マーリ・アルメイダは、死者でありながら、自身の死の謎を追いながら、スリランカを揺るがすことになるであろう、残した写真の根がの在りかを、友人に伝えようとする。
やがて、タイムリミットである七つの月を迎えることになる。
前回に引き続き、シェハン・カルナティラカのマーリ・アルメイダの七つの月を紹介します。
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛猫たちです。
この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。
パーソナリティは、私大地とミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には熱く、時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
今回紹介するのは、シェハン・カルナティラカさんのマーリ・アルメイダの七つの月になります。
山北恵美さん役で川出書房新社から、2024年に出版された本です。
前回に引き続き、マーリ・アルメイダの七つの月を紹介していきたいと思います。
ぜひ、前編から聞いていただけるとありがたいです。
引き続き、連続で録っているので、前回と私の声がいつもと違うかもしれませんが、ご了承ください。
なかなか声が晴れない状態になってますね。
では早速、マーリ・アルメイダの七つの月の話に入っていきたいと思います。
前回の振り返りをさせていただきます。
ストーリーの面で言うと、
設定の面で言うと、死んだ男マーリーが主人公になっていますね。
これが二人称という形で、ユーという形で字の文で語られていきます。
マーリーはですね、なぜ死んでしまったのかわからないんですね。
なぜ死んだのかわからない。
気づいたら明快にいたという状態なので、自分の死の謎があったり。
あと、マーリーが生前撮った写真というのがかなり重要なスリランカの小説なんですけど、
スリランカの1990年代の小説を舞台にした小説なんですけれども、
このスリランカの全体を揺るがすような写真があるみたいな形になってまして、
それがこの写真の行方というのも、今日は触れていこうかなと思っています。
スリランカの内戦の状況なんかも絡めて描かれているので、
この辺りもかなり前編ではお話しさせていただきました。
アミューさんが結構詳しく説明しているので、ぜひこの辺りも聞いていただければなと思います。
その他、いろんな特徴なども前編で話しているので、ぜひ聞いていただけたらなと思います。
そうですね。マーリアルメイダー7つの月、触れないといけないことがたくさんあって、
この抜け漏れはありそうな気がしますね。
そうですね。
この収録終わった後、あれ言うの忘れたなと。
前編でこの、登場人物紹介でマーリーのところでプレイボーイだっていう話をするのね、ちょっと忘れてましたね。
なるほど、そっか。
マーリアルメイダー、一応恋人、ゲイで男性の付き合っている人いるんですけど、
普段めっちゃプレイボーイで、いろんな人に手を出しまくるんですけども、
その話を入れるのをすっかり忘れてたんで、ちょっと覚えていたらこの後、後編のところで、
この間奏あたりでですね。
間奏あたりで言うんだ。
この周りのプレイボーイぶりを話そうかなと。
それは取っておく感じですね。
そうですね。
じゃあ、私もそこで言いたいことは取っておきますわ。
なるほど、確かに読みやすいんですけど、結構割といろんな話が重厚的というか重なり合っていて、
全てを理解して読むのがなかなか難しいなって思う小説ですし、
なんか書かれていることが100のうち、なんかわかっているのってもしかして50とか60くらいかなってちょっと思ったりしながら読んでるんですけど、
でもそれでもね、ストーリーが面白かったり、文体がすごかったりでグイグイ読んでいけるすごい小説なので、
ぜひ、今日ちょっといろいろ内容ネタバレの部分も踏み込んでしまうところがあるんですけど、興味がおったら手に取っていただきたい小説ですね。
じゃあちょっともう本編に入っていきたいなと思います。
下巻の方のハンモトホームページの紹介をですね、読み上げたいと思います。
まあこれも参考程度の情報なんですけど、
僕たちを殺した奴らを罰する覚悟はできた。
親友の邪気と恋人のDDに望みをかけ、衰乱下の混乱をかける周り。
そこに立ちはだかるのは、復讐を誓う青年革命家、聖者と陰者を媒介する陰者、
爆破テロの犠牲になった博士、そして魂を飲み込む邪神。
陰謀は作装し、三つどもへの内戦は激化していく。
報復に満ちたこの世界で、それぞれの悲劇が行き着く先は、
血と煙と愛で紡がれる、魔術的タイムリミットミステリーとありますが、
やっぱりそうなんですね、これやっぱミステリーなんですね。
そうですね、タイムリミットがあるミステリーですね。
一応これ7つの月が終わっちゃうとね、7日間終わっちゃうと、
マーリーは違うところに行かなきゃいけないので、タイムリミットがあるし、
あと本当にこのミステリーでマーリーを誰が殺したのかと、
写真がどこにあるかですね。ここが結構重要な話になっているので、
ぜひこの辺りもちょっとうまく話せたらなと思います。
あ、とはいえ誰が殺したかみたいな話はしたことはしないと思うんですけど。
そうですね、犯人誰だみたいなことはね。
そこはさすがにちょっとそこまではいかないので、
ぜひそれはもうご自身が読んで確認していただけたらなと思います。
じゃあ前編は第1の月辺りまで話したので、
ここから第2の月に入っていきたいと思います。
とはいえ第1の月結構長かったんですよね。
ね、ボリュームが結構ね、やっぱり。
130ページぐらいだったかな。
第2の月はもうちょうど上巻の半分ぐらいから始まりますね。
第2の月になってますと。
状況としてはもうマーリーが死んでます。
でもジャキとディーディーはマーリーが死んだとは知らず、
行方不明になっていてどうしようとなってます。
捜査願いとか出しているという状況ですね。
これはマーリーの母も絡んでますね。
彼はマーリーが残した箱というのがあって、
それを回収しようとする勢力が現れたりするので、
ジャキとディーディーはその箱がどこにあるのかというところを探しに行きますね。
これはもうマーリーがベッドの下に隠していたので、
それは割とすぐ出てくるんですけれども、
その箱を開けるときにですね、
これもちょっとケージとかも絡んできていて、
このケージがですね、
このなんていうのかな、汚食まみれのスリランカあるあるなのかもしれないですけど、
もうどっちについてかわかんないですよ。
真剣に捜査しているのか、
このマーリーの死というか、
マーリーがやったことを隠蔽しようとしているのか、
ちょっとわからない状況なんですね。
自分たちもね、たぶんわからないんだよね今。
どっちをすればいいんだろうみたいな。
っていうシーンもあるぐらい、
このスリランカっていう場所がこう、
いろんな力学が動いちゃってる場所なんだな、
でもそこでちょっと垣間見えるところなんですけど、
結局このマーリーが残した箱っていうのが、
マーリーのベッドの下から出てくるんですね。
その場に出てきた時には、
いろんな人がバッと押しかけていて、
マーリーの家にジャキとディーディ、
もうマーリーが100%の人間ですね。
マーリーを雇っていて、
写真を撮ると命令していた団体、
これがエルザという女性なんですけど、
これは事前団体を運営してるんですけど、
この人はタミル人ですね。
タミル人とシンハラ人か。
このタミル人とシンハラ人っていうのが、
スリランカの中で対立構造にあるっていうのが、
前編でもお話してますけれども、
タミル人側のエルザというものがいて、
その人がですね、
この写真というか、
マーリーが撮った写真をもうどうしても
手に入れなきゃいけない状況になってるんですね。
その場にいると。
DDとジャキとエルザがいて、
エルザが屈強なボディガードみたいなのを
連れてきたりとかしてるんで、
これ警官側の手配もあるんですけど、
ていう状況で箱がポーンとできて、
この中に写真があるだろうという状況になってるんですけど、
そこにDDの父親のスタンリーですね。
これ前編でも話しましたけど、
タミル人で唯一国の大臣をやっている、
すごい権力というか力を持ったスタンリーという男もやってきて、
箱を開けますと。
そうすると、いろんな戦場の写真があったりして、
かつ政治家が関わっていたことを確実に示唆するような内容とか、
いろんな写真、政治家の愛人だと思われるような人の写真とかが
封筒ごとにあるんです。
これ実は封筒が5つに分かれてまして、
それぞれですね、トランプのダイヤとかハートとか
いろんなものを振り分けられてますと。
その5つの封筒を出てくるんですね。
でもこの時にですね、このスタンリーっていうのが
この世を何とか、この状況をちょっと何とかしたいと思っていたんで、
上の人間を呼んでたんですよ。
それがですね、スタンリーよりも権力を持っているシリルっていうですね、
司法大臣か、シリルという司法大臣をちょっと呼んでいて、
その人がですね、有無を言わずその箱を回収して持って行ってしまいますと。
結果この箱を手に入れようとしていたエルザとかがですね、
全く違う空の上のことになってしまって、
この状況はですね、ちょっとまた変化してきます。
周りはもうその箱をですね、自分が撮った写真たちが
司法大臣に持ってかれてしまったので、
ちょっとあまり良くない状況になってきたなと。
幽霊ながら、幽霊ながらなんですけど思っているという状況になってきますね。
っていうところなんですけども、一方で周りはですね、
この冥界というか死者の世界の中でいろんな人の導きにあって、
魔術大師クローマンという人に会いますね。
このクローマンというのは生きているんですけども、
この死者とコミュニケーションを取ることができるっていうところですね。
ちょっとクローマンといろんな話をすることによって、
取り決めをすることによって周りはですね、
クローマンに使いの少年を出してもらって、
邪気に手紙を届けるということに成功しますと。
これによって邪気に自分のことを伝えることができるようになったと。
結果的に邪気がですね、
クローマンのところに来てもらってまたコミュニケーションを取るんですけど、
クローマンを通して邪気にいろんなことを伝えるんですけど、
結果的にですね、これで邪気はいつの封筒の中にあった写真なんですけれども、
これの根がですね、根ががあるのでそれを探すという流れになっていきます。
根がを手に入れるというのが次の邪気の目的というか、
邪気とDDの、DDはちょっとあれかな、
これをちょっともう首突っ込むなよみたいな空気もちょっと出しながらなんですけど、
ただもう邪気はもうそれに向かってちょっと動き出すとなってきますね。
で、この辺りちょっと第2の月が終わるんですけれども、
第3の月がですね、
あ、第3の月はもうあれか、その邪気がもう動き始めて、
クローマンと周りがコミュニケーションを取るところでもう、
がもう第3の月でした。ちょっと訂正しますと。
で、邪気はですね、根がを手に入れるためにいろいろ推理し始めるんですね。
で、5つの封筒にはさっきのトランプの印がありました。
ダイヤのエースとかいろいろあったんですけど、
で、キングとクイーンとかあったのかな、
ダイヤのエースとかいろいろあるんですけれども、
で、それが何だろうと思ったんですけど、
その周りのアドレス帳っていうのを手に入れるんですね。
で、その周りのアドレス帳にはいろんな人物と電話番号が並んでるんですけど、
そこにトランプのマークとかが数字とか書いてあったりとかして、
で、それでこれはってなって、
で、一体この人たちは誰なんだろうっていうのを一個一個調べていきますね。
それによっていろんなピースが集まってきて、
結果的にある真実にたどり着くっていうことになって物語は進んでいきますと、
この途中かなに周りの遺体を放り投げられていたベイラコっていう、
めちゃめちゃ腐ったような匂いを放っている湖があるんですけども、
それが長雨の影響で決壊します。
で、そうすると複数の死体がそこから見つかって、
そのうちですね、最初この政府とかは、
いやもうそんなん誰も気にしないよみたいなタカをかけてたんですけど、
タイミング悪くですね、ちょっとこの国連だっけ、
スリランカ以外の国際的な組織がたまたまスリランカに来てまして、
結局その影響もあって身元確認とかが進んでしまって、
そのうちの死体の一つがマーリーと判明します。
これも一回ちょっと昔の死体だみたいな感じで処理をしようとするんですけども、
この時ですね、ジャキが放送系の仕事をしているので、
ニュースで勝手にマーリー・アルメーダーの死体だということを放送してしまいます。
結果的に言うとジャキはそのまま仕事はクビになるんですが、
マーリーのために動き続けると。
あとあれかな、自分が真実にたどり着くために動き続けるという流れになってきますね。
一方でこのマーリーもさっきのクローマンの流れもそうなんですけど、
この狭間の世界のルールっていうのを徐々にわかっていくんですね。
結構他の霊との交流も始まったり、動物の霊とかもできたりするんですけど、
いろんな霊とコミュニケーションを取ることで、
この世界の力学というかいろんな能力みたいのをちょっとわかり始めます。
例えば自分の名前が呼ばれた場所にパッてワープするような状況が起きたりとか、
これでも自分で管理してるわけじゃないですけど、
誰かがマーリーアルメイダーの名前を出すとパッて行っちゃうんですよね。
とかいう状況になります。
これさっきマーリーアルメイダーの死体ができたってなると、
国中がマーリーアルメイダーの話をしだすんで大変なんですよっていう状況とか起きたり、
あとマーリーと母親の角質ですね。
あと、実は腹違いの妹がいたりするんですけど、
この辺りのところとか。
で、マーリーのこれまでの仕事っていうのが徐々に明かされていったりしますと。
で、ここにですね、さっきから言ってるあの、
前編でもちょっと言ったかもしれないですけど、
悪魔がいるんですね。
マーカリーっていうやばい悪魔がいまして、
そういうのが絡んできて、
本当に最後とんでもない状況になっていくっていうところですね。
で、本当にその中でマーリーを殺したのは誰なのか、
写真はどうなるのかっていう形で話は色々進んでいくというところになっています。
ちょっと濁しながら話すのはここは限界かなっていうところですが、はい。
いやー、そうですね。
下巻はクライマックスにかけての展開が、
なんか勢いがすごいので、
うん。
そこはね、なんかちょっとなかなかネタバレになっちゃうんで、
うん。
言いづらいですよね。
いやでもすごい大地さんがもうバーって言った。
いろんな要素が絡み合っての下巻の話ですよね。
うん。
これはでも構成力はすごいよね、この物語のね。
そうですよね。
こんだけいろんなものが絡み合って作っていくって、
どう描いてるのかってすごい気になるくらいですよね。
いやーもうめちゃめちゃ面白いですね、ここはね。
うん。
で、なんかそのストレートに物語を追ってるだけじゃなくて、
結構あっちこっちに話を膨らましながら描いてるのがやっぱ面白いところで。
うんうんうん。
下巻の第6の月では戦前行っていうですね、生き物の写真ですね。
あー。
周りが撮ってたんですけど、この戦前行っていう小さなテーマっていうんですかね。
うんうんうん。
っていうのもね、数ページ入ってたりして、
こんな生き物がいたんだってね、ちょっと思うようなところもあったり。
そうだよね。
うん。
そうですね。
結構象徴的な。
うん。
なんかね、ありくいではないんですけど、
なんかそんなちょっと似たようなフォルムの生き物なんですけども、気になったりする。
そんなところでちょっとラストの印象とか話していきますか。
うん、そうですね。
大した生き読みしたってことで、どうやったんですか。
そうですね。
いやー下巻はもう、6の月くらいから展開はもうすごいヤバいなと思ったんで。
はいはいはい。
7話も入ったらもう、どうなんだろうっていう連続だんで。
あーね。
止まらなかったっすよね。
あ、でもちろん、まあちょっとこれはネタバレにならないとは思っているんですけども、もちろんマーリーが死んだ状況っていうのは明かされますね。
で、これがやっぱ思ったよりもちょっとびっくりしたっていうか。
あー。
多分これ予想つかないんじゃないかなっていう。
そうですね。
うん。
でも、しっかり伏線を張られてたっていう。
そうそうそう。
うん。
とこっすよね。
うん。いや、他ね、そう、このマーリーの死と真相が分かって、もう一回ちょっと上巻をやっぱり読み返しましたね。
あ、だからちゃんと、あ、要所要所多分アンカー打たれてたんだよね、きっとね。
あ、そうですね。
うん。
いや、これはちょっとびっくりしたな。
うん。
そういうことだったのかっていう。
うん。
で、あとは、このジャキとディーディーのその後ですよね。
うん。
うん。
とか、もうマーリーっていうのはもう死んでしまって生き返ることはないので、もう彼がもういないという世界を、こう、2人はそれぞれ生きていくわけですけども。
うん。
なんかそこのね、描かれ方も結構好きだったな、ちょっとラスト。
うん。
うん。
で、なんかちょっとその後の話みたいなところが、ジャキとディーディーとあって。
なんかそれも踏まえてなんか、あ、すごくヒューマンドラマだなってすごい思った。
うん。
そうですね。
で、マーリーアルメイダーが、やっぱり狭間の世界で、まあその原生との直接的な関わりは持てないんですけど、原生を見ることもできて、で、まあその死者の世界も見ることができて、まあっていう立場にいるんですけど。
うん。
で、まあしばらくね、それでちょっとね、その狭間の状態を、で、まあちょっと気を休めていたんですけど、なんか本当にね、その最後のこのページが終わるところですね、最後の最後。
うんうんうん。
そこのなんか終わり方はすごいね、なんかスパッてね、終わっていて、あ、こういうふうに物語が閉じられるのかっていうので、
うん。
もう、なんで最後この小説終わった後やっぱ終わった、だからなんか自分の中では全然小説が終わんないんですよね。
いや、マーリアルメイダーって何だったんだろう?っていうですね、なんかそこがすごくもやもやしたものがなんかね、残った終わり方ですね。
ああ。
まあでもすごく読み応えとか本当にあるので、でもまあマーリーアルメイダーって、まあ本当にそのページが終わるところとかを、
うん。
ですね まあでもすごく読み応えとか本当にあるのででももやもやもあってって言うですね
確かになんかスッキリするのかしないのかよくわからないようなまま そうですね多分スッキリはしたいですねなんか
それでもう1回やっぱり詩の深層とかもあるんでやっぱり上巻からもう1回ちょっとやっぱり このスリランカのこともちょっとおさらいして読み返したくなるような
個人的にはこの第7の月のラストが結構好きで ここでここでちょっと前編でもちょっとあの2人称のユウって誰が言ってるんだって
いう 誰がマーリアルメイダーにユウって言ってるんだみたいなちょっと話があったけどここ
今ちょっと読むとやっぱりね多分やっぱりマーリアルメイダーなんだろうなと思うね この死んだ時にやっぱり無数のお前と無数の俺に分裂するのがわかったっていう
のがあるから多分パーンと別れてその中の一人がずっとマーリアルメイダーにユウユウって 言ってたんだと思うんだけど
ここはでもすごいなんかあの正直ねこの第7の月で終わっても全然なんか話としては成り立つんだけど ここから先に一つ光って称があってでみえさんが今言ってるのは光のラストのところ
だったと思うんですけど 光の称めちゃめちゃ好きなんだよ ここはもうなんか本当死後の世界の話ばっかり終始してしまうんですけども
だから光の世界では称が出てくるんですけどこの称がまた面白くて この称ねめっちゃ好きだわ
そうそうなんか動物の称なんですけどなんかやたら哲学的というかなんか 文明社会のことでえらい詳しくてですね
生まれ変わったらそっち側の文明社会 科学とかにちょっとね携わりたいなみたいなんですね
であのあれですよねなんか電気のスイッチとか入れるのにやっぱり指が必要だから そういう人間みたいなのがいいなぁみたいなんですね
そんな称で この称ねちょっと来世は人間になることを望んでるんだよね
そうですよね周りあるメイドが皮肉をね また来世も称かもしれないだろうみたいなんですね
そうそうその皮肉を返したりするっていう いやでも光とかね第2弾の月光はこの流れはすごい
いいよね そうですねこの小説のちょっとなんかね終わりになってくるこの寂しさもすごく感じるような
そうでしたしあとちょっと登場人物みたいなとこで行くと ジャッキーですね
上巻読んでるとですね結構はちゃめちゃな 破天荒な女の子かなという印象だったんですけど下巻でちょっと印象が変わってきて
周りあるメイドに対してすごくやっぱり友情とか愛情とか いろんなこの情を本当に持ってたんだなーって思うような人で
特にこの周りあるメイドが亡くなったっていうのをラジオ局で上の証人とか撮らずに勝手にね
ニュースで伝える番組で喋るシーンがあるんですけどそことかの姿が今まで見てきた ジャキとねやっぱ違うなっていうのを
思いましたし ジャキはねそうなんかいろんな
このものを抱えながら生きてる 結構ねあの下巻のねなんか途中からのクライマックスになっていくところとかも
ジャキがね重要人物の一人になってきてるんで なんかね普段は結構酔っ払いっていうかあのお酒飲んで
まあ役をメーテーしてるやってみたいな あーそうだよねとかちょっとこうダメな人間なのかなみたいな印象強いんだけど
ジャキがすごいそうあのあれもね結局 マーリーはDDよりもジャキを頼っている感じあるもんね
写真を見つけるにあたってはジャキは動いてくれるみたいな そうですねハチャメチャやけどなんか周りの死後の世界もハチャメチャなんで
まあね確かに そのなんていうか乱暴なやり方でも通じ合ってしまうみたいな
のがジャキっていう 確かにね あとスタンリーですよねこのDDのお父さんの
タミル人で大臣をねしているということで民族としてやっぱり新原人に対してちょっと少数派 なのでこの政府の中でもやっぱり生き残るためになんかすごく
賢くしたたかに生きていこうっていうのがまあ結構このスタンリーという人のなんかスタンスで だからそこが結構ねこの小説の中でも
やっぱり現れてるなーって思いましたね そうですねそうですねなんかその目立たないように隠れてやっていこうみたいなんですね
まあまあでもこのスタンリーもなかなかやっぱり知れば知るほどなんかいろんなものを 抱えている人なんだなぁってね
やっぱりあのすごく家族思いなお父さんでもあるっていう うーんそうんだよね
が故にいろんなねことにこうちょっと 巻き込まれてしまうところもあったしねうん
あれじゃないですかこの周りのプレイボーイぶりっていうのがそこに入りますかね そうですねじゃあちょっとこのラストの感想から離れてちょっと他の気になっているところ
とかちょっと話しましょうかそうですねちょっとはこの先の中では触れ たいところはなんかいっぱいあるんですけども
なんかねマーリアルメイダーが本当にねなんか マーリアルメイダー自体やっぱかっこいいんですよねなんかその
男同じその男性からもすごくモテる人であんで dd と付き合ってるんですけどで結構ね そのなんか誰にでも誰にでもじゃないないんですけどもう
周囲にいる人にねどんどん手を出すのがこのマリアルメイダーで あーなんかね dd の上司といっちゃついたこともあるし
dd のいとこと関係を持ったこともあると でその dd のサッカー仲間にフェラーをしてもらったこともあれば
dd とデート中にトイレで植えた後一発やったこともあると みたいなちょっと破天荒すぎるよね
そう破天荒すぎるとねでも dd とのなんか恋愛はなんかねすごく純粋なものだって言うんですね
なんかその周りの中ではフェラーはなんかその カウントには入らないとかですね
なんかその独自ルールがね そうですそうですなんかセックスするときも顔見なければセックスに入らないから
なんかその dd と付き合ってるけど裏切り恋にはならないみたいなね なんか謎ルールをね自分の中に設けていろんなね人に手を出しまくってるっていう
いやでもこの話の流れでできたけどあのマーリーが男性を 目が合ったからときなんだっけな
なんかで判断する能力が高すぎるんだよねなんか まずそもそもゲイかどうかっていうのが分かって
で求め合ってるのかどうかみたいのが分かる このどっちなんだろう伝える力が強いのかこう受け取る力が強いのか
よくそこはちょっとわかんないですけどでもなんかこう なんかわかるらしいですよね
マーリーはこれはみたいになるって その辺のこのキャッチ能力が高いからこういうプレイボーイというか関係を持つ人が増えていくんだと思うんですけど
これなんかよくわからない能力だなとか思いながら そしてこんなことあるとか思いながらちょっと私は読んでましたけどね
そんなすぐちょっと3ランカーのゲイがどれくらい多いかとか ちょっとわからないですけどすごい遭遇率ですごい確率でこう
ことを成していくなっていうのはちょっと なんかその写真を現像してくれる
ショップの店員の男の子とかあと仕事の付き合いとかもそうかもしれません 周りが軍から写真の仕事を受け取ってた時とかも
結局それクビになるんですけどもそのクビの時の理由も 師官学校の生徒から性的いたずらをされたという苦情がななけに寄せられているから
っていうのでまあその軍のね規律違反してるっていうことでクビだっていうですね それは定欲クビを切られる時の言い分としてそれが使われただけですけど
まあでもそんだけ軍の仕事を受けてた時も だからその周りにいる男の子たちに手を出していたっていう
まあまあそれによってでも仕事が回っていったり 本来入れないところに入れたりとかっていう
マーリーアルメイダーのなんていうか仕事にもねつながってたのかなと思うんですけど あとこの小説でやっぱりすごい印象的だったのがマーリーアルメイダーの写真ですね
上官でちょっと触れていた箱に隠されていた この国を揺るがす写真というその写真を見たシリル大臣ですね司法大臣が
こんなセリフが上官の中でこんなものが公になればこの国は再び炎に包まれる それが君たち民族の望みなのかねっていうことを言っていて
大臣からするとその写真をすごく脅威に思ってたんですよね やっぱりその国政府がこの市民を斬殺したりとかですね
なんかそういうなんかその暴力で国の治安を国を維持していこうみたいなものが多分 捉えていてでその政府の裏側も何というか汚い部分というのが捉えていて
ちょっと軽くネタバレになるかもしれないですけど その写真が大臣はそれを脅威と思っていたんですけど
で結局公にはなるんですよね あの下官の方でマーリアルメイダーがその生きている時に約束していたの展示場を持って
いる人のところで写真が展示されて いろんな人がね見れる状態にはなるんですけどでもじゃあそれでどうなったか
というと結局国は特に変わらなかったっていう そうですね結局じゃあその写真が何かセンセーショナルなものを国に与えたかっていうと
そんな注目を浴びることはなかったっていう そこがかなりそのスリランカという国の変われないところというか
まあなんていうか国がなんかまあちょっと皮肉とかもね入っていると思うんですけど いやまあそれはあるんだけれどもでもあの本当ネタバレにならない
もうネタバレをちょっとしてしまっている部分もあるからあるんだけど まあこれその写真が結構ね見れる状態になるっていうことが起きるんですけど
その時にね結構いろんな幽霊がその写真を見てくれるんですよ であこれ自分だってなって死んだ時の写真だとかあったりとかして
マーリーに与えられていた7つの月っていうのとちょっと今まで聞くと7日間しかこれに 幽霊のままでいられないんじゃないかみたいな
ちょっと印象を持っている人いるかもしれないですけど結構これがねもういろんな幽霊がいまして ものすごく昔から彷徨っている幽霊もいたりしますと
その1983年の内戦なくなっちゃった方とかもいたりするんですね でその幽霊たちがこの写真を見て
まあいろんな写真あのいろんな時の写真があるんですけど これはとか言ったりしているのが結構ね自分は面白かったというかすごい
うまいなと思っていてでもうそれによって彼らのこのなんていうんだろう なくなってしまったっていうのがなんかこう
ちょっと浮上してくる感じもあって これはなんかこのスリランカっていう国を描くのになんかすごくうまい手法だったんじゃないかなって