00:04
どうもー。トリコロールケーキの575、今田です。
トリコロールケーキの551、高澤です。
今日は、こんな話をしようと思います。
シリーズ《現代川柳の旅路》
スープ句会・高澤の選
現代川柳といいますのは、575のリズムを基する短いポエムですね。
現代川柳というと、サラリーマン川柳とか、シルバー川柳、そうした風刺性を持った表現というのをイメージする方も多いと思うんですけれども、
現代川柳というのは、それとはちょっと違う、独自の輝きを放つ宝石の一種になります。
さて、そんな現代川柳、私どもラジオポトフも織りに触れ合っているわけですが、
昨年末にスープ句会と題しまして、リスナーの皆さんからメールで現代川柳を送っていただいて、
それに私どもが選をすると、審査みたいなことですね。
それをするというようなことをやっておりました。
発表するぞするぞと言って、まだできていなかったので、今回のラジオポトフから第408回目になるんですけれども、
今回から、ちょっと今森の中で撮っているので、木を切り倒すことがもしかしたら入っているかもしれないですけれども、
今回からスープ句会の審査結果みたいなものを発表していこうと思います。
今回は高澤さんが選んだものを発表しようと思います。
ラジオポトフのノートに既に高澤さんの選んだ句とコメントも多分上がっていると思います。
今日がもう2月2日になっているはずですので、恐らくアップされているんじゃないかと思います。
これを撮っている今は1月の30日なので、まだ影も形もありません。
なので高澤さんはスープ句会というものに皆さんから送っていただいたものに対して、
これが良かったです。なぜならという感じで今回ご紹介いただければと思います。
はい。その4つ句を私は選ばせていただきました。
4つ。
4句。
4句。1人3句ずつ投稿してもらったんだよね。
はい。
何人だったっけ?1億6千万人?
16名の方から48句いただきました。
そこから4分の1ってことかな。審査倍率みたいなものは。
そうなんですか?
16人から来たんだよね。
はい。
選んだ4句というのはそれぞれ作者の方が別なんだよね。
別なんです。
ということは4人だよね。
はい。
03:01
16人から…違うわ、全然。
48句から。
16人から4人ってことでしょ。
はい。
ってことは。
4分の1。
4×4 16だから。
僕が最初に言ったので合ってたってことだよね。
多分。
説明するけど、やみあがりなんで。
ちょっと喉の感じも今変なんですけど。
はい。
十分に思考が回っていますよ、僕は。
あ。
なんでリードぜひしてくださいね。
分かりました。
まず4句発表する前に、どういう視点で私が選んだかっていうことをお伝えしておきたいなと思います。
なんかグダグダ言うわけですね。うるせえことを。
はい、そうです。
選ぶだけでいいんですよ、本当は。
いや、でも、やっぱり落ちたくっていうのもあるから。
なるほど。
なぜならっていうのは付け加えておきたいなと思いました。
言い訳ですね、自分の。
そうですね。
潔が良くないと。
いや、でもやっぱ審査するってことは理由も。
今もう始まってるんですよね、それが。
その潔が良くない奴が今もう始まってるんですよ。
いや、その自分の。
うん。
なぜならっていうのを説明しようと今してる。
それだって納得がいってないのは高谷さんだけなわけですよね。まだ発表すらしてないわけですから。
はい。
発表する前から不責通か。
じゃあ先に発表してから2つの視点。
どちらでもいいですよ。
どっちでもいいんですけど。
リスナーの方、応募者の方が納得された方がいいんじゃないですか、高谷さんの言いぶりからすると。
そうですね。
どうぞご自由に。私は私でまた次週以降に発表いたしますので。
はい。まずはね、ノートにも私からの選挙についてのコメントをアップされてるだろうと思いますが、そこに書いてることと同じなんですけれど、私は俳優をやっているんですね。
うーん。
そして、えっと。
あれだ、再現VTRみたいなやつに出てる人ですよね。
あー、でもそういうことも多分あると思う。
サマゴテン。サマゴテンの東京。
今のところないけど。
サマゴテン俳優ってことですね。
もし出たら伝えますね。今のところ違います。
はい。
ぐちゃつくな。私は俳優をやっているっていうことと、自分の私の性格としては、思考よりも行動するエネルギーの方が強い性格を持っているんですね。考えるよりも感じるみたいな。
バカってことですか?
どうでしょうね。敏感さについては高い方だと思いますけど。
敏感さ?漠然としてますよ、言葉。
まあ、そういった私が48区の中から選ぶならということで、2つの視点を持ちました。
06:06
はい。
1つ目は、句を通して行動が見えてくるかということ。
そして2つ目が、考えさせられるよりも突き動かされるように反応したくなったかという、私が俳優であることとか行動のエネルギーが強いっていう性質を持った私の視点で、この2つの視点で選びました。
行動が見えてくるっていうのは何の行動ですか?
句の中に、人間のです。人間かな。
人間というのは漠然と人間ですか?
はい。
作者のとかいうことじゃなくて。
作者のとは違いますね。
そして考えさせられるよりも突き動かされるように反応したくなったかっていうのは、自分が演技をしていく上で、演技をする上で重要なこと、伝えることと反応することなんですけど、
句をもらって、私がそれに対して即座に何か返したくなる気持ちが生まれたかということですね。
句を通して行動が見えてきた方が良いってことですか?
はい。
考えさせられるより突き動かされるように反応したくなったか、突き動かされるように反応したくなった方が良い、したくなった句を取ったということですね、今回。
はい。
ということで、4句まずは発表したいと思います。
では、1つ目。
2句目。
の句です。
そして3句目。
こちらは時玉さんの句です。
最後、4句目。
4句目。
09:04
こちらは田代雄一さんの句です。
以上、4句を選ばせていただきました。
トークしていただいた方々、ありがとうございました。
この4句は順不動というか、特に順番とかは無く。
無くですね。序列みたいなものは特に無いですね。
じゃあ1句ずつそれを選んだ理由を伺っていきましょう。
まず最初に取り上げていらっしゃったのが、
これが、なぐもゆゆさんですね。
これはなぜ取られたんですか?
これは、いただいた句をバーッと見た時に、一番惹かれた句だったんですね。
惹かれた。
心が惹かれた句だったんですね。
え、終わり?
違います。どういう風に喋ればいいのかなと思って。
素通りできないぞって思った句だったんですね。
で、これをよくよく眺めて、
なんで素通りできないのか、なんで惹かれるんだろう。
何かが私を引っ張ってくるみたいな。
怖い話ですか?
そうですね。裾をすごく引っ張ってきて、
なんだって思ってよーく見てみる。
っていうようなことをさせられました。
ゆゆっていう名前が珍しいからじゃないですか?
そういうわけではないんですけどね。
痩せた身の重さ、スープさえ泥乗っていうのは、
5・7・5ではないですね。
うん。なんかこの形の、形のいびつさみたいなものにも、
すごく目を奪われてしまって、
すごく読み込んでみました。
これが行動が見えてきたんですか?
それとも突き動かされたんですか?
これは突き動かされ…なんていうのかな。
結構突き動かされたと思います。
12:08
突き動かされたってどういうことですか?
あーでもちょっと違うかな。
考えさせられているようにも感じるけど、そうじゃないんだよね。
突き動かされるように反応したくなった。
はい。
あ、何かしなきゃって思ったんだと思います。
へー。何かしなきゃ。
はい。
なんだろう、何か、ボランティアとか。
まあそういうこともありますね。
理解しなきゃ。
理解。
理解。
手を取らなきゃ。
あー。
ビッグイッシュ買ったり。
あ、まあそれもあると。
この痩せた身のコメント、というかこの表にも書いたんですけど、
この重さっていう言葉っていろいろな意味があって、
量、ただ単に量だったりとか、
あるいは物事の大切さ、重要さみたいなものとか、
速度とか、
重さっていう風に調べるといっぱいいろいろなものを指しているっていうことがわかるんですけど、
ここで書かれている重さっていうのが、
ことの重大さなのかなって思ったんですね。
そう考えるとまたさらに見えてくるものがあって、
ことの重大さと決めて読み込むとまたさらに見えてくるものがあって、
で、やっぱりただ事じゃないのかなって思って。
で、最後にスープさえ泥ので終わって、その先がないので、また最初に、
この句の一番冒頭に戻ってきて、くるくるくるくると読まされてしまって、
しまったという句でした。
痩せたら普通軽くなる気がするよね。
それが重さになっているから、反対というか予想していたものと違った言葉になっているから、
スープではなく泥になっている。
泥である。
ってこと?
ってこと?
痩せた身なのに重さがあるんだ。
スープだって泥みたいなもんだんだ。
15:01
ってこと?
泥。スープが、あ、もう泥のようなスープ。
泥同然のスープ。
はい。
スープとは言えないけど、液体の何か。
はい。
に見えました。
それと痩せた身の重さはどう繋がるんですか?
痩せた身自体が、泥同然のスープを抱えているような、
それ自体の重さ、ことの重大さ、みたいなものが見えました。
痩せた身が重いって言っているわけだから、
あり得ない、逆の意味みたいなことから言い始めているわけだから、
スープなんだけど泥の、泥なんだって言っているように感じるけどね、
そういうわけではないか。
ああ、同じ構造に並べているっていうことですか?
なんか繋がりがなさすぎない。
そう思わないと。
あとお台スープなんだよね。
はい。
スープを入れようと思って書かれているとしたら、
これ後ろから先に作っているのかな?
ああ、そのように見えました。
繰り返し読んでいるのは、何度も頭に戻って読むというのは、
どっちが先なのかがわからないというか、
どっちが先なんだろうって思ったからなんですよね。
その可能性もあるんだと思いました。
スープって言おうとしたら、泥とスープを比べないと言うことができなかったとして、
そういうスープを言うためには、痩せた身の重さっていう言葉が必要だったんだとしたら、
やっぱりスープではなく、スープでさえ泥なんだみたいな、
前半と後半が同じような構造になっているべきだとは僕は思うけどね。
なるほど。
なぐもさんがどういうつもりかはわからないですけれど。
そうね、ゼロからこれを考えているんだったら、
そうなんですねと頷くしかないけど、
スープっていうお題があるわけだから、やっぱりそこから取っ掛かりに考えるとどうなるかかな。
18:07
僕ならね。
ちょっと全部で4本あるんで、今回の入選が。
ちょっとサクサクいった方がいいですか。
そうですね。はい。というわけで、
なぐもゆゆさんの、痩せた身の重さ、スープさえ泥のでした。
何をあげます?なぐもさんには。オリジナル。
ちょっと考えさせてください、その辺は。
ノープランだったんで。
ノープラン。
2組目。小山アスカさんであってるのかな。小山さんかな。
どっちかな。
間違っていたらすいません。小山アスカさんの、ぐつぐつと爪がペダルが放課後が、
ぐつぐつと爪がペダルが放課後が、です。
これは、ぐつぐつとって始まってるので、
句全体がぐつぐつのリズムに覆われていて、
ぐつぐつっていう沸騰した時の音のリズムに覆われていて、
それが私の、読んだ私のことをすごく焦らせてきました。
で、ぐつぐつ音を聞きながら、
この爪、ペダル、放課後、全部ぐつぐつ言ってるっていう、どんな状況なんだろうって思って、
それぞれにまつわる焦るような事態っていうのをすごく想起させられて、
めちゃめちゃ想像してコメントを書きました。コメントというか表を書きました。
全体的にぐつぐつ言ってるだけで、すごく焦ってミスっちゃったりとか、
時間を間違えたり、乗る電車を間違えたり、
っていうようなことをいっぱい思い出させられて、
こちらを選びました。
うん。
これあの、国立高坂からの、自転車二人乗りで坂を下ってるシーン、あったよね。
はい。
あれなんじゃない?
え?どういうことですか?
長澤正美と岡田純一が、
はい。
なんか自転車二人乗りで下っていくみたいな。
夕方のね、商店街のにぎわいの方に行きますよね、確か。
コロッケをね、岡田くん買うんだよね。
うん。
うちまで持たないんだ、つって。
岡田じゃないしね。
あそこかな?
なんか料理好きだったじゃない?長澤正美って。
そうですね。
ぐつぐつ鍋で。
その時の後ろに立ってたんだっけな?座ってたんだっけな?
21:02
座ってたか。
あんま覚えてないな。
いいですか?
はい。すみません。
ぐつぐつ音をまとわせる、ぐつぐつというBGMをまとわせるだけで、
ただのものが、そこにまつわるドジをだったりとか、
焦りによる失敗を想起させるっていう、
私自身の問題なんですけど、
そういう体験をこの区によってさせられました。
ありがとうございます。
はい。ではサクサクと、2区目、あ、3区目。
はい。
シェフによる最後の一滴選手権。
シェフによる最後の一滴選手権。
うん。
こちらは時玉さんからいただきました。
時玉ね。
はい。これは、なんか最初は、あ、なんか面白いなって思って、
最後の一滴選手権って面白いなと思って、
なんかウフフみたいな気持ちで見ていたんですけど、
これ、もう少し読み込んでみると、
いろいろな創作者、作り手たちのプライドとか、
頑張りみたいな、努力みたいなものとか、
研究みたいなものが、すごく詰まった区だなって思いました。
それが、現代戦流っていう創作行為の中に、
創作行為にまつわるいろいろな、
厳しさとか楽しさみたいなものが含まれた区っていう風に読めて、
面白いなって思いました。
シェフは創作してるんですか?
創作してる。
シェフっていう言葉を調べたら、
料理長にしか与えられない称号みたいなもので、
シェフっていうのも、免許みたいなもので、
免許みたいなものが、
称号としての免許みたいなものが、
必要だということが分かって、
だから料理、
私はよく料理をしますけど、私はシェフではないっていう。
料理長として働いてるわけじゃないもんね。
料理行為はみんなするけど、
人を使ってそれをやってたりとか、
それで金を取ったりとか、
そういうことですかね。
修行とかもあるんだと思うけど。
免許改善。
24:00
なんかそれって、
作り手とかと近いなと思う。
職人とかもそうだし。
職人をだから、
創造者とするかどうかっていう話じゃないですかね。
仕事人ですね、仕事人。
仕事人。
最終的にその人にしかできないことが出てくるような、
師匠みたいなこともそうですけど。
ユニクロの服ができるまでに、
創作者っていうのは関わってますか。
ユニクロに行って、お店にスウェットみたいなのが棚に置かれてるじゃない。
あれができるまでに、創作者と呼ばれる人は関わっているんですか。
捉え方次第だとは思うけど、
それも関わってますね。
関わってないと思う。
あれは総合的なもので、
でも分かんない。
いろいろな職能を持った人たちがたくさん集まってできたものなので、
一概にないともあるとも言えないなとは思います。
シェフをどうかな。
創作者イコール。
創作者イコール。
創作者イコール。
創作者イコール。
シェフをどうかな。
イコール創作者とするのは読みの一つとしてはあると思うけど、
かなり割れるっていうか、
当たり前ではない気がするんだよな。
私が書いた表には創作者と仕事人的な言葉が一体になっちゃって、
あんまり分けては書いてなかったので、
その職能に特化して従事している人たちのプライドみたいな読み方を
この国はしました。
だって僕知り合いに殺し屋がいるんですけど、
その人は殺人現場、
その死体があるとか、後ろにネオンがたまたま光っているとか、
そういう風景全体のことを作品って呼んでますよ。
となるとアサシン、殺し屋は創作者ってことになるよね。
いや、殺しに関しては倫理がかなり外れているし、
倫理から外れていたら創作って呼べないんですか?
いや、そんなことはないと思う。そんなことはないんだけど、
27:00
殺し屋の例は分かりにくいな。
私的には比べて考えにくいです。
倫理に収まりきらない表現というのは必ずあるはずですよね。
そうですね。
それをやっている人が創作者ではないはずはないわけです。
そうですね。
だったら僕の知り合いの殺し屋も別に創作者と名乗っていいんじゃないですか?
人殺しがOKの世界だったら…
いや、OKじゃなくても。この世でも。
いや、私はそれを創作とはちょっと言いたくないという気持ちがありますね。
いや、モラルというか法には触れてますよ、当然。
捕まらなきゃいけないですけど、
これが俺の創作なんだって言われた時に、
それは創作じゃないという根拠がモラルの方にあるんだったら、
それって納得できます?
モラルから外れたものが創作じゃないって言えるんだっけ?
いや、繋がらないとは思うけど。
その美術の時間とかに殺しとかをしてたら、
それは繋がらないでいいと思いますけど。
いや、でもそれを測ることってできないですね。
創作じゃない。
創作じゃない。
じゃあ、人の血で描いた絵は?
自分の血だったらいいんじゃないですか?
殺し屋の現場から採取した血液で血を描いたら?
それは創作?
それは創作ですよね。
でも、すっごい下手なの?
下手かどうかってあんまり分からない。
だよね。下手でも上手でも表現じゃん。
じゃあ、モラルに触れてようが触れてまいが表現だって言えばいいんじゃない?
表現は表現ですね。
じゃあ、僕の友達の殺し屋も創作者?
こういう順序で考えるとそうだと思うけど、
そのお友達には殺し屋を辞めた方がいいよって言った方がいいと思います。
それは話とは関係ないじゃないですか。
そうですけど。
殺し屋を辞めた方がいいよ、でもそれは創作だよねって言えばいいんですよ。
そうですね。
ねえ、創作者、殺し屋は良くないよって言えばいいんだよね。
でもそれは創作だよね。
創作は創作だと思います。
いいですか?
だから、シェフは創作者だって当たり前みたいに言うから、
僕みたいな友達に殺し屋がいるような人間はそうなんだっけ?とは思うよね。
いや、つまり創作者っていうのは最後の一滴で争う、
その最後の一滴を作り出すっていうのがシェフだから、
シェフがこの場合、創作者になってるんですよ。
でも、シェフっていう職業とかに関して、職業で考えるとその仕事人、
そして仕事人たちが新しく作り出したもので争い、競ってるっていう、
この苦の中に起きている状況。
その二つの意味で、仕事人っていう、シェフを指す仕事人っていうことと、
30:06
最後の一滴を作り出す創作者っていう二つ。
ちょっと置きどころが違いますね。
これは行動が見えたんですか?それとも突き動かされたんですか?
これは行動が見えました。
最後の一滴にかける思いみたいなのとか、そういったものが見えてきて見えました。
そしてそのシェフによるっていうのも、
シェフたちが最後の一滴選手権を争っているっていう考え方もできるけど、
シェフによると最後の一滴選手権の間に一時空いてるところを考えるならば、
シェフに最後の一滴選手権で何にその選手権の称号を与えるかというと、
それかどうかはもうシェフそれぞれの判断によるよねっていうような風にも取れるなと思って、
私はそっちの読みを選択しました。
和洋中とかあるんですか?
わからないそれは。
だから様々っていうような様々な仕事人がいるなと思って面白いなと思いました。
ちょっと長くなっちゃいましたね。
では最後の一句。これは田代雄一さんの句です。
殺そうとスープを刺しているフォーク。
殺してますよね。
そうですね。
殺意を持って刺していますね。
殺意はでもあれなんですよね。高澤さんの中ではその表現とは認めない。
殺意はわからんのなんだろう。
殺意を持つのはいいんだよね。
まあ仕方ないことですよね。
人の思想は規制できないもんね。殺意を持つのはありだと。
見えないし。
殺意を持つのはあり。
私も持つことあるし。
あ、そうなんだ。
ありってどういうことですか?
殺意を持っても表現はしていいってことだよね。
肯定ってことね。
殺人肯定ってことですか?
いや殺意肯定。
殺意はいろいろな意がありますからね。
いろいろな意?
悪意。
理由があれば殺人OK?
違う。全然そんなことない。
正当防衛って結果的にそうなってしまったとか。
33:00
OK。
OKかどうかは。
やむなし。
OKかどうかは私は判断できませんよ。
自分の中の判断はあるけど。
うん。やむなし。
やむなしって何ですか?
いやちょっと苦の話よね。
苦の話?
はい。
田代唯一さんの殺そうとスープを刺しているフォーク。
液体にねスープを差し込むことを。
フォーク?
フォークを差し込むことをスープを刺している。
へえ。
面白い。
具沢山スープみたいなことですかこれ。
だったらね刺せるものがいっぱいあるけどスープを刺してるわけだから。
フォークでね。
スープにフォークって突っ込むことありますっけ?
具沢山。
うーん。具沢山でフォークで刺さないと食べにくいとかだったらあるかもしれないけど。
あります?
いやもう私はスープは。
スープの先がさ、先になんかすげえ小さいフォークみたいなついてるみたいなスプーンないっけ?
ある。なんかそれキウイとかそういうイチゴとか。
あ、それ用なのかな。
フルーツかな。
でもそれをスープに入れてるからってフォークで刺しているとは言わないもんね。
言わない。
フォークでスープを刺してるんだって。
無駄な行為ですよね。
あ、そういうこと?ぬかにくぎ的な?
そんな気がした。
無駄な行動をかっこいい言い回しとか語呂の良さで書いてて、なんて意気なくなんだろうって。
語呂いいんですか?これ。
語呂そうとスープを刺して。語呂いいですか?
語呂いいと思う。スープとフォークで踏んでるし。
踏んでますっけ?スープとフォークって。踏んでないんじゃない?
踏んでないですか?これ。
スープとフォークですよね。踏んでます?
え?踏んでません?うぎょうで。
うぎょう?
ぷとく。
そこ?そこだけ?
はい。
語呂がいい。
おしゃれだなって思いました。
そんなに?
面白い。で、無駄な行動だなって思って、それってどういう状況だろうってすごく想像して、いろいろ考えて。
36:02
考えて、いろんな映像が浮かんで。
それはこの表をぜひ見ていただきたいんですけど、楽しませてもらいました。
これ、コメントの最後に全然関係ないことが書いてあるんですけど。
これ良くないですか?
言いたくなっちゃって。
自由だと思いますけど。
なんか初めて、子供、初めての出来事に、初めての個人的な出来事にちょっと心が温かくなって、
それがこの句を読んで想像を巡らせた先で心が温かくなったのと重なって。
それって田代さんが言われてどう思うんですか?どう思えばいいんですか?
どう思うかしら。
句をなんか褒めているわけでも、けなされているわけでもなく。
褒めてますよ。
褒めてるの?これ。だって句にはそんなこと書いてないじゃん。
ありがとうございますかな、じゃあ。
ありがとうございます。
ありがとうございますを付けた方がいいかな、じゃあ。
それもでも、え、なんで?そんなこと、田代さんにしたらさ。
そんなこと僕書いてないけど、なんでありがとうございますって言われるんですか?ってなるな。
私はこのように届きましたっていうことの表現ではありますよ。
ああ、なるほどね。あ、そうなんですねって。
だいたいそうじゃないですか。
あ、そうなんだ。
だって今野さん自分の句を、あ、でもそうですか。
自分の句を、どうなったかでもいいんですけど。
自分の句の表を読んだときに、あ、そうなんですねって思ったことないですか。
そうです。もしくはありがとうございます。
あ、え?
いや、ないよ、そんな、なんか。
自分の表への、自分の句への表で。
はい。
なんか、知り合いに子供が生まれてとか、言われたことないもん。
まあ、そりゃそうか。
あまりに関係なさすぎませんかって思うってことだよね。ないと思うな。
いや、なんか関係、ここだけ、最後だけ読んだら関係ないんですよ。
そこに至るまでのこの文章ですよ。
まあ短いけど。
飛びすぎかな。
はしょりすぎましたかね。最初すっごい書いちゃって、かなり消したんですよね。
いや、まあいいんじゃないですか。高澤さんの線の部分ですからね。
はい。そういうわけで。
納得できるかどうかは別として。
なんか、だって謎じゃない?
こんなことを思い出したから入選にしましたって言われても。
いや、違いますよ。そういうことではない。
そういうことではない。
いろいろ、その世界に入ったっていうことです。
39:04
へえ。あれか。あ、でもちょっと違うな。
なんかその、彼氏、彼女とクリスマスのデートの時に聴いた思い出の曲です。
ありがとうございますみたいなさ、作曲した人に言うっていうのはあると思ったんだけど。
それとはまた違うよね。高澤さんが言ってることって。
なんか曲を聴いて、私が痛ばしく出身だったことを思い出しました。ありがとうとかそういうの。
曲ならまだ、まだわかるっていうか。
え?
曲はどこで聴こうがあり得ることじゃん。
雲音ですよね、多分。
いや、でもそれを思い出しましたと言われても。
飛びすぎてるっていうか。
飛んでるのはわかってます。飛んでるのはわかってるんですよ。
飛ぶまでは文字に一応知ってるがいるんで。
気になってるのは別にそこじゃなくて。
なんていうか。
だからこう思ったんですと言われても。
だからっていうか。こっちはそんなことは書いてないので。
まあそうですよね。それってだいたいそうじゃないですか。
そんなことない。そんなこと書いてないけどそう読んでる人もいるんだなとか。
あるかな。
それなりに僕なんか。
狙い通り?
ふーんってなること多い気がするけどな。
え?ちょっと待ってくださいね。大丈夫?
飛ばすなら飛ばすで、明確に飛ばしてますっていうムードを感じるときがあるから。
え、これ明確に飛んでると思うんですけど。
しかもわかりやすく、順序立てて飛んでると思うんですよ。
順序立てて飛んでたらなんか違うんだよね。
言ったらただのなんつーの、思いつきみたいな。
あー。
脈絡、なんていうんだろうね。
あのー、アタリアみたいな。
急に来て。
急に来といて、怪我したって言われても、いや、何もしてないけどって。
えっと、まあ、いろいろ書いてるんで。
それが、句を出す人がいて、句を読む人がいる。
で、戦という行為がその間で成り立っているんであれば、
まあ高田さんが何を思うが、戦の一部であれば、何を言ったっていいと思いますよ、私は。
ちょっと言いたいこと。
以上の4句なんですけど、
この選句をしてみて、そして文章に起こしてみて考えたことなど、ちょっとお話できればと思うんですけど、
まあ、選んだこととか、読んでる時にどう思っていたとかっていうのを、
42:01
最初は、すごく取り留めもなくいっぱい書いてたんですね。
ただ、それを人に読ませるように整える作業っていうのをして、
まあそれでも結構、400から500字くらいのものになったんですけど、
その作業が、より自分がどう思ってたかっていうのを整理してくれて、
たぶん今まで、この現代戦流の旅路で感想を話してた時なんかは、
その殴り書き状態をおしゃべりしていたんだろうなっていうことに気づいたし、
すごく伝えたいんだけど、この温度っていうんですかね、
読んで私が感じていいなって思ったことの温度を文章にもどうにか入れられないかなとかって言ったようなことも感じました。
こう思って、反応みたいなことと同じですけど、
その出来立ての状態を届けたいけど、出来立てでやると取り留めもなくなっちゃうから、
出来立ての温度を残しつつ、分かりやすい文章みたいな。
そこに気づいてもらおうと思って。
自問が良くないですかね。
本当だもん。
そうですか。
例えば、100度のお湯に触って暑いと思いましたと文章に書いても伝えたことにはならないんだよね。
100度のお湯を触ったから暑いとは書いてあるんだけど、
読んだ人が、ああ、そうなんだと納得したとしても、100度を触ってはないから、読んだ人は。
だから、100度のお湯を触った暑さをもし伝えたいのであれば、
100度のお湯を触って暑かったとは書かない方がいいわけ。
何か違う書き方をしなきゃいけない。
ということに気づいたってわけよね、今回。
まあ、そうかな。
そうでしょ。そうだよね。
そうですね。ちょっとよく分からない。
そこにだけ気づいてもらえただけでも、今回やった意義はあると僕は思ってますね。
せんくという意味では、せんくとひょうという意味では、全然初めてでもあるので、
もしかしたら、はあってなるかもしれないんですけど、
なるべく温度とか、私の反応が伝わるように書いているので、ぜひ読んでみてください。
あ、ノートにね。アジアポドフのノートにたぶんあがっていると思いますので。
何言っているんだろうが、すごいあるんだろうなと思いつつ、でもこうしようと決めて書きました。
つまり、自分の意図、自分の感想をより純度高く伝えようとして書いているわけよね、今回、ひょうは。
そうですね。
じゃあね、次の目指すべきところというのは、すぐにそこらへんができなくたって言ったけど、
45:08
伝えることを一番重きに置くんじゃなくて、
自分の思ったことを純度高く伝えることに重きを置くんじゃなくて、
人を楽しませること、読み物としてクオリティを高める方のことをいずれは理解できるといいかなと。
それは文章じゃなくても、俳優さんなんだったら演技とか人前ですることが多いわけでしょ。
それを見た人がどう思うかな。
良ければ楽しんでもらいたいなというところを意識して物作りをできるようになるといいなと思って、
今回は高田さんに声援をやってもらいました。
ちょっと今まとまりかけてるんですけど、全体的に。
もう一個言いたいことあって。
そういうのが良くないって言ってるのはわかってますよね。
この機会なんで一旦残しておきたいんですけど、
こうやって人に見せる文章を書くとか、
声援をする上で自分の読みを自分でもこうと決めて読むみたいなとか、
こうであるっていうことにしてその先を読む。
その先を人とシェアするみたいな。
この選択っていうのがすごく自分の中では辛いことだったんで、
辛いというか苦しい。これをやるうえでちょっと苦しいなって思ったところだったんで。
まあでもそうだと決めてやることで動きやすくなるっていうことも感じましたし。
それもちょっとお芝居と一緒だなって思いました。
迷った状態でセリフ言ってても何にも伝わらないけど、
こうだろうと自分の中で決めて言うと伝わるみたいな。
何て言えばいいんだろうね。効率が悪いよね。
やっぱクロールが一番早いわけよ。水泳ならね。
何泳ぎで向こう岸まで行こうかなって考えてるよりも、
クロールなんだって気づくまでが早ければいいと思うんだよね。
自分は結構どっちどれも泳ぎだしな。
それが泳ぎの楽しさなんだよな。みたいな風なところで止まってたんですけど、
一旦クロールしちゃってからやるほうがいいね。
っていうかね、その答えにはもうすぐたどり着けたほうがいいと思うんだよね。
それがちょっと難しいですね。
まあでもそれは。
訓練?
考えの癖づけの話だから、最適解をとりあえずパッと出す。動く前にね。
48:00
パッと出してからそれをやるのか、それじゃないものをやるのかって考えれば、
限られた時間の中で最大効率で物事に取り組めるようにはなりやすくなるんじゃないかなって。
そういうのが全部につながることだなって思ってます。
私がおしゃべりが苦手っていうのとかにも通じるし、いろいろな気づきがありました。
平泳ぎ…平泳ぎっていうのも確かあるよな。
かなりでもそれと…遅いか。
クロールのどれくらい倍くらいかかるか。
そういうのを実際泳ぎ出す前に、プールに飛び込む前にそこくらいまで分かればいいよね。
あとその場合、速さを求めているのかとか運動量、肺活量を求めているのかとか。
ルールね。
そこに気づくみたいな。
ルールギミもね、あるよね。
もっといえば家出るときからね、好みすぎていいんだっけみたいな。
スピードレーサーの方が早いんじゃねえの?とかは気づいてほしいよね。
髪…行く途中に美容室あったっけ?防水した方が早いんじゃねえの?とか。
毛はね、影響するって言いますね。
プールどこだっけ?っていうのもぜひ確認してほしいんだよね。
飛び出す前に。
そうそう確認せずに行っちゃうこともあるだろうから。
いつものそのプールじゃない可能性あるから。大会は。
今日はね。
そうすれば、私みたいに東京芸術劇場だと思ってたら、
横浜神奈川芸術劇場だったっていうこともない。
めちゃくちゃじゃん。
逆でした。神奈川芸術劇場に行ったら、東京芸術劇場だったっていう。
へえ。
館内?
元町中華街。
元町中華街に行ったら池袋だったんだ。
そう。芸劇。
まあ早いかな。東横線とあれがつながってるから。
全然でした。中華食べて帰りました。
中華食べちゃうんだ。そうなると。
もういいよって。元町中華街来たし。中華街飯だ飯だ。
あるけどね。あの芸劇のそばにもね。中華屋さんってね。いくつもね。
いいですか。じゃあ。
こっちの政府でそんな話されていいですかと。こっちからは言いにくいし。
まあそんなね。芸劇を間違えちゃうような私が。
芸劇違いだったんだね。
はい。こうして。部会で選挙投票してみました。
ぜひ何かご意見・感想があったらね。
うん。本当に。
これはハッシュタグスープ区会でいいのかな。
いいと思います。ラジオポトフでもいいし。
はい。それで。まあ。あ、そうね。ラジオポトフにメンションつけてくれたりしてもいいし。
こう。見てないんで。高澤さんってXを。気づいてないんで。
51:00
あんまり。マジで。
なんですか。結構湧いてるんですか。
湧いてる?
え?スープ区会が。え?
いや、もしスープ区会が大騒ぎにバズり出しても全然気づいてない可能性あるから。
はい。
もしよければ、アットマークラジオポトフとか。
あ、確かに。
高澤さん何だっけアカウント。
SATOM。アンダーバーZAWAです。
うん。シャトム・ジャワ。
はい。
それつけて。
ぜひ次はこういう書き方をしてみてはどうですかとか。
こういうのを参考にしてみてはどうですかとかっていうのも知りたいし。
句言もぜひって感じですし。
そうね。こういうのありますよ。参考にしてくださいとかね。
戸惑いとかでもいいですね。
うん。戸惑い?
あの、特に田代さんの。
ああ、そうだね。
あの、評なんかは。
うん。
戸惑いしか思わないかもしれませんが。
いや、そんなことないんじゃない。もっと胸を張っていいんじゃない。
そうですか。
うん。
意味は分かりました?今さ、読んでみて。
意味って?何の意味?
ああ、えっと。
高澤。
全く何言ってんだか分かんないみたいなことは。
なかったですか。
いや、別にないけど。
あ、じゃあ大丈夫です。
ただまあ、半分か三分の一の文章にもっと折り畳め、折り畳もうとしてもいいのかなとは思いましたね。
かなり削ってここです。
まあ、だから言い換えとかしていかないといけないですけどね。
折り畳むなら。
かぎ括弧が本当にいるのだろうかとかね。
ちょっと思った。
うん。
ただ読みにくい部分もあるだろうなと思って、かぎ括弧とか括弧ちょっと多用しちゃいました。
まあ、これはもうプロの、プロのライターと高澤、僕と高澤さんの歴然な差っていうのもありますから。
はい。
何もかもは求めませんけど。
はい。
常にね、上では向いていた方がいいと思うんで。
バレエは上を向くスポーツだっつってね。
そうなんですね。
そうなんですよ。
ちょっと長くなりましたが、以上です。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
聞いていただきありがとうございます。
ラジオポトフでは皆さんからのお便り、コーナーへの投稿をお待ちしています。
概要欄にあるお便り受付ホームからお送りください。
54:00
あなたのお便りが番組を作る。