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2024-11-04 49:46

番外編56「ハン・ガンのノーベル文学賞受賞特集+ヨーロッパ文芸フェスティバルのミニレポ」

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今回は番外編です。ハン・ガンのノーベル文学賞受賞について特集しました。アフタートークでは、ヨーロッパ文芸フェスティバル2024の参加体験についても話しています。ぜひお聴きください。 

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【今回の内容】

NHKのノーベル文学賞のニュースでダイチを観たというお便り/ノーベル文学賞を見守る会と受賞予想/ダイチはハン・ガン予想/ノーベル文学賞発表の瞬間をレポート/NHKのインタビュー/ハン・ガンのノーベル文学賞受賞について思うこと/ハン・ガン作品は何から読むといいか/ヨーロッパ文芸フェスティバル2024のミニレポート/フィンランドはムーミン/デンマークはカレン・ブリクセン(イサク・ディネセン)/チェコはミハル・アイヴァス/アイルランドはYAヴァースノベル/次回予告▶︎ラジオで紹介してきたハン・ガン作品をnoteにまとめました
https://note.com/cafecatwings/n/nf9c220b9e390▶︎ヨーロッパ文芸フェスティバル2024公式HP
https://eulitfest.jp/year2024/  .

▼【出店のお知らせ】12月1日(日)文学フリマ東京39では、吉田育未さんが出店される「Maggie’s Pie」に同席させていただき、空飛び猫たちのZINEやグッズを販売します。空飛び猫たちが文学フリマ東京39の抽選にはずれてしまい、一緒に販売させていただくことになりました。「Maggie’s Pie」では香港のアーティストの作品やカナダの現代詩の翻訳などを販売される予定です。ブース番号は決まり次第、番組やSNSでお知らせします。

▼【ゲスト出演のお知らせ】番組で紹介したポッドキャスト番組「勝手にドキュメント72時間をしゃべるラジオ」ダイチ出演回

⁠https://open.spotify.com/episode/6F8RDdnnCotasjTbPxnLO2?si=4d87f8f62ec645b4⁠


⁠https://open.spotify.com/episode/1o62JSWDp6dyC2nCm8xfKC?si=09357cfbad8447d2⁠

. 【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】 声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【番組へのお便りはこちらから!】 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ 【メルマガ会員募集中! 】 毎週土曜日朝7時に配信! 無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております! 有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。 どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を! ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。 ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。 【文学ラジオ空飛び猫たちとは】 硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。 案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ 京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ 文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、 読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます! 毎週月曜日朝7時に配信しています。 【SNSでご投稿ください】 番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください! よろしくお願いします! ■twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/radiocatwings/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■Gmailでも受付中です bungakucafe.catwings@gmail.com ■ダイチ「小説家が好き!の会」 Twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/welovestory ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://www.instagram.com/booklogd/?hl=ja⁠⁠⁠⁠⁠⁠ ■ミエ「羊をめぐるカフェ」 Twitter⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://twitter.com/hitsuji_meguru ⁠⁠⁠⁠⁠⁠ Instagram ⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://www.instagram.com/hitsujiwomeguru.cafe/⁠⁠⁠⁠⁠⁠ #本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック

サマリー

番外編56では、ハン・ガンのノーベル文学賞受賞とヨーロッパ文芸フェスティバルの様子が語られています。リスナーからの熱いお便りを大切にしながら、文学への新たな刺激と探求が共有されています。特集では、ハン・ガンがノーベル文学賞を受賞したことに関連し、多くの作家や作品への期待が語られています。また、ヨーロッパ文芸フェスティバルの報告も行われています。ハン・ガンの受賞により、彼女の作品への注目が高まっており、女性作家としての重要性や作品のテーマについても深く掘り下げられています。同時に、ヨーロッパ文芸フェスティバルの様子やフィンランドでの体験も紹介されています。特集とフィンランドのムーミン、デンマークのカレン・ブリクセン、チェコのミハル・アイバスの作品の魅力が語られており、各国から集まった作家たちとの貴重な対話が展開され、文学への新たな視点が提供されています。次回はアンドンヒョンの詩集「気高く寂しく」が紹介される予定です。

リスナーからのお便り
どうも皆さんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私、ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
一本お便りが来ているので紹介したいと思います。ローズさんという方からお便りいただいております。この夏にポッドキャストを聞き始めて、毎週土曜日と月曜日を楽しみにしています。
20代の頃まではよく読書する方だったと思います。それが、ここ10年近くは村上春樹や和尾志黒など新作が出ると必ず読んでいた作家ですら、寸読になる有様でした。
ネットフリックスで韓国ドラマばかり見ていました。そんな私がふとポッドキャストを聞いてみようと思い立ち、いくつか聞き、空飛び猫さんたちに出会いました。
ちょっといろいろ長いお便りなので割愛させていただきながら読ませていただきます。
ケビンチェンさんの回でお二人の生き生きと作家作品を語る語り口に引き込まれて、すぐに二階の良い人と亡霊の地を手にしました。
二階の良い人から読み始めましたが、手にした時の本の分厚さに、最近本を読んでない自分に独了できるのかと少しひるみました。
読み進めていくとラジオでああ言ったなぁと思ったり、読んだ人だけにわかる感覚というのにたどり着きたい気持ちからスルスルと独了しました。
作家の意、良い文章に触れる心地よさというものを久しぶりに感じました。
ハンガンさんもラジオを聞いてすぐに読みたくなった作家です。この方もそれまで名前すら知らなかった作家です。
そっと静かにを読みました。読み終えるとそっと胸に抱きしめたくなるような本でした。
レッドイットビー、ジョン・バイズの歌のもの、夜に食べたった女ももちろんyoutubeで聞きました。
名曲レッドイットビーに新たな音色が加わった作家の力だと思いました。
他の作品も全て読んでみたいと思える作家さんでした。
その最中にノーベル文学賞受賞のニュース、NHKを見ていたら大志さんが登場。
お顔だけではご本人なのか自信が持てなかったのですが、ハンガンさんの付箋だらけの本を持っておられたことと声で確信が持てました。
なんだか偶然すぎて驚きました。
そして久しぶりに本屋さんをゆっくりに覗いてみると、今まであまり長くは立ち止まらなかった海外文学コーナーに見慣れた作家名や書名をたくさん見つけて一人でにんまりしていました。
再び本の世界に出会わせてくれたお二人に感謝です。
ノーベル文学賞受賞の驚き
そこで気になった作品は2666と百年の孤独です。
2666はその時本屋さんで初めて知りましたが、その後三重さんのおすすめ本と聞き、いつかラジオで取り上げてもらえたら私も読めるような気がするので楽しみに待っています。
というですね、熱いお便りをローズさんからいただきました。ありがとうございます。
2666と百年の孤独にちょっと気になるというのは、ちょっと相当な高い壁に登りたいのかなっていう、そんな意気込みを感じましたけど。
でもやっぱりNHKに大地さんが出ていたっていうのをこの人よく気づきました。
そうですね。今日はちょっとその話も含めて半岸さんのノベル文学賞に受賞についてお話ししたい番外編となっております。
すいません、あのローズさんのお便りすごくタイミングよくいただけたので、ちょっと導入で使わせていただきました。
本当に色々、ローズさん、キビンチェンさん含めて、我々のラジオから刺激を受けて読書に目覚めていただいているようで、再開していただいているようで本当に嬉しいなと思ってます。
で、NHKですね、ちょっとこれは色々経緯がありまして、ちょっとこれでもまず半岸さんの受賞もびっくりなので、そちらも話をちゃんとしたいんですが。
まずですね、これ毎年恒例のノーベル文学賞メモル会というのが東京小説読書会の浦野さんが、これ毎回主催とか言うとね、なんかこう違うんだみたいな感じの空気を出されるんで、何と言っていいかわからないですけど。
浦野さんという方を中心にやっている会なんですけれども、あの会に今年もですね、参加させていただいて予想会とか出て、前回も前々回もですね、浦野さんが当てたようなものなので。
あのNHKが取材をしたいということで来てらっしゃったんですね。これ毎回のことなんですけど、これはもちろんあのいろいろ流れがあってここにたどり着いているような形になってるんですけど、取材が入ってましたと。
で、その中でノーベル文学賞メモル会のメンバーでみんなでワイワイガヤガヤ予想し合って、最終的にみんなで発表の瞬間を待つということを毎年やってるんですけれども。
これですね、ちょっとまさかのですね、私、ちなみに今回は何というかノーベル文学賞メモル会に関してはそこまで参加できてなくて、ちょっと三重さんも誘いしたんですけど、ちょっと三重さん予定合わなくてってところで私一人で行ったんですけど、あんまりちゃんと読めてなくて、いろんな作品をノーベル文学賞を予想するという観点から。
これ実はもう去年もですね、半岡さん実は推してまして、半岡さんは私いつか取ると思っていたので、ラジオでも何度も言っていると思うんですけど、ノーベル文学賞を絶対取る方っていう話は何度かさせてもらっていたんですけど、ただただ年齢的にもうちょっと後だろうとずっと思っていたので、とはいえ推したいという気持ちはあるので毎回ですね、この回の時には入れてました。
今回は本当別れを告げないがすごく良かったので、とにかくまず一番は半岡さんという名前を挙げさせてもらいましたという感じです。で、それがまあちょっと的中したという形になっているので、なんかこうふわっとしてるんですよね。
でも予想ってそもそも難しいというかどう予想しているかよくわからないですよね。結構浦野さんとかはね、すごいその辺は調べて予想念頭されてるんですけど。
というところでまずはですね、実はこのノーベル文学賞メモリー会ですね、当日の予想会の音源と発表の瞬間まででちょっと私がマイク回したので撮れてるので、ちょっとそちらをちょっと聞いていただこうかなと思います。
ヨーロッパ文芸フェスティバルの様子
予想会はあれ4人でされてた?
そうです4人でしました。あ、そっか、そのメンバーをちょっとお伝えしますね。一応ふわっと出していいと言われているので、まず浦野さん、あの会の中心の浦野さんですね。
あとヒロイズムさんという方ですね。この人も海外文学の読書会やってるのかなビールが好きな方なんですけど、ヒロイズムさんという方ですね。この人も相当読み込んでますね。浦野さんもすごいですけど。
あとキリコさんという方ですね。この方もだいぶ海外文学好きな方ですね。その3人プラス私でやりましたと思って、その模様があるので、ちょっと聞いてもらっちゃった方がいいですかね。じゃあちょっと聞いていただきたいと思うので、じゃあまずはちょっとそちら流したいと思います。ちょっと音質そこまで良くないのでそのあたりご了承ください。ではどうぞ。
じゃあ行きますか。特に何もあれですが、また去年と同じようにみんなでちょっと予想会をしたいなと思います。
イェーイ。
じゃあまず、今4人ねって囲んでますけど、浦野さん、キリコさん、ヒロイズムさん、ヒロイズムさん、第一が並んでます。よろしくお願いします。
じゃあ浦野さんから行きます。
今年の予想は?
予想はXにも入れましたけど、本名は田畑陽子さんです。対抗が小川陽子さんとアミタブ豪主さん。そのほか中尉とか大穴でずらずらという売りつか屋さんが抜けています。
アミダッシュ?
アミタブ豪主。
アミタブ豪主どこに入るんですか?
インドです。
あ、インドなんだ。
インド系の芸術人だけど、今アメリカで住んでる。
気候変動小説っていうのを書いてるポイントです。
予想の上にあげておきながら読んでないのがバレバレなんですよ。
そういうのが好きそうだなと。
分かりました。
じゃあその3名。
あとはもう上げていったらキリがないけど、売りつか屋さんとリリアージョン氏さん。
あとはハンガリーのナーダ・シュペーテンさん、クラスマホルカイ・ラーツローさん。
あとは韓国のパンソニオさんとか。
上げていけばキリがない。
けれども第5名は田畑陽子さん。その理由は?
理由は3年前からノーベル図書館の蔵書を追跡してるんですけど、
前年に有意に蔵書が増えた作家が取るのではないかという仮説を立てていまして、
それが当たるのかどうかを検証したいと思います。
その仮説でいくと、田畑陽子さんも?
去年のヨーコステさんがそうだったんです。
去年あんまり増えてないんだけど、一昨年結構増えたんです。
それに気づいたのは、2年前に受賞したアニメリウムさんが、
1年前に見たときに比べて16冊も増えてて、
これは何か関係があるんじゃないかと思って、3年前にデータを取ってた。
そこからオーディションしていった結果、一番可能性がありそうなのが田畑陽子さん。
ただ作風があまりノーベル文学賞っぽくない気がするんですよ。
というのがテクニック寄りというか機構寄りな、
表現が造語が多い作家さんとなって、
特に日本語よりもドイツ語の方が造語が多いらしいんです。
そういうところがノーベル文学賞というよりも、
弱い人たちの気持ちをいかに表現するかとか、
肉性をどういうふうに文章化するかみたいな、
そういうところが好きそうなんで、
そうすると意外と宇川陽子さんとか、
あんねんの日記に影響を受けて色々作されているというか、
ひっそやかな結晶がまた一層作品ですし、
作風的には大和陽子さん。
なるほど。
じゃあ一旦そんな感じで。
どちらも日本語ですね。
じゃあ次にヒロイズさん。
えっとですね、自分はそういうデータとかそういうのが全然ないですね。
単純に新訳が読みたいから取ってくれっていうのは、
取ったら訳が増えますもんね。
一応ナダーシュ・フェーテルは、
実はスウェーデンの日刊誌のウェブを通常読んでるんですけど、
意外とこの方結構教科高くて、
試しに読んでみたら、
これ、割と面白かったんです。
どっちでしょう?
ハンガリーの出身で、
いざけの方なんですけど、
地域的な一族の歴史みたいなのを、
割とユーモアがひっかいてて、
ユーモアがちょっと面白かった。
ちょっと分かりにくいけどユーモア。
そういった面でちょっと気になってて、
できれば、
ちょっと向こうで話題の、
分厚いやつが翻訳されると嬉しいので、
そういう感じです。
ちょっと薄めですね。
あとそれからも、
個人的に唯一、
現代作家で会ったことがあるということで、
中国ユニーカーの、
会ったことあるんですか?
証拠写真。
え、これ日本ですか?
日本?
日本に出演した時に、
その後、
後援会に行って、
その後の後援会で二次会まで付き合ってた。
やっぱりその時に酔っ払いで、
ゲストとしてもらったんですけど。
それで、実際、
作品的にも面白いし、
村上さんの有力なライバルと思うので、
ちょっとでもあるんですけど、
中国で作家って生きるのって大変だと思うんですけど、
そういった面で、
後援を含めて、
残説さんもいるんですけど、
ちょっと自分的には、
会ったことあるんですけど、
推したい。
あとそれから、
最近読んだ韓国の、
ファン蔵業。
結構、
なんとなく、
ノベル・ショウゴロヒーっぽい経歴の作家。
いわゆる反対性とか、
人権大使とか、
そういった意味で全部にしてきた。
ノベル・ショウゴロヒー。
ラミンをテーマにした作品で、
結構良かったです。
で、また、
この間の、
国際ブッカーショーでも、
最終候補でね、
ショートリストに残った作品を書いてて、
ちょっとそれはまだ、
日本語にやるので、
ちょっとそのあらすじも、
ノーベル文学賞受賞について
ちょっと面白そうだと思って、
こちらをちょっと、
こういう、
ちょっと押してみます。
そんな感じです。
でも、ただ、
いろんな作家さんが多いから、
とりあえず読んだことある作が、
結構取ると嬉しい。
めっちゃ嬉しいです。
あえてこの、
3人にしたの、
例えば4人だったらザンセス入ってるとか、
えっとね、ザンセスはそんなに、
ずつ言うとそれほど来ない。
でもね、
仕事後に読むと、
めっちゃ疲れるっていう、
作品としては、
後ろ側で言うとタワーさんに近いのかな。
そういう風な女性がいますので、
タワーさんに近いし、
多分向こうではちょっと元気高い、
作家さんなので、
作家さんであることは、
納得はしてます。
他にもいろいろ協力が、
作家さんいるから、
とりあえず読んだことがある作家さんで、
今の気持ち的には、
めっちゃ嬉しいです。
じゃあ、
どうぞ。
私は2つ、
あと1つがピンちゃん。
ピンちゃん結構しかも女王だけ、
しかも持ってきてないです。
ピンちゃんは、
ヒロインさんに読んだことあるから分かると思うけど、
ポップすぎるんで、
本当は撮ってほしいんですけど、
翻訳もまあそこそこ出てますし、
あの、かすかな希望。
でも撮ったら面白いと思う。
そうなんですよ。
今まで誰も顔を見たことがないので、
ノーベル文学賞を取ったら、
受賞式はどんな感じで、
おちょくってくれるんだろうなっていうのがちょっと、
過去にアメリカの賞を取った時にも、
本人という体で、
コメディアンの人を代わりに出したっていう、
しょうもないあれがあったので、
ちょっとこれを機にね、
一つ持って。
ピンちゃん撮ったら面白いね。
アメリカ大統領選を前に、
一つ撮るという。
もしあったらちょっと面白いな。
あともう一個が、
リリア・ジョリデの、
これポルトガルの女性の作家の、
The Painter of Birdsなんですけど、
これあの、
ポルトガルの作家で、
サラマーロが絶賛って書いてあったんで、
読んでみようと思って、
読んでみて、正直ちょっと英語が結構、
固い感じの、
あれで、ちょっと時間はかかったんですけど、
父と娘の話で、
結構やっぱ一癖、
二癖ある話で、
結構味わい深い本だったので、
これを機に、
撮ったら、
翻訳が済むのがいいなと思って、
アレンジしてもらいました。
ポルトガルって、何年くらい撮ってます?
サラマーロが、
2000年か2001年くらいです。
それ以来、
20年くらいです。
サラマーロが絶賛になったら、
ですかね、私もそう思って、
ぜひ撮ってほしい。
結構この作家の名前と、
台風ノーベルで、
SNS調べると、
次のノーベルは彼女だみたいなのが出てきたので、
もしかして一番近いのかもなと思って、
歯応えを出して、
よろしくお願いします。
今年はですね、
ファンガンさんですね。
韓国のファンガンさんと、
まだ54歳と若いですが、
激推ししているので、
いずれ撮るとは思っているんですけど、
でもやっぱり、
この別れを告げないが、
私今年の中でベストで、
めちゃくちゃ良かったですし、
本国でも出たばっかりで、
多分翻訳いろんな国で住んでいると思うので、
ファンガンは今世界的にも、
国際的にも評価されている作家なので、
ここで撮ってくれたら、
めちゃくちゃ面白かったです。
大穴かもしれないですけど、
タイミングは結構アジアで、
アジアで女性で、
しかも韓国で撮るので、
是非撮ってもらいたいなと思って、
いるんですが、
なかなか若いと思うので、
ちょっと年齢が、
作品のクオリティはもうすぐ今、
別れを告げないことがすごかったです。
他の作家への期待
どんどんどんどん、
ファンガンさんが書くものは、
どんどんどんどん、
どんどんどんどん、
ファンガンさんが書くものは、
極めてっていう感じがするので、
是非撮ってもらいたいなと思っている。
もう一つは、
去年も同じように
言ったと思うんですけど、
アンカーソンですね。
日本だと赤の時点が多分揺れてると思うんですけど、
カナダの、
女性の作家ですね。
この赤の時点は、
ギリシャ神話をベースに、
ビール。
同性愛のですね、
描いた、
ギリシャ神話の
ヘラクレスと
敵だったゲリオンっていう怪物がいて、
ゲリオン側が主人公で、
ゲリオンとヘラクレスが
恋仲になるっていう
不思議な
作品で、
途中でもう一人男が出てきて
三角関係になるっていう、
なんとなく
なんとも言えない。
でもなんかね、
自意識とかめちゃくちゃいい感じで描いてる。
アンカーソンの時点ですけど。
これ面白かったですよね。
なんでアンカーソンも
可能性が高いかと
思っております。
発表の瞬間
以前の特集会で
やったんですけど、
BLなのだろうかみたいなところで
盛り上がりまして、
葛藤してないよね。
葛藤してないからBLじゃない。
ただの恋愛。
そういう意味でもあるんですけどね。
少数派の声でもある。
そうかもしれないですね。
結構体で
爆発的に売れた特集なんですよね。
さっき
キャラメンバーにアンカーソンって
どんな感じなんですかって
カナダの鳥川修太郎って言ってました。
違くないですか?
とりあえず売れてる作家っていうより
売れてる人と知人というより
共通点がある。
修太郎みたいなものが
売れてる。
25歳後半年の楽。
面白いよね。
カナダで
こういう作品を受けるっていうのは
そうですよね。
今のが当日の予想会の
音源というか模様でしたね。
それぞれみんな何名か
作家を挙げた状態で
これからついに発表の瞬間を待つ
というところになります。
うらのさんの話聞いてると
今年は田和田陽子さんが
来るんじゃないかっていう。
僕はそっちがすごい
ドキドキしてましたね。
私も田和田陽子取るんじゃないか
って思いました。
すごいそっちを信じていたんで。
そのドキドキ感がすごかったですね。
そうですよね。
なのでちょっとこの後
発表の瞬間聞いてもらった方が
いいかもしれないので
発表の瞬間に行きましょうか。
しかも
マイクも一応
オキッパで録ってたんで
声が大きくなったり小さくなったりしたので
聞きづらい部分はあると思うんですけれども
ちょっと発表の瞬間まで。
まずはノーベル文学賞の
発表される方
英語で言われてるんですかね。
YouTubeライブで。
英語かスウェーデン語。
スウェーデン語で
言ってから英語で
ちょっと入っていってる感じだった気がする。
それをみんなで
聞くっていう形ですね。
そうです。
YouTubeライブですね。
現時時間何時だかわからないですけど。
日本時間で言うと夜の8時
に発表されるので
そこで出てきて話されるということですね。
それをみんなで待ってると。
毎回YouTube
発表の直前まで
音入んなくて
いつもわたわたするんだけど
音入ってる?入ってる?
なかったら聞こえねえぞみたいになってるんですけど
その辺ちょっとわたわたしましたが
その瞬間ちょっと
お聞きいただければなと思います。
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
スウェーデン語で
そこをフロントにある ヒストブリースで
うぇ!?
えっ 本当に痛いんですよね?
何か凄い痛いけど
でも ちょっとわかんない
ちょっと見せながら
そこに 人類の生命の脆弱性を見せる
よくよく 今度は まずかいいのです
トミーマト 死ぬんじゃねぇよ
トミーマト 笑
一同 へぇーーーーーーーーーーー!!
一同 笑
二同 笑
とみたけ お疲れさんでございます
とみたけ ちょっと苦いから信じられないんで
とみたけ でもまぁちょっと聞きましたけど
とみたけ やっぱり 左の側が良いからね
とみたけ 4秒当たりましたよ
いやもう一人?
いやもう一人?
気の毛をやらなきゃ
ハンガーオペレーション
はっはっは
えー
という感じなんですけれども
会場ではですね
盛り上がったというか
ちょっとびっくりし、私はびっくりしすぎて
えーってなっちゃったんですよね
いやでもなんか音声聞いてるとね
やっぱすごいもうわーっていう感じで
ま最初なんかハンガー
本当にハンガーみたいな
このちょっとざわつきがありましたね
そう、あのーいや
ハンガーっていうのは聞き取れたんだけど
うん?ってなった
いや本当に言ったのかなみたいな
一瞬俺あれ?ハンガリー?ハンガリーの人?
と思っちゃったりとかして
ちょっとにわかにハンガーが
ハンガーって単語が
自分の中でハンガーと結びつかなくて
おかしな話なんですけど
うん?ってなっちゃいました
でさっきも話したけどタワダヨーコ来るんじゃないかと思ってたんで
でもちろん自分はハンガーを押していたので
あの撮った瞬間みんな
大地さん大地さんみたいな感じになったんですけど
なんかもうその時から
現実味がその瞬間なくて
これなんだろうなみたいな
あのかなり語彙力が失われてました
いやでもその後すぐ
NHKの取材受けてたんですよね
受けたんですけど
結構多分
音声被っちゃったのかなあんまり使われなかったですね
あそうなんですね
結構長く私話しました
あんま使われなかったのと
あと自分でも何言ったかよく覚えてなくて
結構取れ高悪かったのかもしれないなと思って
でもちゃんと
9時からのニュースで
インタビューで答えてましたもんね
そうですね
実際にはもうびっくりしすぎちゃって
なんか私がびっくりしすぎるのも
よくわかんないですけど
ただハンガーが撮るって言っただけなので
ハンガーさんを押してただけなので
私がこんなにドギマギする必要もないし
あれだったんですけど
なんかねポカーンとしちゃったんですよね
不思議な感覚でした
そう
完全になんかちょっと語彙力を失ってました
この1時間くらい
まあでも確かにね
まさかっていう感じはありますよね
まさかこのタイミングで来るとはっていうか
うんうん
ハン・ガンのノーベル文学賞受賞
しかもこれ今回ですね
このノーベル文学賞見終わる回に
私がハンガーの本を持っていかなかったら
なかったんですよハンガーの本一冊も
誰も持ってきてなくて
本当別れを告げないだけが
そう一冊しかなくてどうすれば
いろんな本持っていけばよかったと思ったんだけど
そのウラノさんにね
ちょっとハンガーの本持ってきますよとは
言っていたんですけど
じゃあお願いしますみたいなぐらいはあったんですけど
しかもちょっと私もこの日あんま体調が
あんま良くなくてもしかしたらちょっと
午前中ぐらいはですねちょっと行くのやめようかなと思ってたんですけど
午後はちょっと
司会進行じゃないけど
まあちょっとそれもあるかなと思ったんで
ちょっととにかく行こうかなと思って
自分田和田陽子をみんな今推しているから
まあ自分はもう
自分が好きな作家を行こうと
いう感じでハンガーさんと
あとアンカーソンですねあげましたけど
その2つで
行けばいいかなって
NHKの事前要素を教えてくださいみたいなときは
もう私ハンガーさんしか行ってなかったんですね
だから結構NHKの人も
おおおおってなっちゃったんですけど
この瞬間テレビに映ってるとき
取材を受けてるときは
実はもうなんか割と
頭が真っ白状態
ってずっと話をしていたので
ちょっと
そう9時のニュース
8時に取材受けて9時半ぐらいのニュースに
載るじゃないですか
すごいなと思いましたね
編集能力
去年のヨンフォースのときに
それが9時以内のニュースで
出てたと思って
編集能力がすごいなって思いましたね
まあまあまあ
さすがプロですよね
今あって
ちょっとなんか今振り返っても
ちょっとびっくりですね
アジアの中で
女性作家としては
初めての受賞と
なったので
そういう点では
戸惑洋子さんとハンガーさん
というのはもしかすると同じ候補者
同士
だったのかなという
先行過程には残ってそうですよね
戸惑洋子さんね絶対ね
まあハンガーさんにおいては
今回ね人間の脆さとか
そういうところ
社会的な問題とかもねちゃんと
切り込んでっていうところで
評価されていらっしゃると思うんですけど
いやでもだからこのタイミングで
やっぱハンガーさんに受賞が
来るっていうのはやっぱり
世界的ななんか流れがあるんだろうなとは
ちょっと思いましたね
なので予想しているときはほんと
推しを押してただけなんですけど
今思うとほんとこのタイミングで
受賞したっていうのはすごく意味があることだなとは
ちょっと思うので
これからですねほんとたくさんいろんな
人に読んでもらって
ハンガーさんの作品って別れを告げないで
ほんとすごくいい作品だなと思ってるんですけど
魂を揺さぶる
作品を作れる人だと思うので
実際に揺さぶられると
なんかその衝撃って絶対
自分の中に残るじゃないですか
やっぱりこの衝撃ってなんていうのかな
誰にも奪われないものだなと思っていて
だからそういうものを作り続けることが
できる作家だなと思っているので
やっぱこれもっともっと
世界的に評価されてほしいなと思うので
まあノベル4学賞取るとね
絶対世界的に読まれるはずなので
これから楽しみですね
ちょっと私この時知らなかったんですけど
英語版の別れを告げないが
あれなんですよ来年発売なんですよね
そうなんですね
そう出版来年なんですよだからスウェーデン語にはもうなってるのかな
っぽいんですけど
別れを告げないは英語版まだ出てないんですよね
そうなんですよ
ああ
本当ですね
だからちょっとそこもね合わせて
多分来年ガツッと売れると思うので
気になってますね
というところですが
ちょっと私がこうなんかフワフワした
NHKの取材を受けた
話になっちゃっているので
ハンガンさんの話にグッと戻すと
めいさん的にはどうでしたハンガンさんの受賞は
めいさん いやなんかすごい個人的には嬉しかったですね
やっぱり好きな作家が
このノベル文学賞取って
それで注目を
集めるんで
多くの人がハンガンさんの作品を
読みたいとなって
そうなるとやっぱり
翻訳をされてきた方であったり
出版社クウォンさんとか
そういったところもまた注目を
集めてってなって
すごい好きな人たちがね
スポットライト浴びていくっていうのがすごく
見えて
この中ではすごく嬉しい
出来事でしたね
やっぱり改めて
今だいぶ落ち着いてきていると
思うんですけど受賞後
クウォンさんとか
発注がすごいみたいな
ツイッター見てると
だからアニエルノの時も
すぐ売り切れちゃって
メルカリかなとかで
すごい高値で出てきたりとかしてましたけど
でもすぐすぐ充販かかって
書店には並ぶみたいな
流れでしたけどやっぱり
ノベル文学賞取ると売れるんだな
やっぱりそうですね
当たり前ですけど気になりますもんね
注目の集め方がやっぱり全然違いますもん
そのところで
ハンガンさんの話もうちょっとしていきたいんですけど
まずハンガンさんに
関してなんですけど
日本で翻訳されている作品は
彩色主義者以外か
実はラジオで紹介させていただいておりますと
彩色主義者もね別になぜか
残したというわけじゃなくてなんとなく
紹介するタイミングとかなかっただけなので
もしかしたらまたどっかで
紹介すると思いますけど
来年あたりかなと思いますね
こちらに関してはもし気になった作品あったら
我々のエピソードも聞いていただけると
ありがたいです
ノートの方にハンガン特集みたいな形で
作りましたのでこれ概要欄の方に載せますので
ぜひそこも見ていただいて
ぜひ聞いていただければなと思います
ちょっとハンガンさんについて
いろいろ話していきたいんですけど
先週のお便り紹介会でも最後ですね
作品の魅力と影響
お便りハンガンさんに関して
触れていただいたお便り
ハンガンさんからいただきまして
ここもちょっと絡めてお話ししていきたいと思うんですけれども
まずハンガンさん
どの作品から読んだらいいかみたいな
結構聞かれるというか
ハンガンさん自身もね
私の作品はこれからみたいなこと言ってますけれども
そのあたりもちょっと話していきたいなと思うんですけど
どうですかねみやさん的に
みやさん 個人的には
小説で読むなら
回復する人間が
最初は読むには
入りやすいかなと思いますね
短編集というのも
ありますし
回復する人間という名前の通り
傷ついていた
人が
再生するというのは
回復するところが
描かれていてマイナスからゼロに
なっていくような
そんな感覚が読んでいると
味わえるかなというので
短編なんですけど
その後に残る余韻はすごく深くて
余韻含めると短編なんですけど
長編小説
読んだかのような何か深く
残るものがあるというですね
一つ一つの重さもあると
思ってまして
回復する人間の中の
最後に収録されている
火と影という作品が
好きなんです
特に好きではあるんですけども
最初から読んでいって最後に火と影を
読み終わった時には半顔さんに
ハマってるんじゃないかなと
そんな気はしますね
作品を
味わうにはすごくいいかなと
思ってます
私はやっぱギリシャ語の時間なのかな
改めて
やっぱり出会いを描いた
作品なので
人と人が出会うこと
こういうことかなみたいな
部分があるのでそこを
やっぱり感じたい人は
ギリシャ語の時間かなと思いますね
最初読みにくさを感じたのをよく覚えてるんで
なかなかスルスル入っていかなかった
感じはするんですけど
そうですね
何十ページか読んで
また読み直してそこから
入っていけた作品だったので
ちょっとハードルは
あるかもしれないですけど
でもそれを乗り越えていくと
見えてくるものある気はするので
ぜひギリシャ語の時間は読んでもらいたいなと
思いますね
最終的にはやっぱり
今年今のところベスト
なんですけど別れを告げない
までたどり着いていただけると
ちょっとすごく感動すると思うんですよね
少年が来るも読んで別れを告げないを読むと
ものすごく感動すると思うので
この2つがすごいですよね
すごかったよね
魂持ってかれるわと思ったし
少年が来ると
別れを告げないは
韓国で実際にあった
数十年前とかの過去を
扱ってるんですけども
韓国が民主化になる前の時代の
独裁政権の時の
虐殺であったりを
それぞれ扱っているんですけども
被害者の証言というか
そこを読みつつ
その話が
希望を感じさせられるというのは
違うんですけども
証言がありつつでも光も見えてくる
ところがあるという
なんとも言えない描き方があって
たしかに
少年が来るは本当にすごかったね
そういう意味ではね
そうですね
確かにこんな
小説の作り方があるんだろうか
と思うような
そうですね
オートフィクション的な要素も
入ってきたりしてるもんね
オートフィクションと本当に
フィクションをすごく
上手くミックスさせたような
このハンガンさんの盛り上がりが
このノベル文学賞を取ったから
という一過性のものではなくて
ぜひ本当に多くの人が
ハンガンさんの作品に出会っていただいて
もしくは出会い直していただいて
次々読まれると本当に嬉しいな
と思いますね
ヨーロッパ文芸フェスティバルの報告
そんなところですが
ちょっといろいろやっぱり我々
今までたくさんハンガンさんについてお話してきているので
ぜひハンガンさんのエピソードを
聞いていただけるとありがたいです
じゃあちょっと最後ですね
最後でもないか
ちょっとアフタートーク的に
少しお話ししたいのが
2024年10月11日から
14日までですね
いろんなところで開催されていた
ヨーロッパ文芸フェスティバルについて
お話ししたいなと思います
これに関しては
我々は12日
フィンランドから始まる会場に
いまして
フィンランド・デンマーク・チェコと
間にあった
スウェーデンか
デンマークのメインの講師だった
登壇されてたスーネさんと
お話しする機会をいただけていたので
まるまるスウェーデンの時間の間は
スーネさんと話していたので
ちょっとスウェーデン見れなかったんですが
他は見させていただきました
ミエさんは
ヨーロッパ文芸フェスティバルの開催
ちょっと仕事の都合であれだったんですけど
私14日のアイルランドだけちょっと
行ってきて
計我々は
4つ見てきたかなという形になってます
イベント自体はですね
すごい数いろんなところでやっていたので
本当はもっといろんな国の
話を聞きたかったんですけれども
なかなかちょっとね移動とか
とか
含めるとちょっと全て
見ることができなかったんですけども
毎年この秋口にですね
ヨーロッパ文芸フェスティバルあるので
ぜひ気になった方はですね
来年楽しみにしていただければなと思います
すごいでも貴重なイベント
ですよね
ヨーロッパ各国から
作家さんが来日されて
日本でも名だたる
翻訳者の方々が
一緒に登壇されたりして
話が聞けるっていうので
本当すごいよねしかもほぼ無料のイベントばっかだもんね
そうですね基本無料ですね
うん
一部会場の場所によっては
有料なところあるんだけどほぼほぼ無料で
現地の海外のヨーロッパの
一線で今やられている方々の
話が聞けるっていうんで
すごい貴重な機会だなって
思いましたね
デンマークとカレン・ブリクセン
最初時系列でいうと
フィンランドから今回聞いてたんですけども
フィンランドのテーマが
ムーミンだったんですね
超平和でしたね
ムーミンの物語が世代を超えて
人々に与える影響というので
ムーミンの研究をされている
森下圭子さんという方と
フィンランドセンターというところの
所長のアンナ・マリア・ウィリアネンさんの
トークだったんですけども
僕はちょっとムーミン
ちゃんと読んだことがなかったんですけども
ムーミンのこの
深さというんですかね
さすが国民的
作家の作品だって
思いましてこれからムーミン
しっかり読もうと
思いましたね大人になっても
全然読んで遅くない
というのが分かりましたね
本当にムーミンってアニメでしか
見たことなかったなと思って
改めて今回小説で
読んでみたいなと思ったのでムーミンは
読みたいなと思いました宿題も出されましたからね
そうなんですよ
このイベントがあった日から
ムーミンの小説を
読み始めるようにという宿題が出されたんですけど
やっぱりムーミンって
すごくハッピーエンドな
作品というか
終わりがすごくいい作品なので
途中いろいろ大変なことあるかもしれないけどやっぱり
終わりは丸くまとまるというか
そういう作品ばかり
みたいなのでそういう意味でも
すごく平和な作品だしすごく
落ち着く作品なんだろうなと思いましたね
小さなものに
愛情を注いだりとか
マイノリティに
力づけるところがあったりとか
すごい話を書いてるんですけど
その中にいろいろ散りばめられたものが
あるというので
大人だって読むとまた
違う楽しみ方ができそうだなと思います
そして次がデンマークですね
スーネ・デ・スーザ・
シュミット・マスンさんという
方がですねスーネさんと我々
呼んでるんですけれどもスーネさんがですね
デンマークからいらっしゃって登壇されましたと
この人はデンマークの
国民的作家カレンブリクセン
またの名をイサク・ディネセン
ですねブリクセンについてですね
小さな本というのを出されて
おりましてそれが12月に翻訳
されるんですけれどもその翻訳を
担当されたヒタニ・レイコーさん
ラジオのゲストにも来ていただきましたけれども
ヒタニ・レイコーさんと一緒にこの本について
話をされてました
このちょっと細かな部分はですね
またちょっとこれこの本が
出るぐらいにですねヒタニさんに来ていただく予定なので
その時にですねいろいろ
お話ししたいなと思ってるんですけれども
個人的にはやっぱりなかなかその
カレンブリクセンさんの本
書面は知ってましたアフリカの日々とか
バフェットの晩餐会とか
超有名な作品なので
名前は知ってたんですけれどもまだまだ
この作家についてですね実際に読んだことも
ないかったですし
興味はあれどなかなか手が伸びなかった
ところなんですけどこのスーネさんの
話を聞いて結構カレンブリクセンが
生きたデンマークっていうのがどういう状況で
カレンブリクセンはどういう状況で本を書いて
いたかみたいなところが語られてですね
もうめちゃくちゃ興味を持ちましたね
このスーネさんが言うにはカレンブリクセンは
哲学者であるとデンマークの
哲学者でいうとキルケゴールが
有名なんですけどもこのカレンブリクセンも
すごい哲学者であると
作家でありでカレンブリクセンが言うには
この人間っていうのはみんな
罪を犯していて堕落を
しているというで面白いのは
この堕落したことで人間を
始めて人間になり得るし
なんかそこから物語が始まるという
のでこのカレンブリクセンの
小説というのは堕落が
物語に繋がってくるという
そういう様子があるというので
堕落した物語の先に
何があるのかというすごく
カレンブリクセンの小説を読みたくなる
ようなそんなですねちょっと講演を
このスーネさんがされていて
すごい面白かったですね
チェコのミハル・アイバス
人生をちょっとね
カレンブリクセンさんの
人生を感じる講演でしたよね
これはちょっとまたひかりさん
ゲストに来ていろいろお話しますので
ぜひご参考にしていただければなと思います
最後がチェコですねこれもすごい
良かったよね
チェコのミハルアイバス
ミハルアイバスさんですよね
ミハルアイバスさんが登壇されていて
翻訳者というかミハルアイバスさんの
作品を翻訳している
安倍健一さんですねこちらお二人で
登壇されて通訳の方も含めてか
登壇されていていろいろお話されてました
もちろん最近ですね
川手文庫からですね出た
もう一つの街これもともと単行本だったんですけど
文庫化したもう一つの街の
話もしつつなんですが私は
衝撃的だったのは
700ページ以上ある最新長編の
話ですね
ミハルアイバスさんの最新長編が
700多分後半ぐらい
であるっぽくて
いろんな世界の都市を回る
巡っていく話みたいで東京も舞台になってると
東京がですねその770ページ
あるうちの3分の1東京らしくて
めちゃくちゃページ数されてるじゃん
っていうことで早くこれは
ちょっと読みたいなっていう気持ちが芽生えるような
講演でしたね
もう一つの街の方は11月に文庫が出た
10月か10月に文庫が
出たばっかりでプラ派が舞台で
プラ派の中に
隠されたもう一つのプラ派がある
っていうですねすごくそんな幻想チックな
話で面白そうだと思いましたし
大地さんが言われた長編が
いくつもの年という作品ですね
仮で訳すな
日本語にするならということで
これの東京編が
300ページぐらいあるんです
しかも東京編の始まりがなんだっけ
息袋なんだよね
そこっていう
いろんな東京の場所が出てくるみたいで
そうですねこの三原愛馬さんも
世界中旅してる方で
日本にも何度か来られたことがある
っていうのでこれはでも
翻訳がすごい大変そうですね
空気的に多分安倍検事さんが
訳されてるんでしょうけど
いつ出るのかっていうところですね
三原愛馬さんも結構
チェックを代表する作家
なんでしょうけど
いいお年だと思うのでもしかしたら
ノーベル文学賞とかあり得るのかな
うーん
そういう
作家も
75ぐらいかな
ということで結構ね
1949年生まれだそうか
1949年プラハ生まれだから
そうだよねもう
75だよね
そうか
なんかすごくしっかりされてたから
70超えてるイメージなかったけど
全然そんな風に見えなかったです
めちゃめちゃ若いっすね
やっぱ世界旅すると若くなるのかな
刺激が多くて
まぁちょっとそんなところですね
でちょっと最後アイルランド
なんですけどこれちょっと私だけ言ってきまして
アイルランドからイレイン
フィーニーさんという方が来ていて
How to build a boardっていうですね
小説について語ってました
でこれは登壇されたのは
翻訳者の井上里さん
我々もですねなんとか井上さんが
訳された小説紹介してますけれども
井上里さんとあと児童文学
を書いている長谷川
マリルさんという方が3人で
結構ヤングアダルト文学かな
についてちょっと話してましたね
How to build a boardっていうのが
主人公が小学生だったかな
なんですよで少年なんですけど
自分がですね生まれた時
自分が生まれ自分の出産時に
その出産が
自分が原因で母親を
亡くしてるんですねでお父さんと
ずっと2人で暮らしてきてるんですけど
なのでこの母に対するなんていうんですかね
憧れとかそういうのを抱えながら
生きているあの男の子で
彼がその中で
いろんな先生とかですね
いろんな話を聞きながら
生きていく話なんですけれども
これがなんか
ちょっとヤングアダルトなのかな
なんかわからないですけど
という小説になっているのと
形式がバースノベル形式らしくて
バースノベルって
我々で言うとアンカーソンの赤の次伝
を一度紹介していると思うんですけども
なかなか聞き慣れない
ワードです あでもねバースノベル
流行ってるんだって海外英語圏か
あそうなの
あんまりやっぱ日本で見かけない翻訳されている
もので見かけないのは
多分ね翻訳しづらいんじゃないかなって思うんだよね
二の梅さんを
読むのが難しかった
読みにくかったって
言ってました
いい意味で読みにくかったと
バースノベルが詩と小説を
組み合わせたような作品ということ
物語的な要素があるけど
詩だっていう
全体として繋がりを持ってるけど詩だっていう
感じなんじゃないかなと思うんですけど
その辺のねバースノベルって
詩にすごい寄っているものと物語に寄っているものって
またグラデーションな気がちょっとしているので
なんともこの
ハウトゥービルダーボードがどういう作品か
ちょっとわからないのでなんとも言えないところなんですけど
まあバースノベル形式だということは言ってました
で二の梅さんはちょっと読みにくかったけど
それが良かったというところですね
なんか引っかかりができると
小説読んでるとサラサラサラサラ読んでっちゃうと
ハン・ガンのノーベル文学賞受賞特集
見逃してしまう部分があるけれども
バースノベル形式になってて読みにくさを
生んでることでちゃんと引っかかるところに
引っかかるっていう話をされてましたね
めちゃめちゃ面白そうだなって思ったんですけど
これもまあちょっとおそらく
二の梅さんが訳されるのかな
ちょっとわからないんですけどちょっと翻訳されたら
読みたいなと思いましたね
多分対象としては
もしヤンガーアダルト
ヤンガーアダルトっていうのがさ
日本語になると自動文学になっちゃうのかな
十代になっているイメージですね
なんとなく日本で言うところの
ヤンガーアダルトって上手い層が
言いにくいなと思っていて
この辺りと同じですってちょっと
言いにくいなと思ってるんだけど
おそらく自動文学
十代
自動文学って言うとね
小学校までみたいなイメージになっちゃうけど
自動文学みたいなヤンガーアダルト文学
は多分高校生ぐらいまで
対象にしてるとか読んでもらいたい
風に書いてると思うんだよなと思うから
ちょっとなんとも難しいところなんだけど
その重ねがね
あるんだけどまあその辺置いといて
かなり多分若い人を対象にしてる
と思うのでぜひ翻訳
が進めばいいなと思いましたね
アイルランド面白かった
ねえその
ヤングアダルトでしかもバースノベル
ってなんかちょっとどういう作品なのか
全然イメージできないので
ちょっと気になりますね
実際読んでみないとちょっとわからないな
っていう
講演の話を聞いてる限りかなり筋は
しっかりしてるっぽいんだよ
話の筋は
どういう風にバースノベル化してるんだろうなみたいな
のとかもちょっと気になります
でもいいですよ
ちょっとそういうの読んでみたいですね
翻訳された時には必ず読みたいな
と思っておりますね
というところで
自分系フェス我々がちょっと行けなかった回
多分ね3分の1も行ってないね
4分の1くらいかなこれで
多分全部で20ぐらいの
プログラムがあったんで
そのうち4つか
5分の1とかなのかな確かに
全然行けてないんですかね
なんでちょっと全体を語ることは
できないんですけれども本当いろんな
国から現地の作家の方
来る回なので来年はですね
皆さんも注目していただけたらと思います
個人的にはねやっぱり
会場結構まだ席空いてたので
どの回
ムーミンはねフィンランド超人気でしたけどね
でも他の回はまだまだ席
あったのでなんか多くの人に
知ってもらえたらなと思いますね
そうですね
じゃあちょっと
今日はハンガーのノベル文学賞受賞の話と
ヨーロッパ文芸フェスティバルの話
ヨーロッパ文芸フェスティバルのレポート
させていただきました次回予告いきたいと思います
次回予告させていただきます
次回はですねもちろん先に紹介させていただきます
アンドンヒョンの一人、気高く寂しく
という詩集をですねご紹介します
お楽しみに
番組の最後になりますがメルマン会員募集しております
こちら無料版有料版でございまして
無料版は毎回のエピソードで長すぎる部分をカットして
音源化して配布しています
もっと我々のエピソードが聞きたい人のためにご用意しております
有料版はサポーター特典という形になっておりまして
月月500円で我々を
ちょっとサポートできるような形
用意していますありがたいことに
何名かいらっしゃいまして
いろいろ活動費賄ってますので
是非我々をサポートしたいという方がいらっしゃいましたら
ご登録ください詳しいことは番組概要欄に記載しております
番組の感想やリクエスト
またこのラジオを聴いて紹介された本を読みました
読み返しましたがございましたら
ハッシュタグそのとみにこたちをつけて
教えていただけると嬉しいです
Xやインスタの投稿などでお待ちしております
お便り本も番組情報欄に載せておりますので
お便りも
随時募集しております
この番組気に入っていただけましたら積極的に
拡散共有していただけると助かります
ではまた来週ありがとうございました
49:46

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