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どうもー、トリコロールケーキの575、今田です。
トリコロールケーキの551、高澤です。
今日は、こんな話をしてみようと思います。
シリーズ《現代川柳の旅路》川柳スパイラル第20号この一句・会員欄
《現代川柳》とは、単歌や俳句によく似た575のリズムをおもとする短いポエムです。
川柳と聞くと、サラリーマン川柳やシルバー川柳などを想像される方も多いと思います。
ただ、現代川柳と言いますのは、そうしたサラリーマン川柳やシルバー川柳のような、うまいこと言いますな、みたいな。
ダジャレとかうまく使ったような感じとはまた違って、そういったものも含みつつ、また独自の別の文学性を持った寛容植物。
サボテン?
サボテン。水をやらなくてもいい。
エアープラント。
今回も前回のシーズンに引き続いて、スーパー面白現代川柳雑誌川柳スパイラルの最新号第25号からおすすめの句というものを紹介したいと思います。
前回は同人欄からおすすめの一句をご紹介いたしましたが、今回は会員欄からおすすめの一句を私どもがそれぞれ一句ずつご紹介させあげようと思います。
これはあくまでラジオポートフの中だけのこれがいいという話ですけれども、このラジオポートフの中だけではこの号はこの一句が一番いいよねということを決めちゃおうかと思っております。
じゃあ高澤さんからいきます?
たくさんあって、人数多いですよね。
なんか増えているように感じますね。
たくさんあるんですけど、こちらです。
山下和代さんの句、36ページからです。
人々の亀裂に羽を詰めていく。
が素敵だなと思いました。
人と人の間か、その人自身の何かしらの亀裂なのかわからないですけど、ちょっと引き裂かれてしまう何かにすごく軽くてふわふわしたものを詰めていくっていうのは、詰めていくっていう行動自体がすごく優しさみたいなものを感じるなと思いました。
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羽は軽くてふわふわしていて、詰めるには適さないように見えるけど、ちょっとずつでも優しさを渡しているような感じが受け取れていいなと思いました。
あと亀裂っていう字に亀という字があるんですけど、亀と羽の相性があんまり良い…なんていうんですかね。
イメージとしてはそんなに良くないんだけど、相入れないようなものに感じて、それが同居しているっていう懐の広さみたいなのもいいなと思いました。
小田さんマリオとか知らないから知らないと思いますけど、マリオに出てくる敵キャラでパタパタっていうのがいて、これ亀に羽が生えてるんですよ。
あ、そうなんですね。知らないです。
それを指しているのかどうかわかんないですけど。
はい、こんな感じでした。
それもいいとは思うんだけど、一番って言うとやっぱり僕が選んだ方だと思うんだよね。
37ページの朝倉薙さん。奥行きがないので喫茶店にいる。これが一番かなと僕は思うんですよね。
お好きですね、朝倉薙さんの句。
そうだね。仲間同士っていうのかな、朝倉さんとはやっぱりなんだろうね。
シンパシーみたいなものを感じるんですか?
同じ釜の飯を食った中って感じ?
あ、事実はないけどそんな気がする。
いや、事実として。中学時代かな。
給食ですかそれは。量。
給食室が学校にあるタイプの学校だったから、そこで作ったけんちん汁とかを一緒にやっぱり食べてると、
なんかで奥行きがないので喫茶店にいるっていうのは、何を言ってないのかなと思ってほしいんだよね。
何かを言わないことで句を作るっていうテクニック。
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面白い。
ここに僕は共感しますね。
強い言葉を入れない。格を作らずに周りを固めるような感じで、しかし句作品を成立させる。
なるほど。分かりやすい。
奥行きがないので喫茶店にいる。そうだよね。
皆さんの興味のあるところがとても分かりやすいですね。
でもあれよ、身打ち美肌みたいなところはありますけどね。
身打ちだったことあった?ないでしょうよ。
中学。
そうなんですね。
部活が一緒だったんですよ。
横浜で。
横浜で。
朝倉薙さんは東京の方なんですね。
そうだったっけ?
分かんない。引っ越した?
山下さんは高知の方ですね。
本当だ。
書いてあるんだよね。この同人誌って。
そうなんですよ。しかも何県でなくて地域で書いてあるんですよね。
これが微妙なんだよ。市川って書く人もいれば千葉って書く人もいるんだよね。
本当だ。
分かんない。千葉市ってことなのかな?
北見の方と朝日川の方もいらっしゃる。
それは分かりやすいけど。
結局一句というと朝倉さんの一句でよかったのかな?
いや、私の山下和夫さんの人々の亀裂に羽を詰めていく。好きです。
好きは好きでいいんだけどやっぱり。
第一位ってことですか。
それは意味じゃないですか。決めなくて。
ラジオポートの中だけでも。
私と今野さんは違う人間なので。
だからラジオポートとして決めようって言ってるじゃん。
であれば山下和夫さんの句かな。
和夫さんそう言うんだったらそれでいいと思うよ。
僕はそういう優劣とかないと思うけど。
というわけでした。
亀って文字が面白いから一位だって言われたらそうなんだねと言うしかないです。
諦めですかそれは。諦めたような言い方ですか。
そうなんだねって。
これ以上言っても無駄だみたいなノリを感じます。
いやいやそんなことないよ。本当にしたいように。
大人側に回ろうとしてますけど。
優劣のことを言い出す時点でおかしいなって私は思ってますし、そう言ってます。
僕はそう思うよ。優劣っていうのはないと思う。
じゃあいいですか。
ただ朝倉さんの句の方がよかったね。
小池さんとねこの間お会いしまして。
区会で戦慄スパイラル区会っていうのが東京の大路でありまして。
来ればよかったのに。
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たまたま人少ない会で区会すごいおしゃべりできましたよ。
そうなんですね。
あのーそうなんだ。いいですね。
私は舞台の本番中でして。
まあいいと思うんだよ。人間の時間っていうのは限られてるから。
優劣をつけて、それこそ優劣をつけて。
今はもう現代戦略なんてくだらない。
私は演劇をやるんだっていう判断をその時々ですればいいと思います。
そんなことは言ってません。
間違いとかじゃないと思いますし。
角が立つ言い方するな。
じゃあ最後に小池さんがサブスク、映像系のサブスクどれを使っているのかっていう耳寄り情報だけ教えておこうかと思います。
勝手にですけどね本当に小池さんには申し訳ないんですけども。
小池さんが使っているサブスクはネットフリックスです。
ほう。え、それ広報におっしゃってました?
おっしゃってました。
へー。ありがとうございます。
聞いていただきありがとうございます。
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