実際には、なんかこれをイメージして読んだら、なんかもうちょっとなんだろう、地に足がついている話だったっていうか、なんて言いたいのかな。
思ったより、ちょっとサンタみたいなスケールの仕方をイメージしちゃったからかもしれないけど、思ったより地に足がついた感じはあるなって。
この表現が正しいかどうかちょっと自信ないとこはあるんだけど。
グワッと広がっていくっていうよりは、その時その時、主人公のマラカイが目の前にあることを対処していくみたいな。
そう、確かにその視点がそうです。俯瞰というよりかはマラカイの視点で見せてくれるような描き方かなと思いますんで。
一人称じゃなくて三人称だけどね。
じゃあここからちょっと具体的に作品紹介に入っていきたいと思います。
まず全体的な魅力をですね、ちょっとお話しさせていただいた後にストーリーの方に入っていきたいと思っています。
ストーリーはネタバレも含みながらちょっと話させていただいて、最後の核心のところにはちょっと触れないでおこうと思っておりますので、
なんかネタバレ激しくなってきたなと思ったら、これももう注意喚起ですけど、途中で止めてもいいかなと思いますんで。
そのあたりちょっとご了承いただきながらお聞きください。
僕結構最近毎回言ってるんですけど、読もうと思ってる方は確かに途中でストップされるのがいいかもしれないですけど、
まだ読もうと思ってない人だったら結構今回も長編小説なんで、ある程度最後まで聞いても多分話が忘れたりだんだん薄くなっていくと思うので、
そんなに後々読むときに影響はないかなとは思いますね。
逆にちょっと思い出しながら読めるかもしれないね。
あんなこと言ってたなみたいな。
しかも核心に触れるわけではないので。
確かに。ちょっと分かりにくいところもあるからね話ね。
今日はちょっと意識しながら話そうと思ってますが。
魅力なんですけど、まず最初にあげたいのはですね、これはストーリーの面白さですね。
タイタンの幼女、やっぱりストーリーがすごく面白くて。
ストーリーラインでも話すんですけど、これかなり最初にですね、ある意味結末までのことがほぼ全て明かされるというか、予言というか未来を告げられるんですよね。
主人公が。なので最初にネタバレがあるっていうか、こいつタイタンに行くんだっていうことまでが明かされます。
この流れに乗ってですね、主人公と一緒にこの物語を見ていくと、気づくとこの主人公、マラカイと同じような気持ちになっていて。
運命や逃れられないものに飲み込まれていく感覚っていうのがすごくあって、自分は読んでいるときに結構没入していく感じがありましたね。
本当にわかります。僕もこの展開すごくいいなと思っていて、大まかに言うと最初は地球にいて、その後火星に行ったり、タイタンという星に行ったりするんですけど、
読んでいてそれでも本当に行くのかなと思うんですね。本当に。 思ったよね。
やっぱりマラカイからすると目の前で結構いろんなことが起きてて、そんな火星行ける状況とかじゃないじゃんって思うんですけど、それが行けてしまうっていうドッキリがあったりしてですね。
この辺の本当に描き方すごい面白いんで、それであとやっぱり舞台となるその惑星も地球とか火星とかやっぱり途中途中で変わったりするんで、
なんかね新鮮な気持ちで読んでいけるので、やっぱストーリー本当に面白いし飽きさせずに本当に読ませてくれるなっていうのは感じましたね。
本当だよね。火星編の突入のところちょっとすげーびっくりしたかな。なんていうか、これちょっとストーリーのところで話したいけど。
いや本当にね。
え?え?え?ってなったもんね。
火星編そうやっていくんだって本当に思いましたもんね。
次にあげたいのがですね、ユーモアの部分ですね。
多分これカート・ボネガットの持ち味だと思うんですけれども、結構随所にちょっと薬と笑えるようなユーモアが散りばめられていて、
本筋とはあんまり関係ないけど、なんか少し笑わせてくれるような部分があって、
なんとなくこのユーモアがなくては生きてはいけないと言われているような気持ちがあって、ちょっと私はこの所々出てくるユーモアが好きでした。
本当にすごい遊び心がありますよね。
本当になんかね、全体的にどこ撮ってもだいたいユーモア溢れてるんですけども、その中で僕がすごい好きだなって思ったのは、
主人公のマラカイのお父さん、ノエルという人がいるんですけども、このお父さんが世界一の大富豪になる土台を築いた人で、
結構変わってて、39歳の時に機械の修理工だったんですけど、そこからも投資家になろうと思い立って、
ホテルの一室にずっと引きこもって、いろんな会社に投資をしていくんですけど、その投資の仕方がすごい面白くて、
手元に聖書があったんで、聖書の一番最初の文章ですね、それがインザから始まるんですけども、
インザなんでINTHEのアルファベットの5文字が頭文字に来る会社を適当に探して、そこに投資をするって言って、
それが全部的中していくっていうんですけど、それが秘伝のタレみたいに息子のマラカイに引き継がれて、
マラカイが世界一の大富豪になっていくっていう、この設定がすごい笑えて面白かったです。
そういうくだらない感じのところもあるし、あと私結構好きなのは、ラムホードっていうのが未来を見る力が持ってしまった、
人だけど人じゃなくなっちゃった存在で、その人が書籍とか言葉とか残してて、
例えばそれがですね、236ページか、勝利って章があるんですけど、その最初に、
地球文明はこれまで一万回の戦争を作り出したと言われるが、戦争に関する聡明な注釈はただの三つしかない。
スキリデス、ユリウスカエサル、そしてウィンストン・ナイルズ・ラムホードのそれである。
その偉大な二人に急にこの架空のラムホードが並ぶっていうのがいくつかあって、書籍とかでも地球の歴史を語るには、
このラムホードの本を読めばいいみたいなのがあって、このラムホードの持ち上げられ方がね、なんか面白くてね。
結構この辺りにやにやして読んじゃいましたね。
ラムホードが一番何でも知ってる人ではありますので。
ラムファード?
ラムファードだね。俺ラムフォードって言ってたね。
ラムファードだね。
このタイタンの幼女はですね、結構登場人物が結構多いです。
多分読んでると、多分気に入るようなキャラクターが出てくるんじゃないかなと思います。
主人公のマラカイ・コンスタントもそうなんですけど、他にもですね、彼が出会ったり、
もしくはこの作品をちょっと彩る人物っていうのは結構出てくるので。
聡明さんは何かお気に入りのキャラクターいました?
そうですね。やっぱり主人公のマラカイ・コンスタントは、
最初出てくるときは世界一の大富豪で、結構イケイケなキャラではあるんです。
自分にはもう金はあるっていうので。
結構僕の中ではイーロンマスクと重なりましたね、最初読んでたとき。
なるほどね。
マラカイ・コンスタントも投資とかしまくったり、いろんな会社を持ったりして、
一番アメリカの中で権力を持とうとしているような人かなと思ったので。
個人的にはラムファードが結構好きですね。
これラストまで読むとなんですけどね。
ラストまで読むと結構ね、あることが明かされて、
ちょっとラムファード、ああってなるんですけど。
途中で出来たボアズっていう、これはストーリーで話すけど。
火星で出会う人ですね。
火星で出会って一緒にマラカイと彗星に行って、
彼がね、あることから彗星に残るという。
地球に戻らないで、地球に戻れるのに彗星で暮らすという決断をするというか。
結構好きですね。
火星で最初に出てきたときとね、結構人物が変わったみたいになっていく感じは。
なかなかこのボアズは、僕はいろいろ考えさせられるキャラクターでしたね。
この小説の中でもだいぶキャラ編っていうか、変わっていくよね。
最初はね、ただのちょっと浅はかで悪い人間なのかなと思ってはいたんですけど。
そういう変化もあるキャラクターもだいぶ気に入ってましたね。
あとはあれかな、サロというですね、宇宙人なんですけども。
なんかすごい人間味があって、やっぱり感情移入してしまう人じゃないんですけどね。
そんな登場人物がたくさん出てくる小説なんですが、結構これからストーリー話すんですけど、
結構ですね、内容が結構複雑なので、本当このストーリーラインを終えるようにちょっと整理したので、
割と登場人物の話は結構カットカットしてるんで、
これから話すストーリーラインの中に出てくる登場人物以上にたくさんいるんで、
読むときは楽しみにしていただければなと思います。
じゃあまずですね、これ大きく12章に分かれてるんですけど、
1章から3章が地球の話ですね。
まず地球の話なんですが、これですね、
まず時代設定としては、第二次世界大戦から第三次大布教の間ぐらいの時代の話となっております。
アメリカのですね、ロードアイランド州ニューポートというところに、
ラムファードという、住んでないんですけど、ラムファードのラムファード邸があって、
そこでですね、実体化現象というのが起ころうとしております。
それを見ようと思って群衆が集まってきている。
この時、実体化されるのは、ラムファードと飼い犬の家族というのが実体化されます。
そもそも実体化っていうのはなんだっていうところなんですけど、
まあちょっとこれは後で補足していきます。
この実体化現象の時に、ある男がですね、招待を受けていました。
それが全米一の大富豪、マラカイ・コンスタントになります。
コンスタントはですね、ラムファードと面会します。
ラムファードは未来を覗くというか、もう知っているので、
マラカイがですね、これから火星に行って、水星に行って、
一回地球に戻ってきて、最後はタイタン、これ土星の月にあたる星なんですけれども、
タイタンに行くと伝えられます。
で、こっからがもっとさらに奇妙な話なんですけれども、
ラムファードの妻、ビアトリスという女性がいるんですけれども、
彼女とですね、火星に一緒に行くことになって、
その時にですね、二人の間に子供ができると、
クロノという子供ができるということを言われます。
このラムファードは、自分の妻とマラカイが子供を産むということをですね、
知っているという不思議なポジションですね。
で、ちょっと最初にですね、この本の特徴なんですけど、
急にさっき実体化って話が出てきたんですけど、何の説明もなくですね、
こういう概念がポンポンと挟まれてきます。
実体化っていうのは、これちょっと複雑な話なんですけど、
地球と火星の間を旅している時に、
ラムファードとその飼い犬のカザックを乗せた宇宙船が、
時間当局率ロートと言われるですね、
現象に飛び込んでしまって、
ラムファードとカザックは、流子力学において、
波が有する確率と同様な波動現象になってしまったということになっています。
とりあえずね、この辺りの説明聞いても多分ちょっとよく分からないと思うんですけど、
要はもう人間じゃなくなって、なんか波動現象になっていると。
で、ある条件を満たすと実体化ができるんですね。
ラムファードとカザックはですね、太陽からペテルギウスに至る螺旋に沿って存在していて、
地球のような惑星がその螺旋を横切ると、
一時的にその惑星で実体化することができるとなっております。
なので、地球だけじゃなくて、水星で実体化したり、
タイタンでも実体化したりという、火星でも実体化したりという、
場所を移して実体化していくという状況になってますね。
で、この現象になった結果ですね、
ラムファードはですね、過去と未来をすべて知るようになりました。
なので、彼が言うことっていうのは必ず実現するというか、真実であるということですね。
という説明なんですけども、ちょっとこれよくわかんなくていいと思います。
実際読んでてもね、なんとなくわかるような、わかんないような。
実体化するんだってことだけ。
実体化したら本人が現れるんだ。そこだけわかる。
そこだけちょっと、それで私は読み進めました。
で、ちょっと話を続けますと、
ラムファードの予言通りになりたくないと思っているマラカイと、
ラムファードの婦人のビアトリスなんですけれども、
この2人がですね、2人とも結構富みに恵まれていたんですが、
結果その資産というか、マラカイは破産しちゃうし、
ラムファードの妻のビアトリスも財産を失ってしまうという結果になります。
まあこれもちょっといろいろあるんですが、そこの説明は省きます。
で、マラカイにはですね、運が付きた時に父から用意されていた手紙がありました。
で、それがですね、あるホテルの一室に、あの枕の下に今置いてあるという状況で、
マラカイはそのホテルに向かって手紙を読みに行きます。
で、マラカイはですね、このホテルのバーを通った時に、
なんか珍しい男女のペアがいるんですが、
彼らはですね、火星軍の優秀なスパイでマラカイを待っていたという状況でした。
で、マラカイは父の手紙を読むと、
まあちょっといろんなことが書いてあるんですけれども、
運が付きたら、どうしようもない相談を持ち掛けられたとしたら、
それに乗るんだと書いてありました。
で、マラカイが手紙を読み終えたタイミングでですね、
この2人のスパイ、一応名前はヘルホーツとミス・ワイナリーというんですけれども、
入ってきて、火星の陸軍の中佐になるように持ちかけてきます。
で、マラカイはですね、この父の教えに従い、その誘いに乗り、
翌日、クジラ号という宇宙船があるんですけど、
まあそれがラムハード号と解明されていて、
それに乗って彼は地上から火星に向かいます。
で、この打ち上げをですね、一方、ビアトリスは見ていて、
自分が乗っていないこと、とんでもなくその打ち上げられた宇宙船から離れてるし、
もう自分は火星に行くことはないんだなと、
安心したところに、彼女の元にですね、空飛ぶ円盤が迫ってくるというところで、
地球編は終わります。
はい。
結構ね、怒涛の展開ですね。
そうですよね。
これだいぶ省いたんだけど、細かいところは。
だけど、たぶんちょっと実体化と同じくらい気になるのは、
急に火星のスパイが出てくるっていうところなんですよね。
これも急に出てくるからさ、なんで急に火星からスパイ来るんだと思ったら、
ちょっと後々いろんなことわかるんだけど、
これなんか火星人とかじゃないんだよね。
そうですね。宇宙人間ですよね、確か。
人間なんですよ。地球人なんですよね、元はね。
というところで、ちょっとこの辺りも後で謎が解けるところではあるんですが、
そんなこんなで、この二人はですね、火星に行ってしまいますね。
ここからちょっと舞台は火星になります。
ここからの主人公はアンクという名前の人物になります。
火星陸軍突撃砲兵というところに所属している40歳の男性で、
でもうラムハードはですねこの群衆の集まっている群衆の前でこの宇宙のさすらい人 であるこのアンクはですね本当の名前はマラカイコンスタントつけますでもうこのタイミングで
このマラカイというのがですね結構地球の悪者みたいな空気になっちゃって マラカイですねこれからあの土星のタイタンに行くと
予言しますでこの時にラムファードはですねまぁちょっとここ座告なんですけれどもあの マラカイんですね
火星で自分が親友を殺したということを思い出させるましただから再会を願っていた 親友はもういないとどうビート来るの
b は元々自分の妻なんですけれどもそのこともラムファードは正体は化して3人で あの一つの宇宙船でタイタンの方に行くとその宇宙船に乗せるという流れになってきます
でついにタイタン編なんですけれどもちょっとここからですねだいぶ物語の確信に 迫るところでもうほぼ何も言えないような状況なんですけど
タイタンではですねドラムファードが実体化もできるようになっていてそこにはですね えっと地球よりも遥かに高度な文明を持つ
あの宇宙人の一人であるサロというものがここにいました サロはラムファードと友人関係にあって仲良くしてたんですけれども
突然ですねあることからですねラムファードがもうサロを突き放すような悪態をついて 2人の関係が急激に悪化しますでそこへですね
マラカイたちを乗せた宇宙船が到着してここからもうちょっと タイタン編が少しあってある確信に触れて終わるという流れになってます
でサロはですねまぁちょっとある旅の途中実は旅の途中なんですけれども 母性から預かっているメッセージがあってそれは絶対に目的地につくまで開いてはいけないと
言われています まあでもこのあのメッセージが一体何なのかとかあとなぜマラカイたちはですねこの
タイタンに来たのかというのが最後明かされていきます この味ですかねちょっと長くなりましたがそう
ですよねなんか最後サロの話があったんですけどもそれはもうちょっと物語の手前の ところからちょくちょく登場はしていていったい何者なんだろうっていうのが好きになる
キャラが最後の方すごい確信に座ってくるとこのサロが何者であるかというのも あとされていくっていうこの辺読んでてやっぱりすごい面白かったところですね
ちょっとね多くは語れないんだけど タイタン編もすごいもうまか不思議で面白いんだけれども
最後本当まず冒頭でも話しといてちょっと文学性の高いテーマがこう最後残されて 落ち着くんでそれもぜひちょっと感じてもらいたいなと思うんですが
ちょっとそんな話なんですけどこれ最後に残される テーマ問われているものっていうのは結局これは何か大きな
他の意思とかに操られてしまっている運命なのか宿命なのかなと言っていうのがわかん ないですけど
自分では上がらないものにこの未来が決定されていくっていう展開を まあマラカイの旅はそうなんですけれどもまあそれに関してはちょっともう一転二転して示さ
れるものがあるんですけれどもちょっとここについてちょっと話してみたいなと思います じゃあちょっとこっからまあいつも通りテーマトークみたいな感じなんですけどもこれは
もうかなりこの物語に寄せてですね この最後このラストでまあいろんなちょっと2点3点した展開があって示されることが
あるんですけれども 結局はこれ大きな意思とかなんだろ運命上がられない運命のようなもの
があってまあそれにこう 操られるというわけではないかもしれないですけど操られるのか
まあマラカイはあのもうその運命に従って旅を続けてきて大胆にたどり着いているわけ なんですけれども
そういうものに対してですね人間は何だろう どうしたらいいのかみたいな話をちょっとしてみたいなと思います
そうですよ ちょっと読んでて思ったのはこれも弱肉長食というかもうやっぱり宇宙にはすごい
強い存在っていうのがより優れた高度な文明というのがあったりするのでそうです やっぱりここがピラミッドみたいな形でやっぱり上になればなるほど
ブーバーし 使用していくっていうのはなんかそれがね
もしかするまあ自然なことなのかなっていう 時は思いますまあそれがねあのラムハードがになっているわけだけど
これはでもなぁ歴史的に見たらさ 奴隷に生まれちゃったらもう奴隷の人生だったりするわけないですかそれがあの大きな
ブーブー sf とかで書かれるけど大きなあの宇宙というところに見たら地球がその奴隷の 仮想に入っている可能性があったりするじゃないですか
まあそういうことですよねやっぱりそう そういうところに生まれてしまったらこう運命は変えられないもののかみたいなのは
ブーブー言うとそこもですねなんか若干やんすか 変わってくるかなと思っているんですけどその
人間の世界の中の奴隷だったら奴隷じゃない立場の人たちもいるって言うのがわかった 状態でのその奴隷になっているという
ブーバー人類が他の大きな石に利用されているっていうのは 当事者はわからないんですか人類は人類としてある意味自由を謳歌しているつもりで
まただそうあのその大きな石によって その目的地というか人類がやるべきことに向かっては当事者としてはそれに全然気づか
ブーバーされている ラムファードだけがまあ気づくことがあるんか
まあそういう役割に本になっているんですけど
ブーブー言っ 何だろうあのあれだよねこう虫とかの世界かな
なんか他の種族ある虫の行動が実はある虫の利益になっているみたいな あのでそれは別に気づかずやってるみたいな
気づかずっていうかその本の本能に従ってやってるみたいなそういう構造に出るよね 多分どっちかっていうかねうん
確かにこの人間もね俺たちも気づかないうちにやってるかもしれこれもしかしてまぁ ちょっと sf 的なアレになっちゃうとなんか ai を作り出すためだけに
ちょっと受け入れられない状況になった時に、これが運命だったんだって自分に言い聞かせないかどうかっていうと、
結構それは可能性としては、自分を保つためには何か運命を信じなくてはいけない、運命のせいにしなくてはいけないこともあるのかなとか、
そういうふうに思ったね。
この最後のマラカイのスタンスね。
そうですよね。確かにこれを言うと、マラカイはやっぱり踊らされていた人間だと思うんですけど、
しかもすごく激動の人生を送ってきて、果たしてマラカイの人生って何だったんだろうっていうのは、
ただの道具みたいな扱いとしては見えることもできるし、
一人の人間の激動の人生として見ると、これも一つの人生と思うと、
良いも悪いも含めて、そういう人生もまた一つ、それも人間なのかなって思えるようにしますし。
そうですね。やばいな、まとまらなくなってきたな、今回。
いやーこれこのちょっとね、たぶん、でもまぁちょっとそういうところを考えさせられる一冊ですよね。
そうですよね。
運命とか、必然とか。
確信部分は言わずに、ちょっと濁しながら。
でもなんかね、聞いてる冊子の人はね、こういうラストなんだなって多分わかったと思う。
なんかちょっと申し訳ないことを今してる気はあって、俺は今ちょっと罪悪感に苛まれている。
それはなんか、実際読んでみないとね。
そうだね。
そんなところで今日終わりにしておきますか。
そうですね。
まぁなんとなくこの小説がどういう話で、どういうものが待っていて、
どういう感情を読み終わったら抱くんだろうなってのは伝わったんじゃないかなと思います。
じゃあ最後にですね、感想とどんな人に読んでもらいたいか、いつも通りお話しして終わりたいと思います。
これですね、SFの設定があるんですけれども、なんかそれはですね、
もうちょっとよくわかんないものだという処理の仕方をすれば、
これはこういうものなんだみたいな感じで読めば、
SF苦手な人でもですね、かなりグイグイ読んでいける内容になっているんじゃないかなと思います。
話自体は面白いので。
なのでSF苦手な人もですね、ぜひ挑戦していただきたいなと思ってます。
こちら最後にちょっといろいろ話しましたけれども、
我々は自分の意思で生きているのか、動いているのかという大きなテーマが立ちはだかってくるので、
ぜひともですね、楽しんでいただきたいので、いろんな人に読んでもらいたいなと思いました。
僕も単純に面白くて、SFをそんなに読んでいない人でもやっぱり面白く読んでいけるのかなと思いました。
やっぱりSFで宇宙が舞台というところなので、
すごく壮大さというのもですね、途中から出てきて、