どうもみなさんこんにちは、文学ラジオ空飛び猫たちです。この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、文学と猫が好きな二人が緩くトークするポッドキャストです。
パーソナリティは私、ダイチとミエの二人でお送りします。文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には作る時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
今回は作品紹介のない番外編となっております。で、大テーマはですね、僕たちの鈍器本の読み方ということで、もうタイトル見て再生してる人は、どんな話が飛び出るのかなっていうのは、ちょっと気になってるのかと思うんですけれども、今日はですね、鈍器本の読み方、長編小説含めてですね、ちょっとそこを話していきたいなと思ってます。
で、なぜこの話をこのタイミングでするかというとですね、ちょっと今、この後違う作品紹介が続くんですけど、その後にですね、エヴァンダーラの失われたスクラップブックを紹介しようかなと思っておりまして、ここは日本翻訳大賞を受賞している作品ですが、結構鈍器本ですね。
二段組で600ページ近く。 そうですね。地面グールより長い。 そう、大変そうですよね。 っていうところで、ちょっとこれを乗り越えるために、乗り越えるっていうか、まあ多分読み出したら面白いんでしょうけど、ちょっとですね、鈍器本ってどうやって読むのみたいな、どうやって読んでるみたいな話をちょっとライトにしてみたいなと思ってます。
そうですね。やっぱりちょっと自分たちがこれから鈍器本読まないといけないんで、まあちょっとそれの攻略方法をですね、ちょっと先にここで公開しておきたいなと思います。これもしあれですね、失われたスクラップブックの配信が一行にされなかったら、今回の攻略法が通用しなかったというふうに思っていただけたらなと思います。
ダメだったんだなって。 そうですね。ちょっと失敗したんだなって。 そうですね。これ今ちょっとまだ挑戦前なんでね、ちょっと過去の経験の話をちょっとさせていただきたいなと思ってますね。
ちなみにですね、ちょっと本題に入る前なんですけども、鈍器本の読み方の話をする前に、実は僕たちですね、本の読み方について語っている配信があってですね、
それが番外編第25回ですね、僕たちの本の読み方ということで、3年前か2022年9月。 そうですね、ちょうど3年前かな。
自分たちがどういうふうにこの海外文学、それも海外文学をどう読むかっていう話なんですけど、喋っていてですね、ちょっと簡単にそのトピックだけ押さえて、その当時話したことを説明させていただくとですね、
7つポイントがあるんですけど、1つ目が最初の30ページが勝負と。最初の30ページ読み込みはその後は自然と読んでいきますよとか、わからないものは調べる。
わからない単語とか、時代背景の出来事とかあったら調べたら入っていきやすいとか、あと関連情報を仕入れるっていうのがあって、それは解説を先に読むとかですね。
何かそのウェブ情報、ウェブ記事を読んだりして、その本に関連する情報を仕入れておくと読んでいきやすいこと。あとわからない言葉スルーするんですね。
急に難しい学術用語が出てきたりとか、わからなくなったらもう、それはちょっとスルーしてどんどん読み進めばいいよということを言っていたり。
あと人物名や都市名は素直に受け入れる。これ海外文学あるあるかもしれないですけど、馴染みのない名前とか都市名とか出てくること多いと思うんですけど、読んでいけば自然と自分なりにそれをどういうふうに記憶するか、抑えるかっていうのは出来上がるかなと思うんで、それが素直に受け入れていくのがいいかなと。
あともう一度読むですね。これはなんかもう一回読んで、あんまりいまいちわかんないなーってなって、もう一回読むとですね、その理解が進んでその話が面白くなれるかもしれないと。話が面白く思えるようになったらですね、やっぱりのめり込んでいけたりするんで、なんで一回読み始めて、いまいち入っていけないなと思っても、もう一回読んでいくとまた読み方が変わってくるのかなという。
で、最後7番目がメモを取ったり付箋を貼ったりすると。何かしらの記録を残したりですね、自分の印象残ったとことか、そういったのを残しておくと入ってきやすいのかなと思います。
というですね、その本を読むことに対しての手法って言うんですかね。そこはなんか普通の本とドンキボンも同じなのかなと思うんですね。で、今回はとはいえなんかドンキボン、読むのが大変だと思うんで、じゃあドンキボンだったら自分たちどうしてるのかっていうのをちょっと話していきたいなと思います。
そうですね。
で、その前にドンキボンとは何か。ドンキボンっていうのが長編小説のことかなと思うんですけど、今回はちょっと海外文学というところで前提として条件をしたいなと思っています。
で、文学作品、海外文学だと思っていただけたらなと思います。のドンキボンとか長編小説を読んでいこうと。で、その定義ですね。ちょっとあの、さっきからドンキボンと言ってるんですけども、一体何なのかというところで、ちょっとこれAI、GPTに聞いてみたんですけど、ドンキボンっていうのは読書好きとか出版業界の人たちが使う俗語であると。
そりゃそうだよな。
たぶん何かね、工事園とかそういうのには載ってないと思います。
そうですね。いや載ってほしいけどな、いつか。
まだね、そこまで認知はされてないかもしれないと。
まあ定義としては分厚くて重い本ですね。本当になんかドンキって武器なんですけど、として使えそうなくらいの物理的存在感があることからですね、ドンキボンっていう名前が生まれて、まあ大きな本ですよね。
例えば500ページ以上とか。人によっては700から1000ページ級を出すこともあるとか。あとは厚さ5センチ超えるような大型本とか。あとはそういう物理的なところだけじゃなくて、精神的知的に重たい内容も含む場合があるとか。
なるほど。
まあめっちゃなんかね、スルスル読めるエンタメの本とかじゃなくて、なんかちょっと重ためな本ですね。なんか内容が。そういうなんで使われることもあるという。
ちゃんとGPTが出した定義なんで、これが正解って書いてある。
まあ確かに。
まあ今回、あくまで参考みたいなところで。
そうですね。
まあこういう風に言われているもんですよと思ってもらえたらと思います。
確かに。
失われたスクラップブックは今のドンキ本の500ページ以上、厚さ5センチ、精神的知的に重たい。全部一応クリアしてるんで、ドンキ本に入るかなと思ってます。
なるほど。確かに。これそうですね。精神的知的に重たいって面白いですね。
そうですよね。ドンキ本でそういう定義があるんだって知らなかったですけど。
そうですね。まあでもこういうなんか長編小説とか読むときって、なんか毎日コツコツ読むのか、一気読みするのか、なんかその辺とかはまずその人のスタイルで分かれそうだと思うんですね。
そうですよね。
大地さんってなんかどうですか?こういう大きな本読むとき。
そもそも一気読みできない長さだと思うんですよ。
はいはいはい。
ドンキ本ってもう物理的に。一気読みしようとしたら多分2日ぐらいもうその本から離れずにっていう状態になると思うんで。
まる2日ぐらい推移はかなり取ってね。
うん。と思うんですよね。だからちょっとここからここまで一気読みみたいなパターンはあるけれども、今日は毎日コツコツですね。
でもすごい具体的なメソッドじゃないけど、やり方を言っちゃうと、大体私ドンキ本読んでるとき1ページあたり何分かかったみたいなのをちょっと測り出しますね。
読んでる時間で。
例えばウィリアム・ギャレスのJRのときは1ページあたり2分かかってたんですよ。
はいはい。
だから目開きで4分ですよね。2ページ4分ってことですよね。
それもなんか2段組の本でしたね。
2段組だった。確かに2段組だったウィリアム・ギャレス。で、なってるんで、単純に1時間あったら30ページしか読めないのかなってなってくるじゃないですか。
はいはい。
2分かかってるから1ページって感じで、ちょっと計算してって、あれこれ何百ページあるけど何時間あれば読みあるんだみたいなの計算ザクッとして。
正確にちょっとやっておくか。940ページか。
1000ページ9ですね。
そう、940ページだから1000ページ9じゃないですか。だからこれ考えるともう何時間ってのが出てくるんで、そうかこれ読み終わるにはこんだけの時間が必要なのかっていう試算ができたんで、
それに向けてちょっと時間を作っていくっていうやり方をしますね。
チェベングールもたぶん私これでクリアした記憶があるな。
じゃあ結構計画性を持って。
計画性っていうよりはざっくり、これを読み終わるにはこんだけの時間が必要だぞっていうのを把握するっていう。
その時間を作るっていう。
そうですね、それが結構。だから1週間で読み終わりたかったら1日何時間費やさなきゃいけないとかなってくるんで。
僕もですね、やり方としてはそうなんですけども、それができたらまだいい話で、なかなかねその通りにいかないことがあるのがドンキボンだと思うので。
今回ですね、そこの話をしていこうかなと。
ちなみにその前にウィリアム・ギャレスのJRも翻訳者が木原義彦さんですね。
失われたスクラップブックは僕たちがこれから読んでいく本も翻訳者木原義彦さんで。
そうですね。
ドンキボンを語る上では避けては通れない人だったかもしれないと。
ちなみにこのJRが日本翻訳大賞を取ってますね。
第5回日本翻訳大賞を取ってますね。ウィリアム・ギャレスのJRで。
そんなドンキボン、これから僕たちは挑戦しようとしてるんですけども、これからですね、挑戦したいなとかですね。
最近長編小説になるとなかなか手が出せていない。
なんか読みたいけど読めていないという人に向けてですね、ちょっと話をしていけたらなと思います。
で、ちょっとここから本題ですね、ドンキボンどのように読んでいくかっていう話なんですけども。
まずいきなり結論から言うとですね、いかに壁を乗り越えるかですね。
本の読み方自体は同じだと思うんですね。どんな本でもだいたいは。
さっき最初の方で僕たちの本の読み方っていう番外編で、本読むときちょっとしたこういうことを気をつけて本読んでますっていう7つトピックあげましたけども。
だいたいそんな感じのことで本って読んでいけるかなと思うんですけども、ドンキボンの場合ですね。
やっぱりなんか途中で読めなくなったり、なんか読む気が起きなくなったり。その壁がこのドンキボンを読むことを難しくしてるんじゃないかなと思うんですね。
あー確かにね。
なんでちょっと壁の乗り越え方っていう話をですね、5つポイントをあげてですね、ちょっと話していきたいなと思います。
まず最初ですね、一つ目が話がわからなくなったときですね。
これあの特に小説読んでいて、なんか最初はこれ面白い話だなとかですね。こういうことかなって読んでいっても、ちょっとなんか集中力が低下してきたり。
なんか別のことになんかね、ちょっとスマホとか見て、もう一回本に読み出したりしたら、あれ今何の話読んでるかわかんなくなった。
あるね。
結構あると思うんですよね。ドンキボンだと結構ね、これがより起きやすいのかなと。
確かに。
うん。
思うんですけども、この壁の乗り越え方としては、その人がまだその本を好きになっていないんじゃないかっていうですね。
あーなるほど。
なんかそこですね、ちなみにあの僕が次回紹介するカズオイシグロの遠い山並みの光ですね。
うんうんうん。
これを最初読んでいたとき、やっぱその状態があってですね。
あーなるほどね。ちょっとわかりにくいもんね。
そうなんですよ。こういう話かなと思って読んでて、途中でやっぱあれこれ今何の話してるのかなとか、登場人物誰が誰だっけってわかんなくなってきたときがあってですね。
それはやっぱり、その後映画を見たんですけど、映画見たらやっぱりもうその作品がすごい好きになっていてですね。
もうなんかスルスル読めていけたんですね。
確かにね。
うんうん。
まあもちろん映画を見たことによってどういう話かわかったっていうのもね、あるんですけども、でもなんかその作品が好きになると、もう次が気になって、なんか集中して読んでいけるっていうですね。
うんうん。
そこの効果があるので、で壁の乗り越え方としては、なんか話がわからないくなったときは、なんかその作品の中でこういうところがいいなとか、この人物好きだなとかですね。
なんかその自分の中で好きと思えるポイントを何かしら見つけて、でこれをもうちょっと読んでいきたいなとかね、この人物追っていきたいなとかですね。
だからそういうふうに思える状態にするっていうのがですね。
なるほどね。
重要なのかなと思いますね。
確かに。これは確かにエチプト人シヌヘは早い段階で多分好きになったからいけた感じがするな。
そうなんですよね。エチプト人シヌヘが上下か合わせて1000ページあるなんですけど、あれが100ページ経ってから好きになったのではちょっと遅いのかなと。
そっかね。
もうほんと最初の数ページぐらいで好きになったんですけど。
まあ引き込まれるよね。
そう引き込まれたんですけど。
まあそこですね。それは作文の力もありますし、読み手の方ですね。
読み手の方が頑張れるなら頑張って何かしら好きになれるポイントを見つけるっていうのがですね重要だと。
っていうのが一つ目だ。
次二つ目がですね、壁の乗り越え方。
モチベーションが上がらないときですね。
これはですね、そうやってなんか好きになったもののですね。
例えば今200ページの時点で、でもあと800ページあるとなかなか進まないと。
っていう時どうするかっていうと、僕だったら箸休めをすると。
なんかもうちょっとライトなものを読んでみたり、映画見たりアニメ見たりでもいいと思うんですけど。
一旦そこから離れてみて、ちょっと気分転換するっていうのは大事なのかなと思いますし。
で、もう一つがとにかく読むですね。
モチベーションに頼らずにやる気があるから読むんじゃなくて、どんな状態でもとにかくページ開いて読むっていうですね。
ちょっと力技かもしれないですけど。
それをするっていうのも大事かなと思います。
でもこれモチベーション上がらないとき、俺漫画読んでるな。圧倒的に。
最近何かの時に久しぶりに読み返し始めちゃった東京リベンジャーズ、気づいたら最後まで読んでたもんな。
でもそういうのもあると逆に長いものを読めるようになったりするからね。不思議だよなって思う。
僕も箸休めっていう意味ではYouTubeとかよく見るんですよね。
YouTubeばっか見てるけど自分このままでいいんだろうかって思う瞬間があってですね。
そういう時なんかふと本が読めるようになったりするんですよね。
そんなちょっとモチベーションが上がらないっていうのと。
次3番目なんですけども、これも時間がないときですね。
これもドンキー本とか長編読むときによくあるかなと思います。
読み出したけど仕事が忙しいとかですね。
家事が忙しいとか。やっぱり生活があって本読む時間なかなかないし、本読む気力もないとかっていう時ですね。
そういう壁って存在すると思うんで、じゃあ僕たちどうしてるかっていうと、結構ね、僕は隙間時間読むようにしてますね。
これは特に通勤だったら電車乗るときとかちょっとね、待ち時間数分間とかでもあったら本読むようにしてますし。
でもほんとそうですね、切羽詰まってるとこうなりますよね。
そうですね。その数分とか10分とか積み重ねると結構1日でそれが1時間とか2時間とかなったりするかなと思います。
意外と1日で結構な量読めたりするんで。
それをかける5日とかかける1週間とかってすると1週間でかなりの量読めるんじゃないかなと思うんで。
そうやってね、ちょっと隙間時間に本を読むっていうのに費やせれる余裕があるならですね。
この隙間時間活用っていうのは壁を乗り越える大きな一つの方法かなと思いますね。
これ私もよくやりますけど、相対的な量を読めるっていうメリットもあるんですけど、同じとこを繰り返し読むことになるんですよ。
隙間時間に特に長編で2段組の本とかを読むときって、しおりを挟んでるけど開いたときにどこまで読んだっけとか分かんなかったりするんで。
そういうときにもういいや、始めから読もうとかって私よくやっちゃうんですけど、そうするとそのあたりの部分だけやったら解像度高くなるんですよね。
よく記憶に残ってて、そこだけ振り返ったときによく頭に残ったりするんで。
これはこれでちょっと行ったり来たりして時間無駄にしてるんじゃないかなってちょっと思ったりするときもあるんですけど、
でも最終的に作品を理解したりとか読み進める上では結構なんかありだなって自分は思ってて、
開いたときにどこまで読んだか分かんないなって思ったら、もう一番最初から読んでますね、そのページのようにしてますね。
そういうのもいいかもしれないですね。ちょっと厳密に途中からとかじゃなくて。
これ全然違うんだけど、この間一切しおりを挟まないで読んだ本があって、文芸書じゃなくていいんで、ちょっとあれなんですけど、
医学書院から出てる、赤坂まりさんって人が書いてる、安全に狂う方法っていうケアシリーズってのがあるんですよ、医学書院の。
それでちょっと気になったんで読んだんですけど、めちゃめちゃ面白かった本で。
一ページ一ページがめっちゃ濃いんですよ。話すの長くなっちゃうからこれぐらいにするけど、だからあえてしおりを挟まずに、
大体この辺まで読んだようなみたいな。大体ちょっと読んでると癖がついちゃってて、パッて開いたらさっきまで読んでたページとかなりやすいんですけど、
でも結構戻ったりしながら、あれここまで読んでなかったなとか思いながら戻ったりなんだりして、多分重複して結構読んでたりしたんですけど、
なんかその分吸収率は高かった気がするんで、なんか意外と私は本の向き合い方としてはこれありだなってちょっと最近思ってますね。
それってなんかその途中で読み終わるときは何ページまでって覚えたりするんですか?
大体覚えたりするときと、あとあんまり覚えてなくて大体この内容ぐらいまできついなぐらいな感じでやるときとかあります。
なんかキリがいい数字だったら押すと覚えやすいんですけど、でもなんかキリが悪くて186とかだと、なんか大体180は超えてたよなぐらいな感じとか。
いいですね。なんかそういうちょっと曖昧なところから、曖昧な中継地点を作って。
そうするとね、なんか意識薄く読んだところをもう一回読むと、あれ読んでなかったなと思って次の段落に行くとあれこれ読んでたなみたいになったりする時があったりするんで、
なんか結構ね、いい本の読み方だなって最近思ってますね。
あーなるほど。確かにそういうのも面白いですね。僕はあとちょっと時間がないときどうするかっていう話からね、ちょっとそこに戻ると、
あと忙しいときあえて読むっていうのもありかなと。
あれですね。なるほど。逆に集中するっていうことですね。
まあそうですね。
集中力高まるっていうことですよね。分かるな。
そうですね。なんか忙しいときに何に時間を使うかっていうのは結構決断することかなと思うんですけど、
まあもちろんね、その人のそれぞれのその時その時に大事なものがあると思うので、そこは優先順位ってあると思うんですけど、
読みたい本があるけどでも仕事とかあれもこれもあるしって思う時に、でもこの状況で思い切って3時間本読んでもその後自分って死なないよねとかって思ったりするとあれですね。
死なないね。確かに。
そうですね。意外と他のいろんなものをね、ほったらかして本に没頭できたりするっていうですね。
これはその時の状況とかにね、よると思うんですけども。
うん。
そうです。追い込まれたときこそ、でも逆に自分は強くなれるっていうところはね、あるかなと思うんで。
で、あとは次ちょっとね、壁の乗り越え方4番目に行こうと思うんですけど、
はい。
本規模ならではかもしれないですけど、外に持ち出せない時ですね。
はい。
なんか本やっぱりね、通勤とか数学で読むのが多かったりするんですけど、ただめっちゃ重くて、でかくて、外持ち出せないっていう時どうするかっていう、
そこの壁の乗り越え方なんですけど、やっぱり家で読めたら理想だとは思うんで、
家の環境どうするかっていうところはあると思うんですけど、家でも読むのがちょっと難しいなという場合ですね。
そういう場合はカフェとか行くのがいいんじゃないかなという。
うんうんうん。
これもちょっと思うのが、ここのカフェに行ったらとかこの店に行ったらめっちゃ集中して読めるっていうですね。
そういう価値パターンを持っている人だったら全然それでいいと思うんですね。
そういういい店がないんですよっていう場合はですね、普段行かないようなカフェとか行ってみて、あそこでめっちゃ本読んでみるとかですね。
ああ。
まあそういうのはもう気分転換になるかもしれないし。
うん。普段行かないカフェだと俺あんまり集中できないんだよな。
そうなんですよ。
落ち着かないっていうか。
そうなんですよ。人によるかもしれないですね。他はもうそれ最初で最後かもしれないし。
うんうんうん。
何ですかそれみたいな雰囲気になるんでどうしようかなっていつも思いますねそういう時は。
いやすごいなんかこの人難しい本読んでるんやなって思われてそうです。
思われてそうですけど、そうですね。でもその時にチェペングールとかただの暴走をしている話とかするからさ。
そんな小難しい話じゃないんだけどなって思いながら。
そうですねチェペングールとかねロシアとかって単語出しちゃうともうなんか難しそうってなっちゃうから。
響きがそうですね。一体何だこれって思っちゃいますよね。
ありますよね。
何巻の文章で2666というロベルト・ボラーニの小説が僕好きなんですけど、それも1000ページ級のドンキボンで。
ある人がねそれを読むためにどうしても出張しないといけなくて作家さんやったと思うんですけど。
それ5部構成なんですけど5つに分解して持っていったっていうのです。
あーなるほどね。
これがねどの作家さんだったっけな。ちょっと思い出せないですけど。でもそのエピソードを読んだことありました。
結構なんかそれがどっちなんだろうね。出版社とか作者とか翻訳者からすると嬉しいのか、ちょっとあーやめてくれってなるのかちょっとわかんないよね。
まあね、でもねやっぱり本制作している側からするとね、まあそういう扱いってどうなのって思う人もいるかもしれないですけど。
そうですね。難しいところですね。
なんかドンキボンは結構やっぱりあの手この手で生まれているんだなって。ちょっとねそれ読んだ時思いましたね。
あとあれ、作りのことで言うとドンキボンって普通の本よりのりづけとかね大変ですからね。結構作りがしっかりしていることが多かったりするんで。
それ多分重くなっているのもあるんだろうな。
そうかもしれないですね。
ここまで話してきて、最後の壁の乗り越え方ですね。5つ目、これは自分には読めないという思い込みがあるというですね。
その壁を乗り越える時なんですけど、頭をリセットするですね。これが一番重要だなと思うんですよね。
ドンキボンとか長編小説読むときって、そもそも読む手前に大きな壁があると思っていて、
読み始めたら意外とどうにかなるケースが多いのかなと思っていて、むしろそれよりこの本興味があるってなってるけど、
1000ページとか500ページとかあるからちょっと自分には無理かなとかね。忙しいし今は無理かなとかですね。
この作家難しいこと書いてそうやし無理かなとかですね。結構そこの自分には読めない無理っていう思い込み、
そこがかなりドンキボンに手を出す時の大きな壁になっていると思っていて。
で、一旦ちょっと頭をリセットしてみませんかっていうのがですね、僕が言いたいことで。
その思い込みがある時点で、この先ドンキボンとか長編小説読むのがかなり厳しくなってくるんじゃないかなと思うんですよね。
本を読んでいくっていうことに対しては100ページの本も1000ページの本も一緒なんで、その量が違うだけなんで。
そういう意味で本を普段読んでいる人であれば、どんな人でも基本的にはドンキボンであろうが何であろうが読んでいけると思うので。
なのでですね、もし思い込みがあって読めずにいる場合はですね、いやいやそんなことはないと。
もう普段本読んでるから絶対読めるよということで、ちょっと頭をリセットして。
もう何も考えずに手を出して漏れてるなと思いますね。で、これは海外文学に対してもそうなんですよね。
日本の小説とかですね、読んでる人で。海外文学も興味あるけど、でもなんか海外文学難しそうとか自分には合わないかもみたいなところで止まって本が読めていなかったりすると、
ちょっとそれって思い込みのせいでなんか食わず嫌いになってるんじゃないかなってちょっと思ってですね。
その辺りとかも一緒で、頭をリセットして、もう何も持たずにとりあえず気になった本は一回読んでみると。
本屋で立ち読みでもいいと思うんですよね。最初の1ページだけでも。そんなので、なんか思い込みを取っ払うっていう、そこが一番大事かなと思ってますね。
まああの難しい話、短くても、ちょっと何回で読み進めるの大変だなっていう本も、このなんかリセットが多分必要になる時ありますよね。
うん、そうですよね。
まあ多分ドンキボンたまにもう重いのに長いのに何回だっていう、ちょっとすごい状況になる時ありますけど、まあでももう読み進めていけばいつか読めるっていう、確かにあの気持ちはちょっと重要ですよね。
そうですね。正直最初の30ページさえ読めたら、あとはどんな長さの本でも読んでいけるかなと思うんですよ。
確かに。うんうん。
そうですね。そんな感じであれですかね。こういろんな本をクリアしてきた感じですかね。
そうですね。僕たちもそうやってドンキボンを読んでいくんですけど、僕たちの場合、締め切りがあるんですよね。この収録が。
これはちょっと特殊な環境かなかもしれないけど。
そうですね。なんかいついつ何日までに読まないといけないっていう締め切りがあって、リスナーの方で聞いている人の中でも読書会とかですね、講演を聞くとかですね。
まあそういうのでドンキボンとか長編小説を何日まで読まないといけないっていうですね、そういう締め切りがある場合があると思うんですけども、まあそういう時どうしたらいいかっていうところはですね、最初の方で大地さんが言っていた1ページあたり何分で読めるかっていう計算をしてみて、
何分費やせばその本読めそうかっていうシミュレートしてみて、そうするとですね、計画通りに読んでいけるのがわかれば、予定より時間がかかるとか予定より早く読めるとかそういうのあると思うんですけど、
大体あと何時間で読めそうだなっていう計画見立てが立てれたら自信持ってね、読んでいけると思うんで、なんかその不安感っていうのがだいぶ解消されると思うんで。
締め切りがある人はまずはですね、その計画を立てて、それがクリアできそうな見立てを立てるところまで持っていけたら、もうほぼクリアできるんじゃないかなと思いますね。
そうですね。
あとは自分たちも言ってるんですけど、言ってることとやることが果たして一致するのかっていうですね、だいぶ不安なところがあるんですけど。
そうですね。
まあ今回は。
まあこんな感じですかね。
そうですね。ちょっと失われたスクラップブック、1ページ何分で読めるとか。
まず確認してから。
そうですね。私もまだちょっと日本翻訳大賞の受賞式の時に少し読んだっきりなので。
はいはい。まあ僕もそうです。
ちょっとまたこれからちょっとチャレンジしてきますが。とはいえ今ね、あれですね、今年ドンキも多いですね。
そうなんですよね。
エジプト人CNN。
読んだし、周りアルメイダーの7つの月も上下間合わせたらもう余裕でドンキクラスでしょ。
800ページ近い、700ページと800ページ間ぐらいですもんね。
あるし、もう全然今年はチャレンジングしてるんじゃないですかね。
そうですね。年末、今年じゃないですか。年末はおまかしの2部作読んでます。
そうですよね。
多分800ページぐらいあったと思いますね。
確かに。
そうですね。
そうなんだよな。で、いくつか買ったりしてるものもあるし、
まあこれからね、ちょっと紹介する予定の中でもあるやつもあるしね、きっと。
だからちょっと去年とかも振り返ると多いだろうし、
まあラジオで紹介してないやつも含めてね、
たぶんお互い読んでる、まあみなさんで言うと2666とかあるだろうし、
私で言うとあれかな、あ、あれだ、デイビッド・ミッシェルか。
クラウド・アトラスとかもドンキだったんだよな、あれは。
ラジオで紹介したのは、ボーン・クロックスもドンキですし。
うん、あ、そうですよね、ボーン・クロックスよりなんかボリュームある気がするんだよな、とかあるしね。
っていうとこで言うと、あ、でもあれかな、
村上春樹の長編って単行本の時はドンキになるのかな?
まあそうですよね、だいたいでもね、上下感とかのね、ボリュームになってくるんで、
まあドンキ本ですよね、村上春樹さんのは。
街と不確かな壁は、まあ一冊だったから、
そうですよね。
あれドンキ級だよね。