確かにあの5冊はトップクラスに面白いですよね。
来年もきっとJR級のドンキボン級が来なければちょっとやりたいなと思ってるんですが。
そうですね。この流れだとやっぱり来年もするのかなと思いますよね。
でも過去を遡るのも面白そうかなと思いますね。
確かに。
過去の最終候補に残っている作品とかも。
ちなみにこないだ日本翻訳大賞の受賞式、6回7回合同のやつ、私リアルイベントで行ってきたんですけど、
我々がもう紹介したのは去年かなっちゃうけど、アカシアは花咲くなんだけど、
加藤有子さん、翻訳した加藤有子さんの朗読が、
加藤有子さん今アメリカにいらっしゃるんで、録画したものが届いてまして、
ちょっとやっぱりアカシア花咲く、朗読で聞くと結構やっぱいいなって。
あっそうなんですね。
グッときちゃいましたね。
あと細井直子さんが失われたいくつかのものの朗読も朗読されてましたし、
もちろん精神病理学科もタリバンの朗読があったんですけど、
なぜかマーダーボットダイアリーの朗読は来年発売予定の新作の、今翻訳中の新作の冒頭部分かな、
朗読してくれるっていうちょっと熱い回で面白かったですね。翻訳される方々。
貴重ですね。たぶんそこの場にいた人しかいない。
フライングでね。
いいですねそれ。
絶賛翻訳中だっていって深い言ってました。中原直さん。
冒頭だけだとどんな話になりそうとかっていうのは分かったりするんですか?
もうメーサーがピンチなんだなって分かりました。
毎度の展開だと。
あと東京小説図書会の宇良野さん、ゲストにも来ていただいた宇良野さんなんですけど、
来年の飲み出す先に全部読むなら私も参加したいって言ってました。
いやそれすごいっすね、ほんと。
参加しますって言って。この間ちょっと会った時に言ってました。
宇良野さんなんか読書の鉄人のように思えてきましたね。
たぶんちょうど今芥川賞候補が発表された。
芥川直樹賞か。たぶん今読んでるところだと思いますけどね。すごいなって思いますね。
確かに翻訳大使、宇良野さんがノーベル賞候補を読むっていうのもされてるんで、そこと重なってきそうですもんね。
そうですね。でもやっぱどうしても若い作家が多いかなとは。
今年ラジオやっていて、毎週毎週配信させていただいて、
言い方あれなんですけど、私で言うと毎週編集したりとかもしてるのもあると思うんですけど、
結構時間が早く感じて、あっという間にラジオでも1年終わってしまったなっていう感じがあるんですけど、
今年のラジオを振り返ってみると結構激動な1年だったなと思ってまして、
まずリスナーの方がめちゃくちゃおかげさまで増えました。
これは結構びっくりしてて。
具体的に言うと3体のあたりの時に、
これアップルポッドキャストランキングの影響だと思うんですけど、
いきなり上位に入ることができて、
そしたら一気に1000、2000って一回増えて、
ピークで週間再生数が3600くらいまで一回いった時があって、
そこから今1500いくかいかないかぐらいをさまよってるんですけど、
リスナー数で言うと100人から200人の間で毎週落ち着いてたところが、
一気に1000とかになった瞬間もあったんですけど、
今は多分500から700の間を落ち着いてて、
500人は確実に効いてくれる人ができたなっていう今年の印象ですね。
それでも本当にすごい増えたなって思いましたね。
100人安定してきたぐらいの時に、
みえさんととりあえず500人目指そうかみたいな話をした記憶があったんですけど、
それをなんかもう急に。
気付いたら。
速攻でクリアしちゃってるっていう。
でも最終的にはそのくらいに落ち着いてきた感じですかね、半年ぐらい。
だから6月あたりから一気に増えて、今は落ち着いてますけど、
やっぱりApple Podcastで上位に入ったとか、
ちょっと露出が増えたっていうところが一気に数字に影響するんだなっていうのはすごく感じましたね。
面白かったですね。
でも最初原因わかんなくて、
なんでこんなに急に俺たちの再生回数増えてんだみたいな。
再生回数でしか最初ウォッチしなかったんで。
AppleのPodcastランキングがあるっていうのは知ってたんですけど、
それを見たらあれすげえ上の方にランキングしてるじゃんとか。
Appleが注目作品というトピックを作ってるんですけど、
その中の一つに上げてくれていて。
一週間ぐらい一番上に出てたんですよね。
それが大きかったですね。
結構いろんな人に見つけてもらえた印象がありますね。
これをちょっと来年はじわじわ伸ばしていって。
そうですね。来年はSpotifyが伸びてほしいですね。
1000人ぐらい聞いてくれる人を作ってた。
別に数字にこだわってるわけじゃないけど、野望としては。
本当に聞いてくれてる人が増えてありがたく思ってます。
あと今年はゲスト会をするようになりましたよね。
楽しいですね、単純に。
そうですね。たまに番外編の時に、
どっちかが知っている方というのをお呼びして参加してもらって。
翻訳対象というかラジオで紹介するってなってなかったら、
多分今日出さなかっただろうボリュームだったんですけど、
やっぱすごい作家がいるもんだなと思いましたし、
いく一体ってしまったはすごい考えさせられることの多い作品で、
普段読んでいる小説とはちょっと違った経路だったのかもしれないんですけど、
これもやっぱり本当に読めてよかったというか、
読んでちょっと考え方であったり、そういうのに影響を与えてくれたなという気がして。
本当ですよね。
ちょっとなんかこれは、こういうジャンルの本を読んだことがない方、
他に同じような本ってちょっと分からないですけど、なんか別格感ありますよね。
そうですね。ドキュメンタリーとかで難民の人たちのことを知るっていうのと、
またちょっと違った感覚があって、
これはもう文学作品だからできることなのかちょっと分からないんですけども、
なんかちょっとね読んでみたら本当に予想外というかですね、
読んだ後に残るものがちょっと違っていたなと思いましたね。
すごい良い小説でしたね、本当にね。
あと僕もSFは場外知っているというかですね、
作品の凄さで言うともう多分3体がダントツで助けにいけばいいかなと思っていて、
3体の完結編ですね。
なのでちょっと3体はもう別枠かなと思って、今回は省いています。
3体3ね、すごい景色を見た気がします。
そうですね。
やっぱり何でしょう、振り返ってみると村上春樹さんの影響って、
すごくあったなというのもちょっと感じましたね。
今年だと世界の終わりとハードボイルドワンダーランドをやったのと、
あとドライブマイカーの原作の収録されている女の見ない男たちとして、
やっぱりなんだかんだ定期的に村上春樹さんの作品を読むことがめっちゃいいなと思いますし、
すごい作家だなと思いましたね。
そうですよね。
世界の終わりとハードボイルドワンダーランドはやっぱり読み返し見てめっちゃよかったですね。
そうですね。
本当に他のいろんな海外文学を読んでいても全然引き劣らないというか、
やっぱりすごい本当に面白かったですし、
あと世界の終わりとハードボイルドワンダーランドを読んで、その後サンドイッチに入りました。
なるほど。
もともとパンは好きで、サンドイッチはそんなにばっかり食べてるわけではなかったんですけど、
無償にサンドイッチばっかり買うようになって。
じゃあもうおいしいサンドイッチとおいしくないサンドイッチの違いが分かるようになっちゃったんですね。
そうですそうです。
こんな感じで今年もたくさん紹介してきたんで、来年も同じように紹介していきたいなと思ってますのでよろしくお願いします。
そうですね。
ちょっとここから話を変えてみると、ラジオ以外でちょっとどんな1年だったのかなって話をちょっとしてみたいんですけど、
2021年、なんかこれ収録段階12月19なんでまだちょっと終わるって感覚がまだちょっとあんまないんですが、
今年思ったよりも本が読めなかった印象なんですよね。
ラジオでめっちゃ読んできてはいるつもりなんですけど、
コロナで結構外出れなかった時間っていうのが今年はちょっとやっぱり去年よりは減ったかなと思っている。
仕事もあるのかな。仕事に忙しさなんかもあるんだと思うんですけど。
もっといろいろ読みたかったなと思って今振り返ってみると、あれも読んだない、これも読んだないみたいなのが出てくるんですよね。
ちょっとそういう意味では悔しい1年だったな。
なっちゃいそうだなと。まだあと10日間くらいあるんで。
服も近いかもしれないですね。結構仕事とかいろいろバタバタしていて、
自分の中ではもう5月のゴールデンウィークくらいから気づいたらいつの間にか年末になった印象で。
6ヶ月くらい飛んで。
6ヶ月くらい何してたんだろうって本当に思ってしまって、本全然読めなかったですね、ラジオ以外の。
なんかね、自分に余裕がなかったなっていうのを感じていて、
今でも覚えてるんですけど、今年の初めからこの2021年の抱負を語って、
確かいろんなジャンルを読むとか言っていた気がするんですけど、間違ってたら申し訳ないんですけど、
全く何に一つ実行できていなくて、抱負はあんまり語ってはいけないなと。
年末に思い出したね。
確かに。私も後回しをしない読書をするって言ったと思うんですけど、また後回しにしてしまった。
いいですね。年明けの意識高い抱負を。本当に最初の最初だけでしたね。
イタロウ・カルビーノ全然読んでねえもんな今年な。
すごい読みたいなと思って。
僕はちょっとバタバタしていたなっていうので、本当に悔しい一年だったなと思っていて、
もうちょっと余裕を持って本を読むにしても何かするにしてもできるようになりたいなって思いましたね。
でもいい本は読めたなとは思ってはいます。
そうですね。
あと私はあれかな、ノーベル文学賞を見守る会っていう会に巻き込まれて参加して、それも面白かったし。
ちょっとやっぱり活動の幅がちょっとずつ広がっていった感じはあるかもしれないですね。
今ちょっといつまでやらせてもらえるかわかんないですけど、神保町にある美容の洋さんっていう本屋さんでも棚作っておかせてもらってるし、
そういうこともちょっとずつこれからも増やしていけたらなと思いますね。
僕も本の話ができるカフェっていうのをコンセプトで日曜日だけやっているんですけど、
そこももうちょっと本の話をするにしてもちょっとテーマ性を持って、ちょっと形を変えてやってみようかなっていうのをまた今年思ったりしたので、
それで何か変化をつけていくと面白くやっていけるのかなとは思いましたし、
あとは今年やっていたことだと、ガルシア・ワルキスの100年の孤独の読書会に参加者として参加していたんですけども、
連続読書会という形で半年間ですね、6月から12月まで月に1回6分割して読んでいったんですけども、
結構そういうのも楽しかったりしたので。
参加したかったんだけど、ちょっと乗り遅れだった感もあり。
そうですね、1回乗り遅れともうね、挽回するのが大変な。
2ヶ月分っていうか、2分月分に読まなきゃいけないですよね。
そうですね、ちょっとね、毎月開催日の前はなんとか頑張って読んだっていう。
そこでちょっと思ったのはガルシア・ワルキスの文章がすごいっていうかですね、
現代のいろんな作家の作品を読んでますけど、やっぱりその力技というか、
そんなこともありにしてしまうんだというような、そんな文章を書けるのがガルシア・ワルキスかなと思って、
本当に力技というか力強さというか、なんかそれがすごいなっていうのを思いましたね。
なるほど、いいですね。
私読んでますけど、結構内容がもうほぼ頭の中に残ってないような状況になってきて、
大学生の時読んだんだっけな、ちょっと記憶が定かじゃないけど。
僕も全然…
残んないですね、本当。
なんか多分まだそんなに読む力がない時に読んだ記憶があります。
なるほど。僕も今回10年ぶりぐらいに再読したんですけど、再読してもやっぱりもう忘れますね。
なんか読んだそばから細部を思い出せないというか、
ざっくり印象的なところしか記憶に残らなくて、
ガルシア・ワルキス、ああいったかもしれないんですけどね、
そういう本当に情報を散りばめて、なかなか記憶に残りづらいような書き方をしているのかもしれないなと思いましたね。
ちょっと私も100年の孤独、どっか読み返したいなと思っているので、ちょっと頑張っております。
じゃあちょっと今日ダラッとした回になってきちゃってますけど、
こんなところで今年いろいろ紹介してきたなっていうのをちょっと振り返ってみました。
で、えーっとですね、ちょっとお知らせがあります。
来年の2022年1月23日なんですが、
さっきちょっと出てきた人望帳、無用のようさんで、
私富江さんで一日店長をします。