どうせ最高だろうと。 これどうせ最高っていうやつね。なんでいいんじゃないかなと思って今回の舞台WIND BREAKER
ちょっと前置き長くなりましたが、見させていただいたんですけれども。 いやーもうとっても熱くってね
胸を打たれる良いお話でしたね。 非常にこうやっぱり熱い人間ドラマがかなり魅力的な作品なので、今回この今喋っていくにあたってですね
もちろん舞台WIND BREAKERを見てらっしゃる方、そして原作のWIND BREAKERが既に好きな方もいらっしゃると思うんですが、
私のようにその世界観自体が初だよっていう方もいらっしゃると思うので、 まあ前回と同じようにやっぱり世界観を整理しつつですね
このWIND BREAKERの話をちょっと見ていきたいんですけど。 まあ言ってみればやっぱ不良漫画ですね。
やっぱ主人公がてっぺんを取るためにバチバチ喧嘩していくというお話でございまして、 あのまあよその街からやってきた主人公の少年
桜遥がてっぺんを取るために熱くバトルしていくという、まあ超王道の不良漫画でございます。
やっぱそのいつの時代もいいというか。 これヤンキー漫画っていうのはまあ私なんかはその性格的にはヤンキーとは真逆の、いわゆる
陰キャというか、陰キャっても言わないんですかね。 どっちかというとクラスの隅っこにいるような感じの人間でしたが、やっぱこうその熱い男たちのね
その魂をかけた戦いみたいなやつ。 あれはいつの時代もこうやっぱり惹かれるものがあるもんで、私で言うなら
やっぱハイ&ローシリーズをちょっと思い出すというかね。 このハイ&ローシリーズもこれも話をすると長くなってしまうんで、とても手短にお話しするんですが
あれもいろんなチームがある世界観で、でその中にもあの基本的にはあの大人とか割とお役座さんとか
やばい大人たちが多い世界観なんですけど、この高校生みたいな連中もいて、あの鬼に邪魔と書いて親孝行というね
とんでもない名前の高校があるんですけど 山田雄貴さんがね、その高校生たちを束ねる不良高校のボスみたいな役で出てたんだけど
なんかそういうのが私やっぱり世界観としてはどうしても好きというか なので自動的にこのウィンドブレーカーの世界も非常に好きで
でこのウィンドブレーカーがちょっとよその不良漫画と違うぜっていう部分があるんだけど
これが何かっていうとその主人公の桜遥くんが入る高校風鈴高校って言うんですが
風鈴高校はまあそういういわゆる不良漫画の世界観なのでバチバチに不良が多いと喧嘩するような連中がめっちゃ多いんですけど
ただこの風鈴高校のちょっと違うところはその某風鈴って呼ばれる不良たちのチームみたいなやつがあって
でその某風鈴の連中は不良なんだけど街を守るために戦うっていうちょっと時系団みたいな役割があるっていうところがあって
なんかやっぱこの不良漫画あるあるなんだけど他にもこの縄張り争いしている不良高校たちがいっぱいあるっぽいんだけど
でそれぞれの高校にはそれぞれ志がどうやらあるようでなんかその高校ごとのテーマみたいなのがあるんだよね
この力を追い求めるとかそれこそてっぺん目指すとかなんかいろいろあるっぽいんだけど
今回その主人公が所属している某風鈴 風鈴高校の某風鈴はあの街を守るっていう不良集団なわけですよ
街を守る不良っていうとこなんだけど
あの結構その街の人の手伝いをするシーンがあったりだとかその商店街の人を助けたりだとか
あと足の悪いおばあちゃんを担いだりだとかそういう不良不良かって思うとこがかなり多いんだけど
まあ要は結構いい奴ら不良なんだけどいい奴らっていうこの言葉の矛盾が面白いんだけどさ
だから他の不良漫画と違っててっぺんを目指してはいる主人公は特にでなんだけど
めっちゃくちゃ悪っていうよりはまあ悪なんだけどちょっとこう映画版ジャイアンというか
それいいとこがあるみたいなね連中になっててその辺が結構特殊なね
世界観だなぁと私は思いました
時系団的なチームで頑張っていくよという感じでございましてね
まあいろんな不良たちがやっぱりこの作中では舞台の中でも出てくるんですけど
主人公たちの桜遥くんたちはですね割とこう不良で喧嘩っ早いんだけど
まあまあある程度話が通じる奴が多いんですが
この舞台はあの植木剛さんが演出されているのであのモブキャラの不良たちはね
みんなチャラいですしみんなめちゃめちゃ喧嘩っ早いです
もうわかりやすくあの悪い兄ちゃんたちがいっぱい出てきて
その辺の治安の悪さもね一つ醍醐味なんじゃないかなと思っていたりだとか
であとこの某風鈴というチームなんですけど
まあ後でその気に入ったキャラクターのね話もしていこうと思うんですけど
全員ね植物の名前が入ってるんですよ名前に
さっきの主人公の桜くんとかあとリーダーの梅宮はじめとかね
あとヒイラギってのがいたりだとか
このちょっと風流な感じもなんかイケてますよね
でこのチームごとにさなんとなくそのキャラクターの名前に方向性があるというか
統一感があるこれはいつの時代もいいじゃないですか
個人的にはかなり好きな設定ですね
ちなみに今回戦うライバル公
ライバル公シシトーレンっていうチームがあるんだけど
シシトーレンはあの動物の名前が皆さん入っております
そのキャラクター同士が関係性がある場合は過去なんかも振り返りつつ熱く戦うわけですよ
でなんかその時の演出がね私その1対1で戦いつつお互いのこうルーツを語り合って戦うっていうのが
なんかこうどこかヤンキー漫画っつうよりはちょっと格闘技っぽい側面があるなとか
周りで騒いでる奴らがいっぱいいるせいもあるかもしれないんだけど
でやっぱこのGO3演出あるあるなんですけどミュージカルっぽい歌ったりするところもいっぱいあるんだけど
その歌が結構ラップになってることが多くてヒップホップ的な
なので1対1で戦ってる最中にラップするもんだから
なんかそこはちょっとフリースタイルダンジョンというかね
なんかラップバトルっぽい雰囲気もあったりみたいな
なんかただの喧嘩アクションで終わらせないいろんな工夫がしてあって
そこが非常にこう魅力的だなと
他の舞台ではあんまりないタイプのアクションの混ぜ方をしているなぁとも思いましたし
なんかこう喧嘩が始まる前に大体こうやっぱりメンチの切り合いというか
お前あの時何々してみたいな大体因縁があったりする相手同士がやっぱり戦ったりだとか
あとあいつは俺にやらせてくれとかね
なんかそういう因縁でこう始まったりもするし
でじゃあその因縁って一体何なんだよっていう語られ方の部分もそれはほぼラップバトルですし
やっぱ過去にこういうのがあったから
こことここはぶつかり合う宿命があってっていうのを向き合ってから話し出すもんだから
まあ観客的にはわかりやすいんだけど
こいつとこいつがあの因縁があるのねだから戦うのねっていうのがわかるんだけど
なんかこう
GOさんは植木GOさんはやっぱそのアクションの間にミュージカルっぽいところとかラップっぽいところを入れて
独特のシーンを作り上げるのは毎度って思うというかね
これがまあ今回も良かったなと
だからおかげさまであの全部の戦いがすごく印象的に残っているんですよね
これがお上手だなぁと思っていたりなんかして
で印象に残るアクションで言うとやっぱねあのワイヤーアクションが今回すごいなぁと思いました
あの舞台ウィンドブレイカー
思いっきりやっぱ肉体をこうぶつけ合うようなシーンというか
まあ俳優のそのアクションに結構委ねて戦わせているシーンが結構多いんだけど
その中でも特に主人公の桜遥と
でその宿敵というか戦うことになった戸亀ジョーという男が戦うシーン
背中にワイヤーをつけてですね
ワイヤーで飛んだり跳ねたりバチバチに戦うというところがあって
これは非常にすごいなとめちゃめちゃ気入ってんだと思いましたし
でノウハウで言うとそれこそ前回のミュージカル進撃の巨人の時のノウハウが
ここにかなり生きてきているなと私は感じました
進撃の巨人はやっぱ聞いてらっしゃる皆様
まあお名前だけは聞いたことある方も多いんじゃないかなと思うんですけど
原作の漫画だったりアニメだと立体軌道装置ってやつでキャラクターが飛ぶんですね
屋根と屋根を伝って飛んで巨人の後ろに飛び跳ねていくみたいなシーンが結構多いんだけど
それを舞台上で再現するために前回のミュージカル進撃の巨人は
結構ワイヤーアクションで飛んでる方が多かったんですよ
でちゃんとワイヤーアクションのプロのクリエイターの皆様も呼んで
そのシーンを作り上げてとっても斬新に見せつつも
進撃の巨人の世界観を壊してないみたいな演出をゴーさんがされていたんだけど
今回の舞台ウィンドブレーカーもそれがめっちゃ生きてるような気がしていて
とはいえ主人公たちの今回のウィンドブレーカーのキャラクターたちはあくまで普通の人間なので
多分高校生ぐらいのみんななんで
さすがに無茶苦茶にジャンプしたりとかはあんまないんだけど
ただまあバトル漫画なんでね
ある程度の範囲内でワイヤーで飛んだり跳ねたりするところは
やっぱ結構ねかなり印象に残るというか
で多分あれもその漫画版が多分だいぶかっこよく迫力ある戦いに仕上がってると思うんですよ
おそらくなのでそれをどうやって舞台上で出すかって考えた結果
その進撃の巨人の時のノウハウが生きてきてるんじゃないかなと
私なんかは一ファンとして思ったりもするんですけど
でこのワイヤーのですねつけ方というか
つけ方というかワイヤーを仕込むやり方がね非常に面白くて
やっぱこうヤンキー漫画なんで殴られて瓦礫の中に吹っ飛ぶみたいなの結構あるんですよ
ゴミ箱のとこにドガシャンみたいなぶっ飛んでてのがあるんだけど
ドガシャンってなって吹っ飛ばした方がセリフを喋るんですね
なんかこうでこうでこうでみたいな
お前なんかが何々すんねみたいな文句を言ってる間に
瓦礫に吹っ飛んだ方に密かにワイヤーをつけてるんですよ
で瓦礫から出てきた方が反撃する時にものすごいジャンプしてパンチしたりするの
その吹っ飛んでる間にワイヤーを装備するっていうのがすごく面白かったですね
であれは舞台ならではのアプローチというか
他の媒体じゃあんまり見られないタイプの工夫だなぁとも思いましたし
でさこれその吹っ飛んでる間に要は時間稼ぎをしている間にワイヤーをつけるって言ってみれば簡単なんだけど
でもこれって生の演劇なわけじゃないですか
その舞公演やんなきゃいけない演出なわけじゃないですか
だからすっごい俺舞台上ヒリヒリしてたと思うんですねあれ
だからそれを舞公演やろうって踏み切るこのチャレンジングな感じ
これはとってもこうクリエイター陣と制作の気合を感じるというか
どうにかこうバトルをね派手でかっこよく見せたいっていう気概を感じたというか
非常にいいチャレンジ精神やなと私は感じましたし
で飛んでジャンプしてワイヤーがついた状態で飛び蹴りとかするんだけど
なんかその吹っ飛び方はこうちょっと仮面ライダーとか
あのスーパー戦隊の特撮のアクションもちょっと思い出したりなんかして
そこは私的にも非常にああいい演出してるなぁと思った部分でしたね
で直近で見た舞台でちょっと私はどうしてもやっぱ比較してしまうんですけど
一個前に見たあの舞台桃源暗記あれもかなりバトルが印象的な作品で
ものすごいこういろいろ詰め込んで工夫工夫でこうバトルを作っているあたりが
桃源暗記とそして今回のウィンドブレイカー
同じようにこうバトルを盛り上げようという工夫が随所にあるのが私はすごく好ましく感じるんですけど
なんかこう描き方がとっても対照的なのが私は面白いなと思っておりまして
で前回の舞台桃源暗記は作ってらっしゃる演出家さんが松崎文也さんという方で
この方も特に2.5次元の舞台ではすごく知られている方でまた特徴的な作風な方なんですけど
彼が作ってた桃源暗記の世界のバトルはそのあらゆるセクションを総動員して原作漫画の迫力を
なんとか舞台上で再現したいっていう感じだったんですよ
例えば能力者バトルだったんで普通じゃありえないCGとかでドラマだったら処理されるようなものも
全部例えばパペットで作ったりだとか黒子をいっぱい読んだりだとかその役者一人ではなく
色々なセクション光だったり音だったり合わせてとにかく漫画を再現するぜって
総動員で作ってる感じがとても印象的だったんですけど
一方で今喋っている植木郷さんが演出している舞台ウィンドブレーカー
ここはその演じているキャラクターを演じている役者の自体のポテンシャルを最大限引き出すことで
原作の魅力をどうにか舞台で再現したいっていうような感じのアプローチになっていると思っていて
だからなるだけ生身でアクションをやらせますし
生身のアクションの上にそのワイヤーっていうものをさらにつけて
その役者自身の魅力と迫力でこの漫画の力強さを再現してやろうかなっていう感じに私には見えて
だからそれぞれ対照的というかどっちも面白いアプローチやなぁと思いますし
どっちも違ってくる感じが非常に良かったかなと
だからいろんな私も2.5次元で特にこういうバトルするものを見ているんですけど
本当によく飛んだり跳ねたりして
いつも通り足も長いという素敵なビジュアルとアクションでございましてね
で彼はなんか暴風林のどうやら四天王がいるらしいんですよ
やっぱ不良漫画といえば四天王じゃないですか
幹部がいるんですけど
暴風林の四天王の一角だそうなので
まあ多分あと3人今回出てきてない奴らがいるんだけど
でまあそのヒイラギというキャラクターがかなり身のこなしが軽やかなキャラクターなので
まあ私が思うに多分スピード担当ですよ
ってことはやっぱ四天王だからなんかパワータイプとか
なんか頭脳担当とか他に多分いるんでしょうね
まあとにかくヒイラギはこう四天王の一角なんで強いという話があって
それを納得のこの身体能力で表現しているというか
でやっぱ動きも速いんだけど体もまたでかいんですよ
やっぱ不良漫画なんででかいやつが多いんですね
ヒイラギもでかくてで喧嘩もどうやらめっちゃ強いんですよ
なんだけど苦労人っていうギャッパが良くて
あのさっき紹介したウメミヤがですね相当な自由人なんですよ
でやっぱ純粋だからこそ色々興味を持って何だかんだで行動してしまうので
もちろん考えてはいるんだけどウメミヤ的には
なんだけどあのウメミヤがあんまり全部こう説明しないから
それにこう振り回される担当がこの今喋ってるヒイラギという男で
そこもなんかいいですね喧嘩強くてでかくて
で身のこなしも軽やかなのにとても苦労人だと
あの胃薬を飲んでおります彼は心配だよ高校生で
多分高校生だと思うんだけどなんかそこも面白いなと思いますし
で胃薬飲んだ後でも派手に飛びますからね
とんでもない身体能力だと
でこの演じてる高橋さんがまあかなりこうファン差がお上手な方なので
カーテンコールとかでもあの客を利用するという
なんかこれはどうなんでしょうね偉い人に怒られてないかだけが心配なんですけど
ファン差も手厚いキャラだなと思いましたし
でなんか冒頭の某風鈴を紹介する時の派手なダンスだとか
あとあのvsサコっていうねあの元射手みたいなやつがいるんだけど
こいつと戦うところだったりだとか結構出番も多くてね
なんかそこもすごく嬉しかったですね
やっぱ私はそのまあ前の舞台でいうと舞台サイボーグ009ってあったんだけど
それ以来のあの高橋俊一さんなんですがやっぱその彼の出番が多くて
で彼がこういっぱい飛んだり跳ねたりするとすごくこう板の上がにぎわうというか
で今回のウィンドーブレイカーに関しては私は配信でしか見れてないんだけど
彼が飛んだり跳ねたりすることによってこう客席も結構湧くんですよね
あの感じがすごい良いというか
彼の出番が多ければ多いほどこうだんだんお客さんが舞台上に釘付けになるので