26歳の絵本作家である夏帆は、初対面の男にいきなりひどいことを言われる。 その男から逃れるため、彼女はありくいの夫婦に東京の西側、武蔵坂へと誘われる。
それからも奇妙なことばかり彼女の周りでは起こる。 彼女の人生はどうなってしまうのか。
3年ぶりに刊行された村上春樹の長編、『夏帆 The Tale of KAHO』を紹介します。
3年ぶりに刊行された村上春樹の長編、『夏帆The Tale of KAHO』を紹介します。
3年ぶりに刊行された村上春樹の長編、『夏帆The Tale of KAHO』を紹介します。
3年ぶりに刊行された村上春樹の長編、『夏帆The Tale of KAHO』を紹介します。
7月3日発売です。
1週間くらいですよね。
これが配信されているのが7月の13日の月曜日です。
10日前だね。
そうですよ。発売から10日後に公開されていると思うんですけど。
僕らももう発売日にすぐ買って、その次の週ぐらいから読み出したっていう。
これは完全にお祭りだったけど、新宿の絹国屋で0時とか、人坊町の三聖堂もそうか。
0時発売ですよね。
そうですね。個人経営の書店とかでも。
入荷次第。
そう入荷した分を0時から発売しているところがありましたね。
お祭りでしたね。
そうでしたね。
実際、新庁に載ってたのがまとまった。
加筆修正はしてると思うんだけど、したのが載ってるから。
元々は一番最初は2024年か。
6月の新庁。これ私買ったんですよね。読みたくて。
そうなんですね。これじゃあ読んでたんですか。
一番最初のやつは読んでましたね。
かほどモーターサイクルのとか。
今回2回目でした。短いけどね。
武蔵境のありくいは、第2章は読んだ記憶がないんで、ここから買ってないんだよな。
買ったとしても、もしかしたら詰んだままになってるかどうか。
新庁。これ2025年の5月号ですね。
1年後ぐらいに続編が出て。
これぐらいの時から、シリーズで一冊の単行本になるんじゃないかって言われてたんですよね。
2025年の11月にかほとしろありの女王。
今年の2026年3月号で完結したというところなんですけど。
だからすでにこの話をもう知ってるよっていう人はいたわけですよね。
そうですよね。しかもこのかほとモーターサイクルのとこ。
第1部のところは、もともと村上晴樹さんと川上美恵子さんの朗読会。
ですよね。早稲田大学のライブラリーで発表された作品だったんですよね。朗読で。
それが後に新庁に小説が掲載されることになったみたいで。
これを朗読でってなかなかドキッとするよね。
そうですね。確かにいきなり出だしからちょっとインパクトがあってね。
捕まえるのが上手いなってすごい思いましたけどね。
まだ収録段階で1週間しか経ってないんですけど売れに売れてるんで。
週刊売上げが紙版記トップ。今年度トップ。紙版記はもう終わってるのか。違った。
今年度トップか。というニュースが売上げが。
知的の売上げが今年度トップっていうニュースがヤフーに載ってましたね。
週刊売上げ10.3万部で今年度最高週刊売上げを記録。
期間が6月29日から7月5日だからこれ発売して2日分ぐらいしか集計されてないけど。
そんだけで10万部超えだと。
今年度初の週刊売上げ10万部超えの本だったと。
初版が25万部発行してるんですよね。
そこからさらに5万部充販されて7月か8月にはもう第2版が出るみたいで。
売れてますねやっぱりね。
すごいよね。出版不況の中で村上春樹の強さを感じますよね。
そうですよね。なかなかね。
じゃあそんな村上春樹の最新作ですがちょっといろいろ話していきたいなと思うんですけど。
まずネタバレなしで今回行こうかなと思います。
ちょっと我々村上春樹の長編ってやると結構前後編で分けて話したりするんですけど。
前編があんまりネタバレなしで後編がネタバレみたいな構成をよくしてるんですけども。
今回1本で配信しようと思ってるんでネタバレはしないようにしようかなと思ってます。
考察もしません。あくまでも感想ベースということですね。
村上春樹さんの作品をネットで検索すると考察をしているサイトとかそういうレビューが結構多くて。
なかなか知識がいたり読みがいたりするんですけどもそういうのはなかなか自分たちもできない。
そういうのは忘れずあくまで感想を話し合うというところですよね。
そうですね。ただ今回でも読んだけどあれは何だったんだろう的なものは結構多いんで。
考察はめっちゃ違いがある。
まあそうですよね。でもそこの答えをこうじゃないかみたいな。
そういう読み方はしない。話はあんまりしないですかね。
考察の定義がちょっと難しくなってくるけどね。あれはああだったんじゃないかぐらいは言うかもしれないけど。
あれがこうでこうでこうなっててこうなんだみたいな。
ミステリー小説を読んでるようなそういう話はしないかな。
これなんか我々このポッドキャスト始めた当初から言ってるんですけどハルキストではないんですよね。
ハルキストの定義は難しいんだけど。
俺くんハルキストさんすごい好きで結構小説ほとんど読んできていますけど。
あとラジオで紹介している作品も結構いっぱいあって概要欄に載せてるんですけどもすごい好きなんですけども。
でもハルキストっていうところには何て言うんですかね。
僕の感覚からすると全然置いてなくてとてもじゃないけどそんな名乗れないっていう。
なんかそんな感じですかね。
あと最近あの村上主義者っていう言葉をよく使われる方も多いんですけどネット見てると。
村上主義者でもない方というような気がする。
ハルキストと村上主義者の違いがよくわかんないですけど。
わかんないんだよねっていう解像度がね。
これもし詳しく知ってる人いたら教えてほしいなハルキストと村上主義者の違いみたいな。
これちょっとあれかな結構迷宮入りしちゃうのかな。
どうなんですかね。
ちょっとAIとかネットで調べたらこんな感じだったんですけど。
あんまり実感としてちょっと持てないので。
もし誰かご存知だったら教えてください。
じゃあそんなわけでちょっと長くなっちゃったけど入っていきたいんですが。
ちょっと我々がちょっとこれまで紹介した村上ハルキ作品なんかは過去回ちょっと見てもらえればなと思います。
どれも結構再生回数がやっぱり村上ハルキは良くてですね。
梅のカフカとかがいいのかな結局今。
そうですよねとか世界の終わりとハードボールワンダーランドめっちゃいいんだよね。
この2大巨島だね。
そうですね。
街と不確かな壁とか。
あたりは再生数いいんで多分あのだいぶ熱入って話してると思うんでもしよかったら聞いてみてください。
ところでじゃあ今回入っていきたいんですがまずちょっと村上ハルキについて紹介ってなると。
なんかもうみんな知りすぎてて特になんか話すこともないかもしれないですけど。
確かにそうですね。
ああれだちょっと今本の著者紹介みたいのがあるかなと思って見たけどないんだね。
ほんまですねこれなかなかないパターンじゃないですか。
さすがないパターンってさすがっすね村上ハルキっすね。
じゃあちょっと他のどこからちょっと持ってきますね。
新庁舎のサイトからいきますか村上ハルキと思ったらやっぱ長いな。
長いねざっくりいきましょうか。
1979年葛名歌を聴けで群蔵新人文学賞を受賞してデビュー。
1987年発表のノルウェーの森は2009年時点で上下間1000万本を売るベストセラーとなりこれをきっかけに村上ハルキブームが起きる。
いやーここすごいっすね。
羊を巡る冒険、世界の終わりとハードボールドワンダーランド、ねじ巻き鳥クロニクル、梅のカフカ1984などの長編がありますと。
日本国外でも人気が高く柴田元彦が村上を現代アメリカでも大きな影響力を持つ作家の一人として表している。
デビュー以来ですね、翻訳も精力的に行っていて、フィッツジェラルド、レイモンドカーヴァー、トルマンカポーティ、レイモンドチャンドラーなど多数の作家を訳しています。
でまぁ、ビートルズやウィルコといった音楽を愛称し自身の作品のモチーフとして取り入れているなともありますが、音楽家、音楽家じゃねーな、音楽2でもありますよね。
という方なんですけど、脱線したかもしれないけど、結構私は村上春樹翻訳好きですね。
なんか読み心地がちょっと村上春樹っぽくなってしまうものもあるんだけど、この村上春樹のレンズを通した、特に基本的に英米か、英米の作品ですけれども、
ここにちょっと読み比べたりともしたものもあるけど、やっぱいいなと思いますね。 そうですね、ラジオでもレイモンドチャンドラーとか、カーヴァーとかやってますしね。
まあちょっとそのあたりも、また多分機会があったら紹介すると思います。 まあそんな村上春樹の最新長編入っていきたいと思います。
これってあれですよね、77歳なんで、ほぼ76歳、5、6、7とか、そのあたりで書いてるんですよね、この作品。 確かに。
これがすごいんですよね。 確かに、こんなみずみずしい話を。 そうですよね、この20代の若い女性の話をっていう。
だからインタビューだと、アメリカの大学で女子大かな、なんかそこで滞在していたときの、なんかいろいろ観察していて、そこがちょっと残ってるみたいな話もあるみたいで。
この漢字ならまだまだ書き続ける気がしますよね。なんかね、カホを読んだ漢字だと、これから、ちょっと街と不確かな壁の時は正直集大成感ちょっとあったから、これで終わりかなってちょっと思ってたけど、
カホを読んだらまだまだこれからも多分書いてくれそうだなっていう、なんかちょっと気持ちを持ちました。
じゃあ、半元のホームページのあらすじを読み上げますね。
私はこの世界の出口を見つけなくてはならない。女性を主人公にした初の長編小説。正直言って君みたいな醜い相手は初めてだよ。
26歳の絵本作家、カホは初対面の男にいきなりこう告げられた。
とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は怒りよりもショックよりもただ純粋に驚いた。
この男は一体何を告げようとしているのだろう。
しかしそれから彼女の周りでは実に様々な奇妙な出来事が起こり始める。
というあらすじですね。
なかなかショッキングなあらすじですよね。
そうですよね。この正直言って君みたいな酷い相手は初めてだよっていう。
これが本当最初の1ページ目に出てくるんですよね。1ページ目の最初の書き出しがこれなんですよね。
君みたいな見にくい相手は初めてだよって。
見にくい。
これなかなかきつい話だなって最初印象では持ちましたけどね。
まあでもそこからどう対応したかってとこから始まるんで。またこれはストーリーのとこで話すかもしれないけど。
この流れになるとちょっと色んな話をしないとわからないかもしれないところになっちゃうんで。
あれなんですけど、このなかなか失礼な気余りない男との接点っていうのもずっと物語の間にちらつくし。
カホは割と全部同様なんで、これ言われた時も冷静というか、まあまあみたいな感じで対応するんですけど。
その中には驚きがあって、なんでこの人はこんなことを言うんだみたいな純粋な疑問があって。
そして最終的にとんでもない変な奴だという楽韻を押すわけですけど。
まあその風にして、でもこの後彼女の身は本当にいろんなことが起きるけど、結構スタンスとしては割とあんまり感情をつけずに驚くみたいなことが結構多い感じがするんで。
そのスタンスで結構行くような気がしますね。
そうですよね。そういう風にして小説が始まっていくんですけども。
ちょっと小説の特徴の話をしていこうと思うんですけども。
まずやはり何と言っても村上春樹作品で結構共通しているんですけど、世界が2つあるんですよね。
現実ともう一つの世界っていう。
気づいたらもう一つの世界の方に自分がいて、現実というか元いた世界に戻ろうとしてその境界線を跨ぐというですね。
元に戻ろうとするという。そういった物語に今回もなっていて。
有名なのって世界の終わりとハードボイルドランドとか1984とかもそうですよね。月が2つある世界。気づいたらそこにいたとか。
迷い込んでいるっていうね。
そうですよね。今回も気づいたらアリクインの夫婦がいて、アリクインやのに声かけてくるとかですね。
あとシロアリの女王とかジャガーとか。動物が多い印象はあるんですけど。
そうですね。今回はね。
そうなんですよね。そういうのがワンスが出てくるっていう。そういうのがいろいろメタファーにもなっていたりするんですけど、結構ファンタジー色強いのかなというのはちょっと読んでて思いましたね。
でもそんな2つの世界。そこを行き来するというか、元に戻ろうとするという。そこが描かれていると。
でもあれだよね。アリクインは結構夢の中でというか、何だろう。意識の中で会うみたいなことが多いけど。
結構夢もそうですね。重要な。
この構造は今までも何かいくつかあったような気がするんで、この不思議な力に導かれるっていうかね。作品でもありますね。
個人的に毎回村上春樹の作品だと悪意が出てくる作品が多いなと思っていて。今回はねちょっと難しいなと思ったんだよね。読み終えた時には。この悪意は何と言っていいんだろうみたいな。
結構今まで明確に悪意が出てきたりする作品が結構多かった気がしていて、その悪意も何とも言えない悪意。
ネジマキドリークロニクルだと渡辺昇っていうなんか象徴的な悪意の塊みたいな人物が出てきたりするし、割と分かりやすい形で、分かりやすいというかもう悪意だよみたいな形で出てくるパターンが結構あるし。
まあ、度合いはどうあれ結構村上春樹作品ってどうしようもない悪意みたいな、なんていうのかな、もう純然たる悪意みたいなのがよく出てくるなっていうのは思っていて、それによってね主人公の人生が翻弄されちゃうっていう、なんかその外部のどうしようもない力にみたいなのはあるんで。
今回もそんな感じではあるんですけど、なんかまたこの悪意の背景というか、この過去に対して、過去の人生を損なおうとしてるというか、こうしてる医師、医師たちというかなんと言っていいのか、そういうものはなんか純然たる悪意から来てるような気もしなくもないし、まあ生存なのかみたいなのもちょっとあったりする、生存戦略、生存本能だったりする。
時もあるのかなと思ったりするし、ちょっと今回はそのあたりはこの悪意というものを毎回村上春樹作品を読むと考えてしまう時あるんだけど、今回ちょっと純然たる悪意という形で、なんか済ますことがなんかできなくはない感じはちょっとしましたね。
はいはい、まあ確かにね、なんかありっくいから見たらなんかあれは悪やけど、でも相手側から見たらそんなに悪なのかなって感じで。まあちょっと確かになんかそうだよね。まあちょっと後で話すけど、この白アリの女王が出てくるんですけど、白アリの女王もだいぶ悪意の塊っぽい感じはするんだけど、でも彼女もね地位を追われてやむなく逃げてきてみたいなところではあるし。
そうですね、あとあれですね、作中で良き物語でしたっけ? あ、そうそうそうそう、そうだよね。確かにね。 なんかね、何回か出てきていて、結構そこは悪意っていうのと、なんか追になっている、やっぱキーワードだなって思いましたね。
そうね、主人公が絵本作家だからね、良き物語を作るっていうところが結構重要なキーですよね。 そうですね、とか周りの人もね、なんかそんな良き物語かな、なんかそんな言葉をね、扱っていたりとかあって、で今ちょっと主人公が絵本作家っていうので、なんか初めて女性主人公の長編小説っていうので帯に紹介されていて、なんかそうみたいなんですよね。
言われると確かに。 いろんな形で女性主人公いましたけれどもとか思ったりはするけど、まあ。 まあそうですね、1984で一人は女性で、単独でってなると初めてっていう、そういうことだと思いますしね。
主人公が一人しかいない状態でってことだよね。 そうですね、おそらく。
でこの主人公の女性、まあ主人公がカホなんですけど、結構普通の女性なんですよね。20代半ばで、外見のところとか勉強とか恋愛とか、そういったのもなんか特別何か引い出てるっていうのはなくて、むしろあんまりパッとしなかったみたいで。
お母さんは美人な人で、お父さんは医者をしていて、自分でも会議をしてるんですけど、お母さんからは結構お母さんが世間体とか地位とかそういうのを気にするタイプで、医者になることを期待されてたんですけど、
カホは勉強とかもできなくて、絵が描くのが好きだし、美大に行って、そのまま今はフリーランスでイラストレーターやったり、絵本作家をやったりとか。そういう女性で。
性格とかもそうなんでしょうね。そんな尖ったところとかなくて、結構普通で。でもあれなんですよね。
やっぱりこの村上春樹作品に通じているところとして、自立して生きるっていうかですね。自分の人生を自分で生きていくっていうかですね。
そういったところが求められているのかなと。その生き方スタンスみたいなところですね。
なので今回の主人公もこの物語を通じて、そうした自立した人間になろうとするというか、そうした成長というのか変化、そういったのが普通の人だけども、真の強いところを見せていくっていうですね。そういったところは特徴的かなと思いましたね。
そうですね。自立した人間っていうのはなんかすごいテーマではあるよね。たぶんね。でも確かになんかすごい現代風って言い方あれだけどなんだろうな。でもどうなんだろうな。母からの期待みたいなのがあって。それとはそごわない形で成長して自立するっていうのは。
そうですね。自立しているんで。ここはもう村上春樹作品によく出てくるスタンスの人ですよね。なんだろうな。どっちかっていうとあれかもな。なんか自立っていうとなんか、まあ自分で成形立ててみたいなイメージだけど。
先進的な事実っていうんですかね。 そうだよね。物事の責任の感じ方というか取り方というか。そういうのがすごく自立している感じがする。そういう主人公が多いよね。幼くてもそうだし、年齢が重なっていたとしてもね。
そういう意味でやっぱり神悪鬼作品の、今までの作品の主人公と共通するところは。 描きたい人間なんだろうなとは思いますよね。
あるっていう感じですよね。あとこれは長編小説ではあるんですけども、その中では短めな方かなと思いますね。単行本で350ページぐらいなんですけど、なんかあんまり脱線がないんですよね。
もう始まりから終わりまでがこのカホの物語になっていて、長編小説っていうと他のキャラクターの話がちょっと入ったりとか、本筋とは関係ない話がちょっと入ったりとか、いらないうんちくが入ったりとかってあったりしがちなんですが、あんまりそういうのはなかったかなと。
もう結構ストレートにカホの物語が進行していくという、そういう意味では躓かずに、一直線にもスムーズに読んでいけたなっていうのが、他の長編とかと比べるとそれ多分読みやすさとかにも繋がってくると思うんですけど、スムーズに読んでいけたなというのは思いました。
そうですね、そこは本当にすごい読みやすかったし、本当なんだろうな、疲れたことなく読んでいけたんですけど、個人的に村上春樹って読みやすかったっけ、読みやすいんですけど、ここまでサラサラサラサラ入ってくるのも自分としてはちょっと意外で、もうちょっとなんか読みにくさみたいな感じながら、ちょっと乗り越えていくみたいなのもあったような気もしなくはないなと思いながら
まあでもすごい読みやすかったんで、たぶんそんななんか本読み慣れてない人でもそんなに本当に疲れることないと思うんですよね、苦労することないんじゃないかなと思いますね
そうですね、Cというと第4章が結構長いんで、4部構成なんですけど、その4章ちょっと長いなというのは思ったんですけど、全然読んでいったら、話は面白いんで、もう意気込みにできるのかなと思いますし。
多分私は合計で4時間かけてないと思いますね、今回、それぐらいのスピードで読みましたね、結構移動中読んでたんで、ちょっと時間の計算があれなんですけど、移動中でもすごいすぐ夢中になれるから、やっぱり村上晴樹っていいなと思いましたね
まあそうですね 例えば先週紹介したモンゴルの祝典とかあれ移動中読むとね、結構ね細切れになるとなかなか そうですね、ちょっと振り返りしないと話が入っていけないんですけど
ちょっと移動中読む本ではないなって思いながら、あったんですけど、このカホはね、電車移動の合間でもどんどん入ってくるし、読み進めることができるし
なんか前後、さっき三枝さんが言ったけど、一貫してカホという女性の物語なんで、なんかちょっと結構頭に残ってるんですよね だから、ちょっと細切れに読んでもそんなに困らないタイプの
そうですね、で一つはあれですよね、作中作でカホが書く絵本の話も入ってくるんですけど、まあまあそこもそんなに、なんかそれで読みにくくなるとかあんまりそういうのもないと思いますので
そうですね、そんなに そんなにボリュームもないので
と、そんなことですが、じゃあちょっと進んでいきましょうか ちょっとストーリーを紹介していきたいなと思いますね
これ四部構成になってて、カホとモーターサイクルの男、武蔵坂井の有食い、カホと城有の女王、そして守護天使と象の卵とスカーレッドヨハンソンという四章になってますね
結構意味深なタイトルがつけられてるんですけど 本当ですね
でカホとモーターサイクルの男、一番最初なんですけど、これ30ページないぐらいかな、の話ですごいサクッと終わるんですけど
カホというこの26歳かな、の本作家の女性がですね、ブラインドデートをしますと、ブラインドデートは相手がわからないで会うデートなんですけど
これはカホがお世話になっている出版社のすごい仲の良い編集者の町田さんという方がいるんですけど、その人がセッティングしてくれたデートで会うと
でまあ会話は全く覚えてないけどまあそれなりに会話をして一通り食事を終えて会計をする間際に最初にも言いましたけど君みたいな醜い相手は初めてだよと
急にブラインドデートした男、これサハラという名前なんですけど、サハラから言われると、でカホはびっくりしてなんでこの人こんなこと言うのみたいな感じになると
それまではむしろ好印象やったんですよね、話もそう、だからそういう的確というか、女性に合わせてくれて、みなりもしっかりしてるというか、清潔感もあってね、パリッとしていて、ちょっと年上ですけど
だいぶ失礼な感じだったんですけど、その時になぜこの人はこんなこと言うんだろうかみたいなことをカホは考えてしまう、何が目的なんだみたいな感じになっていくわけですけど
それでその後サハラは会計してすぐ消えてしまうんですけれども、後日町田さんにどうだったって聞かれると、なんかもううんみたいな感じで適当なことを言って濁すんですけど
その後ですね、サハラの方からもう一回会いたいという連絡が来ますと、そんなことあるみたいになるんですけど、条件としてはもうお酒を飲まなくてお昼間お茶ぐらいであればみたいな感じで会うことにしますと
結構好奇心が芽生えるんですよね、普通だとこんな2回目なんてないけど、あの男性なんであんなこと言ってきたんやろうっていう、何考えてる人なんだろうっていう、ちょっと好奇心が芽生えてきて、2回目ちょっと条件をつけて会うっていう
一回そうちょっと考えさせてもらいますかって言った後に条件出してみたいなことになった、ここで好奇心が摩擦しますと
会ってみたらそのお茶をするわけですけど、まあカホはちょっと遅れていくんですよね、わざとね、行ってちょっと話をしますと
その時に急にサハラさんはバイクのヘルメットを持ってて、なんかBMWか、BMWの1800ccのモーターサイクルに乗ってると
ところで僕はモーターサイクルという呼び名が好きなんだ、バイクとかオートバイとか言うよりはねっていうような話をし始めて、そんな話をしてくるんですけど
なぜもう一度会いたかったかっていう話をしてくるんですけど、あんなこと言って会いに来る君は一体どういうことなんだろうみたいなことを言い出してきて
実はこのサハラさんはですね、こういうことをどうやら何度もやってるそうなんですよね、出会った女性全員に向かって同じような言葉を口にしてきたわけですか
カホが聞くんですけど、その通り、言える話をして、なかなかないやつなんですけど、ディナーを共にして素敵なデザートを食べ終えた後に
あなたのような醜い女性を相手にしてはじめたと、みんなに言ってると、でなぜそんなことをするのってなるわけなんですけど
大半の女性はただ気づくと、深く長く、その反応を楽しんでるのか、いや楽しむというわけではないと、僕としては不思議に思わないわけにはいかないんだと
どう見ても美しいとしか思えない女性たちが、あるいは様子が明らかに水準以上である女性たちが、面と向かって醜いと指摘され必要以上にうろたえたり傷つけたりすることがいらして
カホはあなたは病んでると思いますときっぱりと言うんですけど、そんな感じでちょっとあって、要はカホが他の人とちょっと違う反応を見せたわけですよ、今までね
でそのことをちょっと今までいなかった反応を示した相手だったと、そのことに私は感心したという話をして
侮辱するみたいな、なぜ侮辱するのみたいな話をされるんですけど、それには答えないで
良かったら一緒にモーターサイクルに乗ってみないかという誘いをしてくるわけですよね、それに対してカホは怒りを感じ始めるというところで
私はもうあなたから少しでも遠く離れたいと、そして体について汚れのようなものを綺麗に洗おうとしたいと
で僕から遠く離れるというのはうまくいくだろうかみたいなことを言われるわけですよね、めちゃめちゃ不気味ですよねここね
かなり意味深ですよね それはどういう意味ですかと
君は意外に思うかもしれないが虚偽的なことを言うなら僕らはもう
僕らはもともとそう遠く離れていない、一枚のコインの両面なんだ、裏表、それが世界のありようだみたいなことを言って
またどこかで形を変えて出会うことになるだろう、それは言うなれば運命のようなものなんだ
子供と混乱わざるとに関わらずと言って、カホはもう一度顔を忘れるべきではなかったと後悔をしながら帰るんですけど
でそれの後ね数週間経ってまたそろそろちょっとね自分の顔がちょっと気になってしまうんですよね
でまぁそんなものあってカホはあのその顔に関する絵本を書くんですよね
あーあれですね、夢で見たんでしたっけ、顔のない少女の顔探しをする少女の夢を見て、それが元ネタで絵本を書くんですよね
でその絵本を書いたら結構売れてみたいなところで一回ちょっとこの話は
その絵本を書いたことによって顔探しの絵本を書いたことによってカホはなんか自分自身も救えることができたみたいな
その何かしらのものから救うことができたって感覚を得て最初の章は終わるんですけど
結構なんかここだけ読むとなんか最悪な男が出てきて、不当に傷つけられ、っていうね話したんですけど
そうですね、時系列ちょっと気になりますけどね、このカホってどのくらいのスパンの小説なんだろうっていう
この絵本が出して結構評判になって売れていって、その期間って結構あるんじゃないかなと思ったりとか
その辺って3、4ページぐらい済まされちゃうからね まあそうですよね
確かに第一章は結構時間的なスパンで見たら結構長いのかもしれないですね 意外とそうかもしれないですね
まあでもアリクイも長いけどな次のが、そんな感じなんですけど、で次がですね
武蔵高居のアリクイですと、これはね、これもね不思議なんですよね、急にアリクイが出てきて
ちょっと武蔵高居に引っ越せと言い出すんですよ そう、これがなんか夢の中に現れるんです
いいですかあなたは武蔵高居に越さなきゃいけません、それも今すぐに、そこはあなたのいるべき場所ですと
女子のアリクイに言われるんですよ、なぜそう思ったかわからないけど女子だと思ったんですけど
そして武蔵高居、どうしてみたいになるんですけど まあそうですよね
ちなみに加藤はこの時に足立区の花畑というとこに住んでまして
それも結構足立区の外の方にあるんで、ちょっと私行ったこともないんで全くイメージできないんですけど
花畑という場所に住んでたんですよね、で実際足立区と武蔵高居なんでだいぶ東京の中心を挟んで
真逆東と西みたいな感じなんですけど、武蔵高居に引っ越すと言われますと
彼女はですねその通りにまあちょっと色々右翼屈指があるんですけど
武蔵高居に引っ越すことになります、この時ちょっと面白いのがちょっとおじがいるんですけど
おじと結構仲いいのかな、姉猫とってるんですけど、おじが武蔵高居に全くいい思い出がなくて
もうそのとこやめておけよって言われるんですけど
まあでもあのおじがね結構ね顔が広くてというか、武蔵さんに紹介してくれて
めちゃくちゃいい物件を見つけてくれて、そこに引っ越しますと
ちょっとね駅から通そうな感じですね ね、バスで15分
だいぶ遠いよねきっとね 樋口さんこうやってバス15分も乗ったら
最寄りの駅ってなんかちょっと違う駅になったりすると思うんですけど
最寄りが武蔵高居でバス15分ってことはなんか方向で言うと北の方に
そうなんですね 山の方に行くのかなとかですね
そういうのは考えられますね あの地理的にはね
ちなみにこの武蔵高居ってのは東京の西側中央線だけかな
だから三鷹の 三鷹の次の 次ぐらい
武蔵坂井 あ、ちょっとパッとあれなんですけど
ここら辺ちょっと武蔵なんちゃら多いんで
あれなんですけど三鷹の奥なんですよね東京から見るとね
私何度か降りたことあるんですけど あ、そうなんですか
あ、そうそうあのなんかね運転免許じゃないや車の教習所があって
そこになんか行かなきゃいけない用事ができて行きましたね
へえ、そうなんですか だいぶ昔ですけどね
ちょっとあれですけどそうですね
武蔵坂井があります 武蔵坂井は1回だけ降りたことありますね
結構栄えてるイメージでしょうけどね
あ、じゃあなんかおじいさんが言ってることと全然違いますね
おじいさんが言ってるのはもう何十年前の話かもしれないですけど
大学時代に武蔵坂井でバージョンやったらだいぶ持っていかれたっていう
恨みを持っておりますからね
で武蔵坂井に引っ越してそこで生活をしていくんですけど
その武蔵坂井に引っ越した家の床下にこの有栗が住むんですよ
で有栗は実はさっきそのメスの有栗って言ったんですけど
オスの有栗もいて夫婦なんですよね夫婦の有栗だったと
夫も出てきてこうちょっといろいろ話をするんですけど
なぜこの武蔵坂井に引っ越さなきゃいけなかったかっていうと
その羽田ですねここではモーターサイクルの男がですね実は迫ってきてたんですよね
モーターサイクルの音が聞こえてくると
ねあのバイコンがね
そう第一章で現れたやつですね
そいつからは逃げなくてはいけないということで有栗たちが頑張って
この武蔵坂井に呼んでそしてモーターサイクルの男が決して見つからないような場所というところで
武蔵坂井というところになりましたと
でその辺の経緯を話していって
加藤はこの有栗の夫婦とちょっと会話をしたりとかしながら
ちょっと心を通わせるというかなんというか仲良くなっていくんですけど
でこの二人はですね有栗の夫婦は元々ジャングルに住んでたんで
なんかねブラジルのアマゾンのジャングルですよね
だから地球の反対側っていう
もちろん有栗なんで主食はシロアリなんですよね
なかなか日本のシロアリまあそもそも少ないのに
さらになんか日本のシロアリはあんまりおいしくないらしくて
そうブラジルのアマゾンのシロアリはなんか甘くて
まあおいしいんだけど日本のはちょっと違うっていう
それであれですよ有栗の夫の方がね日本の環境になれなくて弱ってしまうっていう
この有栗の夫婦なんですけど実は子供がいたんですけど
邪悪なジャガーにですね
ジャングルの邪悪なジャガーに殺されてしまいましたということが話があって
彼らはもうそういうものに脅かさない場所としてこうやって逃げてきた
ある通路を辿ってこのジャングルから
このムサシ世界に逃げてきたんですよね
これあれなんですよね有栗とジャガーって検索すると本当に天敵同士なんですね
ジャガーって大有栗にとってのそういう動画とかもあって
それでこれ書いてるの本当なんだって思いましたね
なんか単純にジャガーが肉食だからとかじゃなくて
そうそうそう
ジャガーにとっては
そのブラジルのジャングルの中での敵関係って言うんですかね
そうなんだ面白いな
じゃあもうかなりそこの設定を持ってきたわけですね
そうですねちゃんと自然界の設定がちゃんと反映されてる
設定がちゃんと反映されてるんだ
そうですよね白有栗ジャガーっていう関係がね
でこの邪悪なジャガーなんですけど白有栗
ブラジルの白有栗をですねこの有栗の夫がね求め始めるんですよ
でどうやらちょっとこの手に入る場所があるらしいと
ただちょっと我々はいけないのでちょっと加藤さんそれを取ってきてくださいという依頼があって
なんとってなるんですけどそれがもうなんかどう考えてもこう密輸なんですよね
で白有栗のなんだっけなホルモン漬けじゃなくてオイル漬けかオイル漬けだ
オイル漬けの白有栗があるんでそれをちょっともらってきてくださいと
手数は整ってますっていうことで
でどうやって取りに行けばいいのって言ったら
その武蔵境にある商店街の中に
研ぎ屋というね包丁とか刃物を研ぐお店ですよねがあって
でそこに白有栗の瓶詰めを渡してもらえるんで行ってくださいと言われて行くんですよね
だいぶかなり不気味なとこなんですけど
行ったらまあ本当はね最初あの何でもいいから
研ぐものを持ってってくれってカモフラージュのためにって言われたんですけど
ちょっとカホはこの時忘れてしまってないってなっちゃうんだけど
結局やってもらえると
でどのような御用でこちらでいらっしゃるんですかって白有栗ですと
白有栗を頂きに行きましたと
で名前を名乗ると
あ確かに預かり物はございます
ただ白有栗ではなくブラジリアンナッツですと
栄養が高く美容にも効果がありますと
南米でしか取れないものみたいな
でそれを受け取って白有栗という言葉は二度と口にしてはなりません
言われながら
もし次回ここに来ることがあれば包丁かナイフを必ず持参してくださいと
それがここのルールですと
言われてなんか結構怖い感じなんですけど
無事にねビンを二つ持ち帰ってきて
おそらくその中身が白有栗なんだけど
ブラジリアンナッツをね持ち帰ってくるんですけど
であの有栗はそれを食べれたらかなり元気になってきて
なんとかなったと思ったんですけど
でまたちょっと白有栗のビン詰めを取ってきて欲しいと言われるタイミングがまた来るんですよね
でまたちょっと入荷したんで取ってきてくださいとなるんですけど
でもう今回が最後ですよって言いながら加藤は取りに行くんですけど
そしたら店主に二本の包丁を今度はちゃんと持ってきたんですよね
でやってもらったらかなり鋭く切れるようにやってくれて
でブラジリアンナッツがいるんですよねって言われてはいって答えて用意できてますよって言って持ってくるんだけど
で包丁をしまって全部持ち帰ろうとする時に急にですね包丁をしまっちゃいけないという声が聞こえてきて
はいここから聞こえるんですよねそうそう
えってなって振り向くとねそこには有栗の男がいるんですね
でその包丁をしまっちゃいけないともう私の姿あなたにしか見えていません
でその出歯包丁を手に持ってその男を差しなさいと
いきなり言い出すんですよねで何を言い出すんだこいつはとなるわけですけれども
実はこの目の前にいる男がですね邪悪な男で悪のゴンゲだと
ブラジルのジャングルで私どもの可愛い2匹の子供を食い殺したジャガーだったと
言い出すんですよねこの人間は既にこの邪悪な獣に乗っ取られていますと
異例物のようなものですと私を信じて抹殺してくださいと
でちょっとこれね人を殺さない血なんか見たくないみたいになるんだけど血は出ませんみたいな
今まだ実体物がないからみたいな感じであやこやするうちにちょっとね
結果的にこれ加藤はこのジャガーを刺すことになるんですけど
ジャガーがですねうなり声を上げるわけですよね
でそれから目を覚ますと家か家に戻っていて
寝ていたと深い眠りから覚めるんですけど全く説明のつかないことばかりだけれども別にニュースを見ても
棘屋の店主が刺されたみたいな話はないしこれは大丈夫かなでもあの場所にずっと近づかないでおこう
あれですね出馬傍聴があるんだよね
聞いてもらったあって起こったことは間違いなく本当なんだろうと
でアリクインはそれ以来ですね姿を見せなくなりましたと
おそらくジャングルに帰ったんじゃないかなという感じですね
これも面白いですよね加藤がその店主を刺せって言われて躊躇するんですよね
そんなのできないってそうしたらねアリクインの夫にどんって背中を押されてね
なんか不可抗力で刺してしまってなんかこれ結構面白かったですけどね
アリクインが結構この時に自分はなんかこっちが悪い奴なんじゃないかみたいな
ちょっと思ったりもしましたけどねまあまああってその後あれだねアリクインの絵本を書くんですよね
そのアリクインの絵本がめちゃくちゃ売れるんですよね確かねこの章じゃなくて次の章だとアリクインの本が売れてることなんだっけ
あれ違ったっけこのアリクインの本バカ売れするよね
その後3章に入った時に確かどこかでアリクインの本がすごい売れたと人気の本になったという話がどっかにあったんですね
感じですねっていう感じでちょっとこのこの2章はだいぶファンタジー色が強いというか急にアリクイン出てきて邪悪なジャンルが出てきてそれを退治するっていう
だいぶアリクインに助けられたはもいるけれどもだいぶ助けることにもなるっていう
かしこりがあるわけですよね そうですねうん
でもなんでアリクインなんだとかちょっと思ったりはしましたけど村上春樹さんの本で使い道のない風景っていうですね
まあちょっとあの写真プラス文エッセイの中でフランクフルトの動物園で見たアリクインの夫婦のことを書いててですね
これが94年に出てるんですけどさらにその8年前ですかね 8年くらい前にフランクフルトの動物園で
なんかアリクインの夫婦がすごいピタッとくっついてて1個の丸ボールみたいになってて で
そうこれ以上しっかりだけ抱き合うことはできないんだろうと思うぐらい しっかり抱き合ってて1時間ぐらい経ってまた
様子を見に行ったらまだくっついててっていう まあそれだけなんですけどでもなんかその文章の中ではなんか今でも何かの
おりにそのフランクフルト動物園のアリクインの夫婦のことを思い出すって 書いててですね
そうまあやっぱりそこがちょっと残ってたのかもとか これちょっとあの村上春樹に詳しい人にこの本にアリクイン出てましたよってちょっと教えてもらって
なるほど そうそうちょっとね読んだんですけど
でそんな感じなんですけどちょっと長くなってきちゃってるんでもうあとはもうこれここまで2章までなんですけどただ3章4章が長いんですよね
100ページずつぐらいあるんでなんかこの1章2章合わせて100ぐらいで そこからあと2章がこうあるんで実は3分の1ぐらいの内容しかまだ話したいんですけどちょっと3章
ざっくり話すとこのカホとシロアリの女王なんですけど カホの母親が別人になってしまったんですよねこれ浦和に住んでるんですけど
埼玉県浦和に住んでるんで武蔵坂から1時間ぐらいだったかな まあ距離は結構あるんですけど電車で行くと結構近いみたいなところで
そんな距離感のとこであるんですけど実はこの母と結構角質があるんですよね なんていうかな母は結構いいとこの女性というか生まれの
裕福な家庭で生まれたのかなとかで母としてはなんていうのかなそのステータスみたいなの すごく気にする人ででその結果あの医者である父と結婚したんですよね
ただその医者がもうなんていうのかその待ち医者みたいな感じなんで なんか思ってたものとは違ったみたいなんですよ
で結構そのことに対して多分めちゃくちゃ自分の人生的な不満に思っていた カホにもねいろんな期待をかけていたんですけれども
それが医者になってほしいとかあったんですけどそれが叶わず 絵本作家になってしまったとこれ絵本作家になることってめちゃめちゃすごいと思うんですけど
何万分の一の確率の成功だと思うんですけど なのにそんなことに全く価値を見出さないと
でカホ視点から見るともう母はもうこうだと決めたらもうそれはそういうものとしか考えない
しまあなんだろう0-100の考え方が強い人なのかな まあ自分のこの考えが結構絶対みたいなところもあるんで
なんというかそんな感じで結構その母の理解者というわけではないし カホも母のことはそんなに仲良くがない感じですと
これをなんと言っていいのかわからないですけど確実という言葉出てくるんですけど 母なんですけどたまたまちょっと裏輪にですね
2泊かなする日があって行ったら明らかに別人になっていたと 別人というか別に顔が変わってるわけじゃないんですけど
着る服とまとってる空気みたいのがちょっと派手になってたんですよね 見た目もなんかねちょっと若々しくなってるんですよね
まあちょっとねならしいんですけどでカホはこんな母を見て何日目かにいやこの人は全く別人になってしまったと
気づくんですよねでそれに対して父はどう思ってるんだろうと 父は逆になんかやつれてるんですよね
かなりこれはなんか良くないことがあの裏輪の実家で起きてるんじゃないか みたいな感じになってきてこの子ともですね
アレクイに相談しますと床下にアレクイさんって言って相談いませんか ちょっと相談したいことあるんですってなるとその日の夜夢に出てくるんですよね
アレクイはもうブラジルに はいはいサバンナのヤギがブラジルの人聞こえますかって言ってんのと同じノリですよねこれ
ブラジルのアレクイ聞こえますかって言って ブラジルからこうあれなんだよね意識のなんだろうなんだっけなんて言ったっけな
回路を通じてあるエネルギーを使って来てくれて話すんだけど そのエネルギーもかけられてるんで長時間は話せないんですけどみたいな空気
中でアレクイにこういうことが起きてこういうことが起きてみたいな 良くないことが起きてますね
それは間違いなくシロアリの女王ですとあなたの母にはシロアリの女王に乗っ取られようとしています ということになってえーってなっていくんですよね
ここが後半のキーになっていくんですけどもこのシロアリの女王に乗っ取られそうになっている母と
カホそしてここにまたモーターサイクルの男が絡んできて 話がまた2点3点していくようになってきますね
第4章のタイトルが守護天使と象の卵とスカーレットヨハンソンという形になってきて ちょっとスカーレットヨハンソンってあの女優のスカーレットヨハンソンではなくてですね
童話とは言わないですけどなんかそういうのにちょっと近いような 話の作り方だったのかなっていうねちょっと思ったり
しますねなんでなんかそんな構えずに スーッとねやっぱりなんか話が入っていくところとかもね
そうかなって思いましたしいやなんか印象に残ったところとかあります? 私ねいやすごい色あるんですけどそうですね何だろうな
なんかねいつもね村上晴樹作品を読む時にちょっと今回完全に失念してたんですけど 一番最初にヤレヤレって出てくる時いつかなちょっといつも
やってて途中からあれそういえばヤレヤレって出てきたかなみたいな
必ず大体ヤレヤレって言葉出てくるじゃないですか 今回出てきてないなと思ったんですよ途中200ページ後半がもう300ページ
入り あー300ページの手前ぐらいか
あれヤレヤレ見つかんないなと思ったんですけどなんかそれをふと x で呟いたら
村上晴樹的羊男さんが回答してくれて5回出てきてますよって すごいですね
5回でも出てきたみたいになってちょっと今完全に私のヤレヤレセンサーがこう鈍ってるのはもうびっくりしました いやもう一つもそれは気づかなかった
いやー街とふたしかな壁の時は出てきたと思ったのをよく覚えてるね あーそうなんですか
えーとここで誰がそんなヤレヤレ いやそうだよね女性主人公の加藤がさ
加藤ヤレヤレって 加藤は言わなさそうだよねだからおじさんとかさはらとかそういうキャラなんですかね
あ、おじさんかな あーそっかそっか
あ、それで言うとおじさんのキャラはめっちゃ好きでしたね あー確かにねなんか
いいキャラしてますよね なんかすごいノリがいいっていうかなんか適当っていうか
額がない風でちょっと額があるとこはいいっすよね でもなんかやっぱりあれなんですよ見打ちがほとんど加藤と加藤のお父さんしかいないから
すぐ加藤を可愛がってて 気にかけてるよね そう面倒見がすごい良いっていう
このおじさんもねなかなかちょっと考察しがいのある人で あはは そうですね多分呼んだらはいこのおじさんって実はこうなんじゃないかとか
色々想像はしてしまいましたね 必要な時にね結構助けを出してくれたりはしていましたからね
そうですねあと僕はなんかこの都議屋の店主がやっぱ刃物を磨くことにかけてはすごい人なんですよね
なんかもうこの道ではみたいな感じだったよね そうそうなんですよ
ちょっとこの村上晴樹さんになんか重なりましたね なんかこの小説を現実の世界ともう一つの世界っていう二つの世界を書き分けるっていう
なんかそこの作り方というかそこに対してはもうめっちゃ磨いてて自分のやっぱりなんかやるべきことはこれだみたいな
都議屋の店主もなんかもう刃物を磨くことにはやっぱり自分はもう刃物を磨くことにこそが自分のやるべきことなんだっていう
そういう人かなと思いますどう受け止められるかなんともあれなんですけどそこはちょっと重なりましたね
でもだいぶ特殊な感じでしたよねあの都議屋の店主ね そうですね
なんか口調もいいでもまあ物分かりのいい そうですねやっぱなんかそのちょっとロープレっぽくなんかちょっと思っちゃいましたけどね
あーなるほどね 都議屋の店主のやっぱり研いだ刃物だから相手をさせるっていうか
成し遂げられることがあるんですよね そうですね 確かに でそれを取ってこいって言われるっていう
あとでも個人的に私がちょっと気になったのはあれですね作中作の絵本 ミソラーという主人公まあこれはもちろん加藤が書くんだけど
で加藤も書いてる間にこの物語がどういう方向に行くかわかんないまま書き始め わかんないままどんどん書いていってこうなってこうなってこうなってくんだみたいな感じなんだけど
従来の村上晴樹作品だったらこのパートがすごい長いイメージがあるんだよね どんどん入り込んでいっちゃうみたいな
今回はそれなり長いけどあっさりとまでは言えないんだけど 思ったより短いなと思って
ボリュームは全然なかったのかなって印象ですけどね そうですね従来の長編だと作中作が長くてリアリティが出てきて
なんかその現実とちょっとね 影響を及ぼしてはいるんだけれどもみたいな まあまあそうですけどなんかその境界線が曖昧になっていくみたいな
確かに今回のはそうでしたね どうもありましたね 今回面白かったなと思ったのはなんか作中作作品の中で加藤が構想する絵本が何作品か出てくるんですけど
結構やっぱ終わり方を気にしてるんだなって ああ 確かに やっぱり作ってるのが絵本っていうので
やっぱりこの終わり こういう終わり方じゃダメだなとか
なんかその読者とか編集にこれはちょっと認められないだろうとか 結構なんか心配するんですよね 自分が夢とか体験したことを絵本に落とし込もうとしたら
いやでもこの終わり方はちょっとないなってね 結構ねそれが何作品かに最後の終わり方についてね そういう同じような
そうふうに思うっていうところとか 出版社のこと気にしますよね 絶対語を渡さないだろうみたいな それ面白かったですね
ジャガーのとことか思ったより書いてみたら怖くなかったみたいな そうですよね 確かに確かに
ちょっと加藤 こんな感じでやってきたんですけど 正直ちょっとあの村上春樹をすごい
まだ読んでない人でも多分読みやすい作品で終わったんじゃないかなとは思いますね もっと長い
ねじ巻きトリクルノニクルとか 結構読むと大変だと思うんですけどこれこれだったら多分5時間6時間あれば読めると
思うしどうなっても そうです ぜひちょっとね少し村上春樹の世界を楽しみたいになったら結構お勧めじゃないかなと
思いますね そうですね これは何でしょうねこの各章モーターサイクルのことかアリクイとかシルアリーの女王とか
あとはね守護天使像の卵スカーレットヨハンスンっていう 単語を切り取るとなんかそれとそれがどう繋がるのって思うことばっかりなんですけど
読んでるとそうそこがこういうことかって なんかねピタッとなっていくんですがその辺のこの繋いでいく感じっていうんですかね
そこがすごくすごいなぁと思ってですね なんかこれだけ独特なキーワードを自然とこのスムーズに繋げていって一つの物語にしてしまうっていうですね
こういうのはなかなかないんじゃないかなと思う 村上春樹さんのやっぱり小説の面白いところなのかなって
そういうのもちょっと思いましたね 確かにね、やっぱり村上春樹節はすごかったですね
ありましたね そうですね、やっぱり長編って言うとやっぱりどうしてもちょっと重ためのずっしり読みごたえのあるものとかですね
そういうのを期待するところもやっぱりあったりはするんですけど この作品はやっぱりどっちかというと読みやすくて
そうだね でもなんかそんな構えずにスッと読んでいけるっていう
そこのすごいそれを楽しめるところがいいなと思いましたね じゃあそんなわけで是非まあちょっと読んだ人ともまた話したいんで
なんかあれば読んだ方がいたらどっかでお会いした時には加藤の話をしましょう そうですね
じゃあそんなところでしたいと思います 次回なんですけど次回も村上春樹をちょっと紹介しようかなと思ってまして
この機会なんでもう一冊ぐらい村上春樹を読んでみたいなと 読み返してみたいなになるんですけど思ってましてちょっといろいろ迷った結果
アフターダークにしました スプルトニックの恋人とかちょっと候補は他にもあったんですけど
アフターダーク久しぶりにちょっと自分は勝手にちょっと似たような感じを
なんだろうなスケール感っていうかなんていうか この感じにちょっともう勝手に感じたんでちょっと今回アフターダークで行きませんかという
形で相談してなりました ちょっと来週はアフターダークを紹介したいと思っていますお楽しみに
番組の最後になりますがメルマー会員募集しております無料版有料版でございます 無料版はですね海外文学ニュースとこれから紹介する本をお送りしております
有料版はですねサポーター特集という形になっております 我々の意気農な編集工具をお届けしております
詳しいことは番組のように記載しておりますのでそちらご確認ください 番組の完成やリクエストまたこの番組を聞いて紹介された本を読みました
読み返しもしございましたらハッシュタグそれとミニ子たちをつけて教えて頂けると大変嬉しいです エックスやインスタの投稿などでお待ちしております
メッセージフォームを番組情報に載せます積極的に拡散共有してあげると助かります でまた来週ありがとうございました