空飛び猫たちの番組
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私、ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には使い、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
今回は作品紹介のない番外編となっておりまして、先週に引き続き、ねじまきさんをゲストにお迎えしてのエピソードとなります。ねじまきさん、今週もよろしくお願いします。
ねじまきさん、よろしくお願いします。
そういえば、前回さらっとねじまきさんの紹介何もせずに入ったけど。
ねじまきさん、ねじまきラジオさんとは何者かみたいな話を完全に忘れてましたね。
みなさん、以前のねじまきさんが登場したエピソードをぜひ聞いていただいて、ねじまきさんとは何者かというのをキャッチしていただけたらなと思います。
何もその辺話せなかったね。
もうなんか、当然ねじまきさんだから、そこをスルーしてしまいましたね。
でもワインの場でいうと、たぎりさん的な存在だからいいんだろうね。きっとね。
年に1回か2回も出てもらっている。
ポッドキャストしばらくねじまきラジオ配信してないですけど、4月からちょっとまたちょっとペースを取り戻して配信しようかなと思うんで、もし聞いてない方は聞いていただければなと思います。
いいですね。
そうですね、結構本の話もね、徐々にしていこうかなと思うんで。
そうなんですよ。
世界のネジを巻くラジオですよね。
そうですね。
そうですね、結構本の話とか、カルチャー要素のある話、幅広く。
基本的には、そういう映画とか音楽とか海外ドラマとか、旅行行ったよみたいな話とか、そういう話をしてるんで、たぶん普通に楽しめるかなと思います。
そうですよね。さかのぼると世界一周した時の話とかありますね。
そうそう、それは面白い。
番外編ということで、面白い本の見つけ方という話をしたいなと思ってます。この3人でしていきたいなと思ってます。
ねじまきさんの紹介
ちょっとその前にですね、先週の感想とか、あと三重さんが京都を離れて、まだ1年は経ってないんですけど、まもなく1年というところで、最新の京都事情をねじ巻さんに聞けたらなと思ってるんで、そのあたりもちょっと教えてもらえたらなと思うので、まずちょっとこっちから行きますか。
で、コイロカベビズ、先週配信させてもらいましたけど、めちゃめちゃ面白かったですね、3人で話して。
面白かったですね。やっぱりでも、村上隆の文章がすごすぎて、まあいろいろ喋ったんですけど、正直ね、表面の表面しか救えてないなっていうのが僕の実感ですね。
正直文章はもっとすごいんで、そこがちょっと後悔残るとかではないですけど。
でもなんかラジオやってるとそうですよね。いろいろ本で語るんですけど、やっぱり実際読んでみると、もうね、今まで喋ったことと全然違うなんかすごい文章がね、やっぱり出てきたりするんで、なかなかね。
いや本当だよね。村上隆は間違いなく独特のリズム感があると思うので、それを伝えるっていうのはやっぱり、なんかテキストじゃないと難しい気がしたな、ちょっと。
もうこういう構造になっててこうなってるですみたいな。できなくはないんだろうけどね。めちゃめちゃ夢中で読んでしまうやっぱり本だったなと思ったんで、ちょっと是非ね多くの人に聞いてもらいたいなと思いますね。
さてさてそんなところで、まあ小色壁別の話始まっちゃうとまた止まらなくなると思うので、ちょっとあんまりブレーキかけつつ、最近の京都どうですかっていうのをちょっとねじ巻さんに教えてもらいたいです。
そんな最新事情を話せるかどうかあれなんですけど、僕の住んでて思う実感としては、桜シーズンが近づいてきて、また海外からのお客さんがすごい増えてるなっていう、めちゃめちゃ増えてるなっていうところですね。
今収録は3月下旬の日曜日なんですけども。
そうですね。
すごいですよね。
すごいです。で、正直なところちょっと寒さが続いてるので、まだ桜はほとんど枝状態なんですけど、まあ海外からは結構こうやっぱ2、3ヶ月前から予約して、普段やとこの時期は再起き始めてるなってことですごい来てると思うんですけど、まあ今の段階では枝状態ですね。
でもまあ、にぎわいはすごい見せてて、もうやっぱりコロナってどこ行ったみたいな状況ですね。
ついに、ついにその話ですよね。
そうですね。日常には戻ってきた。
で、あとその影響でやっぱり、そのオンワーツーリズムというか、こう観光郊外みたいなもので、やっぱり実感として感じるようにはなってきてて、まあ前からですけど。
で、やっぱりその、僕もわりかし運転するんですけども、こう上の方からこう伏見成りの方を通って下に帰ろうとすると、もう道がすごい詰まって大渋滞っていう感じがありますし。
で、やっぱりまあバス、京都市民ってもうバスあんま使わなくなるぐらいに混んできてはいると思うんですけど、バス待ちの行列もすごいですし。
あーそうなんだ。
で、それ対策として、最近なんか案が出てきてて、特急バスを作ろうって話があるみたいで。
で、それがなんか確か料金がもう普段の2、3倍ぐらいの価格設定で、まあ清水寺とか銀角寺とか、あの典型的な観光スポットにもうダイレクトに京都駅から行くような、そういう路線がボンボン出てくるんじゃないかなっていう計画があるみたいで。
まあそういうのは確かにあり得るなとは思いますね。
逆に東京の観光事情っていうかどうですかね。
東京どうなんだろうね。あの外国人はね、めちゃめちゃ増えてるよ、もちろん。
本当に以前、コロナ前みたいな感じで見るし、あと観光地、東京の観光地って一体どこなんだったら、スカイツリーとか東京タワーとかになるのかもしれなくて、その辺にはあんまり行かないのかな、自分が生活しててって思うんだけど。
やっぱり電車の中とか、入った飲食店とかには結構見ますよね。
人が多すぎてよくわかんないですよね。なんか観光が。
そもそもがね。
なんか状況が変わってね、増えてる。
確かにこの人、この外国の方は仕事で来てるのか、観光で来てるのかって、ちょっと一瞬、家族連れとかだったらね、観光なんだろうなって思ったりするけど、男性2人とかだとすると、これはどっちだとか思ったりもするしさ。
ちょっとねじまくさんの話聞いてると、コロナ前の京都にちょっと戻ってきてるんだなって感じでまして、なんかあれですかね、東京もやっぱりコロナを挟ん、コロナで人がちょっと減ったりとか、また戻ってきたりとか、そういうのもあったりするんですかね。
いや、そうなんじゃないかな。外国人は明らかにやっぱり増えたしね。
あと京都の事情でいくと、ニデック京都タワー、京都タワーが名前を、ネーミングライツを売って、確かニデック京都タワーになったんかな、これからなるんかな、わかんないですけど。
それがニュースで見ました。
京都タワーの名前が変わるってこと。
そうですね。
名前が、そうですね、キョウセラドーム大阪みたいになったのと同じく、名前が企業名になるって感じですね。
これってなんか面白いな。
京都の人は、そこに対して思い出プロファーってあるんですかね。
ありますね。正直ちょっとダサいなとは思いますけど。
まあまあ、お金がない京都なんで。
いやー、でも京都行きたいな、やっぱり行きたいな、時間なかなかあれですけど。
ワインの風邪って次いつなんですかね、ワインの風邪。
全然発表ないけど、あるのかな。
あったら行きたいな、そうですよね。
ちょっとまたゴールデンウィークか秋か、今年もあるのかどうか。
京都の最新事情
どうせならお花見のシーズンにすればいいのかなと思うんですけど、
人が多すぎるとあれなのかな。
逆にもう大変なことになっちゃう感じなんですね。
あとちょっとまだ寒い可能性とかもありますし。
あとまた京都と空飛猫スタッチさんと絡めると、
もともと大地さん、違う大地さん、ミエさんが京都でされてた読書カフェ。
そうですよね、出場メモリーカフェの名前で。
同じカフェの場所でシンさんっていう方が、
トゥーザハッピーヒューというカフェ兼バーを続けられてるみたいなので、
去年、今年まだ行けてないんですけど、去年に3、4回は行ってますね。
そうなんですね。
もうあれだよね、完全にミエさんの後を継いでるみたいなイメージ。
いいのかな、通常巡るカフェの。
そうですね、場所は同じですけど、
店としてはちょっとやっぱり違って新しくという、
シンさんという方がシンさんの店というのをされているんで、
このトゥーザハッピーヒューのシンさんも海外文学がすごい好きで、
新潮クレストの結構マニアで。
そうなんだ、めっちゃ話し合いそう。
しかもラジオで去年作ったジンですね、空飛び通信のvol.1で、
このトゥーザハッピーヒューのシンさんにもちょっとおすすめの海外文学っていうので、
文章を寄せていただいて、ネジマキさんにも文章をお願いして書いていただいたんですけども、
ジンパラヒューの定伝の夜にをシンさんにちょっとおすすめですよというので書いていただいているんで、
ちょっとラジオとの繋がりがあるんですよね。
今まで紹介はなかったですよね、確か。
確かそうですね、まだしていなかったんですね。
そうだね、自分も存在はしてるけど、確かに三枝さんこのラジオでトゥーザハッピーヒューについては語ったことがないですね。
ちょっといい機会なんで。
詳細とかまたラジオの概要欄見ていただけたらと思いますし、
だからコンセプト的にはカフェ兼バーなんですけど、
そこで集まった人たち、テンションさんとシンさんを含めて好きな本の話をするっていうですね、
そういうお店で行って、ドリンク飲みつつ、
愉快な時間を過ごせるっていうところがやっぱり面白いところで。
ちなみにバーってことはお酒も出してるの?
三枝さんの時はコーヒーメインだったじゃん。
そうですね、トゥーザハッピーヒューではお酒も出してますね。
そうなんだ。
じゃあ営業時間も三枝さんは夕方で辞めてたけど、夜までやってたりするの?
いや、確かね、昼、夕方ぐらいで終わってた。
昼から飲む感じになるんですけど、まだしありますね。
結構いいお酒、おしゃれなお酒ばっかなんで。
行きたいな。ちょっと行きたいな、京都。
ちょっと時間を見つけて、フラッと行けた、行けた。
難しいな、やっぱり。
日中ですね、昼から夕方に行くんで、
毎週ってわけじゃなくて、月によって、その月の中で
日曜日何回営業するかっていうのは不定期になるんで、
Twitterか、Xか、インスタか、そこで確認は必要なんですけど。
分かりました。
確認して、行けたら行きたいと思います。
あとあれですね、リスナーの方も多分行ってる方いるんでしょうね。
羊を巡るカフェに通ってらっしゃったリスナーさんも多いですもんね。
そうですね、リスナーさんも来てくださったって言っていましたよ。
すごい、なんかいいですね。
関西圏の方とか、京都観光で来たツイルとか。
ツイルにね。
なるほど。
僕もね、もしかしたらいるかもしれないんで、気軽に。
ちょっと年に何回かは京都に行きたいなって思ってます。
前の話が盛り上がっちゃったけど、本題行きましょうか。
面白い本の定義と好み
今日の本題は、面白い本の見つけ方となっております。
まずですね、ちょっと私気になっちゃったんですけど、
面白いって何だっていう。
面白いとはっていう定義から入ってみるのもありかなと思いながら、
面白い本とはってとこですね。
自分はやっぱり、面白い本って聞くと、やっぱり夢中で読める本だなっていうイメージがあって、
もうページをめくる手が止まらないみたいな。
とか、この世界にずっと浸りたいみたいな。
そういうイメージがあって、
これってある程度、見つけ方の方にも話がちょっと行っちゃうんですけど、
この作家だったら間違いないなみたいなのもありつつ、
意外な本がこういう夢中にさせてくれる要素を持ったりすると、
めちゃめちゃハマってしまうっていう時もあるんで、
この面白い本っていうのは、
ちょっと考えてみると面白いなと今思ってますね。
二人にとって面白いって何ですか?
そうですね。じゃあちょっと僕から。
どうぞ。
やっぱり一つは自分好みですね。
文章であったり、作品の世界、小説だったら世界観であったり、
とか、あと自分が興味のある分野について書かれてるとか、
そういう自分好み、自分の興味の対象ってなってる本、ざっくりですけども、
そこですかね、一つ面白いっていうところだと。
三巻さんは?
僕ですか?
そうですね、僕どうかってあげるのは難しいですけど、
僕としてはやっぱり新しい発見がある文章と、
発見重要ですよね。
そうですね。やっぱり設定だけでも、やっぱり設定はかなり重要かなと思うんですよ。
新しく読む本って正直カバーとあらすじと著者の情報とぐらいしかないじゃないですか、正直。
なんで設定にグッと惹かれて、これは読むとなんか得られるというか、
惹かれそうやなっていう本がやっぱり実際に面白いこと多いですし、
新しい視点を得られるかみたいなところは、
面白い本の定義に結構関わってくるかなっていう感じですね。
確かに。
三巻さんの場合は、設定プラス文章も重要。
文章も重要ですね、僕的には。
ちょっと話は変わるんですけど、
最近の、ついつい昨日の夜の例でいくと、
図書館で匂いと香りの表現辞典っていうのを借りてたんですけど、
それを寝る前にちょっとパラパラと読もうかなと思って読んでたら、
なかなかちょっと止まらなくて。
文学では全くないんですけど、匂いの表現について網羅された辞典なんですね。
その中でインコっていうワードが出てきてて、
香りの表現に石製インコの香りみたいなのが実際にあるらしくて、
実際にコーヒーとかふりかけの匂いに商品説明として使われてるぐらいらしくて、
面白い。
そういうのを知って、こういうのいいなと思いつつ読んでたりとか、
そんな感じのも面白いに含まれますかね、僕の中では。
ちょっと脱線した話なんですけど。
インコっていうのは意外すぎていいですね、ちょっと発見ですね。
やっぱあれか、じゃあちょっと今あのとこ整理すると夢中で読める本、
自分好み、自分が好きだったり興味のある分野の本だったり、
発見がある本ってことですかね。
とはいえ面白い本って人それぞれ定義があったり、
これが正解だってわけじゃないと思うんですけど、
やっぱ自分なりに面白いと思ってる本をどう見つけるかっていうのは、
やっぱりこれはもう本当にそれぞれのやり方があるのかなと思っていて、
他の人の紹介とSNSでの情報収集
ちょっとそこに、要は本題のとこですけど入っていきたいんですけど、
どうだろうなと言いながら面白い本を見つける方法。
自分が知らない本、例えば著者を知ってるとか、
翻訳者を知ってるとかそういうものの以外でいくと、
もうほぼほぼ私は誰かの紹介か本屋さんですよね。
SNSで見てる時より誰かからちゃんと話を聞いて、
その本ヤバそうみたいになることの方が多いかな私は。
SNSだとね、こんな本あるんだぐらいでちょっと止まっちゃったりすることが多いかも。
SNSで薄く確認しつつ、存在を確認しつつ、
実際にその話が出てきたら、やっぱりこれは面白いんだっていう、
面白い予感度合いを高めて実際に買うってことが多いですね。
確かに。
確かに全体的に今こういう本出てるんだみたいな情報は結構SNSで拾えますもんね。
確かにそこで自分の知ってる著者とか出版社とか、
そういうちょっとこういうことについて書いてるんじゃないかなとかって、
イメージが湧くとよりその辺の想像できそうですもんね。
これはいいかもとか。
でも私あれですね、SNSじゃないですけど、超相対性理論っていうポッドキャスト、
今もう出てないですけど、コテンの深井さんとか、タクラムの渡辺さんとか、
あとボイシーで配信されてる荒木さんとかが3人でやっていて、
今深井さんの受けてるポッドキャストですけど、1回3人がお互い本を勧め合うって言いましたね。
会った時に渡辺幸太郎さんが勧めていた本なんですけど、
マスタードをお取り願いますかっていう西川治さんかなっていう人のエッセイ。
これ写真家なんだけど、料理とか食べ物に関するエッセイを書いてる。
本が紹介されて、その話聞いただけでめっちゃ面白そうと思って、
買って読んだらめっちゃ面白かったっていう。
僕も買って途中まで読んでます、それ。
どこから読んでも面白いし、どこでやめてもいいし、
エッセイでたくさん入ってるんで、自分はキャベツをめちゃめちゃ煮込む話がすごい好きで、
イタリアだったかな、イタリアの田舎の料理で、めちゃめちゃ面白くて、
こういう料理絶対うまいよなって思う。
出てくるんですけど、しっかり紹介されると読みたくなるなっていうのはちょっと思いましたね。
そういう意味ではポッドキャストは入りやすい。会話からなんとなく聞いてて紹介されてる本ってやっぱすごい面白そうに聞こえるので、
他にもアトロックとかでも結構、アフターシックスジャンスとかでも本が紹介されるんですけど、
タイトルは今思い出せないんですけど、
亡くなってしまったレストランに対する思い出を語る本とか、
なんとかダイナー、そういう本をすごい読みたくなったりとか、やっぱりうまい人が語る本って、
誰かの紹介とかっていうのは結構大きいですよね。
書評を読んだりして、それによってその本への関心が高まって、
関心高まった状態で読むとやっぱり興味持ったまま読んでいけたりするので、大きいかなと思いますね。
本屋での手に取る方法とツール的な探し方
僕の見つけ方の一つが、本屋さん行くときに、ちょっとこれ感覚的な話かもしれないんですけども、
やっぱり自分好みとか、やっぱり自分に興味がある本だと、
なんとなくバーッと本を見たときに、これかもしれないっていうですね。
それはジャケットだけじゃなくて、帯を見たり、ちょっとあらすじを読んだりして、
ぱっと見、プラスもうちょっと時間はかかるんですけども、
そうやっていくつかちょっと気になる本を手に取って読んでいくと、
これはいいかもみたいなんですね。
本を読むときに、やっぱり自分に興味がある本だと、
そうやって読んでいくと、これはいいかもみたいなんですね。
本を出会えることって、ちょっと率が高くあるかなっていうのはですね、思ってますね。
確かにちょっとだけ手に取ってみるっていう方法ですね。
なんかちょっと読むって重要だよね。何においても。
逆に言うと、空飛び猫たちさんで紹介されてる本で、
結構新たに手に取ってくれてるリスナーの方って多分多いと思うんですけど、
反応とかもしあったら、この本が面白かったですみたいなとかってあったりします?
リスナーさんからの声として。
結構ありますよね。
あります?すごい。どの本があれとかってあります?
紹介されたから読みましたみたいな。
ありがたいですね。
結構この本に集中してるみたいなイメージはあんまりないかな。
確かに。
でもありがたいですね。実際紹介したものに読まれてくれて。
やっぱりこういう本なんで、なんか紹介してすぐあれば、
結構1年2年前に紹介した本が今になってSNSで上がってきたりとか。
あるあるある。
やっぱり本は結構それぞれ読むタイミング違うからね。
なんかこれ映画とかだと結構集中しがちだけどさ、
本はみんなそれぞれのタイミングで読むじゃない。
だから本当あれ、あの時の紹介がこんな時間を経ってって思ったりするよね。
でなんかその時自分たちがもう何言ったかちょっと忘れちゃってるときの感想で。
それはあります。
第三名さんがこう語っていて、ちょっとわかりましたみたいなこと書かれてると、
やばい、どんな話したっけなと思いながらちょっと頭を悩ませる時がありますが。
でもすごい嬉しいね本当に。
本ちょっと小説に限定するかもしれないんですけども、
僕もやっぱり文章の好みとかで結構その本に引き込まれるかどうか左右されがちなので、
やっぱりその紹介されている話とかだけだとちょっと判断できないことってあってですね。
でちょっと先の話に戻るんですけども、その本屋さんで本見つけるときに、
最近だとオリンピアですね。
あー、ちょっと前に紹介しましたね。
このオリンピアも文章がすごくなんか詩的で美しいんですけども、
そういうのはちょっとだけ実物手に取ってパラパラ読んでみて、
これはすごくいいって思って買いましたね。
もともとオリンピアの存在、小説の存在自体は知って気になっていたんですけども、
やっぱり買うかどうかなっていうところでは実際に手に取ってちょっと判断したっていうのはありましたね。
特に海外文学はね、ちょっと自分で買うとなるとね、お高いことが多いんで、
そこでやっぱりちょっと一個ハードル感じて、ちょっと精査したくなる気持ちはありますよね。
そうですね。この人が本当にもう大プッシュしてるからとかですね。
あらすじがとんでもなくすごいとかですね。
実際ちょっとだけ読んだときに文章がすごいとかですね。
なんかそういうところがやっぱり本選んだり、あとラジオで本を何紹介するかっていうときの一つ、
なんか選び方になってますね。見つけ方か。
そうですよね。
僕のちょっとまあどっちかというとツール的な探し方になるんですけども、
ドクログって使ってあります?
一応使ってますね。
あれにキーワード登録みたいなのがあって、自分の興味あるワード、例えば何やろう、ランニングとか、
小説見つけるのは結構難しいんですけど、作者さんの名前とか、
もしくはその何やろう、例えば香水が好きな人は香水ってテーマを登録しておくと、
そのタイトルが含まれる小説が新たに出版されたら、メールが届くようになってるんですよ。
便利。
なので好きなジャンル、何やろう、多分瞑想とか何やろう、麻雀とかでもいいですし、
そういうのを登録しておくと、そういうワードに引っかかった本を全部メールで送ってくれるので、
個人的には結構安定なときに使ってますよ。
いいですね。
ニュースレターやノートを通じて本の情報をキャッチすることの重要性
興味ある人は使ってみると便利かなっていうのと、
他はあとやっぱり出版社さんが最近ちゃんとメールでのニュースレターを配信されてるので、
それがまとまった形で言うと多分ベストかなって個人的には思ってますね。
これそうなんですよ、4月の新刊本はこのリストこんだけ出ますよみたいなのとか、
出版社によってはその本を書いた作者さんの裏側とか、舞台背景とかについてこう解説してるメールが届いたりするので、
結構読書好きの方でなんかこう推しの出版社があるなら絶対に登録した方がいいかなと思います。
どうです?何か登録してたりします?
いや私ニュースレターはちょっと初めて。
ちなみにたまに出版社のホームページに見に行ってチェックっていうのはしてますね。
それも間違いないと思いますね。
ちなみにねじまきさんが登録しているニュースレターでこの出版社いいなとかあります?
例えば大御所の大抵のところはもう頭に浮かぶようなところはあると思いますし、
他は京都の本屋さん、例えばちょっと話が変わりますけど本屋さんのニュースレター、
デマチザの中にあるサバブックスさんとか海外文学でいくと、
他はどこがあったかな。ちょこちょこそういう小規模の本屋さんもおすすめの本入荷しましたみたいなメールで送ってくるので。
ほうかブックスさんとかかな。
5条の。確か出してたと思う。あれほうかブックスかな。
ちょっとねもういろいろ混じってあれなんですけど。
でも出版社で推しがある人は検索してホームページに行くと多分ニュースレターあると思うんで、見てみるといいかなと思います。
なるほど。
じゃあ自分も探してみます。私も身長クレストとか欲しい。
あったと思いますよ。身長はノートかな。ノートだけやったかもしれない。
ノートか。なるほど。
でもやっぱSNSとなるとしてもやっぱり単体単体でこの本出ましたっていうツイートとかになるじゃないですか。
となるとちょっと追いづらい。一個一個追いづらいかなっていうのもありますし。
ニュースレターだと本当に一気に紹介してくれる例が多いんで、個人的には結構ありがたいですね。
そうですね。まとまっているとすごいありがたい。
僕ちょっと一つ思うのがですね、そういう便利なツールニュースレターとかノートとか登録して情報をキャッチするって大事やなって思うんですけども、
自分の傾向や興味を知ることの重要性
送られてきた情報をキャッチできるように自分の状態を持っていくっていうのが面白い本を見つける上で大事かなと思い出して。
確かに。
そういう意味では僕が個人的にはですね、見つけ方では自己分析していくのが結構いいんじゃないかなと。
もしそこにですね、ちょっと悩んでいる人とかですね、もうちょっと面白い本の見つけ方を上手くなりたいなと思っている人がいたらですね、
それって自分が何を、そもそも求めているのかっていうところ、新しい発見がある文章とか設定とか、そういう本がいいなとかですね。
夢中で読める本がいいなとか。で、夢中で読めるだったら、どういう本だったら夢中で読めそうかとかですね。
今まで夢中で読んできたのどれかなとかですね。
そうですね。で、それでそういう夢中で読めそうな本で、最もそれを表現していそうな作品をどうキャッチしていくかっていうところが大事かなと思ってまして。
僕が自分で考えた時思うのがですね、ニュースレターとかちょっと登録してもすぐスルーしてしまいそうかなと。
例えば自分がちょっと、例えばですけど、アメリカの最新の文学に興味があるって言って、そういうニュースレターに登録しても、
毎週とか毎月とか来るリストを結局スルー、軽く見通したりそのままスルーしてしまいそうなんで、そこだけじゃなくて大変なんですけども、
やっぱり自分の好みの作品をやっぱり探したりするんですけども、そこだけ待っててもなかなかその情報って、
自分の好みの作品をやっぱり探したりするんですけども、そこだけ待っててもなかなかその情報を探していかないといけないんですよね。
本屋さんとか、ネットでちょっと見るときも、だからもう全然関係のない分野の本とか情報とか、ニュースとかでもいいと思うんですけども、
なんかいろいろな情報を自分に入れて、で、ちょっとぼーっと考えたりして、その上で、
自分から本をちょっと選び取ろうとしていくという感覚ですね。で、それで成功するかどうかはですね、ちょっと、
自分の好みの作品をやっぱり探していかないといけないんですよね。
で、その上で自分が、なんか求めている作品ってこういうことかなーって、ちょっとだけ狙いをつけて、また本を探しに行くっていうですね。
自分から本をちょっと選び取ろうとしていくという感覚ですね。で、それで成功するかどうかはですね、ちょっとわからないですけども、
なんかそういうふうになんか、最もなんか自分好みの作品をキャッチしていこうとするっていうですね。
よく考えるとですね、なんか自分ってそういうことをちょっとしているのかなとかちょっと思ってですね。
うんうんうんうんうん。なるほど。
これはもう完全にちょっと自分だったらっていう話で、それがじゃあみんな、それが、あの、するといいとかそういうわけではないんですけども。
うん。
でもなんか今の三枝さんの話を聞いていると、自分の傾向を知る上ではめちゃめちゃ重要だよね。
こういう本に惹かれやすいとかっていうのは、感覚的に把握していたりする時と、経験値的に積み上げているものって多分あると思うんで、
それを両方使いながら本を探していくっていうのは、あるかもしれないなと思うんだ。
そうですね。あとなんか情報もなんかその同じような情報とかばっかりだけを受け続けていても何かちょっとまんねりとかですね。
なんか見逃しそうな気がするんで、なんかいろんな情報に、なんか触れた上で分が得たい情報にもう一回触れてみるとかっていうのは有効なのかなって思ったりしますね。
そう、なんかいかに自分の興味の外のものを新しく知っていくかっていうのは結構重要だなって思ってますね。いつも。
何事においても。
そうですよ。イメージだとそうですよ。一回外に出て、ちょっと原点に戻ってくるみたいなイメージですね。
でも原点重要ですよね。なんか物事を好きになった初動の気持ちって、ちっちゃい頃にある気がして、やっぱり。
その時の感覚が思い出せた時ってのは間違いなく面白いものを出会っているっていう感覚だなと思うし。
そうですよね。なんかそのちょっとその原点に戻るっていうところと、あともう一つがですね、なんかその手に取った本を何かいかに面白く読むかっていうところも大事かなと。
その本を面白い本にするかどうかは読み方がかなり重要と思っていまして。
そうですね、なんか今回のコインロッカーベイビーズも確かに昔読んだことがあって、なんか面白かったなーっていう印象はあったんですけども、今回読んでみてこんなに面白かったとはって、ちょっとびっくりするぐらいいい小説だったんで。
それはなんか、もしかするとなんか斜め読みせずに、ちょっとボリュームある小説だったんですけど、ちゃんと位置から読んでいったとかですね。
なんかちょっとその主人公に、あのちょっと自分を重ねたらどうなんだろうって思いながら読んだりとかですね。
なんかそういう風な、とかなんかもし自分があの時代に生きていたらどうしているかなとかですね。
なんかちょっと考えながら読んだりすると、やっぱりすごく思うところがあって、なんか面白く読めていけたりしたんで。
たしかに。
面白く本読む方法として、ちょっと変わっているかもしれないんですけど、僕その実際にポイントカーベイビーズでもその音楽とかが出てきたら、その読んでいるときに聞くかどうかは別として、スポティファイとかで探しといて、後で音楽聞いたりは結構しますね。
ローリングストーンとか、リーコニーとかかな、ジャズが出てきたりとかしているのを、ちゃんと登録して聞いていたりはします。
本を読む際の読み方による面白さ
豆だな、すごい。
余裕があればね。
大地さんも、ザ・ピローズのやっぱり話になったりで、なんかその小説からさらにもうちょっと音楽の方にも膨らんでいったりとかっていう、なんかそういうちょっと遊んだり想像力膨らませたり、なんかできるっていうところがやっぱりいいですよね。
なんかそれが面白さを上積みしていってるのかなって思いますし。
特にその海外文学の場合は、舞台設定がそもそもどんな土地かわからないことって多いじゃないですか。
例えばなんですけど、ちょっと前に紹介されてた、和尾石黒さんじゃなくて、の娘さんのの、ナオミ石黒さん家の逃げ道。
逃げ道ですね。
例えば、確か一作目の小説、海の小説がブライトンビーチだったんですね。
確かに。
ブライトンビーチどんなとこかなっていうのを、Googleマップで検索して、YouTubeでちょっと雰囲気見てて、こういうとこかって見ながら読んだりとか。
確かもう一個別の小説もハイドパークの中で鳥を見たりとか、そんな話だったと思うんですけど。
やっぱりそういうのを実際にどんな場所かを確かめて、深めていくのも楽しく読んでいく方法の一つじゃないかなと、僕はたまにあったりしますけどね。
確かに。しかもそういうなんで、その小説とあの小説が実は繋がってるとか、あの小説の舞台と実は同じ舞台だったとか、そういうのがしかも関連とかも出てきたりすると。
そうですね、なんかね、なんかもっと面白くなりそうだしっていう。
本のそういえば読み方で、なんかそういうのありましたね。なんかそのちょっといもずるしきじゃないですけど、なんか読んだ本がどんどん他の物事とかにも関連したり。
なんかそうやって、あの舞台を調べていって、本をもうちょっと飛び出して、なんか自分の記憶に定着したりとかしてっていう。
なんかあれですね、なんか本を読むっていう単体の行為ですけど、実はそれはなんかちょっと読み方によって、なんか線を引くように。
繋がりのある行為になっていくんだなっていうのは思いましたね。
繋がりは確かに。
去年紹介したピュー、キャサリン・レイシーだっけ?
あのキャサリン・レイシーのピューを紹介したときに、キャサリン・レイシーの名前自体は多分柴田本幸さんが多分何かで書いてたのをずっと頭に入ってて、キャサリン・レイシーだって思ったりしたんですよ。
だからやっぱり結構その、例えば我々ちょっと海外文学読んでるんで、海外文学の役者跡書きに出てきた小説とか本とかをなんとなく覚えたりとかしていて、見つけるとちょっとあの本だって思ってしまうときがあって、なんかそういうのはすごく繋がりを持って読めてるなーってちょっと思ったりするときかな。
面白い本の見つけ方。ちょっと面白い本とはみたいなとこから始まっていろいろ話を取りましたが、これ結論なんだろうね。
もうあれかな、もうそれぞれの方法で頑張って見つけていくしかなくて、やっぱりそれをちょっとみんなで話してみると面白かったりするのかな。
うん、そうですね。確かに。みんなで話すと面白くなるっていうのは絶対ありますね。
これあれかな、やっぱり前ちょっとみねさんとは、あの一回ね、みねさんが東京来たときに、あのまだ住む前に、あの大歓山で、大歓山の蔦屋で時間決めてバラバラになって本一つ買ってきて、なんで買ったかみたいな話をした回あったけど、
ねじまきラジオさんの感想
ああいう回をやると、もしかしたらなんでそれ買ったんすか、なんでそれ面白いと思ったんですかみたいなところから入っていって、なんか広がりそうだね。そういう回もまたちょっとやってもいいかも。
じゃあちょっと、どうぞどうぞ。
やっぱり本はちょっと読まないとわからないかなって思うんで、そうですね。なんかちょっとこうやっていろいろなんか喋ってきたもののですね、
まあとりあえずなんかいろいろ手に取っていって、なんか良さげなものからなんか読んでいくっていうのが、なんかいいんじゃないのかなって、まあそれも一つかなってね、やっぱり思ってますね。
結局のところ出会いなんでね、これやって思ったらもう思い切って飛び込んで、あかんかったら次の本でってすればいいと思うんで、出会いを大切にして、もうあれこれ手に取るしかないかなと、僕も思います。
はい、じゃあちょっとそのところで今日は締めていきたいと思います。
はい。
じゃあねじまきさん、2週にわたり1年ぶりのご登庁ありがとうございました。
ありがとうございました。楽しかったです。
なんか久しぶりな感じもしないまま。
そうっすね、普通に。
ほんとですね。
全然全然。でもまあ会ったと言えばね、この間会いましたし、またまた遥かお盆間に会えれば幸い。僕もね東京行けたらなと思うんで、まあその時はその時で。
ぜひぜひ、東京でもおいしいお酒飲みましょう。
はい。
じゃあねじまきさんありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、じゃあ次回予告して終わりたいと思います。
次回予告
次回はですね、ネットフリックスで公開され始めたドラマ3体について話したいと思います。映像作品の方ですね。
ちょっとご紹介したいと思います。
じゃあ番組の最後になりますが、エメルマーカーに募集しております。
こちら無料版、有料版となりまして、無料版は毎回のビデオで長すぎた部分をカットした音源を配布してます。
もっと我々のエピソードは来た人のためにやってます。
有料版はサポーター特典みたいな形になっております。
詳しいことは番組概要欄確認してください。
そしてこの番組の完成をリクエスト。
またこのラジオを聞いて紹介された本を読みました。
読み返しましたがございましたら、ハッシュタグ空飛びネク土地をつけて教えていただけると嬉しいです。
Xやインスタの投稿でお待ちしております。
お便り本も番組情報欄に載せておりますので、ぜひそちらからいただけたら2ヶ月に1回のお便り紹介会でご紹介いたします。
ではこの番組気にいただけましたら積極的に拡散共有フォローをしていただけると助かります。
ではまた来週。
ありがとうございました。
ありがとうございました。