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2024-02-02 07:00

いせたまボイス「収蔵資料展『御殿飾りのおひなさま』」

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伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館で収蔵資料展『御殿飾りのおひなさま』が開催されます。

赤堀歴史民俗資料館の川道さんにインタビューしました。


大正期から昭和30年代に流行した御殿飾り。

今ではほとんど見ることはなくなりました。

“紫宸殿を模した造りから次第に豪華な装飾と大型化・ 重層化へと発展し、戦前から高度経済成長期の日本を反映して”いるといいます。

ひとつひとつの装飾や人形の表情なども今とは異なり時代を感じさせるそう。

御殿飾りの変遷が中心となっているという今回の展示、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

【開催場所】

赤堀歴史民俗資料館1階ホール

【期間および休館日】

令和6年2月9日(金曜日)から3月17日(日曜日)まで

休館日:月曜日

※2月12日(月曜日、祝日)は開館

※2月13日(火曜日)は休館

詳細は伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館のホームページをご覧ください。


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ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館の川道さんとお電話がつながっています。川道さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
今日は、収蔵資料展「御殿飾りのおひなさま」についてお伺いしていきます。
展示内容に入る前に、まず赤堀歴史民俗資料館について、どのような施設なのか、改めて教えてください。
当館は、昭和60年、赤堀村の頃になりますが開館した施設です。市内で発掘調査で出土した土器ですとか埴輪、それから寄贈された民俗資料を展示してまして、
伊勢崎市の歴史や文化を知っていただける施設となっております。
公の施設としては、市内唯一の歴史系の資料館ということですね。
それから場所については、伊勢崎市の北部、国道50線が東西に走っておりますけども、
そちらの西久保交差点という交差点からですね、北東に行きますと公民館ですとか図書館、文化ホールがまとまっている一角に当館は所在しております。
分かりました。建物そのものも歴史のある資料館ということになるんですね。
そうですね。
では、収蔵資料展、「御殿飾りのおひなさま」について、どのような展示なのか、概要をお願いします。
雛人形の展示は、平成18年度から当館所蔵の雛人形を活用しまして、毎年開催しているものでございます。
毎年展示テーマを変えておりますが、今年は御殿飾りをテーマにですね、展示をする予定です。
はい。では具体的にはどのようなお雛様が展示されるんですか。
御殿飾りというおひなさまはですね、もともと京都御所の紫神殿という建物を模倣した建物の中にですね、
小さな雛人形を飾ったもので、主に大正時代から昭和30年代まで流行した雛人形になります。
今年は資料館にですね、寄贈をいただきました大正4年から昭和35年までの御殿飾り、展示の点数ですと27点になりますが、
そんなに。
はい。展示をいたしまして、時代とともに古典飾りが豪華に、それから複雑になっていった古典飾りの変遷をたどっていただけるような展示になっております。
わかりました。では開催期間と場所をお願いします。
はい。開催期間は2月9日の金曜日から3月17日日曜日までとなっております。
開館時間につきましては午前9時から午後5時、入館は4時半までにお願いいたします。
03:00
休館日は月曜日となっておりますのでお気をつけください。
はい。わかりました。入館料は必要ですか?
入館料は無料ですので、ぜひお気軽にお越しいただければと思います。
はい。無料ですね。
さあ御殿飾りのおひなさま、どういったところに注目して見学すると面白いでしょうか?
はい。御殿飾りは現代にはもう見受けられないものになってきています。
時代とともに御殿飾りは装飾がどんどんどんどん増して豪華になっていくものになっております。
中には東照宮のようにホウオウやカラジシ、バクという象のような生き物ですけれども、
それからリュウの装飾がありまして非常に豊かな装飾がついています。
雛人形ですので人形の表情もぜひ見ていただければと思っていますが、
今回は古典の作り、小さな飾り一つ一つまで皆さんにぜひ見て、
覗き込んで見ていただければなというふうに思っております。
わかりました。お雛様というと七段飾りとかありますけれども、
そういったものとは違うということなんですよね。
そうですね。七段飾りが出る前、主流になってくる前ですね、
御殿飾りはすごく流行したものですので、
今現在では一般的には見ることができませんので、
ぜひ昔の御殿飾りをしていらっしゃる方は懐かしさもあると思いますので、
見ていただければと思います。
わかりました。ありがとうございます。
見学にあたっての注意点などがありましたら教えてください。
特に注意点というのはございませんが、
立春を迎えまして、もうすぐ来るはずらしい季節感をですね、
展示を通じて感じ取っていただければと思いますし、
感じ取っていただいた季節感を持ち帰っていただければというふうに思っております。
わかりました。写真撮影などは可能ですか?
はい。写真撮影は館内問題ありませんので、
気に入った御殿飾りがあれば、ぜひ写真を撮っていただければと思います。
ありがとうございます。
お雛様の展示は収蔵資料展ということですけれども、
常設展示としてはどのような資料が展示されていますか?
はい。当館は常設展示が1階と2階に分かれております。
1階の常設展示では、発掘調査で出土した土器や埴輪、
2階にはですね、昭和初期の復元展示、
それから昭和40年をイメージした展示がございます。
見どころと言いますと、1階の常設展示の中に、
大きな鶏の埴輪がございます。
鶏。
はい。東日本では鶏の埴輪として、
全体像が見えるものとしては一番古いものになってますので、
その大きさに皆さん驚かれると思いますので、
06:00
ぜひ見ていただければと思います。
わかりました。ありがとうございます。
そちらの方もぜひ楽しみに行ってほしいですね。
はい。そうですね。
では今後の予定がありましたら教えてください。
はい。今回ご紹介した雛人形の展示のほかですね、
当館では企画展が6月中旬から8月、
それから10月中旬から12月までの2回企画展も開催しておりますので、
1年を通じていろんな企画展、常設展示でお楽しみいただけますので、
ぜひ来ていただければと思います。
無料ですので何度でもお越しいただければと思います。
はい。わかりました。
本日は伊勢崎市赤堀歴史民俗資料館の川道さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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