなかなかいないんじゃないですか。
そもそもこれ、原作の小説版のヘイルメアリーの時点で、
ライランド・グレイス博士って結構な異常婦というか、なかなかいい感じの男に描かれている部分があって、
結構序盤の方にめっちゃムキムキであるって描写があるんだよね。
だからこそ主人公はまだ自分を取り戻していない状態で自分の体を見るから混乱するんだけど。
なんか俺結構理系の話わかるけど、えらいムキムキじゃない?みたいな文があったりして。
でもライアン・ゴズリングだったんだって感じると、すごく納得だなって思うというか。
俺はライアン・ゴズリングでいうと、これはもう言うまでもないですが、やっぱりララランドが大好きで、
俺のミュージカル映画色々見てるけど、やっぱり未だにトップのララランドに出てたのがライアン・ゴズリングなんだけど、
彼が出てる映画っていいもんが本当に多いですね。
なんか前スタントマンかなんかの映画に出てたあれも面白かったし、
もう数年戻ると、バービーとか。結構毎回印象的なものによく出てるなぁと感じの方で。
次の出演作が確かスターウォーズかなんかなんだよな。本当めっちゃくちゃいい映画ばっか出てるなっていう感じで。
ライアン・ゴズリングMCU出てほしいんだよな。
マーベルヒーローやってほしい。アクションもめちゃくちゃできる方ですから。
声がいいですね。ライアン・ゴズリングは。今回のヘイルメアリーでいうと、途中からは結構ロッキーと喋ってるシーンが多いけど、
割と一人で喋ってるシーンが多いから、孤独の話だからね最初。
だから彼のちょっと低めのざらついたセクシーな声っていうのはいいですね。やっぱりね。スターやなぁと思いますよ。
もうここ10年ぐらいはライアン・ゴズリング出ずっぱりですけれども、やっぱ彼はいいですね。
なんか見た目のセクシーさもそうなんだけど、結構寂しい感じの男エンジンの上手いんだよなあの人。
なんかこうちょっと心に一個あって乗り切れないみたいなちょっと目が寂しいみたいな男がいいんですよね。
ライアン・ゴズリングは本当に今回もセクシーで非常にいい。
ライアン・ゴズリングをキャスティングした時点で1個価値なんじゃないかなというのはちょっと私は思ったんですけれども。
ゴズリングを終始楽しめるっていう意味でも、プロジェクトヘイルメアリーは1個映画としてはいいんじゃないかなと思いましたし。
あとまぁ語りたいのはラストシーンですかね。これも小説とちょっと違っていて、
小説版で言うとラストのシーンは結構年を取った後の、まぁおじいちゃんってほどではないけどもかなり5、60ぐらいになった主人公のグレース博士がロッキーたちの星にいるっていう、エリドっていう星にいるっていうエンドだったんだけど。
映画版だとそこに至るもうちょい前の話、エリドに住み始めて教師の仕事を始めたあたりぐらいでエンディングが迎えていて。
あれ俺すごい良い終わり方だと思ったんだよなぁ。
地味に良かったのが、我々はロッキーの星にいるロッキーの種族たちをさ、ロッキーしか知らない状態であの映画見ていくんだけど、
最後の最後にそのグレース博士が、じゃあ光の速さは?って聞いた時にめっちゃいっぱいロッキーの星のロッキーたちがいて、それぞれ微妙に個体差があるっていうのがあれ良かったですね。
まあ人間が今地球上にいてさ、その肌の色だったり人種だったりがそれぞれ違うようにロッキーの星のロッキーたち。
まあエリダニアンか。もう何かしらみんなこう差があるというか、だけどみんなこう楽しそうにわちゃわちゃやっててみたいな。
あれはなんかすごい救われるエンディングだなぁとも思ったし。
でもう一つそのシーンが始まるちょっと前に、地球に残ってるちょっとおばあちゃんになったストラットが、そのビートルズたちが送った、まあ要はグレース博士が地球に戻したその救うためのタウメーバーたちですね。
を受け取って研究を進めるみたいなシーンがあったんだけど、あれもあることによってより希望があるエンドになっているのが非常にいいですね。
小説だとわかんないんだよな。まあ多分大丈夫だろうなみたいな地球は救われるんだろうなっていう想像させる感じで、具体的にストラットが受け取って、じゃあもう一回これについて調べなさいみたいなとこはなかった気がするんだけど、
でも映像版だとしっかりそこも描かれていて、あれは良かったですね。でその映像にグレースと一緒にロッキーが映っているっていうところもめちゃくちゃ良くって、
小説版だとロッキーの存在が地球に伝わっているかっていうのははっきりとは書かれてないんだけれども、だけど映画版だとロッキーっていう岩石みたいな相棒がいて、今違う地球に違う星にいるぜ、じゃあな、後は任せるぜみたいな感じのビデオレターが残っていて、
あれはね、かなり俺胸温まる熱い王道のエンディングで良かったなと思いますね。なんかヘイルメアリーってさっきも言ったんだけど、小説版も最終的にはやっぱ熱いバディの話になってくるし、地球を救うっていう部分ではある種ヒーローものでも英雄譚でもあるから、ここは王道なんだけど、
始まり方は結構独特というか、割とそこは俺変化球のスタート、変化球で始まりつつストレートで終わるっていうのが小説の印象なんだけど、映画版だと本当に最初から最後まで人間関係と孤独という課題を誰もが思うような課題を抱えながらもヒロイックな熱いストーリーが最後まで続いていて、しかも希望のあるエンドで終わっていくので、
なんかこの違いっていうのは結構楽しみたい部分かなと感じましたね。だから俺ね、これ親子で見に行くと結構いい映画なんじゃないかなと思うんですよ。私ももうすっかり大人というかもうおじさんになりかけてますが、やっぱこの子供の頃に見た洋画って案外印象に残ってるじゃないですか。
私も今なぜかパッと浮かんだのが、多分最初に見たのがスパイダーマン2なんだよ。あの一番最初の時のスパイダーマン2、ドクターオクトパスが襲ってくるタイプの、あれが多分俺劇場で見た最初の洋画なんだけど、やっぱり未だに好きな映画だし、であれも熱いヒロイックな話だし。
であと、なんか今パッと浮かんだのがもう一個いうと、リアルスティールっていう映画があって、そのリアルスティールも親子の話なんだよ。で、すんごいこう、まっすぐ熱い王道のストーリーなんだよね。今でも見ると泣いちゃうぐらい好きなんだけど。でなんかその子供の時に見たまっすぐ熱い王道の映画ってさ、残るんだよなずっと。
で、ヘイルメアリーって俺めっちゃそのポテンシャルあるなぁと思って、そういう意味でもすごく熱くていい作品だなぁと思ったんですよ。だから、まあ小説のその読み物として、小説のその作りを活かしたどんでん返しっていう部分の面白さもあるんだけど、また別のメディアミックスとしてその映画がもう王道ど直球の、令和のSFっていう意味でもすごい完成度にまた違う作品で出来上がっていて、
これはかなりいいもの見れたなぁと私は思っているわけです。だからこそ、なぜグッズを売っていない。いやちょっと日本の洋画離れが深刻なのかねぇ。ヘイルメアリーのグッズってなんも売ってないんだよね、日本だと。
なんかアメリカとかだと色々売ってるらしいんだよ、なんかポップコーンバケットがさ、あのロッキーが使ってたガラスのカプセルみたいになってるやつとかさ、あのグレースがあのつけてた赤い宇宙服のヘルメットの部分がポップコーンになってるとかさ、なんかそういうちょっとおしゃれな感じのアイテムもあるのに、日本だと全くない。
ロッキーはめちゃくちゃマスコットにしやすいやろ、どうにかならんのかと思いつつ。まあ総合的にかなりいい映画体験でしたね。で俺これ一個驚きなんだけどさっきヘイルメアリーの公式を見てみたら、なんと続編を書いてるらしいですね、アンディ・ウィアーが。
でこれさ、小説のクオリティが半端じゃなくいいんですよ。出来がすごくいい本なんですね。で、終わり方も超綺麗なのよ。で、え、こっからどうやって続編作るのっていうところもちょっと楽しみというか。
なんで、この流れでいくともしかしたらね、ヘイルメアリー2っていうのが出来るかもしんないから、ちょっとまだ心のどこかに留めておきたい作品の一つだなぁと思いつつ。とにかく小説版と映画版でのこの作りの違い、で作りは違うけれどもそれぞれかなり面白く楽しめたっていう部分で、非常にいい作品だったのではないかなという、今日はそんな感じのお話でした。
ラジオ司
山本優斗のラジオ司エンディングです。今回もありがとうございました。
ラジオ司はSpotifyやYouTubeで配信中です。フォロー、チャンネル登録、高評価、ぜひレビューですね。お願いいたします。
そしてお便り大募集中でございます。採用された方にはサイン入りのステッカーをお送りいたします。
そして番組メンバーシップチームラジオ司では、本編後の延長戦やイベントの先行案内を行っております。有料会員に登録していただいた方には限定のステッカーもお送りしております。お便り、メンバーシップともに概要欄にまとまっておりますので、チェックしてみてください。
さあ、こちらでですね、今後のラジオ司の参加するイベントのお知らせをさせてください。
まずですね、4月19日日曜日、ポッドキャストステッカーベースお茶の水で開催します。
こちらはステッカーを中心とした物販イベントでございまして、ちっちゃい即売会みたいな感じになるんじゃないかなと思うんですけど、
こちらグッズの販売をいたします。こちらチケット販売中です。
そして5月の9日、ポッドキャストウィークエンド2026、こちらは東京の池尻大賀市、ホームワークビレッジというところで開催いたします。
で、私たちラジオ司としては、またこちらも新グッズ販売させていただいて、店頭に立つような感じですね。
で、特にこのポッドキャストウィークエンドはかなりおすすめで、入場無料っていうのもあるんですけど、
この前のジャパンポッドキャストフェスティバルってありましたが、あれより前にずっとやってるポッドキャストイベントの一つで、
かなりの規模でですね、たくさんのポッドキャスターさんたちが集まる一大イベントなんで、ただ行くだけでも非常に楽しいおすすめのものでございます。
今公開されている情報だと、150番組だったかな?ぐらい出展するらしくて、
もう行くだけできっとお祭り騒ぎなんで、こちらおすすめです。5月9日土曜日、ラジオ司出展します。
で、5月の16日土曜日、ポッドキャストミキサー2.0、こちらは神戸で開催になります。
こちら私はグッズの販売もあるんですけれども、メインは山本優斗のラジオ司としてトークゲストでお呼ばれしております。
こちらチケット販売中なんですけど、結構売り行きがいいみたいで、もうちょっと急がないともしかしたら買えないかもしれません。
ポッドキャストミキサーもですね、非常にたくさんのポッドキャスターの方が前回もいらっしゃったみたいで、かなりにぎわう西のお祭りイベントなので、
特に関西のリスナーさんですね、ちょっと関東まで行くのはしんどいわという方は、ぜひご検討いただけるといいんじゃないかなとよろしくお願いいたします。
これらの内容はですね、番組のメンバーシップチームラジオ司にもまとまっております。
これ見るだけだったら無料登録でも見れるようにね、スケジュール置いておきますので、ぜひチェックしてみてください。
次回はですね、ジャパンポッドキャストフェスティバル、しっかりと司会もやらせていただいたので、絵の話をしようかなと思っております。
それは次回またこの場所でお会いいたしましょう。エンターメ探究家山本優斗でした。