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2024-03-22 16:34

Ptf.432 《現代川柳の旅路》我妻俊樹「金星と土星」(17分)

後日記入予定


(※ラジオポトフでは、このスペース【=概要欄】を書いてくださるボランティアスタッフを大量募集しています。具体的にお願いしたい内容は「配信前の編集済ファイルを聴きながら、今田と高澤がしゃべった内容をざっくりメモしていく」というものです。サンプルは、Ptf.290以前の概要欄をご覧ください。ご応募・ご質問はラジオポトフのおたよりフォームよりどうぞ!)

00:04
どうもー。トリコロールケーキの575、今田です。
トリコロールケーキの551、高澤です。
今日は、こんな話をしてみようと思います。
シリーズ《現代川柳の旅路》
我妻俊樹、金星と土星
現代川柳と言いますのは、短歌や俳句にもよく似た575のリズムをおもとする、短いポエムでございます。
川柳と聞くと、サラリーマン川柳とか、シルバー川柳といったような、なんかちょっと風刺っぽい、上手いこと言いますな、みたいなものを思い浮かべる方が多いと思います。
今日は雨が降っていますね。
ただ、現代川柳というのは、そうした風刺を持った川柳、風刺を持った表現ばかりではなく、もうちょっと独特の文学性をも持った、きつねの嫁入りみたいな。
見ちゃったってことですかね。
きつねの嫁入りわかってます?
え、天気雨の日。
あ、そうですそうです。みたいなものでございます。
はい、そんな現代川柳を私どもも楽しなんでおりまして、毎週1回ぐらいはね、現代川柳の話題をやっております。
それがこのシリーズ、現代川柳の旅路でございます。
先週の現代川柳の旅路でですね、私小池雅宏さんのブログ、週刊川柳時評を紹介させていただきました。
そこで小池さんが、上妻さんの川柳をすごい紹介されていたんですよ。
おりに触れて、上妻さんの川柳を紹介されるんですよね。
一度は川柳スパイラルにもゲストで参加していたことがあって、上妻さん。
上妻さんのことは皆さんご存知ですか?
知らないんです。
歌人です。単歌作る方で。
同時にね、川柳も作られるし、小説も書かれるんですよ。
ここがちょっと独特で、いわゆる実話階段。
階段の中でも本当にあったっぽいような体裁で語られる短い小説ですね。
一冊の文庫本に何十も短編が入っているようなもの。
はい。
いろんな人が書かれますよね。平山ゆめやきさんが有名ですけど。
そういうのも書かれると。上妻さんね。
階段作家としての短調もあるわけです。本がね。
僕も一冊たまたま持ってて、これいつだっけ?去年か一昨年かに出た。
03:01
マガマガしいですね。
階段、綾香氏の段と書いて、縦川男子の段と書いて、階段、百物語、うごめきという文庫本、僕一冊持ってます。
これ面白かったな。いつだっけ?2022年です。
でも表紙がジグソーみたいな。
人形。
人形。面白いんですよ。不思議な話ばっかりで。
文庫本一冊に階段を100個も書いちゃって。
すごいですね。
上妻さん、短歌も面白いし、千流も面白いと。
小池さんが何度も何度も引用されていたのが、
沿線の所々にある季節。
沿線の所々にある季節。
という千流を何度も小池さんがご紹介されていて、確かにこれいいよね。
上妻さん、メディアプラットフォームnoteっていうのもやっておられて、アカウントあってね。
チラッと見たら、歌人、小説家、千流作家って書いてありました。
で、そのnoteにも上妻さん、結構千流書かれることがあって、
今3月20日、本日3月12日ですね、に上妻さんのnoteを見に行くと、
一番最新作で上がっている千流が、金星と土星という連作なんですよ。
これが全部で60句多いよね。
上妻さん結構多作で、わーっと面白いの書かれて、
今ザーッとそれを読むと、もう全部面白いと僕は思うのね。
どれを選んでもいいぐらいなんですけど、
あえて1句、今日は上妻さんの連作、金星と土星の中から
高谷さんにお気に入りの句っていうのを1句紹介してもらおうかなと。
ここに渋谷のツタヤの上のスターバックスに来てもらいました。
どうですか?金星と土星の中から。
ちょっと目を引くものがいっぱいあるんですけど。
どれもいいもんね。
じゃあどうですか?もう今回は。
なしってことで。
違います。じゃあこれ。
はい。
コップでも息の映画を見るでしょう。
コップでも息の映画を見るでしょう。
うん。
息っていうのもあの、息ね。息をするの息。
はい。
どういうこと?
なんかこれを読んでパッと浮かんだイメージは、
06:00
ガラスのコップにハーティーを入れて、
中が曇って、それがだんだんクリアに戻っていくのを、
クリアに戻っていくまでの時間を、
映画と称してるのかなと思いました。
うん。
なんと素敵な描写でしょうと思いました。
僕はね、その句についてはね、ない。
何にも。
何にもない。
思いつかない。
どうしてですか?
そう、書いてあるなっていう言葉だから。
書いてあるなって思いますよね、確かに。
もうその、書いてあるだけの面白さのアベレージが高すぎる。
どれも超面白いよね。
もう一個いいですか?
もう一個だけですよ。
うん。
それはなんか意味出ちゃってるよね。
出ちゃってるっていうか、意味が通ってるよね。
これはどういう作り方されてるんだろうね。
そういう句もたまにあるんだよね。
そうなんだろうなーって思った。
うん。
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
でも、
ちょっと僕もね、何か取り上げたくて今探してるんですけど、
かなり、本当にアベレージが高いというか、
これが一番いいっていうのはちょっと言い難い感じがあるけど、
例えばこれかな。
君たちが音楽層を見に来るよ。
君たちが音楽層を見に来るよ。
うーん。
このあがつまさんっていうのは、
現代戦流作家のくれだまなさんが結構お好きな方で、
歌人としてね。
で、交流も確かあるんだよね。
ご一緒にイベントとかもされてたりして、
ちょっとそれは僕行けなかったんですけど、
かなりこの、今読んでるのは戦流ですけど、
確かにくれださんっぽさもあるっていうか、
くれださんが好きそうでもあるよね。
なんか不思議。
ただあるっていう感じが。
くれださんとあがつまさんの句を混ぜてさ、
どっちが書いたでしょって言われても、
僕は区別つかない。
確かに。
電車の路線の沿線に咲いてる花みたい。
何が?
区が。
それたぶんさっき、
沿線のところどころにある気絶って言ったからじゃない?
なんか踏切の脇とかに咲いてる花みたい。
09:03
え、どういうこと?
飛び込み自殺の血がついてるってこと?
違います違います。
いや階段描かれるから。
怖いですね。
禍々しいイメージもありますよ。
だから飾り並べ立てられたものというよりも、
そこにある、あ、綺麗。
ですね。
青山フラワーマーケットで売ってる花ではなくて、
踏切の脇に咲いてる花って感じがする。
あがつまさんのね、階段もさ、
実は階段もさ、
結構ね、なんかロジックがあるようでないストーリーなんだよね。
なんか訳も分かんないのになんか自殺しちゃうとか、
なんでそういうオチになるんだろうっていうのはちょっとこう、
普通の展開ではないっていうか。
階段だとそういうのがあっても変じゃないから、
階段っていうジャンルでも描かれるみたいなね。
階段が好きで描いてるのではないっていうことなのかな。
階段をみんなが読んでるような読み方で読んでるかどうかは分かんないよね。
階段がきっと好きではあると思うんだけど。
すっきりするようなものとか。
そういうのはあんまりないかな、描かれるものはね。
そのノート、あつまさんのアカウントのノートを見てると、
全部が階段とか線流ばっかりじゃなくて、
まあ小説もあるんですよ。階段や線流ではないね。
それもやっぱり普通の小説ではないんだよね。
ブコウスキーっていう小説家いるじゃない。
小説家っつうか詩人っつうか。
に結構似てると僕は思いましたね。
まあ読んでみるといいですよ、ノート誰でも読めますね。
いろんな人のいろんなノートがあるんだな。
にしても60句ってすごく多いですね。
多作ですよね。
去年の年末にアップされていらっしゃる。
短著として小説もありますし、
平岡直子さんとの協調で短歌についての入門の本もありますよね。
あ、そうなんですね。
あと淡妻さんお一人で歌集も出されてて、
それは一番手に入りやすいかもしれないですね。
淡妻俊樹さんのノートを見ればいいと思いますよ。
こうなってくると短歌も気になる。
短歌の方が、なんていうのかな、
状況の説明だったりとか、
もう少しどう思ってたみたいなことが含まれやすいと思うんですけど。
短歌というジャンルはね。
こうなってくると短歌はどういうものを書かれているのか気になる。
一緒ですね。
千流から受ける印象と基本は一緒だよ。
何を書いても面白いって、
クレアさんとちょっとだけ話したことあるんだけど、
12:01
淡妻さんについてね。
何を書いても面白いみたいな結局そういう結論になっちゃいましたけどね。
言葉の使う感覚がまた独特なんですかね。
別にヘンテコな人ってわけでもないし、
ちゃんと理性を持ってこういう千流だとか、
短歌だとか小説書かれるからすごいよね。
アバンギャルドさとかっていうことでもない感じがする。
面白い。
もう一個いいですか、紹介しても。
あと一個だけってさっき言ったつもりであったんですけど。
石つぶてにもパリーグがある。
石つぶてにもパリーグがある。
面白い。これは。
あ、これネットプリントだったんですって。
あ、そうなんですね。
もともとは。
去年、2023年の6月に出されたネットプリントの天才っていうのかな。
そういえば私たちが発表した、去年の12月に発表したネットプリントも
そろそろノートで公開とかっていう予定はあったりするんですか。
そうですね。
なんでちこみちっちゃ。
いや。
そろそろ公開してもいいかなって思い始めました。
たかささんが別にやったっていいんですよ。
いや、それは大丈夫なんですけど。
大丈夫とかじゃなくて、やってください。
今田さんのご都合のあるときに。
いや、やればいいじゃないですか。
ご予定はどうなのかなって。
いやいや、天才、PDF渡しますから、それを映せばいいじゃないですか。
PDFをアップしてもいいんですよ、別に。
あ、そうなんですね。
いやいや、そうなんですね。
返事がおかしいですって。
分かりましたとかなんですか。
じゃあ、アニメを見る時間との兼ね合いでやっていただけたら。
アニメを見る時間が途切れることはないんで。
無限に見ますんで、こっちは。
そっか。
体調が良ければね、そこに差し込んでいただければと思いますけど。
たかささんがやればいいってことにはなんないんですか。
うーん、そうなんですね。
クリエイティブなことをしろとか、そういう負荷はかけてないですよね。
いや。
天才なわけですから。
そうなんですね、はい。
そうなんですねって、意味が分かんないですから。
そうですけど。
はい。
いや、面白いな。
あわつまさんね、そうだよね。
あの、ツイッターもやってらっしゃるんで、よかったらご覧ください。
はい。
ノート本当におすすめだから、あわつまさんのノート皆さんご覧くださいね。
はい。
フォローしてましたっけ?
ラジオブットフォロー。
15:00
分かりません。
ちょっと、インターネット運用はもう、
全部、今田さんがやってらっしゃるんで。
たまたまね。
こだわりがあってそうしてるわけじゃないんで。
今田さんがやってくれたっていいですし。
あ、全部手を入れたいのかなと思うから。
そういうことはないですから。
あー。
はい。
ありがとうございました。
僕が毎朝さ、ラジオブットフのインスタグラムで、
え?まだやるんですか?
高田さんにメンションをつけて、ストーリーズを毎朝つぶやいてるんですけど、
一度もそれをさ、リポストしたことないよね。
あ、一回くらい多分あると思うよ。
ないと思うわ。
すごいよね。
え?
面の皮が熱いっていうかさ。
なんでね。いつ言われるかなって思ってました。
リポストって大変じゃないよね。
うん。
大変ではないんだろうなとは思うけどね。
いいですか、じゃあ。
はい、いいですけど。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
聞いていただきありがとうございます。
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