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  2. 第138回 あの名作が映像化! ..
2023-12-11 43:11

第138回 あの名作が映像化! 「Netflixオリジナル作品 すべての見えない光」

【今回の紹介本】Netflixオリジナル作品『すべての見えない光』
https://www.netflix.com/jp/title/81083008

パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

あの名作がNetflixでドラマ化!/1話目を観て紹介したいと思った/5回泣いた/あらすじ紹介/原作とドラマの違い/フォン・ルンペンの俳優がはまり役/エティエンヌの存在感が主役級/サン・マロの町の模型がすごい/印象に残ったシーン/フォルクハイマーはどうした?/原作のヴェルナーとマリーが初めて出会うシーンが美しい/原作を映像化することについて/次回予告

ラジオの本編第13回で「すべての見えない光」の原作を紹介していますので、ぜひ併せてお聴きください。

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Netflixサイトより
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第二次世界大戦末期、目の見えないフランス人少女とドイツ人兵士の運命が思わぬ形で交錯する。アンソニー・ドーアによるピューリッツァー賞受賞のベストセラー小説を映像化。

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案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ
京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ
文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、
読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!
毎週月曜日朝7時に配信しています。
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#本 #小説 #読書 #読書会 #文学 #海外文学 #ブック




00:03
第二次世界大戦末期、フランスの港町、サンマロ。 目の見えないフランス人の少女と、
若きドイツ人の兵士の運命が、思わぬ形で交錯する。 アンソニードアーが書いた重厚な物語、
すべての見えない光を、Netflixが映像化。 今回は、この映像作品について語っていきます。
どうもみなさんこんにちは。文学ラジオ空飛び猫たちです。 この番組は、いろんな人に読んでもらいたい、いろんな人と語りたい文学作品を紹介しようコンセプトに、
文学と猫が好きな二人がゆるーくトークするポッドキャストです。 パーソナリティは、私ダイチとミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を時には厚く、時には愉快に、それぞれの視点で紹介していく番組です。
番組が始まる前にですね、告知が1点ございます。 これが配信されるのが12月の2週目なので、もうすでに始まってしまっていることなんですけれども、
私ダイチがですね、ポッドキャストスタジオクロニクル、野村貴文さんが代表やっているポッドキャストスタジオですね、そちら制作の
愉快な知性という番組がありまして、それのですね、文学編というのがこの12月から始まっておりまして、パーソナリティを得らせていただいております。
すごいおめでとうございます。 ありがとうございます。これ三枝さんに初めて言ったとき、結構びっくりしたよね。
俺もびっくりしたもん。話が来たとき、こんなことがあった。 こちらですね、毎週金曜日の配信になっていて、アマゾンオーディブルですね。
なのでオーディブル登録しないと聞けないんで、非常に聞ける人ちょっと限られてしまうっていうとか、入会しないと聞けないんですけど、
もしこの機会にですね、ちょっと聞いてくれるとすごい嬉しいです。お相手の方がいまして、一緒にパーソナリティをやっているのは
水星読書クラブの森さんという方と2人でやってます。森さんはですね、ちょっと我々とは真逆のスタンスというか、我々は文学のプロではないって、
なんか文学ファンとしての発信をしてるんですけど、森さんはですね、文学のプロとして発信をされている方なので、収録1回か終わってるんですけど、
すごい、すごかったんで、私のトークよりもぜひ森さんのトークを聞いてもらいたいなと思うので、ぜひアマゾンオーディブル、愉快な知性、文学編聞いてください。
これが毎週配信されるんですよね、オーディブルの中で。
6ヶ月、半年ですね。来年の5月かな。ちょっとこのオーディブル入るの大変かもしれないけど、すでにオーディブル入ってる人はですね、もう絶対聞いてください。
愉快な知性、文学編、愉快な知性で検索すれば出てくると思うので、ぜひ、じゃあ今回のやついきましょうか。
03:00
今回はドラマを紹介します。ネットフリックスで公開されているショーン・レヴィ監督のすべての見えない光です。
こちらは原作はアンソニー・ドアが書いていて、藤井光さんが訳したものが新潮クレストブックスで2016年に出ていて、早川文庫でも2023年11月に出たという本になります。
これはラジオでも原作は過去に、2020年ですけど、ラジオの第13回目で紹介しているんですよね。
そうですね、この時はマイク使ってなかったんで、だいぶ音質悪いかもしれませんが、でもかなり良い話はしていたんじゃないかなと思ってますね。
聞き返したら意外と自分でもちょっと面白いなと思いましたね。
なんかの時にラジオのエピソードの中で一つおすすめエピソードを決めなきゃいけなくて、聞き返した時に、あ、意外と良いこと言ってるなみたいな。
俺も思いました。ちょっと音質悪いから最初ちょっとあれって思うかもしれないけど、聞き慣れてしまえば最後まで聞いてもらえるんじゃないかなと思っているんで、良かったらそちらのエピソードも聞いてもらえるとありがたいですね。
そんなことよりも原作読んでほしいですからね。
まあでもちょっと今日は個人的には原作を読んでもらいたいがために、再度このドラマを取り上げたいと思ってたんで。
本当にすごい作品なんで、それをできるだけ知って欲しいなというので。
この全ての見えない光なんですけど、今回なぜドラマを紹介するのかという経緯なんですけど、もう私がちょっとやりたいという話をして、みえさんがオッケーしたんで実現してるという形ですね。
映像化されるってのは聞いていたんですけれども、なんかあれもう公開されたみたいな感じで、11月か公開されていて、とりあえずあの第1話を見たんですけれども、
いやこれ結構いいなっていうか、あの第1話の段階でもうちょっと自分は結構泣きそうになったので、ちょっとこれはヤバそうだぞと思ったんで、もうその段階でちょっとぜひ紹介したいという気持ちになりました。
で、全部見切った段階で言うと原作にはない部分にはですね、結構目が行ってしまったなとは最終的に見終わった時に思ったんですけれども、
その点についてはですね、後ほどいろいろ話したいなと思ってます。
で、何よりもですね、これ原作がめちゃめちゃ長いので、ネットフリックスドラマシリーズだったんで、いやこれ10話ぐらいいくんじゃねーかって思ってました。
思ったら、なんと4話、4時間で遅れてきてるっていう、ちょっとびっくりな構成だったので、その分ですね、だいぶカットされている部分とか、話を分かりやすくするためにまとめちゃってる部分とか、
設定が変わっている部分、結構あるんですけれども、まあとはいえめちゃめちゃ分かりやすくて面白い内容だったなと思ってます。
そうですね、僕は原作がやっぱり読んだ後もずっと人生に残るような小説で、もうすごい名作だと自分の中で思っていてですね。
06:06
で、ふとした時に全ての見えない光のことをちょっと思い出すようなことがあったりすると、もうそれだけで感動するようなですね。
なんかそのぐらい、すごいもう後々まで残るような、それぐらい読みごたえがあって、すごくいい小説だったんで、それが映画化されると、映像化されるとあって、かなり期待感があった状態で見てました。
確かに4時間というので、原作を知っているとちょっと短くは感じるんですけども、ただ映像で見れてやっぱり感動をすごいしたんで、そこ良かったですね。
なんか、5回泣けましたね。
5回泣いたシーンがあるってことですか。
あと、どこで泣いたか、その5回はちょっと紹介したいなと思います。
もう、自分は結構、ようしようし泣いてたんで、もうちょっと累戦よ、なんか緩んでましたね。
最初からですかね、たぶん大地さん。
最初からもう、最初のあの、一番最初なんだろう、もう、まあちょっと後で話すか。
ではですね、作品紹介したいと思います。
で、この原作の著者のアントニー・ドアさんという人は、ラジオの13回目で原作紹介しているので、そこで、あの、著者についても触れているので、そちらを聞いていただけたらなと思います。
で、作品紹介を、これはNetflixのサイトから紹介させていただくと、
第2次世界大戦末期、目の見えないフランス人少女とドイツ人兵士の運命が思わぬ形で交錯する。
アントニー・ドアによるピューリッチャー賞受賞のベストスラー小説を映像化。
ということですね。
だいぶシンプルだね。
これどうなんだろうね。
全ての見えない光を知らない人が、この紹介文をNetflixで見て、見ようって気になる。
ちょっと気になるところだね。
じゃあちょっとですね、ドラマ版の特徴みたいなのを話していきたいと思います。
で、今ほんと全ての見えない光、全く知らない人からすると、どういう話なんだって、ちょっと思ってる部分あると思うんですけど、
それはちょっと今回はあんまり詳細にストーリーは話さずですね。
要するにちょっとこういう話なんだよっていうのは、我々が今言いたい部分が結構あると思うので、その時にですね、ちょっと補足していきたいと思います。
で、ドラマ版の方の特徴なんですけど、原作はですね、今アラスにあった目の見えないフランス人の少女、これマリーロールっていう名前なんですけれども、
マリーとドイツ人兵士ベルナ、この2人のですね、幼い頃からの成長と現実の時間軸、これ第二次世界大戦末期のサンマロというフランスの街ですね。
そこで実際に今戦争が終わろうとしているのか、サンマロはですね、ドイツ人に占領されていたフランスの街なんですけれども、アメリカ軍が今解放しようとしているというところに差し掛かっています。
09:10
なのでドイツ人がかなり追い詰められている、焦っているという状況ですね。
で、ここでですね、2人の幼い頃からの成長と、この今サンマロの時間というのが交互に描かれていって、
途中で追いついて合流して、そのまま話はどんどん先に進んでいくんですけれども、この辺りの仕組みがですね、物語を立体的にすることに富余していて、寄与していて、
こういうのが好きな人は多分夢中で読んでしまうんじゃないかなと思います。私は結構その辺りどうなっていくんだろうみたいなのが結構あったんで、初読の時は夢中で読んだ記憶がありますね。
このドラマ版の方はですね、原作とは違うというか、全く違うわけじゃないんですけど、割とこの現代の時世、サンマロで繰り広げられている戦争に焦点が当てられていて、
過去の回想もあるんですけど、それは原作と比べるとボリュームがだいぶ10分の1と言っていいぐらい少ないと思いますね。
なので結構2人のバックグラウンドっていうのを最小限の映像で伝えていく形になっています。
正直知ってるから、しっくりきてしまっている部分もあるのかもしれないんですけれども、成功はしてるんじゃないかなと思います。
映像が作り出している雰囲気はですね、個人的にはかなり原作に近い気がしてますね。
ただ話はですね、結構びっくりするぐらい変わっている部分もあります。キャラがカットされちゃっていることもあるし、
原作にはいないキャラが出てきたりして、物語の進行を助けている、そんなところもありますね。
そうですね。原作は時系列に話が進んでいくんで、すごい長い長編なんで、最初はやっぱり主人公2人の子供時代を追っていくわけなんですけども、
そこで原作だったら終盤にすごい強烈なクライマックスを迎えていくんで、音楽に伝えると緻密に組み立てられたすごく壮大なクラシックの高級曲を聴いているようなんですけど、
ドラマだといきなりサビから始まるような、現代的な曲だなという、なんかそんな印象の違いはありましたね。
でもドラマでもやっぱり4時間あるんで、最初いきなりサビから始まったなと思いつつ、やっぱり4時間回想シーンも挟まれて見ていると、
なんだかんだやっぱり原作知ってるっていうのもあるんですけども、原作同様のすごいやっぱり壮大さ感じる話っていうのは、
なんかその辺は4時間っていうのが原作と比べると短いかもしれないんですけども、映像作品としては結構長いのかなと思うんで、それなりのボリュームの見応えっていうのは感じました。
4時間でもちょっと映画館で見たくなるような感じだったし、通常の映像作品からすると長いけど、めちゃめちゃ良かったですね。
12:00
一応4話に分かれてるんで、毎回話の最後、ちょっと引きを持たせながら終わっていったんで、その辺りもちょっとドラマを意識していて。
そうですね、1時間が4つに分かれるっていう感じだったんで。
結構気になる、次見たくなるような、再生したくなるような終わり方をしていたなと思いますね。
多分それに絡めてなんですけど、ホン・ルンペルっていう悪役ですね。彼の存在がですね、原作でも強いんだけど。
最強第3の主人公みたいな立ち位置でしたけど。
なんかこの全体のボリュームからすると多かったイメージがあるけど、かなり彼の悪役ぶりというか。
彼がちょっと迫ってくるので結構緊張感が生まれて、そこで次のエピソードで繋げるみたいな終わり方をすることが多かったんで。
結構思った以上にホン・ルンペルの印象が見終わってみると強かったなって思いましたね。
確かにね、ちょっと不気味な存在感の人なんですよね。悪役なんですけど、結構知性派でいやらしく追い詰めていくようなタイプ。
初めて見た人かな?初めて見た役者さんだったけど、だいぶはまってましたね。
ホン・ルンペル役。
確かに。僕も本当にしっくりいけましたね。
僕はでも映像版に関してはマリーのおじさんのエティエンヌの存在感がすごい際立っていたと思いましたね。
そうですね。だいぶ活躍しましたね。
ちなみに原作の話をしたときラジオで、もう3年前ですけど、やっぱり主人公2人の話がメインになったんで、
ちょっとエティエンヌの話っていうのはラジオであんまりしてなかったんですね。
でもそのエティエンヌがもうこのドラマを見てるともう3人目の主人公みたいな感じで、結構もうめっちゃ活躍してたんで、
しかもすごい渋いなんか親父っていう感じの俳優さんで、めっちゃかっこいいんですよね。エティエンヌの俳優さん。
ごめん、小説からのイメージだとちょっと太ってるイメージだった。
そうそうそう、そう思ってました。で、ちょっとオタクっぽいイメージだったんですけど、
ただ確かにでも、ドラマの方はもう結構なんていうんですかね、もうめっちゃ強そうな、しかもイケてる親父っていう感じの。
でも確かによく考えると、もともと第一次世界大戦で活躍した英雄と呼ばれていた人が、
ちょっと戦争で精神的な傷を負ってしまって引きこもりになってしまったんですけども、
そういう背景考えると確かにかっこよくて強そうっていう、そういう人物像で、確かにって思うところがありましたんで。
そうですね。まあそれが、僕はエティエンヌの存在感がすごい、ドラマでは強いって思いましたね。
うん、いや、しっかり掘り下げて描かれていた人物の一人で、さっき言ったけど結構エティエンヌの話、立ち位置話とかが、
15:03
原作とは違って結構活躍するシーンが多かったので、そこはちょっと面白かったですね。
ベルナーとの絡みもあったりするんで、ちょっとそこはまた、ちょっと後で話しますか。
じゃあそんなとこなんですが、ちょっと今からちょっといろいろ話していきたいんですけど、ちょっと印象に残った部分話していきたいんですけど、
まずですね、結構最初ベルナー、マリーロール出てくると思うんですけど、結構ハマり役というか、イメージ通りだったなっていうか、
特にベルナーはすごいイメージ通りだった。あ、ベルナーだ。あの無線聞いてるとき。
割とやっぱ冒頭からですね、だいぶカットカットしているとは思うんで、あれなんですけど、マリーが海底2000マイルかを読んでいて、
朗読していて、それをラジオで放送していると。で、それをベルナーが聞いていて、ベルナーは、ベルナーの任務は違法に放送されている電波をキャッチして、それを見つけ出さなきゃいけない、
発信源を見つけ出さなきゃいけないっていう任務がありながら、もうそれがですね、自分の過去の記憶と結びついちゃってるから、
ちょっとこれ、ベルナーが小さい頃ですね、聞いたラジオと密接に結びついてるんですけど、それと結びついちゃってるから、全然上には報告しなくて隠すっていう行動に出ていて、
ベルナーは結構立場が危うくなってるんですね。でもその中でもベルナーが幸せそうにラジオを聞いている瞬間もぐっさり来ましたね。
そうですね。
ちょっと原作読んでないと意味がわからないと思うんだけどね。
そうですね、そこの意味っていうのは。でもやっぱり原作知ってるとやっぱりね、いきなり感動しんですよね、そこは。
うん、感動しんですね。
あとベルナーのこの俳優さんが、ルイス・ホフマンというドイツの俳優さんなんですが、すごいかっこいいんですよね。
まあ確かにでも超イケメンで金髪で、確かにこれはベルナーっぽいっていうなんかで思いますね。
ぜひこのベルナーだけでも見てもらいたい。
そうですね。
冒頭の話で言うともう結構涙が出てしまったところは、幼い頃にマリーとその父親がパリにいて、マリーの目がもう見えなくなっていて、
もう回想シーンなんですけど、父親がですね、マリーの誕生日に自分が勤めてる博物館に連れて行って、そこに展示じゃないか、しまってある宝石とかを触らせたりするんですけど、
その時に父が言う、目に見えなくても世界はそこにあるっていうセリフがあるんですけど、もうそれでなんかもう泣いちゃった。
その前後でパリの街の模型が出てくるんですけど、この模型っていうのが目の見えないマリーのために父が作ったもので、
その模型を触らせて建物の形、配置とかを覚えさせて、道の形とかを覚えさせて、目が見えなくても一人でも出かけられることができるようにしてくれてるっていう、
18:00
もう父の愛の象徴のようなものなんで、やっぱあの教えてるシーンはもうそれだけでググっときてしまう。
冒頭からもうめっちゃいいシーンだなって思いました。 そうですね。なんかこの模型がやっぱすごいなと思いましたね。
なんかおもちゃみたいな感じがあって、やっぱり模型なんで。ただすごい大きいんですよね、あの大きいテーブルにこの街並みが結構な大きさで、
もう模型が、その街の模型ができてて、なんかすごい見ててワクワクするような。それがなんかオープニング映像で流れるんですよね、なんか各回の。
それとかもすごいなんかね、この模型を見れてなんか毎回すごいなんかワクワクしましたね。
ネットフリックスだからさ、イントロ飛ばすってあるんだけど、俺飛ばさなかった。 そうそう。めっちゃいいこのオープニングと思って。
そうですそうです。いや僕も正直今回はなんか最初から最後までずっとなんか見れましたね。
ね、いいよね。そしてあのタイトルが出てくるね、あの光が。
All the light you can not see。すごいいい。ちょっと模型の話が発展しちゃったけど、でもオープニングが本当にすごい良かったですね。
あとですね、もうなんか冒頭の話ばっかであれなんだけど、ベルナーの幼少期のシーンが始まるところが、ラジオを直すシーンなんですね。
ちっちゃい時個人で、あ、無線機を作ってる。まあラジオを作って聞けるようにするんですけど、それをやって聞けるかどうか試すみたいな、初めてちょっとあの、あれ電池なのかな?
なんかわかんないけど、電源入れて光り出して聞こえるかどうかみたいなところで、みんなの前でラジオが繋がるシーンがあるんですけど、
いや、あれ、これ原作でもめちゃめちゃ好きな部分なんで、一番最初にラジオを直すっていうかね、すごくね、原作はものすごく細かく描いてくれてるんだけど、
映像だから一瞬なんだけど、ベルナーのここから彼の物語が始まるっていうのがね、めちゃめちゃ良かった。
やっぱりラジオを直すところから、彼がラジオを直す技術を身に付けたところから、この物語は始まってるところもあるので。
そうですね。そこでベルナーがね、技術者として生きていけるようになるというか、学校でもその技術力で注目されるようになっていけるっていう、そこの始まりですしね。
うんうんうん、わかったですね。
もう第1話で、その子供時代のベルナーとマリーが同じラジオを聞いてたんですね。
それはフランスからの宗派で流れる放送で、教授と名乗る人物が科学の授業であったり、それをベルナーは世界の真理話をその教授は語っているって言って、
その教授が光と闇のについて話したりするんですけども、そこで一番大切な光はもう見えない光だっていう話を、それをベルナーもマリーもお互い聞くんですけども、
そういうシーンがあって、まず1回目泣けたのそこをですね。
いや、オーバーラップは良かったね。映像だからこそすごい見せてくれたシーンだったなって思う。
21:01
そうですね。原作もそうですけど、ドラマでもやっぱり、この第1話のそういうシーンがあって、後々にそれが聞いてくるっていうのがやっぱりあるんで、
ベルナーに妹がいてですね、これも結構感動的なシーンがいろいろあるんですけども、ベルナーがすごい技術者としての能力を認められるようになってきて、
式抜きに合うんですよね。ナチスのエリート学校がやっぱり技術力を持っている少年を育てて、戦争で活躍してもらいたいっていう。
で、ベルナーがそこで目をつけられて、マリーの元を強制的に学校に連れて行かれるんですけど、
そこでマリーと別れる時も、マリーがベルナーにもう変わっちゃダメだと。ベルナーのまんま行ってねっていう、そういう別れ方をするんです。
そことかね、もうこれが第2話であった話なんですが、そこも結構泣きましたね。
ユッタとのエピソードはいろいろ聞いてくるし。
いいよね。
これも、やっぱり良かったですね。あとは、そうですね、結構印象残っているところだと、
3話あたりから結構エティエンヌが活躍しだすというのは、ドラマによく出るようになってきて、
これもね、なんかすごい感動的なところがやっぱりいくつもあるんですけど、
エティエンヌっていうのはマリーにとってはおじさんなんですけども、マリーはもともとお父さんとパリの博物館、お父さんがパリの博物館に勤めていたのでパリ住んでたんですけど、
ちょっと逃げないといけないという状況で、親戚のいるサンマロに逃げてきたんですけども、
あそこでエティエンヌという変わり者と言われているおじさんと出会うんですけども、ただエティエンヌが屋根裏部屋に無線機を持っていて、
マリーはもともと少女時代にそういう無線の放送を聞いてたんで、すごいそこで興味を持っていたんですけども、そこでエティエンヌと出会って、すごい感動するっていうんです。
感動するっていうか、もうこっちがすごい感動して、そうそう、もう泣けてきたっていう、ありましたね。
あれはね、マリーがね、エティエンヌの放送でいろいろなことを学んでいたことっていうのね、我々は知っているので、
それがマリーがそのことが分かって、そしてエティエンヌと会うっていうシーンはちょっとエモいよね。
そうですよね。これはすごい感動しましたね。またこのエティエンヌ、ちょっとさっきの話で終わったんですけども、もともと第一次世界大戦で活躍していたすごい英雄みたいな人だったんですけど、
ちょっと心の傷を負ってしまって、そこから20年くらい屋根裏部屋で引きこもるようになってたんですけど、ただそんなエティエンヌに対してマリーが外に出たらいいと、
まあそんな過去を引きずってはダメだと言って、外に出ようと言って誘うんですけど、それをやっぱり周りのお父さんとかおばさんは、まあそういうのやっちゃダメだよって言うんですけど、
24:00
ただエティエンヌがそれにマリーにすごい感謝して、もうその後もずっと外に出るように誘い続けて欲しいっていう、あの頼むんですけどマリーに。
そことかもね、やっぱり子もね泣きましたね。
ね、良かったよね。
そうですね、結構これ原作でもそうだったんですけど、エティエンヌのこの心境の変化っていうのが、まあその物語の中であって、
やっぱりエティエンヌがそのマリーと出会ったことで本当に生きる希望というかですね、なんかそういうのが思いっきり湧いたっていうですね。
まあそれ原作で読んでる時もあったんですけど、まあドラマでもなんかそこが感じ取れてですね、なんかねそういうなんだけどすごい感動的なところがありましたし、
そうですね、で実際にこの話のちょっとクライマックスを迎えていく数ヶ月前ですね、
サンマロにアメリカ軍がちょっとその到達するっていう情報がキャッチされて、
そこでエティエンヌがちょっとこのまま屋根裏部屋にずっと居続けたら、まあダメだというか、自分ができることをやろうというので外に出ようとするんですけど、
まあそれでね、マリーと一緒に外に出ていくっていう頻度がありましたし、
そこから一気にあれですね、もうクライマックスになっていくっていう。
でそこからね、やっぱクライマックスでエティエンヌとベルナーのやり取りとかもね、すごい、もうね、やっぱりなんか泣きましたね。
あのベルナーも実際マリーと同じく子供の頃エティエンヌは教授ですね、教授の話をラジオで聞いていて、
でエティエンヌのね、声とかでそれを知って、ベルナーはあの個人出身で、その両親のこととか知らなかったんですけども、
そんなベルナーにとってはそのずっと聞いていた、教授っていうのは自分にとっては父親みたいなもので、
そんな話をして、エティエンヌもね、結構ベルナーがやっぱりそのドイツ軍の人間であるから結構周りからもう常にもう危険な状況にいるんですけど、
そんなベルナーに君は良い子だっていうところとか、こことか一番最後5回目に泣いたシーンでしたね。
いやでも俺もあのベルナーがエティエンヌのこと父親同然だっていう話をしたときは大変だね。
ブーって思った。なんか原作にはないシーンだからね、ここね。本来あのベルナーとエティエンヌは原作では出会わないので、
まあそうですね。まあ映像化の時に生まれたシーンではあるので。うん確かに。でもまあやっぱりうまく本当物語として作られてるなって思いましたし。
僕はあれですよ、なんで聞くの?何と5回中4回エティエンヌです。エティエンヌで聞いた感じ。そうそうそうそう。
なるほど、いいですね。エティエンヌとベルナーの絡みというか出会いはもうめちゃめちゃ良かったですね。
なんかあれだもんね、やっぱりエティエンヌからするとね、ベルナーが自分の放送を聞いてくれていたってことがすごく重要だよね。
そうですね、エティエンヌもそもそも聞いてくれている人がいるかどうかわからない状況でラジオで話してたって言ってましたし。
それがね、しっかりベルナーと。まあ欧州中にあの電波、届くような電波に載せていたので、ドイツにも届いていたわけで。
27:05
で、本当はね、他国の電波を聞いてはいけないんだけれども、ベルナーはずっとそれを聞いて、夢中で聞いていたっていう。
そうですね、ベルナーにとってはそれが現実逃避みたいな、なんていうか、世界の中の本当に光を感じれる時間であったっていうことですし。
ベルナーは真理か、真理だって言ってたもんね。
真理を教えてくれていると。それで育ったベルナーがもう、エティエンヌと出会ってみたいなね。
で、ちょっとクライマックスまで今話がバッと行っちゃったから、ここであれだけど、やっぱりあの、ベルナーとマリーロールの出会い方も思ったよりベルナーが走るシーンが多くて。
すごい集まってたんですよね。
原作にもあるんだけどね。
本当にマリーがピンチだっていうのを知ってたんですけど。
で、最後なんかベルナーとマリーが、ダンスというか何だろうね、ちょっと触れるシーンもすごく良かったし。
あと原作通りではあるけど、あの二人で物を食べるシーンとかも泣いちゃったもんな。
缶詰のシーン良かったですね。
二人で一つの缶詰を分け合う、あのシーンはもうめちゃくちゃ。
そうですね。原作でもすごい印象的でしたし。
原作でもすごい良かったですね。
あとやっぱその、あの二人の別れるシーンですよね。
原作でも本当ここはもう泣いちゃったけど。
そうですね。
で、この二人ってね、結構やっぱり一緒にいた時間って短かったんですよね。
だからそこがやっぱり、まあ原作もそうですけど。
500ページ以上あって10ページぐらいだからね、一緒にいた時間ね。
本当そこがすごい良いなって思う。
クライマックス話すと良いね。
そうですね。
後物。
それとそうですね、クライマックスはやっぱり結構良かったですし、
最後、終わり方はですね、僕はすごいちょっと印象的だったの。
原作では、まあそういうクライマックス的なシーンがあって、
で、その後も小説としては続いていたんですね。
ちょっと未来の話とか、語られていたりしたんですけど。
ドラマはもう、まあ現在の時点で話は終わるんですけども。
で、まあちょっとどういう風に終わっていくかっていうのは、
ネタバレになるんで話はしないんですけども。
そうですね、何かその原作、
ドラマってやっぱり原作をまるまる忠実に再現しているわけではなくて、
やっぱり部分部分で描いていたりするんですけども、
まあそこはなんか、やっぱり原作とは違う世界線っていうのを、
なんか自分の中ではちょっと想像してですね。
なんかそんなこと、違う世界線描いていたかどうかっていうのはさえ、
正直分かんないですけども。
でも何かね、原作とは違う世界線を想像してもいいんじゃないかって思えるようなドラマで、
少し希望を感じれるような。
そうね、そこはね、ちょっと原作とは変えてきた部分でしたね。
30:01
いやーでもね、まあちょっといろいろあるけれども、
ちょっとそのことも踏まえて、その前にちょっとですね、
個人的に映像化された部分で、
ちょっと原作と変わってしまって、ちょっと残念だったなっていうところをちょっと話したいんですけど、
私一番好きなキャラクターでホルクハイマーっていう、
ベルナーの先輩、上司みたいなことになる兵士の男がいるんですけど、
これがほぼキャラカットされているという。
いやそうでしたね。
いたけど、あれだよな、名前出てこなかったけど、あれだよなと思ったら。
なんか学校時代一回しか呼ばれてないですよね、確か、ロカヘは。
あ、で、あと、速攻死んだっしょ。
そうか、桃。
そう、ウォッカ、なんかお酒持ってきて飲めよって言って、
飲んで爆撃受けて、次のシーンには、あぁーって。
あれ死んでるんですかね。
あれホルクハイマーだよね。
たぶんそうですよね。
いや、死んだと思うんですか。
なんか原作だったらなんか本当に。
ずっと一緒にいるんだけどね。
で、その爆破されて、ちょっと閉じ込められたところからも、
死にかけだけど脅威的な力で、
なんか這い上がっていくっていう。
そこがなかったので。
そもそも閉じ込められなかったからね。
そうかいね、そういうことか。
爆撃を受けて、けど原作だとね、そもそも閉じ込められたところから始まるからね。
爆撃を受けて、建物の地下に指揮団してたんだけど、
もうそこが崩れちゃって、入り口が。
で、もう地下でどうする、未究明になるのかみたいな感じで。
で、その時に仲間が何人か死んでるんだけど、その中で。
ホルクハイマーとベルナーだけが生き残っていて、
2人で閉じ込められちまったけどどうする、みたいな感じになって。
確かにそこはなかったですね。
絶望の中で。
だから結構そこは原作と映像で結構違うところだなと思った。
そうですよね。ホルクハイマーの存在が。
でもベルナーの学校時代っていうのもそんなに描かれてなかった。
ほぼ一瞬だね。
フレデリックっていう友人もいたんですけど。
フレデリックも出てこなかったですし。
でもフレデリックっぽい人がいますけど。
ちょっと器用な男の子なんだけど。
器用な男の子を一周写ったよね。
あ、フレデリックだって思ったら、その後何もなかったっていう。
ホルクハイマーは原作だと戦争が終わった後、結構話が続いていって出てきて、
結構すげえいいこと言って、もう原作は私はそこでフォロワーしたんですけど。
すげえいいこと言うんだけど。
あ、そうそうそう。
それもあったんで、ちょっとなかったのはショックだったなっていうところと、
あと個人的には一番映像化したらすげえ綺麗だなと思ったのは、
二人が出会うシーン、初めて会うシーンが、原作だと2ページぐらいかけて、
そのシーンを出会うまでをちょっと描くんだけど、そこの描写がですね、
もう自分が多分数ある小説を読んできた中でもですね、完璧だと思えるぐらい美しいと思ってるんで、
もうあれをまんま映像化しようとしちゃった。
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なるほど。
そして三摩路っていうところまでですね、絶対映像化を意識してというか、
映像的に描写している部分だから、できたはずだと思うんだけど、
まあでも全然二人が出会う流れが変わっちゃってるから、
仕方はないとはいえ、楽しみにしたところはあったけど、でもね、いいけど。
二人は最初は壁を挟んで会話を採用するんでしたっけ?
そうだよね。ベルナーが爪でちょっと引っ掻いて、「そこにいるのかい?」っていう話をして、
そこからバッていろんなシーンが同時に飛んで、ユッタのところに飛んだりとかして、
そしてまた終演されていって、三摩路この瞬間に描かれ方をする。
もうめちゃめちゃ綺麗だった、そこは。もう何度読んでも美しいと思う。
描写だからちょっと残念だったっていう。
ドラマ版はフォン・ルンペンが邪魔だったんですかね。
ちょっとね、フォン・ルンペンがね、フォン・ルンペンの存在が強すぎたね。
まあでも結構話はいろいろ変わっちゃったけど、とはいえやっぱ映像化してみると、
総合的にめちゃめちゃ映像綺麗で音楽も良かったし。
そうですね。
今まで話した通り、やっぱりね、ちょっと変わってしまった部分もですね、
まあ感動を呼ぶような流れもあったし。
ただちょっとベルナーがあのね、だいぶこのマリーとかフランス側に偏りすぎてるっていうのはちょっと、
ちょっとね、原作の設定からはちょっとずれる。
心の中ではずっとそう思ってたんだろうと思うけど、行動としてここまで出すのはね、結構ドラマチックに作ってきたなという感じはしたけどね。
そうですね。僕はあの映像化で残念とは言えないんですけど、ベルナーもマリーもちょっと大人っぽいなとは思いましたね。
ああ。
これでも確かにそうだったは思うんですけど、まあそういう大人っぽいというかね、
そういう大人になってないともう生きていけない状況だったと思うんですけども、
原作の小説のなんか表紙がロバート・キャパティ写真家の子供二人の写真が並んでいて、
結構読んでる時なんかその写真の絵が引っ張られて、なんかベルナーとかマリーとか少年少女っていう、
そこから数年ぐらい経ったくらいの地点でが現代かなって思っていたら、
思いのほかベルナーもマリーもあれって10代後半でしたっけ?確か。
そうだね。えっとね、16か17歳と18歳19歳ぐらいだと思う。
じゃあやっぱり映像化している通りだとは思うんですけども、
原作に出た時にもうちょっと子供っぽいような気もしつつ、まあでも確かに大人っぽいというかいろいろそんなことを思ってしまいましたね。
あとはあれですね、伝説のダイヤモンドが見れたっていうのは映像で良かったかどうですかね。
物語の何気ないカットになる。意外と重要な。
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すごいフランスの全部の宝石の値打ちの半分くらいは一つの宝石で持つくらいの価値があるけども、
手にしたものは愛する人が不幸になるとかですね。そんな良い伝えがあるっていう。
まあでもすごいダイヤモンドがちょっと映像で実際に持ってくるっていう。
実際にお披露目されましたね。
あれ、そうなんだよな、原作読んでる時はあの宝石の設定っている?とか思ってたんだけど、
なんか映像化すると結構あれがキーになって物語が動いたりもしてたから、
なるほどなぁと思った。ちょっとね原作読んでる時はなんか急にそこだけファンタジー色が違ってた。
と思ってたんだけど、でもなんか映像で見るとなんか結構受け入れられたというか、なんか筋が通ったなぁと思ってますね。
今回やっぱり原作と映像化っていうのをですね、まあ割と結構あんまり今回台本ちゃんと作ってないんで、
行き来しながらのトークになっちゃったと思うんだけど、原作と映像化のやっぱり違いってのは面白いなって思いましたね。
改めて。なんかそうですよね。なんかすごく強く思い入れがある作品だけど、やっぱり映像化されると、
なんだろう、なんかすごく綺麗な部分にも目が行くし、でもやっぱこうして欲しかったみたいなところも目が行くし、やっぱり面白いなって改めて思いましたね。
そうですね。僕も同じ物語を原作も映像も描いてるんですけども、やっぱりあの映像の方は後出しっていうところもあって、
ちょっと切り口が原作と違っているところがあって、そこはすごい面白いところだと思うんですが、
原作が1から10描いてたら、映像は1から5くらいかもしれないんですけど、
その代わり、1から5の中で今回だと、現在地点のマリーとかエティエンヌとか、主にそこの物語を丁寧に描いていたと思いますし、
僕は結構原作院だったときはベルナーに引き込まれたんですけど、
映像の方を見るとやっぱりマリーのとかエティエンヌのいる世界に結構引き込まれましたし、
そういうちょっと切り口違うものを同じ物語ですけど、出してくれるっていうのは原作を知っていると、なんかねすごいちょっとありがたく見れましたね。
それを物足りないって、原作をそのまま再現してほしいって思う気持ちももちろんわかりますけど、
違う切り口で見せてくれるっていうのは、それは良かったなっていうのはありますね。
そうですね。やっぱりだいぶわかりやすくなってたから、
なんか間口としてはめちゃめちゃ広がってるし、この物語を楽しんでもらうっていう点でいうと、かなり良い映像だったなと思いますね。
これをきっかけにぜひ原作を読んでもらいたいと思うし、自分は。
やっぱりどうしてもね、原作で描いてる部分でカットされちゃってる部分っていうのが結構多いので、
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原作はこの第二次世界大戦が終わった後、すごい時間も経って、最終的には2010年代まで飛んでくれるので、
そうなった時にすごく自分は読んでて、遠いなと思ってた世界が急に。
そうですよね。
あの感動はすごいよね。
確かに。
急に自分の世界に近づいていきたいな。
今に繋がってくる感覚があったんで。
原作だとそこでようやくタイトルの意味が明かされるし、
あのダイナミックさっていうのはやっぱりすごい、初読の時にすごい感動したし、
でもそれをやっぱり映像でやるのは難しいのかなとかちょっと思ったり、
まあ尺の問題もあるかもしれないし、
登場人物全員50年くらい時間を与えないといけないから、
ちょっとまたキャスティングのあれもあるから、あれだろうけど大変なんだろうと思うんだけど、
ある意味ドラマは原作にはない要因を残して笑っていったので、
そこはそれですごい良かったし。
そうですよね。確かに今回の原作のそのまんま再現されなくても、
やっぱりドラマはドラマで、分かりやすさもそうですし、
あと映像をですね、今回のような実際にあった舞台、サンマロの1940年代とかの、
そういったの、あと模型もとか、無線機の部屋の映像もそうですけども、
なんかそういったすごいリアルに映像を見せてもらえるだけでもすごい満足感っていうのがあったんで、
やっぱり映像の力っていうかですね、
そこの表現力というか、なんかそれってすごく大事なんだなっていうのは感じました。
あと役者の演技力ですね。
ベルナーとマリーはめちゃめちゃ上手かったね。
マリーが盲目の少女を演じるっていうのはすごい難しかったと思うんですけど。
じゃあちょっとそんなところで、またちょっと締めていきましょうか。
またちょっとね、映像化作品について話すことは何かの機会にやりたいけど。
3体が今後はあるんじゃないですか。
あ、3体やるか。確かに3体やりたいね。
来年の3月ですね。
長くなりそうですけどね。
2024年3月。ちょっとやりますか、これは。
あと、まあもうどうなっちゃったかわかんないけど、
我々のラジオで紹介してきた作品で気になっているのはストナーですね。
ストナーの映像化はどうなってるか。
あれ本当どうなっちゃったんだろう。
制作だけは決定したんだけどな。
とかプロジェクトヘイルメアリーか、あたりはちょっと気になるんで。
まあちょっと映像化した段階で、もしかしたらまたこういうのをね、
やってみるといいのかなと思ってるんで、
ぜひお楽しみにしていただけると嬉しいですね。
じゃあどうしようか、全体的な感想はいいか、今回は。
42:00
そうです。
じゃあ次回予告して終わりますか。
では次回予告して終わりたいと思います。
次回はですね、ナオミ石黒の逃げ道を紹介します。
和尾石黒の娘さんのデビュー作ですね。
お楽しみに。
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ではまた来週。
ありがとうございました。
43:11

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