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第230回 現代モンゴル文学の傑作、死んだ修行僧が残した謎『シュグデン』グン・アヨルザナ著
2026-07-06 43:31

第230回 現代モンゴル文学の傑作、死んだ修行僧が残した謎『シュグデン』グン・アヨルザナ著

spotify

文学ラジオ第230回の紹介本


『シュグデン』

グン・アヨルザナ著、阿比留美帆訳、春秋社

https://www.shunjusha.co.jp/book/b10166230.html


パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!


【今回の内容】

2週連続で春秋社アジア文芸ライブラリー/現代モンゴル文学の長編小説/青海省を舞台とするミステリー仕立ての展開/チベットとモンゴルにおける複雑な歴史的背景/仏教思想の深さとセルドク・ゲゲーンなど実在する人物が登場/奇数章と偶数章で交互に切り替わる二人の視点/優秀な警察犬ホアンディの不可解な急死/モンゴル人のルーツ探しと『死者の書』の発見/禁忌とされている神シュグデン信仰/警察官セルジャムツと僧侶サマンダが抱える弱さ/アイデンティティの確立と妻との関係性の変化/解釈の幅があるラストシーン/次回予告


【参考情報】

春秋社アジア文芸ライブラリーのシリーズ

⁠https://www.shunjusha.co.jp/search/s19013.html⁠


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版元サイトより

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万城目学氏(作家)推薦!

「はじめて私たちの前に現れるモンゴル現代文学。はじめての手触り。はじめての語り。しかも、ミステリー。どこへ連れて行かれるのか。固唾を呑んで楽しもう。」

現代モンゴルの長編小説が日本初上陸。仏教僧院で起きた不可解な銃撃死事件。警察犬トレーナーのセルジャムツは、故人の親友サマンダと出会い、事件の謎を追う。やがて死の謎は禁忌とされる忿怒尊《シュグデン》の信仰が関わっていたことが徐々に明らかになる……。現代モンゴルを代表する人気作家による、分断された民族の歴史の記憶とアイデンティティを問いなおす壮大な物語。


【文学ラジオ空飛び猫たち】

硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役はダイチとミエの二人。毎週月曜日朝5時に配信。

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サマリー

このエピソードでは、グン・アヨルザナ著『シュグデン』が紹介されています。この作品は、現代モンゴル文学の傑作であり、日本で初めて翻訳された長編小説です。物語はチベット文化が色濃く残る中国の青海省を舞台に、仏教僧院で起きた不可解な銃撃死事件の謎を追う警察犬トレーナー、セルジャムツの視点と、亡くなった修行僧の親友であるサマンダの視点から交互に描かれます。 物語が進むにつれて、事件の真相は、この地域で禁忌とされる神「シュグデン」の信仰と深く関わっていることが明らかになります。また、セルジャムツが自身のモンゴル人としてのルーツを探求し、アイデンティティを確立していく過程も描かれます。作品はミステリー仕立てでありながら、チベットとモンゴル間の複雑な歴史的背景、仏教思想の深さ、そして登場人物たちの人間的な弱さや葛藤を通して、分断された民族の記憶とアイデンティティを問い直す壮大な物語となっています。実在の人物が登場する点や、解釈の幅が広いラストシーンも特徴的です。

はじめに:『シュグデン』の紹介と作品の概要
チベットの僧院で起きた不可解な僧侶の殺人事件。 その謎を追う警察犬トレーナーのセルジャムツだったが、着任早々、相棒の犬も原因不明の死を迎えてしまう。
セルジャムツは愛犬の死を悲しみつつ、僧侶殺人事件の謎を追ううちに、禁忌とされた神、シュグデンの信仰を知ることになる。
さらに物語では、セルジャムツがモンゴル人である自身のルーツをたどり、新たなアイデンティティを築き始める。
日本で初めて紹介された現代モンゴル文学、文・アヨルザナのシュグデンを紹介します。
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛猫たちです。 この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私大地と三重の二人でお送りします。 文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは、文・アヨルザナのシュグデンです。 アビルミホさん役で、神獣舎から2026年に出版された本になります。
前回に引き続き、神獣舎アジア文芸ライブラリーからの一冊となります。
初のモンゴル文学。前回もね、初のインドネシア文学でしたけど。
ちなみにこのシュグデンなんですけど、現代モンゴル文学っていう枠組みだと、もしかしたらこれしか翻訳されてない感じがしますね。
役者、あとがきでも、90年の民主化以降、モンゴル語で書かれた長編小説として、日本で紹介される初めての翻訳となると。
モンゴルの小説が読める機会っていう、90年の民主化以降、なかなか日本ではなかったのかなと。
そんな中で、ついに翻訳が出版されたと。
なかなかな、結構衝撃作ですよね、これ。
そうなんですよ。僕はめっちゃ衝撃行きました。
去年読んだマーリー・アルメイドのやつをつけて、翻訳大賞の。
あれ面白かったからね。
インパクトあったんですけど、すぐその作品に重なったんですよね。
まあ確かにね。
これはもう、またとんでもない。
国の独自の内覧というかね、内部のことが結構書かれてますもんね。
そうなんですよね。だから始まりはね、やっぱり主人公の物語なんですけど、
でも気がついたら、もうその国の分断であったりとか、大きな話、そっちになっていってるっていう。
そうなんだよな。
このダイナミックなところがすごい良かったですね。
いやーでも、なんか何と言ったらいいのかな。
これは色々話すけど、結構理解度が多分追いついてない感じがするんですよね。
はい、ありますね。
ただそんな状態でもなんかこう解像度が結構上がるっていうか、
このモンゴルとかチベットとか、あの辺りにおけることに関する、
だいぶこの、読む前の状態から比べたらだいぶこのなんだろうな。
こういうことなのかみたいなのが結構見えてきた作品ではあるんで、
これなかなかすごいですよね。
そうですよね。やっぱりこの宗教であったりとか、テーマなんで、
ちょっと知らない言葉とか出てきたりもするんですけど、読んでもいけるんですよね。
そうそうそうそう。それはすごいよね。
そうですね。まあ確かにそんなになんていうか、知らない単語があっても、
なんかその言ってることですかね。なんか登場人物とか。
だからそこは特に理解できないことを言ってるとか、そんなのは全然なくて、
本当にちゃんと読んでいけるっていう。しかも面白いっていう。
そんな感じなんですけど、まずこの祝伝、いつも通りですね、ちょっと著者を紹介したいと思います。
グン・アヤルザナさんですね。1970年、モンゴル国バヤンホンゴル県生まれとなっております。
現代モンゴルを代表する小説家、詩人、翻訳家となっていて、
著者グン・アヨルザナと作品の背景
モスクワの合力文学大学留学中に、民主化という歴史の転換期を迎えたと。
留学中に、さっきミエサイ言ってましたけど、民主化があったですよね。
その時の転換期を、モスクワでその時に至ったことですね。
ポスト社会主義世代の先頭に立ち、幅広い創作活動のほか、
多くの外国文学翻訳や論評を通じて、
モンゴル文学の刷新と発展に大きく貢献したとありますね。
ちょっとこれ、役者跡書きで書かれたんですけど、
めちゃくちゃ村上春樹とかも役してるっぽいんですよね。
だからこのモンゴルに文学の良さというか、文学そのものを広げてる人なんだろうなと思いますね。
そんな先に入っていきたいと思います。
じゃあですね、ここから刃元ホームページのあらすじを見上げたいと思います。
現代モンゴルの長編小説が日本初上陸。
仏教僧院で起きた不可解な銃撃死事件。
警察犬トレーナーのセルジャムツは、個人の親友サマンダと出会い、事件の謎を追う。
やがて死の謎は禁忌とされる宿伝の信仰が関わっていたことが徐々に明らかになる。
現代モンゴルを代表する人気作家による、分断された民族の歴史と記憶とアイデンティティを問い直す壮大な物語となっております。
いやこれだけ聞いても何が何だかっていう感じだと思うんですけど。
まずですね、これそうなんですよね。まず形としてはミステリーなんですよね。
殺人が起きてその真相を追っていく。
まあそうですね。しかも主人公の人類は警察官ですもんね。
まあそうだよね。側だけ見たら超王道ミステリーだよね。
なんですけど、警察官もね、だいぶ詩的な感情で動いてるんで。
詩的な感情でこの事件に入り込んでいくんで。
なんというか、警察官らしいみたいなところをあんまり自分は読んでる途中から感じなくなっちゃったんだけど。
もう一人のモンゴル人っていうところにだいぶフューチャーされていくんですけど。
このあらすじの後半には、分断された民族の歴史の記憶とアイデンティティっていうところがかなりこの小説のテーマにもなっていると思うんですね。
なんでこのミステリーの革をかぶった完全なるこのアイデンティティの物語だなと思いましたね。
しかもかなり深い話ですね。
ちょっとストーリーでも詳しく話すかと思うんですけど、
この物語の舞台がですね、聖海賞というところになってまして。
ここでちょっと話しちゃうと。
ちなみにこれ2011年に書かれたんだったかな。
2000年代ぐらいのあたりが舞台になってると思うんですけど。
舞台は聖海賞というところです。
ここは中国ですね。中国の土地ですね。
ただ、場所としてはチベットの文化がかなり色濃くある場所で、
行政区としては中国なんですけど、文化的にはかなりチベットみたいな場所なんですよね。
かつ、モンゴルの一族もかなり住んでいるというですね、複雑な場所です。
宗教的にはもちろんチベット仏教が主流なのかなというところですね。
というところでかなり複雑なんですよね、この場所が。
そうですね。モンゴル文学と言いつつ、
モンゴルという国の中ではないんですよね、舞台が。
そこがポイントですね、やっぱり。
ただこれ主人公が2人いるんですけど、主人公2人はモンゴル人なんですよね。
さっきから出てきている警官なんですけど、
彼も所属しているのは中国か、中国の警察なわけですよね、もちろん。
ただ、モンゴル人なんでモンゴル語がわかるんで、
今回の件で重宝され始めるっていうところがあるんですけど、
その辺が物語のスタートではあるんですけど、
彼自身もですね、気づかないうちに自分のアイデンティティっていうのが、
民族のいろんな流れの中で、歴史の流れの中で失われてしまっていたというか、
もう自分で遡らないと分からなくなっていたみたいなところもあって、
この辺りは物語としては土地に絡めていろんなことも描かれるし、
このチベットとモンゴルっていうところの関係性も結構見えてくる話ですね。
っていうところなんですけど、実際にかなり物語の途中で細かく、
本当に調べたらもっと多分、私からすると解像度が全くなかったので、
これを読んでる時に結構細かく描かれてるなと思ってたんですけど、
もしかしたらね、結構このチベットとモンゴルの仏教の歴史からすると、
結構大枠の話なのかもしれないですけど、しっかりちゃんと出てきますね。
こうなってこうなったみたいなのが。それは結構丁寧だなと思いましたね。
その辺りも語られますし、
またそれぞれの仏教の歴史、仏教の中でもいろんな宗派があると思うんですけど、
それの盛り上がりに合わせてこっちの神が変わってしまったり、
変わってしまったりというか、信仰を妨げられるというか、制限されるというか、
そういうことも描かれてまして、経緯なんかも含めて描かれてまして、
なかなかこのモンゴルというものに属している人たちが、
その時々の流れによって結構分断というか、
あらずには分断って書かれてましたけど、思想や文化を植え付けられたりとかしたりしていただろうなというのは、
ちょっと垣間見える作品でしたね。
そうですね。なんかね、作品の本筋は何かそういう人が死んで、それの謎を追うっていう話なんですけど、
そこからちょっと外れたところで、例えばモンゴルから来た学者の一行がいて、
それはとあるモンゴルの人の本を書こうとしている人たちで、主人公のジェルジャムスが、
学者にモンゴルという国の歴史を聞いて教えてもらったりするところとかもあって、
そういうところとかすごいね、モンゴルってこういう風な歴史があったんだっていうのが分かるという。
そうね。
そんなのがもう何箇所もあったりしますし。
これはでも多分もうちょっと詳しくなるには、もう何回かそのその該当部分を読み直したりとか、
他の文献が必要だよね。
これ、祝殿読んで、読んでからモンゴルについてとか、チベットについての本とか、読みたくなりますね、やっぱり。
ってところですが、でもちょっと繰り返しになっちゃうかもしれないですけど、
これ全然その辺りのことが、多少理解度が追いついてなくてもですね、
このミステリー要素というかミステリーの作りをしてるんで、どんどん読んでいけるんで、
そしてしかも割とこう面白く読めるというか、結構迫ってくるものが結構あるんで、
この辺りは解像度絶対上がるんですけど、読んだら絶対上がるんですけど、
上がりきらなくても読み進めることができるかなと思いますね。
で、あとお伝えしたいのはですね、これ良かったところはですね、
やっぱ仏教の話なんで、やっぱ仏教思想ですよね。
食うとかね、生きるとはとか、あと煩悩についてもいろいろ書かれたりするんですけど、
その辺りが下達するとかね、悟りとかね、その辺りのことも結構書かれてて、
やっぱそのことに対して仏教悟りを開いてらっしゃるような方々との会話とかがあったりして、
物語の舞台と複雑な歴史的背景
結構そこの会話は結構考えさせられるセリフが多くて、
やっぱ仏教ってすげえなっていうのがなんか思いましたね。
うん、確かに。
全ては幻想だっていうね。
あとやっぱり前世来世の感覚がすごく強いですよね、この辺の方々は。
そうですよね。
モンゴル・チペット共にだと思うんですけど。
うん、確かに。
そうですよね。
なんか煩悩について悩まされる人たちがやっぱり出てくるんで、そこの話とか。
作品中でも明確に毒って言ってるところもあったし、
毒が一回まわっちゃうともう逃れられない、手遅れたみたいな。
僕も言ってましたけどね。
そうですよね。
あとこの作品ですごい特徴的と思ったのは、
登場人物に実在する人が結構出てくるっていう。
そうですね。
これも後書きにも書かれてるんですけど、
結構主要な人物でセル・ドク・ゲゲンっていうですね、
すごい偉いお坊さんがいて。
で、もう一人アジア・ゲゲンっていう人もいて。
で、そのお二人はもう実際にいる方で。
あと学生運動をかつてしていた時のリーダー。
で、今はフル本屋をやってる人とか。
フチントグスっていう人とかですね。
実在するんですけど、作品でも登場人物として出してるっていう。
これはすごいと思いましたね。
でもこれあれなのかな?デフォなのかな?
なんか言い方あれだけど。
どうなんですかね?
わかんないけど、
やっぱりこの作品を多くの方に読んでもらいたいみたいな。
だったら、もちろんこのモンゴルの、
もちろん受告に向けて書かれてると思うので、まず。
やっぱこういう実在の人物を指すっていうのが、
もう文化的に結構当たり前というかなのかもな、
ちょっと思ったりもしましたね。
そう、なるほど。
ちょっと他の作品も読まないとわかんないけどね。
そうですね。確かにすごいリアリティっていうかですね。
この話はフィクションではあるんですけど、
登場人物と物語の導入:事件の発生と主人公の葛藤
実際の人が出てきてるってなると。
結構ゾワッとするよね。
そうなんですよ。
特にこのセルドク・リエーンっていう人は、
かなり個性派な印象で。
お坊さんなんですけど、スニーカー履いたりとかですね。
お坊さんらしさの格好をしていて、
すごい面白い人なんですけど。
ですよね。
そのあたりとかもね、
実際のところがそうなのかなとかですね。
ちょっと気になりました。
気になるよね。
あと最後にお伝えしたいんですけど、
結構複雑そうだな、難しそうだなって思うと思うんですけど、
なんかね、読みやすかったんですよね。
あ、でも370ページぐらいかな。
371ページで終わってますね。
なんですけど、読みやすいとはいえ、
前回のMIYAYAMから比べると時間はだいぶかかりまして。
そうですね。
私たぶん10時間。
10時間かかったかな。
もうちょっと早かったかな。
そんな10時間1回かかるくらいでしたね。
もうそのくらいかなと思いますけど。
後半ね、多少早くなったけど。
結構パートによって時間がかかったり、
スムーズに読めたりとか。
そうですね。
10時間1回かかるくらいだったんで、
なんかすごいスラスラスラスラ読めてったって感覚はないんですけど、
とはいえでもなんかすっごいつまずいてみたいな感じもなくて、
そもそも結構文章量が多いんで。
そうですね。
あとなんかね、これ全部で14章ですかね。
15章だ。
15章で結構メリハリが効いてるんですよね。
章によっても視点が。
そうだね。
やっぱりどんどん変わっていきますし。
交互にあるからね。
っていう感じなんですが、
ちょっとここからですね。
ストーリーをなんとなく半分くらいまでかな。
ちょっと紹介していきたいと思います。
結構ね、話してる通りですね。
政界賞の仏教僧院で起きた殺人事件が起点です。
それがもう本当に起きた時から始まってるんですね。
視点がさっきちょっとみずさんが今15章構成って言ってたんですけど、
一応奇数章と偶数章で視点が変わってきます。
一つが警察系のトレーナーであり、
この事件を捜査するために生まれたシェル・ジャムツという警察官ですね。
彼の視点で主に。
と言っても全部三人称なんですけど、進んでいきます。
もう一つの視点が死んだ修行僧の親であったサマンダという人ですね。
同じく修行僧ですね。
この二人は共にモンゴル人。
シェル・ジャムツは優秀な犬のトレーナーなんですね。
結構彼が調教した犬は結構優秀だみたいなのがあって評判です。
彼が連れてきたホアンディというですね、
これをまたすごく優秀な捜査犬で、
彼がもうずっと頼りにしている。
人より有名な犬みたいな感じなんですね。
すごい犬なんですよね。
感覚が鋭いのかな。
他の犬が気づけないようなものとか、
気づきゃできるすごく優秀な犬なんですけど。
ホアンディという名前も皇帝という意味ですかね。
犬の中で一番偉いというか認められている犬ですよね。
物語のどこかでホアンディって皇帝だという意味で
捉われたまま話が進むとこあったよね。
そうそうそう。
ホアンディという犬なんですけど。
彼は到着してホアンディと一緒に初動捜査みたいなのを一回するんですけど、
その段階でホアンディがちょっとん?みたいな感じのものがあったんですけど、
近くにホテルをとっているんで、
そこでまずは一泊して翌日から頑張って捜査しようかなと思っていた矢先ですね。
朝、その日セルジャムスめちゃめちゃお酒飲んじゃって酔っ払っちゃって、
帰るなり倒れるように寝ちゃったんですけど、
朝起きるとホアンディがまさかの死んでいたんですよね。
殺人事件を捜査しに来た犬が捜査を開始した当日に死を迎えるっていうですね、
かなりの急展開なんですけど、とにかく謎の死を突然しようと。
このホアンディなんですけど、まだ8歳で死ぬような犬じゃないし、
そんな健康状態ではなかったはずということで、
ちょっともう不可解すぎるということでかなりショックを受けます。
この殺された修行僧なんですけれども、ちなみに銃で殺されてます。
銃撃で死んでますね。
仏像を売ったりしていて、儲けていた不良僧ということで結構有名でした。
かなり儲けてるみたいで、車とか2台持ってたり。
これ本当に修行僧としては結構ありえないんですけど、
車2台持ってたりとか、あと彼の部屋だけテレビがあったりとか、
あともういろんな高価なものをですね、たくさん持っていて。
なので結構そのあたりの彼のお金だとか、
彼の売買業をしている仲間に、
儲けの鉄板で揉めて殺されたんじゃないかとかですね。
かなりいろんな憶測が飛びっかかります。
これ操作進めていくんですけれども、
セルチャムツはですね、まず犬を捧げてくる役割もあったんですけど、
途中からですね、彼はモンゴル人なんで、
この仏教僧依にはですね、結構モンゴルの僧も多いので、
モンゴルこしかできないみたいな人もいるので、
彼に通訳を頼んで、
セルチャムツは、ちなみにもう一匹に連れてきてるんで、
犬がゼロになっちゃったわけじゃないんですけど、
捜査権がゼロになっちゃったわけじゃないんですけど、
彼のずっと育ててきたホワンディが死んでしまって、
かなりショック状態ではあるんですけれども、
ちょっと捜査を続けていたんですが、
ある程度彼の役割も終わったので、一旦家に帰国します。
彼の家は結構ここから遠いんですよね。
帰宅した彼にはですね、活躍に応じて休暇を与えられており、
その休暇を使って、
彼はですね、自分のルーツを探しに行きます。
そのルーツを探す中で、
ここすみません、すごい端折っちゃいたいんですけど、
いろんなことがすごいあるんですけど、
いろんなことがありすぎてね、まとめるのがすごく難しくて、
彼が自分の父親のこととかを思い出して、
祖父のこととかを思い出して、自分のルーツっていうのをですね、
確認していくんですね。
その中で彼は、やっぱりこの事件の真相っていうのは
気になってしまい、
なぜ自分の犬は突然死んだのかっていうところが知りたいという思いが強くなって、
残りの休暇をですね、
個人捜査に充てるために寺院に戻ってくるという流れになります。
一方ですね、
行った修行所の親友のサマンダもですね、
この親友の身には本当に何があったのかっていうことを
知ろうとしていきます。
彼の部屋を訪れて、亡くなった親友の部屋を訪れて、
いろいろ見ていくんですけど、その時ですね、
枕の下から死者の書という経典を見つけるんですね。
これが結構衝撃的で、こんなものを読んでいたのかっていうことなんですけれども、
これによってですね、
もしかして親友は死に導かれてしまったのではないかとか考えるようになっていきます。
またですね、
キーパーソン、キーロックになるのかな、
亡くなった修行僧が飼っていた
真っ白なチベット犬がいるんですね。
まだ子犬なんですけど、
それを彼が引き取ったりします。
そんな折にですね、彼のところに、サマンダのところにですね、
亡くなった親友の妹が遺骨を引き取るために
訪れてきました。
これが49日の前日だったかな、ぐらいの出来事なんですけど、
シュグデン信仰の登場と物語の核心
その妹と会話をしている最中にですね、
まさかサマンダは急に意識を失ってしまって、
2日間意識を失った状態で目を覚ます。
49日が終わった翌日からに
意識を取り戻して、
なんだったの、何が起きたんだ、みたいになるんですけれども、
ちなみにこの時、彼が意識を失った直後に大地震があって、
地震があったということも知らされて、
サマンダはですね、自分の意識を失ったこととか、
この大地震がですね、
親友の死と何か関係があるのではないかという風に考えるようになってきます。
そんなところにですね、セル・ジャムツがサマンダを訪ねてきます。
これはですね、初回の事情聴取の時に、
セル・ジャムツから見るとサマンダだけがですね、
この亡くなった修行僧の死を本当に悼んでいるように思えたんですね。
他の修行僧に話を聞いても、
なんかもうそもそも不良僧だしみたいな感じで、
あんまり話してくれなかったんですけど、
サマンダだけはですね、彼のことを色々話してくれたんですよね。
なんで、サマンダにですね、自分もモンゴル人で、
こういうルーツがあってみたいな話をして、
事件の真相を究明したいということを告げます。
サマンダのですね、その話を聞いて彼に、
最初ちょっとね、どうしようかみたいな感じだったんですけど、
協力するようになってきます。
セル・ジャムツなんですけれども、この死んだ修行僧の部屋で、
寝泊まりすることになっていきます。
そこでですね、もう泊まった初日だったかな、
部屋にあった絵画があるんですけど、
その中からですね、ちょっとうごめき出して、
犬らしき獣にまたがった燃える刀を手にした僧の姿が浮かび上がってきたんですよね。
夜中、これに本当に驚いて、
もう本当に夜中であってもですね、
セル・ジャムツはですね、サマンダにその絵を見せに行きます。
すると、サマンダが祝典だという話をしたりしますね。
ようやくここで祝典が出てくるんですけど、ちなみにこれが、
半分、半分じゃないか、200ページいかないくらいかな。
100ページ後半くらい。
お手前くらいですかね。
亡くなった修行僧は、この地では禁忌とされている神祝典を
信仰したということがわかっていきます。
ここから物語はこの二人にもいろんな思いがこの後出てくるんですけど、
その二人を軸にしながら、この修行僧の謎というのを
どんどんどんどん推測だったり状況が、新しい証拠が出てきたりとかで
追っていはいきますね。
それと同時に祝典という存在、この神がですね、
今も現在のチベットモンゴル仏教の中で
立場によって結構異なった解釈されている神、
そのあたりのことも結構語られていきます。
チベットモンゴル仏教の今までの歴史とかですね、
中国との関係とか、あと政治のことなんかも絡めながら
この物語は展開していくという流れだと思いますね。
一旦ここまでが大枠かなというところなんですけど、
ここからですね、まだ半分以上あるんでめちゃめちゃ展開するんですけど、
でも大枠はもうずっと死の謎を追いながら、その間にですね、
この祝典とは一体何なんだろうとか、
誰がどういう思いで今この祝典というものに接しているんだろうかとか、
そういう話になってきますね。
これが実際はここからさらに長い話になっていくんですが、
今大地さんが言ってた話で最後の方に、
このセルジャムスが死んだ修行僧の部屋で寝泊まりをして、
こことか結構ツッコミどころかなと思いますからね。
なんでそんな死んだ人の布団借りて、
結構面白い言い訳をしたんだよな。
これでも作中でもちょっと突っ込まれてましたよね。
え、そんなにしていいのって。
妹が聞くんだよね。兄の部屋では怖くはないんですかって。
私は目をつぶれば太陽は消え、
耳をふさげばこの世の全ては消えてしまうんですから、
何を怖がることがありますかって言って止まるんだけど。
不思議だよな。
そうですね。でもそうして宿伝に出会えたというか、
そこの存在を知るごとになっていくっていうので、
やっぱり宿伝が本のタイトルにもなってるんで、
すごい面白いんですよね。
実際もカルト的な人気もあったりとか、
一方で宿伝っていうのを否定する派もあったりとかで。
守護神として崇められている一派もいれば、
御霊神、要は異端の御霊神、
ちょっと役者とかに書かれてるんですけど、
あれだよね、結構かなり攻撃的な神として、
そして邪悪なんじゃないけど、
そういうふうに思われている一派もあるっていうところですね。
そうなんですよ。僕は8章になるんですけど、
まさにこの宿伝のパートがあってですね、
個人的にはここがすごいやっぱり好きなところで、
なんかこの8章からこの作品の見方が変わってきましたね。
展開としてはね、やっぱりミステリー要素とか、
もちろんこの主人公たちの人生の歴史というか、
そういうのもあったりするんですけど、
それだけじゃない、もっと全然違う角度から、
すごい大きな話がやってきたっていうですね。
というところで、しかも面白いんですよね。
この宿伝っていう神様。
でもこの8章の冒頭のところ、宿伝の話があるんですけど、
このやりとりというか、結構真理じゃないけど、
結構深い話をしているような気もしていて、
存在とはみたいな。
そうですね。
これはあれですね、やっぱり読んでると、
この宿伝というか、ドルジェ宿伝と呼ばれてるりするんですけど、
ネットで検索して、特に見た目ですよね。
犬にまたがって、画像によってはね、
本当、読んでるだけだと結構怖いイメージがあったんですけど、
可愛らしい画像と、やっぱりイメージ通りちょっと怖めな画像と、
いろんなバリエーションが出てきましたね。
自分なんかもう完全に頭の中ですげえ怖い。
そうそう。
本読んでる範囲だけだとそうです、やっぱり。
かなり怖い神様。
風神雷神があってこめられてるよね、俺の中ではね。
そうですね。
でね、犬に乗ってて。
そんな宿伝だけど、でも信仰する人たちとね、
でも信仰する人たちが陰で信仰するしかないっていう状況に追い込まれているっていうところが、
結構物語のキーではあるんですけど。
そうですね。やっぱり読んでてすごい面白いと思ったところがあってですね、
やっぱりこの主人公画のセル・ジャムズとサマンダーですね。
だからどっちも警察官とお坊さんということで、
なんかその肩書きだけ見るとなんかその固そうというかですね。
人として人間味のところどうなんだろうと思うような宿教ではあるんですけど、
結構2人ともバッチリ人間味はあって、
序盤で衝撃を受けたセル・ジャムズが日本のAVジオンにハマってしまうんですよね。
これなかなかびっくりしましたね。
しかも具体的に名前が出てきたね。
大澤マリアっていう。
セルジャムツとサマンダの人間的な弱さと成長
煩悩中の煩悩じゃないですかね。
そうそう。
これね、たまたまそのビデオで見て知ってそっからもうね、ハマってしまって。
家庭もちょっとうまくいってなくてっていう。
奥さんとの関係ですよね。
うまくいってないというのもあったかもしれないですけど、
それでもとにかくめっちゃハマってしまって。
これもなかなか。
この設定というかね、流れをよく考えたよね。
そうですね。
面白いよね。
これあれだよね。警察だから募集したDVDがあって、
その中に気にハマってしまう女優がいてみたいな。
そうですね。
なかなかだよね。
ビデオを管理している担当の人がいて、
ちょっとリクエストすればピタッと一致するものを渡してくれるっていう人がいて。
そんだけやっぱり人としてちょっと道を踏み外してしまうタイプっていう、
ちょっと弱さを持っている人かなという。
SLEGEMさん。
サマンドもあれですよね。
優秀な、かなり有望視されているお坊さんで。
層としてはかなり悟りに近いというか。
数ある中でもすごい才能を認められている人で。
まだ30代、そこそこっていうところで。
でもあれですよね。物心ついた時、本当幼少期からお坊さんの下で修行をしていて。
なんで今までそういう恋愛とかしたことがなくて。
そういったのはやっぱりそういう生活していく上では要らないものだということで。
そういうのは恋愛とかをしていないことで悟りに近づけるというか。
そういうと思うんですけど。
まさかの恋をしてしまうっていう。
ここもすごい青春っぽくて。
サマンダーをちょっと好きになりましたけど。
サマンダーはすごい純粋な人ですよね。
すごい良い人で。
だからSLEGEMを助けてくれるしね。
でも読んでるとやっぱりしっかりしたお坊さんかなと思って読んでいっても、
でもやっぱり普通の若い人、若者。
若くは思わないんだろうけどね。
でも普通の人やなっていうですね。
そういうふうに思ったり。
これか。
その恋というかね。
あの子と美になる毒の効き目とタイトル付けされてましたね。
それで彼が迷走に集中できなくなるっていう。
そうですね。
ありましたね、確かに。
迷走、今まで長年やってきたのに。
まさかっていう。できないっていう。
でもそんな話をしつつ、
やっぱりSLEGEMが自分のアイデンティティーを見出していくくだりがあってですね。
これが休暇を与えられて、
自分のルーツを知りに行くというか。
チンギサハンの霊廟とかで行ったりするんですけど。
おじいさんが昔語ってくれたこととかですね。
そこが結構あれなんですね。
このモンゴルという国の、本当に波乱万丈というか、大きな戦いというか。
そういうのを得ての今があるっていう。
そういったところも知るようになっていって。
SLEGEMが自分こういう人間なんだっていうですね。
そこを見出していくくだりっていうのは後半の方にあって、そこはめちゃめちゃ感動しましたね。
この小説の。
なんかやっぱり人としてだいぶ変わったなって。
後半のは、
AV女優のビデオあるよって言われても、
それに惑わされずに。
自覚してね。
自分のやるべきことをやるっていう。
自分は変わったなっていう。
娘に犬を飼うように、飼うことを言うシーンとかも結構ね。
結構良かったけどな、電話で。
確かにですね。
娘がね、小さい子肌犬が欲しいんだけど、
妻の方も犬は飼わせたくないっていうし、
自分も犬を育てるのはもちろん得意だし好きだけど、
小さな犬を育ててもみたいな気持ちがあって、
ダメだって言っちゃったけど、
旅路の終わりに飼ってあげた方がいいんじゃないかみたいな。
変わっていくとかね。
いいですけどね。
旅の途中か。
ちょっとね、作中で一個気になったのは、
奥さんとの関係っていうところで、
うまくいってなかったんですけど、セルジアムズがやっぱり
人として変わっていくというか、
自分という人間をちょっと見直していって、
奥さんとの出会いっていうのも、
中国の中でモンゴル人同士、
仕方なく出会ったみたいなところから、
そうやって飾る中で出会ったっていうのも運命なんじゃないかっていうですね。
ちょっと奥さんとの出会いっていうのも、
認識を改めようとしていたのかなと。
思っていたら、
スマホを投げるシーンがあって、
電話がかかってきて、
結局どうなんだろうと思ってですね。
家に戻るのか戻らないのかどうなんだろうって。
そこは謎として。
でもこれ最後の方になっちゃう。別に主軸じゃないからいいけど、
戻って大泣きするよね。
その時に奥さんも泣いてるんだよね、確かね。
っていうシーンがありましたね。
これ多分私はなんだろうな、
セルジャムスが操作にすることによって、
ジンに戻ってきた時に、瞑想じゃなくてなんだっけ、
礼拝か、礼拝をするようになるんだよね。
どんどん自分も仏教を学んでいくというか、
そういうのをやっていくようになって、
結構その仏教的な視点から宿命とか運命とか、
その前世と今世と来世の流れみたいなのが染み込んできて、
モンゴル人だからって言って、同じモンゴル人だからって言って、
奥さんと結婚したことは過ちだったって思ってたけど、
いやあれはこうなるべきだったんだっていう風に変わっていったんじゃないかなって
ちょっと私は思いました。
いろんな要素が絡み合ってはいると思うんですけど、
結構そう、セルジャムズも本当に自分の中でいろんな考え方が変わっていく物語でしたね。
ラストシーンの解釈と作品の余韻
いやそうですよね。
あとあれですね、個人的には結構ラストの方、風景が綺麗そうで、
なんかね、ちょっと色々。
ほんとですか、はい。
高原のね、風景とか綺麗そうで、すごい良いとこなんだろうなと思いながら。
うん。舞台となったお寺も実際にあって、検索するとめっちゃデカいんですよね。
あーそうなんだ。
建物がすごく立派で。
あ、クンブムですよね。
うんうん。
クンブム、なんかチベット仏教のお寺では最大規模っていう。
あ、そうだよね。
で、そう。
そもそもあれだよね、なんか聖海賞が、湖は有名な場所だよね。
あーそうなんですね。
松沢な。
うん。なんかロケーションはすごく。
すごい良いんだろうね。
うん。なんか勝手に頭の中ではもうすごいなんか、もう晴れ晴れとしたちょっとね。
あーうんうん。
なんかもう空が青い、なんかそんなイメージが勝手に浮かんでますけど。
そうだね、ちょっとここまで聞いてくれた方々にはあれなんだけど、ちょっとネタバレになっちゃうかもしれないんですけど、
ラストってさ、結局、あでもこれすごい難しいけど、なんか解釈分かれる系ですよね、きっとこれ。
あ、そうだと思いますね。
なんかちょっとネタバレにならないように言うと、
あ、これ結局どういうことだったんだろうみたいなのがいくつかあるんですよね。
そうですね。
あとあの、やっぱサマンダが最後、やっぱりそれ気になりますね。
あーそれはね、ちょっとね、気になりますね。
そう、そしてサマンダは、
うん。
うーん、そうだね。
サマンダの最後と、サマンダの真相は気になるな。
どうし、どういうことだったんだ。
あーこれもう、ちょっと踏み込んじゃうか。
そうなんだよね。
あーでも、これほんと難しいな。
でもまあ、この程度ならいいかなっていうのと、
もしちょっともう最後、この辺りで聞くのやめる、止めてもらってもいいかなって思うんですけど、
今まで偶数章ずっとサマンダの視点だったじゃないですか。
最後の偶数章だけ、そのままセルジャムズの視点で続くじゃないですか。
うん。
だからそういうことかなってちょっと思いましたね。
あー、あーそうかそうか、そういうこと、はいはい、なるほど。
そういうことかなってちょっと思いましたね。
そうか、でその次に手紙が来ますんだから。
なるほど。
そういうことなのかって、
思ってしまいましたけど。
あーそうかじゃあ。
ちょっとこれ読んだ人しかわかんないけどね。
はい、そうですね。
今のがそうやとしたらやっぱサマンダが自分で言ってる通りというか、
そうだね。
そうなったっていうことなんですかね。
あーなるほど。
じゃないかなってちょっと思ったけどね。
うんうん。
これはね、もうほんと読んでる人しか全然わかんない話なんですけど。
でもあんまネタブレとかでは全然ないですけど。
だから独語感がね、結構これは多分どう解釈したかで分かれるね、きっとね。
うんうん。
結構、自分としてはなんかすごい壮大なものを読ませていただいたなっていう感覚で、
すごいインパクトはあったけど、なんか落ちていかないもんね、これが。
あーはい。
この収束しないっていうか。
うん。
やっぱちょっとあれはどういうことだったんだろうみたいないくつかあるから、
なんか収束しないで放り出されてる感じはあるね。
あーそうですね。
とかなんかその、元の地点に戻ったみたいな。
あー。
だから独語感ちょっとありましたね。
最後にアジア語言が出てくるんですけど、
この人さんは元々いた人というか、
なんていうか、この物語の中で最初から最後まであんまり変わらずというか、
そんな出ては来ないんですけど、何枚しか出てこない人なんですけども、
映画でいうと最初の、ちょっと映像的ではないかもしれない。
あー。
そうですね、なんていうか、あれですね、なんかその、セルジャムツが最後こうなったとか、
サマンダが最後こうなったとかじゃなくて、そこにいる人。
あーなるほどね。
たちの元の日常というか、そこに戻ってきたっていうな。
確かに。こんな感じなのか。
次回予告と番組からのお知らせ
いやーちょっとこの辺にしときましょうか。
ちょっとなんか、ポロポロポロポロいっちゃいそうですね。
いやーこれ初モンゴルの映像で見ましたけど、めちゃめちゃ面白かったですねやっぱね。
そうですね。
ぜひいろんな人に読んでもらいたい。
ヘビー級だけどね。
そうですね。
これはでも確かにダライラマの話とか、そういった映画とかチベットに関する。
そういうのを見た上で、もう一回読みたいですね。
あとやっぱモンゴルとか好きな人いるよね。やっぱり旅行でね。
そうですね。
行かれてる人もいると思うんで、たぶんそういう人にもぜひですね。
確かにそうですね。
モンゴルっていうちょっと複雑な、やっぱり国、歴史、民族っていうのがすごい感じたんで、確かにいいですね。
そんなところで、ちょっと今日は終えていきましょうか。
じゃあですね、次回はですね、村上春樹の新刊、カホを紹介したいと思っております。
お楽しみに。
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ではまた来週。
ありがとうございました。
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