1. いせさきFM(FM76.9:ナナロック)
  2. 11月30日OA まん中ぐんま元気..
2023-11-30 09:59

11月30日OA まん中ぐんま元気情報「相川考古館 相川裕保様」

11月30日OA まん中ぐんま元気情報

毎月2人の地域の始動人をご紹介しています。


今回は「相川考古館 相川裕保様」です。

相川考古館 https://aam.or.jp/


#伊勢崎行政県税事務所 #伊勢崎市 #相川考古館 #始動人

サマリー

相川考古館について、群馬県伊勢崎行政建設事務所からの提供で、様々なお話を伺っています。

00:02
いせさきFM 高橋
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
まん中ぐんま元気情報、この時間は群馬県の情報をお伝えします。
本日は相川考古館学園院をなさっております相川裕保さんにお越しいただきまして、様々なお話をお伺いしていきたいと思います。
本日はよろしくお願いいたします。
相川考古館 相川裕保
よろしくお願いいたします。
いせさきFM 高橋
はい、それではよろしくお願いいたします。
相川考古館の特徴と資料
いせさきFM 高橋
改めてでございますが、伊勢崎市にあります「相川考古館」どのような施設なのかご紹介ください。
相川考古館 相川裕保
はい、当館は江戸時代の町役人の居宅を活用した博物館です。
当館には4つの特徴があります。
1つ目は、県内最古の博物館であるということ。
2つ目は、教科書に紹介される重要文化財の埴輪が4点所有しているということ。
3つ目は、県指定重要文化財になっている県内最古の茶室があるということ。
4つ目は、伊勢崎城下における江戸時代の町屋造りを残しているということ。
この4つが当館の特徴になります。
どこの自治体に行っても、普通は古民家があるだけとか、考古資料が並んでいるだけという施設が大半ですが、当館は小さいながらでも歴史系の博物館になります。
いせさきFM 高橋
はい、わかりました。
そして、愛川考古館さんのホームページなど、いろんな情報を拝見させていただきますと、
何と1万点にも及ぶ考古資料、そして歴史資料というのが展示されているそうなんですが、
その中からぜひ見てほしい資料というのはございますでしょうか。
相川考古館 相川裕保
はい、展示というとですね、もっと数は少なくてですね、収蔵点が1万点ということになっております。
いせさきFM 高橋
そうすると、皆さんに見ていただいているものというのは本当にごく一部と。
相川考古館 相川裕保
そうですね、見ていただきたいのはなかなか難しい質問なんですけれども、来られる方によって趣味、趣向は違いますので、
考古学すきな方は関西、九州など全国から来られますし、江戸時代の建物に興味ある方は近県からも来られます。
このお話を聞いてくださっている方が近隣の方と考えますと、
殿様がいたことを地元の人が知らないということを耳にしますので、
やはり江戸時代の伊勢崎藩の関連資料はぜひご覧になっていただきたいと思います。
普段は公開しておりませんが、この前の秋の企画展で6年ぶりに伊勢崎藩の3代目の殿様の掛け軸を展示いたしました。
いせさきFM 高橋
続いて創始者の相川志賀さんという方でよろしいですかね。
この方が収集した資料などを元に施設博物館として創設した相川考古館なんですが、
相川考古館の民間運営と強み
いせさきFM 高橋
民間運営ということは間違いないですか。
相川考古館 相川裕保
そうですね。
いせさきFM 高橋
民間で歴史系の博物館を運営されているということなんですが、
そのご苦労とかまた考設の博物館にはない強みというのは何かありますでしょうか。
相川考古館 相川裕保
お聞きくださりありがとうございます。
建物の老朽化など江戸時代の建物をどう残していくかといった維持保存の問題が大きくあります。
当家の価値を理解していただかない限り運営は成り立ちません。
地元の歴史をPRするにも民間では大変で、
市内の方に地元の歴史について知るきっかけが周知できない現状は残念と思っております。
当館の強みは、先月「根津美術館」の学芸員さんともお話ししたのですが、
施設博物館の利点を生かすべきだという話をしておりました。
当館では県内最古の茶室を生かし茶会を催しているのですが、江戸時代の道具などを活用し、
お茶を楽しんでいただいております。
最近では11月12日に秋の茶会を催しましたが、
市内の方より市街や県外、埼玉、東京、遠くからは仙台までお越しくださいました。
相川考古館 相川裕保
つい先日まで開催されておりました「伊勢崎まちなか文化祭」。
いせさきFM 高橋
こちらも実は実行委員長ということで開催に至ったわけですが、
「伊勢崎まちなか文化祭」と史跡会
いせさきFM 高橋
改めてこの「伊勢崎まちなか文化祭」、なぜ開催されようと思ったのでしょうか。
町中というのが、なかなか今どういうところかというのが見えない部分が出てきておりまして、
相川考古館 相川裕保
歴史をひも解くと城があって城下町というところが昔に賑わっておりました。
昭和の時代でも人が歩いているところが本町、西町、荒町というところが賑わっていたということも
高齢の方々からもそういうお話も聞いております。
そういったところが今寂しくなっているというところで、
何とか人が歩いて楽しめるような場所を作っていきたいと思っております。
今寂しくなっているというところで、何とか人が歩いて楽しめるようなところにならないかということで文化祭ということを始めてみました。
各々がやりたいことをぜひやってくださいということで、
私どもの方では期間と場所、エリアを絞るのみで、
あとは皆さんが参加したい方々にお声掛けながら一緒に作っております。
いせさきFM 高橋
はい、わかりました。
本当に町の商店の方も含めて、また住まわれている方も含めて一緒になって、
この「伊勢崎まちなか文化祭」というのを開催されたということですね。
はい、それでは最後なんですけどもPR一言お願いしてもよろしいでしょうか。
相川考古館 相川裕保
はい、ありがとうございます。
私どものところでは年に6回お茶会を開いております。
今度12月には「夕ざり茶会」、また12月31日には「除夜窯」と言いまして、
除夜窯、はい。
20時から1時ですね、年度を挟む間にお茶を飲みながら過ごしましょうという企画を行っております。
いせさきFM 高橋
それはあれですか、除夜の鐘のお茶バージョンみたいな感じで除夜窯という名前になっているということですかね。
相川考古館 相川裕保
そうです。
除夜の鐘を聞きながらお茶を飲みましょうよという企画です。
今忙しい世の中の中で一服飲みながらゆっくり過ごしていただければいいのかなと思っております。
来年の3月には雛人形展が行われます。
当館の方では史跡会というので2ヶ月に一度各自治体の史跡を回っております。
歴史好きな方々が参加していただいて楽しむ企画ですので、
もし関心がある方がおりましたらぜひ史跡会の方にお申し込みいただければと思います。
いせさきFM 高橋
はい、わかりました。史・跡・会。
はい。
それは何かあれですか、この街中の史跡を一緒に巡ろうとかそういうイベントなんですか。
相川考古館 相川裕保
最近だと伊勢崎でも行ったのが、
酒井 忠恒という伊勢崎藩の七代藩主の殿様がいるんですが、
それに関わる碑がですね、市内には点在しておりまして、
それを回るという企画も行いました。
12月17日には今年は桐生の方を回る予定で今計画しておりますので、
もし興味がある方がおりましたら参加していただけると幸いです。
いせさきFM 高橋
はい、わかりました。
私はあまりそこまで歴史に強くないのでちょっとね、
わかりづらいところもあるんですけども、
先ほど言ってました伊勢崎市境の藩主さんですかね。
相川考古館 相川裕保
はい、殿様ですね。
いせさきFM 高橋
殿様の方の史跡があるということでちょっと私それが気になりますね。
相川考古館 相川裕保
いっぱいあります。
いせさきFM 高橋
そうなんですか。
ちなみになんですけど何個ぐらいあるんですか。
相川考古館 相川裕保
全部で碑は7つですかね。
いせさきFM 高橋
じゃあ7つをめぐったって感じなんですね。
相川考古館 相川裕保
そうですね、はい。
いせさきFM 高橋
それも一緒に解説してくださったりとかいう形で。
相川考古館 相川裕保
そうですね、はい。
いせさきFM 高橋
じゃあもう本当に一緒に行かれた方々は「伊勢崎の事よくわかった!」っていう感じになったんでしょうね。
はい、わかりました。
そんなわけで相川考古館さんでは地元の歴史も含めつつ、
本当にさまざまなことをご紹介している状況となっております。
改めて相川考古館さん、営業時間とございましたらご紹介お願いします。
相川考古館 相川裕保
はい、相川考古館は伊勢崎市三光町にあります。
営業時間は9時~16時半、入館は16時まで、月曜日は定休となります。
大人は500円、小中学生は200円、幼稚園以下は無料となります。
いせさきFM 高橋
はい、わかりました。ありがとうございます。
さあ、というわけで本日は相川考古館の学芸員をなさっております。相川裕保さんにお越しいただきまして、
さまざまなお話をお伺いしました。本日はありがとうございました。
相川考古館 相川裕保
ありがとうございました。
09:59

コメント

スクロール