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ここからは、いせたまボイスのコーナー。地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、玉村町歴史資料館の加藤麻里子さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は、現在開催中の企画展についてお聞きしていきます。
では改めて、今回の企画展のテーマを教えてください。
はい。どうぶつだらけ、玉村の歴史に刻まれた動物たちです。
開催期間は、7月4日木曜日から9月29日日曜日で、場所は玉村町文化センター2階の玉村町歴史資料館です。
開館時間は午前10時から午後4時までで、入館料は無料です。
今回、なぜ動物に焦点を当てての展示を開催することになったのでしょうか。
人と動物の関わりは深く、切っても切り離せない関係であることから、歴史資料には動物が題材になっているものがたくさんあります。
このことに着目し、令和4年度より連載している玉村町文化財通信の
玉村町歴史動物散歩の集大成として、また動物が題材となっている玉村町ゆかりの歴史資料や、当館が所蔵する資料を紹介し、
たくさんの方々に玉村町の歴史を知っていただく、また興味を持っていただく機会として、今回の展示を企画しました。
具体的にはどのような展示が行われているのでしょうか。
祈り願う、めでる、使う、共にという4つの視点で展示を構成しています。
群馬県や玉村町の指定文化財、そして今回初出しの資料を中心に展示しています。
どのくらいの数が展示されているんですか。
開催期間中展示外を予定していますが、全部で108点の資料を展示しています。
具体的にはどんな動物が出てくるのでしょうか。
狐や鷹、鶴や亀、猿、また玉村町にゆかりのある竜などの空想状の生き物などです。
本当に様々な種類の動物たちの資料があるんですね。
おすすめの展示がありましたらぜひ教えてください。
すべておすすめなんですが、群馬県指定文化財である担保関東たち塚頭とバグです。
玉村町の小泉長塚1号古墳と小泉大塚越3号古墳から出土したものです。
普段展示していないバグも見ることができますし、より近くでご見学いただくことができるのでおすすめです。
バグということは馬に関連する資料なんですか。
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はい、馬の飾りです。
飾りなんですね。ありがとうございます。
今回の企画展なんですが、期間限定のものもあるのでしょうか。
はい、玉村町ゆかりの画家千喜良玉斎による橋上人物百体図は8月18日日曜日までですが、
入れ替わりで同じく千喜良玉斎による放年満作の図を展示します。
どちらも玉村町重要文化財になります。
また伝説を持つ刀、ムカデマルは当初の予定を変更し、9月1日日曜日までの展示となります。
はい、わかりました。今回この企画展はどうして、どのようなことをしてほしいですか。
はい、玉村町にはこんな資料があるんだということももちろんですが、
玉村町の歴史に刻まれた動物たちに触れ、人と動物の関わりにも注目していただく機会となればと思っています。
はい、ありがとうございます。展示のほかに関連行事などがあればぜひ教えてください。
はい、9月8日日曜日午前10時から記念講演会を開催します。
講師の先生は群馬県立女子大学群馬学センター教授の柳瀬大輔先生です。
演題は、あずま鏡の動物たち、鎌倉武士の摂賞と不摂賞です。
会場は、玉村町文化センターショーホールです。参加費は無料ですが、申し込みが必要となっています。
歴史資料館へお電話いただくか、直接窓口へお越しください。
先着100名となっていますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
はい、では来場にあたっての注意点があればお願いします。
はい、当館は月曜日と祝日が休館となっております。また前期・後期と展示会を行います。
当初の予定を変更している資料がありますので、ぜひご確認の上ご来館ください。
では最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
クイズや塗り絵、オリジナルグッズプレゼントのリピーターキャンペーンも行っています。
オリジナルグッズはマスキングテープやクリップ、付箋を差し上げます。
ぜひこの夏は、玉村の歴史に刻まれた動物たちに触れてみてはいかがでしょうか。
たくさんの方々のご来館をお待ちしております。
本日は玉村町歴史資料館の加藤麻里子さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
