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2024-04-17 12:10

いせたまボイス「東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生」

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いせさきFM&ラヂオななみ共同制作番組「いせたまボイス」

今回のいせたまボイスは東京福祉大学 特任教授の垣崎授二先生にインタビュー!

小学校の校長を務めていた際に学校関係者の皆様と制作された紙芝居「思いやりの山」についてお話をお聞きしました。

最初は子どもたちに向けて制作されたそうですが、いまでは年齢も幅広く、福祉施設などでも読み聞かせをされているそうです。

さらに、紙芝居完成後には合唱曲も制作されました。

今回のインタビューではBGMとしても使用させていただいています(9分11秒ごろ)。

たくさんの方たちの想いで完成された紙芝居「思いやりの山」。

動画サイトYoutubeにも掲載されているそうです。

ぜひインタビューと合わせてご覧になってみてください。



#群馬県 #伊勢崎市 #玉村町 

#いせさきFM #ラヂオななみ


LISTEN(ポッドキャスト)

https://listen.style/u/isetama.fm769.fm773

※LISTENポッドキャストではAIによる文字起こしも行っています。誤表記もあるかと思いますがお試しとしてご覧ください。

サマリー

本日は、東京福祉大学特任教授の、垣崎授二さんがお越しになっています。紙芝居「思いやりの山」についてお話しいただいています。

イセタマボイスのコーナー
いせたまボイス
ここからは、いせたまボイスのコーナー。 地元の様々な方をゲストにお迎えして、お話を聞いていきます。
本日は、東京福祉大学特任教授の、垣崎授二さんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい、こちらこそどうもよろしくお願いいたします。
いせたまボイス
今日は、オリジナル紙芝居、「思いやりの山」についてお伺いしていきます。
内容に入る場合に、まずご自身の経歴を含めまして、自己紹介などをお願いできますか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい。実はですね、私は横浜市の中学校で、個別支援学級と言いますけどね、その学級で教員がスタートしました。
それから、社会科の教師として、実は24年間。
その後、横浜市の教育委員会、指導主事という経験を経まして、その後ですね、
小学校の現場ということで、昨年の3月まで横浜の公立小学校の校長をですね、12年間勤務させていただいたんですね。
今回の縁がありまして、昨年の4月から、東京福祉大学の特任教授ということで、教師を目指す学生さんの前でですね、授業させていただくという形になりました。
垣崎授二と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
いせたまボイス
はい、垣崎さんよろしくお願いします。
さあでは、今回お話を聞かせていただきます、「思いやりの山」という紙芝居は、いつごろ制作されたものなんでしょうか?
オリジナル紙芝居「思いやりの山」について
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい。実は小学校のですね、校長を務めていた時にですね、毎週のように全校長会というのが実はあるんですね。
1年生から6年生までいますのでね、やっぱり全員の子どもの心に響く話ができないだろうかというのは思いからですね、今から9年ほど前になるんですが、思いやりの山の話をですね、作ってみたんですね。
その後、実は約1年間かけて、これは話だけでもったいないなぁと、ぜひ絵に、あるいは紙芝居にという話も出まして、当時のPTA会長さんたちの協力を得まして、実は今回紙芝居という形で完成を見たものなんですね。
いせたまボイス
そうだったんですね。何か制作しようと思ったきっかけがあったんですか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい。実は学校現場となりますとね、いじめという問題に象徴されるように、子どもたちの心に自分を大切にする心だとか、友達を大切にする心、人の痛みにですね、感じることのできるような豊かな心をどう育んでいくかというのがですね、
とてもどの学校においても課題なんですね。そうした中で、校長自らリーダーシップを取ってですね、豊かな心の育成に学校を挙げてですね、取り組んでいきたいということを考えたのが大きなきっかけなんですね。
いせたまボイス
そうなんですね。ではこの思いやりの山、どのような内容の紙芝居でしょうか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい。ありがとうございます。実はですね、この話を簡単に申し上げますとね、簡単になるかどうかわからないですけれども、できるだけ簡単に、実は橋ですね、ブリッジもなく、橋もなく行き来ができない2つの山の1つの山にですね、動物たちが住んでいまして、実は中でもとっても意地悪なキツネさんがいましてね、
その山は思いやれない山だったんですね。そんな中ですね、山火事が実は起きるんです。でも隣の山に逃げようとしてもですね、橋がないため逃げられないと。
その時、意地悪なキツネさんがですね、自分の体を橋にしてですね、全員無事に逃がすんです。ところが力尽きてですね、谷底に落ちていくんですね。実はこのキツネさんというのはですね、誰にも思いやりの心があること、勇気があることを伝えるお地道さんだった。
そのことを知った動物たちはですね、心を入れ替えて、やがてその山は思いやりの山と呼ばれるようになったというお話なんですね。
いせたまボイス
今だけでも心を打つものがありますね。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
ありがとうございます。
いせたまボイス
紙芝居ということでもちろん文章や絵などあると思うんですが、こちらはどなたかと共同で制作されたんですか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい。実は私だけの力だけではですね、出来上がったと思います。当時のですね、教頭先生、やはり保健室の先生ですね。
やっぱり心のことを考えていただいている保健室の先生とか、あるいは職員にも、こんな話を作ったんだけどどうかなと、子供の心に響くかなとか、いろいろですね、話を聞いたり、アイデアをもらったりしながら作り上げていったものなんです。
いせたまボイス
なるほど、本当に学校の皆さん、総出で作られたんですね。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうなんです。話もそうなんですが、絵というのは先ほど申した通りですね、PT会長にお願いをして、ほぼ1年間かけて出来上がったものでして、まさに職員のですね、共同作品の賜物、それが思いやりの山なんですね。
いせたまボイス
本当ですね。枚数としてはどのくらいの枚数あるんですか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうですね。10枚程度のですね、作品になるわけなんですけどね。
いせたまボイス
絵を描くだけでも大変ですからね。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうなんです。
いせたまボイス
ありがとうございます。この紙芝居を見た方にはどのようなことを感じてほしいですか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうですね。やはり身近な人たち、家族のことも含めてですね、その人たちに対する自分の振る舞い、自分の心を見つめ直す大きな一つの機会になればいいかなと。
その中から思いやりの心だとか、勇気を持つことの大切さにね、気がつき感じてほしいなって思っています。
いせたまボイス
ありがとうございます。この思いやりの山、読み聞かせがされていると聞きましたけれども、現在はどのような活動をされているのでしょうか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうですね。現在もそうなんですが、今までどんなことをしてきたのか、ちょっと紹介させていただきますと、やはり近隣の幼稚園、保育園、あるいはケアプラザ。
あるいは今日もね、ラジオ局に寄せていただいてますが、地元ラジオ局でのイベント、あるいは消防署との共同イベントとかですね、あるいは保護士会を主催するですね、社会を明るくする運動というのはね、あるんですけどもね。
そういった場所でですね、読み聞かせをやらせていただいたり、思いやりの活動をですね、紹介させていただきました。
現在、東京福祉大学で勤務させていただいてますので、やはり地域の中でのミニデイサービスですね、そうした会場とかですね、先日は大学のオープンキャンパスの授業で2回あったわけですけれども、来ていただいた高校生とか、あるいは保護者の方にですね、読み聞かせを行ったところです。
いせたまボイス
そうだったんですね。紙芝居を見る対象年齢というのは、本当に小さなお子さんからご高齢の方まで、年齢幅広く。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうなんですね。そのことに気がつかせていただいたのが、当時の自治会の会長さんたちが集まる機会だとか、ちょっとこの話をさせていただいたら、これはね、子どもだけの世界じゃないよと。
やっぱりその、共助というかね、共に助け合う精神をね、歌う。そういった心っていうのは大人もね、同じだなって。ぜひね、話をしてくれないかなということもあって、話すこともございました。
いせたまボイス
なるほど、どんどん子どもの幅も広がっていたということですね。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
そうなんですね。
いせたまボイス
わかりました。ありがとうございます。今日はこの紙芝居思いやりの山についてお話をお聞きしましたけれども、今後やってみたい活動や取り組みはありますか?
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
先ほどね、広がりがあったみたいな話をされたと思うんですが、実はこの思いやりの山というのはですね、紙芝居を作った後に、中学生の有志がですね、実は集まって歌を作ろうということで歌詞をつけてくれて、当時の音楽教員がですね、思いやりの山の歌を実は作ってくれたんです。
素敵ですね。
そういった中に、今回のコロナっていうね、本当にね、全世界人類のね、まさに未曾有のコロナ禍となったわけです。
そうした社会に対して差別とか偏見を許さない、人と人とが思いやることの大切さを発信できないかなと。
当時のラジオ局のですね、吉川雅子さんっていらっしゃるんですが、協力を得て動画となって、YouTubeで発信をしたんです。
ぜひ一人でもですね、多くの方々に見ていただければと思っておりますし、またそこからですね、新たな展開ができればいいかなと今願っております。
いせたまボイス
はい、楽しみにしています。
では今後予定されている読み聞かせやイベントなどありましたら教えてください。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
特に大きなイベントとはないんですけれども、少しでも機会があれば、読み聞かせ等をですね、させていただきたいなと本当に思っております。
いせたまボイス
ありがとうございます。さあ、ここまでたくさんのお話を伺ってまいりました。最後になりますが、ラジオの前の皆さんにメッセージをお願いします。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
はい、実はある地域のですね、連合会長さんから、この思いやりの山の動画を見てですね、感想をいただいたんですね。
いせたまボイス
ここで最後にですね、紹介させていただければいいかなと思います。よろしいでしょうか。
東京福祉大学特任教授 垣崎授二先生
何とも言えない温かみのある優しさが、心の底からこみ上げてくる気持ちになりました。
子どもたちや幅広い世代に励みや希望、勇気を与える作品だと思います。
政治など国内でも世界でも何かと対立を煽るような、そして批判の欧州や差別などが報道されており、残念な主張や行動が多すぎますね。
世界中の人々が思いやりの山の気持ちになって、安心して心豊かに暮らせるようになりたいものです。
ある連合会長さんの感想でした。この思いやりの山が、人と人の心を結ぶネットワークづくりの橋渡しになればと思っております。本日は大変にありがとうございました。
本日は東京福祉大学特任教授の垣崎授二さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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