1. 震動
  2. EP24|文フリの震動
2025-12-18 46:56

EP24|文フリの震動

お便りください/文学フリマに出ました/エゴサをしてみた/在庫が残る恐怖/一般流通しづらい装丁/束見本で青冷める/行列のプレッシャー/マルチバースのモキュメンタリー/実話怪談と純文学/平山夢明作品/遊び心とガチ/ディスプレイの世界観/売り場まで作家が考える/次の日は立てなかった/ポインティもやった方がいいよ/やったことないことばかりの一年/今年一番の震動

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毎週聞いて欲しいので、Spotifyのフォローとコメントもお待ちしています。

本谷有希子 X | @motoya_yukiko 1979年、石川県生れ。2000年「劇団、本谷有希子」を旗揚げし、主宰として作・演出を手がける。主な戯曲に『遭難、』(第10回鶴屋南北戯曲賞)、『幸せ最高ありがとうマジで!』(第53回岸田國士戯曲賞)などがある。2002年より小説家としても活動。主な小説に『ぬるい毒』(第33回野間文芸新人賞)、『嵐のピクニック』(第7回大江健三郎賞)、『自分を好きになる方法』(第27回三島由紀夫賞)、『異類婚姻譚』(第154回芥川龍之介賞)、『セルフィの死』など。近年、著作が海外でも盛んに翻訳され始め、『異類婚姻譚』、『嵐のピクニック』をはじめ、世界12言語で出版されている。

プロデューサー:佐伯ポインティ @saekipointy

ディレクター:メチクロ @maticlog

製作・配信:密談 @mitsudan_net

サマリー

ポッドキャスト「文フリの震動」では、文学フリーマンに参加した本谷有希子が、震える事象の魅力やその提供方法を探求しています。彼女は、自作品の制作過程や参加者の感想を交えて、文学イベントの裏側を詳しく語っています。文フリの振動では、印刷技術やデザインプロセスについての詳細が語られ、最終的にはイベントでの売り子体験や観客とのコミュニケーションの重要性が強調されています。また、演劇との関連性やホラーへの関心についても触れられています。文フリにおいては、モキュメンタリーの手法を取り入れた新しい作品作りが話題となり、その意義や工夫が深掘りされています。展示ブロックなど独特の装飾方法が作品の魅力を引き立てる様子も語られています。文フリの取り組みや新たな挑戦についても話が展開され、特にアートや執筆活動を通じて自分に合った環境の重要性が強調され、ポッドキャストの経験も含めて様々な学びが語られています。また、創作活動に関連する情報やリスナーからの体験談を共有することの重要性についても話しています。

ポッドキャストの導入
こんばんは、本谷有希子です。震動第24回始まりました。
このポッドキャストでは、あなたが感じ取った震える事象を、私、本谷有希子が持てあなりに読み解きます。
来い。
はい。ポインティーもいます。
ポインティーがいます。
あの、いいですか?最初に言っとけって言われたことがあって。
あの、これ、お便りを募集してるじゃないですか。
あなたの震える事象をね。
なんか、あんまり来ないらしくて。
あんまり、いや、来てるんだけれど、ちょっと減ってきたから、ちゃんと欲しいって。
そうですね。
はい、言うように言われたので、言っときますと。
お便りをください。
はい、お待ちしてます。
文学フリーマンの体験
はい、もうどんな、なんだろう、震える事象って言われることが困るのかな?
まあ、そうじゃないですか。
本当?
いや、結構、何が震えるかを、聞いてる人側に定義してもらわないといけないから、結構、珍しいコーナーというか、あんまりない。
なんか、これでもさ、もともとどういう作りにしようかって考えたじゃない?一番最初に。
そうですね。
なんか違ったよね、最初は。
違いました。いろいろ形式ありましたよ。
ね、いろいろ没にした形式を経ての、じゃあもう震えるっていうので、全部まとめたらいいんじゃない?ってなったんだよね。
はい、そうです。
それが、おたずよりしづらいのかな?
なんだよ、震えるってこと?
いや、だからちょっと、ワンテンポ、向こうに必要だから。
うん、たしかにね。
1個変換しないといけないから、震えるとは。
そう、これかなっていう、でもこれは震えないか、みたいな。
あれ、震えてたっけな、とか。
あんまりそんな、送ってもらう側にめっちゃ考えてもらうことはあんまないんで、逆にだからこそ。
他って、普通はどうするの?震えるとかじゃなくて。
お悩みとかです。
あー、お悩み。たしかに、お悩みはもう自分が悩んでればいいんだもんね。
そうそう、検索しやすいみたいな感じですね。ヒットしやすい。
で、お悩みって入れたら?
脳内で。
あー、なるほど。シンプルだよね、わかりやすいし。
なんか、たぶんこう、普段すごい、せわしない状況下で、なんか、震えるどう?って言われると、ってなるんじゃないですか、1回。
たしかに。使わないもん。普段、何か自分に関することを、震えたことに1回変換しないもんね。
なんでそんな、かましたの?
いやいや、なんで、なんで、なんか、僕だけ、みたいな。
いやいや、たてつけね、私が言ったんだ。
そう、お悩みだって、私は、最初に言ったもん。お悩みとか、絶対答えられないって言ったんだよ。
言ってました、言ってました。
絶対無理なんだって、人のお悩みに答えるとかできないから、もうちょっとオールマイティーな。
そうですね。いやだから、これは、何だろう、なんかこう、いいと思いますけどね、珍しいし。
そうか。
あんま聞かれたことない分、まあでもその分、いろんな震える事象が来てるじゃないですか、これまでも。
そうか、そうだね。変な話、なんでもいいんだよね。
なんでも最後に、震えました?ってつけといてくれれば、別にしかも、お悩みとかでもなくて、なんか。
でもなんか、あれじゃないですか、よく言う、なんでもいいが一番困るっていう。
そうだね。お悩みにする?
いや、なんにも答えられない、私。
やばいやばいやばい。
ほんとに。
まあでもなんかちょっと、じゃあ例えば、こういう震えが最近欲しいとか、聞きたいとかあります?
こういう震え?
こういう震えるのどう?
こういう震えるのどう?
その。
うんうんうん。いや、なんでもいいんだけど、あ、私、そうだから、お便り震えるとかもそうだけど、なんか今ね、SNSを頑張ってやってたんだよ、こないだまで。
はいはいはい、そうですね。
今、メガネかけてるのも、ちょっと目が疲れすぎて。
それは、え、ちょっと待ってください。SNS疲れメガネですか?
めちゃくちゃ目が疲れるんです。
なんすか、それ。
ほんとに。
いやもう、眼球が痛いの、眼球が。
え、そんなめっちゃ見てたんですか?
たぶんめっちゃ見てるのかな。
へえ。
普段見ないから、たぶん慣れてなくて、眼球がもうすごい疲れてて、ちょっとメガネかけたりしてるんだけど、その時に思ったんだけど、なんかXっていうのを始めたんだけど、始めたんですか?
知ってます知ってます。やってましたよね。
1年ぐらいか、ずっとやってなかった。放置してたけど、最近頑張ってやったりとかしてて。
ちょっとね、ツイート数増えてますよね。
そうですね。
はい。
はい、頑張ってました。
文振りがあったんでね。
そうですよね。
はい、あれでやってて、で、気づいたことがあって。
あ、ちょっと、文振りにまつわる振動きてるんで、ちょっと今いいですか?
どうぞ。
ちょっと入り切る前に、一瞬一瞬、一瞬です。
あ、それ文振りにまつわる話でもありましたよね。
はい。
ちょっと、よかったよかった、ちょっとカットインしちゃって。
さすがだな。
ごめんなさい。いやいや、なんか入りそうだったけど。
すぐ忘れちゃったし。
はい、しんどうネームうすいさん。
もとやさんこんばんは。文学フリーマ初参加お疲れ様でした。
ありがとうございます。
全く知らない女から送られてきたある動画の考察を読む。配読しました。
ここ数年一冊の本を読み切るということがほとんどできていなかったのですが、作品を読み進めるにつれてましてかこわさと、一冊をあっという間に読み切ることができた喜びとで震えました。
そして動画を見つけてさらに震えました。
Xなどでエゴサをされていたようですが、いろんな方の感想をご覧になられていかがでしたか?
他の方がどのように感じていたか、それを読んでもとやさんがどう思われていたか、ぜひお伺いしたいです。
作品制作の挑戦
はい、ということで。
文学フリーマンに出たんですよ。
そうですよね。
準備して、売ったんですよ。手売りで。
自分が文学フリーマンのために作った本を自費製作本、自分で製作した本を手売りで、ちゃんといろんな仕様を自分で、一緒にやったメンバーいるんだけれど、
シールを貼ったりとか、封筒にサイン、直筆の署名を入れたりとか、それを全部やって、この間か、11月23日に行ってきました。
全部、自分でそんなにやるのは絶対初めてですよね。
初めてですね、さすがにね。だってもう本当に本を作る工程、すべての一般的な工程を全部経て、
売るまで、SNSって営業でしょ?営業して、本を買ってもらうためにどうすればいいか考えて、売り込もして、在庫も抱えるっていうところまで。在庫は今、通販で全部なくなったけれど。
そうですよね。
だから、それもありがたい。でも、もし在庫がめちゃくちゃ残ったらどうしようかってところまで、全部考えてっていう。
なんかすごい、在庫残ったらやばいっていう、なんか夢見てました?なんか夢見たツイートしてました?
在庫は、そう。すごい残るんじゃないかとか思ったりもしてたの。
誰も、エゴサをしてみたのさ。
はいはいはい。おー!すごい。
ポインティーにしろしろ言われて、してなかったエゴサを、忘れてたエゴサを、なんかしてみたのね、文振り前に。
そしたら、誰も私が文学振り前に出ることを言及してなくて、誰も知ってなくて、あ、これやばいと思って。
誰も知らないんだ、私が出ること知らない。もしくは、知ってるけど、特に話題にならないのか、わからないけど、本当に、1件、2件ぐらいしか見つけられなくて。
それで、在庫すごい残るんじゃないかまでは考えて、そしたら、私どうすんだろうと思って。
そしたら、書店に電話して、この本あるんですけど、置いてもらえませんか?っていうのを、一件一件電話するシミュレーションまでして、
電話番号まで入手して、リストみたいな。
すごいすごい。
そこまでやった方が、てか今回そこまでやることになるのかな?とかっていう、そこまで一応シミュレーションしてました。
えー、そうだったんですね。
読めないから、本当に、それは読めなかった。
やってみて、どうでした?全工程。
めちゃくちゃ大変だった。
なんか、前日ぐらいに、これ終わんないかも、みたいなツイートしてましたよね。
そうそうそう。特殊な造本だったの。
だから普通に、作るからには、一般的には流通しづらいものを、どうせだったら本として作んなきゃ面白くないなと思って、めちゃくちゃこだわったのね。
紙とかもそうだし、署名も入れなかったの。作者名も入ってないし、こんなの普通に本屋で並べられないし。
あとは、中の物語とか、その本に合わせて、チャブートに入れたりとかして、一冊一冊本をね。
で、こういう特殊なことをやってしまったがばっかりに、印刷所から上がってきた本に、手作業でやらなきゃいけないことが、ものすごいあって。
で、印刷所から上がったのも、5日前とか4日前とかだったから。
そう。それで、まあ、金曜日と土曜日でどうにかなるかと思ってたら、どうにもなんなくて。金曜日の夜に。
金曜日の夜に、なんか8割型終わってる予想してたんだけど、2割ぐらいしか終わんなくて。
それはやばいですね。
だから、もう次の日のこととか全部キャンセルして。
へー。
全部こうやって。
すごい。
シール、ミラーシールみたいのを貼る仕様にしたの。一部ね。
反射する。
反射する鏡的な仕様を、鏡のことが描写してあるシーンの横のページに、貼ってあったら面白いなって言って。
ミラーシールを注文して、Amazonで。
そんで、カッターで切って、それ固いからめちゃくちゃ大変だけど、切って、それを一枚一枚貼って。
このミラーシールの、この剥離紙みたいの剥がすのがすっごい大変で、これにものすごい時間取られたんです。
だから、思った以上に、このカッターでの断裁と。
想像する本作りとはまた別のジャンルというか。
それを数百枚こうやって、すっごく剥がれないみたいなことをずっとやってて、あれでものすごい時間取られたりとかして。
どうですか?でも、自分で作ってみた本なわけじゃないですか。初めての。
その、どうですか?他のその作品と、なんか比べてというか、なんか違った感情はわきました?ふれました?なんか。
いや、なんかでも、どうせだったら面白い本にしたいってこだわりまくったから、だから、愛着はあるよね。
いつもはやっぱり、デザイナーさんとか、編集者さんにデザイナーさん提案されたり、こっちからデザイナーさん行ったりとかで、一応、デザイナーさんとも打ち合わせはするんだけど、
結構その本の、なんかね、書籍によるのかもしれないけど、基本文行なの、完全なる文行で、作家によっては、一切口出さないで、そういう人の方が多い気もする。
もう、じゃあ、完全に上がりを待つというか。
印刷デザインのプロセス
上がりを待って、上がってきて、例えば2、3パターンもらって、これがいいとか、で、終わりみたいなのをやるのが一般的だと思うよ。
はいはいはい。
私はその、演劇やってるから、チラシとかから自分で作って、自分たちで作ってたから、ものすごくコミットする方で、たぶんめちゃくちゃうるさいの。
はいはいはい。
フォントとかね。
こっちにしてくださいって。
字体、書体変えたいとか、なんかやってることではあったけど、でもやっぱりその、中の組とか、その仕様とか、紙、紙質とかさ、そういう。
私はそこまではね、知らないっすもんね。その、表紙は、というかその、ルックはいけるけど、中は全然ね、そんなに、そこってもう印刷技術とかだから。
そう、とか何をする、できて、何がお金かかって、とか、その、ほっちキス止めにこだわったの、今回。
はいはいはい。
その、ほっちキス止めが、普通だったら止められない枚数の、えっと、ほっちキス止めの仕様にしたから、それをできる印刷会社さんがほとんどいなくて、
だったらもう、ここの篠原志工さんってとこに頼むしかないって言って、ここだったらしてもらえるとかで、それ、その仕様にお金がかかったりとか。
なんかその、途中その、なんていうんですか、なんかその、こう、下待ち感あるパートがあるんですね。
あります、あります、そう。
ちゃんと、まちの、志工。
ここだ、みたいな、こっちダメだ、みたいな。
そうそうそう、それはまあ、デザイナーさんがやってくれたりしてたけど、そうやって、なんかその、印刷会社さんの人にも、なんかね、アイディアとかもらってたらしくて、
ていうか、私がその、1回、つかみ本っていうのが上がってきた時に、つかみ本ってその、まあこういう感じになりますよっていう真っ白な紙で作ってくれる見本なんだけど、
イベントでの売り子体験
それ見た時に、だから結構、自分のイメージと違ったから、ちょっとパニックになって、
なんかもう、次の日その、デザイナーの人の事務所に駆け込んで、今、今日、今日、じゃあ会いましょうって言って、
で、結構そう、青ざめて、私がいろいろ言ったりとかして、デザイナーさん怖かっただろうな。
青ざめて?
そうそうそう、なんか、なんか違うんですけど。
わあ、すごいすごい、それはやばいぞ。
うん、怖いよね、だって、そうやって作家が来て、
青ざめてたらね、翌日来て。
なんか違うんですけどって言われたら、
やばい。
やばいってなるよね。
普通はそこにも、いつもだったら、編集者さん、担当が絡むから、私が直接なんてやらないので、
そこに行くから、私は担当に言って、担当さんがデザイナーさんに言うみたいな。
まあまあ、そういうね、情報の順序というか。
そう、もう普通に事務所に行ってるから。
自分でね、やってる。
来たって多分思って、びっくりしたと思う、多分。
こんな風に、だからデザイナーさんは最後に、こんな風に作るんだって、
自分も作家と直でやり取りしたのは初めてだから、
こんなやるんだって、びっくりしたって言ってました。
まあすごい、それお互いにでしょうね、結構ね、お互いにというか、その本来知り得ないコラボレーションというか、
なんかそんなに青ざめた顔とかは見ないわけですよ。
そうそうそう、多分、もっと編集者さんがまろやかに、なんかちょっとイメージと思うかみたいな。
ちょっとこっちの個性で、みたいなね、セッションをしてるわけですから。
うよ、赤く。
まあでも、すごい、まあもう、ツイッターで見る限りの、相当なうよ曲折あったじゃないですか。
なんか実際に売るときって、どんな気持ちなんですか?
売るときは、もうちょっと正直、その、いっぱいいっぱいで、余裕はなかったです。
もう、並んでもらえたのね、お客さんに文振りきって。
で、やっぱ並んでるから、その、とにかく早くっていうふうに。
お待たせしては並ぶっていう。
なるべく早く、速やかに、速やかにお渡ししてっていうことを考えてたから、
序盤の人、特に最初1時間のお客さんとかなんて、特にその、
こんにちは、2500円です。お釣りです。ありがとうございましたしか言ってない。
この4ことをもう、繰り返す。目を見て繰り返す。
なんかそれも、なんか珍しいですよ。その、なんていうんですか、その売り子状態というか、なんかあんまりない状態じゃないですか。
ない状態ではある。ないね、確かに。
手売りは、とはいえ、だけど、でも、私、ほら、演劇作ってるから、劇場には基本的に絶対にいるし、
ちっちゃい劇場とか、ちっちゃい場所にもいるから、その、他の作家さんから比べたら、ああいう空間を知らないわけではない。
その、お客さんが来てくれてる状態というのは、別に、確かに演劇だと。
知らないってことは、むしろホームっていうか、むしろやってることであるから、その感覚とかはわかるんだけれど、
その、なんかね、ああやって、でも、なんか意外と思ったのが、なんかその、人だって、その、さばいちゃダメだって。
ああ、はいはい。
さばいたらダメってなって、人だって、言い聞かせるのね。それはわかってるよ、もちろん人なんだけどさ。
じゃなくて、最初に、ちゃんと、人間同士のコミュニケーションしようと思って、望んでいたから。
なるほど、なるほど。
だから、こうやって渡すときにさ、こうやって目を見て、ありがとうございましたとか、こうやって目を見て渡そうとするんだけど、意外と、その、買ってくれた人のほうが、全然目合わせてくれないの。
なんか、このまま、スッてと、あの、抜き取るように、スッて。
いやいや、まあ、多分相手側も、やばいやばい、並んでる、並んでるって思ってるんですよ。きっとその、いや、なんかね、その、多分並んでる側のほうが、
なんかその、まあ、しかも結構その、なんだろうな、コンビニとか銀行とかじゃなくて、
ぶんふりっていう、その場とか属性が決まってる分、なんか自分と近い人が並んでるとするなら、なんかやばい、早く行けって思われないようにしたいなとか、なんかその、普通の行列より、なんかありそう。
プレッシャーが?
なんかその、事故から発生するプレッシャーが。他の人ってより、その、なんだろうな、自分を妻に待たせてるわけだから、なんかその、やばい、やばい、みたいな。
だから、みんな、なんも喋らずに、ほんとスッスッて。たまにだから、私が離さないときあったもんね。その、早すぎるから、抜き取りって、去るのが早すぎて、ちょっと待ってよと思って、グッてやるんだけど、グッて抜かれて、向こう行かれるみたいな。
なんで抜かないの?
そうそうそう。ここ、ここあと1秒、みたいな。
すごい。何それ。
ここあと1秒、みたいなところで、ちょっと粘っても、すごい力で抜かれて、向こう行かれるみたいなのを、なんか10人ぐらいやった後に、これダメだと思って、スッて抜くようにしたい。
なんかあれですよね、あとその、なんだろうな、なんか、もう早めに並んでる人達って、これまでももとやさんの作品に触れてきた人達が多分多いわけじゃないですか。
で、会ったときに、なんかその、過去の感想を言いたいけど、なんかその、なんだろうな、なんか、そのすぐ行く流れができちゃった分、ここで自分が言うのは、ちょっとはばかられるな、みたいな感じだったんじゃないかなっていう。
でも、そうかも。だから、その流れを破って、たまに話しかけてくれる人がいると、なんか重さだなって感じはあったけど、
でも、そういえば、振動聞いてますって言ってくれる子は、何人かいた。
嬉しいですね、それは。
聞いてますって。
それはめっちゃ嬉しい。
中盤ぐらいから、ちょっと余裕ができたぐらいで、
演劇とホラーの関連性
ちょっと一言言えるな、みたいなね。
一言言える時間帯に、何人かいた。
すごい。いや、なんか、道を、こう、なんだろうな、その、マルチバースというか、振動の元となっているタイトルって、前の公演の、
うんうん、演劇のね、壁公演。
そう、演劇公演から取ってる、というか、インスパイアを受けてる。
で、なんかこう、実は、その、なんていうんですかね、その、同じ、もとやさんのワールドというか、もとやバースのものじゃないですか。
うん、今回のブンフリボンがね。
ブンフリボンと、この振動が。
あ、そうだね。
そうそうそうそう。
全部つながってる。
そう、だから、公演に行った人は、より多分、めっちゃわかるんでしょうけど、
でもなんか、今回、かなり、その、演劇の公演の時より、すごいその、めっちゃこう、ホラーに寄ってたじゃないですか、こう、テイストが。
モキュメンタリーね。
モキュメンタリー。で、結構、読んでて、すごい、読ましてもらって、めっちゃ普通に怖がってたと思うんですけど。
笑ってたけど。
そうそう、笑った後に怖がってました。笑ったのは、演劇公演の時も、やっぱここ面白かったよなって思ったら、だんだん怖ってなって。
で、なんか、すごいその、なんだろうな、で、あなたにおすすめのも、なんかすごいこう、
文庫化。
文庫化された、最近のも、まあなんかちょっとこう、AIを使って見たりとか、あと森さんともね、お話しされてたりとか、結構なんかホラーへの関心、興味が、なんかもとやさん的に、結構増えてんのかなと。
なんか、そもそも好きなジャンルなんですか?
そもそも大好きですよ。
大好きなんですか?
大好きなジャンルですよ。
あ、そうなんですね。
うん、子供の頃からね。
えー、はいはいはい。
だから、実話会談系とか読みまくってたし、読み漁ってたし、大人になっても、実話系ね、でも。
うんうんうん。
当時やっぱ、モキュメンタリーみたいなジャンルはなかったから、だから、これは私が体験したとか、これはKさんから聞いたとか、そういう出だしで始まるものとかを、すごい好んで読んでて。
あー、じゃあ、がっつりフィクションのホラーっていうよりは、その、実話として語られる。
そうそう。
実話にこだわってた。
実録会談もそういうか。
そうそうそう、実録会談に、まああれも多分、モキュメンタリーなんだけどね、普通に実話でしてつけておいて、入るみたいな。
でもやっぱり、そう好きで、会談と違ってやっぱ実話の良さがあって、実話会談と会談ってやっぱ違くて、実話ってやっぱつけるだけの、つけたらやっぱちょっと違うものになるのよ。
あー、え、ど、ど、どんな感じで違うんですか?
回収されないの。
あー、なるほど。
全部伏線みたいに、何かオチがつくわけでもなく、怖いんだけど、何だったんだろう?みたいな、説明がつかないものの手触りが最後に残る、みたいなところが良くて。
確かに、フィクションのホラー会談とかだと、何か、現象、怪現象とか呪いとかがあって、何かそれに打ち勝って解いたり、負けて死んだりとかあるけど、
モキュメンタリーの試み
確かに、実話で特定の振り落ちがないってなると、話してる人が生きてるのは前提だから、何かその、もにゃっと終わるのが現実っぽいっていうのは、何かめっちゃ線引きありそうですね。
うん。だから、その、純文もそうでさ、結局何かに回収されないものを書いてるっていう感覚があるから、
自分の中では、その、会談、実話会談だったとしたら、会談は円溜めなの。で、実話系って、もうちょっとその、現実に寄っている、白黒つかないものがすごくあるっていう意味では、
割と自分が普段書いてる、その、いわゆる純文と言われるジャンルと共通点すごいあると思うので。
へー、面白い。
うん。だから、もともとはめちゃくちゃ好きだよ。
あー、そうなんすね。めっちゃでも、何か納得というか、確かに何か、もにゃーっとして終わるの多いっすもんね。
何か、読んでましたよ。結構、高校生の時とか。
あ、ほんと?
あの、平山ゆめやきさんのやつとか。
あー、はいはいはい。
何か、どっちかというとね、東京伝説派で、あの…
平山さんの小説じゃなくて、その実話系のやつ、会談系のやつ。
でも何か、東京伝説っていう、あの狂った人のやつ。
だから、幽霊っていうよりは、本当にヤバい人が街中に潜んでる。
面白いよね。
あれ、めっちゃ面白い。
あれ、あればっか読んでました。
あー、ほんと?いやー、そう、私もあれ大好き。
でも、何か、たまに、その実話、会談系、実力会談系読むと、何かその、こう、もにゃーっとして終わるじゃないですか。
うん。
とか、何かその、何だったんだ?みたいな。
とか、何かすごくこう、おっきいクエスチョンで終わる。
うん。
何でここに、何か猫の毛が?みたいな。
何か、うわーって終わるとか、何か変な傷跡ができて終わるとか。
多分、これとこれなんだろう、けど、みたいな。
みたいな、そうそうそう。
で、何か、あれが結構、やっぱ何か、欲しくなっちゃうんですよ、決定だから。
うん。
その、落ちとか、解決とか、カタレクシスが欲しくなっちゃうんで。
あー、なるほど。
何か、たまに読むんだけど、これも欲しいね、みたいな。
その、これくれないのよーっていう。
消化がいいやつが、欲しくなる。
でも、やっぱ消化されないものが欲しいのよ。
えー。
やっぱり、消化されちゃうとさ。
ずっと好きなんですか、そういうの。
ずっと好きです、何かそういう意味では。
消化されないものが。
あ、でもそれは、めっちゃ何か、めっちゃ分かりやすいというか、確かに。
うん、大好きだから。
じゃあ、今回、ぶんふりで、とかになった時に、
ちょっとその、モキュメンタリーとかが、流行ってるらしいよ、みたいな話もあって。
展示ブロックの活用
もともと、ゼロからモキュメンタリー、ほら、書こうとは思わないけれど、
何か、これを上手くやったら、そうなるのかなっていうので、
ちょっと手探りで、やってみた、みたいな感じではあって。
そうなんですね。
うん。
あんまり何か、結構その、何だろうな、試みとして珍しいというか。
うん。
何かその、何だろうな、
これまでに自分が書いたものを、その、改編して、
そのモキュメンタリーのホラーテイストにするって、何かあんまり何か人がやんないことというか。
何かやっぱりそれは、たぶん、ぶんふりっていう場所の、その遊び心、みたいな。
あそこは遊んでいいでしょ、みたいな気負いのなさが、働いたのかも。
じゃあ、自分がゼロからそれを書いて、どっかで発表してくださいって言われたら、書かないよ、絶対。
うんうん。
何かやっぱちょっと、楽しんだろ、みたいな。
はいはいはい。なるほどね。
うん。遊びだ、みたいな感覚でもあったし。
なるほど。
でも、ガチだって、結局ガチはガチなんだよ。
何も結局、最終的には手抜けないけれど。
しかもだって、その、何か、販売スペースに何か、道みたいにしてましたもんね。
展示ブロック。
展示ブロックで。
うん、展示ブロックで。
何か、しかもあれ、ちょっと何か、こう、いい感じにダメージングというか、何かその。
そうしてもらって。
歩いた跡っぽい感じだったもんね。
はい、自分で展示ブロック見てたら、あ、展示ブロックって1枚から売ってるんだと思って。
へー。
ディスプレイね。
何かディスプレイを、どうしてみんな本だけ積んでんだろうって思ってて、その前回の文振りに、お客さんとして行った時に、何か、私だったら絶対1つだけを、とかって色々考えてて、
あのその展示ブロックの、あ、その小説の中にね、展示ブロックの描写があるっていうのは大きかったんだけど、そのその空間、その物語の空間を作るみたいなところでやってったんだけど、でももうあれは私みたいに、その一点売りだからできる装飾なんだって。
まあまあ、確かに確かに。
そりゃそうだよね、何かやっぱ3、4冊、5冊溜まってったら、そのディスプレイって作れないから。
あとその、何だろうな、主体かどうかというか、何かその、何か、その今回のがモクメンタリーで、かつその何か作中に展示ブロック出てきて、かつ何かこう、何だろうな、何か、その、こういい意味でこう街をかなり、その立ち上がらせるものというか、何か結構その、何ですかね、こう一気通貫したアイデアですよね。
何かその、これにその展示したらいいぞっていう。
何かその、どうやったらたくさん、ブースの幅って同じだからさ、90センチずつもらってるから、どうやったら目立つというか、目を引けるのかなって考えるじゃん、まずやっぱり。
で、似たような装飾するよりは、何かここ、まず違うなって思ってもらうことが大優先だなって、まあ普通に考えて、昔からそういう考え方をするから、どうしたら他人と違うことになるだろうかって考えるじゃん。
で、やっぱどうやったら人と違うだろうっていうとこから入っていったときに、普通は何か一応勉強したのよ、文振りの装飾の仕方とか勉強して、やっぱりその本を手に取って、見本紙を置いて、それをパラパラって読ませるみたいな、結構鉄則だみたいなことがいろいろ書かれてたんだけど、いつか。
でももうそれも全部反して、あえて封筒に入れたものを一切中見せないっていう売り方にしてみたりとか、なんかその、どうやったら、やっぱ他と違うことってすごい大事な気はしてて、あれが正解だったかわかんないんだけどね、結局ね、なんかやっぱりみんなそれなりにたどり着いたあの形なんだろうなっていうのもあったけど、
作品世界の構築
なんか、そう、それで、やっぱ演劇をしてるから、そうするとやっぱ空間が浮かぶから、本を売るっていう、本の置き場所ではなくて、その作品世界を想起させる空間を作るっていうところに、シフトしていくじゃない?
はいはいはい。
だから、ああやっておいて、でもその、文振りにずっと出てる作家には、ダメだよ、そんなんじゃ、とか言われて。
でもなんかすごい、聞けば聞くほど、なんかその、前回の文振りはかなりその、もとやさんのやってきたことの複合型というか、なんか複合技になってますね、すごい。
だからなんか、作家が作品を書くだけではなくて、その売り場のスペースすらも作家が考えるとかは、なんかちょっと面白いなとは思った。
そこまで全部できていったら、またなんかちょっと、なんていうかな、本の売り方とか、本の見せ方で違うことができるのかな、とかって話もしたりして。
でもまあ、ちょっと、やっぱり演劇やってるのがでかいかも。
うーん、確かにそうっすね。
なるほどなぁ。
面白かったよ。
いいっすね、すごい。
でも、むちゃくちゃ疲れた。その、次、その日は元気だったんだよ。
うんうん。
なんか、でも最後の方も放信してたけど、たぶんそう、アドレナリン出て痛み感じないみたいになってて、でもやっぱ次の日、ちょっともう立てなかったっすね。
なんか、あの疲れというか、すごい吸ったんだろうね、なんかいろんな。
あーなるほど、エネルギーを。
エネルギーを。やっぱりあそこってすごい、なんかやっぱ濃い空間ではあるよね。
うんうん。
だから、なんかすごいいろんなものを吸って。
劇がね、すごいっすもんね。
うん、すごかった。
へー。
だから、吸って立てながら、あ、これ体力めちゃくちゃいるやつだって思って。
へー。
そういう意味で最初にどうでした?って言われて、大変っていうのは、結構それかも。
なるほどなるほど。
結構、あの体力いるやつだ。
はいはいはいはい。
なるほどなぁ。
へー、え、次は、じゃあ、次もでは。
ちょっと今、あの、考えてます。
ははははは。
いやでも、ボインティーもやったほうがいいよ。
いやいやいや、まあまあ。
やったことある?
やってみたいっすけど、いや、やったことないです。
やってみたら?
いやー、やってみたいっすけどね。
え、なんでなんで?
いやいや。
けど、けどなにさ。
いや、その、けど。
忙しい?
いやいや、なんかその、まあやるなら、こう準備をね、したいなって思いつつ。
うん。
なんか、そうっすね、まあ何をやるかを、まあやりたいって、これ絶対、なんか、ちょっと僕はもとやさんとちょっと違って。
うん。
たぶんもう、完全にその、まあまあまあ、ちっちゃいとこありますけど、その、もう、プロダクトとして、なんか、家に置きたいっていう、どっちかって言うと、雑貨みたいな、本というか、なんかその、こう、形状、オブジェクトのほうに、めっちゃ興味がある。
うんうんうん。
なんか、その、なんか、洋書の写真集とかって、なんかすごいその、かわいいから欲しくなったりするじゃないですか、なんか別に、めっちゃ見た、見るわけじゃない。
え、だからその作業じゃん、完全に、自分で、仕様全部こだわって。
そうですそうです。
そう、オブジェクトとしての本を作るって、その作業だったって。
それが、まあでもなんか、まあ一応その、中身というか、白紙ではなあと思って、なんか中身どうしようかなあみたいな、なんかここがその、なんだろうな、その、こういうのが、自分の家に置きたいようなものが欲しいっていうのと、それにこうピタッとくる。
あーなるほどね。
今回でいうと、その、なんですかね、こう、
テキストが。
そう、テキストのテンションと、まあ封筒と、その展示ブロックとっていうのがこう、ピタッてこう、そろったわけじゃないですか。
持ってこようと思ったんだ、今日。渡さないとと思ったんだ。
あー。
そう、とっといたんだよ、今日。
ありがとうございます。うれしい。
そうそう。
そう、いけなかったかな。
そう、その、その、ピタが、こう、ピタをちょっと持とうかなって。
でも出る気はあるの?
文フリを通じた新たな挑戦
もちろんもちろんもちろん。
ほんと?
そう、でもそのピタがないと出ないですけど。
あー、まあそうね。でもそんなのさ、やってきゃなるじゃん、ピタって。
いやー、それ言うけど。
やってきゃん派ですよ、私は。
やってきゃん派ですよね。
はい。だって待ってても絶対来ないんだもん。来たことないよ、私。なんか、準備できてからやろうと思って、準備できたことないもん。
うわー、それは絶対そうなんだろうな、じゃあ。
そうだよね。いつかとかって、もうやってたらなんか、なんか思いつくよっていう。私は体動かし派だから。
なるほど。
今回もそうだった、だから。体動かし派って。
そうかー、そう、そうかー。
わからん、でもこれみんなに別に進めないかも。みんなにやったらいいよって言う人もいるけど、みんなやったらいいかはまた別かな。
あー。
向いてる人は、楽しめる人と楽しめない人は多いにいるんじゃないかな。
いやー、なんか好きなんですけどね、そういうのすっごい。
でもなんか、確かにね、やったらか、わたしは好き。
もうでも、その、いつ、確かに、時期がね、その、え、そっか、もとやさん、だって最近、その、忙しさはどうなんですか?
いや、だから、これのぶんふりのために、結構いろんな仕事を、ペンディングとか、演技とか、いろいろ動かしてやりましたよ。
それはすごいっす。
そう。
それはすごい。
ね。だから、なんか私、今年すごい遊んでるみたいなことしかしてないんだよ、ほんとに。
ほんとに、なんかずっと遊んでるだけな気がしてきた。
でもなんか、展示をね、されたりね、ぶんふり、出品したり、結構新しいこと増えてますね。
今年はこのポッドキャストに始まり、アート、現代アートで、そのアート作ったり、こうやってぶんふりしたりとかで、もう結構その、やったことないことしかやってないかも。
でもなんか、アートのときの後悔というか、ちょっと後悔あったじゃないですか、こうしておけばよかったなっていう。
うん、ありましたね。あれは完全に初挑戦だったので。
でもなんか、別の形ですけど、別ジャンルですけど、なんかその、今回は全然後悔はなさそうっすよね。
なんか、思ったことはあって、やっぱり自分に合った水にいるのって大事かもって思った。
なんか、アートのとき、全然、要するにあっちに行ったら、私のこと知ってる人もいないし、もちろん名前言っても全然誰もピンときてないし、現代アート界の中でね。
で、やっても、だから何の手応えもなく、何なんだろう、みたいな。手応えなかった、何も。
でもやっぱりその、じゃあ文章を書いてる場所に行ったら、ちゃんとその文章を書くってことは自分ができることだから、
なんか、やれることはここでならあるなって感じ。あっちはなんか、何をやればいいのか、私にやれること、何がここでやれるのか、みたいなとこから入っていって。
だから、2つを経験して思ったのは、そう、なんかすごい自分に合った水の場所にいるのって、大事なんだなって。
いやいや、それはまあ良かった、良いことじゃないですか。
執筆の苦悩
得て不得てがやっぱり。
がっつりね。
1年でその2個やったら、めっちゃわかるでしょうね、その迷惑というか。
で、ポッドキャストはちょうど真ん中ね。
ああ、真ん中ね。
アートは全く、たぶん私そういうのない。
真ん中なんだ、これ。
真ん中、しゃべるってことね。しゃべるってことは、やっぱり、その、なんていうかな、得意も苦手もどっちにも入らない感じ。
で、文章は、ちょっとは書けるなっていう感覚があるから、なんかこの3つをちょうど、なんかやったなって感じ。
なるほど、なるほど。
えー、なんかいい。
自分に合った場所にいたほうがいいよ。
えー、もう文章書くのやめようかな。
いや、なんでなんで。
今絶対書いてるでしょ、だって。
いやいや、もうだから、逆パターですよ。
え、なんで、向いてないと思っちゃうの?
いや、もうきつい。
まあでも、なんか。
楽しいって言ってたじゃん。
いやいや、楽しい時もあるんですけど、基本的には。
あの本でしょ、前言ってた本を。
そうですそうです。
ずっと直してるの?もう直す?
いや、ずっと直してます。
ずっと直す?直す工程なの?今。
直す工程です。
書いては、下書きはあって、それを直すんだ。
直すのって、なんで向いてないなって思う時って、その、比喩が違うなって。
いやいや、違う違う。
あの、ほんとにもう、その、なんだろうな。
もう、高まらないってことです。
え、なんか、前は机向かって文章書いてるだけで、なんか上がるって言ってたじゃん。
それはなんか、やっぱ、その。
灰になるって。
灰になるだけは、なんですかね、なんか、散らかすのは別にできるけど、片付けるのがめんどいみたいな。
一度かね、待って。
直しは、片付けなの?
わーい!みたいな、遊んで、わーい!って散らして、
で、あとで、なんかこれ、こう、整頓するかって時に、
なんか、その整頓するモチベねー、みたいな。
あー、なるほど。
自分の、昔の無責任のケツを拭いてる状態というか。
なるほど。
ずーっとケツ拭いてるっていう状態なんだ。
まだケツ拭いてる。
これもう、誰が書いたの?
あー、ケツ拭くのっては、
なんだ、この文章みたいな。
あんまり楽しくないんだ。
いや、楽しくないです。
だってその、自分の不敵を見つめないといけないというか。
まあ、そうだね。
あーもう、これほんとに、もう。
もう、その、なんか気分がクサクサしてくるじゃないですか。
こんな本、誰が読むんだよ、みたいな。
なんかその、なんか直し続けてると。
うん。
なんか。
前、私が言った寿司論、覚えてないの?
なんですか、なんですか、寿司。
だから、寿司だよって、寿司と一緒だよって、文章は。
だから、あんま握ると、もうまずくなるから。
言ってましたね。
握りすぎちゃダメだよって、言ったじゃん。
いやいや、でも、なんか。
うん。
いや、もう、その寿司握りとかのレベルの話じゃないんすよ。
ほんと?
希望をきれいにするぐらいの、もうほんとに。
そこからやってるんだ。
すごい手前の話です。
でも、ほんとに、なんだろう、なんか。
まあ、僕は結構、今年はずっと、それ、ほぼほぼ、結構な時間、それに使って。
おお、はい。
すごい苦しみ。
苦しみと大変さが。
今年、ほんとにそれに時間使ったな。
文章を書くのに。
一冊の本を書くのにってこと?
はい。
そうか。
苦しいのが、ほんとに。
苦しいから、報われたいって思うけど、
じゃあ、報われて、
じゃあ、その、お、結構売れました。
嬉しい、みたいな。
でも、その本を、
こう、その、
なんですかね、言い方変だけど、
逆手にとってというか、
その、今度はこういうの書かないですか、みたいな。
ありがたいことに来ても、
なんか、また、
えー、みたいな。
で、逆に、全く売れなくても、
その、報われないから、
ほんとに、どっち進んでも苦しいというか、
なんか、うわ、なんだこれ、みたいな。
なんか、なんでこれ、
どっちの未来も悲しいんだろう、みたいな。
水が合ってないんだね。
いや、水が合ってないんですよ。
経験だ、でも。
いや、そう、だから、
まあまあまあ、ちょっと、
そうですね。
誰かの言葉だって、
才能とは、
才能とは、それを苦と感じないことだ。
うんうんうん。
っていう意味では、ってことで。
私だって、直すの全然苦じゃないもん。
まあ、苦っちゃ苦だけど、
でも、別に、その、
全然、
しつこいよ、ずーっと直すから。
もういいよ、って言うまで、
言っても、
ずーっと直すから。
だから、それは、
私にとっては、苦ではない行為。
だから、やっぱ、
あるんだろうね、その。
僕だって、その、なんか、
出版都合で、
4月予定なんですけど、
7月とか、
8月、もしくは9月、
逆にそっちにしてみますか?
って、編集者の人に言われて、
おお、4月だったのが、
8、9、だいぶ、半年以上。
で、それ言われたの、10月とかで、
え、あと1年?
みたいな。
え、僕、JKローリングじゃないんですよ?
なんか、その、
大長編書いてるわけじゃない。
本当に、
今年やられた言葉の中で、
一番恐ろしかったから。
来年の5月にしますか?
本当に、
話したいんでしょ?
本当に、
あれ、一番、
震えた?
確かに、震えてた、今。
すごいすごい。
それです。
話すべき時は、もう分かるもんね。
感覚で。
あ、もうこれ飽きたって思ったら、話した方がいい。
絶対そうっすよ。
まあ、てか、
精一杯、
資源が、
使われてるっていうことを意識して。
でも、こだわってるのは自分だもんね。
書き直し、もっともっとって、
編集者さんが言ってるわけじゃなくて、
いや、でも、お互いにうっすら思ってる。
もっといける、もっといけるって。
もっといけるっていうか、
もっとこう、
読みやすくできるというか。
読みやすさか。
あ、その勝負をしてるんだ。
読みやすさの勝負をしてるんだ。
そうです。
あ、じゃあ違うかな。
それは、
ちょっとGPTとかでいいんじゃない?
いやー。
読みやすさを追求していったら、
私、その戦い方わかんないな。
まあ、ちょっとそんなところです。
それが楽しくないんじゃない?
読みやすくしていく行為自体が、
読みやすさの重要性
あんま楽しくないんじゃない?
それはそうっすよ。
それはそうっす。
でも、自分が読みづらい文章書いたから、
しょうがないっていうことです。
なるほどね。
わかんない、意味わかんないなとか、
なんでこん時これ言ってんだろうみたいな、
なんかそういうその、
その、配置が変とか。
そういう。
伝わることを大事に考えなきゃいけないんだ。
そうそうそう、前提のやつです。
しゃべるほうが得意なの?
ポインティは。
創作活動の共有
そうです。
僕の原稿の話は大丈夫です。
ポインティ何でもできるイメージあるって。
いやいやいや、そんなことないっすよ。
なんでそんななんか、めっちゃありがたいイメージ持ってくれてるんですか?
いやいやいや、なんか、
オールマイティな、
そんなことないみたいなイメージあるけど。
苦手です、ほんとに。
そうなんだ、じゃあお互いあれですね、
あの、合う水のところに。
そうそうそう、そうです。
いようねって。
あ、でもちらいねも結構、
あの、やったことないことやるかも。
え、なんですか?
ちょっと言えないんですけど。
ちょっと、マジでそれもやるんすか?みたいなことも。
え?なになになに?
なんか私最近、どうせ死ぬしが口癖になってて。
あ、なんかツイートしてましたね。
そうそうそう、もうどうせ死ぬしなってめちゃくちゃ言ってるんだけど、
そうすると、
うん、なんかなんでもできる。
すごい、めっちゃいいことっすね、なんか。
うん、多分合わないこといっぱいやる気はする。
えー。
合ってるのはわかってるから、その文章書くのが悪じゃないのがわかるから。
なるほどね。
うん、なんかまだ多分いろいろやってほしい。
えー。
じゃあ、ちょっとエンディングをじゃあ。
はい、というわけで、
お便りくださいですね。
はい。
なんでもいいんです、なんでもいいし、
から、こういうことありました、
震えましたって最後につけておいてくれれば、
はい。
なんとかしますよね。
基本ほら、別にお悩みに答えようとも思ってないから、
その、呼び水になったらいいなと思う。
うんうん。
その話から、私たちが連想することを、
なんか、パラパラって話していけばいいよね、
はい。
ぐらいの感じなので、
なんか、こういうエピソードありましたでいいですよね。
はい、もちろん。
なんとかします。
はい。
お便りをください。
待ちしております。
はい。
最後に、
はい、
この番組では、
あなたが感じ取った震える事象を募集しています。
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これのことだね。
そうですね。
毎週聞いてほしいので、
この番組のフォローとコメントもお待ちしています。
じゃあ、またね。
46:56

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