1. 文学ラジオ空飛び猫たち
  2. 番外編第 55回 「リスナーから..
2024-10-28 1:01:40

番外編第 55回 「リスナーからのお便り紹介回#10」

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およそ2ヶ月に一度のお便り紹介回の第10回目。リスナーからのお便りを紹介して、ゆるく回答していきます!

. ポッドキャストウィークエンド、文学フリマ東京に出ます/「勝手に”ドキュメント72時間”をしゃべるラジオ」にダイチがゲスト出演/YouTubeで「三体」を聴いて/「花と夢」(チェリン・ヤンキー)の感想/「テスカトリポカ」(佐藤究)をリクエスト/「パルプ」(チャールズ・ブコウスキー)をリクエスト/「あまりにも騒がしい孤独」(ボフミル・フラバル)のリクエスト/海外文学の羅針盤/本への書き込みはあり?/自分に合った海外文学の見つけ方/「結婚/毒」(トーヴェ・ディトレウセン)の読書会の感想/奈倉有里さんの翻訳やエッセイ、サーシャ・フェリペンコ作品のリクエスト/お気に入りのイラストレーターはいる?/「関心領域」を聴いたのがきっかけで/初めて読書会に参加する人へのアドバイス/ハン・ガンのノーベル文学賞受賞にちなんだリクエスト/次回予告 . ▼【出店のお知らせ】11月2日(土)にPodcast Weekend 2024に出店します。海外文学ブックガイドのほか、古本やグッズも販売予定です。多くのポッドキャスターが集まるイベントです。イベント自体は3日(日)も開催されています。会場は下北沢のBONUS TRACK。本屋B&Bもあるので、ぜひ!⁠https://podcastweekend.jp⁠

▼【出店のお知らせ】12月1日(日)文学フリマ東京39では、吉田育未さんが出店される「Maggie’s Pie」に同席させていただき、空飛び猫たちのZINEやグッズを販売します。空飛び猫たちが文学フリマ東京39の抽選にはずれてしまい、一緒に販売させていただくことになりました。「Maggie’s Pie」では香港のアーティストの作品やカナダの現代詩の翻訳などを販売される予定です。ブース番号は決まり次第、番組やSNSでお知らせします。

▼【ゲスト出演のお知らせ】番組で紹介したポッドキャスト番組「勝手にドキュメント72時間をしゃべるラジオ」ダイチ出演回

https://open.spotify.com/episode/6F8RDdnnCotasjTbPxnLO2?si=4d87f8f62ec645b4


https://open.spotify.com/episode/1o62JSWDp6dyC2nCm8xfKC?si=09357cfbad8447d2

. 【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】 声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【番組へのお便りはこちらから!】 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ会員募集中! 】 毎週土曜日朝7時に配信! 無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております! 有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。 どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を! ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。 ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。 【文学ラジオ空飛び猫たちとは】 硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ 京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ 文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、 読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます! 毎週月曜日朝7時に配信しています。 【SNSでご投稿ください】 番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください! よろしくお願いします! ■twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com ■ダイチ「小説家が好き!の会」 Twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/welovestory ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■ミエ「羊をめぐるカフェ」 Twitter⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://twitter.com/hitsuji_meguru ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ #本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

00:01
スピーカー 2
どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には作る、時には愉快にそれぞれの視点で紹介していく番組です。
スピーカー 1
今回は、作品紹介のない番外編となっておりまして、10回目ですかね、となるお便り紹介会となります。
で、ちょっとお便り結構たくさんあるんでサクサクいきたいところではあるんですが、いくつか告知をさせてください。
まずですね、これ配信されるのは10月28日の予定なんですけれども、今週末ですね、次の土曜日、下北沢ボーナストラックでポッドキャストウィークエンドこちら開催されます。
ポッドキャストウィークエンド2024が開催されますね。こちらは、11月2日、3日、2日間に行われるイベントなんですけれども、我々はですね、
2日の方、土曜日の方にですね、出展させていただきます。ブースの場所なんかは、概要欄に載せておきますので、ぜひお近くいらっしゃる方、来ていただけるとありがたいなと思ってます。
時間は、11時から18時までとなっております。私とミエさん、二人でお待ちしてますので、ぜひ来ていただければなと思います。
スピーカー 2
そうですね。そのために、ラジオのグッズとかも作ったりしてるんで、ちょっとまだ、完成がこれから納品されるので、どういうものが出来上がるのかっていうのは、ちょっと自分たちも楽しみにしてるんですけども。
スピーカー 1
たぶん、配信してる段階では、SNSなんかでは、きっと姿が見えてるんじゃないかなと。
スピーカー 2
もう、そう、かけてるかもしれないですね。
スピーカー 1
ちょっとね、どういう出来栄えになってるか分からないんで、なんとも言えないとこなんですけど。ちょっと私たちは、今ドキドキしながら納品を待ってるっていう。
スピーカー 2
そうですね。グッズと本と販売しようと思ってます。
スピーカー 1
来ていただければ、いろいろなお話もしながら、ぜひぜひ、交流させていただければと思いますので、よろしくお願いしますというところですね。
もう一点、12月になりますが、約そのPodcast Weekendの1ヶ月後ですね。12月1日、文学フリマ東京39、こちらですね。
我々、ちょっと抽選漏れてしまったんですが、ちょっと前にゲストに来ていただいた吉田ゆくみさんが出展されるということで、場所をちょっとお貸しいただけるとありがたい申していただいたので、渡りに船というところで、吉田ゆくみさんのブースで少し出させていただきます。
こちらはまだ詳細、12月1日なので、ちょっと先なので、まだいろいろどうしていこうかっていうのはあるかなと思うんですけれども、
一旦、吉田ゆくみさんもですね、出展される名義がマギーズパイという、吉田ゆくみさんらしい野郷で、野郷っていうのかな、こういうの。
出展名で出されてますので、そこをめがけて来ていただければ、我々もいると思いますので、ぜひ12月1日も文学フリマ東京でお会いできたらなと思っております。
03:00
スピーカー 1
グッズで言うと、おそらくPodcast Weekendから増やすものがあるんですけど、そんなに量作ってないので、できればPodcast Weekendで買っていただけるといいかなと思います。
ミラック横丁の時に少し話させてもらいましたけど、サコッシュとノートを新しく作ってるんですね。これが実はそんな作ってないので、もしかしたら売り切れるってことないかなと思うんですが、ちょっとわからないので、ぜひPodcast Weekendで手に入れていただければなと思います。
スピーカー 2
今回は試しで作ってみたところもあったので、あんまり数量は作らなかったんですよね。
スピーカー 1
あまり思い切れなかったので、クオリティもどんなものになってくるかわからなかったので、思い切って通販まで見据えて大量に生産したら、いろいろ安く済ますこともできたりもするんだけれども、結局部数するの怖かったので、少数ロットしか吸ってませんので、ぜひPodcast Weekendで手に入れていただけたらありがたいと思っております。
あともう一点、私DAICHIの方なんですけれども、友人のPodcastに出させてもらったので宣伝させてください。勝手にドキュメント72時間を喋るラジオというPodcastにゲスト出演させていただきました。
これNHKのドキュメント72時間という番組があるんですけれども、その番組について見た2人がひたすら今回はこういう回だったよねみたいなことで喋っていくラジオになります。
私ちょっと呼ばれまして、この2人とは何らかがいいので呼ばれまして、ヤンキーインターンという回を2022年のドキュメント72時間で放送された間なんですけど、それを見てきてちょっと話しましょうということで話した回と、その後ちょっと雑談会みたいなのが出て、2本連続出てますので番組概要欄に載せますが、勝手にドキュメント72時間を喋るラジオの9月20日、9月27日配信の回で出ております。
もしかしたらNHKのドキュメント72時間というものを知らない方いらっしゃるかもしれないんですけども、私もこの2人に会うまであまり知らなかったんですけど、ある場所に72時間密着してその模様をお届けするというドキュメンタリーになってますね。
スピーカー 2
けっこうこれ、私この2人と出会ってから何本か見てるんですけど、面白いんですよね。
スピーカー 1
で、今回はヤンキーインターンっていう回は。
スピーカー 2
そのヤンキーインターンっていうのはちょっとさっきさらっと言われてましたけど、それは何なんですか?
スピーカー 1
ヤンキーインターンって企業?会社?取り組み?プロジェクト?みたいな感じなんですよ。
地方から上京してきた元ヤンみたいな人たちが、東京で就職するためにいろんな研修を受けたり、OJTやったりしてビジネスマナーとかビジネススキルとかを身につけて、面接受けて就職していくっていうことをやってらっしゃる会社なのかな?
プロジェクトみたいのがあって、そこを密着してるんですけど、これね多分ねドキュメント72時間の中でも結構イレギュラーな回で、普通ドキュメント72時間って例えば私ちょっと見たのは
06:05
スピーカー 1
北海道のすごい田舎のコンビニに72時間ずっと貼り付くとか、群馬の自動販売機、うどんとか売ってる自動販売機があるんですけど、そこのフードコーナーに72時間貼り付くとか、すごい場所を決めて貼り付くみたいな感じなんですけど、これ何ていうかね会社みたいなのに貼り付いちゃったので、ちょっとその場所が結構移動したりするんですよね、取ってる場所は。
たとえば彼らが住んでる寮とかにも行ったりしたりしてたんで、ちょっとイレギュラーな会なんですけど、イレギュラーな会だとおっしゃってました、お二人も。なのでちょっと変わった会なんですけど、でも見て面白かったですね、すごい面白かった。
ちなみにNHKプラスで課金すれば過去回も見れますんで、気になったらぜひ見てみてくださいと、あと聞いてみるとですね、いろんな話してるんで、ぜひ我々のトークも聞いていただけるとありがたいです。
スピーカー 2
ヤンキーインターン以外の話もしてるんですね。
スピーカー 1
ヤンキーインターンの会とその後雑談会。結構私ドキュメンタリーってこういうものですよねみたいな話をちょっとしたりするんで、ぜひですね、そこも聞いていただけるとありがたいです。
スピーカー 2
ヤンキーインターンって聞くとヤンキーが結構その行った先でビジネスマナーとか教わるけど、そんなのもう無視して。
ヤンキーインターンなんか哀れ回るみたいな。そうそう、なんかちょっとそんな絵が浮かんだりしましたけど、なんかそういうちょっと荒れた感じの。
スピーカー 1
ヤンキーインターンいや、荒れた感じじゃないけど。
ヤンキーインターンなんて言ってるのかな。荒れた感じはないかな。昔は荒れてましたけど、俺たちこれから真面目に頑張りますみたいな。
スピーカー 2
ヤンキーインターンそう、やっぱりちょっと真面目なドキュメンタリー。
スピーカー 1
ヤンキーインターンそうそう。そこのあたりもちょっといろいろ話してるんで、ぜひ。いろんなことを思う会でしたよ。面白かった。
ヤンキーインターン価値観とかね。
ヤンキーインターンというところですね。
ヤンキーインターンじゃあちょっと盛り上がりすぎてしまったんで、お便り会入っていきたいと思います。
ヤンキーインターンじゃあ今回結構多く頂いているので、順番に読んで答えていきたいと思っております。
ヤンキーインターンじゃあまず1通目ですね。1通目はですね、としぽりんさんという方から頂きました。
ヤンキーインターン初めてお便りをします。最近3体にハマってしまいました。
ヤンキーインターン1はテンセント版のドラマ。
ヤンキーインターンあ、これは和王のかな。和王のことだよね。
ヤンキーインターン2と3は原作小説という具合に没入しました。
ヤンキーインターン途中、科学用語などたくさん出てきて没入の妨げになるため、ネタバレあらすじ解説動画に頼りました。
ヤンキーインターンしかしどれを見てもスッキリしないし、ストレスが溜まりました。
ヤンキーインターンそんな中、文学ラジオ空飛猫たちをYouTubeで聞きました。
ヤンキーインターン動画ではないので、目をつぶったままじっくり耳を傾けると、頭の中にしっかりと映像が現れました。
その後、原作を読むとスムーズに頭に入ってきて没入ができました。本当に感謝です。
映像で説明しなくてもお話だけでここまで解説できるのは本当にすごいことだと思います。
ぜひ3体を超えるような面白くて没入できる作品を紹介してください。よろしくお願いします。
というお便りでした。ありがとうございます。
ヤンキーインターンありがとうございます。
ヤンキーインターンいや、ありがたい話ですね。
ヤンキーインターンそうですね。
ヤンキーインターンYouTubeで見つけてくれる人たまにいてね、ポストテスト流れてくるからありがたいよね。
ヤンキーインターンうん。
スピーカー 2
ヤンキーインターンうん、たしかに。
ヤンキーインターンそうですね。3体で検索したときに、すごい話ですよね。
09:03
スピーカー 1
他の動画だとなかなかスッキリしない中、このラジオがだとちょっとスムーズに原作を読んでいく何か助けになっているので。
ヤンキーインター嬉しいけど、あれだよね。
スピーカー 2
ヤンキーインターそこまでの効果が自分たちにあたたわれて、ちょっと驚きもありますね。
スピーカー 1
ヤンキーインターそうですね。正直、ネタバレありに振り切っているから、3体は。そこがそうしたのか。
ヤンキーインターそうかもしれないですね。
ヤンキーインター他の紹介会のときは、ちょっとネタバレ気にして話せないところまで踏み込んで話しているし、そこがもしかして良かったのかもしれないし。
ヤンキーインターあと結構細かく作った記憶があるんだよな、台本。
ヤンキーインター3体に関しては。
ヤンキーインター最近だと、ネタバレしないようにかつ、大枠だけ捉えるためのストーリーみたいなのを台本でよく書いているけど、3体に関しては結構細かく作った記憶がある。
スピーカー 2
ヤンキーインターあとは、あんまり時間とか気にせずに作ろうと思っていたと思うので、とりあえず気になるところ全部書いていたと思いますし。
スピーカー 1
ヤンキーインターそういう風なのが、もしかしたらめちゃめちゃ良いのかもね。
スピーカー 2
ヤンキーインターあとは、あれかな、自分たちでもちょっとわからないところは、たぶん触れてなかったかわからないって言ってたと思うので。
スピーカー 1
ヤンキーインター確かに、これでどういうことなんだろうみたいな話とかした記憶もあるな。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうですね。し、そういうところのやっぱり、解説とかってなるとまた難しくなっちゃうんで、そういうのはできないんで。
スピーカー 1
ヤンキーインターそうだよね。だってSFってさ、結局全部が全部スッと理解できる作品って少ないと思うんだよね。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうですよね。
スピーカー 1
ヤンキーインターどうしてもわからないまま読み進めなきゃいけないっていうストレス抱えるジャンルだと思っているので、なんかそのあたりも多分率直に言ってたのかな。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうかもしれないですよね。
スピーカー 1
ヤンキーインター3体のすべてを理解しているとは思えないもんね、我々。
スピーカー 2
ヤンキーインターいや、ほんとそうですよね。
ヤンキーインター1回読んだだけじゃ絶対、何回読んでもちょっと無理かなと思うんですけど。
スピーカー 1
ヤンキーインターでもわけわかんないけど感動できるっていうところはやっぱ3体の強みだと思うし、良さだと思うし、なんかそれが伝わったのかな。
ヤンキーインターだとしたらすごく嬉しいですね、やっぱね。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうですね。
スピーカー 1
ヤンキーインターで、ぜひ3体を超えるような面白くて没入できる作品をということなんですけど、やっぱり同軸で語られるのはやっぱプロジェクトヘイルメアリーですよね。
ヤンキーインターアンディウェアの、これも紹介してますんでもしぜひ聞いていただけたらっていうのと、あとおすすめはあれかな、やっぱりフランスのアノマニーかな。
ヤンキーインター異常と書いて、アノマニー。
ヤンキーインター異常と書いて、あの辺りが多分このSF文脈で我々が結構ハマってきた中では、カット出てくる中ではって感じですかね。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうですね。なんか壮大さみたいなところだとやっぱり3体がボリュームからしてちょっと抜けているんで、何かそういうちょっと壮大な作品とかっていうのはこれからすごいものがあれば、ちょっと挑戦してみたいなっていうのはありますね。
12:05
スピーカー 1
ヤンキーインターなんかいくつか気になっているSF最近あるんだけど、ちょっとなかなか手を出せないんだな。
スピーカー 2
ヤンキーインターそうですね。なんか手を出すのがなかなか大変ですし。
スピーカー 1
ヤンキーインターとしぼりんさん、お便りありがとうございました。またぜひ我々のエピソードを聞いていただけるとありがたいです。
スピーカー 2
としぼりん次は杉子さんからのお便りです。
第1さん、みえさん、こんにちは。初めてお便りします。いつも楽しみに拝聴しています。第164回を聞いてチェリンヤンキー花という名を手に取りました。
読みながらなぜこの子たちはそれもそろって自分の忍耐に訴えるしかないのだろうと何度も思いました。
本書は彼女たちがそのように生きる社会の構造を描いているのであって決してかわいそうな女の子たちの物語ではありませんでした。
ごく普通の女の子たちが生きているだけで無力化され続ける構造があり、彼女たちが生きようとすることは即ち抗うことでした。
読む前と後では見える世界が変わってしまう本でした。ご紹介ありがとうございました。
これも嬉しいです。チェリンヤンキーの版という名をラジオに聞いて実際読んでいただけたというので。
スピーカー 1
そうですね。めちゃめちゃ嬉しいですね。こうして買ってもらえたりというか、こうして読んでもらえることがやっぱり一番嬉しいですよね。紹介してきて。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
まあでもこれは我々も杉子さんと同じような感情を多分読んだ時に抱いたと思うんですけれども、この花と夢に出てくるような主人公たちがね、本当にこれジベットというか、ジベットだけではないと思うんだけれども、構造の問題ではあると思っていて。
というか社会問題ってほぼほぼ構造の問題だと思うんだけれども、解消されるのは難しいしね。
スピーカー 2
確かにあの花と夢読んでいて、僕もちょっと思ったのは、同じ世界のしかもほぼ同年代、書かれたのも2000年入ってからかな確かだったと思いますし。
なんですけど、やっぱりこの花と夢の世界では、こういうの普通の女の子たちが普通に生きていけなくなってしまうっていう、それが何人もいるっていうので、ちょっと構造の問題があるっていうのはやっぱすごいショックを受けましたし。
しかもそこに宗教観ですよね。なんかすごく真面目な女の子たちなんですけども、だからその業が深いっていう考え方はですね、その業が深いって自分が何かしたわけじゃなくて、前世ですね。前世の業が深いっていう。
ちょっとこういうことがなっていると。でもここでまた徳を積んでというか、耐えてというか、やると新井生は良くなるんじゃないかっていう。それを忠実に守ろうとするっていうところとか、なかなか自分の感覚だと分かりづらいところはあるんですけど、でも同じ世界の中にそうなってしまっている構造もあるし、そう考えてしまう人もいるんだっていう。
15:01
スピーカー 2
でもやっぱり普通の女の子たちっていうので、なんか読んでいるとすごく共感できたり、なんか自分たちに重ねることもできるしっていうので、なんかそうですよね。この花っていうのはすごい考えながら読んでしまうような本でしたしね。
スピーカー 1
読みやすいのにね。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
この構造の話ってなんていうか、結構海外文学読んでると、たまにこの間の美濁横丁とかもちょっと構造のせいでいろいろあるんだろうなとか思ったりする部分もあったし、それこそ母を失う子とかもね、紹介してきた中では、あれも本当それこそ構造の話だったし。
なんかすごく、どうしてもやっぱりフラットを目指してもね、フラットにはなりきれない部分が絶対出てくるから、何かしらこういうこの凸凹っていうか、なんかしてしまうところが出てきちゃうのかもしれないけれども、なんかやるせないっていうのはね、どうしても感じますよね。
やっぱり杉子さんも、これ感想として最後書いてますけど、読む前と後では見える世界が変わってしまうっていうのは、やっぱり文学の持つ力だなとは思っているので、本の持つ力だなと思っているので、やっぱりそういう意味では本当、花と夢はすごい作品だったなとは思いますね。
スピーカー 2
そうですよね。花と夢はこういうお便りをもらうと、読書会とかちょっとして。
スピーカー 1
向きだよね。
スピーカー 2
そうですね。なんか読んで人同士でちょっと話したくなりますね。
スピーカー 1
確かにな。しかもちょっとやっぱり、みんなジベットっていう文化に対してどういうイメージを持ってるのかとか、ちょっと聞いてみたいしね。
スピーカー 2
そうですよね。じゃあ杉子さん、ありがとうございます。
スピーカー 1
続きまして、ローズさんのお便り紹介したいと思います。
初めてポッドキャストを聞き始め、お二人の語り口と本編の情熱に楽しく聞いています。2階の良い人と亡霊の地を読んでみたくなりました。
佐藤清宗さんのテスカ・トリポカが気になりますが、精算な描写ともあり、二の足を踏んでいます。お二人の感想を聞いてみたいです。
というお便りですね。テスカ・トリポカってあれだっけ、直樹賞だった?
そうですよ、直樹賞。
スピーカー 2
だよね。
取った作品で。
スピーカー 1
ちょっと前だよな。
スピーカー 2
そうです。メキシコの麻薬密売組織とかが出てくる裏社会系の話ですね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
僕はすごい佐藤清宗さん、ずっと気になっていて。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
この人はコマクマ化師をすごい読まれていて、ノーカントリーの文庫版の後書き解説かも書かれていてですね。
メキシコの裏社会系のテスカ・トリポカは読みたいなと思いつつ、結構長編なんで、まだ僕も二の足踏んでいるところではあるんですけど。
いつか読みたいなという本ではありますね。
スピーカー 1
なかなか我々も紹介するっていうの言い切れないところですが、何かの機会には読んでみたいというか、でも結構長そうだもんね。
18:01
スピーカー 2
そうなんですよね。600ページぐらいあるんで、なかなかちょっと手を出すのに勇気はいるんですけども。
スピーカー 1
これでもあれ、鏡さん部作ってなってるけど、これ全部繋がってるのかな。それとも別々の同じテーマで切り口変えてって感じかな。
スピーカー 2
どうなんですかね。
その辺も気になる。機会があったら読んでみますか。
でもね、なんかそのコウマクマ化しとちょっと近いところがもしあるんだったら、ただ怖いだけの話ではないと思うんですよね。
文学としてのちょっと深いところというか、そういうのもやっぱり意識されてるんじゃないかなと思うので、
なんかそういう怖いだけじゃなくて、やっぱりすごい文学としてのすごいところみたいなのがありそうな作品かなと思うので、そこは読む前から期待はしてますね。
次はですね、ウィリアム・ウィリッソンさんからのお便りです。
こんにちは。チャールズ・ブコウスキーが好きなので、いつか扱ってほしいです。おすすめはパルプという小説です。ご検討お願いします。
ブコウスキーでパルプ。パルプは20代の頃読んだことありますね。
スピーカー 1
読んだんだ。
スピーカー 2
そうですね。太ってて三流探偵みたいな人が主人公なんですけど、太っててモテなくてっていう、そんな三流探偵にすごい美女が依頼をしてくるっていう話で、
で、すごい展開が待ってるんですけども、とにかく主人公の口の悪さというか、なんていうかこの汚らしい感じの小説で、すごい終わりめっちゃ面白かったんですよ。
スピーカー 1
なるほど。面白そう。ブコウスキーはあれかな、「勝手にしやがれ!」が積んでるかな。
スピーカー 2
パルプ以外はただ読んだことがないんですよね。
スピーカー 1
パルプもあったっけな。見た記憶はあるか。買ったかどうか。確かにブコウスキーちょっとね、行きたいね。特価のタイミングで。
スピーカー 2
そうですね。詩をポケットに入れてるとか。
それは3文集か。
そうですね。勝手に生きろがやっぱり。
スピーカー 1
ウィリアム・ウィルソンさんはパルプがオススメということなんで、ちょっと三重さんがもうすでに読んでるけれども、もしこの辺りも。
スピーカー 2
そうですね。パルプは。
スピーカー 1
検討してみますか。
スピーカー 2
ブコウスキーはやっぱりちょっと1回どれかやりたいですね。じゃあウィリアム・ウィルソンさんありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
続いて、さとらさんという方からお便りいただいております。
初めまして。最近インスタでこのラジオを知り、初回から遡って順番に毎日聞いています。
もともと本が好きで、ミステリーを中心に色々読んできましたが、海外文学にはあまり触れてこなかったので、お二人のラジオを聞き、紹介された本で気になるものを読んでいます。
早速ですが、最初の頃の放送でちらっと安心できた、フラヴァルのあまりにもさわしい孤独を今読んでいるんですが、この本についてお二人の感想やお話を聞きたいなと思ったので、ぜひ紹介会で取り上げていただけたら嬉しいです。
21:00
スピーカー 1
ちなみに次はギリシャ語の時間を読む予定です。大地さんと三重さんのラジオを通じて、自分の中で知らなかった世界が広がり、今まで以上に本が好きになっています。ありがとうございます。
というお便りですね。非常に嬉しいお声ですね。まさか結構しかも最初期の頃の話にめちゃめちゃ触れてくれてますね。
スピーカー 2
あまりにも騒がしい孤独。
スピーカー 1
これあれだよね。私がラジオを始めた時に、その直前ぐらいにちょうど読み終わって、今最近読んだ本であげた記憶があります。
で、ギリシャ語の時間は一発目の作品だしね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
フラヴァルはこの間、定発式紹介したけど、あまりにも騒がしい孤独がまたちょっと違うテイストだった気がするので、これは確かに取り上げてもいいかなとは思いますが、
ちょっと今ね、あれもあげ、行きたいとこだもんね。チェコで言うとね。
スピーカー 2
そうですね。チェコの作家のミハル・アイヴァルさんのもう一つの街という本が文庫化されて出たので、ちょっとそれを読もうという予定があるんですよね。
でもフラヴァルもこの前定発式して、やっぱり他のフラヴァル作品もちょっと読んでいきたいなとは思ったので、
そうですね。ちょっとあまりにも騒がしい孤独。もしかしたらちょっと他の作品になるかあれですけど、読みたいですね。確かに。
確かにそんな長くなかった記憶があるし、ちょっとご紹介するにはいいかもしれないけど。私もちょっと読み直していきたいと思いますね。
スピーカー 1
しかし、でもあんなちょっと読んだってだけの話で読んでいただけているのがなんかすごく恐縮で、しっかり紹介した作品紹介会だったあれだったんだけど、ちらっと本と名前出しただけなのに。
まあでもタイトルに引きがあるもんね。あまりにも騒がしい孤独ってね。
スピーカー 2
まあそうですよね。ギリシャ語の時間を次に読む予定というので、多分このお便りをもらったのがノーベル文学賞発表前なんで、ギリシャ語の時間のハンガーンさんがノーベル文学賞を今年取られたんですけども、ちょうどいいタイミングかもしれないですね。
スピーカー 1
そうですね。確かに。ギリシャ語の時間から始めていただいて、ぜひいろんなハンガーン作品を読んでもらいたいですね。
さとらさんありがとうございました。ぜひこれからも聞いていただけると嬉しいです。
スピーカー 2
ありがとうございます。
じゃあ次ですね。くぅさんからのお便りです。
第1さんみやさん、はじめまして。
今年初め頃に空飛猫さんを知り、遡って第1回から最新のものまで先日全て聞き終わりました。
海外文学はほぼ読んだことがなく、初めはお二人の語り口やBGMが心地よくて聞き始めたのですが、今ではすっかり海外文学ファンになりました。
お二人が一冊の本に対してテーマは何か、ライトかオモメか、読みやすいか何回か、読んだときにどういう感情になったのか、何章から面白くて一気に読んだなど、
わかりやすくいろいろな角度から感想を言ってくださるので、知らない本を読むときのハードルが下がり手に取りやすくなって本当にありがたいです。
配信前には特段気にかけていなかった本が配信後には絶対読みたいと変わる瞬間があり、とてもワクワクします。
24:01
スピーカー 2
これまでに読んだ作品はコレクションズ、モノの暴れ、行く行った行ってしまった、いずれ全ては海の中に、ハリケーンの季節です。
全て、読後もずっと心に残るような作品でした。
そらとびねこさんは私と海外文学の間に位置していて、海外文学の羅針盤になっています。
これからも配信を楽しみにしています。海外文学に出会わせてくださり、本当にありがとうございます。
これも本当にありがたいメッセージです。
スピーカー 1
ありがたいですね。嬉しいですね。
スピーカー 2
こっちも本当に元気が出るようなメッセージをいただいて。
スピーカー 1
本当だよね。すごくありがたいです。
スピーカー 2
今年知って1回から最新まで全て聞いていただいたというのはすごい。
そうですね。
スピーカー 1
200本以上あるからな。
スピーカー 2
本当にありがたいですね。
しかも結構読まれてますもんね。コレクションズとか。
スピーカー 1
コレクションズ長いよね。
スピーカー 2
上下巻で結構長いんで。
イクイタってしまったか。
ハリケーンの季節とかもいろいろ。
スピーカー 1
でもいい作品でしたもんね。
スピーカー 2
そうですね。こっちもちょっと参考になるお便りをいただけて。
本を紹介するときにテーマ何かとか。
ライトもメカとか。読みやすいか何かとか。
何章から面白くなったとかですね。
そういうのが聞いている人にとって結構読む上で。
ちょっとハードルを下げる効果があるんだっていうので。
スピーカー 1
なるべくフラットに捉えてもらいたいと思いつつ。
一応こういう感じだよみたいな話をしている気はしているので。
そこがうまく伝わってくれているなら。
この作品を読みたくなるにはここがあって。
正直ハードルになるにはここだよなみたいなのがなんとなくあって。
それをうまく伝えようみたいな感じで作っていってる気はするから。
やっぱり作品ごとに話している角度が確かに違うのはあるか。
作っている側からすると統一感がないなって思うときあるんだけど。
でもそれがいいのかな。
スピーカー 2
そうかもしれないですね。
スピーカー 1
結構読んでみるまで我々もちょっとわかんないときあったりするし。
でも大体面白いんであれなんだけど。
全然海外文学大体面白いんで。
この角度は確かに結構改めて羅列していただけると何かそうかって思うよね。
スピーカー 2
読みやすいか読みにくいかとかは結構話している気がするし。
確かに僕も何章から面白くなったとかたまに言ってますね。
スピーカー 1
いや言ってる。言ってらっしゃいますね。
スピーカー 2
これも確かにそうですね。
自分がその本にのめり込めたタイミングっていうのが本によってさまざまあるんですけど。
最初なかなか入っていけなくても何章のこの人物の話から感情が動いたとか。
そこから本が吸って読めるようになっていったとかあるので。
確かにそういう読んでいるときの体験があればそれはしゃべるようにはしてますね。
27:05
スピーカー 1
確かにね。割と三重さんそこポイントはっきりしてる気がするな。
この辺からグッと入っていけましたみたいな。
スピーカー 2
そうですね。確かにそういうのがあったときはなんか主観的に話は出してますね。
スピーカー 1
私はでも言うときはあるけど割と曖昧。
戻って読まなくなったあたりから自分はグッと入っていってんだろうなとか思いながら読んでる感じがすると。
これからもぜひ聞いていただけると嬉しいです。
クーさんありがとうございました。
続きましてアンダーユアサムさん。いつもありがとうございます。お便りいただきましたので読ませていただきます。
第3名さんこんにちは。読書の秋ですね。
さて少し前にSNSで話題になっていたのですが、本にペンや鉛筆で書き込みをするというのはありだと思いますか?なしだと思いますか?
あるいはこういう書物なら書き込むみたいなマイルールはありますか?
もちろん図書館の本なので借り物に書き込みをするのは論外です。
しかし自分だけの持ち物に書き込みするのは私はありだと思っています。
むしろそれこそが特定な本をずっと手元に置くと決めることの醍醐味ではないでしょうか。
また今はポストイットのような便利な文房具が普及しました。
本も新聞も通帳も電子画室がありますが、かつては書き込む人が今よりも多かったのではないかと想像しています。
とはいえ私自身が本に書き込むかというと実は抵抗があります。
どうしても付箋を張ってそこに書いてしまいます。
付箋だって厳密には本に良くないのに。
でも雑誌や新聞は切り抜いて書き込みますし通帳なんて書き込みだらけです。
なぜ本だけ抵抗があるんだろうと自分で思います。
いつかは古本屋に売るかもしれないとか、自分が死んだら売ってもらおうという邪心が働くのでしょうか。
書き込みについてお二人のお考えをいろいろお聞かせください。
というお便りありがとうございます。
書き込みですか。
スピーカー 2
書き込み、自分の場合は特にしないですね。
スピーカー 1
ああそうなんだ。
スピーカー 2
雑誌さんはします?
スピーカー 1
ゆかいな知性に出させてもらって、お相手の森ダイナさんがめちゃめちゃ書き込む人なんですよ。
本への書き込みの回も収録して、本をどう読むかみたいなところですね。
っていう回もあったんで、そのあたりでどういうふうに書き込むかみたいなのをちょっとやってたんで、教えていただいたんで。
私も一回だけちょっと真似してやってみたんですけど。
でもね、やっぱ抵抗あるんだよね。
なんでだろうね、別に売るつもりもないし、ずっと手元に置いておくつもりなんだけれども。
だから別にいいじゃんって思ったりするんだけど。
なんか本ってやっぱり極力綺麗なまま保存しておきたいみたいな。
妙な欲求なのかこだわりなのか、そういうものが働く気がしてますね。
スピーカー 2
本書き込むっていうのは、本を深く読むとか、本と対話するような、そういう意識があってされてるのかなと思うんですね。
スピーカー 1
あとはあれかも、構造化っていうか、構造をちょっとうまく理解したいとか。
こういうところが繋がってるとか、この単語すごく重要とか、みたいな。
30:04
スピーカー 2
そういうのは直接書き込むのもありだと思いますし、
アンダイヤマンサムさんのように、ポストイット貼って、そこに付箋に書き込むっていうのもアリだと思いますし。
直接書き込まなくても、やりようはあるんじゃないかなとは思うんですよね。
スピーカー 1
そうですね、確かに。
スピーカー 2
ただその本とじっくり対話をしようみたいな時に、もし抵抗があるとしたら、
まだその本にそこまで気持ちが持っていないとかですね。
むしろそっちがちょっと気になりますね。
スピーカー 1
本がもったいないとか、そういうところよりかは、本当にその本をしっかり意識しながら読んでいくっていう。
スピーカー 2
そこのところがむしろ問われそうな気がするんですよね。
ちょっと僕はね、やったことがないんで、今全部想像力で言ってますけども。
スピーカー 1
確かに。
そうだね。どうなんだろうな。
何においても書き込むってことは、やっぱ自分の理解とか、何というか解釈が絶対反映されてるはずなので、
そこはすごく積極的な意味を感じるけどね。
たまにでも、何だっけ、痕跡本って言われてるけど、
古本で書こうとしたら書き込みめっちゃあったりとかする。
めっちゃはないか。
結構所々書き込みがあったりする本に出壊す時あるけど、
あれはあれで、こうやって読むんだみたいな。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちょっとね、自分と視点が違ったりすること多いんで。
スピーカー 2
そういうの面白いですよね。
スピーカー 1
面白いですけどね。
スピーカー 2
そうですね。
アンダーイギアサムさんって気になったのは、
ゲラとかよく読まれてると思うんですけども、
ゲラへの書き込みはどのくらいされてるのかなというのは気になりましたね。
結局ゲラも本も同じなのかなと思う気もしますし。
スピーカー 1
でもゲラってことはもう修正前提の状態じゃん。
修正することを前提に。
スピーカー 2
そうですね。
そのゲラをどう使うかっていうところがあれですね。
確かにその修正だけではなく、
ここの一文が何を意味してるのかとか、
これが実はキーポイントだったとか、
そういったところがあれば印を付けたりされていれば、
それは多分ゲラも本も同じようにできるような気もしますし。
スピーカー 1
確かにそうだね。
あとやっぱり付箋もね、
シンプルに俺は気になったとこに付箋を貼ったりはするけど、
書き込みができるくらい大きい付箋を貼ったりするってことはほぼないので。
スピーカー 2
僕もそうですね。
スピーカー 1
そのあたりの使い方も人それぞれだしね。
確かにこの本への書き込みについては、
ちょっといろいろ気になるところではありますね。
いろんな人が多分いろんなルールでやってると思うんで。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちょっと他のリスナーの方でめちゃくちゃ書き込みやってる人いたら、
私はこういうやり方やってますみたいなのあったら教えていただけると嬉しいですね。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
じゃあアンダーイオワサムさん、いつもありがとうございます。
スピーカー 2
ありがとうございます。
では次は長尾さなえさんです。
33:04
スピーカー 2
だいちさん、みえさん、お久しぶりです。
毎回文学フリマ東京でお二人にご来店くださっています。
毎週月曜日の楽しみに聞いています。
お二人が海外文学の情報を出版社さんや翻訳者さんのSNSやウェブサイトで得ているという前の放送がおなびになり、
私もそうやって海外文学の情報を得るようになりました。
毎週買うのは難しいので、
自分に合った海外文学を知ることだけでも番組を楽しめるようになりました。
ようこそ南武道書店へは何回も読み返してボロボロ泣いています。
お二人の今後の活動も応援しています。
また文学フリマなどイベントでお会いできたら嬉しいです。
というお便りですね。
ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
長尾さなえさんもちょっといつも聞いてくださって、
あの文学フリマがね、あると。
いつもね、ちょっと挨拶をするっていう。
スピーカー 1
うん。ね。
スピーカー 2
あの実際にそう、詩を、詩集を出されていて。
スピーカー 1
いつも詩集を出されてるんで、
なるべくお伺いしようと思ってるんですが、
結構あの長尾さんもあの人気な方だなってイメージが私ありまして。
そうですね。
うん。あのグースに行くとね、
結構この間はちょっとまあ、
我々結構ねその合間で文学フリマ回るので、
自分たちが販売してる合間で回るので、
それぞれ1時間ぐらいずつしか回れなかったです。
と思うんですけど、
その時間でパッと行った時に、
結構あの人気で話さなくて、
じゃあまた後で来ようかなと思って、
その場を離れたらもう時間がなくてみたいなことが最近多いので、
あのちょっとしっかりお会いできてないんですが、
でも毎回ね詩を文学フリマごとに新刊出されてると思うので、
スピーカー 2
すごい精力的な方だなと思って見ております。
あとはね、このラジオも聞いてくれていて、
海外文学の情報を出版社とかSNSとかあれですね、
SNSはウェブサイトで、
ちょっと得るようになったというようで。
スピーカー 1
そうだよね。
でもそれで、ようこそひなむどう書店。
ようこそひなむどう書店か。
韓国のあれですよね。
これ結構売れてる本ですよ。
スピーカー 2
そうですよ、ベストセラーですね。
スピーカー 1
何か賞取ったんだっけ?
スピーカー 2
本屋大賞?
本屋大賞、翻訳部門だったと思いますね。
そうですね、今年の。
スピーカー 1
気にはなってるけど読んでない一冊ですが。
スピーカー 2
そうですよ、僕もすごい気になっていて。
これも読もうと思っててまだ読めてないあれなんですけど、
話自体がこのソウル市内の住宅地に
ひなむどう書店という本屋さんができるんですけど、
それを会社辞めた人が立ち上げるんですけど、
そこにいろんな現代社会でちょっと行きづらさを抱えてる人とかですね、
そういう人が通ってくるっていう。
で、交流があるのかな。
すごい調べるからに面白そうな本で。
スピーカー 1
面白そう、いいですね。
スピーカー 2
そう、これは僕は去年のKBookFestivalでこの本を知って、
36:00
スピーカー 2
ちょっと読みたいと思ってまだだったんですけど、
長尾さんが読み返してボロボロ泣いてるっていうのを読んで、
これはちょっとまた読みたくなってきましたね。
スピーカー 1
そうですね、すごい感動作っぽい匂いがしますよね。
そうですね。
じゃあ長尾さんまた文学フリーまでお会いしましょう。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
続きまして、かんこさんからお便りいただきました。
ありがとうございます。
第三名さんこんにちは。
先日、結婚読の読書会に参加させていただきました。
オンラインとはいえお二人とお話できたのは感動でした。
緊張しましたが、ポッドキャストと変わらぬお二人、
和やかな空気が流れていました。
そして、役者のひたにれいこさんのお話を直接聞けたのも良かったです。
子供時代の詩人になりたいと夢思うキラキラした時代から、
結婚読の三人目のおととなしい結婚生活。
うまく感想を言えなかったですが、
参加者の方々の感想を聞いて、
より深く作品を味わうことができました。
様々な作品を真摯にポジティブに受け止めるお二人、
これからも紹介してくださる作品を楽しみにしています。
美濁横丁を楽しみです。
というところですね。
これちょっと配信前に、
美濁横丁配信前に書いていただいたので、
多分もう聞いていただけているかなと思うんですけれども、
ありがとうございます。
かんこさんのリクエストから美濁横丁実現したかなと思っております。
結婚読の読書会、すごい良かったですね。
スピーカー 2
そうですよね。結婚読って結構3部あるんで、
どの部門の話題がある本でもあるんですけれども、
子供時代の話とか、
なんかしてた気がしますね。
スピーカー 1
そうなんだ。
スピーカー 2
僕がかんこさんとちょっと同じグループで、
ちょっと一緒に話をしていたので、
3部の結婚読の部とか、
そうですよね。
読書会、うまく関数言えなかったとあるんですが、
かんこさんは普通に話がちょっとお上手だったっていうのが、
印象には残ってましたね。
なるほど。
スピーカー 1
そうですね。
自分でうまく話せてないと思って話してて、
結構整理できてるときあるからね。
そうですね。
読書会って基本自分は緊張するものだと思ってるんで、
緊張したまま行っていいものだと思ってるんで、
そのまま緊張したまま話をして、
緊張したまま帰るっていうのも、
でもその中できっと話したこととかがあって、
嬉しくなるのが読書会じゃないかなと思うので、
また何かやったときにはぜひ来ていただきたいですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
かんこさんありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
じゃあ次はですね、読み方が合ってるかな。
アミデコニットブックスさんからのお便りです。
ちょっと読み方が違っていたらすいません。
アミデコニットブックスさんと呼ばせていただきます。
こんにちは。
いつも文学ラジオ空飛猫たちを楽しく聞かせていただいています。
名倉ゆりさんの翻訳作品やエッセイがとても良かったです。
いつか取り上げていただけたら嬉しいです。
翻訳作品では特にサーシャフェリペンコの2作品が希望です。
エッセイでは夕暮れに夕明けの歌を、文学を探しにロシアに行く。
39:04
スピーカー 2
も素晴らしいのですが、文学兄弟や文化の脱走兵が海外文学好きを勇気づけてくれる素晴らしい作品だと思いました。
ぜひ大地さん、みえさんの読みをお聞かせいただければ幸いです。
今はスイマーズを読んでいます。
ご紹介ありがとうございました。
よろしくお願いします。
はい、ということで名倉ゆりさんですね。
サーシャフェリペンコの作品リフジンゲームというベラルーシの作家の作品で、
大地さんがアラキさんのポッドキャストを聴いて、このリフジンゲームをラジオでやりたいなあみたいな話をしたことがあったんですけども、
その作品の翻訳は名倉ゆりさんがされていて、
ロシア文学の専門家という専門家翻訳家の方で、翻訳以外でもエッセイもちょっと何冊か出されていて、
スピーカー 1
そうですね、確かにアラキさんだったか忘れたけど、なんかこれ読みたいってすげえ思った時あったな。
スピーカー 2
そうですね、3年くらい前に言ってたと思います。
スピーカー 1
結構前だよね、これ面白そうと思って。
スピーカー 2
あとはあれですね、この文学兄弟っていうのが名倉ゆりさんとこの藍坂東雄さん。
藍坂東雄さんっていうのが同志少女よ、敵を撃ててビストセラーになった作家さんなんですけど、兄弟なんですね。本当の兄弟で。
あ、そうなんだ。すごいね。本当文学兄弟だね。
文学兄弟ですね。そんなお二人の話とかが。
僕もすごいちょっとこの名倉ゆりさんのなんかね、翻訳とかエッセイとかなんかそういうのは読みたいなとは思ってはいますね。
というかまあラジオでもまたどっかのタイミングで取り上げるかなとは思ってますね。
スピーカー 1
なるほど、じゃあちょっとそれをやりましょうか。
スピーカー 2
そうですね。とりあえず今は創言者から出ている間で考えるシリーズという重大の人向けのやつがあるんですけど、
その中に言葉の白地図を歩くというですね、翻訳と魔法の間という結構外国語を勉強する上での何か背中を押してくれるような本で結構面白くて、
この本は途中あたりまでは読んでますね。これも名倉ゆりさんが書いているんですけど。
スピーカー 1
あーなるほど。面白そう。でもまだ途中なのか。最後まで気になるな。
スピーカー 2
途中でちょっと止まってしまってるんですけど、すごい面白いですね。
スピーカー 1
でもすごい気になるのは、あと今スイマーズを読んでいるということですが、スイマーズはめちゃめちゃ面白かったので、ぜひまた感想なんかもお聞かせいただけるとありがたいですね。
スピーカー 2
そうですね。また何かちょっとお勧めとか他にも教えてもらえるとありがたいですね。ということで、アミレコニットブックスさんありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
続きまして、おだまんさんからお便りいただいております。
ダイスタミネさんこんにちは。いつも番組楽しみに配置をしております。
以前の放送で柏井さんの個展に行かれた話をしておられたと思うのですが、表紙絵って大切な要素ですよね。
42:02
スピーカー 1
今東京都美術館でやっている田中一村展、これのアダンの夢という作品が日本の作品ではありますが、私の大好きなSF小説に使われており、
これを知ってハイルーなんだと嬉しくなって展覧会も行って再録もしたので、やはり表紙の絵が与えるインパクトって大きいなと改めて思いました。
なので単行本が文庫になるときにイラストが変わってしまうのはうんとなることが多いです。
というわけで私は結構イラストレーター読みをするのですが、作家読みとか翻訳読みとかというのはあると思うんですが、
ダイスタミネさんはイラストレーター読みされてますが、柏井さん以外でお気に入りの方や作品がありましたら紹介していただけたら嬉しいです。
これからも番組を通じて素敵な本との出会いができることを楽しみにしております。
といただきました。ありがとうございます。
なるほど。田中一村さんの絵が使われている。アダンの海辺という作品があるわけですね。
スピーカー 2
うん、本当ですよね。
スピーカー 1
ちょっと存じわけでなくあれですが。
アダンの海辺という田中一村さんの作品が使われているという感じなのか。
スピーカー 2
そういうことか。
スピーカー 1
ちょっと混乱し始めたっぽいね。ハイドゥランっていう早川SFシリーズ、藤崎慎吾さんの作品があるみたいで、
それの表紙にアダンの海辺という作品が使われているということですね。
なるほど。
結構今パッとグーグル検索して出てきた表紙見てもすごい味があるな確かに。
へー。
確かに表紙が結構重要だよね。表紙ね。
スピーカー 2
そうですよね。なんか表紙の雰囲気が作品の雰囲気を表してたりしますしね。
スピーカー 1
そうだよね。でもなんか推しのイラストレーターみたいのは確かにあんまりいないかもな。
いる?
スピーカー 2
なんか柏井さんを除くとってなるとなかなかいないですね。
もしかするとその好きな表紙、なんか想定とかあると思うんですけども。
それが誰かっていうところまではね、全然自分では分かってないですし。
スピーカー 1
うん、確かに。
でもあれだな、あの人結構印象に残ってるんだけど、あのネッテル、グアダ・ルーペネッテルの赤い魚の夫婦、澤井翔平さんか、が絵を描いてるやつだけど。
あれ印象残るよね、あのタッチ。
だしすぐ分かるよね。あ、これはあの人の絵だみたいな。
スピーカー 2
そうです。なんかイラストレーターっていうよりかはなんかもう本当、なんでしょうね。
スピーカー 1
画家、画家だね、あれはね。
スピーカー 2
うん、確かに。でも僕もなんかそういうの結構好きですね。
あの半岸さんの別れを告げないも、あれもその絵の一部が使われてたと思うので。
スピーカー 1
半岸さんのあの別れを告げないの?
スピーカー 2
同心?今ちょうどあるか。
スピーカー 1
あ、これそっか、そうだよね。別れを告げないってなんか絵に行ったよね。
確かに。なんだこれ、すげえ、すごい絵だな。
オーロラ軍統市八戸市美術館、豊島裕直さんか。
なんかイラストレーターとか表紙で選ぶけど、この表紙を揃えたいみたいな欲求とかたまにあんのかな。
あー、どうだろう。
45:01
スピーカー 2
まだそこまでのはないかな。
スピーカー 1
でもなんかね、結構表紙を書くイラストレーターもいればデザインする人もいるじゃないですか。
表紙のなんかデザイナーみたいな人って、これもこの人やってんだ、これもこの人やってんだみたいな人いるんだよな、たまに。
スピーカー 2
そうですね。なんかオリンピアのポテとかはすごい。
スピーカー 1
綺麗だよね。
スピーカー 2
綺麗で、そこが特徴的で。
北からし山編集室の海外文学のほうに、ちょっと同じ想定の方が次のリーディングリストもされていたんで。
あの綺麗な路線っていうのはすごくいいですよね。
スピーカー 1
いいよね。あ、そうか、想定、あれだ、尾形周一さんだ。よく名前見る人。
絵を描く人じゃなくてデザインする人。よく見るなと思う。
なるほど。いやーでも、重要な要素だよね、本を作る上ではね。
スピーカー 2
そうですよね。確かに邪気買いとか、あと魔法の夜も結構邪気買いでしたね。
スピーカー 1
あー、なるほど。ミルハウザー。
スピーカー 2
ミルハウザー、そうですね。
スピーカー 1
なるほど、確かに。ちょっと俺が怖いって思って。
そうですよね。
ミダック横丁の表紙もすごい良かったもんね。
スピーカー 2
あ、そうですよね。あれも雰囲気がすごいマッチしてましたしね。
スピーカー 1
まだでもなかなか邪気買いはするけれども、統一感のあるイラストレターではちょっと変わってないか。
スピーカー 2
そうですね。なかなかそこまではまだ語れないですね。
スピーカー 1
小沢さんもオススメのイラストレターがいたら教えていただけるとありがたいです。ありがとうございました。
ありがとうございました。
スピーカー 2
次は本屋の窓からさんです。
東京の書店巡りをしている時にたまたま関心領域のエピソードを聞いて一気にファンになりました。
たまたま洋洋舎で冊子を見つけたのがきっかけです。
その後無事関心領域も映画も見に行き、そして本も読みました。
本は好きですが海外文学はとっつきにくかったのですが、
今は図書館に行く際は必ず読めなくても一冊海外文学を入れるようになりました。
まだまだ本を開くには至っていませんが、それでも少し違う扉を開いた感覚です。
これからも書店巡りの旅のお供に聞きます。
ビブリオバトルやってみたいなぁと今は思っています。
というお便りですね。ありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
すごいですね。洋洋舎さんにブックガイドを置いてもらっているんですけども、
そこでちょっときっかけでラジオを知っていただいたっていうのはすごいありがたいですね。
しかも関心領域から。
スピーカー 1
そうですね。関心領域すごいですね。そっか。
関心領域から入っていただけたということで。
スピーカー 2
そうですよね。映画読んで本も実際読まれたというのはなかなか。
スピーカー 1
ちょっと読み比べるとなかなか。
スピーカー 2
しかも図書館に行った時に一冊は必ず海外文学を入れるようになったっていうのも。
これもすごいですよね。
スピーカー 1
確かに。すごいありがたい話ですね。
関心領域ね。やっぱり本と映画って結構違ったからその辺ってね。
48:00
スピーカー 1
本と映画って結構別物だよねみたいな覚悟でいる人といない人がいると思っていて。
どちらかって我々多分別物だよなと思いながら接していると思うので。
そこに対してギャップがあったとしてもあんまり何も感じないと思うんだけど。
慣れてない人からするともしかしたら結構感じたりするのかなと思ったりもした。
それでさらに海外文学に入ってきてくれてるっていうのは嬉しいというか。
関心領域の小説は映画と比べてだいぶドラマティックというか。
スピーカー 2
そういう意味では全然違うからもう違う文脈で捉えることができる。
スピーカー 1
話自体が全然違ってくるんだよね。
スピーカー 2
そういう意味では本を読んでしまえばもうあんまり映画から離れざるを得なくなってしまうかなっていう本ですもんね。
スピーカー 1
そうよね。一体どういう海外文学を一冊毎回やりたいのか気になるね。
古典派系なのか現代なのか。
スピーカー 2
うん。確かに確かに。
スピーカー 1
そこは気になるな。
スピーカー 2
そうですね。どういう本を選んでるのかっていうのはね。
スピーカー 1
なんか図書館ってさ、本屋と違って結構一律に並べられてるじゃん。
そうするとなんかどれが自分に合うのかって結構見つけにくいなと思って。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
その中からどういう基準で選んでるのかは気になりますね。
スピーカー 2
そうですね。確かに。
あとは自分の好きなものともし出会えなくても普段の本屋だったら手に取らないような本とか。
図書館だと手に取る確率が高まると思うんで。
そういうところでは意外とちょっと意外な出会いとかがありそうで。
そんなのはいいですよね。
スピーカー 1
そうですね。そしてビブリオバトルやってみたいということですが、
私はビブリオバトル頻繁にやってるというか1回ぐらいしかやったことないので、
ビブリオバトル面白いのでやってみたらいいなと思います。
スピーカー 2
本屋の窓倉さんありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
続きまして赤べこさんという方からお便りいただいております。
第3名さんこんにちは。いつも楽しい文学談義をありがとうございます。
少しご相談というかアドバイスいただきたくてメッセージしました。
11月に人生初の読書会に参加します。
オンラインではなく対面の読書会で課題図書が海外文学作品です。
もうめちゃくちゃ緊張しています。
参加者みんなで感想を交換し合うような会になると思うのですが、
お二人は読書会の前にどのような準備をされていますか。
ぜひ参考にさせていただきたいです。
というお便りいただきました。ありがとうございます。
読書会に向けての準備。
スピーカー 2
ちなみに赤べこさんのお便りは、
お便り締め切りの日程を決めていたのですが、
それより過ぎてお便りいただいたのですが、
11月の読書会に参加すると、
それのアドバイスが欲しいということで急遽、
今回の収録に入れました。
早くアドバイスを届けないといけないということで、
赤べこさんのお便りを紹介させていただいています。
スピーカー 1
はい。という前振りがありますが、
ちょっとお答えしたいと思います。
どうだろうな。課題図書、どうですかね。
51:03
スピーカー 2
そうですね。課題図書が海外文学ということなので、
一冊の本をみんなが読んできているということですかね。
スピーカー 1
だと思いますね。という状況だと思います。
どういう準備というところだけど、
これでもどうだろうね。
読書会を開催したり参加している意味としては、
まず準備は最低限読んでいけばOKだし、
もし海外文学って結構、
例えば100年の孤独とかの課題本の参加するときに、
読み終わらないっていうこと絶対あると思うんですね。
そうなったらもう正直に、私はすいません、
3分の2までしか読めませんでした、
ここまでしか読めませんでした、みたいなことを、
会の最初に言っちゃうのもありだなと思ったりしますね。
ねこまちさんとかはあれだっけ、
必ず読む言葉参加条件とかなってるんだっけ。
そうですね。
そういうとこもあると思うんですけど、
ちょっと許そうなとか、
そのあたりの読書が許されるような読書会だったら、
正直にここまでしか読んでないって言っちゃって、
参加してもOKだなと思ってます。
自分が課題本をやるときは、
言ってくれると結構、
あ、そうなんだって思ったりするぐらいで、
あんまりだからダメみたいな感じはないかな。
これが0ページ、1ページも読んでませんとか言われたら、
ちょっとどうしていいかわからなくなっちゃうけれども、
実際に自分が参加した読書会で、
途中までしか読んでないっていう人に、
遭遇したこと何度かある気がしますね。
なるほど。
だから究極言うと、
ある程度読んでいけば、
別にそこまで準備はいらないかなとは思ったりします。
スピーカー 2
正直でいるっていうのは、
一つ大事かなと思いますね。
大地さんの読書会でやってましたけど、
一番最初に緊張してたら、
自分は緊張してますって、
口に出すと緊張が和らぐっていうことがあると思いますし、
スピーカー 1
それはもう必ず入れてますね。
読書会絶対緊張するんですよ。
スピーカー 2
そうですね。しかも最初、
絶対緊張するんですよ。
読書会行ったらどういう場なのかっていう、
そこをちょっと意識しながらだと思いますし、
緊張すると思いますし、
緊張してるっていうことを、
緊張していれば、その辺に言われるのがいいかなと思うし。
スピーカー 1
主催側も緊張してることが多いので、
8割ぐらい主催緊張してると思うので、
大丈夫です。
スピーカー 2
あとは、その会によると思うんですけども、
やっぱりちゃんと楽しもうと思うと、
本は最後まで読まれる方がいいのは間違いなくて、
準備するといえば、
ノートに、人によって、
まとめ方はやりやすい方法でいいと思うんですけど、
僕だったらもう、
読んで好きだった箇所とか、気になった箇所とか、
心に残ったとこは付箋貼ったりして、
読書会の時にそれを見つけられるようにはしてましたね。
準備といえば、でもそのくらいですかね。
あとその本についてちょっと、
ネット情報とかも調べたりはしましたけど、
54:00
スピーカー 2
でも本当に会によって、
その辺の、なんていうんですかね、
ちゃんと準備していった方がいいのか、
めっちゃ緩いのか、だいぶ差があると思いますし。
大地さんの読書会とか参加するときは別に、
準備なしでも、
本だけ持ってきてくれれば。
なんとかなるかなという感じなんですけど。
でもやっぱり、ちゃんと楽しもうと考えたら、
ちゃんと読んで、
自分の好きになったとことか、気になったとことか、
そういったとこをまとめたり、
整理しておくのは大事かなと思いますね。
スピーカー 1
それで問題ないかなと思いますね。
うまく話せそうにないなと思ったら、
話したいことだけメモしていけば、
緊張して頭真っ白になっちゃったときに、
パッとそこだけ見るとか。
スピーカー 2
あとそうですね、もう1個大事だと思うのは、
自分が話そう話そうとするというよりかはですね、
やっぱり人の話をしっかり聞く方が、
多分大事だと思うんですよ。
だから読書会のとき、
なかなか自分がこれ喋ろうと思うと、
人の話が入ってこなかったりするんで、
そうなるとちょっともったいないというか、
やっぱり他の人の話聞いて、
そういう見方もあるんだとかですね。
自分と同じこと考えてる人もいたんだとかですね。
そういうの気づけることがあるので、
話をしっかり聞いてあげるっていうスタンスは、
持ってるとすごくいいと思いますし。
重要ですね。
運営からしても、そういう人がいると、
もうめちゃめちゃありがたく見えますし。
スピーカー 1
まるっきり自分が言おうとしたことを
言われちゃうってこともあると思うんですよ。
その時はなんとかさんが言ってた通り、
私もそういうふうに感じましたって言った方が、
その後コミュニケーションスムーズになったりするし、
話が発展しやすいかなと思いますね。
スピーカー 2
そうですよね。
内容をかぶっていても、自分もそう思っていたとかね、
確かにわかるとかっていう、
そういうリアクションがあるだけでも、
その場ってすごく盛り上がっていったりすると思いますし。
スピーカー 1
同じ本を読んだり興味を持った人が、
ある程度人数集まってるっていう状況は、
結構特殊な状況だと思うので、
ぜひその場が成り立ってるというか、
まず開始してるってこと自体がですね、
読書会としてすごくいい機会になってるはずなので、
ぜひ緊張すると思うんですけれども、
楽しんでいただけたらなと思いますね。
じゃあ赤べこさんありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
では次は最後のお便りになります。
たきねこさんからで、
こんにちは、さらとびネームたきねこと申します。
半顔のノーベル文学賞受賞おめでとうございます。
お二人が第一回から押されている作家なので、
なんだか私も嬉しいです。
私はすべての白い者たちのを読んだのですが、
何かが自分に合わず楽しめませんでした。
ぜひ半顔特集会をリクエストさせてください。
どの作品から読むと入りやすいか、
日本の作家なら誰に近いか、
心に残ったセリフなどありましたら、
ぜひ教えていただきたいです。
57:00
スピーカー 2
来週の更新も楽しみにお待ちしております。
寒暖差が激しい日が続いておりますが、
体調を崩されないよう、お体ご自愛くださいませ。
ということでありがとうございます。
スピーカー 1
ありがとうございます。
そうですね、半顔良かったですね。
ノーベル文学賞受賞ということで、
なかなかすごい意外なところから、
まさかの受賞で。
スピーカー 2
まさかのですけど、第一さん半顔さん受賞するって予想されてましたしね。
スピーカー 1
そうですね。
ちょっとそれについては、
来週またお話ししたいと思っているので、
来週、実はちょっと次回告になっちゃいますが、
半顔のノーベル文学賞について触れる、
番外編をお届けしますので、
お楽しみにしていただければなと思います。
まずは、今回はですね、
滝猫さんの全ての白い者たちのが、
自分にはまず楽しめませんでした、というところですが、
なんとなくなんですけど、半顔さんの作品って、
一回読んだだけじゃ入ってこないこともあるなと思っていて、
ギリシャ語の時間とかそうだったんですよ。
私二回目読んだ時にめちゃくちゃ感動したんですけど、
一回目はあんまり感動したくて、
ちょっとさらっと読んでみて、
なんか読みづらかったなみたいなのがちょっと残ったりしてただけで、
なんかこれだと読んだ時にならないなと思って、
もう一回読み始めたらめちゃくちゃ感動したみたいな感じだったんですね。
全ての白い者たちのは、もうすでに半顔さんを読むモードっていうのが、
多分自分の中で出来上がったので、
もう初回からすごい感動してしまったんですけど、
もしかしたら、もしかしたら何でしょう、
ちょっとその何度か読んでくると、
捉え方が変わってくる可能性があるかもしれません。
ただ、そもそもやっぱり、
作家さんに関しては、合う合わない絶対あると思うので、
滝猫さんの中で半顔さんが合わなかったっていうことだけだと思うので、
別にそれが何か、ノブル文学賞を取って、
すごい作家だけれども、自分は理解できなかったみたいな風に、
何か思わなくてもいいかなとは思いますね。
合わなかっただけっていうだけだと思うので。
スピーカー 2
そうですね。あと、全ての白い者たちのは、
3文で物語性のある小説というわけではないと思うんですね。
詩にも近いし、小説と言えるかもしれないけども、
何か分かりやすいストーリーがあるわけでもないというので、
そういった意味では、半顔さんのもうちょっと分かりやすい小説とか、
読むならまた別の作品の方が入りやすいかもしれないので、
その辺はそうですよね。
作品の性質合わないとか、あると思うので、
あれですね、ちょっと次回、半顔さんの小説だったらどれが読みやすいとか、
ちょっとそういう話はしてみたいですね。
スピーカー 1
そうですね。というところで、ちょっと次回もですね、
次回告に強引につなげちゃって申し訳ないですけど。
スピーカー 2
ちょうどすごい、僕たちが次やろうと思っていた、
ちょっとテーマにほんと合致するお便りをいただいたので、
ちょっと最後に今回紹介させていただきました。
スピーカー 1
ありがとうございました。ありがとうございます。
なので、日本の作家なら誰が近いとか、心に残ったセリフなんかっていうのは、
1:00:00
スピーカー 1
来週ちょっとお答えしたいと思っておりますので、
ぜひ来週お聞きいただければなと思います。
じゃあ、そんな感じでちょっと今回結構たくさんお便りいただいて、
なるべくお答えさせていただきましたが、またぜひですね、
お便り紹介会やるのでよろしくお願いしますというところで、
このまま次回告につなげてしまおうかなと思います。
次回はですね、半岡さんがノーベル文学賞を受賞したので、
ノーベル文学賞特集となります。
半岡さんのノーベル文学賞特集ですね。
プラス、直近ですね、我々2人、ちょっと全ての公演で見てないんですけれども、
東京でヨーロッパ文芸フェスというものがありまして、
そちらについてもですね、ちょっと行ってきたので、
そのあたりの話もさせていただきたいと思っております。
お楽しみに。
番組の最後になりますが、ウェルマン会員募集しております。
こちら有料版、無料版とございまして、無料版は毎回のエピソードで流し過ぎた部分をカットして音源化しております。
もっと我々のエピソードを聞きたい人のためにやっております。
有料版はサポーター特典という形になっておりまして、月額500円なんですけれども、
我々をちょっと支援したい人がいれば、こちら入っていただければと思います。
詳しいことは番組概要欄に記載しておりますので、ぜひご確認ください。
この番組の関数やリクエスト、またこのラジオを聴いて紹介された本を読みました。
読み返しもしございましたら、ハッシュタグそのとび猫たちをつけて教えていただけると大変嬉しいです。
Xやインスタの投稿などでお待ちしております。
今回のようなお便りも随時募集しておりますので、お便り本部からお寄せください。
この番組気に入っていただけましたら、積極的に拡散共有してあげると助かります。
ではまた来週。
スピーカー 2
ありがとうございました。
01:01:40

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